JP2758109B2 - ロック構造 - Google Patents
ロック構造Info
- Publication number
- JP2758109B2 JP2758109B2 JP4230997A JP23099792A JP2758109B2 JP 2758109 B2 JP2758109 B2 JP 2758109B2 JP 4230997 A JP4230997 A JP 4230997A JP 23099792 A JP23099792 A JP 23099792A JP 2758109 B2 JP2758109 B2 JP 2758109B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- piece
- claw
- guide
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
ス用プロテクタに適用されるロック構造に関する。
平2−97819号公報に記載のものが知られている。
すように、相互に結合される本体1とカバー2の一方に
ロック爪3を設け、他方にこのロック爪3が係合可能な
ロック孔4を有する可撓性のロック片5を設け、この可
撓性のロック片5を、ロック爪3とロック孔4とが係合
するロック姿勢と、ロック爪3とロック孔4との係合が
解除されるロック解除姿勢との間で基部側を支点として
回動可能に設けたものである。
ロック姿勢時にロック片5を保護する保護突起6を設け
ている。
部材である本体1に、ロック姿勢時にロック片5を本体
1の側面から突出しないように収容する保護溝7を設け
ている。この場合、保護溝7の両側の壁8、8は、本体
1の縁部の高さに止まっており、カバー1を閉じる際の
最終段階でロック片5を案内する機能を果たすものと考
えられる。
が保護されるので、図7に示すような干渉物9によっ
て、ロック片5が解除方向に動かされてロックが外れる
ことが有効に防止される。
のロック片5のロック孔4を、本体1のロック爪3に係
合させるには、ロック孔4をロック爪3に位置合わせし
ながら係合させなければならないが、図6に示す従来の
ロック構造では、ロック片5を案内する手段が何も無い
ので、目視しながら手でロック孔4をロック爪3に位置
合わせしなくてはならず、係合のための位置合わせが容
易にはできなかった。
2を閉じる際に、その最終段階で保護溝7の両側の壁
8、8が、ロック片5の受け入れを案内するものと考え
られるが、そのときには既にロック孔4にロック爪3が
係合しており、ほとんど案内の機能を期待できるもので
はなかった。したがって、図6に示したロック構造と同
様に、ロック孔4とロック爪3の位置合わせが容易には
できなかった。
の保持力があまり強くなく、ロック片5に大きな外力が
作用した場合にロックが外れるおそれがあった。
ロック爪の位置合わせを容易に行うことができ、しかも
ロック時の保持力を向上させることのできるロック構造
を提供することを目的とする。
みてなされたもので、相互に結合される二つの部材のう
ち一方にロック爪を設け、他方に前記ロック爪が係合可
能なロック孔を有するロック片を設け、このロック片を
ロック爪とロック孔とが係合するロック姿勢と、ロック
爪とロック孔との係合が解除されるロック解除姿勢との
間で基部側を支点として回動可能に設けたロック構造に
おいて、前記一方の部材に、前記ロック爪の両側に位置
させて前記ロック片の移動を案内するガイドを立設し、
このガイドを他方の部材側に延出して前記ロック片をガ
イド間へ導く延出部を設け、この延出部の内面に、ロッ
ク時に前記他方の部材のロック片を係合する内向方向に
押し付ける突起部を設けたことを特徴としている。
案内するガイドの先端部の延出部によって、ロック動作
の早い段階で、ロック片がガイド間に案内、導かれる。
従って、ガイドに沿ってロック片を操作することで、容
易にロック孔とロック片との位置決めができ、手間を要
さずに容易にロックを行うことができる。
明する。
テクタ10の開放状態の斜視図であり、図2はその正面
図、図3は同プロテクタ10の閉止状態の斜視図であ
る。
で、本体11と蓋体12とに分割されて、一方の側縁部
がヒンジ13で結合されることにより、互い回動自在に
なっている。本体11と蓋体12のヒンジ13と反対の
側縁部には、両者を閉止状態でロックするためのロック
構造15が設けられている。
の外側面にロック爪16が突設されている。このロック
爪16は、蓋体12側の角が傾斜面16aで構成されて
いる。また、蓋体12側の外側面には、このロック爪1
6に係合するロック孔17を有した可撓性のU字状ロッ
ク片18が設けられている。
6に係合できるように本体11側に延出しており、基端
部を支点として、ロック爪16とロック孔17とが係合
するロック姿勢(内方に戻った姿勢=図4の(c)参
照)と、ロック爪16とロック孔17との係合が解除さ
れるロック解除姿勢(外方に撓み変形した姿勢=図4の
(a)参照)との間で回動可能となっている。
両脇には、ロック片18の幅よりも僅かに大きめの間隔
をおいて、ロック片18の挿入を案内する一対のロック
ガイド19、19が突設されている。これらロックガイ
ド19、19は、ロック片18の左右両外側面に沿って
平行に設けられており、蓋体12側の端部(図中上端)
が、それぞれ延出部19a、19aとして蓋体12側に
突出している。
面19b、19bとして構成されており、これら各案内
面19b、19bには、それぞれ断面山形の突起部2
0、20が、延出部19a、19aの延出方向に沿って
形成されている。
18に対応させて、ロック片18を受け止める一対の受
止壁21、21が突設されている。これら受止壁21、
21は、その上面が本体11の円弧状の外側面の接線に
沿って形成されており、係合状態のロック片18の内面
がここに当たることで、ロック片18の倒れ等を防止す
るようになっている。
は、ロック爪16と係合した状態のロック片18を保護
するための一対の保護突起22、22が連設されてい
る。これら保護突起22、22は、受止壁21、21よ
りも高く突出している。
は、ロック片18を保護する一対の保護壁23、23が
突設されている。これら保護壁23、23の下部には、
一段突出高さを低くした案内壁24、24が連設され、
これら案内壁24、24が、前記ロックガイド19、1
9の延出部19a、19aの内側にそれぞれ挿入される
ようになっている。
が、ロックガイド19、19の案内面19b、19bに
形成した突起部20、20に当たることにより、突起部
20によって案内壁24が内方に押し付けられ、それに
より蓋体12側のロック片18に、内向きの力、つまり
ロック方向の力が作用するようになっている。
3、保護突起22は、図3に示すように、ロック片18
をロック爪16に係合した状態のときに、ロック片18
の外面と面一になるようにその突出高さが統一されてい
る。
1と蓋体12とをロックする場合の作用を説明する。
ると、まずロック片18の左右外側面がロックガイド1
9の延出部19aの内面に摺接し、延出部19aに案内
されてロック片18がロッドガイド19間に挿入され
る。さらに、蓋体12を閉じると、ロック片18は左右
をロックガイド19、19に案内されて、図4(a)に
示すように、その先端がロック爪16の傾斜面16aに
当たる。
ロック片18はロックガイド19に案内されており、そ
のまま蓋体12を閉操作することにより、図4(b)に
示すように、ロック片18が、傾斜面16a上を摺動し
て外方に撓み変形してその先端がロック爪16を乗り越
え、その結果、図4(c)に示すように、ロック爪16
とロック孔17とが互いに係合する。
に示すように、蓋体12側の保護壁23に連設した案内
壁24が、ロックガイド19の延出部19aの内側に入
り込み、ここで案内壁24が延出部19a側の突起部2
0に当たり、それにより案内壁24が矢印(イ)方向に
押される。そして、これにより蓋体12を介してロック
片18も矢印(イ)方向の力を受け、ロック片18とロ
ック爪16との係合力が強まり、ロックが外れにくくな
る。
18は、図3に示すように周囲を同じ高さのロックガイ
ド19、19や保護壁23、23及び保護突起22、2
2で囲まれた形になる。よって、外力から保護され、ロ
ック片18がロック爪16から外れにくくなる。
ロック片を案内するガイドをロック片側まで延ばして形
成したので、ロック片を早い段階から正確に案内してロ
ック爪に係合させることができる。よって、手間を要さ
ずに容易にロックを行うことができる。また、ガイドに
突起部を設けてロック片をロック方向に押し付けるよう
にしているので、ロック保持力が増加し、ロックが外れ
にくくなる。
テクタの開放状態の斜視図である。
テクタの要部正面図である。
テクタのカバー閉止状態の斜視図である。
テクタの図2のIV−IV線断面における作用説明図で
あり、(a)は係合開始時の状態を示す図、(b)は係
合途中の状態を示す図、(c)は係合終了時点の状態を
示す図である。
テクタの図2のV−V線断面における作用説明図であ
り、(a)は係合開始時の状態を示す図、(b)は係合
途中の状態を示す図、(c)は係合終了時点の状態を示
す図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 相互に結合される二つの部材のうち一方
にロック爪を設け、他方に前記ロック爪が係合可能なロ
ック孔を有するロック片を設け、このロック片をロック
爪とロック孔とが係合するロック姿勢と、ロック爪とロ
ック孔との係合が解除されるロック解除姿勢との間で基
部側を支点として回動可能に設けたロック構造におい
て、前記一方の部材に、前記ロック爪の両側に位置させ
て前記ロック片の移動を案内するガイドを立設し、この
ガイドを他方の部材側に延出して前記ロック片をガイド
間へ導く延出部を設け、この延出部の内面に、ロック時
に前記他方の部材のロック片を係合する内向方向に押し
付ける突起部を設けたことを特徴とするロック構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4230997A JP2758109B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | ロック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4230997A JP2758109B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | ロック構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686425A JPH0686425A (ja) | 1994-03-25 |
JP2758109B2 true JP2758109B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=16916620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4230997A Expired - Lifetime JP2758109B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | ロック構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2758109B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
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DE20021572U1 (de) * | 2000-12-21 | 2001-02-22 | Alcatel Sa | Gehäuse aus Kunststoff |
JP4258529B2 (ja) | 2006-05-15 | 2009-04-30 | 住友電装株式会社 | ワイヤハーネス用プロテクタ |
JP4776521B2 (ja) * | 2006-12-15 | 2011-09-21 | ポップリベット・ファスナー株式会社 | コルゲートチューブを保持する保持具 |
GB2463723B (en) * | 2008-09-26 | 2012-06-27 | Christopher Charles Macey | Pipe clamp |
JP7011589B2 (ja) | 2016-08-31 | 2022-01-26 | 日本化薬株式会社 | マレイミド樹脂成型体、マレイミド樹脂成型体の製造方法、マレイミド樹脂組成物及びその硬化物 |
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JP6880497B2 (ja) * | 2017-04-19 | 2021-06-02 | 株式会社オンダ製作所 | 長尺体保持具 |
JP7311663B2 (ja) * | 2017-12-14 | 2023-07-19 | 因幡電機産業株式会社 | ダクト |
JP7281362B2 (ja) * | 2019-08-07 | 2023-05-25 | 日本ピラー工業株式会社 | 連結部材 |
Family Cites Families (1)
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TWM240022U (en) * | 2003-09-15 | 2004-08-01 | Power Geode Technology Co Ltd | Nitrogen refilling system |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP4230997A patent/JP2758109B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0686425A (ja) | 1994-03-25 |
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