JP4468601B2 - 電子カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、たとえばCCD2次元イメージセンサなどの半導体撮像素子により被写体像を撮影する電子カメラに係り、特に、シャッタを切る直前の画像を取り込むプリキャプチャ機能を適切に制御する電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、被写体像を撮像光学系により半導体撮像素子、たとえばCCD2次元イメージセンサ上に結像して電気信号に変換し、これにより得られた被写体像の画像データを半導体メモリや磁気ディスクのような記録媒体に記録する、いわゆる電子カメラが広く普及しつつある。
【0003】
また、最近の電子カメラの中には、たとえばレリーズボタンが半押しされている間、新しい順に所定数だけ蓄えるようにバッファを巡回利用しながら画像の撮影を繰り返し実行し、レリーズボタンが全押しされたときに、バッファに蓄えられた画像と全押しされた時の撮影画像とを記録媒体に記録する、いわゆるプリキャプチャ機能を有するものも存在する。
【0004】
このプリキャプチャ機能を利用すれば、ユーザは、シャッタチャンスを逃すことなく、所望の画像を容易に撮影することが可能となり、また、レリーズボタンが押下されている間、画像の撮影と記録媒体への記録とを繰り返し実行する、いわゆる連写機能とは異なり、有限な記録媒体に無駄な画像を必要以上に記録してしまうこともない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このプリキャプチャ機能を利用する際には、レリーズボタンが半押しされている間、1秒間に何枚の画像を撮影、つまりバッファリングするのかがユーザにより設定される。いわゆるプリチャプチャ速度の設定である。このレリーズボタンが半押しされている間のCCD2次元イメージセンサからの画像データの読み出しは、1秒間に15回のサイクルで実行されているため、1秒間に15枚を上限に、たとえば7.5枚、5枚、3枚などといった値が連写速度の選択肢が用意されており、ユーザは、これらの中から所望の枚数を選択する。
【0006】
そして、たとえば15枚が設定されている場合には、この15回の読み出しのすべてを採用しながら画像のバッファリングが行われる。また、7.5枚が設定されている場合には、この15回の読み出しの中の1/2、つまり2回に1回の割合で採用しながら画像のバッファリングが行われ、以下、同様に、5枚の場合は1/3、3枚の場合は1/5を採用しながら画像のバッファリングが行われることになる。
【0007】
しかしながら、通常、電子カメラでは、ユーザ自身が絞り値とシャッタ速度とを任意に設定したり、あるいは、その時の状況に応じて適正な露出が得られるように絞り値とシャッタ速度とを自動的に設定する等、様々な方法で所定の露出条件が設定されるようになっている。したがって、たとえば暗い被写体像を撮影するような場合に、必要とされるシャッタ速度が長くなり、撮影時間全体が1/15秒より長秒時となると、レリーズ全押し時の画像(本撮影画像)のみが適正露出で撮影され、レリーズ半押し時の画像(プリキャプチャ画像)はすべて不足した露出で撮影されてしまうなどといった事態が発生してしまっていた。
【0008】
この発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、シャッタを切る直前の画像を取り込むプリキャプチャ機能を適切に制御する電子カメラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、この発明の電子カメラは、プリキャプチャ機能が有効に設定されている場合であっても、たとえば周期的に実行される撮影の間隔よりも必要とされるシャッタ速度の方が長くなってしまうときには、このプリキャプチャ機能を自動的に解除するようにしたものであり、そのために、所定の操作に基づく撮影時に、その操作直前までの時間的に連続する予め設定された数のプリキャプチャ画像を本撮影画像とともに記録するプリキャプチャ機能を有する電子カメラにおいて、前記プリキャプチャ画像を得るための撮影動作を所定の間隔で繰り返し実行するプリ撮影手段と、撮影条件として設定されたシャッタ速度が前記プリ撮影手段により繰り返し実行される撮影動作の間隔よりも長秒時となるときに、前記プリキャプチャ機能を自動的に解除するプリキャプチャ制御手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
この発明の電子カメラにおいては、所定の露出条件を満たさない不完全な画像の撮影を行わないように制御するため、有限な記録媒体の無益な消費や無駄な動作を未然に防ぐことを可能にする。
【0011】
また、前記プリキャプチャ制御手段は、前記シャッタ速度が前記プリ撮影手段の撮影動作間隔よりも長秒時となるときであっても、前記プリ撮影手段により得られるプリキャプチャ画像の露出不足が予め定められた許容範囲内に収まるときには、前記プリキャプチャ機能を解除しないことを特徴とする。これにより、若干の露出不足が見られても、いわゆるシャッタチャンスを捉えるための撮影を取り敢えず実行する。さらに、前記許容範囲を設定する許容範囲設定手段を具備すれば、このプリキャプチャ機能の解除条件にユーザの意図を反映させることが可能となる。
【0012】
また、この発明の電子カメラは、プリキャプチャ機能が有効に設定されている場合であっても、ユーザが設定したプリキャプチャ連写速度の撮影間隔よりも必要とされるシャッタ速度の方が長くなってしまうときには、このプリキャプチャ機能を自動的に解除するようにしたものであり、そのために、所定の操作に基づく撮影時に、その操作直前までの時間的に連続する予め設定された数のプリキャプチャ画像を本撮影画像とともに記録するプリキャプチャ機能を有する電子カメラにおいて、前記プリキャプチャ画像の撮影間隔を設定するプリキャプチャ連写速度設定手段と、前記プリキャプチャ画像を得るための撮影動作を前記プリキャプチャ連写速度設定手段で設定された間隔で繰り返し実行するプリ撮影手段と、撮影条件として設定されたシャッタ速度が前記プリキャプチャ連写速度設定手段により設定された撮影間隔よりも長秒時となるときに、前記プリキャプチャ機能を自動的に解除するプリキャプチャ制御手段とを具備することを特徴とする。
【0013】
この発明の電子カメラにおいては、ユーザが設定したプリキャプチャ連写速度の撮影間隔では所定の露出条件を満たさない場合に、不完全な画像の撮影を行わないように制御するため、有限な記録媒体の無益な消費や無駄な動作を未然に防ぐことを可能にする。
【0014】
また、前記プリキャプチャ制御手段は、前記シャッタ速度が前記プリキャプチャ連写速度設定手段により設定された撮影間隔よりも長秒時となるときであっても、前記プリ撮影手段により得られるプリキャプチャ画像の露出不足が予め定められた許容範囲内に収まるときには、前記プリキャプチャ機能を解除しないことを特徴とする。これにより、若干の露出不足が見られても、いわゆるシャッタチャンスを捉えるための撮影を取り敢えず実行する。さらに、前記許容範囲を設定する許容範囲設定手段を具備すれば、このプリキャプチャ機能の解除条件にユーザの意図を反映させることが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
【0025】
(第1実施形態)
まず、この発明の第1実施形態を説明する。
【0026】
図1は、この第1実施形態に係る電子カメラの外観を示す図である。
【0027】
図1に示すように、この電子カメラは、大きく分けて、カメラ本体1とレンズ鏡筒2とからなる。カメラ本体1には、電子ビューファインダ(EVF)3やポップアップタイプのストロボ4のほか、操作部としてレリーズボタン5、メニューボタン6、十字ボタン7およびOKボタン8などが設けられ、さらに表示部としてカラー液晶ディスプレイ(LCD)9が設けられている。
【0028】
次に、図2を用いてこの電子カメラの内部の詳細な構成を説明する。
【0029】
図2において、レンズ鏡筒2に設けられたレンズ11を通過する被写体光は、絞り12およびシャッタ13により光量が制御される。絞り12は、通過する被写体光量を内部の複数枚の羽根の位置に応じて機械的に制限するものであり、また、シャッタ13は、被写体光を通過または遮断すべく羽根の位置で開閉するものである。
【0030】
このレンズ11、絞り12およびシャッタ13を通過した被写体光は、カメラ本体1内に導かれ、カラー半導体撮像素子であるCCD2次元カラーイメージセンサ(以下、単にCCDという)14に入射して、CCD14の撮像面上に被写体像を結像する。
【0031】
CCD14は、光電変換を行なう複数の画素を2次元のマトリクス状に配列して撮像面を構成し、さらに撮像面にカラーフィルタを配置したものであり、撮像面に結像された被写体像に対応した信号電荷を蓄積する。このCCD14には撮像回路15が付属しており、この撮像回路15によって、露光、読み出し、素子シャッタ、ゲイン調整、電力供給等が制御される。また、CCD14からの出力は、A/D変換器16によりデジタル信号に変換された後、画像処理部17に導かれ、ISO感度設定、オートホワイトバランス、輝度/色信号生成およびガンマ処理などが施されることにより、所定フォーマットのカラー画像信号が生成される。
【0032】
この画像処理部17によって生成されたカラー画像信号は、たとえばDRAMからなるバッファメモリ18に一時的に記憶される。そして、プリキャプチャ機能を用いた撮影時には、このバッファメモリ18に新しい順に所定数のカラー画像信号が蓄えられるように巡回利用しながらバッファリングが行われる。
【0033】
また、このバッファメモリ18には、圧縮伸長部19が接続される。この圧縮伸長部19は、バッファメモリ18に記憶された画像信号を読み出して圧縮(符号化)処理を行なうことにより、記録媒体20への記録に適した形態とするための圧縮処理部と、記録媒体20に記録された画像データを読み出して伸長(復号化)処理を行なう伸長処理部とからなる。この圧縮処理の方式としては、たとえばJPEG方式が用いられるが、これに限られるものではない。再生時は、伸長処理された画像信号がバッファメモリ18に一時記憶され、液晶制御部21を経てカラー液晶ディスプレイ(LCD)9で適宜表示される。なお、記録媒体20は、たとえばカード型フラッシュメモリのような半導体メモリにより構成されたメモリカードが一般的に使用されるが、これに限られるものではなく、たとえばハードディスクやフロッピーディスクのような磁気記録媒体等、種々の形態のものを使用できる。
【0034】
また、この電子カメラは、カラー液晶ディスプレイ(LCD)9とは別に、覗き込み型の電子ビューファインダ(EVF)3が設けられており、A/D変換器16からの出力に対して、ファインダ画像生成部22にてnフレーム/秒の動画処理が行われ、スルー画像として液晶制御部23を介して電子ビューファインダ(EVF)3から、または液晶制御部21を介してカラー液晶ディスプレイ(LCD)9から表示される。
【0035】
また、A/D変換器16からの出力は、AE(自動露出)処理部24およびAF(自動焦点調整)処理部25にも画像信号として入力される。
【0036】
AE処理部24では、A/D変換器16より出力されるデジタル化された画素信号を受け、各画素からの画素信号の累積加算を主体とする演算処理を行ない、この累積加算値に基づき被写体の明るさに応じたAE評価値を求める。
【0037】
AF処理部25では、A/D変換器16より出力されるデジタル化された画素信号を受け、たとえば1画面分の画素信号の高周波成分をハイパスフィルタにより抽出し、これに対して累積加算等の演算処理を行なうことによって高域側の輪郭成分量に対応するAF評価値を算出する。
【0038】
また、ストロボ4は、被写体を照明するための光源であり、ストロボ制御回路26によってストロボ4の発光量が制御される。ストロボ制御回路26は、所定量の電荷を蓄積可能なストロボ用コンデンサを備え、このストロボ用コンデンサを充放電させてストロボ4を駆動する。
【0039】
以上の各部の動作は、すべてシステムコントローラ27によりその制御が司られるが、このシステムコントローラ27は、AE処理部24およびAF処理部25の処理結果と操作部30からの指令に基づいて各部を制御するものであり、CPUを用いて構成される。
【0040】
つまり、システムコントローラ27は、AE処理部24で得られたAE評価値に基づき、絞り12を制御することで光量を制御したり、撮像回路15を介してCCD14の電荷蓄積時間を制御することにより、自動露出(AE)処理を行ない、また、AF処理部25で得られたAF評価値に基づき、レンズ11を光軸方向に移動させて自動焦点調整(AF)処理を行なう。
【0041】
操作部30は、ユーザによる操作に基づいて各種の動作を行なわせるための指令信号を発生してシステムコントローラ27に伝達する。具体的には、操作部30には撮影指示のためのスイッチとして、第1段レリーズスイッチ31と第2段レリーズスイッチ32とが設けられている。
【0042】
第1段レリーズスイッチ31は、画像の撮像動作に先立って行なう予備動作であるAE処理およびAF処理を開始させる指令信号を発生させる。第2段レリーズスイッチ32は、第1段レリーズスイッチ41により発生される指令信号を受けて画像の実際の撮像動作を開始させる指令信号を発生させる。そして、この電子カメラが備えるプリキャプチャ機能は、この第1段レリーズスイッチ31のオンで撮影画像のバッファリングを開始し、第2段レリーズスイッチ32のオンで画像の本撮影を実行するとともに、所定数のプリキャプチャ画像と本撮影画像とからなる一連の画像の記録を開始する。
【0043】
さらに、操作部30には、この電子カメラの各種撮影条件等を設定するためのメニュースイッチ33、十字スイッチ34およびOKスイッチ35などが設けられている。このメニュースイッチ33、十字スイッチ34およびOKスイッチ35により設定される各種撮影条件のうち、プリキャプチャ機能に関わる撮影条件としては、1秒間に何枚の画像を撮影するのかを示すプリキャプチャ連写速度と、プリキャプチャ画像を何枚記録するのかを示すプリキャプチャ枚数と、絞り値およびシャッタ速度を決定するための露出条件とが存在する。この露出条件は、ユーザ自身が絞り値およびシャッタ速度の両方を設定することも可能であり、また、いずれか一方のみを設定し、かつ、その設定で適正露出が得られるように他方を自動調整させることも可能である。さらに、この両方をその時の状況に応じて自動調整させることも可能である。
【0044】
図1との対応を説明すると、第1段レリーズスイッチ31および第2段レリーズスイッチ32は、レリーズボタン5の押下によりオン状態となるスイッチであり、レリーズボタン5を半押し状態にすると、第1段レリーズスイッチ31のみがオンとなって画像の撮影準備が指示され、システムコントローラ27による制御で撮影動作に先立つ予備動作であるAE処理およびAF処理が開始される。そして、プリキャプチャ機能作動時には、プリキャプチャ画像のバッファリングも開始される。
【0045】
また、レリーズボタン5を全押し状態にすると、第2段レリーズスイッチ32もオンとなって画像の撮影記録が指示され、システムコントローラ27による制御で画像が撮影され、記録媒体20に記録される。このとき、プリキャプチャ機能が作動していれば、バッファリングされていたプリキャプチャ画像も併せて記録されることになる。
【0046】
メニュースイッチ33は、メニューボタン6の押下によりオン状態となるスイッチであり、このメニュースイッチ33がオンとなってメニューの表示が指示され、システムコントローラ27による制御でメニューがカラー液晶ディスプレイ(LCD)9に表示される。また、十字スイッチ34は、十字キー7の押下によりオン状態となるスイッチであり、この十字スイッチがオンとなってメニュー上のいずれかの項目の選択が指示され、システムコントローラ27による制御でその項目の設定に移行する。そして、OKスイッチ35は、OKボタン8の押下によりオン状態となるスイッチであり、このOKスイッチ35がオンとなって設定の適用が指示され、システムコントローラ27による制御でその項目の設定が保持されてメニューから通常画面に復帰する。
【0047】
また、システムコントローラ27は、前述した各種の制御のほか、シャッタを切る直前の画像を取り込むプリキャプチャ機能を適切に制御するといった、この発明に特有のプリキャプチャ制御を有する。以下、このプリキャプチャ制御について詳細に説明する。
【0048】
この電子カメラでは、1秒間に15回の間隔でCCD読み出しが実行され、また、プリキャプチャ連写速度としては、1秒間に15枚を上限に、7.5枚、5枚または3枚のいずれかが設定可能である。そして、ここでは、プリキャプチャ速度が1秒間に5枚、プリキャプチャ枚数も5枚と設定されたと想定する。つまり、1/15秒ごとに得られる画素信号を3回に1回の割合で取り込みながらプリキャプチャ画像の撮影を行っていき、かつ、新しい順に少なくとも5枚以上のプリキャプチャ画像をバッファリングするように設定されていることになる。
【0049】
図3および図4を参照して、この設定でプリキャプチャ機能を用いた撮影を行った場合の動作をより具体的に説明すると、図3に示すように、レリーズ半押し中は、1/15秒間隔でCCD露光を繰り返し実行し、また、このうちの3回に1回、つまり1/5秒間隔でプリキャプチャ画像の撮影およびバッファリングを繰り返し実行する。そして、レリーズ全押し時に、このバッファリングした新しい順に5枚のプリキャプチャ画像とその時点での本撮影画像とを一連の画像として記録する。これにより、図4に示すように、たとえば走行中の車両を撮影した場合には、本撮影画像を最終画像とし、かつ、そこから時間的に5枚分溯ったプリキャプチャ画像を先頭画像とした6枚の連写画像が記録されることになり、車両全体がフレーム内に収まった3枚目の画像を逃さず得られることとなる。
【0050】
ここで、たとえば暗い被写体を撮影する場合など、ユーザ自身が設定した、あるいは自動設定されたシャッタ速度が1/15秒よりも長くなってしまった場合を考える。つまり、図5に示すように、レリーズ半押し中の撮影の間隔の時間と比較して、設定された露出条件で必要とされる露出時間(シャッタ速度)の方が長くなってしまった場合である。
【0051】
このとき、システムコントローラ27は、たとえば図6に示す手順でプリキャプチャ制御を実行する。図6は、システムコントローラ27が実行する第1のプリキャプチャ制御の動作手順を説明するためのフローチャートである。
【0052】
システムコントローラ27は、プリキャプチャ機能が有効に設定された状態で撮影を行う場合、まず、設定された露出条件で必要とされる露出時間(シャッタ速度)がCCD露光の間隔よりも長くなっていないかを調べ(ステップA1)、長くなっていれば(ステップA1のYES)、このプリキャプチャ機能を自動的に解除した上で、必要な露出時間で1回の撮影を実行する(ステップA2)。一方、長くなっていなければ(ステップA1のNO)、通常通り、そのままプリキャプチャ機能を用いて撮影を実行する(ステップA3)。
【0053】
なお、システムコントローラ27は、プリキャプチャ機能が設定されると、その時点で、カラー液晶ディスプレイ(LCD)9上に、プリキャプチャ機能の設定を表すマークを白色で表示する。そして、前述のようにプリキャプチャ機能を自動的に解除した場合には、このマークを白色から赤色に変更することにより、その旨をユーザに告示する。
【0054】
これにより、露出条件を満たさない不完全な画像の撮影は禁止され、記録媒体20の無益な消費や無駄な動作が未然に防止されることになる。
【0055】
次に、図7を参照して、システムコントローラ27が実行する第1のプリキャプチャ制御の動作手順を説明する。
【0056】
システムコントローラ27は、プリキャプチャ機能が有効に設定された状態で撮影を行う場合、まず、設定された露出条件で必要とされる露光時間(シャッタ速度)がCCD露光の間隔よりも長くなっていないかを調べ(ステップB1)、長くなっていれば(ステップB1のYES)、続いて、プリキャプチャ機能を用いた撮影を強行した場合のプリキャプチャ画像の露出不足が予め定められた許容範囲(たとえば−1EV値)内かどうかを調べる(ステップB2)。そして、許容範囲外であれば(ステップB2のNO)、このプリキャプチャ機能を自動的に解除した上で撮影を実行する(ステップB3)。
【0057】
一方、設定された露出条件で必要とされる露光時間(シャッタ速度)がCCD読み出しの間隔よりも長くなっていないか(ステップB1のNO)、または長くなってはいるが露出不足が予め定められた許容範囲内である場合(ステップB1のYES,ステップB2のYES)、通常通り、そのままプリキャプチャ機能を用いて撮影を実行する(ステップB4)。
【0058】
これにより、第1のプリキャプチャ制御と異なり、若干の露出不足が見られても、いわゆるシャッタチャンスを捉えるための撮影が取り敢えず実行されることになる。
【0059】
なお、このプリキャプチャの解除条件にユーザの意図を反映させるため、露出不足の許容範囲を十字キー7およびOKボタン8の押下によって任意に設定できるようにしても良い。
【0060】
次に、この電子カメラがレリーズ半押し時に実行される周期的な撮影間隔を自在に変更可能に構成されている場合を考える。つまり、プリキャプチャ速度として1秒間に15枚が設定されている場合を除き、必要に応じて、撮影の間隔を1/15秒よりも長くすることができる場合である。
【0061】
この場合、システムコントローラ27は、設定された露出条件で必要とされる露出時間(シャッタ速度)がユーザが設定したプリキャプチャ連写速度の撮影間隔よりも長くなっていないかを調べ、図8に示すように、ユーザが設定したプリキャプチャ連写速度の撮影間隔よりも設定された露出条件で必要とされるシャッタ速度の方が長くなってしまった場合に、たとえば図9に示す手順でプリキャプチャ制御を実行する。図9は、この電子カメラがレリーズ半押し時に実行される周期的な撮影間隔を変更可能に構成されている場合のシステムコントローラ27が実行する第1のプリキャプチャ制御の動作手順を説明するためのフローチャートである。
【0062】
システムコントローラ27は、プリキャプチャ機能が有効に設定された状態で撮影を行う場合、まず、設定された露出条件で必要とされる露出時間(シャッタ速度)が設定されたプリキャプチャ連写速度の撮影間隔よりも長くなっていないかを調べ(ステップC1)、長くなっていれば(ステップC1のYES)、このプリキャプチャ機能を自動的に解除した上で撮影を実行する(ステップC2)。一方、長くなっていなければ(ステップC1のNO)、通常通り、そのままプリキャプチャ機能を用いて撮影を実行する(ステップC3)。
【0063】
これにより、前述と同様、露出条件を満たさない不完全な画像の撮影は禁止され、記録媒体20の無益な消費や無駄な動作が未然に防止されることになる。
【0064】
次に、図10を参照して、この電子カメラがレリーズ半押し時に実行される周期的な撮影の間隔を自在に変更可能に構成されている場合のシステムコントローラ27が実行する第2のプリキャプチャ制御の動作手順を説明する。
【0065】
システムコントローラ27は、プリキャプチャ機能が有効に設定された状態で撮影を行う場合、まず、設定された露出条件で必要とされる露出時間(シャッタ速度)が設定されたプリキャプチャ連写速度の撮影間隔よりも長くなっていないかを調べ(ステップD1)、長くなっていれば(ステップD1のYES)、続いて、この撮影間隔で強行した場合のプリキャプチャ画像の露出不足が予め定められた許容範囲(たとえば−1EV値)内かどうかを調べる(ステップD2)。そして、許容範囲外であれば(ステップD2のNO)、このプリキャプチャ機能を自動的に解除した上で、必要な露出時間で1回の撮影を実行する(ステップD3)。
【0066】
一方、設定された露出条件で必要とされるシャッタ速度が設定されたプリキャプチャ連写速度の撮影間隔よりも長くなっていないか(ステップD1のNO)、または長くなってはいるが露出不足が予め定められた許容範囲内である場合(ステップD1のYES,ステップD2のYES)、通常通り、そのままプリキャプチャ機能を用いて撮影を実行する(ステップD4)。
【0067】
これにより、第1のプリキャプチャ制御と異なり、若干の露出不足が見られても、いわゆるシャッタチャンスを捉えるための撮影が取り敢えず実行されることになる。
【0068】
なお、前述と同様、このプリキャプチャの解除条件にユーザの意図を反映させるため、露出不足の許容範囲を十字キー7およびOKボタン8の押下によって任意に設定できるようにしても良い。
【0069】
次に、図11および図12を参照して、この電子カメラがレリーズ半押し時に実行される周期的な撮影の間隔を自在に変更可能に構成されている場合のシステムコントローラ27が実行する第3のプリキャプチャ制御の動作手順を説明する。
【0070】
この第3のプリキャプチャ制御と前述した第1および第2のプリキャプチャ制御との違いは、第1および第2のプリキャプチャ制御がプリキャプチャ連写速度優先で実行されるのに対し、露出条件優先で実行される点にある。
【0071】
たとえば図11に示すように、設定されたプリキャプチャ連写速度の撮影間隔と比較して、設定された露出条件で必要とされる露出時間(シャッタ速度)の方が長くなってしまった場合に、その時間が予め定められた許容範囲内であるならば、その撮影間隔を強制的に延長して撮影動作を実行する。
【0072】
図12は、システムコントローラ27が実行する第3のプリキャプチャ制御の動作手順を説明するためのフローチャートである。
【0073】
システムコントローラ27は、プリキャプチャ機能が有効に設定された状態で撮影を行う場合、まず、設定された露出条件で必要とされる露出時間(シャッタ速度)が設定されたプリキャプチャ連写速度の撮影間隔よりも長くなっていないかを調べ(ステップE1)、長くなっていれば(ステップE1のYES)、続いて、露出条件を満たすべく撮影間隔を変更した場合に、その変更後の撮影間隔が予め定められた許容範囲(たとえば2倍)内に収まるかどうかを調べる(ステップE2)。そして、許容範囲外であれば(ステップE2のNO)、このプリキャプチャ機能を自動的に解除した上で撮影を実行し(ステップE3)、また、許容範囲内であれば(ステップE2のNO)、撮影間隔を強制的に変更した上で、プリキャプチャ機能を用いた撮影を実行する(ステップE4)。
【0074】
一方、設定された露出条件で必要とされる露出時間(シャッタ速度)が設定されたプリキャプチャ連写速度の撮影間隔よりも長くなっていない場合(ステップE1のNO)、通常通り、撮影間隔の変更を行わずに、そのままプリキャプチャ機能を用いて撮影を実行する(ステップE5)。
【0075】
なお、システムコントローラ27は、プリキャプチャ機能が設定されると、その時点で、カラー液晶ディスプレイ(LCD)9上に、プリキャプチャ機能の設定を表すマークを白色で表示する。そして、前述のように撮影間隔を強制的に変更した場合には、このマークを白色から赤色に変更することにより、その旨をユーザに告示する。
【0076】
これにより、ユーザの設定とは異なる間隔で画像の撮影が行われる場合が生じる反面、適正露出での画像の撮影を保証し、また、許容範囲内か否かでプリキャプチャ機能の作動有無を制御することにより、プリキャプチャ機能としての意味をなさない無駄な動作を未然に防ぐことになる。
【0077】
なお、このプリキャプチャの解除条件にユーザの意図を反映させるため、プリキャプチャ連写速度の延長幅の許容範囲を十字キー7およびOKボタン8の押下によって任意に設定できるようにしても良い。
【0078】
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態について説明する。なお、この第2実施形態の電子カメラの外観および内部の機器構成は、図1および図2に示した前述の第1実施形態の電子カメラと同じであるため、ここではその説明を省略する。
【0079】
そして、この第2実施形態の電子カメラの特徴は、本撮影用に設定された露出条件下で撮影されるプリキャプチャ画像が適切な露出を得られないときに、ISO感度、シャッタ速度、絞り値などを適切な手順で変更する点にあり、以下、この点について詳細に説明する。
【0080】
この制御を実現するために、システムコントローラ27は、たとえば図13に示すようなテーブルを保持する。このテーブルは、絞り値およびシャッタ速度をその時の状況に応じて自動調整させる、いわゆるオートモード設定時におけるプリキャプチャ画像の露出不足をどのように解消するかを示すテーブルである。より具体的に説明すると、システムコントローラ27は、絞り値およびシャッタ速度がそれぞれ開放(2.0)とプリキャプチャ撮影時の最長(1/15秒)とに自動調整され、かつ、この撮影条件下で撮影されるプリキャプチャ画像の明るさがしきい値(1)を下回ってしまうときに、その明るさに応じて、ISO感度を通常時の固定値である100から段階的に高めていく。また、この図13に示すテーブルは、上段から下段に暗くなる方向を表している。
【0081】
ここで、図14を参照しながら、このときのシステムコントローラ27の動作手順を説明する。
【0082】
システムコントローラ27は、その時の状況に応じて露出条件を自動設定すると(ステップF1)、まず、絞り値が開放であって、かつ、シャッタ速度がプリキャプチャ撮影時の最長かどうかを判定する(ステップF2)。ここで、開放かつ最長であれば(ステップF2のYES)、システムコントローラ27は、今度は、その撮影条件下で撮影されるプリキャプチャ画像の明るさが許容される範囲にあるかどうかを判定する(ステップF3)。
【0083】
そして、明るさが許容される範囲になければ、つまり露出不足であれば(ステップF3のNO)、システムコントローラ27は、その明るさ、つまり露出不足の度合いに応じてISO感度を変更し(ステップF4)、プリキャプチャ撮影を実行する(ステップF5)。
【0084】
なお、システムコントローラ27は、プリキャプチャ機能が設定されると、その時点で、カラー液晶ディスプレイ(LCD)9上に、プリキャプチャ機能の設定を表すマークを白色で表示する。そして、前述のようにISO感度を自動的に変更した場合には、このマークを白色から赤色に変更することにより、その旨をユーザに告示する。
【0085】
また、この変更は、プリキャプチャ撮影についてのみ行うものであり、システムコントローラ27は、この変更を行った後、本撮影を行う時には、それ以前に自動設定した露出条件を復帰させる。
【0086】
これにより、この電子カメラは、本撮影用に設定される露出条件では適正な明るさのプリキャプチャ画像を得られない場合に、ISO感度を強制的に変更することによって、適正露出での画像の撮影を保証することを可能とする。
【0087】
次に、ユーザが絞り値のみを設定し、その設定で適正露出が得られるようにシャッタ速度を自動調整させる、いわゆる絞り優先モード設定時におけるプリキャプチャ画像の露出不足を解消する場合の動作原理を説明する。
【0088】
図15は、露出不足が大きくなる、つまり暗くなるにしたがって、シャッタ速度、ISO感度および絞り値の順に変更を行うことにより、その露出不足を解消する場合の動作原理を説明するための図である。
【0089】
いま、絞り優先モードにおいて絞り値が5.6に設定されたと想定する。この場合、システムコントローラ27は、暗くなるにしたがって、つまり図15のテーブルの上段から下段に向かうにしたがって、まず、シャッタ速度を変更して露出時間を長くする。このシャッタ速度がプリキャプチャ撮影の最長である1/15秒に達すると、システムコントローラ27は、今度は、ISO感度を高感度に変更していく。そして、このISO感度も最高感度の800に達すると、システムコントローラ27は、最後に、絞り値を開放(2)の方向に変更していく。
【0090】
また、図16は、ISO感度は固定で、シャッタ速度および絞り値の順に変更を行うことにより、その露出不足を解消する場合の動作原理を説明するための図である。
【0091】
この場合、システムコントローラ27は、シャッタ速度がプリキャプチャ撮影の最長である1/15秒に達しても、ISO感度を変更することは行わず、即座に絞り値を開放(2)の方向に変更していく。
【0092】
この図15および図16に示したいずれの原理でプリキャプチャ撮影における露出条件を変更制御するのかは、たとえばメニュースイッチ33、十字スイッチ34およびOKスイッチ35をユーザに操作させて設定すれば良い。
【0093】
ここで、図17を参照しながら、このときのシステムコントローラ27の動作手順を説明する。
【0094】
システムコントローラ27は、ユーザが指定した絞り値に基づいて露出条件を自動設定すると(ステップG1)、まず、シャッタ速度がプリキャプチャ撮影時の最長かどうかを判定する(ステップG2)。ここで、最長であれば(ステップG2のYES)、システムコントローラ27は、その撮影条件下で撮影されるプリキャプチャ画像の明るさが許容される範囲にあるかどうかを判定する(ステップG3)。
【0095】
明るさが許容される範囲になければ、つまり露出不足であれば(ステップG3のNO)、システムコントローラ27は、今度は、その明るさ、つまり露出不足の度合いに応じてISO感度を変更する(ステップG4)。また、このISO感度が最高感度にまで達すると(ステップG5のYES)、その撮影条件下で撮影されるプリキャプチャ画像の明るさが許容される範囲にあるかどうかを再度判定する(ステップG6)。そして、明るさが許容される範囲になければ、つまり露出不足であれば(ステップG6のNO)、最後に、ユーザが指定した絞り値を開放の方向に変更し(ステップG7)、プリキャプチャ撮影を実行する(ステップF8)。
【0096】
なお、ISO感度を固定する場合には、前述した処理のうち、ステップG4〜ステップG6の処理を省略する。
【0097】
また、この変更は、プリキャプチャ撮影についてのみ行うものであり、システムコントローラ27は、この変更を行った後、本撮影を行う時には、それ以前に絞り優先で自動設定した露出条件を復帰させる。
【0098】
これにより、この電子カメラは、本撮影用に設定される露出条件では適正な明るさのプリキャプチャ画像を得られない場合に、シャッタ速度、ISO感度および絞り値を適切な手順で変更しつつ、適正露出での画像の撮影を保証することを可能とする。
【0099】
【発明の効果】
以上、詳述したように、この発明によれば、プリキャプチャ機能が有効に設定されている場合であっても、たとえば周期的に実行される撮影の間隔よりも必要とされるシャッタ速度の方が長くなってしまうときには、このプリキャプチャ機能を自動的に解除し、所定の露出条件を満たさない不完全な画像の撮影を行わないように制御するため、有限な記録媒体の無益な消費や無駄な動作を未然に防ぐことを可能にする。
【0100】
また、各画像が所定の露出条件を許容範囲を越えて満たさないときに、このプリキャプチャ機能を自動的に解除するようにすれば、若干の露出不足が見られても、いわゆるシャッタチャンスを捉えるための撮影を取り敢えず実行させることができ、さらに、この許容範囲を任意に設定できるようにすれば、このプリキャプチャ機能の解除条件にユーザの意図を反映させることが可能となる。
【0101】
また、この発明によれば、たとえば周期的に実行される撮影の間隔を自在に変更な場合に、プリキャプチャ機能が有効に設定されている場合であっても、ユーザが設定したプリキャプチャ連写速度の撮影間隔よりも必要とされるシャッタ速度の方が長くなってしまうときには、このプリキャプチャ機能を自動的に解除するようにしたことから、所定の露出条件を満たさない不完全な画像の撮影を行わないように制御されるため、有限な記録媒体の無益な消費や無駄な動作を未然に防ぐことを可能とする。
【0102】
また、各画像が所定の露出条件を許容範囲を越えて満たさないときに、このプリキャプチャ機能を自動的に解除するようにすれば、若干の露出不足が見られても、いわゆるシャッタチャンスを捉えるための撮影を取り敢えず実行させることができ、さらに、この許容範囲を任意に設定できるようにすれば、このプリキャプチャ機能の解除条件にユーザの意図を反映させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る電子カメラの外観を示す図。
【図2】同第1実施形態の電子カメラの内部の詳細な構成を説明するための図。
【図3】プリキャプチャ機能を用いた撮影を行った場合の通常時の動作をより具体的に説明するための第1の図。
【図4】プリキャプチャ機能を用いた撮影を行った場合の通常時の動作をより具体的に説明するための第2の図。
【図5】シャッタ速度が撮影間隔よりも長くなってしまった状況を示すための図。
【図6】同第1実施形態の電子カメラのシステムコントローラが実行する第1のプリキャプチャ制御の動作手順を説明するためのフローチャート。
【図7】同第1実施形態の電子カメラのシステムコントローラが実行する第2のプリキャプチャ制御の動作手順を説明するためのフローチャート。
【図8】同第1実施形態の電子カメラがレリーズ半押し時に実行される周期的な撮影の間隔を自在に変更可能に構成されている場合であって、シャッタ速度がこの撮影間隔よりも長くなってしまった状況を示すための図。
【図9】同第1実施形態のレリーズ半押し時に実行される周期的な撮影の間隔を自在に変更可能に構成された電子カメラのシステムコントローラが実行する第1のプリキャプチャ制御の動作手順を説明するためのフローチャート。
【図10】同第1実施形態のレリーズ半押し時に実行される周期的な撮影の間隔を自在に変更可能に構成された電子カメラのシステムコントローラが実行する第2のプリキャプチャ制御の動作手順を説明するためのフローチャート。
【図11】同第1実施形態の電子カメラがレリーズ半押し時に実行される周期的な撮影の間隔を自在に変更可能に構成されている場合であって、シャッタ速度がこの撮影間隔よりも長くなってしまった場合の撮影動作示すための図。
【図12】同第1実施形態のレリーズ半押し時に実行される周期的な撮影の間隔を自在に変更可能に構成された電子カメラのシステムコントローラが実行する第3のプリキャプチャ制御の動作手順を説明するためのフローチャート。
【図13】同第2実施形態の電子カメラのシステムコントローラが保持する、オートモード設定時におけるプレキャプチャ画像の露出不足をどのように解消するかを示すテーブルの内容を表す図。
【図14】同第2実施形態のシステムコントローラの動作手順を説明するための第1のフローチャート。
【図15】同第2実施形態の電子カメラが露出不足を解消する場合の動作原理を説明するための第1の図。
【図16】同第2実施形態の電子カメラが露出不足を解消する場合の動作原理を説明するための第2の図。
【図17】同第2実施形態のシステムコントローラの動作手順を説明するための第2のフローチャート。
【符号の説明】
1…カメラ本体
2…レンズ鏡筒
3…電子ビューファインダ(EVF)
4…ストロボ
5…レリーズボタン
6…メニューボタン
7…十字ボタン
8…OKボタン
9…カラー液晶ディスプレイ(LCD)
11…レンズ
12…絞り
13…シャッタ
14…CCD2次元カラーイメージセンサ(CCD)
15…撮像回路
16…A/D変換器
17…画像処理部
18…バッファメモリ
19…圧縮伸長部
20…記録媒体
21…液晶制御部
22…ファインダ画像生成部
23…液晶制御部
24…AE処理部
25…AF処理部
26…ストロボ制御回路
27…システムコントローラ
30…操作部
31…第1レリーズスイッチ
32…第2レリーズスイッチ
33…メニュースイッチ
34…十字スイッチ
35…OKスイッチ

Claims (6)

  1. 所定の操作に基づく撮影時に、その操作直前までの時間的に連続するプリキャプチャ画像を本撮影画像とともに記録するプリキャプチャ機能を有する電子カメラにおいて、
    前記プリキャプチャ画像を得るための撮影動作を所定の間隔で繰り返し実行するプリ撮影手段と、
    撮影条件として設定されたシャッタ速度が前記プリ撮影手段により繰り返し実行される撮影動作の間隔よりも長秒時となるときに、前記プリキャプチャ機能を自動的に解除するプリキャプチャ制御手段と
    を具備することを特徴とする電子カメラ。
  2. 前記プリキャプチャ制御手段は、前記シャッタ速度が前記プリ撮影手段の撮影動作間隔よりも長秒時となるときであっても、前記プリ撮影手段により得られるプリキャプチャ画像の露出不足が予め定められた許容範囲内に収まるときには、前記プリキャプチャ機能を解除しないことを特徴とする請求項1記載の電子カメラ。
  3. 前記許容範囲を設定する許容範囲設定手段を具備することを特徴とする請求項2記載の電子カメラ。
  4. 所定の操作に基づく撮影時に、その操作直前までの時間的に連続するプリキャプチャ画像を本撮影画像とともに記録するプリキャプチャ機能を有する電子カメラにおいて、
    前記プリキャプチャ画像の撮影間隔を設定するプリキャプチャ連写速度設定手段と、
    前記プリキャプチャ画像を得るための撮影動作を前記プリキャプチャ連写速度設定手段で設定された間隔で繰り返し実行するプリ撮影手段と、
    撮影条件として設定されたシャッタ速度が前記プリキャプチャ連写速度設定手段により設定された撮影間隔よりも長秒時となるときに、前記プリキャプチャ機能を自動的に解除するプリキャプチャ制御手段と
    を具備することを特徴とする電子カメラ。
  5. 前記プリキャプチャ制御手段は、前記シャッタ速度が前記プリキャプチャ連写速度設定手段により設定された撮影間隔よりも長秒時となるときであっても、前記プリ撮影手段により得られるプリキャプチャ画像の露出不足が予め定められた許容範囲内に収まるときには、前記プリキャプチャ機能を解除しないことを特徴とする請求項4記載の電子カメラ。
  6. 前記許容範囲を設定する許容範囲設定手段を具備することを特徴とする請求項5記載の電子カメラ。
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