JP2005278383A - 電源回路 - Google Patents

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    • H02M1/0003Details of control, feedback or regulation circuits
    • H02M1/0041Control circuits in which a clock signal is selectively enabled or disabled

Abstract


【課題】 出力リップルをさほど大きくすることなく、チャージポンプの高周波動作を抑制する。
【解決手段】 電源回路200は、レギュレータ30によりクロック信号CLK1のパルスをスキップさせることによりチャージポンプ10の出力をレギュレートする。レギュレータ30は、チャージポンプ10の出力を分圧回路31で分圧し、分圧電圧Vdをコンパレータ32で基準電圧源33の基準電圧Vrefと比較し、その比較出力VcをNAND回路34に入力させて、クロック信号CLK1とで否定論理積し、クロック信号CLK2としてチャージポンプ10に供給する。コンパレータ32の速度は、分圧電圧Vdが基準電圧Vrefを上回った時点から出力Vcが反転するまでは速く、分圧電圧Vdが基準電圧Vrefを下回った時点から出力Vcが反転するまでは遅くなるように制御される。
【選択図】図1

Description

本発明はチャージポンプを備えた電源回路に関し、特に携帯電話やPDAなどの比較的負荷が軽い携帯機器の表示装置を駆動するドライバIC等に内蔵されるのに好適な電源回路であって、スキップモードレギュレータによりチャージポンプ出力をレギュレートする電源回路に関する。
従来のこの種の電源回路100(例えば、特許文献1を参照)について、電源電圧を昇圧変換する電源回路を例にして、図11を参照して説明する。電源回路100は、クロック信号CLK1に同期してスイッチ動作して昇圧電圧を出力するチャージポンプ10と、チャージポンプ10の出力電圧に応じてクロック信号CLK1のパルスをスキップさせることによりチャージポンプ10の出力をレギュレートさせるレギュレータ20とで構成されている。
チャージポンプ10は、図12に一例を示すように、コンデンサC1,C2とスイッチSW1,SW2,SW3,SW4とを有している。電源端子VDDと接地端子Gnd間にスイッチSW1、コンデンサC1およびスイッチSW2が直列接続されている。電源端子VDDとコンデンサC1およびスイッチSW2の接続点間にスイッチSW3が接続されている。スイッチSW1およびコンデンサC1の接続点と接地端子Gnd間にスイッチSW4およびコンデンサC2が直列接続され、その直列接続点をチャージポンプ10の出力端として出力端子Voutに接続されている。スイッチSW1,SW2とスイッチSW3,SW4とは、クロック信号CLK2入力により相補的にオン/オフ制御される。
チャージポンプ10の昇圧動作について説明する。先ず、"H"レベルのクロック信号CLK2入力により、スイッチSW1,SW2がオン、スイッチSW3,SW4がオフになり、電源電圧VDDによりコンデンサC1が充電される。次に、"L"レベルのクロック信号CLK2入力により、スイッチSW1,SW2がオフ、スイッチSW3,SW4がオンになり、コンデンサC1に充電された電圧に電源電圧VDDが重畳された電圧でコンデンサC2が充電される。このオン/オフ制御が繰り返されて、チャージポンプ10の出力端に昇圧電圧が出力される。コンデンサC1,C2の充電電圧が飽和するようにオン/オフ制御される場合は、チャージポンプ10の出力端に電源電圧VDDの2倍の昇圧電圧が出力される。この電源回路100では、コンデンサC2の充電電圧が不飽和となるように、クロック信号CLK2のパルスを所定時間、スキップさせて(この例では、"H"レベルにして)、スイッチSW3,SW4をオフ制御して昇圧動作を停止することにより、チャージポンプ10の出力端に電源電圧VDDの2倍より低い昇圧電圧が出力される。
レギュレータ20は、図11に示すように、分圧回路21、コンパレータ22、基準電圧源23およびNAND回路24を有している。分圧回路21は、チャージポンプ10の出力端と接地端子Gnd間に直列接続された分圧抵抗R1,R2からなり分圧点Pdから分圧電圧Vdを出力する。コンパレータ22は、反転入力端に分圧点Pdが接続され、非反転入力端に基準電圧源23が接続されて、分圧電圧Vdを基準電圧Vrefと比較し、基準電圧Vrefより分圧電圧Vdが高いとき"L"レベル、低いとき"H"レベルのコンパレータ出力Vcとなる。コンパレータ22は、出力Vcが周波数不定の高周波で"H"レベルと"L"レベルにならないように、図示しない周辺回路によりヒステリシスを持たせている。NAND回路24は、一入力端にクロック信号入力端子CLK1が接続され、他入力端にコンパレータ22の出力端が接続され、クロック信号入力端子CLK1からの第1クロック信号CLK1とコンパレータ出力Vcとで否定論理積され、第2クロック信号CLK2としてチャージポンプ10のクロック入力端に供給される。
上記構成の電源回路100の動作を図13を併用して説明する。電源端子VDDにバッテリー等の直流電源により電源電圧VDD、例えば、VDD=3vが供給される。クロック信号入力端子CLK1に、例えば、10kHzのクロック信号CLK1が、図13(a)に示すように、供給される。分圧回路21の分圧抵抗R1,R2が、例えばR1/R2=1に設定されて、チャージポンプ10の出力端電位が分圧回路21の分圧点Pdで分圧され、その分圧電圧Vdがコンパレータ22で基準電圧Vref、例えば、Vref=2.5vと比較される。コンパレータ22は、Vref±Vw/2のヒステリシス幅を有しているとする。時刻T1において、図13(d)に示すようにVd<Vref+Vw/2であり、図13(b)に示すようにコンパレータ22の出力電圧Vcは "H"レベルである。この"H"レベルがNAND回路24でクロック信号CLK1と否定論理積され、図13(c)に示すようにNAND回路24からクロック信号CLK2としてクロック信号CLK1が反転されたCLK1バーを出力している。チャージポンプ10は、そのクロック信号CLK2=CLK1バーの入力によりVd>Vref+Vw/2になるまで、すなわち、出力端子電圧Voutがレギュレート電圧Vout=Vref×(1+R1/R2)=2.5×(1+1)=5vを上回るまで、昇圧動作を続ける。
時刻T2において、図13(d)に示すようにVd>Vref+Vw/2になると、図13(b)に示すようにコンパレータ22の出力電圧Vcは"H"レベルから"L"レベルに反転する。この"L"レベルがNAND回路24でクロック信号CLK1と否定論理積され、図13(c)に示すようにNAND回路24からクロック信号CLK2としてクロック信号CLK1のパルスがスキップされて"H"レベルを出力する。チャージポンプ10はそのクロック信号CLK2="H"レベルの入力によりVd<Vref−Vw/2になるまで、すなわち、出力端子電圧Voutがレギュレート電圧Vout=Vref×(1+R1/R2)=5vを下回るまで、昇圧動作が停止される。
時刻T3において、図13(d)に示すようにVd<Vref−Vw/2になると、図13(b)に示すようにコンパレータ22の出力電圧Vcは"L"レベルから"H"レベルに反転する。この"H"レベルにより、時刻T1のときと同様に、NAND回路24からクロック信号CLK2としてクロック信号CLK1が反転されたCLK1バーを出力し、チャージポンプ10はそのクロック信号CLK2=CLK1バーの入力によりVd>Vref+Vw/2になるまで昇圧動作を続ける。以下、これらの動作を繰り返すことによって、電源回路100は、図13(d)に示すように、分圧電圧VdがVref±Vw/2のヒステリシス幅の間に収まるように動作し、出力端子Voutにレギュレート電圧Vout=Vref×(1+R1/R2)=2.5×(1+1)=5vが出力される。
特開2000−166220号公報(図1,3,5〜7)
ところで、従来の電源回路100は、コンパレータ22の出力Vcが周波数不定の高周波で"H"レベルと"L"レベルにならないように、コンパレータ22にヒステリシスを持たせている。このヒステリシスは、出力端子Voutに接続される負荷の変動によるコンパレータ22からの周波数不定の高周波出力を補償するに十分でなければならない。しかし、このヒステリシスを増加させた場合、出力端子電圧Voutが所望値を上回ると、出力端子電圧Voutがこのヒステリシス分だけ所望値より低下するまでコンパレータ22がチャージポンプの昇圧動作を停止させることになり、出力端子電圧Voutのリップルが大きくなるという問題がある。
従って、本発明の目的は、回路規模をあまり大きくすることなく、安定したレギュレート電圧Voutを出力できる電源回路を提供することである。
(1)本発明の電源回路は、クロック信号により昇圧動作するチャージポンプの出力に応じた電圧をコンパレータで基準電圧と比較し、基準電圧を上回ったときのコンパレータ出力によりクロック信号のパルスをスキップさせて昇圧動作を停止させるとともに、基準電圧を下回ったときのコンパレータ出力によりクロック信号のパルスのスキップを停止させて昇圧動作を復帰させることによりチャージポンプからレギュレート電圧を出力する電源回路において、前記コンパレータの速度が、チャージポンプの出力に応じた電圧が基準電圧を上回った時点からコンパレータ出力が反転するまでは速く、チャージポンプの出力に応じた電圧が基準電圧を下回った時点からコンパレータ出力が反転するまでは遅くなるように制御されることを特徴とする。
(2)本発明の電源回路は、上記(1)項の電源回路において、前記コンパレータは、オペアンプと、オペアンプの出力波形を整形して2値電圧を出力するインバータと、オペアンプにバイアス電流を供給するバイアス電流源と、バイアス電流を制御するバイアス電流制御回路とを有し、オペアンプがバイアス電流制御回路により、前記コンパレータの速度を速くするとき高バイアスに制御され、前記コンパレータの速度を遅くするとき低バイアスに制御されることを特徴する。
(3)本発明の電源回路は、上記(2)項の電源回路において、前記オペアンプは、前記バイアス電流が供給されるMOSトランジスタを有し、前記バイアス電流制御回路は、前記オペアンプのMOSトランジスタにミラー接続された第1MOSトランジスタと、前記低バイアスのとき前記オペアンプのMOSトランジスタにミラー接続される第2MOSトランジスタと、前記第2MOSトランジスタの前記オペアンプのMOSトランジスタへのミラー接続のオン/オフ制御をするスイッチ素子とを有することを特徴とする。
(4)本発明の電源回路は、上記(3)項の電源回路において、前記スイッチ素子は、前記インバータの出力により制御されることを特徴とする。
上記手段によれば、コンパレータの速度が、チャージポンプの出力に応じた電圧が基準電圧を上回った時点からコンパレータ出力が反転するまでは速く、チャージポンプの出力に応じた電圧が基準電圧を下回った時点からコンパレータ出力が反転するまでは遅くなるように制御されるようにしたので、比較的負荷が軽い場合、ヒステリシスを持たせたコンパレータで構成される電源回路ほど出力のリップルを大きくすることなく、コンパレータの出力が周波数不定の高周波で"H"レベルと"L"レベルになるのを抑制できる。
本発明によれば、チャージポンプの高周波動作を抑制でき、比較的負荷が軽い場合、出力リップルをさほど大きくすることなく、動消費電流増大を抑制でき、携帯電話やPDAなどの比較的負荷が軽い用途に好適である。
本発明のチャージポンプを備えた電源回路は、クロック信号により昇圧動作するチャージポンプの出力に応じた電圧をコンパレータで基準電圧と比較し、基準電圧を上回ったときのコンパレータ出力によりクロック信号のパルスをスキップさせて昇圧動作を停止させるとともに、基準電圧を下回ったときのコンパレータ出力によりクロック信号のパルスのスキップを停止させて昇圧動作を復帰させることによりチャージポンプからレギュレート電圧を出力する電源回路において、コンパレータの速度が、チャージポンプの出力に応じた電圧が基準電圧を上回った時点からコンパレータ出力が反転するまでは速く、チャージポンプの出力に応じた電圧が基準電圧を下回った時点からコンパレータ出力が反転するまでは遅くなるように制御される。コンパレータは、オペアンプと、オペアンプの出力波形を整形して2値電圧を出力するインバータと、オペアンプにバイアス電流を供給するバイアス電流源と、バイアス電流を制御するバイアス電流制御回路とを有し、オペアンプがバイアス電流制御回路により、コンパレータの速度を速くするとき高バイアスに制御され、コンパレータの速度を遅くするとき低バイアスに制御される。オペアンプは、バイアス電流が供給されるMOSトランジスタを有し、バイアス電流制御回路は、オペアンプのMOSトランジスタにミラー接続された第1MOSトランジスタと、オペアンプが低バイアスに制御されるときオペアンプのMOSトランジスタにミラー接続される第2MOSトランジスタと、第2MOSトランジスタのオペアンプのMOSトランジスタへのミラー接続のオン/オフ制御をするスイッチ素子とを有する。スイッチ素子は、インバータの出力により制御される。
以下に、本発明の実施例1の電源回路200について図1を参照して説明する。尚、図11と同一のものについては同一符号を付して、その説明を省略する。図11の電源回路100と異なる点は、レギュレータ20の替わりにレギュレータ30を有する点である。レギュレータ30は、分圧回路31、コンパレータ32、基準電圧源33およびNAND回路34を有している。分圧回路31は、チャージポンプ10の出力端と接地端子Gnd間に直列接続された分圧抵抗R1,R2からなり分圧点Pdから分圧電圧Vdを出力する。コンパレータ32は、反転入力端に分圧点Pdが接続され、非反転入力端に基準電圧源33が接続されて、分圧電圧Vdを基準電圧Vrefと比較し、基準電圧Vrefより分圧電圧Vdが高いとき"L"レベル、低いとき"H"レベルのコンパレータ出力Vcとなる。
コンパレータ32は、図2に示すように、オペアンプ35と、インバータ36,37と、バイアス電流源38と、バイアス電流制御回路39とを有している。オペアンプ35は、PチャネルMOSトランジスタM1,M2とNチャネルMOSトランジスタM3〜M5とからなる差動増幅段と、PチャネルMOSトランジスタM6とNチャネルMOSトランジスタM7とからなる出力段とで構成されている。MOSトランジスタM6,M7の接続点P1はインバータ36,37に接続され、インバータ36,37により接続点P1の電位V1の波形を整形してインバータ37から"H"および"L"レベルの電圧Vcを出力する。MOSトランジスタM5,M7のゲートはバイアス電流制御回路39に接続され、バイアス電流源38からの電流をバイアス電流制御回路39により制御してMOSトランジスタM5,M7にバイアス電流を供給する。
バイアス電流制御回路39は、バイアス電流源38と接地端子とにドレインとソースとで接続されてMOSトランジスタM5,M7にミラー接続されたNチャネルMOSトランジスタM8と、ソースが接地端子に接続されておりドレインがバイアス電流源38に接続されることによってMOSトランジスタM5,M7にミラー接続されるダイオード接続のNチャネルMOSトランジスタM9と、MOSトランジスタM9のドレインをバイアス電流源38に接続するトランスファーゲートTGを構成するNチャネルMOSトランジスタM10およびPチャネルMOSトランジスタM11と、MOSトランジスタM9のゲートを接地電位にするプルダウンスイッチを構成するNチャネルMOSトランジスタM12とを有している。MOSトランジスタM10のゲートはインバータ36とインバータ37との接続点P2に接続され、MOSトランジスタM11,M12のゲートはインバータ37の出力端に接続されている。
コンパレータ32の動作について、図3を参照して説明する。尚、トランジスタサイズ(W/L=ゲート幅/ゲート長)として、M5の(W/L)=M7の(W/L)=20、M8の(W/L)=10、M9の(W/L)=30を例に説明する。
(1)時刻t1において、コンパレータ32の−入力は+入力より電位が低いため、接続点P1の電位V1は"H"レベル、接続点P2の電位V2は"L"レベル、および出力電圧Vcは"H"レベルである。このとき、バイアス電流制御回路39において、MOSトランジスタM10,M11はオフ状態、MOSトランジスタM12はオン状態であり、各MOSトランジスタM5,M7はMOSトランジスタM8がミラー接続されてバイアス電流が供給される。従って、MOSトランジスタM8と各MOSトランジスタM5,M7とのミラー比は1:2となり、バイアス電流源38から供給される電流をI1とすると、MOSトランジスタM5,M7に流れる電流I2はI2=2×I1となる。
(2)時刻t2になりコンパレータ32の−入力が+入力より電位が高くなると、接続点P1の電位V1は"H"レベルから低下し始める。接続点P2の電位V2はV1がインバータ36の閾値電圧Vthに低下するまで"L"レベルのままであり、従って、それまで出力電圧Vcは"H"レベルのままである。また、このとき、バイアス電流制御回路39において、MOSトランジスタM10,M11はオフ状態、MOSトランジスタM12はオン状態のままであり、MOSトランジスタM5,M7に流れる電流I2はI2=2×I1のままである。このため、時刻t2からV1がインバータ36の閾値電圧Vthに低下するまでの遅延時間td1は短く、例えば、td1=0.2μsである。
(3)時刻t2から遅延時間td1を経過すると電位V1がインバータ36の閾値電圧Vthより低下し、電位V2は"L"レベルから"H"レベルに反転し、それとともに、出力電圧Vcは"H"レベルから"L"レベルに反転する。また、このとき、電位V2="H"レベル、出力電圧Vc="L"レベルにより、バイアス電流制御回路39において、MOSトランジスタM10,M11はオン状態、MOSトランジスタM12はオフ状態になり、各MOSトランジスタM5,M7はMOSトランジスタM8とM9とでミラー接続されてバイアス電流が供給される。従って、MOSトランジスタM8+M9と各MOSトランジスタM5,M7とのミラー比は2:1となり、MOSトランジスタM5,M7に流れる電流I2はI2=I1/2となる。従って、時刻t2から遅延時間td1を経過してからの電位V1の立ち下がり速度は、時刻t2から遅延時間td1を経過するまでの立ち下がり速度より遅くなる。しかし、時刻t2から遅延時間td1を経過する時点で、出力電圧Vcは"L"レベルとなっており、この立ち下がり速度が遅くなることは出力電圧Vcに影響しない。従って、コンパレータ32の−入力が+入力より電位が高くなった時点から出力電圧Vcが"H"レベルから"L"レベルに反転するまでの速度は、遅延時間td1で決定され、このときの遅延時間td1が短いため、速い。
(4)時刻t3になりコンパレータ32の−入力が+入力より電位が低くなると、接続点P1の電位V1は"L"レベルから上昇し始める。接続点P2の電位V2はV1がインバータ36の閾値電圧Vthに上昇するまで"H"レベルのままであり、従って、それまで出力電圧Vcは"L"レベルのままである。また、このとき、バイアス電流制御回路39において、MOSトランジスタM10,M11はオン状態、MOSトランジスタM12はオフ状態のままであり、MOSトランジスタM5,M7に流れる電流I2はI2=I1/2のままである。このため、時刻t3からV1がインバータ36の閾値電圧Vthに上昇するまでの遅延時間td2は、I2=2×I1のときより長くなり、例えば、遅延時間td2=0.8μsと、遅延時間td1=0.2μsの約4倍の長さである。
(5)時刻t3から遅延時間td2を経過すると電位V1がインバータ36の閾値電圧Vthより上昇し、電位V2は"H"レベルから"L"レベルに反転し、それとともに、出力電圧Vcは"L"レベルから"H"レベルに反転する。また、このとき、電位V2="L"レベル、出力電圧Vc="H"レベルにより、バイアス電流制御回路39において、MOSトランジスタM10,M11はオフ状態、MOSトランジスタM12はオン状態になり、各MOSトランジスタM5,M7はMOSトランジスタM8でミラー接続されてバイアス電流が供給される。従って、MOSトランジスタM8と各MOSトランジスタM5,M7とのミラー比は1:2となり、MOSトランジスタM5,M7に流れる電流I2はI2=2×I1となる。従って、時刻t3から遅延時間td2を経過してからの電位V1の立ち上がり速度は、時刻t3から遅延時間td2を経過するまでの立ち上がり速度より速くなる。従って、コンパレータ32の−入力が+入力より電位が低くなってから出力電圧Vcが"L"レベルから"H"レベルに反転するまでの速度は、遅延時間td2で決定され、このときの遅延時間td2が長いため、遅い。
上記構成の電源回路200の動作を図4を併用して説明する。電源端子VDDにバッテリー等の直流電源により電源電圧VDD、例えば、VDD=3vが供給される。クロック信号入力端子CLK1に、例えば、10kHzのクロック信号CLK1が、図4(a)に示すように、供給される。分圧回路31の分圧抵抗R1,R2が、例えばR1/R2=1に設定されて、チャージポンプ10の出力端電位が分圧回路31の分圧点Pdで分圧され、その分圧電圧Vdがコンパレータ32で基準電圧Vref、例えば、Vref=2.5vと比較される。時刻T11において、図4(d)に示すようにVd<Vrefであり、図4(b)に示すようにコンパレータ32の出力電圧Vcは "H"レベルである。この"H"レベルがNAND回路34でクロック信号CLK1と否定論理積され、図4(c)に示すようにNAND回路34からクロック信号CLK2としてクロック信号CLK1が反転されたCLK1バーを出力している。チャージポンプ10は、そのクロック信号CLK2=CLK1バーの入力により分圧電圧Vdが基準電圧Vrefを上回るまで、すなわち、出力端子電圧Voutがレギュレート電圧Vout=Vref×(1+R1/R2)=2.5×(1+1)=5vを上回るまで、昇圧動作を続ける。
時刻T12において、図4(d)に示すようにVd>Vrefになると、時刻T12から遅延時間td1を経過後に、図4(b)に示すようにコンパレータ32の出力電圧Vcは"H"レベルから"L"レベルに反転する。この"L"レベルがNAND回路34でクロック信号CLK1と否定論理積され、図4(c)に示すようにNAND回路34からクロック信号CLK2としてクロック信号CLK1のパルスがスキップされて"H"レベルを出力する。チャージポンプ10はそのクロック信号CLK2="H"レベルの入力により時刻T12から遅延時間td1+td2を経過する時刻T13まで昇圧動作が停止される。
時刻T13になると、図4(b)に示すようにコンパレータ32は"H"レベルを出力する。この"H"レベルにより、時刻T11のときと同様に、NAND回路34からクロック信号CLK2としてクロック信号CLK1が反転されたCLK1バーを出力し、チャージポンプ10はそのクロック信号CLK2=CLK1バーの入力により分圧電圧Vdが基準電圧Vrefを上回るまで昇圧動作を続ける。以下、これらの動作を繰り返すことによって、電源回路200は、図4(d)に示すように、分圧電圧Vdが基準電圧Vrefを上回るまでの昇圧動作と、分圧電圧Vdが基準電圧Vrefを上回ってから遅延時間td2経過するまでの昇圧動作の停止とを繰り返して、出力端子Voutにレギュレート電圧Vout=Vref×(1+R1/R2)=2.5×(1+1)=5vが出力される。
以上のように、バイアス電流制御回路39によりオペアンプ35のバイアスを、コンパレータ32の出力に応じて、"H"レベルのとき高バイアスに、"L"レベルのとき低バイアスに制御するようにしているので、コンパレータ32の速度は、出力が"H"レベルから"L"レベルに反転するときは速く、"L"レベルから"H"レベルに反転するときは遅くなる。この結果、分圧電圧Vdが基準電圧Vrefを上回ったときはパルススキップによる昇圧動作の停止を早く開始することにより、出力端子電圧Voutがオーバーシュートするのを防止できる。また、パルススキップ開始から昇圧動作への復帰を遅くすることによりコンパレータ32の出力が周波数不定の高周波で"H"レベルと"L"レベルになるのを抑制するようにしたので、チャージポンプ10の高周波動作を抑えることができ、動消費電流増大を抑制できる。この電源回路200は、携帯電話やPDAなどの比較的負荷が軽い回路に用いることにより、遅延時間を比較的大きくしても、昇圧動作への復帰時点の出力端子電圧Voutをヒステリシスを持たせたコンパレータで構成される電源回路ほどレギュレート電圧Voutから低下させることはなく、出力リップルはさほど大きくならない。
次に、電源回路200に用いられるコンパレータ32の他の例のコンパレータ32aについて、図5を参照して説明する。尚、図2のコンパレータ32と同一のものについては同一符号を付して、その説明を省略する。図2のコンパレータ32と異なる点は、バイアス電流制御回路39の替わりにバイアス電流制御回路39aを有する点である。バイアス電流制御回路39aは、オペアンプ35のMOSトランジスタM5,M7へのMOSトランジスタM9のミラー接続制御をトランスファ−ゲートTGではなくMOSトランジスタにより行なうことによりバイアス電流制御回路39よりさらに簡単な回路構成としている。バイアス電流制御回路39aは、バイアス電流源38と接地端子とにドレインとソースとで接続されてMOSトランジスタM5,M7にミラー接続されたNチャネルMOSトランジスタM8と、
ドレインがバイアス電流源38に接続されておりソースが接地端子に接続されることによってMOSトランジスタM5,M7にミラー接続されるダイオード接続のNチャネルMOSトランジスタM9と、MOSトランジスタM9のソースを接地端子に接続するNチャネルMOSトランジスタM13とを有している。MOSトランジスタM13のゲートはインバータ36とインバータ37との接続点P2に接続されている。
コンパレータ32aの動作について、コンパレータ32と異なる点のみ説明する。オペアンプ35のMOSトランジスタM5,M7へのMOSトランジスタM9のミラー接続制御をオフ制御するとき、コンパレータ32のバイアス電流制御回路39では、MOSトランジスタM10,M11がオフ制御、MOSトランジスタM12がオン制御されるのに対して、コンパレータ32aのバイアス電流制御回路39aでは、MOSトランジスタM13がオフ制御される。また、MOSトランジスタM9のミラー接続制御をオン制御するとき、コンパレータ32のバイアス電流制御回路39では、MOSトランジスタM10,M11がオン制御、MOSトランジスタM12がオフ制御されるのに対して、コンパレータ32aのバイアス電流制御回路39aでは、MOSトランジスタM13がオン制御される。
以下に、本発明の実施例2の電源回路300について図6を参照して説明する。尚、図1と同一のものについては同一符号を付して、その説明を省略する。図1の電源回路200と異なる点は、レギュレータ30の替わりにレギュレータ40を有する点である。レギュレータ40は、分圧回路41、コンパレータ42、基準電圧源43およびOR回路44を有している。分圧回路41は、チャージポンプ10の出力端と接地端子Gnd間に直列接続された分圧抵抗R1,R2からなり分圧点Pdから分圧電圧Vdを出力する。コンパレータ42は、非反転入力端に分圧点Pdが接続され、反転入力端に基準電圧源43が接続されて、分圧電圧Vdを基準電圧Vrefと比較し、基準電圧Vrefより分圧電圧Vdが高いとき"H"レベル、低いとき"L"レベルのコンパレータ出力Vcとなる。
コンパレータ42は、図7に示すように、オペアンプ45と、インバータ46,47と、バイアス電流源48と、バイアス電流制御回路49とを有している。オペアンプ45は、PチャネルMOSトランジスタM1,M2とNチャネルMOSトランジスタM3〜M5とからなる差動増幅段と、PチャネルMOSトランジスタM6とNチャネルMOSトランジスタM7とからなる出力段とで構成されている。MOSトランジスタM6,M7の接続点P1はインバータ46,47に接続され、インバータ46,47により接続点P1の電位V1の波形を整形してインバータ47から"H"および"L"レベルの電圧Vcを出力する。MOSトランジスタM5,M7のゲートはバイアス電流制御回路49に接続され、バイアス電流源48からの電流をバイアス電流制御回路49により制御してMOSトランジスタM5,M7にバイアス電流を供給する。
バイアス電流制御回路49は、バイアス電流源48と接地端子とにドレインとソースとで接続されてMOSトランジスタM5,M7にミラー接続されたNチャネルMOSトランジスタM8と、ソースが接地端子に接続されておりドレインがバイアス電流源48に接続されることによってMOSトランジスタM5,M7にミラー接続されるダイオード接続のNチャネルMOSトランジスタM9と、MOSトランジスタM9のドレインをバイアス電流源48に接続するトランスファーゲートTGを構成するNチャネルMOSトランジスタM10およびPチャネルMOSトランジスタM11と、MOSトランジスタM9のゲートを接地電位にするプルダウンスイッチを構成するNチャネルMOSトランジスタM12とを有している。MOSトランジスタM10のゲートはインバータ47の出力端に接続され、MOSトランジスタM11,M12のゲートはインバータ46とインバータ47との接続点P2に接続されている。
コンパレータ42の動作について、図8を参照して説明する。尚、トランジスタサイズ(W/L=ゲート幅/ゲート長)として、M5の(W/L)=M7の(W/L)=20、M8の(W/L)=10、M9の(W/L)=30を例に説明する。
(1)時刻t1において、コンパレータ42の+入力は−入力より電位が低いため、接続点P1の電位V1は"L"レベル、接続点P2の電位V2は"H"レベル、および出力電圧Vcは"L"レベルである。このとき、バイアス電流制御回路49において、MOSトランジスタM10,M11はオフ状態、MOSトランジスタM12はオン状態であり、各MOSトランジスタM5,M7はMOSトランジスタM8がミラー接続されてバイアス電流が供給される。従って、MOSトランジスタM8と各MOSトランジスタM5,M7とのミラー比は1:2となり、バイアス電流源48から供給される電流をI1とすると、MOSトランジスタM5,M7に流れる電流I2はI2=2×I1となる。
(2)時刻t2になりコンパレータ42の+入力が−入力より電位が高くなると、接続点P1の電位V1は"L"レベルから上昇し始める。接続点P2の電位V2はV1がインバータ46の閾値電圧Vthに上昇するまで"H"レベルのままであり、従って、それまで出力電圧Vcは"L"レベルのままである。また、このとき、バイアス電流制御回路49において、MOSトランジスタM10,M11はオフ状態、MOSトランジスタM12はオン状態のままであり、MOSトランジスタM5,M7に流れる電流I2はI2=2×I1のままである。このため、時刻t2からV1がインバータ46の閾値電圧Vthに上昇するまでの遅延時間td1は短く、例えば、td1=0.2μsである。
(3)時刻t2から遅延時間td1を経過すると電位V1がインバータ46の閾値電圧Vthより上昇し、電位V2は"H"レベルから"L"レベルに反転し、それとともに、出力電圧Vcは"L"レベルから"H"レベルに反転する。また、このとき、電位V2="L"レベル、出力電圧Vc="H"レベルにより、バイアス電流制御回路49において、MOSトランジスタM10,M11はオン状態、MOSトランジスタM12はオフ状態になり、各MOSトランジスタM5,M7はMOSトランジスタM8とM9とでミラー接続されてバイアス電流が供給される。従って、MOSトランジスタM8+M9と各MOSトランジスタM5,M7とのミラー比は2:1となり、MOSトランジスタM5,M7に流れる電流I2はI2=I1/2となる。従って、時刻t2から遅延時間td1を経過してからの電位V1の立ち上がり速度は、時刻t2から遅延時間td1を経過するまでの立ち上がり速度より遅くなる。しかし、時刻t2から遅延時間td1を経過する時点で、出力電圧Vcは"H"レベルとなっており、この立ち上がり速度が遅くなることは出力電圧Vcに影響しない。従って、コンパレータ42の+入力が−入力より電位が高くなってから出力電圧Vcが"L"レベルから"H"レベルに反転するまでの速度は、遅延時間td1で決定され、このときの遅延時間td1が短いため、速い。
(4)時刻t3になりコンパレータ42の+入力が−入力より電位が低くなると、接続点P1の電位V1は"H"レベルから低下し始める。接続点P2の電位V2はV1がインバータ46の閾値電圧Vthに低下するまで"L"レベルのままであり、従って、それまで出力電圧Vcは"H"レベルのままである。また、このとき、バイアス電流制御回路49において、MOSトランジスタM10,M11はオン状態、MOSトランジスタM12はオフ状態のままであり、MOSトランジスタM5,M7に流れる電流I2はI2=I1/2のままである。このため、時刻t3からV1がインバータ46の閾値電圧Vthに低下するまでの遅延時間td2は、I2=2×I1のときより大きくなり、例えば、遅延時間td2=0.8μsと、遅延時間td1=0.2μsの約4倍の長さである。
(5)時刻t3から遅延時間td2を経過すると電位V1がインバータ46の閾値電圧Vthより低下し、電位V2は"L"レベルから"H"レベルに反転し、それとともに、出力電圧Vcは"H"レベルから"L"レベルに反転する。また、このとき、電位V2="H"レベル、出力電圧Vc="L"レベルにより、バイアス電流制御回路49において、MOSトランジスタM10,M11はオフ状態、MOSトランジスタM12はオン状態になり、各MOSトランジスタM5,M7はMOSトランジスタM8でミラー接続されてバイアス電流が供給される。従って、MOSトランジスタM8と各MOSトランジスタM5,M7とのミラー比は1:2となり、MOSトランジスタM5,M7に流れる電流I2はI2=2×I1となる。従って、時刻t3から遅延時間td2を経過してからの電位V1の立ち下がり速度は、時刻t3から遅延時間td2を経過するまでの立ち上がり速度より速くなる。従って、コンパレータ42の+入力が−入力より電位が低くなってから出力電圧Vcが"H"レベルから"L"レベルに反転するまでの速度は、遅延時間td2で決定され、このときの遅延時間td2が長いため、遅い。
上記構成の電源回路300の動作を図9を併用して説明する。電源端子VDDにバッテリー等の直流電源により電源電圧VDD、例えば、VDD=3vが供給される。クロック信号入力端子CLK1バーにクロック信号CLK1の反転信号CLK1バーが、図9(a)に示すように、供給される。分圧回路41の分圧抵抗R1,R2が、例えばR1/R2=1に設定されて、チャージポンプ10の出力端電位が分圧回路41の分圧点Pdで分圧され、その分圧電圧Vdがコンパレータ42で基準電圧Vref、例えば、Vref=2.5vと比較される。時刻T11において、図9(d)に示すようにVd<Vrefであり、図9(b)に示すようにコンパレータ42の出力電圧Vcは "L"レベルである。この"L"レベルがOR回路44でクロック信号CLK1と論理和され、図9(c)に示すようにOR回路44からクロック信号CLK2としてそのままクロック信号CLK1を出力している。チャージポンプ10は、そのクロック信号CLK2=CLK1の入力により分圧電圧Vdが基準電圧Vrefを上回るまで、すなわち、出力端子電圧Voutがレギュレート電圧Vout=Vref×(1+R1/R2)=2.5×(1+1)=5vを上回るまで、昇圧動作を続ける。
時刻T12において、図9(d)に示すようにVd>Vrefになると、時刻T12から遅延時間td1を経過後に、図9(b)に示すようにコンパレータ42の出力電圧Vcは"L"レベルから"H"レベルに反転する。この"H"レベルがOR回路44でクロック信号CLK1バーと論理和され、図9(c)に示すようにOR回路44からクロック信号CLK2としてクロック信号CLK1のパルスがスキップされて"H"レベルを出力する。チャージポンプ10はそのクロック信号CLK2="H"レベルの入力により時刻T12から遅延時間td1+td2を経過する時刻T13まで昇圧動作が停止される。
時刻T13になると、図9(b)に示すようにコンパレータ42は"L"レベルを出力する。この"L"レベルにより、時刻T11のときと同様に、OR回路44からクロック信号CLK2としてそのままクロック信号CLK1を出力し、チャージポンプ10はそのクロック信号CLK2=CLK1の入力により分圧電圧Vdが基準電圧Vrefを上回るまで昇圧動作を続ける。以下、これらの動作を繰り返すことによって、電源回路300は、図9(d)に示すように、分圧電圧Vdが基準電圧Vrefを上回るまでの昇圧動作と、分圧電圧Vdが基準電圧Vrefを上回ってから遅延時間td2経過するまでの昇圧動作の停止とを繰り返して、出力端子Voutにレギュレート電圧Vout=Vref×(1+R1/R2)=2.5×(1+1)=5vが出力される。
以上のように、バイアス電流制御回路49によりオペアンプ45のバイアスを、コンパレータ42の出力に応じて、"L"レベルのとき高バイアスに、"H"レベルのとき低バイアスに制御するようにしているので、コンパレータ42の速度は、出力が"L"レベルから"H"レベルに反転するときは速く、"H"レベルから"L"レベルに反転するときは遅くなる。この結果、分圧電圧Vdが基準電圧Vrefを上回ったときはパルススキップによる昇圧動作の停止を早く開始することにより、出力端子電圧Voutがオーバーシュートするのを防止できる。また、パルススキップ開始から昇圧動作への復帰を遅くすることによりコンパレータ42の出力が周波数不定の高周波で"H"レベルと"L"レベルになるのを抑制するようにしたので、チャージポンプ10の高周波動作を抑えることができる。この電源回路300は、携帯電話やPDAなどの比較的負荷が軽い回路に用いることにより、遅延時間を比較的大きくしても、昇圧動作への復帰時点の出力端子電圧Voutをヒステリシスを持たせたコンパレータで構成される電源回路ほどレギュレート電圧Voutから低下させることはなく、出力リップルはさほど大きくならない。
次に、電源回路300に用いられるコンパレータ42の他の例のコンパレータ42aについて、図10を参照して説明する。尚、図7のコンパレータ42と同一のものについては同一符号を付して、その説明を省略する。図7のコンパレータ42と異なる点は、バイアス電流制御回路49の替わりにバイアス電流制御回路49aを有する点である。バイアス電流制御回路49aは、オペアンプ45のMOSトランジスタM5,M7へのMOSトランジスタM9のミラー接続制御をトランスファーゲートTGではなくMOSトランジスタにより行なうことによりバイアス電流制御回路49よりさらに簡単な回路構成としている。バイアス電流制御回路49aは、バイアス電流源48と接地端子とにドレインとソースとで接続されてMOSトランジスタM5,M7にミラー接続されたNチャネルMOSトランジスタM8と、
ドレインがバイアス電流源48に接続されておりソースが接地端子に接続されることによってMOSトランジスタM5,M7にミラー接続されるダイオード接続のNチャネルMOSトランジスタM9と、MOSトランジスタM9のソースを接地端子に接続するNチャネルMOSトランジスタM13とを有している。MOSトランジスタM13のゲートはインバータ47の出力端に接続されている。
コンパレータ42aの動作について、コンパレータ42と異なる点のみ説明する。オペアンプ45のMOSトランジスタM5,M7へのMOSトランジスタM9のミラー接続制御をオフ制御するとき、コンパレータ42のバイアス電流制御回路49では、MOSトランジスタM10,M11がオフ制御、MOSトランジスタM12がオン制御されるのに対して、コンパレータ42aのバイアス電流制御回路49aでは、MOSトランジスタM13がオフ制御される。また、MOSトランジスタM9のミラー接続制御をオン制御するとき、コンパレータ42のバイアス電流制御回路49では、MOSトランジスタM10,M11がオン制御、MOSトランジスタM12がオフ制御されるのに対して、コンパレータ42aのバイアス電流制御回路49aでは、MOSトランジスタM13がオン制御される。
尚、上記実施例において、チャージポンプ10のクロック信号CLK2入力による動作を"H"レベルのとき、スイッチSW1,SW2がオン、スイッチSW3,SW4がオフすることで説明したが、"L"レベルのとき、スイッチSW1,SW2がオン、スイッチSW3,SW4がオフするものであってもよい。この場合、実施例1では、NAND回路34ではなくAND回路を用い、実施例2では、OR回路44ではなくNOR回路を用いる。また、 上記実施例1および2では、チャージポンプを2倍昇圧型を例に説明したが、他の整数倍昇圧型のチャージポンプに適用することもできる。また、昇圧型を例に説明したが、降圧型に適用することもできる。さらに、正の昇圧型を例に説明したが、負の昇圧型に適用することもできる。
本発明の実施例1の電源回路200の回路図。 図1の電源回路200に用いられるコンパレータ32の回路図。 図2に示すコンパレータ32の動作を示す信号波形図。 図1に示す電源回路200の動作を示す信号波形図。 図1の電源回路200に用いられるコンパレータ32の他の例の回路図。 本発明の実施例2の電源回路300の回路図。 図6の電源回路300に用いられるコンパレータ42の回路図。 図7に示すコンパレータ42の動作を示す信号波形図。 図6に示す電源回路300の動作を示す信号波形図。 図6の電源回路300に用いられるコンパレータ42の他の例の回路図。 従来の電源回路100の回路図 図1、図6および図11に示す電源回路に用いられるチャージポンプ10の一例の回路図。 図11に示す電源回路100の動作を示す信号波形図。
符号の説明
10 チャージポンプ
30,40 レギュレータ
31,41 分圧回路
32,32a,42,42a コンパレータ
33,43 基準電圧源
34 NAND回路
44 OR回路
35,45 オペアンプ
36,37,46,47 インバータ
38,48 定電流源
39,39a,49,49a バイアス電流制御回路
200,300 電源回路
TG トランスファ−ゲート
M5,M7,M8,M9,M13 NチャネルMOSトランジスタ

Claims (4)

  1. クロック信号により昇圧動作するチャージポンプの出力に応じた電圧をコンパレータで基準電圧と比較し、基準電圧を上回ったときのコンパレータ出力によりクロック信号のパルスをスキップさせて昇圧動作を停止させるとともに、基準電圧を下回ったときのコンパレータ出力によりクロック信号のパルスのスキップを停止させて昇圧動作を復帰させることによりチャージポンプからレギュレート電圧を出力する電源回路において、
    前記コンパレータの速度が、チャージポンプの出力に応じた電圧が基準電圧を上回った時点からコンパレータ出力が反転するまでは速く、チャージポンプの出力に応じた電圧が基準電圧を下回った時点からコンパレータ出力が反転するまでは遅くなるように制御されることを特徴とする電源回路。
  2. 前記コンパレータは、オペアンプと、オペアンプの出力波形を整形して2値電圧を出力するインバータと、オペアンプにバイアス電流を供給するバイアス電流源と、バイアス電流を制御するバイアス電流制御回路とを有し、オペアンプがバイアス電流制御回路により、前記コンパレータの速度を速くするとき高バイアスに制御され、前記コンパレータの速度を遅くするとき低バイアスに制御されることを特徴とする請求項1記載の電源回路。
  3. 前記オペアンプは、前記バイアス電流が供給されるMOSトランジスタを有し、
    前記バイアス電流制御回路は、前記オペアンプのMOSトランジスタにミラー接続された第1MOSトランジスタと、前記低バイアスのとき前記オペアンプのMOSトランジスタにミラー接続される第2MOSトランジスタと、前記第2MOSトランジスタのミラー接続のオン/オフ制御をするスイッチ素子とを有することを特徴とする請求項2記載の電源回路。
  4. 前記スイッチ素子は、前記インバータの出力により制御されることを特徴とする請求項3記載の電源回路。
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