JP2005308196A - 二輪車等のフロントフォーク - Google Patents

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Abstract

【課題】 二輪車等の倒立型フロントフォークにおいて、アウタチューブの内周に形成される上部ブッシュのための装着部の加工効率を向上するとともに、上部ブッシュの軸方向への位置ずれを防止すること。
【解決手段】 二輪車等のフロントフォーク10において、アウタチューブ11の上部内周に、軸方向の両側部を閉じた環状溝71を形成し、該環状溝71に、合口隙間15Aを有する状態で環状のブッシュ15を装着するとともに、アウタチューブ11の内周とインナチューブ12の外周の間の環状の隙間を、ブッシュ15の板厚より小さく形成したもの。
【選択図】図4

Description

本発明は、アウタチューブの内周の上下に、インナチューブをガイドするブッシュのための装着部を形成した二輪車等のフロントフォークに関する。
特許文献1には、車体側チューブ1の内周に、上方に開放された段部からなる上部軸受装着部41を形成したフロントフォークが開示されている。この上部軸受装着部41は、車体側チューブ1の内周を上方から軸方向に沿って一部切削し、段部を残して形成される。そして、この上部軸受装着部41には、上部軸受部材4が上方向から装入されて組付けられる。
実用2541848(図2、[0017]、[0019])
特許文献1のフロントフォークでは、車体側チューブの内周の上端部から上部軸受装着部41までの軸方向に沿う長い範囲を切削加工する必要があり、加工時間が長くなり、加工効率が悪い。
また、上部軸受部材4は、上部軸受装着部41に圧入により組付けられるが、上部軸受装着部41には、上部軸受部材4のための上方への抜け止めがないため、使用中に上方へ抜ける等の位置ずれを生ずるおそれがある。
本発明の課題は、二輪車等の倒立型フロントフォークにおいて、アウタチューブの内周に形成される上部ブッシュのための装着部の加工効率を向上するとともに、上部ブッシュの軸方向への位置ずれを防止することにある。
本発明の他の課題は、二輪車等の正立型フロントフォークにおいて、アウタチューブの内周に形成される下部ブッシュのための装着部の加工効率を向上するとともに、下部ブッシュの軸方向への位置ずれを防止することにある。
請求項1の発明は、車体側のアウタチューブの内周の上下に、車軸側のインナチューブをガイドするブッシュのための装着部を形成した二輪車等の倒立型フロントフォークにおいて、前記アウタチューブの上部内周に、軸方向の両側部を閉じた環状溝を形成し、該環状溝に、合口隙間を有する状態で環状のブッシュを装着するとともに、前記アウタチューブの内周と前記インナチューブの外周の間の環状の隙間を、前記ブッシュの板厚より小さく形成したものである。
請求項2の発明は、車軸側のアウタチューブの内周の上下に、車体側のインナチューブをガイドするブッシュのための装着部を形成した二輪車等の正立型フロントフォークにおいて、前記アウタチューブの下部内周に、軸方向の両側部を閉じた環状溝を形成し、該環状溝に、合口隙間を有する状態で環状のブッシュを装着するとともに、前記アウタチューブの内周と前記インナチューブの外周の間の環状の隙間を、前記ブッシュの板厚より小さく形成したものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記ブッシュの合口隙間を、該ブッシュの軸方向に対して傾斜させて形成したものである。
(請求項1)
(a)上部ブッシュのための環状溝の形成に際し、アウタチューブの内周を軸方向に沿う長い範囲を切削加工する必要がないから、加工時間を短縮できる。
(b)上部ブッシュは、環状溝の両端部で軸方向の移動を阻止されるから、ブッシュが軸方向に位置ずれすることがない。
(c)アウタチューブの内周とインナチューブの外周の間の隙間を、ブッシュの板厚より小さくしたからブッシュが合口隙間の分、縮径してもその隙間に脱落することがない。
(d)ブッシュは、環状溝内で拡径し、合口隙間を生じてしまう。このような本発明のブッシュは、合口隙間がゼロの従来の圧入ブッシュに比し、インナチューブの外周とのフリクションがストロークの起動初期から一定になる。理由は、ブッシュが環状溝の内周に密着していないために、ブッシュが環状溝内で僅かに拡径できるため、起動初期のフリクションが従来の圧入ブッシュにおけるよりも低減するものと考えられる。フリクションが一定化するから、フロントフォークの作動性を向上できる。特に、起動初期のフリクションが低減するから、フロントフォークの初期作動性を向上できる。
(請求項2)
(e)下部ブッシュのための環状溝の形成に際し、アウタチューブの内周を軸方向に沿う長い範囲を切削加工する必要がないから、加工時間を短縮できる。
(f)下部ブッシュは、環状溝の両端部で軸方向の移動を阻止されるから、ブッシュが軸方向に位置ずれすることがない。
(g)アウタチューブの内周とインナチューブの外周の間の隙間を、ブッシュの板厚より小さくしたからブッシュが合口隙間の分、縮径してもその隙間に脱落することがない。
(h)ブッシュは、環状溝内で拡経し、合口隙間を生じてしまう。このような本発明のブッシュは、合口隙間がゼロの従来の圧入ブッシュに比し、インナチューブの外周とのフリクションがストロークの起動初期から一定になる。理由は、ブッシュが環状溝の内周に密着していないために、ブッシュが環状溝内で僅かに拡径できるため、起動初期のフリクションが従来の圧入ブッシュにおけるよりも低減するものと考えられる。フリクションが一定化するから、フロントフォークの作動性を向上できる。特に、起動初期のフリクションが低減するから、フロントフォークの初期作動性を向上できる。
(請求項3)
(i)ブッシュの合口隙間を、ブッシュの軸方向に対して傾斜させて形成した。従って、ブッシュの周方向の全域でインナチューブの外周面を軸承するものになり、インナチューブの外周面に、ブッシュの合口隙間との摺動による疵の発生を防止できる。
図1はフロントフォークを示す全体断面図、図2は図1の上部ブッシュまわりを拡大して示す断面図、図3はアウタチューブを示し、(A)は全体断面図、(B)は要部拡大断面図、図4は上部ブッシュの装着部を示す模式図、図5はブッシュを示し、(A)は正面図、(B)は端面図、図6はブッシュの変形例を示す正面図、図7はフロントフォークのストロークに対するフリクションの変化を示す線図、図8はフロントフォークの最伸張状態を示す半断面図、図9は図8のフロントフォークの下部拡大図、図10は図8のフロントフォークの上部拡大図、図11は図9の要部拡大図、図12はブッシュを示し、(A)は正面図、(B)は平面図、図13はブッシュの変形例を示す正面図、図14はフロントフォークのオイル注入時状態を示す半断面図、図15はフロントフォークの最圧縮状態を示す半断面図、図16はフリクション特性のテスト装置を示す模式図である。
(実施例1)(図1〜図7、図16)
二輪車等の倒立型フロントフォーク10は、図1に示す如く、車体側のアウタチューブ11に、車軸側のインナチューブ12を摺動自在に挿入して倒立にし、両チューブ11、12の間に懸架スプリング13を介装するとともに、単筒型ダンパ14を正立にして内装している。
アウタチューブ11の内周の上下2位置には、インナチューブ12をガイドする上下のブッシュ15、16が嵌着されている。アウタチューブ11の下端内周部には、オイルシール17、ダストシール18が嵌着されている。
アウタチューブ11は不図示のアッパ及びロアのブラケットを介して車体側に支持され、インナチューブ12は車軸ブラケット19を介して車軸に結合される。
車軸ブラケット19の底部には、ダンパ14のダンパシリンダ21の下端部がボトムボルト22により固定されて立設している。アウタチューブ11の上端部にはキャップ23が螺着され、キャップ23の中心部に設けたロッド結合部24に中空ピストンロッド25を螺着し、このピストンロッド25の先端部をダンパシリンダ21の上端開口部に設けたロッドガイド26の内周に摺接案内させて該ダンパシリンダ21の内部に挿入している。
キャップ23のロッド結合部24周囲にはばね荷重調整スリーブ27が螺着され、このばね荷重調整スリーブ27により押動される押動ロッド27Aは、アウタチューブ11の内部でばね受28を支持している。インナチューブ12の内部で、ダンパシリンダ21の上端外周部にはばね受29が圧入されている。ばね受28とばね受29の間に前述の懸架スプリング13が介装される。ばね荷重調整スリーブ27の回転操作により、ばね受28を上下動し、懸架スプリング13の初期荷重を調整可能にする。
アウタチューブ11とインナチューブ12の内部で、ダンパシリンダ21の外周部には、油溜室31と気体室32が設けられる。油溜室31の作動油は、前述のブッシュ15、16の潤滑等に寄与する。懸架スプリング13と、気体室32の気体ばねが、車両が路面から受ける衝撃力を吸収する。
ダンパ14は、ピストンバルブ装置(伸側減衰力発生装置)40とボトムバルブ装置(圧側減衰力発生装置)50を有する。ダンパ14は、ピストンバルブ装置40とボトムバルブ装置50が発生する減衰力により、懸架スプリング13と気体ばねによる衝撃力の吸収に伴なうアウタチューブ11とインナチューブ12の伸縮振動を制振する。
ピストンバルブ装置40は、ピストンロッド25の先端部に固定したピストン41により、ダンパシリンダ21の内部をピストン側油室42Aとロッド側油室42Bに区画し、ピストン側油室42Aとロッド側油室42Bを連絡可能にする伸側流路43と圧側流路44のそれぞれに、伸側ディスクバルブ43Aと圧側チェックバルブ44Aを設ける。
また、ピストンバルブ装置40は、ロッド結合部24の内周側に減衰力調整ロッド45を設け、この減衰力調整ロッド45に固定される減衰力調整チューブ46をピストンロッド25の中空部に通し、減衰力調整チューブ46の先端ニードル46Aにより、ピストン41に設けてあるピストン側油室42Aとロッド側油室42Bのバイパス路47の流路面積を調整可能にする。
ボトムバルブ装置50は、ボトムボルト22に螺着されてダンパシリンダ21を前述の如くに車軸ブラケット19の底部に立設するボトムピース51を有し、ピストン側油室42Aの下方にボトムバルブ室52を区画形成する。ボトムバルブ室52はダンパシリンダ21に設けた油孔により油溜室31に連通している。ボトムピース51は、ピストン側油室42Aとボトムバルブ室52を連絡可能にする圧側流路53と伸側流路54のそれぞれに、圧側ディスクバルブ53Aと伸側ディスクバルブ54Aを設ける。
また、ボトムバルブ装置50は、車軸ブラケット19、ボトムボルト22、ボトムピース51に、ピストン側油室42Aと油溜室31のバイパス路55を設け、車軸ブラケット19に螺着した減衰力調整ロッド56の先端ニードル56Aにより、バイパス路55の流路面積を調整可能にする。
従って、フロントフォーク10は以下の如くに減衰作用を行なう。
(圧縮時)
フロンフォーク10の圧縮時には、ボトムバルブ装置50において、圧側流路53の圧側ディスクバルブ53A或いはバイパス路55のニードル56Aを流れる油により圧側減衰力を生じ、ピストンバルブ装置40では殆ど減衰力を生じない。
(伸張時)
フロントフォーク10の伸張時には、ピストンバルブ装置40において、伸側流路43の伸側ディスクバルブ43A或いはバイパス路47のニードル46Aを流れる油により伸側減衰力を生じ、ボトムバルブ装置50では殆ど減衰力を生じない。
尚、フロントフォーク10の最圧縮時には、ダンパシリンダ21の外側で、ピストンロッド25に設けたオイルロックピース61を、ダンパシリンダ21の先端外周部のばね受29に一体に設けたオイルロックカラー62に嵌合し、オイルロックカラー62のオイルロック油室を圧縮することで最圧縮時の緩衝を行なう。
また、フロントフォーク10の最伸張時には、ダンパシリンダ21の上端内周部に配置したリバウンドスプリング63を、ピストンロッド25の先端部に設けたピストン41の側のスプリングストッパ64に衝合し、最伸張時の緩衝を果たす。
しかるに、フロントフォーク10にあっては、図1〜図4に示す如く、アウタチューブ11の上部内周に切削加工により環状溝71を形成し、この環状溝71内に、環状の前述した上部ブッシュ15を装着している。環状溝71は、アウタチューブ11の内周面内で、軸方向の両端部を段差によって閉じた凹溝からなる。上部ブッシュ15は、図5に示す如く、環状体からなり、ブッシュ15の軸方向に沿う真直状をなす合口隙間15Aを形成可能にし、合口隙間15Aを有する状態で環状溝71に装着される。上部ブッシュ15は、アウタチューブ11の上端開口部から、アウタチューブ11の内径に対する弾性的縮径状態で挿入され、環状溝71の溝底に対し弾性的に拡径して装着される。
フロントフォーク10の組付状態で、アウタチューブ11の内周とインナチューブ12の外周の間の環状の隙間は、上部ブッシュ15の板厚より小さく形成される。
尚、下部ブッシュ16は、アウタチューブ11の下部内周にて、下端側を開放するように切削加工された装着部72に圧入状態で装着される。
図16は、フロントフォーク10のフリクション特性を測定するテスト装置200を示す模式図である。テスト装置200は、フロントフォーク10のアウタチューブ11を保持するクランプ治具201を備え、インナチューブ12の車軸ブラケット19にアルミ製車輪202の車軸を回転自在に結合するとともに、この車輪202を可動台203に載置する。インナチューブ12の車軸ブラケット19に結合される車輪202の車軸にはウェート204が加えられる。ウェート204は可動台203に支持される滑車205を介して、フロントフォーク10の軸直角方向からアウタチューブ11、インナチューブ12にサイドフォースを負荷する。操作盤206は、不図示のアクチュエータを制御して可動台203を昇降し、可動台203に載置されている車輪202を介して、インナチューブ12をアウタチューブ11に対して上方に相対移動させるとともに、可動台203のアクチュエータに設けた変位計207とロードセル208により、アウタチューブ11に対するインナチューブ12の各ストローク位置で発生するアウタチューブ11のブッシュ15、16とインナチューブ12の外周とのフリクション値を検出可能にする。
表1、図7の本発明例Aは、テスト装置200を用いて上述したフロントフォーク10の軸直角方向からアウタチューブ11、インナチューブ12に150kgfのサイドフォースを負荷した状態で、アウタチューブ11とインナチューブ12を、乗車1G位置(車両に1名の乗員が乗車し、車両が静止した状態)から30mm圧縮ストロークさせたとき、起動時(圧縮ストロークゼロ)からの各圧縮ストローク位置で発生するフリクション値Aを示したものである。本発明例Aでは、インナチューブ12の外周に硬質クロムメッキを施し、ブッシュ15として焼結金属の内周にテフロン(登録商標)コーティングしたものを用いた。
表1、図7の従来例Bと比較例Kは、上部ブッシュをアウタチューブ11の上部内周にて上端側に開放させた装着部に圧入状態で装着し、下部ブッシュをアウタチューブ11の下部内周にて下端側に開放させた装着部に圧入状態で装着したフロントフォークに本発明例Aにおけると同様のテスト装置200を用いてサイドフォースを負荷させた状態で、アウタチューブ11とインナチューブ12を圧縮ストロークさせたときの各圧縮ストローク位置で発生するフリクション値B、Kを示したものである。従来例Bでは、インナチューブ12の外周に硬質クロムメッキを施し、ブッシュとして焼結金属の内周にテフロン(登録商標)コーティングしたものを用いた。比較例Kでは、インナチューブ12の外周に非晶質(アモルファス)硬質炭素膜(DLC(Diamond Like Carbon)膜と呼ばれる)を被覆し、ブッシュとして燒結金属の内周にテフロン(登録商標)コーティングしたものを用いた。
Figure 2005308196
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(1)上部ブッシュ15のための環状溝71の形成に際し、アウタチューブ11の内周を上端部から軸方向に沿う長い範囲を切削加工する必要がないから、加工時間を短縮できる。
(2)上部ブッシュ15は、環状溝71の両端部で軸方向の移動を阻止されるから、ブッシュ15が軸方向に位置ずれすることがない。
(3)アウタチューブ11の内周とインナチューブ12の外周の間の隙間を、ブッシュ15の板厚より小さくしたからブッシュ15が合口隙間15Aの分、縮径してもその隙間に脱落することがない。
(4)従来の一端側が開放した装着部にブッシュを圧入する場合には、ブッシュの合口隙間はゼロとなるように圧入される。これに対し、本発明では、ブッシュ15は、環状溝71内で拡径し、合口隙間15Aを生じてしまう。このような本発明のブッシュ15は、合口隙間がゼロの従来の圧入ブッシュに比し、インナチューブ12の外周とのフリクションがストロークの起動初期から一定になる(図7)。理由は、ブッシュ15が環状溝71の内周に密着していないために、ブッシュ15が環状溝71内で僅かに拡径できるため、起動初期のフリクションが従来の圧入ブッシュにおけるよりも低減するものと考えられる。フリクションが一定化するから、フロントフォーク10の作動性を向上できる。特に、起動初期のフリクションが低減するから、フロントフォーク10の初期作動性を向上できる。
図6(A)は、ブッシュ15の変形例であり、合口隙間15Aをブッシュ15の軸方向に対して傾斜させて形成したものである。
図6(A)のブッシュ15にあっては、合口隙間15Aをブッシュ15の軸方向に対して傾斜して形成した。その結果、ブッシュ15の周方向の全域にブッシュ15の軸受面が存在するものになる。従って、軸方向に沿う合口隙間を形成したものに比し、ブッシュ15の周方向で、インナチューブ12の外周面を軸承しない部分がなくなり、インナチューブ12の外周面に、ブッシュ15の合口隙間15Aとの摺動による疵の発生を防止できる。
図6(B)は、ブッシュ15の変形例であり、合口隙間15Aをブッシュ15の軸方向に対してステップ状に形成したものである。
(実施例2)(図8〜図15)
二輪車等の正立型フロントフォーク100は、図8〜図10に示す如く、車軸側のアウタチューブ101に、車体側のインナチューブ102を摺動自在にて正立にしたものである。フロントフォーク100は、懸架スプリングや減衰力発生装置を含まない。
フロントフォーク100は、インナチューブ102の先端102Aをアウタチューブ101の上端開口部101Aからアウタチューブ101内に挿入する。そして、アウタチューブ101の内周の上下2位置、換言すれば、アウタチューブ101の上端開口部101A側の内周と、上端開口部101Aから軸方向に間隔をおいた基端側の内周に、インナチューブ102をガイドする上下2つのブッシュ103、104を嵌着している。アウタチューブ101の上端開口部101Aには、オイルシール105、ダストシール106が嵌着される。
アウタチューブ101の基端は車軸ブラケット107を介して車軸に結合され、インナチューブ102は不図示のアッパ及びロアのブラケットを介して車体側に支持される。
アウタチューブ101の基端に封着された車軸ブラケット107の底部にはボルト孔108Aが設けられ、ボルト孔108Aには封止ボルト108が着脱される。インナチューブ102の上端開口部(基端)にはキャップ109が封着される。
しかるに、フロントフォーク100にあっては、図11に示す如く、アウタチューブ101の下端(基端側)内周に切削加工により環状溝111を形成し、この環状溝111内に、環状の前述した下部ブッシュ104を装着している。環状溝111は、車軸ブラケット107を螺着締結しない状態で、アウタチューブ101の基端側から加工することにより、加工時の芯振れがなくなり、精度の良い環状溝111を形成することができる。環状溝111は、アウタチューブ101の内周面内で、軸方向の両側部を段差によって閉じた凹溝からなる。下部ブッシュ104は、図12に示す如く、環状体からなり、自由状態で、ブッシュ104の軸方向に沿う真直状をなす合口隙間104Aを有し、アウタチューブ101の下端開口部101Bから、アウタチューブ101の内径に対する弾性的縮径状態で挿入され、環状溝111の溝底に対し弾性的に拡径して装着され、合口隙間104Aを有する状態で環状溝111に装着される。
下部ブッシュ104は、環状溝111の溝底に装着された状態で、アウタチューブ101の内周長と環状溝111の溝底の内周長との差の分だけ、アウタチューブ101の内径に挿入された状態から、拡径することになる。環状溝111の溝底に装着された状態での合口隙間104Aは、小さいほど好ましい。
尚、下部ブッシュ104は、溝底に装着された状態で、真円を有する。
フロントフォーク100の組付状態で、アウタチューブ101の内周とインナチューブ102の外周の間の環状の隙間は、下部ブッシュ104の板厚より小さく形成される。
尚、上部ブッシュ103は、アウタチューブ101の上端開口部101A側の内周にて、上端側を開放するように切削加工された装着部112に圧入状態で装着され、合口隙間は零となる。
従って、本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(1)下部ブッシュ104のための環状溝111の形成に対し、アウタチューブ101の内周を上端部又は下端部から軸方向に沿う長い範囲を切削加工する必要がないから、加工時間を短縮できる。
アウタチューブ101の基端側の環状溝111を、アウタチューブ本体の可及的基端側に形成することにより、環状溝111を切削加工により形成する際におけるアウタチューブ101の芯振れがなくなり、環状溝111を精度良く形成することができる。
(2)下部ブッシュ104は、環状溝111の両端部で軸方向の移動を阻止されるから、ブッシュ104が軸方向に位置ずれすることがない。
(3)アウタチューブ101の内周とインナチューブ102の外周の間の隙間を、ブッシュ104の板厚より小さくしたからブッシュ104が合口隙間104Aの分、縮径してもその隙間に脱落することがない。
(4)従来の一端側が開放した装着部にブッシュを圧入する場合には、ブッシュの合口隙間はゼロとなるように圧入される。これに対し、本発明では、ブッシュ104は、環状溝111内で拡径し、合口隙間104Aを生じてしまう。このような本発明のブッシュ104は、合口隙間がゼロの従来の圧入ブッシュに比し、インナチューブ102の外周とのフリクションがストロークの起動初期から一定になる。理由は、ブッシュ104が環状溝111の内周に密着していないために、ブッシュ104が環状溝111内で僅かに拡径できるため、起動初期のフリクションが従来の圧入ブッシュにおけるよりも低減するものと考えられる。フリクションが一定化するから、フロントフォーク100の作動性を向上できる。特に、起動初期のフリクションが低減するから、フロントフォーク100の初期作動性を向上できる。
図13は、ブッシュ104の変形例であり、合口隙間104Aをブッシュ104の軸方向に対して傾斜させて形成したものである。
図13のブッシュ104にあっては、合口隙間104Aをブッシュ104の軸方向に対して傾斜して形成した。その結果、ブッシュ104の周方向の全域にブッシュ104の軸受面が存在するものになる。従って、軸方向に沿う合口隙間を形成したものに比し、ブッシュ104の周方向で、インナチューブ102の外周面を軸承しない部分がなくなり、インナチューブ102の外周面に、ブッシュ104の合口隙間104Aとの摺動による疵の発生を防止できる。
更に、フロントフォーク100にあっては、アウタチューブ101の内周とインナチューブ102の外周の間で、上下2つのブッシュ103、104にて区画される環状の隙間にブッシュ103、104、オイルシール105の潤滑用オイルを装填可能にし、この環状の隙間を環状油間隙121とする。
また、インナチューブ102の内周に可動隔壁部材130を設ける。可動隔壁部材130は、インナチューブ102の先端側に、アウタチューブ101の内周及び車軸ブラケット107の底部とともに区画する油室122を設けるとともに、インナチューブ102の基端側に気体室123を区画する。本実施例では、可動隔壁部材130は、インナチューブ102の先端側の内周に設けられ、油室122の容積を小さくする。
可動隔壁部材130は、インナチューブ102の内周に液密に摺動するフリーピストンからなるが、インナチューブ102の内周に外縁を封着したゴム等のブラダからなるものでも良い。
フロントフォーク100のオイル注入時には、図14に示す如く、アウタチューブ101を上側に、インナチューブ102を下側に配置するように倒立にし、可動隔壁部材130を、インナチューブ102の内周の先端部に設けたストッパ131に当て止めした状態で、車軸ブラケット107のボルト孔108Aから油室122にオイルを注入した後、ボルト孔108Aに封止ボルト108を封着する。フロントフォーク100の正立使用状態で、アウタチューブ101とインナチューブ102が伸縮するとき、インナチューブ102が油室122に進入した容積分だけ、可動隔壁部材130がストッパ131から上動する。図15はフロントフォーク100の最圧縮状態を示す。
このとき、フロントフォーク100は、アウタチューブ101とインナチューブ102の間の環状油間隙121を、インナチューブ102の先端側の油室122に連通するとともに、可動隔壁部材130にて、環状油間隙121と油室122を気体室123に対して密封区画する。本実施例では、前述した下部ブッシュ104の合口隙間104Aを介して、環状油間隙121を油室122に常時連通する。
従って、本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)可動隔壁部材130は、アウタチューブ101とインナチューブ102間の環状油間隙121及び可動隔壁部材130の下部の油室122を、可動隔壁部材130の上部の気体室123に対し押し下げて容積を小さくした状態で密封区画する。インナチューブ102の外周に付着して環状油間隙121に浸入したオイルは、インナチューブ102の上下動に連れて上部のブッシュ103、オイルシール105のリップを潤滑する。また、環状油間隙121にフルに充填したオイルは、直接ブッシュ103、104を潤滑する。可動隔壁部材130は上下動により、インナチューブ102の先端の油室122への進入退出に伴う体積補償及び温度補償を行なう。
可動隔壁部材130は、フリーピストン又はゴム等のブラダからなるが、従来技術の合成樹脂パイプ等からなる中空の成形体のような特注品と異なり、汎用品である等により安価である。
その結果、可動隔壁部材130により下部の油室122の容積を小さくして気体室123の容積を大きくし、余分なオイルの量を少なくし、アウタチューブ101の開口部101Aのブッシュ103、オイルシール105等を潤滑する潤滑用のオイルの充填量を少なくし、軽量化を図ったフロントフォーク100を安価に提供できる。
(b)可動隔壁部材130を、インナチューブ102の先端側の内周に設けることにより、可動隔壁部材130の下部の油室122の容積をより小さくし、より軽量化を図ることができる。
(c)アウタチューブ101の内周に本来的に設けられるブッシュ104の合口隙間104Aを、環状油間隙121とインナチューブ102の先端側油室122との連通路として利用することにより、上述(a)、(b)のフロントフォーク100の一層の安価を図ることができる。
尚、フロントフォーク100にあっては、環状油間隙121と油室122が、インナチューブ102の側壁に設けた油孔により常時連通されるものでも良い。この場合、インナチューブ102の最伸張状態(図8)では、インナチューブ102が油室122から抜け出た分だけ可動隔壁部材130が下動するから、可動隔壁部材130により閉塞されず、かつ気体室123に開口することもない、インナチューブ102の先端側の位置に油孔を設ける必要がある。
また、フロントフォーク100にあっては、アウタチューブ101とインナチューブ102の間の環状油間隙121にオイルを充満させるものに限らず、環状油間隙121内のオイルに多少の気体が混入していても良い。環状油間隙121に気体を混入した場合にはインナチューブ102の伸縮ストロークに伴い、ブッシュ104の合口隙間104Aを作動油が流動することになるから、合口隙間104Aで減衰力が発生し、インナチューブ102の作動性が悪くなる。環状油間隙121に気体を混入させない場合には、上述の減衰力が発生せず、インナチューブ102の伸縮ストロークの作動性が良くなる。
また、フロントフォーク100にあっては、アウタチューブ101を構成するアウタチューブ本体に車軸ブラケット107を鋳造にて一体成形したアウタチューブ101を用いるものでも良い。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
図1はフロントフォークを示す全体断面図である。 図2は図1の上部ブッシュまわりを拡大して示す断面図である。 図3はアウタチューブを示し、(A)は全体断面図、(B)は要部拡大断面図である。 図4は上部ブッシュの装着部を示す模式図である。 図5はブッシュを示し、(A)は正面図、(B)は端面図である。 図6はブッシュの変形例を示す正面図である。 図7はフロントフォークのストロークに対するフリクションの変化を示す線図である。 図8はフロントフォークの最伸張状態を示す半断面図である。 図9は図8のフロントフォークの下部拡大図である。 図10は図8のフロントフォークの上部拡大図である。 図11は図9の要部拡大図である。 図12はブッシュを示し、(A)は正面図、(B)は平面図である。 図13はブッシュの変形例を示す正面図である。 図14はフロントフォークのオイル注入時状態を示す半断面図である。 図15はフロントフォークの最圧縮状態を示す半断面図である。 図16はフリクション特性のテスト装置を示す模式図である。
符号の説明
10、100 フロントフォーク
11、101 アウタチューブ
12、102 インナチューブ
15 上部ブッシュ
15A 合口隙間
16 下部ブッシュ
71 環状溝
103 上部ブッシュ
104 下部ブッシュ
104A 合口隙間
111 環状溝

Claims (3)

  1. 車体側のアウタチューブの内周の上下に、車軸側のインナチューブをガイドするブッシュのための装着部を形成した二輪車等の倒立型フロントフォークにおいて、
    前記アウタチューブの上部内周に、軸方向の両側部を閉じた環状溝を形成し、該環状溝に、合口隙間を有する状態で環状のブッシュを装着するとともに、
    前記アウタチューブの内周と前記インナチューブの外周の間の環状の隙間を、前記ブッシュの板厚より小さく形成したことを特徴とする二輪車等のフロントフォーク。
  2. 車軸側のアウタチューブの内周の上下に、車体側のインナチューブをガイドするブッシュのための装着部を形成した二輪車等の正立型フロントフォークにおいて、
    前記アウタチューブの下部内周に、軸方向の両側部を閉じた環状溝を形成し、
    該環状溝に、合口隙間を有する状態で環状のブッシュを装着するとともに、
    前記アウタチューブの内周と前記インナチューブの外周の間の環状の隙間を、前記ブッシュの板厚より小さく形成したことを特徴とする二輪車等のフロントフォーク。
  3. 前記ブッシュの合口隙間を、該ブッシュの軸方向に対して傾斜させて形成した請求項1又は2に記載の二輪車等のフロントフォーク。
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