JP2002058139A - ケーブルや配線などの挿通穴の保護カバー - Google Patents

ケーブルや配線などの挿通穴の保護カバー

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JP2002058139A
JP2002058139A JP2000237003A JP2000237003A JP2002058139A JP 2002058139 A JP2002058139 A JP 2002058139A JP 2000237003 A JP2000237003 A JP 2000237003A JP 2000237003 A JP2000237003 A JP 2000237003A JP 2002058139 A JP2002058139 A JP 2002058139A
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hole
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JP2000237003A
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English (en)
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Junichi Matsubara
純一 松原
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Original Assignee
Nifco Inc
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルなどの挿通穴に対し保護カバーを、
この挿通穴がバーリング加工により形成されている場合
を含め、適切かつ安定的に掛合させる。 【解決手段】 挿通穴Hへの差込部10と差込部10を
差し込みきった位置で挿通穴Hの穴縁を巡る面に突き当
たる頭部11とを備える外環体1と、外環体1にはめ込
まれる両端を開放させた内筒体2とを備えている。外環
体1への内筒体2のはめ込み終了位置Mにおいて内筒体
2の外面に押圧されて外環体1の差込部10が外向きに
撓み出される構成としてある。内筒体2のはめ込み終了
位置Mにおいて、外環体1内からの内筒体2の抜け出し
を阻止するように、外環体1の差込部10の先端10a
に掛合する第一の掛合部21と、外環体1の頭部11側
に形成された被掛合部11gに掛合する第二の掛合部2
2とが、内筒体2に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ケーブルや配線
などの挿通穴にはめ付けられて、この挿通穴に挿通され
るケーブルなどを当該挿通穴の穴縁に直接接触させない
ようにする保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】パネルに開設した穴にはめ付けられて、
この穴の穴縁をカバーするエッジカバーとして、実用新
案公報所載の実公平4−43306公報の第8図ないし
第10図に示される構造を備えたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、かかる従来
のエッジカバーにあっては、一方の筒端に鍔を備えた筒
部の他方の筒端側に、この筒部を前記穴に当該他方の筒
端側から差し入れることに伴って当該穴の差し入れ先側
にある穴縁に弾性的に係合される係合凸部を単純に有す
るに留まるものであったため、かかる穴がバーリング加
工によって形成されており、しかも、その逆パンチとな
る側から前記筒部を差し入れる必要がある場合、かかる
穴のパンチ側のアール状となる穴縁に適切に前記係合凸
部を係合させ難い不都合を有していた。
【0004】こうしたことから、本出願人は、前記穴に
差し込まれる外環体と、このように穴に差し込まれた外
環体内にさらにはめ込まれる内筒体とからなり、この内
筒体のはめ込みにより外環体の少なくとも一部を外向き
に撓み出させて当該外環体を前記穴に掛合させることに
より、かかる穴をカバーする手法を検討するに至った。
かかる手法によれば、カバーすべき穴がバーリング加工
による穴であり、しかも、その逆パンチ側から前記外環
体を差し入れる必要がある場合であっても、前記内筒体
のはめ込みによる外環体の撓み出しにより、かかる外環
体を当該穴に適切に掛合させることができる。
【0005】しかるに、かかる手法による場合、前記外
環体と穴との掛合を当該外環体にはめ込まれた前記内筒
体による当該外環体の前記撓み出しによらしめているこ
とから、一旦外環体にはめ込まれた内筒体が予期せず当
該外環体内から抜け出してしまうことがないように、こ
のはめ込み状態を安定的に確保させる必要が生じる。
【0006】特に、前記穴がケーブルなどの挿通穴であ
る場合、前記のようにはめ込まれた内筒体内に当該ケー
ブルなどを通すこととなるが、このように通されたケー
ブルなどに外力が作用された場合、外環体内にはめ込ま
れた内筒体を当該外環体内でこじり動かすような力が当
該内筒体に作用されることが予想されるため、こうした
力の作用を受けても当該外環体と内筒体とのはめ付け状
態を安定的に確保できるようにしておく必要がある。
【0007】そこでこの発明は、ケーブルなどの挿通穴
に対し、この挿通穴がバーリング加工により形成されて
おり、しかも、かかる挿通穴における逆パンチとなる側
から保護カバーを当該挿通穴に差し込む必要がある場合
であっても、当該挿通穴に適切かつ安定的に保護カバー
を掛合させることができるようにすることを主たる目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明にあっては、ケーブルや配線な
どの保護カバーを、ケーブルや配線などを挿通するため
に開設された挿通穴にはめ付けられる保護カバーであっ
て、前記挿通穴への差込部と当該挿通穴に当該差込部を
差し込みきった位置で当該差込部の差し込み手前側にあ
る当該挿通穴の穴縁を巡る面に突き当たる頭部とを備え
る外環体と、内側を前記ケーブルなどの挿通空間とする
と共に前記外環体にはめ込まれる両端を開放させた内筒
体とを備えており、前記外環体への前記内筒体のはめ込
み終了位置において当該内筒体の外面に押圧されて当該
外環体の差込部の少なくとも一部が当該差込部の前記挿
通穴からの抜け出しを阻止するように外向きに撓み出さ
れる構成としてあると共に、この内筒体のはめ込み終了
位置において、前記外環体内からの当該内筒体の抜け出
しを阻止するように、当該外環体の差込部の先端に掛合
する第一の掛合部と、当該外環体の前記頭部側に形成さ
れた被掛合部に掛合する第二の掛合部とが、当該内筒体
に形成されている構成を備えたものとした。
【0009】かかる構成によれば、前記挿通穴に対し、
前記外環体の差込部をその頭部が当該挿通穴の差し込み
手前側の穴縁を巡る面に突き当てられる位置まで差し込
みきった後、当該外環体に対し前記内筒体を前記はめ込
み終了位置に向けてはめ込み操作することにより、
(1)前記外環体の差込部の先端を当該外環体内からの
内筒体の抜け出しを阻止するように当該内筒体の第一の
掛合部に掛合させることができると共に、(2)当該外
環体の差込部の少なくとも一部を外向きに撓み出させて
当該差込部が前記挿通穴から抜け出さない状態を作り出
すことができる。(3)また、これと共に、前記内筒体
の第二の掛合部を前記外環体の頭部側に形成された被掛
合部に対し、当該外環体内からの内筒体の抜け出しを阻
止するように掛合させることができる。これにより、前
記挿通穴に保護カバーをはめ付けた状態を安定的に維持
して、前記内筒体内の挿通空間に通されたケーブルなど
を当該挿通穴の穴縁に接触させない状態で当該挿通穴の
開設された部材の一方側から他方側に通し抜けさせてお
くことができる。
【0010】特に、この実施の形態にあっては、前記内
筒体の第一の掛合部と前記外環体の差込部の先端、およ
び、当該内筒体の第二の掛合部と当該外環体の被掛合部
とにより、かかる挿通穴の一方の穴口側と他方の穴口側
との双方において、前記外環体と当該外環体にはめ込ま
れた前記内筒体とを当該外環体内からの当該内筒体の抜
け出しを阻止するように掛合させることから、当該内筒
体内に挿通されたケーブルなどに外力が作用され、この
ように外力が作用されたケーブルなどによって前記内筒
体の一方の筒端側に当該筒端側を当該内筒体の筒軸を挟
んだ一方側に移動させる向きの力が作用されると共に、
当該内筒体の他方の筒端側に当該筒端側を前記筒軸を挟
んだ他方側に移動させる向きの力が作用された場合であ
っても、(いわゆる、外環体内で内筒体をこじるような
力が当該内筒体に作用された場合)かかる力の作用によ
って当該内筒体と外環体との掛合状態が解かれる事態を
生じさせることがない。
【0011】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載のケーブルや配線などの保護カバーがさら
に、内筒体における第一の掛合部の先に、当該内筒体の
外環体へのはめ込み終了位置に向けた移動操作による当
該外環体の差込部の撓み出しによって当該差込部の先端
との掛合を解く仮止め掛合部を備えた構成とした。
【0012】かかる構成によれば、前記外環体と内筒体
とを、前記挿通穴に保護カバーをはめ付けるまでの間
(つまり、当該挿通穴に外環体の差込部を差し入れ、内
筒体を前記はめ込み終了位置まで押し込む間での間)、
分離しないように予め組み合わせておくことができる。
【0013】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1又は請求項2記載のケーブルや配線などの挿通穴
の保護カバーがさらに、内筒体における第二の掛合部が
当該内筒体の外側に形成された掛合突部としてあると共
に、外環体の被掛合部が弾性片に形成された当該外環体
の内側に向けて突き出す被掛合突部としてあり、当該内
筒体の外環体へのはめ込み終了位置に向けた移動操作に
伴う前記被掛合突部への前記掛合突部の突き当たりより
一旦外向きに撓み出される前記弾性片の当該被掛合突部
を当該掛合突部を乗り越えた前記内筒体の移動位置での
弾性復帰によって当該被掛合突部と掛合突部との掛合が
なされる構成を備えたものとした。
【0014】かかる構成によれば、前記挿通穴に対し、
前記外環体の差込部をその頭部が当該挿通穴への差し込
み手前側にある穴縁を巡る面に突き当てられる位置まで
差し込みきった後、当該外環体に対し前記内筒体を前記
はめ込み終了位置に向けてはめ込み操作することによ
り、前記内筒体の掛合突部を前記外環体の頭部の弾性片
の被掛合突部に突き当たらせて当該弾性片を一旦外向き
に撓み出させた後、この被掛合突部の頂部を当該掛合突
部が乗り越えた位置で当該弾性片を撓み戻させ、当該被
掛合突部を外環体内からの内筒体の抜け出しを阻止する
ように当該掛合突部に掛合させることができる。
【0015】また、請求項4記載の発明にあっては、請
求項3記載のケーブルや配線などの挿通穴の保護カバー
がさらに、外環体の弾性片を外向きに撓み出し操作する
工具の差し込み隙間を、外環体と内筒体との間に形成さ
せている構成を備えている。
【0016】かかる構成によれば、前記はめ込み終了位
置まで外環体内に内筒体をはめ込まれ、この位置で当該
外環体の差込部の少なくとも一部を外向きに撓み出させ
て前記挿通穴にはめ付けられた保護カバーを、前記差し
込み隙間から工具を差し入れて前記弾性片の被掛合突部
と前記第二の掛合部となる掛合突部との掛合を解きなが
ら当該内筒体を第一の掛合部と差込部の先端との掛合を
解く大きさの力で外環体内から引っぱり出すことによ
り、かかる外環体と内筒体との掛合を解いて前記挿通穴
から必要に応じて外し取ることが可能とされる。
【0017】また、請求項5記載の発明にあっては、請
求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載のケーブ
ルや配線などの保護カバーがさらに、内筒体の外環体へ
のはめ込み方向手前側となる筒端に当該内筒体のはめ込
み方向に向けた押圧操作面を形成するフランジ部が設け
てある構成を備えている。
【0018】かかる構成によれば、前記押圧操作面を利
用して前記はめ込み終了位置に向けて前記内筒体を押し
込み易く、挿通穴に対し円滑に保護カバーをはめ付ける
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図7に基づい
て、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0020】なお、ここで図1および図2は、この実施
の形態にかかる保護カバーを構成する外環体1と内筒体
2とを分離して斜視の状態として示している。また、図
3ないし図5は、外環体1の差込部10の先端10aを
内筒体2の仮止め掛合部26に掛合させた当該外環体1
と内筒体2との事前の組み合わせ状態をそれぞれ示して
おり、特に、図3は、かかる組み合わせ状態にある保護
カバーを平面視の状態で、また、図4は、断面にした状
態で、また、図5は、底面視の状態で、それぞれ示して
いる。また、図6および図7は、外環体1の差込部10
の先端10aを内筒体2の第一の掛合部21に掛合させ
た当該外環体1と内筒体2との最終的な掛合状態をそれ
ぞれ示しており、特に、図6は、かかる掛合状態にある
保護カバーを平面視の状態で、また、図7は、断面にし
た状態で、それぞれ示している。
【0021】この実施の形態にかかるケーブルや配線な
どの挿通穴の保護カバーは、例えば、自動車のボディを
構成するパネルに開設された当該自動車の電気系統を構
成する配線などを挿通させる挿通穴Hにはめ付けられ
て、挿通される配線などが当該挿通穴Hの穴縁に直接接
触して当該配線などを傷つける事態を防止するといった
用途に用いられるものである。
【0022】すなわち、かかる保護カバーは、前記挿通
穴Hにはめ付けられると共に、前記ケーブルなどを当該
挿通穴Hの穴縁に接しさせないように通し抜けさせる挿
通空間20を備えている。
【0023】この実施の形態にあっては、かかる保護カ
バーは、前記挿通穴Hへの差込部10と当該挿通穴Hに
当該差込部10を差し込みきった位置で当該差込部10
の差し込み手前側にある当該挿通穴Hの穴縁に突き当た
る頭部11とを備える外環体1と、内側を前記ケーブル
などの挿通空間20とすると共に前記外環体1にはめ込
まれる両端を開放させた内筒体2とを備えている。
【0024】具体的には、先ず、前記外環体1は、前記
挿通穴Hに差し込むことができる外径を備えた差込部1
0と、この挿通穴Hに入り込まない大きさの頭部11と
を備えている。
【0025】かかる頭部11は、前記挿通穴Hよりも外
径および内径を大きくする筒状部11aを有している。
また、この筒状部11aの両筒端の間に当該筒状部11
aの内方に突き出す内鍔11bを有している。そして、
前記差込部10における前記挿通穴Hへの差し込み先側
となる先端10aと反対の端部を当該内鍔11bの突き
出し端に一体に連接させて、前記筒状部11aの内側に
当該差込部10を配するように備えている。かかる差込
部10の先端10aは、この差込部10の先端10a側
にある前記筒状部11aの筒端(以下、頭部11の下端
11cという。)よりも外方に突き出されている。そし
て、かかる外環体1は、前記頭部11の下端11cが前
記挿通穴Hを巡る当該挿通穴Hの一方の穴口側の部材面
(つまり、差込部10の差し込み手前側の挿通穴Hの穴
縁を巡る面)に突き当たる位置まで当該挿通穴Hに前記
差込部10を差し込むことができ、このように当該挿通
穴Hに当該差込部10を差し込みきった位置において、
当該差込部10の先端10a側が当該挿通穴Hの他方の
穴口より外方に突き出されるように構成されている。
【0026】特に、この実施の形態にあっては、前記外
環体1が、バーリング加工によって形成された前記挿通
穴Hに対し、前記差込部10を当該挿通穴Hの逆パンチ
となる側(バーリング加工によって穴の縁が円筒状に立
ち上げられた側)より差し込みやすいように構成されて
いる。すなわち、この実施の形態にあっては、前記頭部
11を構成する筒状部11aの内面と前記差込部10の
外面との間に、前記逆パンチとなる側に形成された円筒
状の立ち上がり部Haが納まる間隔12が形成されてお
り、かかる立ち上がり部Haの存在にかかわらず、この
立ち上がり部Haの外側にある部材面に前記頭部11の
下端11cが突き当てられる位置まで前記挿通穴Hに前
記差込部10を差し込めるようにしてある。
【0027】また、前記差込部10は、前記外環体1の
中心軸を中心とする仮想の円の円弧に沿った内外面を有
すると共に、当該差込部10の先端10aから基部に向
けて延び、かつ、そこから更に前記内鍔11bを割欠い
て前記筒状部11aの内面に至る位置で終了する四カ所
の割溝10b、10b…によって、ほぼ同寸同形の四つ
の弾性脚片10c、10c…に区分されている。また、
各弾性脚片10c、10c…の先端にはそれぞれ、内向
きの屈曲部10dが形成されており、この屈曲部10d
によって当該弾性脚片10cの先端に後述する内筒体2
の第一の掛合部21に対する掛合面10eが形成されて
いる。
【0028】また、前記頭部11には、当該頭部11を
構成する筒状部11aの直径方向両側位置に、前記頭部
11の下端11cにおいて外方に開放され、当該頭部1
1の上端近傍で終了する割欠き部11eが形成されてい
ると共に、この割欠き部11e内には、当該頭部11の
上端11d部に一端を一体に連接させて当該割欠き部1
1eによって当該頭部11の内外双方に撓み変形可能と
された弾性片11fが配されている。この一対の弾性片
11f、11fはそれぞれ、その先端を前記内鍔11b
の上面の少し上に位置させる長さに形成されている。ま
た、かかる一対の弾性片11f、11fはそれぞれ、前
記頭部11の内側(つまり、外環体1の内側)に向けて
突き出す、後述する内筒体2の第二の掛合部22に掛合
される被掛合部11gとなる被掛合突部11hを備えて
いる。この被掛合突部11hは、前記頭部11の上端1
1dに向けられた側に当該頭部11の上端11d側から
当該被掛合突部11hの頂部に向けて次第に当該被掛合
突部11hの突き出し寸法を大きくする向きに傾斜した
案内面11iを備えると共に、この頭部11の下端11
cに向けられた側に前記内筒体2の第二の掛合部22に
対する掛合面11jを備えている。
【0029】前記弾性脚片10cおよび弾性片11fに
所用の弾性変形特性を付与することは、典型的には、か
かる外環体1を射出成形などによるプラスチック成形品
とすることで確保することができる。この実施の形態に
あっては、前記頭部11の直径方向両側にそれぞれ形成
された前記割欠き部11eはそれぞれ、前記差込部10
を四つの弾性脚片に区分させる割溝10bに連通するよ
うに設けられており、こうした射出成形によって当該割
欠き部11e内に配された前記弾性片11fを成形し易
いようにしてある。
【0030】次いで、前記内筒体2は、この実施の形態
にあっては、前記外環体1に対し、その一端側からはめ
込むことができる両端を開放させた円筒状体を主体とす
るように構成されている。
【0031】具体的には、かかる内筒体2は、その一端
側より、前記外環体1の頭部11の上端11d側から当
該外環体1の差込部10を構成する四つの弾性脚片10
c、10c…の内側にはめ込めるように構成されている
と共に、その他端側に当該差込部10の内側に入り込ま
ないが当該外環体1の頭部11内には入り込む大きさの
外鍔23を備えており、この外鍔23が当該頭部11内
に形成された前記内鍔11bに突き当たる位置(以下、
外環体1への内筒体2のはめ込み終了位置Mという。)
まで当該差込部10内にはめ込めるように構成されてい
る。
【0032】また、かかる内筒体2における前記外鍔2
3が設けられている側と反対の筒端部の外側には、当該
内筒体2の筒軸を巡る第一の環状リブ24が形成してあ
ると共に、この第一の環状リブ24と当該外鍔23との
間に当該内筒体2の筒軸線方向に間隔を開けて当該筒軸
を巡る第二の環状リブ25が形成してある。
【0033】そして、この実施の形態にあっては、前記
外環体1の差込部10を構成する四つの弾性脚片10
c、10c…の屈曲部10dの先端面がそれぞれ接する
仮想の円の直径に対し、(1)前記内筒体2の第一の環
状リブ24と第二の環状リブ25との間の当該内筒体2
の外径がほぼ等しくなるようにしてあると共に、(2)
かかる内筒体2の第二の環状リブ25と前記外鍔23間
の当該内筒体2の外径がやや大きくなるようにしてあ
る。
【0034】また、前記外環体1の頭部11における一
対の弾性片11f、11fの被掛合突部11hの頂部間
の間隔よりも、前記内筒体2の外鍔23がその直径をや
や大きくする円の円弧に沿った外郭縁を備えるように構
成されている。
【0035】そして、この実施の形態にあっては、前記
はめ込み終了位置Mにおいて、前記内筒体2の第二の環
状リブ25を前記外環体1の差込部10を構成する四つ
の弾性脚片10c、10c…の屈曲部10dが乗り越
え、かつ、当該内筒体2の外鍔23が当該外環体1の頭
部11に設けられた弾性片11fの被掛合突部11hを
乗り越えるようにしてある。また、このはめ込み終了位
置Mにおいて、前記内筒体2の前記第一の環状リブ24
が設けられている側と反対の筒端が前記外環体1の頭部
11の上端11dとほぼ同面に位置されるようにしてあ
る。
【0036】この結果、この実施の形態にあっては、前
記挿通穴Hに対し、前記外環体1の差込部10をその頭
部11の下端11cが当該挿通穴Hの穴縁を巡る当該挿
通穴Hの一方の穴口側の部材面に突き当てられる位置ま
で差し込みきった後、当該外環体1に対し前記内筒体2
を前記はめ込み終了位置Mに向けてはめ込み操作するこ
とにより、(1)前記第二の環状リブ25に前記四つの
弾性脚片10c、10c…の屈曲部10dを突き当たら
せて当該各弾性脚片10c、10c…を一旦外向きに撓
み出させた後、この第二の環状リブ25を当該屈曲部1
0dが乗り越えた位置で当該弾性脚片10cを当該第二
の環状リブ25の突き出し寸法分撓み戻させ、当該弾性
脚片10cの先端に形成させた掛合面10e(つまり、
差込部10の先端10a)を外環体1内からの内筒体2
の抜け出しを阻止するように当該第二の環状リブ25に
掛合させることができると共に、(2)かかる第二の環
状リブ25と前記外鍔23との間の内筒体2の外面に屈
曲部10dを押し当てる前記四つの弾性脚片10c、1
0c…を当該外面によって前記はめ込み操作開始前より
も外向きに撓み出させておくことができ、このように撓
み出された四つの弾性脚片10c、10c…によって外
環体1の差込部10が前記挿通穴Hから抜け出さない状
態を作り出すことができる。(つまり、かかる四つの弾
性脚片10c、10c…の外面を前記挿通穴Hの当該挿
通穴Hへの前記差込部10の差し込み先側にある穴縁部
に掛合させることができる。) (3)また、これと共に、前記内筒体2の外鍔23を前
記外環体1の頭部11の弾性片11fの被掛合突部11
hの案内面11iに突き当たらせて当該弾性片11fを
一旦外向きに撓み出させた後、この被掛合突部11hの
頂部を当該外鍔23が乗り越えた位置で当該弾性片11
fを撓み戻させ、当該被掛合突部11hの掛合面11j
を外環体1内からの内筒体2の抜け出しを阻止するよう
に当該外鍔23に掛合させることができる。
【0037】これにより、この実施の形態によれば、前
記挿通穴Hに保護カバーをはめ付けた状態を安定的に維
持して、前記内筒体2内の挿通空間20に通されたケー
ブルなどを当該挿通穴Hの穴縁に接触させない状態で当
該挿通穴Hの開設された部材の一方側から他方側に通し
抜けさせておくことができる。
【0038】特に、この実施の形態にあっては、前記第
二の環状リブ25と差込部10の先端10aおよび前記
外鍔23と弾性片11fの被掛合突部11hとにより、
かかる挿通穴Hの一方の穴口側と他方の穴口側との双方
において、前記外環体1と当該外環体1にはめ込まれた
前記内筒体2とを当該外環体1内からの当該内筒体2の
抜け出しを阻止するように掛合させることから、当該内
筒体2内に挿通されたケーブルなどに外力が作用され、
このように外力が作用されたケーブルなどによって前記
内筒体2の一方の筒端側に当該筒端側を当該内筒体2の
筒軸を挟んだ一方側に移動させる向きの力が作用される
と共に、当該内筒体2の他方の筒端側に当該筒端側を前
記筒軸を挟んだ他方側に移動させる向きの力が作用され
た場合であっても、(いわゆる、外環体1内で内筒体2
をこじるような力が当該内筒体2に作用された場合)か
かる力の作用によって当該内筒体2と外環体1との掛合
状態が解かれる事態を生じさせることがない。
【0039】すなわち、この実施の形態にあっては、前
記内筒体2の第二の環状リブ25における前記外鍔23
に向けられた側面部25aが特許請求の範囲にいう第一
の掛合部21として機能し、また、かかる内筒体2の外
鍔23が特許請求の範囲にいう第二の掛合部22(さら
に、請求項3における掛合突部22a)として機能する
ものとしてある。
【0040】また、この実施の形態にあっては、前記外
環体1の差込部10を構成する四つの弾性脚片10c、
10c…を前記内筒体2のはめ込みによって撓み出させ
て当該外環体1の差込部10を前記挿通穴Hから抜け出
さないようにしていることから、かかる挿通穴Hをバー
リング加工によって形成し、前記逆パンチとなる側から
当該挿通穴Hに当該差込部10を差し入れさせている場
合であっても、かかるバーリング加工によって穴縁がア
ール状となるパンチ側の当該挿通穴Hの穴縁に支障無く
差込部10を掛合させることができる。(図7)
【0041】なお、この実施の形態にあっては、前記内
筒体2の第二の環状リブ25における第一の環状リブ2
4に向けられた側面25bが、この第一の環状リブ24
に近付くに連れて当該第二の環状リブ25の突き出し量
を小さくする傾斜面としてあり、前記はめ込み終了位置
Mに向けた前記内筒体2の押し込み移動にあたり当該傾
斜面に屈曲部10dを突き当てて撓み出される前記弾性
脚片の撓み出しをその傾斜により円滑になすことができ
るようにしてある。
【0042】また、この実施の形態にあっては、前記内
筒体2における第一の掛合部21となる第二の環状リブ
25における外鍔23に向けられた側面25aの先に、
当該内筒体2の外環体1へのはめ込み終了位置Mに向け
た移動操作による当該外環体1の差込部10の撓み出し
によって当該差込部10の先端10aとの掛合を解く仮
止め掛合部26が設けてある。
【0043】この実施の形態にあっては、前記第一の環
状リブ24と第二の環状リブ25との間に形成された間
隔によって形成された環状の窪み27がかかる仮止め掛
合部26として機能されるようにしてある。
【0044】すなわち、この実施の形態にあっては、か
かる第一の環状リブ24と第二の環状リブ25との間の
窪み27の底面部の外径、つまり、両環状リブ間の内筒
体2の外径が、外環体1の差込部10を構成する四つの
弾性脚片10c、10c…の屈曲部10dの先端面がそ
れぞれ接する仮想の円の直径とほぼ等しくなるように構
成されていることから、かかる窪み27に当該屈曲部1
0dを入れ込む位置に向けて前記外環体1の頭部11側
から前記内筒体2をはめ入れることにより、前記第一の
環状リブ24に当該屈曲部10dを突き当てさせて一旦
外向きに撓み出させた弾性脚片10cを当該屈曲部10
dが当該第一の環状リブ24を乗り越えた位置で撓み戻
させて当該屈曲部10dを前記窪み27に納めさせてお
くことができ、当該外環体1と内筒体2とを、前記挿通
穴Hに保護カバーをはめ付けるまでの間(つまり、当該
挿通穴Hに外環体1の差込部10を差し入れ、内筒体2
を前記はめ込み終了位置Mまで押し込む間での間)、分
離しないように予め組み合わせておくことができる。
【0045】なお、この実施の形態にあっては、前記第
一の環状リブ24における前記第二の環状リブ25と向
き合わない側の側面が当該第一の環状リブ24の頂部に
向かうに連れ次第に当該第一の環状リブ24の突き出し
量を大きくするように傾斜した傾斜面24aとしてあ
り、かかる外環体1と内筒体2とを予めの組み合わせる
にあたって、この傾斜により当該第一の環状リブ24を
前記弾性脚片の屈曲部10dが乗り越えやすいようにし
てある。
【0046】また、この実施の形態にあっては、前記内
筒体2の外環体1へのはめ込み方向手前側となる筒端に
当該内筒体2のはめ込み方向に向けた押圧操作面28a
を形成するフランジ部28が設けてある。
【0047】具体的には、この実施の形態にあっては、
かかるフランジ部28は、前記内筒体2における前記第
一の環状リブ24が設けられた筒端と反対の筒端を巡る
外向きに突き出す鍔状に構成されている。
【0048】この結果、この実施の形態にあっては、前
記押圧操作面28aを利用して前記はめ込み終了位置M
に向けて前記内筒体2を押し込み易く、挿通穴Hに対し
円滑に保護カバーをはめ付けることができる。
【0049】また、この実施の形態にあっては、前記外
環体1の頭部11に形成された弾性片11fを外向きに
撓み出し操作する工具の差し込み隙間Sが、当該外環体
1と内筒体2との間に形成してある。
【0050】具体的には、この実施の形態にあっては、
前記はめ込み終了位置Mまで前記外鍔23体内に内筒体
2をはめ込んだ状態において、当該内筒体2の前記フラ
ンジ部28の突き出し端と当該外環体1の頭部11の上
端11d(すなわち、当該頭部11を構成する筒状部1
1aの上端)側の内面との間に前記差し込み隙間Sが形
成されるようにしてある。そして、この差し込み隙間S
よりドライバなどの工具を差し込むことにより前記外鍔
23に掛合した弾性片11fの被掛合突部11hにおけ
る前記案内面11iを押圧して当該掛合を解くように当
該弾性片11fを外向きに撓み出させるように操作でき
るようにしてある。
【0051】この結果、この実施の形態によれば、前記
はめ込み終了位置Mまで外環体1内に内筒体2をはめ込
まれ、この位置で当該外環体1の差込部10を外向きに
撓み出させて前記挿通穴Hにはめ付けられた保護カバー
を、前記差し込み隙間Sから工具を差し入れて前記弾性
片11fの被掛合突部11hと前記外鍔23(つまり、
第二の掛合部22となる掛合突部22a)との掛合を解
きながら当該内筒体2を第一の掛合部21と差込部10
の先端10aとの掛合を解く大きさの力で外環体1内か
ら引っぱり出すことにより、かかる外環体1と内筒体2
との掛合を解いて前記挿通穴Hから必要に応じて外し取
ることが可能とされる。
【0052】
【発明の効果】この発明にかかるケーブルや配線などの
挿通穴の保護カバーによれば、ケーブルなどの挿通穴
を、この挿通穴がバーリング加工により形成されてお
り、しかも、かかる挿通穴における逆パンチとなる側か
ら保護カバーを当該挿通穴に差し込む必要がある場合で
あっても、当該挿通穴に適切かつ安定的に保護カバーを
掛合させることができる。
【0053】すなわち、この発明にかかる保護カバーに
あっては、かかる保護カバーを前記挿通穴に差し込まれ
る外環体と当該外環体内にはめ込まれて当該外環体の差
込部の少なくとも一部を外向きに撓み出させて当該挿通
穴に掛合させる内筒体とより構成し、さらに、当該外環
体と内筒体とを前記挿通穴への保護カバーの差し入れ手
前側と差し入れ先側の二箇所で当該外環体内から当該内
筒体が抜け出さないように掛合させる構成を備えたもの
としていることから、前記挿通穴がバーリング加工によ
り形成されている場合であってもそのパンチ側の穴縁に
前記外環体を適切に掛合させることができ、また、当該
内筒体内に通されたケーブルなどに作用される外力によ
って当該外環体内で当該内筒体をこじり動かすような力
が当該内筒体に作用された場合であっても、当該外環体
と内筒体との掛合が解かれることが無く、この外環体内
にはめ込まれた内筒体による外環体の差込部の一部の撓
みだし状態、すなわち、当該外環体と挿通穴との掛合状
態を安定的に確保させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】保護カバーの分離斜視図
【図2】図1と反対の方向から見た保護カバーの分離斜
視図
【図3】保護カバーの平面図(内筒体2の仮止め掛合部
26に外環体1の差込部10の先端10aを掛合させた
状態)
【図4】図3におけるA−A線断面図
【図5】図3の状態における底面図
【図6】保護カバーの平面図(内筒体2の第一の掛合部
21を外環体1の差込部10の先端10aに掛合させた
状態)
【図7】図6におけるB−B線断面図
【符号の説明】
H 挿通穴 1 外環体 10 差込部 10a 先端 11 頭部 11g 被掛合部 2 内筒体 20 挿通空間 21 第一の掛合部 22 第二の掛合部 M はめ込み終了位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 7/12 H05K 7/12 R // B21D 19/08 B21D 19/08 D Fターム(参考) 4E352 AA02 AA03 BB02 BB10 BB15 CC40 DD05 GG20 4E353 AA11 AA17 AA18 AA19 BB02 BB04 CC07 CC13 CC32 DD05 DD11 DR13 DR15 DR19 DR29 DR32 DR36 DR49 EE10 GG01 GG10 GG16 GG21 5G363 AA07 BA02 CA20 CB08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルや配線などを挿通するために開
    設された挿通穴にはめ付けられる保護カバーであって、 前記挿通穴への差込部と当該挿通穴に当該差込部を差し
    込みきった位置で当該差込部の差し込み手前側にある当
    該挿通穴の穴縁を巡る面に突き当たる頭部とを備える外
    環体と、 内側を前記ケーブルなどの挿通空間とすると共に前記外
    環体にはめ込まれる両端を開放させた内筒体とを備えて
    おり、 前記外環体への前記内筒体のはめ込み終了位置において
    当該内筒体の外面に押圧されて当該外環体の差込部の少
    なくとも一部が当該差込部の前記挿通穴からの抜け出し
    を阻止するように外向きに撓み出される構成としてある
    と共に、 この内筒体のはめ込み終了位置において、前記外環体内
    からの当該内筒体の抜け出しを阻止するように、当該外
    環体の差込部の先端に掛合する第一の掛合部と、当該外
    環体の前記頭部側に形成された被掛合部に掛合する第二
    の掛合部とが、当該内筒体に形成されていることを特徴
    とするケーブルや配線などの挿通穴の保護カバー。
  2. 【請求項2】 内筒体における第一の掛合部の先に、当
    該内筒体の外環体へのはめ込み終了位置に向けた移動操
    作による当該外環体の差込部の撓み出しによって当該差
    込部の先端との掛合を解く仮止め掛合部が設けてあるこ
    とを特徴とする請求項1記載のケーブルや配線などの挿
    通穴の保護カバー。
  3. 【請求項3】 内筒体における第二の掛合部が当該内筒
    体の外側に形成された掛合突部としてあると共に、 外環体の被掛合部が弾性片に形成された当該外環体の内
    側に向けて突き出す被掛合突部としてあり、 当該内筒体の外環体へのはめ込み終了位置に向けた移動
    操作に伴う前記被掛合突部への前記掛合突部の突き当た
    りより一旦外向きに撓み出される前記弾性片の当該被掛
    合突部を当該掛合突部を乗り越えた前記内筒体の移動位
    置での弾性復帰によって当該被掛合突部と掛合突部との
    掛合がなされる構成としてあることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載のケーブルや配線などの挿通穴の保
    護カバー。
  4. 【請求項4】 外環体の弾性片を外向きに撓み出し操作
    する工具の差し込み隙間が、外環体と内筒体との間に形
    成してあることを特徴とする請求項3記載のケーブルや
    配線などの挿通穴の保護カバー。
  5. 【請求項5】 内筒体の外環体へのはめ込み方向手前側
    となる筒端に当該内筒体のはめ込み方向に向けた押圧操
    作面を形成するフランジ部が設けてあることを特徴とす
    る請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載のケ
    ーブルや配線などの挿通穴の保護カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005309263A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Casio Comput Co Ltd 防水ケースおよび拡散部材
KR101409233B1 (ko) 2013-06-07 2014-06-24 주식회사 오토닉스 소형 전자기기의 배선 인출부용 시일 및 시일 형성방법
CN116669354A (zh) * 2023-06-30 2023-08-29 昆山宝誉斯电源科技有限公司 一种稳压器的封头结构

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