JPH07115717A - ハーネスプロテクタ - Google Patents

ハーネスプロテクタ

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JPH07115717A
JPH07115717A JP5258282A JP25828293A JPH07115717A JP H07115717 A JPH07115717 A JP H07115717A JP 5258282 A JP5258282 A JP 5258282A JP 25828293 A JP25828293 A JP 25828293A JP H07115717 A JPH07115717 A JP H07115717A
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JP
Japan
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harness
protector
cover
guide wall
protector body
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JP5258282A
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Toru Makabe
徹 真壁
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハーネス挿入性の向上を図ったハーネスプロ
テクタを提供する。 【構成】 樋状のプロテクタ本体2の端部に幅広なハー
ネス導入部5を設け、ハーネス導入部5とプロテクタ本
体2の幅狭部10とを傾斜状のガイド壁7で連繋した。
また、樋状のプロテクタ本体の端部に幅広なハーネス導
入部を設け、ハーネス導入部とプロテクタ本体の幅狭部
とを直交方向の倒れ防止リブで連繋して、プロテクタ成
形時の本体壁部の倒れを防いだ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハーネス挿入性の向上
を図ったハーネスプロテクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は実開平2−3127号公報に記載
された従来のハーネスプロテクタを示すものである。該
プロテクタ25は、合成樹脂を材料として金型成形され
る断面コの字状の樋状のプロテクタ本体26と、該本体
26に覆設するカバー27とにより構成される。該プロ
テクタ本体26は両側壁28の上部に係止突起29を有
し、該カバー27は縁部30に該係止突起29に対する
係合孔31を有する。そしてプロテクタ本体26内に、
束ねられたハーネス32を挿通し、カバー27を覆設し
て該係止突起29と係合孔31とを係合ロックさせる。
【0003】しかしながら、上記従来のハーネスプロテ
クタ25にあっては、図8に示すように、プロテクタ本
体26の側壁部28が金型成形直後の冷却においてソリ
を生じて内側に倒れ込むことがあり、その場合にはハー
ネス32(特に外径Dがプロテクタ開口幅Lと同等ない
しそれ以上の太物)の挿入に際して一々側壁28を外側
に広げなければならず作業性が悪く、また係止突起29
と係合孔31との係合性が悪くなってカバー27が閉ま
りにくいという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、金型成形時のプロテクタ本体のソリによる側壁
の倒れ込みに伴うハーネス挿入性の悪化を改善すると共
に、プロテクタ本体に対するカバーの係止性を向上させ
得るハーネスプロテクタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、樋状のプロテクタ本体の端部に幅広なハ
ーネス導入部を設け、該ハーネス導入部と該プロテクタ
本体の幅狭部とを傾斜状のガイド壁で連繋した第一の構
造、及び樋状のプロテクタ本体の端部に幅広なハーネス
導入部を設け、該ハーネス導入部と該プロテクタ本体の
幅狭部とを直交方向の倒れ防止リブで連繋した第二の構
造をそれぞれ採用する。
【0006】
【作用】第一の構造においてハーネスはハーネス導入部
から挿入され、ガイド壁に沿って幅狭部内へ案内挿通さ
れる。第二の構造においては倒れ防止リブがプロテクタ
成形時の本体壁部の倒れ(ソリ)を防止し、プロテクタ
本体に対するハーネスの挿入性及びカバーの係止性を向
上させる。
【0007】
【実施例】図1〜2は、本発明に係るハーネスプロテク
タの一実施例を示すものである。該ハーネスプロテクタ
1は、合成樹脂製のプロテクタ本体2と該本体2にヒン
ジ3を介して一体に設けられたカバー4とにより構成さ
れ、該プロテクタ本体2の両端部に幅広のハーネス導入
部5,5を形成したことを特徴とする。
【0008】該ハーネス導入部5は、プロテクタ本体2
の一方(ヒンジの反対側)の側壁6にテーパ状ガイド壁
7を形成して該ガイド壁7に幅広部8の側壁6aを連成
したものである。太物のハーネス(図示せず)は一方の
ハーネス導入部5の端部開口9から挿入され、ガイド壁
7に沿ってプロテクタ本体2の樋状の幅狭部10へと導
き入れられる。
【0009】該幅狭部10の側壁6(特に中央近傍)は
成形時のソリにより内側にやや倒れているが、該ハーネ
ス導入部5の作用により太物のハーネスを難無く挿通可
能である。該テーパ状ガイド壁7は幅狭部10の側壁6
を内側に倒れ込ませないリブとしても若干作用する。
【0010】該ハーネス導入部5に対向するカバー4に
も幅広部11とテーパ状部12が形成される。該カバー
4の内壁面13にはプロテクタ本体2の一側壁6の内面
6bに対する押接突条14が形成され(図3参照)、該
押接突条14はカバー4の閉止状態において本体側壁6
の内側への倒れを押さえて、カバー4の係止爪15とプ
ロテクタ本体2の係合枠16との係合を確実なものとす
る。該係止爪15はカバー4の一側端に、該係合枠16
はプロテクタ本体2の一外側壁6の上縁にそれぞれ設け
られる。
【0011】図1,2で、17は図示しない取付ブラケ
ットに対するプロテクタ本体の係合アーム、18は同じ
くガイドである。図4,5の如く該プロテクタ本体2の
ハーネス導入部5の底壁19にはハーネスに対するテー
プ巻き部20を延設してもよい。
【0012】図6は、前記ハーネス導入部5のテーパ状
ガイド壁7に換えて、樋状のプロテクタ本体2′の幅狭
部10′の一側壁6′から直交方向に倒れ防止リブ21
を立ち上げて、該リブ21から幅広部8′の側壁6a′
を連成してハーネス導入部5′を構成したものである。
該リブ21は幅狭部10′と幅広部8′とにおける側壁
6′,6a′の倒れを防止し、幅狭部10′内へのハー
ネスの導入を容易とする。
【0013】該ハーネス導入部5′及びプロテクタ本体
2′の外側壁6a′,6′にはカバー4′の係止爪1
5′に対する係合枠16′が形成され、該係止爪15′
は倒れ防止リブ21の作用で係合枠16′に難無く係合
する。該カバー4′の端部も該リブ21に沿った形状で
幅広に形成され、内壁面13′に本体側内壁面6b′に
沿う押接突条14′が形成される。
【0014】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、ハーネ
スをハーネス導入部からガイド壁に沿って幅狭なプロテ
クタ本体内に挿入させることができるから、従来のよう
にソリを生じて狭まったプロテクタ本体の壁部を一々手
で広げながら入れるという手間が省けて作業が効率化す
る。また、ガイド壁に換えて倒れ防止リブを設ければ、
成形時のプロテクタ壁部の倒れが防止され、ハーネスの
挿入性の向上と同時にカバーの係止性の向上が図られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハーネスプロテクタの一実施例を
示す平面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】ハーネスプロテクタの変形例を示す要部平面図
である。
【図5】同じく要部正面図である。
【図6】本発明に係るハーネスプロテクタの他の実施例
を示す要部平面図である。
【図7】従来例を示す分解斜視図である。
【図8】従来の問題点を示すプロテクタ本体の縦断面図
である。
【符号の説明】
2,2′ プロテクタ本体 5,5′ ハーネス導入部 7 ガイド壁 10,10′ 幅狭部 21 倒れ防止リブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樋状のプロテクタ本体の端部に幅広なハ
    ーネス導入部を設け、該ハーネス導入部と該プロテクタ
    本体の幅狭部とを傾斜状のガイド壁で連繋したことを特
    徴とするハーネスプロテクタ。
  2. 【請求項2】 樋状のプロテクタ本体の端部に幅広なハ
    ーネス導入部を設け、該ハーネス導入部と該プロテクタ
    本体の幅狭部とを直交方向の倒れ防止リブで連繋したこ
    とを特徴とするハーネスプロテクタ。
JP5258282A 1993-10-15 1993-10-15 ハーネスプロテクタ Expired - Fee Related JP2956742B2 (ja)

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JP2956742B2 JP2956742B2 (ja) 1999-10-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9463757B2 (en) 2010-07-02 2016-10-11 Yazaki Corporation Electric junction box

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9463757B2 (en) 2010-07-02 2016-10-11 Yazaki Corporation Electric junction box

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