JP2956742B2 - ハーネスプロテクタ - Google Patents

ハーネスプロテクタ

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JP2956742B2
JP2956742B2 JP5258282A JP25828293A JP2956742B2 JP 2956742 B2 JP2956742 B2 JP 2956742B2 JP 5258282 A JP5258282 A JP 5258282A JP 25828293 A JP25828293 A JP 25828293A JP 2956742 B2 JP2956742 B2 JP 2956742B2
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徹 真壁
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Yazaki Corp
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Yazaki Sogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハーネス挿入性の向上
を図ったハーネスプロテクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は実開平2−3127号公報に記載
された従来のハーネスプロテクタを示すものである。該
プロテクタ25は、合成樹脂を材料として金型成形され
る断面コの字状の樋状のプロテクタ本体26と、該本体
26に覆設するカバー27とにより構成される。該プロ
テクタ本体26は両側壁28の上部に係止突起29を有
し、該カバー27は縁部30に該係止突起29に対する
係合孔31を有する。そしてプロテクタ本体26内に、
束ねられたハーネス32を挿通し、カバー27を覆設し
て該係止突起29と係合孔31とを係合ロックさせる。
【0003】しかしながら、上記従来のハーネスプロテ
クタ25にあっては、図8に示すように、プロテクタ本
体26の側壁部28が金型成形直後の冷却においてソリ
を生じて内側に倒れ込むことがあり、その場合には、係
止突起29と係合孔31との係合性が悪くなってカバー
27が閉まりにくいという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、金型成形時のプロテクタ本体のソリによる側壁
の倒れ込みに伴うカバーの係止性の悪化を解消し得る
ーネスプロテクタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、樋状のプロテクタ本体の端部に幅広なハ
ーネス導入部が形成されると共に、該ハーネス導入部に
幅狭部が連繋され、該プロテクタ本体の一側壁にヒンジ
を介してカバーが回動自在に設けられ、該カバーに係止
爪が設けられ、該プロテクタ本体の他側壁に、該係止爪
に対する係合枠が設けられたハーネスプロテクタにおい
て、該プロテクタ本体の他側壁方において前記ハーネス
導入部と該ハーネス導入部に続く倒れ防止用の傾斜状の
ガイド壁と該ガイド壁に続く前記幅狭部との各内面に接
する押接突条が前記カバーの幅方向中間部に設けられ、
該押接突条の外側に前記係止爪が設けられたことを特徴
とする。
【0006】
【作用】カバーの閉止時に押接突条がプロテクタ本体の
他側壁の内面すなわちハーネス導入部とガイド壁と幅狭
部との各内面に接触して他側壁の倒れを矯正する。それ
によって係止爪が係合枠に確実に係合する。
【0007】
【実施例】図1〜2は、本発明に係るハーネスプロテク
タの一実施例を示すものである。該ハーネスプロテクタ
1は、合成樹脂製のプロテクタ本体2と該本体2の一方
の側壁(一側壁)22にヒンジ3を介して一体に設けら
れたカバー4とにより構成され、該プロテクタ本体2の
両端部に幅広のハーネス導入部5,5を形成したことを
特徴とする。
【0008】該ハーネス導入部5は、プロテクタ本体2
他方(ヒンジの反対側)の側壁(他側壁)6にテーパ
状ガイド壁7を形成して該ガイド壁7に幅広部8の側壁
6aを連成したものである。太物のハーネス(図示せ
ず)は一方のハーネス導入部5の端部開口9から挿入さ
れ、ガイド壁7に沿ってプロテクタ本体2の樋状の幅狭
部10へと導き入れられる。
【0009】該幅狭部10の側壁6(特に中央近傍)は
成形時のソリにより内側にやや倒れているが、該ハーネ
ス導入部5の作用により太物のハーネスを難無く挿通可
能である。該テーパ状ガイド壁7は幅狭部10の側壁6
を内側に倒れ込ませないリブとしても若干作用する。
【0010】該ハーネス導入部5に対向するカバー4に
も幅広部11とテーパ状部12が形成される。該カバー
4の内壁面13にはプロテクタ本体2の他側壁6の内面
6bに対する押接突条14が形成され(図3参照)、該
押接突条14はカバー4の閉止状態において本体側壁6
の内側への倒れを押さえて、カバー4の係止爪15とプ
ロテクタ本体2の係合枠16との係合を確実なものとす
る。押接突条14はカバー4の幅方向中間部すなわちカ
バー4のヒンジ3とは反対側の端部寄りに設けられ、押
接突条14の外側に係止爪15が位置する。該係止爪1
5はカバー4の側端に、該係合枠16はプロテクタ本
体2の側壁6の上縁にそれぞれ設けられる。
【0011】図1,2で、17は図示しない取付ブラケ
ットに対するプロテクタ本体の係合アーム、18は同じ
くガイドである。図4,5の如く該プロテクタ本体2の
ハーネス導入部5の底壁19にはハーネスに対するテー
プ巻き部20を延設してもよい。
【0012】図6は、前記ハーネス導入部5のテーパ状
ガイド壁7に換えて、樋状のプロテクタ本体2′の幅狭
部10′の側壁6′から直交方向に倒れ防止リブ21を
立ち上げて、該リブ21から幅広部8′の側壁6a′を
連成してハーネス導入部5′を構成したものである。該
リブ21は幅狭部10′と幅広部8′とにおける側壁
6′,6a′の倒れを防止し、幅狭部10′内へのハー
ネスの導入を容易とする。
【0013】該ハーネス導入部5′及びプロテクタ本体
2′の側壁6a′,6′の外面にはカバー4′の係止爪
15′に対する係合枠16′が形成され、該係止爪1
5′は倒れ防止リブ21の作用で係合枠16′に難無く
係合する。該カバー4’の端部も該リブ21に沿った形
状で幅広に形成され、内壁面13′に本体側内壁面6
b′に沿う押接突条14′が形成される。
【0014】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、カバー
の閉止時に押接突条がプロテクタ本体の他側壁の倒れを
矯正するから、カバーの係止爪とプロテクタ本体の係合
枠との係合が確実に行われる。それによりカバーの係止
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハーネスプロテクタの一実施例を
示す平面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】ハーネスプロテクタの変形例を示す要部平面図
である。
【図5】同じく要部正面図である。
【図6】本発明に係るハーネスプロテクタの他の実施例
を示す要部平面図である。
【図7】従来例を示す分解斜視図である。
【図8】従来の問題点を示すプロテクタ本体の縦断面図
である。
【符号の説明】
2 プロテクタ本体 ヒンジ カバー 5 ハーネス導入部 他側壁 7 ガイド壁 10 幅狭部14 押接突条 15 係止爪 16 係合枠 22 一側壁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樋状のプロテクタ本体の端部に幅広なハ
    ーネス導入部が形成されると共に、該ハーネス導入部に
    幅狭部が連繋され、該プロテクタ本体の一側壁にヒンジ
    を介してカバーが回動自在に設けられ、該カバーに係止
    爪が設けられ、該プロテクタ本体の他側壁に、該系止爪
    に対する係合枠が設けられたハーネスプロテクタにおい
    て、 該プロテクタ本体の他側壁方において前記ハーネス導入
    部と該ハーネス導入部に続く倒れ防止用の傾斜状のガイ
    ド壁と該ガイド壁に続く前記幅狭部との各内面に接する
    押接突条が前記カバーの幅方向中間部に設けられ、該押
    接突条の外側に前記係止爪が設けられた ことを特徴とす
    るハーネスプロテクタ。
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