JP2005084658A - 防水ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】防水性に優れ、小型化可能な防水ケースを提供する。
【解決手段】撮像装置を覆う防水ケース100であって、撮像装置のもつ面のうち最小面積の面に対して直交する方向において、撮像装置が収納される第1のケース部材102と、第1のケース部材の収納口を開閉可能な第2のケース部材107とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】撮像装置を覆う防水ケース100であって、撮像装置のもつ面のうち最小面積の面に対して直交する方向において、撮像装置が収納される第1のケース部材102と、第1のケース部材の収納口を開閉可能な第2のケース部材107とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮像装置を収納し、水中での撮影を可能とする防水ケースに関するものである。
近年、デジタルカメラ等の撮像装置を収納することにより水中での撮影を可能とする防水ケースが市場に送り出されている。この防水ケースのなかには、光軸方向に繰り出し繰り込み可能なレンズ鏡筒のような可動式のユニットや、被写体に対して照明光を照射するストロボを有する撮像装置を収納できる防水ケースがある。
従来の防水ケースについて図6を用いて説明する。図6において、カメラ1を収納する防水ケース400は、防水ケース本体402と、この防水ケース本体402に回転可能に取り付けられた防水ケース蓋401で構成されている。
防水ケース本体402には、カメラ1に設けられ、光軸方向に繰り出し繰り込み可能なレンズ鏡筒の動作スペースが確保されており、このスペースの内周面には遮光ゴム404が設けられている。この遮光ゴム404は、カメラ1の照明ユニットから照射された光が撮影光学系内に入り込むのを防止するための部材であり、レンズ鏡筒の外周を覆うように配置されている。
また、防水ケース本体402には、防水ケース402を保持するためのストラップ405が取り付けられている。
上記の防水ケース400の構成において、防水ケース本体402にカメラ1をセットし、バックル403を防水ケース本体402に係合させて防水ケース蓋401を閉じることで、防水ケース内を密封させることができるようになっている。これにより、水中での撮影を行うことができるようになっている。
しかしながら、上述した従来の防水ケースは、防水ケース本体402に対してカメラ1を光軸方向にはめ込む構成となっているため、防水ケース本体402および防水ケース蓋401の合わせ部分が比較的大きくなり、防水ケース蓋401の回転軸も大きくなったりしてしまう。上記の合わせ部分が大きいと、この部分から防水ケース内に水等の異物が侵入してしまう可能性が高くなる。
ここで、防水ケース400内の密閉性を高めるためには、防水ケース本体402および防水ケース蓋401の肉厚をある程度厚くする必要があるが、この場合には防水ケース400が大型化してしまう。そして、防水ケース本体402に防水ケース蓋401を密着させるためには、防水ケース本体402と係合するバックル403も大きくする必要があり、防水ケース400が大型化してしまう。
一方、防水ケース400内にカメラ1が収納された状態において、カメラ1内に収納された電池や画像を記録する記録媒体を交換するためには、バックル403を外して防水ケース蓋401を開け、カメラ1を防水ケース本体402から取り出す必要がある。このようにカメラ1を一旦取り出すのは、ユーザにとって面倒であり、防水ケース400からカメラ1を取り出す際に、カメラ1を落として破損させてしまうおそれもある。
しかも、カメラ1を防水ケース400から取り出す際に、防水ケース400内に異物が混入する可能性が高くなる。
本願第1の発明は、撮像装置を覆う防水ケースであって、撮像装置のもつ面のうち最小面積の面に対して直交する方向において、撮像装置が収納される第1のケース部材と、第1のケース部材の収納口を開閉可能な第2のケース部材とを有することを特徴とする。
本願第2の発明は、装置本体に形成された開口部を開閉する蓋部材を備えた撮像装置を覆う防水ケースであって、撮像装置が収納される第1のケース部材と、第1のケース部材の収納口を開閉可能な第2のケース部材とを有し、第1のケース部材は、蓋部材が収納口側に位置するように撮像装置を収納することを特徴とする。
本願第3の発明は、レンズ鏡筒および照明光を照射する照明ユニットを備えた撮像装置を覆う防水ケースにおいて、ケース本体の内側であって、ケース本体内に収納されたレンズ鏡筒の外周に配置され、ケース本体の内側を露出させる切り欠き部を備えた遮光部材を有することを特徴とする。
本願第1の発明によれば、第1のケース部材は、撮像装置のもつ面のうち最小面積の面に対して直交する方向において、撮像装置を収納可能であるため、レンズ鏡筒が設けられた面(撮像装置のもつ面のうち大きな面)に対して直交する方向において撮像装置を収納する場合(従来の防水ケースの場合)に比べて、第1のケース部材の収納口を小さくでき、第2のケース部材との接触部分も小さくすることができる。このように第1のケース部材および第2のケース部材の接触部分を小さくすれば、この分だけ、防水ケース内への水の侵入を抑制することができる。
しかも、撮像装置の前面側と背面側とを2つの部材で覆う従来の防水ケース(図6)に比べて、第1のケース部材によって撮像装置を覆う面を広くとることができるため、第1のケース部材の肉厚を薄くしても防水効果を得ることができ、これにより防水ケースを小型化することもできる。
ここで、レンズ鏡筒の光軸と直交する方向において、撮像装置が収納される第1のケース部材と、第1のケース部材の収納口を開閉可能な第2のケース部材とで防水ケースを構成しても上述したような効果を得ることができる。
第1のケース部材を、レンズ鏡筒が撮像装置内に収納された状態で撮像装置を収納可能な構成とし、撮像装置が収納状態にあるときにレンズ鏡筒の光軸方向への繰り出しを許容する突出部を第1のケース部材に設けることができる。これにより、第1のケース部材を撮像装置の外形に沿った形状とすることができるため、第1のケース部材が大型化するのを防止することができる。
撮像装置を収納する際に、撮像装置の外面から突出したレンズ鏡筒を特定の収納位置まで導くための突出部を第1のケース部材に設けることができる。これにより、レンズ鏡筒を突出させたままの状態で撮像装置を第1のケース部材内に収納させたり、第1のケース部材から取り出したりすることができる。
本願第2の発明によれば、第1のケース部材内に撮像装置を収納した際に、蓋部材を第1のケース部材の収納口側に位置させることで、第1のケース部材に撮像装置を収納したままの状態で蓋部材を開閉させることができる。ここで、蓋部材を開閉することによって、撮像装置内に電池や撮影画像等を記録する記録媒体を収納したり、取り出したりすることができる。
これにより、電池等を交換する際に、従来のように撮像装置を一旦防水ケースから取り出すといった面倒な動作を行わなくてもよい。
第2のケース部材を、第1のケース部材に回転可能に支持させるとともに、この回転軸方向が、撮像装置に回転可能に支持された蓋部材の回転軸方向とは異なる方向となるように配置することができる。これにより、第2のケース部材の開閉方向と、撮像装置における蓋部材の開閉方向を異なる方向とすることができ、第2のケース部材が邪魔にならずに蓋部材の開閉操作を行うことができる。
本願第3の発明によれば、遮光部材によって、照明ユニットから照射された光がレンズ鏡筒内に入り込むのを防止することができる。しかも、遮光部材に切り欠き部を形成しているため、遮光部材によって覆われたケース本体の内側に付着したゴミ等を拭き取ることができる。
ここで、切り欠き部を、レンズ鏡筒に対して照明ユニットが配置されている側とは反対側の位置に設けることで、照明ユニットからの照明光がレンズ鏡筒内に入り込むのを防止することができる。
本発明の実施例について説明する。
以下、本発明の実施例1である防水ケースについて、図1から図4を用いて説明する。
ここで、図1(A)は本実施例である防水ケースの正面側の斜視図であり、図1(B)は防水ケースの背面側の斜視図である。図2および図3は、本実施例の防水ケースにカメラを収納させる際の動作を示す図であり、カメラ内に電池や記録媒体を収納するときの説明図も示している。図4は、本実施例の防水ケースの内側を拭くときの説明図である。
まず、防水ケース内に収納されるデジタルカメラ(以下、カメラと称す)1について説明する。
カメラ1の前面には、撮影レンズ等を備えたレンズ鏡筒6が設けられており、このレンズ鏡筒6は光軸方向に繰り出したり繰り込んだりすることによって、撮影光学系の焦点距離を変更する。ここで、カメラ1の電源が入っていない場合には、レンズ鏡筒6はカメラ1内に収納された状態(沈胴状態)となる。
また、カメラ1の前面には、被写体に対して照明光を照射する照明ユニット5が配置されている。
カメラ1の上面には、撮影準備動作(撮影光学系の焦点調節動作や測光動作等)および撮影動作(記録媒体への画像の記録)を開始させるために操作されるレリーズボタン1aや、カメラ1の電源のオン/オフを切り替えるための電源ボタン1bが設けられている。
カメラ1の背面には、カメラ1において設定された各種の情報を切り替えるための十字ボタン1cおよび操作ボタン1d、撮影情報や被写体画像を表示する表示部1e、カメラの動作モードを切り替えるために操作されるモード切替ボタン1fが配置されている。
カメラ1の一側面には蓋部材2が配置されており、蓋部材2を開けることによってカメラ1内に電池3や撮影画像や撮影情報などを記録する記録媒体4を収納することができるようになっている。
次に、上述したカメラ1が収納される防水ケース100の構造について説明する。
102は防水ケース本体(第1のケース部材)であり、カメラ1がこの側面側から挿入されるようになっている。
104は防水ケース本体102に形成された撮影窓部であり、防水ケース本体102の表面から突出している。この撮影窓部104は、防水ケース100内にカメラ1を収納したときに、レンズ鏡筒6の動作スペースを確保するためのものであり、光軸方向に最も繰り出した状態のレンズ鏡筒6の外周を覆うように形成されている。
撮影窓部104の内周面には、遮光ゴム103が配置されており、この遮光ゴム103は、カメラ1の照明ユニット5から照射された光が、撮影光学系内に入り込むのを防止するために設けられている。
遮光ゴム103には、光軸方向に延びるスリット部103aが形成されている。ここで、スリット部103aを形成することによって、図4に示すように、遮光ゴム103が邪魔にならずに、スリット部103aを介して撮影窓部104の内周面を布等で拭くことができる。すなわち、スリット部103aがあることで、環状の遮光ゴム103であっても、遮光ゴム103をめくったりスリット部103aに指を入れたりといったように、遮光ゴム103を変形しやすくし撮影窓部104と遮光ゴム103との間に入り込んだゴミなどを拭き取ることができる。
一方、スリット部103aは、カメラ1が防水ケース100内に収納された状態において、レンズ鏡筒6に対して照明ユニット5が配置されている側とは反対側に配置されるようになっている。すなわち、スリット部103aが照明ユニット5が配置されている側に位置していると、照明ユニット5から射出された光がスリット部を介してレンズ鏡筒6内に入り込んでしまい、良好な画像を得ることができなくなってしまう。
そこで、本実施例では、スリット部103aを、レンズ鏡筒6に対して照明ユニット5が配置されている側とは反対側に配置することにより、照明ユニット5からの光がレンズ鏡筒6内に差し込むのを防止することができる。ここで、上述したように遮光ゴム103は撮影窓部104の内周面に付着したゴミ等を拭き取ることができるようになっているが、スリット部103aを上記の位置に保持させるために、遮光ゴム103をストッパによって所定の位置に保持させるようにすることができる。
105、106は防水ケース本体102に形成された操作部であり、各操作部105、106は防水ケース100内にカメラ1を収納したときに、カメラ1のレリーズボタン1a、電源ボタン1bに対応する位置に形成されている。ここで、操作部105、106は弾性変形可能となっており、操作部105、106を介してレリーズボタン1a、電源ボタン1bを操作することができる。
109、110は防水ケース本体102に形成された操作部であり、この操作部109、110は防水ケース100内にカメラ1を収納したときに、カメラ1の操作ボタン1dに相当する位置に配置されている。そして、操作部109、110を介して操作ボタン1dを操作することができるようになっている。
111〜114は防水ケース本体102に形成された操作部であり、これらの操作部111〜114は、防水ケース100内にカメラ1が収納されたときに、十字ボタン1cにおける上下左右のボタンに対応した位置に配置されている。そして、これらの操作部111〜114を介して十字ボタン1cを操作することができる。
108は防水ケース本体102に形成された操作部であり、この操作部108は、防水ケース100内にカメラ1が収納されたときに、カメラ1のモード切替ボタン1fに対応する位置に設けられている。この操作部108は、モード切替ボタン1fに係合することによって、操作部108を介してモード切替ボタン1fを操作することができるようになっている。
107は防水ケース蓋(第2のケース部材)で、防水ケース本体102に回転可能に取り付けられており、防水ケース本体102の開口部102aを開閉する。防水ケース蓋107が開口部102aを閉じた状態においては、防水ケース100内を密封することになる。
なお、本実施例では、防水ケース蓋107が防水ケース本体102に連結されているが、防水ケース蓋107を防水ケース本体102に連結させずに独立した部材としてもよい。この場合には、防水ケース100の密閉性を確保するために、防水ケース蓋を防水ケース本体102に固定させるための係合部を、防水ケース蓋における互いに対向する位置に設ける必要がある。
ここで、防水ケース蓋107の回転軸は、防水ケース本体102内にカメラ1が収納された状態において、蓋部材2の回転軸とは異なる位置に形成されており、防水ケース蓋107は、蓋部材2の開き方向とは異なる方向に開くようになっている。
101は防水ケース蓋107に形成されたバックルであり、回転操作可能となっている。ここで、バックル101を回転操作すると、バックル101に形成された係合部が防水ケース本体102の係合部102bに係合することで、防水ケース蓋107を防水ケース本体102に固定することができる。
ここで、防水ケース100を保持するためのストラップを開口部102aの近傍に取り付けるようにすれば、ストラップを介してカメラ1が収納された防水ケース100を保持している場合において、防水ケース蓋107が不注意で開くことがあっても防水ケース本体102からカメラ1が落下することはない。一方、従来(図6)の防水ケースでは、ストラップ405を介してカメラ1が収納された防水ケース400を保持している場合において、防水ケース蓋401が不注意で開いてしまったときに、カメラ1を落下させてしまうおそれがある。
次に、カメラ1を防水ケース本体102内に収納する方法について、図2および図3を用いて説明する。
まず、図2(A)に示すように、バックル107を回転させることによって防水ケース本体102との係合を解除し、防水ケース蓋107を回転軸を中心に回転させることで、防水ケース本体102の開口部102aを開ける。
次に、図3(C)に示すように、レンズ鏡筒6が沈胴状態にあるカメラ1を、この側面側から防水ケース本体102内に挿入させる。図2(B)および図3(B)に、防水ケース本体102内に収納されたカメラ1の状態を示す。
図2(B)および図3(B)に示すように、防水ケース本体102の開口部102aからはカメラ1の一側面に設けられた蓋部材2が突出するようになっている。このため、図2(C)や図3(A)に示すように、カメラ1を防水ケース本体102に収納させた状態のまま蓋部材2を開閉させることができ、電池3や記録媒体4の交換を行うことができる。したがって、従来のように電池や記録媒体を交換する際に、カメラ1を一旦防水ケースから取り出すといった面倒な動作を行わなくてもよい。
また、上述したように防水ケース蓋107の回動軸は、蓋部材2の回動軸の軸方向とは異なる方向で配置されているため、蓋部材2を開閉させる際に、防水ケース蓋107が邪魔になることはない。
防水ケース本体102内にカメラ1を収納した後、防水ケース蓋107を回転させて開口部102aを閉じ、バックル107を回転させて防水ケース本体102の係合部に係合させることで、防水ケース蓋107を防水ケース本体102に固定することができる。これにより、防水ケース100内を密閉させることができる。
この状態において、操作部105を介してカメラ1の電源ボタン1bを操作すると、カメラ1の電源がONとなり、レンズ鏡筒6が光軸方向に繰り出すことになる。そして、操作部106を介してレリーズボタン1aを操作することによって撮影を行うことができる。
本実施例の防水ケースによれば、カメラ1の横方向(光軸と直交する方向)にカメラ1を移動させて、カメラ1の側面、すなわち、レンズ鏡筒6が設けられている面よりも小さい面から防水ケース本体102内に収納させることができるため、防水ケース本体102の開口部102aの大きさを、従来(図6)の防水ケースの構成に比べて小さくすることができ、防水ケース内への水の侵入を軽減することができる。
すなわち、従来の防水ケースでは、図6に示すように、カメラ1の前面側および背面側をそれぞれ覆う2つの部材(防水ケース本体402および防水ケース蓋401)で構成されているため、本実施例の防水ケース100に比べて、防水ケース本体402および防水ケース蓋401の接触部分が大きくなり、防水ケース400内に水等の異物が侵入する可能性が高くなる。ここで、異物の侵入を防ぐために、防水ケース本体402および防水ケース蓋401の肉厚を厚くすることもできるが、この場合には防水ケース400が大型化してしまう。
一方、本実施例では、防水ケース本体102および防水ケース蓋107の接触部分を従来に比べて小さくすることができ、防水ケース100内に異物が進入する可能性を低減することができる。
しかも、カメラ1の側面からカメラ1を防水ケース本体102に収納させる構成とすることで、防水ケース本体102によってカメラ1を覆う面を広くとることができる。これにより、防水ケース本体102の肉厚を薄くしても防水性を確保することができ、防水ケース本体102(防水ケース100)を小型化することができる。
なお、本実施例では、カメラ1の横方向において、カメラ1を防水ケース本体102内に収納する構成としたが、カメラ1の上下方向においてカメラ1を防水ケース本体内に収納するような構成とすることもできる。ここで、カメラ1の下面に、電池や記録媒体を収納する収納口を覆う蓋部材が設けられている場合には、上述した防水ケースの構成によって、カメラを防水ケース本体内に収納したままの状態で電池や記録媒体を交換することができる。
そして、防水ケースを上記の構成としても、防水ケース本体の開口部の大きさ(防水ケース本体および防水ケース蓋の接触部分の大きさ)を、従来(図6)の防水ケースの構成に比べて小さくすることができ、防水ケース内への水の侵入を軽減することができる。
次に、本発明の実施例2である防水ケースについて図5を用いて説明する。ここで、図5は、本実施例の防水ケース内にカメラを収納させるときの動作を説明する図であり、カメラ内に電池や記録媒体を収納させる際の動作も合わせて示している。
実施例1の防水ケースでは、沈胴状態にあるカメラを防水ケース本体に収納させて、カメラを完全に収納した状態においてレンズ鏡筒が光軸方向に繰り出すことができるようになっている。
一方、本実施例の防水ケースは、レンズ鏡筒が光軸方向に繰り出した状態にあるカメラを防水ケース本体内に収納することができるようになっている。
すなわち、図5(A)に示すように、防水ケース本体102’の開口部102a’側は、繰り出した状態にあるレンズ鏡筒を所定の位置まで収納させるために、レンズ鏡筒6の外形に沿った突出部102c’が形成されている。そして、開口部102a’においては、光軸方向に繰り出したレンズ鏡筒6の分だけ実施例1における開口部よりも幅が広くなっている。
なお、上述した構成以外は、実施例1における防水ケースと同様の構成となっているため説明を省略する。
防水ケース本体102’にカメラ1を挿入させる場合には、繰り出し状態にあるレンズ鏡筒6を所定の収納位置まで挿入させるまでの途中に、遮光ゴム103が位置している。ここで、遮光ゴム103には、実施例1で説明したようにスリット部103aが形成されているため、図5(C)に示すように、スリット部103aの近傍がレンズ鏡筒6と接触することで変形し、レンズ鏡筒6を所定の収納位置まで移動させることができる。
本実施例の防水ケースでは、レンズ鏡筒6を繰り出した状態のまま、カメラ1を防水ケース本体102’内に収納させたり、防水ケース本体102’から取り出したりすることができる。また、防水ケース内にカメラ1を収納した状態において、レンズ鏡筒が沈胴状態まで動作させることができなくなった場合でも、レンズ鏡筒6を防水ケース本体102’の突出部102c’に沿って移動させることで、カメラ1を防水ケース本体102’から取り出すことができる。
一方、本実施例でも、防水ケース本体102’内にカメラ1を収納した状態で蓋部材2を開閉させることができるため、カメラ1を防水ケース本体102’から取り出さなくても電池3や記録媒体4の交換を行うことができる。
1;デジタルカメラ(撮像装置)
2;蓋部材
3;記録媒体
4;電池
5;照明ユニット
6;レンズ鏡筒
101;バックル
102;防水ケース本体
103;遮光ゴム
103a;スリット部
104;撮影窓部
107;防水ケース蓋
401;防水ケース蓋
402;防水ケース本体
403;バックル
404;遮光ゴム
2;蓋部材
3;記録媒体
4;電池
5;照明ユニット
6;レンズ鏡筒
101;バックル
102;防水ケース本体
103;遮光ゴム
103a;スリット部
104;撮影窓部
107;防水ケース蓋
401;防水ケース蓋
402;防水ケース本体
403;バックル
404;遮光ゴム
Claims (8)
- 撮像装置を覆う防水ケースであって、
前記撮像装置のもつ面のうち最小面積の面に対して直交する方向において、前記撮像装置が収納される第1のケース部材と、
該第1のケース部材の収納口を開閉可能な第2のケース部材とを有することを特徴とする防水ケース。 - レンズ鏡筒を備えた撮像装置を覆う防水ケースであって、
前記レンズ鏡筒の光軸と直交する方向において、前記撮像装置が収納される第1のケース部材と、
該第1のケース部材の収納口を開閉可能な第2のケース部材とを有することを特徴とする防水ケース。 - 前記第1のケース部材は、前記レンズ鏡筒が前記撮像装置内に収納された状態で前記撮像装置を収納可能とし、前記撮像装置が収納状態にあるときに前記レンズ鏡筒の光軸方向への繰り出しを許容する突出部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の防水ケース。
- 前記第1のケース部材は、前記撮像装置を収納する際に、前記撮像装置の外面から突出した前記レンズ鏡筒を特定の収納位置まで導くための突出部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の防水ケース。
- 装置本体に形成された開口部を開閉する蓋部材を備えた撮像装置を覆う防水ケースであって、
前記撮像装置が収納される第1のケース部材と、
該第1のケース部材の収納口を開閉可能な第2のケース部材とを有し、
前記第1のケース部材は、前記蓋部材が前記収納口側に位置するように前記撮像装置を収納することを特徴とする防水ケース。 - 前記第2のケース部材が前記第1のケース部材に回転可能に支持されており、
前記第2のケース部材は、この回転軸方向が、前記撮像装置に回転可能に支持された前記蓋部材の回転軸方向とは異なる方向となるように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の防水ケース。 - レンズ鏡筒および照明光を照射する照明ユニットを備えた撮像装置を覆う防水ケースにおいて、
ケース本体の内側であって、前記ケース本体内に収納された前記レンズ鏡筒の外周に配置され、前記ケース本体の内側を露出させる切り欠き部を備えた遮光部材を有することを特徴とする防水ケース。 - 前記切り欠き部が、前記レンズ鏡筒に対して前記照明ユニットが配置されている側とは反対側の位置に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の防水ケース。
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