JP2006183692A - 二輪車等のフロントフォーク - Google Patents

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Nobuaki Fujita
伸明 藤田
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Abstract

【課題】 オイルシール部とダストシール部を一体に形成したシール部材を、アウタチューブの先端のシール装着部の内周に嵌着したフロントフォークにおいて、シール部材の変形や傷つきを防止でき、また外観性の向上を図ること。
【解決手段】 二輪車等のフロントフォーク10において、アウタチューブ11の先端に形成した大径のシールハウジング部60を、シール部材70のダストシール部74が備えるダストリップ74Aより軸方向の外側に延出し、ダストリップ74Aをシールハウジング部60の軸方向の内側に収容したもの。
【選択図】 図5

Description

本発明は二輪車のフロントフォークに関する。
二輪車等のフロントフォークでは、インナチューブが摺動するアウタチューブの先端の内周に、インナチューブの外周に付着するオイルを掻きとるオイルシール手段と、インナチューブとアウタチューブの摺動部へのダストの侵入を阻止するダストシール手段を設ける必要がある。
特許文献1には、正立型のフロントフォークにおいて、シールリップ部3aとダストリップ部3bとからなるオイルシール部3と、オイルシール部3の上端周縁に一体的に突設され、半径方向の斜め上方に向かって延長しているダストリップ部5aを一体に形成したオイルシールSが開示されている。
特許文献2には、ダストリップ部4bを基部4aの内周側に、基部4aの下端面4dより軸方向の内側に位置させて形成したダストシール4が開示されている。
特開昭57-37156 実登録2547377
特許文献1では、オイルシールSが全体的にアウタチューブ2の軸方向の内側に収納される構成が開示されている。しかしながら、第2図に示すように、ダストシール部の先端のダストリップ5aは、依然としてアウタチューブ2の上端面より軸方向の外側に突出している。このため、組付け時や分解時又は走行中にダストリップ5aが変形したり、傷がつき易いし、外観性も悪い。
また、特許文献1のフロントフォークは正立型であって、オイルシールSをアウタチューブのシール装着部の内周に軸方向で固定するため、シール装着部の内周にサークリップを係着するための環状溝を形成している。そのため、ダストシール部の外側面とアウタチューブのシール装着部の内周との間には軸方向の内側に向かって緒径する三角形状の溝が形成される。その結果、この三角形状の溝やサークリップの環状溝内に雨水や泥が溜まり易い。
特許文献2のダストシール4は、ダストリップ部にオイルシールリップ部を一体に形成したものではなく、ダストシール4とは別に、別体のオイルシール(図1参照、番号なし)を必要とする。オイルシールリップ部とダストリップ部を一体に形成したオイルシールに関するところがない。
尚、特許文献2のダストシール4は、基部4aを依然としてアウタチューブの下端面より軸方向の外側に突出しており、組付け時や分解時又は走行中にダストシール4が変形したり、傷がつき易いし、外観性も悪い。
本発明の課題は、オイルシール部とダストシール部を一体に形成したシール部材を、アウタチューブの先端のシール装着部の内周に嵌着したフロントフォークにおいて、シール部材の変形や傷つきを防止でき、また外観性の向上を図ることにある。
請求項1の発明は、インナチューブが摺動するアウタチューブの先端の内周に大径のシールハウジング部を形成し、シールハウジング部の内周に、環状の取付部と、環状の取付部の内周に一体に形成されたオイルシール部と、環状の取付部の端部の内周に一体に形成され軸方向の外側に向かって縮径するテーパ状のダストシール部とからなるシール部材を嵌着し、係止リングにより該シール部材を軸方向に抜け止めする二輪車等のフロントフォークにおいて、前記大径のシールハウジング部を前記ダストシール部の先端のダストリップより軸方向の外側に延出し、該ダストリップをシールハウジング部の軸方向の内側に収容したものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記シールハウジング部の軸方向の内側部に前記シール部材を嵌着する嵌着部を形成し、該嵌着部より軸方向の外側部に該嵌着部より大径の延出部を形成したものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において更に、前記延出部の加工精度を前記小径の嵌着部の加工精度より粗く設定したものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において更に、前記フロントフォークが倒立型のフロントフォークであるものである。
(請求項1)
(a)大径のシールハウジング部をダストシール部の先端部より軸方向の外側に延出し、ダストシール部を含むシール部材の全体をシールハウジング部の軸方向の内側に収容した。従って、フロントフォークの組付け時又は走行時にシール部材の全体、特にダストシール部のダストリップ変形や傷がつきにくい。また、シール部材の全体、特にダストシール部のダストリップがシールハウジング部の外部に露出しないので外観性に優れる。
(請求項2)
(b)環状の取付部の内周側にダストシール部とオイルシール部を一体に形成したシール部材が小径の嵌着部の内周に固定されるので、ダストシール部とオイルシール部の同軸度が確保される。従って、シールハウジング部の内周をシール部材を嵌着する嵌着部と、この嵌着部より大径の延出部に分け、嵌着部の内周の加工精度だけを上げ、延出部の内周の加工精度は粗いままとすることができる。
(c)シールハウジング部へのシール部材の圧入長を短くすることができ、シール部材の圧入時におけるシール部材の環状の取付部の外周の磨耗を低減できる。
(請求項3)
(d)延出部の加工精度を小径の嵌着部の加工精度より粗く(粗加工、又は素地のまま)設定したので、加工時間の短縮となり、加工コストを低減できる。
(請求項4)
(e)シール部材が嵌着されるフロントフォークが倒立型のフロントフォークであるので、テーパ状のダストシール部の外側面とシールハウジング部の内周との間に形成される溝は下向きになって、この溝内に雨水や泥が溜まることがない。その結果、シール部材の性能や寿命の劣化が少ない。
図1はフロントフォークを示す全体断面図、図2は図1の下部断面図、図3は図1の中間部断面図、図4は図1の上部断面図、図5はシール部材の嵌着構造を示す断面図、図6はシール部材を示す断面図である。
自動二輪車等の倒立型フロントフォーク10は、図1〜図4に示す如く、車体側のアウタチューブ11に、車軸側のインナチューブ12を摺動自在に挿入して倒立にし、両チューブ11、12の間に懸架スプリング13を介装するとともに、単筒型ダンパ14を正立にして内装している。
アウタチューブ11の下端内周とインナチューブ12の上端外周の2位置には、アウタチューブ11とインナチューブ12の摺動をガイドするブッシュ15、16が嵌着されている。アウタチューブ11の下端内周部には、シール部材70が後述する如くに嵌着されている。
アウタチューブ11は不図示のアッパ及びロアのブラケットを介して車体側に支持され、インナチューブ12は車軸ブラケット19を介して車軸に結合される。
車軸ブラケット19の底部には、ダンパ14のダンパシリンダ21の下端部がボトムボルト22により固定されて立設している。アウタチューブ11の上端部にはキャップ23が螺着され、キャップ23の中心部に設けたばね荷重調整ロッド24に中空ピストンロッド25を螺着し、このピストンロッド25の先端部をダンパシリンダ21の上端開口部に設けたロッドガイド26の内周に摺接案内させて該ダンパシリンダ21の内部に挿入している。
ばね荷重調整ロッド24周囲に軸方向移動可能に係着されているばね荷重調整スリーブ27が、キャップ23の内周に螺着され、このばね荷重調整スリーブ27により押動される押動体27Aは、アウタチューブ11の内部でばね受28を備えている。インナチューブ12の内部で、ダンパシリンダ21の上端外周部にはばね受29が圧入されている。ばね受28とばね受29の間に前述の懸架スプリング13が介装される。ばね荷重調整ロッド24の回転操作により、ばね受28を上下動し、懸架スプリング13の初期荷重を調整可能にする。
アウタチューブ11とインナチューブ12の内部で、ダンパシリンダ21の外周部には、油溜室31と気体室32が設けられる。油溜室31の作動油は、前述のブッシュ15、16の潤滑等に寄与する。懸架スプリング13と、気体室32の気体ばねが、車両が路面から受ける衝撃力を吸収する。
ダンパ14は、ピストンバルブ装置(伸側減衰力発生装置)40とボトムバルブ装置(圧側減衰力発生装置)50を有する。ダンパ14は、ピストンバルブ装置40とボトムバルブ装置50が発生する減衰力により、懸架スプリング13と気体ばねによる衝撃力の吸収に伴なうアウタチューブ11とインナチューブ12の伸縮振動を制振する。
ピストンバルブ装置40は、ピストンロッド25の先端部に固定したピストン41により、ダンパシリンダ21の内部をピストン側油室42Aとロッド側油室42Bに区画し、ピストン側油室42Aとロッド側油室42Bを連絡可能にする伸側流路43と圧側流路44のそれぞれに、伸側ディスクバルブ43Aと圧側チェックバルブ44Aを設ける。
また、ピストンバルブ装置40は、ばね荷重調整ロッド24の内周側に減衰力調整ロッド45を設け、この減衰力調整ロッド45に固定される減衰力調整チューブ46をピストンロッド25の中空部に通し、減衰力調整チューブ46の先端ニードル46Aにより、ピストン41に設けてあるピストン側油室42Aとロッド側油室42Bのバイパス路47の流路面積を調整可能にする。
ボトムバルブ装置50は、ボトムボルト22に螺着されてダンパシリンダ21を前述の如くに車軸ブラケット19の底部に立設するホルダ51を有し、ホルダ51に取付けられるボトムピース51Aによりピストン側油室42Aの下方にボトムバルブ室52を区画形成する。ボトムバルブ室52はダンパシリンダ21に設けた油孔により油溜室31に連通している。ボトムピース51Aは、ピストン側油室42Aとボトムバルブ室52を連絡可能にする圧側流路53と伸側流路54のそれぞれに、圧側ディスクバルブ53Aと伸側ディスクバルブ54Aを設ける。
また、ボトムバルブ装置50は、車軸ブラケット19、ボトムボルト22、ボトムピース51Aに、ピストン側油室42Aと油溜室31のバイパス路55を設け、車軸ブラケット19に螺着した減衰力調整ロッド56の先端ニードル56Aにより、バイパス路55の流路面積を調整可能にする。
従って、フロントフォーク10は以下の如くに減衰作用を行なう。
(圧縮時)
フロンフォーク10の圧縮時には、ボトムバルブ装置50において、圧側流路53の圧側ディスクバルブ53A或いはバイパス路55のニードル56Aを流れる油により圧側減衰力を生じ、ピストンバルブ装置40では殆ど減衰力を生じない。
(伸張時)
フロントフォーク10の伸張時には、ピストンバルブ装置40において、伸側流路43の伸側ディスクバルブ43A或いはバイパス路47のニードル46Aを流れる油により伸側減衰力を生じ、ボトムバルブ装置50では殆ど減衰力を生じない。
尚、フロントフォーク10の最圧縮時には、ダンパシリンダ21の外側で、ピストンロッド25に設けたオイルロックピース101を、ダンパシリンダ21の先端外周部のばね受29に一体に設けたオイルロックカラー102に嵌合し、オイルロックカラー102のオイルロック油室を圧縮することで最圧縮時の緩衝を行なう。
また、フロントフォーク10の最伸張時には、ダンパシリンダ21の上端内周部に配置したリバウンドスプリング103を、ピストンロッド25の先端部に設けたピストン41の側のスプリングストッパ104に衝合し、最伸張時の緩衝を果たす。
しかるに、フロントフォーク10にあっては、図5に示す如く、円筒状インナチューブ12が摺動する円筒状アウタチューブ11の先端に大径の円筒状シールハウジング部60を形成し、シールハウジング部60の内周にシール部材70を以下の如くに嵌着する。
シールハウジング部60は、アウタチューブ11においてブッシュ15が嵌着される部分より拡径され、ブッシュ15の内径より大きい内径の嵌着部61、延出部62を備える。即ち、シールハウジング部60は、アウタチューブ11の軸方向の内側部にシール部材70を嵌着する小内径の嵌着部61を形成し、嵌着部61より軸方向の外側部に該嵌着部61より大内径の延出部62を形成する。
シールハウジング部60は、嵌着部61の最奥部(ブッシュ15の側)にブッシュ15の端面に接する環状のシールスペーサー63を備え、延出部62における嵌着部61との境界部に環状溝62Aを備え、この環状溝62AにC字状等の係止リング64を嵌着する。係止リング64は、嵌着部61に嵌着されたシール部材70の環状取付部71の外側端面に接して、シール部材70を軸方向に抜け止めする。
シール部材70は、図5、図6(A)に示す如く、概ね円筒状をなし、環状取付部71と、オイルシール部72と、第1と第2のダストシール部73、74をゴム等の弾性材料によって一体に形成し、芯金75が埋め込まれている。
環状取付部71はシールハウジング部60の延出部62の側から嵌着部61に圧入される円環状の外周を備える。
オイルシール部72は、環状取付部71の軸方向の内側端(シールハウジング部60に嵌着された状態でシールハウジング部60の内方側)の内周に一体に形成され、インナチューブ12の外周に摺接するオイルリップ72Aを備え、オイルリップ72Aをインナチューブ12の外周に向けて弾発するリング状のコイルスプリング72Bをオイルリップ72Aの裏面側に緊着して備える。
ダストシール部73は、環状取付部71の軸方向の中間部の内周に一体に形成され、軸方向の外側に向けて縮径するテーパ状をなし、インナチューブ12の外周に摺接するダストリップ73Aを先端に備える。
ダストシール部74は、環状取付部71の軸方向の外側端の内周に一体に形成され、軸方向の外側に向けて縮径するテーパ状をなし、インナチューブ12の外周に摺接するダストリップ74Aを先端に備え、ダストリップ74Aをインナチューブ12の外周に向けて弾発するリング状のコイルスプリング74Bをダストリップ74Aの裏面側に緊着して備える。
芯金75は、シール部材70の形態保持特性を高める。芯金75は、環状取付部71の軸方向の外側寄りで折り返しかつ半径方向の内方に向けて屈曲され、軸方向と半径方向に加わる圧縮力に対する形態保持特性を良好にする。
従って、シール部材70は、アウタチューブ11の先端のシールハウジング部60の嵌着部61に圧入された後、延出部62の環状溝62Aに嵌着される係止リング64により抜け止めされる。このとき、シールハウジング部60の延出部62は、シール部材70のダストシール部74の先端のダストリップ74Aより軸方向の外側にまで延出し、このダストリップ74Aを含むシール部材70の全体をシールハウジング部60の軸方向の内側に収容する。
尚、シールハウジング部60は、延出部62の加工精度を嵌着部61の加工精度より粗く設定する。嵌着部61の加工精度(表面粗さの最大高さ)は例えば100分の1mm台、延出部62の加工精度(表面粗さの最大高さ)は例えば10分の1mm台である。
シール部材70は、図6(B)に示す如く、ダストシール部74にコイルスプリング74Bを備えないものでも良い。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)大径のシールハウジング部60をダストシール部74の先端部より軸方向の外側に延出し、ダストシール部74を含むシール部材70の全体をシールハウジング部60の軸方向の内側に収容した。従って、フロントフォーク10の組付け時又は走行時にシール部材70の全体、特にダストシール部74のダストリップ74Aの変形や傷がつきにくい。また、シール部材70の全体、特にダストシール部74のダストリップ74Aがシールハウジング部60の外部に露出しないので外観性に優れる。
(b)環状の取付部71の内周側にダストシール部73、74とオイルシール部72を一体に形成したシール部材70が小径の嵌着部61の内周に固定されるので、ダストシール部73、74とオイルシール部72の同軸度が確保される。従って、シールハウジング部60の内周をシール部材70を嵌着する嵌着部61と、この嵌着部61より大径の延出部62に分け、嵌着部61の内周の加工精度だけを上げ、延出部62の内周の加工精度は粗いままとすることができる。
(c)シールハウジング部60へのシール部材70の圧入長を短くすることができ、シール部材70の圧入時におけるシール部材70の環状の取付部71の外周の磨耗を低減できる。
(d)延出部62の加工精度を小径の嵌着部61の加工精度より粗く(粗加工、又は素地のまま)設定したので、加工時間の短縮となり、加工コストを低減できる。
(e)シール部材70が嵌着されるフロントフォーク10が倒立型のフロントフォーク10であるので、テーパ状のダストシール部74の外側面とシールハウジング部60の内周との間に形成される溝は下向きになって、この溝内に雨水や泥が溜まることがない。その結果、シール部材70の性能や寿命の劣化が少ない。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明は正立型のフロントフォークにも適用できる。
図1はフロントフォークを示す全体断面図である。 図2は図1の下部断面図である。 図3は図1の中間部断面図である。 図4は図1の上部断面図である。 図5はシール部材の嵌着構造を示す断面図である。 図6はシール部材を示す断面図である。
符号の説明
10 フロントフォーク
11 アウタチューブ
12 インナチューブ
60 シールハウジング部
61 嵌着部
62 延出部
64 係止リング
70 シール部材
71 環状取付部
72 オイルシール部
73、74 ダストシール部
74A ダストリップ

Claims (4)

  1. インナチューブが摺動するアウタチューブの先端の内周に大径のシールハウジング部を形成し、シールハウジング部の内周に、環状の取付部と、環状の取付部の内周に一体に形成されたオイルシール部と、環状の取付部の端部の内周に一体に形成され軸方向の外側に向かって縮径するテーパ状のダストシール部とからなるシール部材を嵌着し、係止リングにより該シール部材を軸方向に抜け止めする二輪車等のフロントフォークにおいて、
    前記大径のシールハウジング部を前記ダストシール部の先端のダストリップより軸方向の外側に延出し、該ダストリップをシールハウジング部の軸方向の内側に収容したことを特徴とする二輪車等のフロントフォーク。
  2. 前記シールハウジング部の軸方向の内側部に前記シール部材を嵌着する嵌着部を形成し、該嵌着部より軸方向の外側部に該嵌着部より大径の延出部を形成した請求項1に記載の二輪車等のフロントフォーク。
  3. 前記延出部の加工精度を前記小径の嵌着部の加工精度より粗く設定した請求項2に記載の二輪車等のフロントフォーク。
  4. 前記フロントフォークが倒立型のフロントフォークである請求項1〜3のいずれかに記載の二輪車等のフロントフォーク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101227383B1 (ko) * 2007-07-11 2013-01-30 주식회사 만도 쇽업소버의 오일 씰 고정구조

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