JP5112034B2 - チャージポンプ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、チャージポンプ回路に関する。
従来より、クロック信号の発振によりオンオフさせるスイッチング素子と当該スイッチング素子により充放電させるコンデンサとを用いて、入力電圧を昇圧させた出力電圧を得るチャージポンプ回路が知られている。チャージポンプ回路は、同様に昇圧を行うスイッチングレギュレータと対比すると、コイルが不要(コイルレス)となる分、携帯電話機等の小型電子機器向けの電源回路として注目されている。そして、チャージポンプ回路では、搭載機器の要請により、消費電力を抑える為にクロック信号による昇圧動作を停止させるパワーセーブ機能(例えば、特許文献1を参照)と、昇圧動作を開始する前に出力段の電荷保持用コンデンサを予め充電(プリチャージ)させるプリチャージ機能(例えば、特許文献2を参照)と、が提案されている。
特開2001−286126号公報 特開2003−18822号公報
ところで、パワーセーブ機能とプリチャージ機能とを同時に実現すれば、クロック信号に基づく昇圧を停止させる待機モードから、クロック信号に基づく昇圧を開始させる昇圧モードに復帰する際に、目的レベルの昇圧電圧を生成する為に要する時間を短縮化することができる。そこで、パワーセーブ機能とプリチャージ機能の両方を併せ持つチャージポンプ回路を単純に実現しようと試みた場合、図4に示すような構成となる。尚、第1、第2の電荷転送用スイッチング素子4、6は、発振回路2からCK端子を介して供給されるクロック信号CLKとインバータ素子3を介した反転クロック信号/CLKによって相補的にオンオフするものである。
まず、第1の電荷転送用スイッチング素子4がオンし且つ第2の電荷転送用スイッチング素子6がオフする場合、電荷転送用コンデンサCAは、スイッチング素子SW1aからスイッチング素子SW1bに向かう充電経路で、電源入力端子VINに印加された電源電圧VCCによって充電される。
つぎに、第1の電荷転送用スイッチング素子4がオフし且つ第2の電荷転送用スイッチング素子6がオンする場合、電荷転送用コンデンサCAは、スイッチング素子SW2b、スイッチング素子SW2a、電荷保持用コンデンサCBに向かう充電経路で、先の充電電圧VCCと併せて電源電圧VCCの2倍の電圧で充電される。更に、電荷転送用コンデンサCAに充電された電荷は、スイッチング素子SW2aを介して電荷保持用コンデンサCBに転送されて保持される。
以上のように、第1、第2の電荷転送用スイッチング素子4、6の相補的なオンオフを繰り返していくと、最終的には電源電圧VCCを2倍に昇圧した電圧が、電荷保持用コンデンサCBの充電電圧として電源出力端子VOUTより取り出すことができる。
尚、パワーセーブ機能としては、待機モードの際に、発振回路2より出力されるクロック信号CLKを例えばHレベルに固定し、第1の電荷転送用スイッチング素子4をオンし、第2の電荷転送用スイッチング素子6をオフすることで実現される。尚、電荷転送用コンデンサCAからスイッチング素子SW2aを介して電荷保持用コンデンサCBに向かう電荷転送用の経路は遮断されている。
また、プリチャージ機能としては、同じく待機モードの際に、電荷保持用コンデンサCBが、プリチャージ回路8により電源電圧VCCに基づき生成されたプリチャージ電圧VPによって充電されることで実現される。尚、第2の電荷転送用スイッチング素子6のスイッチング素子SW2aはオフしているので、電源出力端子VOUTはハイインピーダンスとなっており、電荷保持用コンデンサCBにプリチャージされた電荷の放電用の経路は遮断されている。
すると、コンデンサの一般的な特性としてF特性やB特性等といった温度変化による容量変化が知られており、電荷保持用コンデンサCBにプリチャージされた電荷量の変化がたとえ生じていなくても、温度変化による電荷保持用コンデンサCBの容量変化によって、電荷保持用コンデンサCBの充電電圧が変化してしまう。即ち、待機モードの際に発振回路2の停止によって昇圧を停止したにも関わらず、電荷保持用コンデンサCBの充電電圧が温度変化によって変化してしまい、最悪の場合、想定外の電圧(例えば、素子耐圧を超えるような電圧)になる恐れがあった。
前記課題を解決する為の主たる発明は、一端にプリチャージ電源が接続されるとともに、他端に電荷転送用コンデンサの一端が接続される第1のスイッチング素子と、一端に出力電圧を取り出す電荷保持用コンデンサが接続され、他端に前記第1のスイッチング素子の他端が接続されるとともに前記電荷転送用コンデンサの一端が接続される第2のスイッチング素子と、前記出力電圧を昇圧させる第1のモードのとき入力電源に応じたハイレベルの電圧とローレベルの電圧を所定周期で切り替えながら前記電荷転送用コンデンサの他端に印加させ、前記出力電圧の昇圧を停止させる第2のモードのとき前記電荷転送用コンデンサの他端に前記ローレベルの電圧を印加させる電圧印加部と、前記第1のモードのとき前記第1及び前記第2のスイッチング素子を前記所定周期に同期させて相補的にオンオフして前記プリチャージ電源及び前記入力電源によって前記電荷保持用コンデンサを充電させ、前記第2のモードのとき前記第1及び前記第2のスイッチング素子を共にオンして前記電荷保持用コンデンサを前記プリチャージ電源で充電させるスイッチング制御部と、を有するチャージポンプ回路である。
本発明によれば、消費電力の低減化と昇圧の高速化を適切に実現したチャージポンプ回路を提供することができる。
<<<チャージポンプ回路の構成>>>
図1は、待機モードの際にパワーセーブ機能とプリチャージ機能を同時に実現させる本発明の一実施形態に係るチャージポンプ回路100の全体的な構成を示した図である。
尚、待機モード(第2のモード)とは、チャージポンプ回路100の昇圧時の動作を実質的に停止させるモードのことである。スリープモードと称される場合もある。一方、昇圧モード(第1のモード)とは、チャージポンプ回路100の昇圧時の動作が実際に行われるモードのことである。
また、パワーセーブ機能とは、待機モードの際に、チャージポンプ回路100全体の消費電力を抑える為の機能である。具体的には、待機モードの際に昇圧時の電荷転送を行うためのスイッチング動作を停止させることで実現される。
また、プリチャージ機能とは、待機モードの際に出力段のコンデンサ(後述の電荷保持用コンデンサC1)の昇圧の高速化を図る為の機能である。具体的には、待機モードの際に出力段のコンデンサを予め所定のレベル(後述のE1レベル)の電圧で充電(プリチャージ)させることで実現される。
チャージポンプ回路100は、CK端子、VCC端子、GND端子、CP1、CP2端子、VG端子、PS端子、VM端子を有した集積回路として提供される。尚、集積回路以外に、個々の電子部品をプリント基板上に配置して構成したディスクリート回路として提供される場合であってもよい。
VCC端子は電源入力端子であり、E2レベルからGNDレベルまでの入力電圧の入力電源20が接続される。GND端子は接地される。
CK端子にはチャージポンプ回路100の全体の動作を統括制御するマイコン等からのクロック信号CLKが入力される。尚、クロック信号CLKに関して、ハイレベル(以下、Hレベルと略称する。)はE0レベルとし、ローレベル(以下、Lレベルと略称する。)はGNDレベルとする。また、昇圧モードの場合にはクロック信号CLKは発振によりHレベルとLレベルを所定周期で繰り返し、待機モードの場合にはクロック信号CLKはHレベル又はLレベルのいずれか一方に固定される。本実施形態では、クロック信号CLKは、待機モードの場合にHレベルに固定される。
CP1、CP2端子の間には電荷転送用コンデンサC2が接続される。
VG端子はチャージポンプ回路100の電源出力端子であり、VG端子には電荷保持用コンデンサC1が接続される。尚、電荷保持用コンデンサC1に保持される電荷に応じた電圧が、チャージポンプ回路100の出力電圧VOUTとして取り出される。
PS端子は上記マイコン等により待機モード又は昇圧モードが指定されたモード指定信号S0が入力される入力端子である。尚、本実施形態では、PS端子に入力されるモード指定信号S0は、昇圧モードの場合にはHレベルに設定され、待機モードの場合にはLレベルに設定される。
VM端子は、E1レベルからGNDレベルまでの電圧(プリチャージ電圧)のプリチャージ電源10が接続される電源入力端子である。尚、プリチャージ電源10は、待機モードの際に電荷保持用コンデンサC1をプリチャージさせる為に用いられる。
チャージポンプ回路100は、ドライバ部30、CMOS型インバータ部40、スイッチング制御信号出力部50、CMOS電源電圧制御部60、モード制御信号出力部70、によって構成される。尚、CMOS型インバータ部40は、本発明に係る「電圧印加部」の一実施形態である。また、スイッチング制御信号出力部50、CMOS電源電圧制御部60、モード制御信号出力部70は、本発明に係る「スイッチング制御部」の一実施形態である。
ドライバ部30は、プリチャージ電源10がVM端子を介して一端(ドレイン)に接続されるPMOSトランジスタP8(第1のスイッチング素子)と、電荷保持用コンデンサC1がVG端子を介して一端(ソース)に接続されるPMOSトランジスタP9(第2のスイッチング素子)と、を直列接続して構成される。尚、PMOSトランジスタP8、P9の接続ノード310はCP2端子と接続されるので、PMOSトランジスタP8、P9の間にCP2端子を介して電荷転送用コンデンサC2の一端が接続されている。
CMOS型インバータ部40は、昇圧モードのとき入力電源20に応じたHレベルの電圧とLレベルの電圧を所定周期で切り替えながら電荷転送用コンデンサC2の他端(CP1端子)に印加させ、待機モードのとき電荷転送用コンデンサC2の他端に上記のLレベルの電圧を印加させるものである。
具体的には、VCC端子とGND端子の間にPMOSトランジスタP1とNMOSトランジスタN1を直列接続し且つ両ゲートを接続して構成される。尚、CMOS型インバータ部40の入力側の接続ノード410にはクロック信号CLKが入力され、CMOS型インバータ部40の出力側の接続ノード420からはクロック信号CLKを論理反転した反転クロック信号/CLKがCP1端子に向けて出力される。反転クロック信号/CLKは、CK端子に入力されたクロック信号CLKの電圧範囲(E0レベル〜GNDレベル)を、VCC端子に印加される入力電源20の電圧範囲(E2レベル〜GNDレベル)にレベルシフトした信号となる。
スイッチング制御信号出力部50は、後述のCMOS電源電圧制御部60の接続ノード620とGND端子間に、PMOSトランジスタN6(第1のPMOSトランジスタ)とNMOSトランジスタN6(第1のNMOSトランジスタ)を直列接続して構成される入力側のCMOSトランジスタ部51(第1のCMOSトランジスタ部)と、PMOSトランジスタP7(第2のPMOSトランジスタ)とNMOSトランジスタN7(第2のNMOSトランジスタ)を直列接続して構成される出力側のCMOSトランジスタ部52(第2のCMOSトランジスタ部)と、を設けて構成される。
尚、接続ノード510、520はそれぞれ相手側のPMOSトランジスタP6、P7のゲートと接続される。また、接続ノード510よりPMOSトランジスタP9をオンオフさせるスイッチング制御信号S1’が出力され、接続ノード520よりPMOSトランジスタP8をオンオフさせるスイッチング制御信号S1が出力される。また、NMOSトランジスタN6、N7は、後述のモード制御信号出力部70から出力されるモード制御信号S2、S2’によってオンオフする。
従って、本実施形態ではPMOSトランジスタP6、P7のソース電圧VSとなるCMOSトランジスタ部51、52の電源電圧は、後述のCMOS電源電圧制御部60の接続ノード620から供給される。また、スイッチング制御信号S1、S1’は、モード制御信号S2、S2’の電圧範囲(E2レベル〜GNDレベル)を、後述のCMOS電源電圧制御部60から供給されるソース電圧VSの電圧範囲(E4レベル〜GNDレベル)にレベルシフトした信号となる。
CMOS電源電圧制御部60は、昇圧モードの場合にはスイッチング制御信号出力部50におけるCMOSトランジスタ部51、52の電源電圧(ソース電圧VS)をHレベルの電圧とし、待機モードの場合にはCMOSトランジスタ部51、52の電源電圧をLレベルの電圧とさせる制御を行うものである。
CMOS電源電圧制御部60は、VG端子とGND端子との間に、PMOSトランジスタP4(第3のPMOSトランジスタ)とNMOSトランジスタN4(第3のNMOSトランジスタ)を直列接続した入力側のCMOSトランジスタ部61(第3のCMOSトランジスタ部)と、PMOSトランジスタP5(第4のPMOSトランジスタ)とNMOSトランジスタN5(第4のNMOSトランジスタ)を直列接続した出力側のCMOSトランジスタ部62(第4のCMOSトランジスタ部)と、を設けて構成される。
尚、CMOSトランジスタ部61、62の接続ノード610、620はそれぞれ相手側のPMOSトランジスタP4、P5のゲートと接続されており、更に、CMOSトランジスタ部62の接続ノード620は、スイッチング制御信号出力部50におけるPMOSトランジスタP6、P7のソースと接続される。また、NMOSトランジスタN4、N5は、PS端子に入力されたモード指定信号S0に基づいて生成されるモード制御信号S3、S3’によりオンオフする。
従って、接続ノード620の電圧が、CMOSトランジスタ部51、52の電源電圧となる。尚、接続ノード620の電圧は、PS端子に入力されたモード指定信号S0の電圧範囲(E3レベル〜GNDレベル)を、VG端子に接続される電荷保持用コンデンサC1の電圧範囲(E4レベル〜GNDレベル)にレベルシフトしたものとなる。
モード制御信号出力部70は、スイッチング制御信号出力部50のNMOSトランジスタN6、N7のゲートに供給するモード制御信号S2、S2’と、CMOS電源電圧制御部60のNMOSトランジスタN4、N5のゲートに供給するモード制御信号S3、S3’を生成する。
尚、モード制御信号S2、S2’は、昇圧モードの場合にはNMOSトランジスタN6、N7を相補的にオンオフさせ、待機モードの場合にはNMOSトランジスタN6、N7を共にオンさせるための制御信号である。
また、モード制御信号S3、S3’は、昇圧モードの場合にはNMOSトランジスタN4をオン且つNMOSトランジスタN5をオフして接続ノード620の電圧をHレベルとし、待機モードの場合にはNMOSトランジスタN4をオフ且つNMOSトランジスタN5をオンして接続ノード620の電圧をLレベルとさせるための制御信号である。
従って、モード制御信号出力部70は、モード制御信号S2、S2’、S3、S3’によって、昇圧モードの場合にはPMOSトランジスタP6とNMOSトランジスタN7のペアとPMOSトランジスタP7とNMOSトランジスタN6のペアを相補的にオンオフさせ、待機モードの場合にはPMOSトランジスタP6、P7を共にオフさせるとともにNMOSトランジスタN6、N7のペアを共にオンさせる。
モード制御信号出力部70は、PMOSトランジスタP2とNMOSトランジスタN2を直列接続して構成され、VCC端子とGND端子間に設けられるCMOS型インバータ部71と、CMOS型インバータ部71の出力側の接続ノード712とVCC端子の間に設けられるPMOSトランジスタP3と、NMOSトランジスタN2のソース側(GND端子側)に設けられるNMOSトランジスタN3と、PS端子に入力されたモード指定信号S0を反転させるインバータ素子72と、により構成される。
尚、PS端子に入力されたモード指定信号S0は、PMOSトランジスタP3のゲート、NMOSトランジスタN3のゲート、そしてインバータ素子72に入力される。また、CMOS型インバータ部71の入力側の接続ノード710にはCK端子に入力されたクロック信号CLKが入力される。本構成により、CMOS型インバータ部71の入力側の接続ノード710よりモード制御信号S2が出力され、出力側の接続ノード712よりモード制御信号S2’が出力される。また、インバータ素子72の入力側よりモード制御信号S3が出力され、インバータ素子72の出力側よりモード制御信号S3’が出力される。
即ち、昇圧モードのときCMOS型インバータ部40のトランジスタP1、N1のスイッチング周期と同期を合わせてPMOSトランジスタP8、P9を相補的にオンオフしてプリチャージ電源10及び入力電源20によって電荷保持用コンデンサC1を充電させるとともに電荷転送用コンデンサC2から電荷保持用コンデンサC1に向けて電荷を転送させる。また、待機モードのときPMOSトランジスタP8、P9を共にオンして電荷保持用コンデンサC1をプリチャージ電源10で予め充電させる。
<<<チャージポンプ回路の動作>>>
===昇圧モード===
図1に示したチャージポンプ回路100の昇圧モードの場合の動作について図2に示すタイミングチャートを用いて説明する。尚、以下では、便宜上、図2に示される時刻t0〜t6までの期間TA〜TFそれぞれにおける動作を説明する。
まず、時刻t0〜t1の期間TAにおけるチャージポンプ回路100の動作について説明する。尚、時刻t0以前において、チャージポンプ回路100は、マイコン等から入力されるクロック信号CLK、モード指定信号S0によって昇圧モードを設定している場合とする。具体的には、時刻t0以前において、CK端子にはHレベル(E0レベル)の電圧とLレベル(GNDレベル)の電圧を所定周期で繰り返すクロック信号CLKの入力が開始されるとともに、PS端子にはHレベル(E3レベル)の電圧に固定されたモード指定信号S0の入力が開始される場合とする。また、時刻t0以前では、電荷保持用コンデンサC1がプリチャージ電源10のE1レベルの電圧によってプリチャージされる場合とする。
期間TAにおいて、モード制御信号出力部70では、モード指定信号S0がHレベルであり、またクロック信号CLKがHレベルの為、PMOSトランジスタP2、P3がオフ、NMOSトランジスタN2、N3がオンとなり、CMOS型インバータ部71の出力側の接続ノード712は、クロック信号CLKのHレベルを反転したLレベル(GNDレベル)となる。
また、期間TAにおいて、CMOS型インバータ部40では、クロック信号CLKがHレベル(E0レベル)である為、PMOSトランジスタP1はオフ、NMOSトランジスタN1はオンとなる。従って、出力側の接続ノード420より出力される反転クロック信号/CLKは、クロック信号CLKのHレベル(E0レベル)を反転したLレベル(GNDレベル)となる。尚、反転クロック信号/CLKはCP1端子に入力される。
また、期間TAにおいて、CMOS電源電圧制御部60では、モード指定信号S0がHレベル(E3レベル)の為、NMOSトランジスタN4とPMOSトランジスタP5のペアがオン、NMOSトランジスタN5とPMOSトランジスタP4のペアがオフとなる。従って、出力側のCMOSトランジスタ部62の接続ノード620は、VG端子のE4レベルの電圧となる。尚、電荷保持用コンデンサC1は予めプリチャージされているため、VG端子のE4レベルの電圧は、プリチャージ電源10のE1レベルの電圧である。
また、期間TAにおいて、スイッチング制御信号出力部50では、CMOS型インバータ部71の出力側の接続ノード712がLレベル(GNDレベル)の為、NMOSトランジスタN6とPMOSトランジスタP7のペアはオフであり、クロック信号CLKはHレベル(E0レベル)である為、NMOSトランジスタN7とPMOSトランジスタP6のペアはオンである。従って、入力側のCMOSトランジスタ部51の接続ノード510は、CMOS電源電圧制御部60の接続ノード620のHレベル(E4レベル)の電圧となり、出力側のCMOSトランジスタ部52の接続ノード520はLレベル(GNDレベル)の電圧となる。
また、期間TAにおいて、ドライバ部30では、出力側のCMOSトランジスタ部52の接続ノード520はLレベル(GNDレベル)の電圧の為、PMOSトランジスタP8はオンとなり、入力側のCMOSトランジスタ部51の接続ノード510はHレベル(E4レベル)の電圧の為、PMOSトランジスタP9はオフとなる。
従って、期間TAでは、CP1端子を基準としたCP2端子は、VM端子、PMOSトランジスタP8を介したプリチャージ電源10のE1レベルの電圧となり、電荷転送用コンデンサC2はE1レベルの電圧によって充電される。また、PMOSトランジスタP9がオフしている為、電荷転送用コンデンサC2から電荷保持用コンデンサC1への電荷転送は行われない。従って、期間TAでは、電荷保持用コンデンサC1はプリチャージ電源10のE1レベルの電圧を維持する。
つぎに、期間TAのつぎの時刻t1〜t2の期間TBにおけるチャージポンプ回路100の動作について説明する。
期間TBにおいて、モード制御信号出力部70では、クロック信号CLKがLレベル(GNDレベル)であり、モード指定信号S0がHレベル(E3レベル)の為、PMOSトランジスタP2、NMOSトランジスタN3がオン、PMOSトランジスタP3、NMOSトランジスタN2がオフとなる。従って、CMOS型インバータ部71の出力側の接続ノード712は、クロック信号CLKのLレベル(GNDレベル)を反転したHレベル(E2レベル)となる。
また、期間TBにおいて、CMOS型インバータ部40では、クロック信号CLKがLレベルの為、PMOSトランジスタP1はオンし、NMOSトランジスタN1はオフする。従って、CMOS型インバータ部40の出力側の接続ノード420は、クロック信号CLKのLレベル(GNDレベル)を反転したHレベル(E2レベル)となる。
また、期間TBにおいて、CMOS電源電圧制御部60では、モード指定信号S0がHレベル(E3レベル)の為、NMOSトランジスタN4とPMOSトランジスタP5のペアがオン、NMOSトランジスタN5とPMOSトランジスタP4のペアがオフとなる。従って、出力側のCMOSトランジスタ部62の接続ノード620は、VG端子のE4レベル(期間TAのときのE1レベル)の電圧となる。
また、期間TBにおいて、スイッチング制御信号出力部50では、CMOS型インバータ部71の出力側の接続ノード712がHレベル(E2レベル)の為、NMOSトランジスタN6とPMOSトランジスタP7のペアはオンであり、クロック信号CLKはLレベル(GNDレベル)である為、NMOSトランジスタN7とPMOSトランジスタP6のペアはオフである。従って、入力側のCMOSトランジスタ部51の接続ノード510は、Lレベル(GNDレベル)となり、出力側のCMOSトランジスタ部52の接続ノード520は、CMOS電源電圧制御部60の出力側の接続ノード620のHレベル(E4レベル)の電圧となる。
また、期間TBにおいて、ドライバ部30では、出力側のCMOSトランジスタ部52の接続ノード520はHレベル(E4レベル)の為、PMOSトランジスタP8はオフとなり、入力側のCMOSトランジスタ部51の接続ノード510はLレベル(GNDレベル)の為、PMOSトランジスタP9はオンとなる。
従って、期間TBでは、CP1端子を基準としたCP2端子の電圧は、期間TAのときのプリチャージ電源10のE1レベルに対して、入力電源20のE2レベルを加算したレベル(=E1+E2)の電圧となる。そして、電荷転送用コンデンサC2は電位(E1+E2)によって充電される。また、PMOSトランジスタP9がオンしている為、電荷転送用コンデンサC2から電荷保持用コンデンサC1への電荷転送が行われ、電荷保持用コンデンサC1は期間TAのときのE1レベルから電荷転送分昇圧する。
期間TBのつぎの時刻t2〜t3の期間TCにおけるチャージポンプ回路100の動作は、期間TAのときの動作と同様である。従って、電荷転送用コンデンサC2から電荷保持用コンデンサC1への電荷転送は行われず、電荷保持用コンデンサC1は期間TBのときの電位を維持する。
期間TCのつぎの時刻t3〜t4の期間TDにおけるチャージポンプ回路100の動作は、期間TBのときの動作と同様である。従って、電荷転送用コンデンサC2から電荷保持用コンデンサC1への電荷転送は行われ、電荷保持用コンデンサC1は期間TCのときの電位から電荷転送分昇圧する。
期間TDのつぎの時刻t4〜t5の期間TEにおけるチャージポンプ回路100の動作は、期間TAのときの動作と同様である。従って、電荷転送用コンデンサC2から電荷保持用コンデンサC1への電荷転送は行われず、電荷保持用コンデンサC1は期間TCのときの電位を維持する。
期間TEのつぎの時刻t5〜t6の期間TFにおけるチャージポンプ回路100の動作は、期間TBのときの動作と同様である。従って、電荷転送用コンデンサC2から電荷保持用コンデンサC1への電荷転送は行われ、電荷保持用コンデンサC1は期間TDのときの電位から電荷転送分昇圧する。
尚、図2に示す例では、時刻t6において、電荷転送用コンデンサC2から電荷保持用コンデンサC1への電荷転送が完了し、電荷保持用コンデンサC1の充電電圧は、プリチャージ電源10のE1レベルに入力電源20のE2レベルを加算した最終的なレベルの電圧として安定化する。
以上のように、昇圧モードのときPMOSトランジスタP8、P9を相補的にオンオフしてプリチャージ電源10及び入力電源20によって電荷保持用コンデンサC1を充電させるとともに電荷転送用コンデンサC2から電荷保持用コンデンサC1に向けて電荷を転送させる。尚、待機モードの際に電荷保持用コンデンサC1をプリチャージ電源10のE1レベルによってプリチャージしておくことで、電荷保持用コンデンサC1の充電電圧を目的レベルの電圧に向けて昇圧するに際し、電荷転送用コンデンサC2から電荷保持用コンデンサC1に向けての電荷転送を速やかに終わらせることが可能となる。
===待機モード===
図1に示したチャージポンプ回路100の待機モードの場合の動作について図3に示すタイミングチャートを用いて説明する。
まず、CK端子にはHレベル(E0レベル)に固定されたクロック信号CLKが入力され、PS端子にはLレベル(GNDレベル)に固定されたモード指定信号S0が入力される。この結果、チャージポンプ回路100は、パワーセーブ機能とプリチャージ機能を同時に実現する待機モードが設定される。
このとき、モード制御信号出力部70では、PMOSトランジスタP3がオン、NMOSトランジスタN3がオフとなる。この為、CMOS型インバータ部71の出力側の接続ノード712は、VCC端子に印加されたE2レベルで一定となり、CMOS型インバータ部71はクロック信号CLKに基づくインバータ動作を停止する。
また、CMOS型インバータ部40では、クロック信号CLKがHレベル(E0レベル)に固定されている為、PMOSトランジスタP1がオフ、NMOSトランジスタN1がオンとなる。すると、CMOS型インバータ部40の出力側の接続ノード420、更にはCP1端子の電位は、Lレベル(GNDレベル)に固定される。
また、CMOS電源電圧制御部60では、モード指定信号S0がLレベル(GNDレベル)の為、NMOSトランジスタN4とPMOSトランジスタP5のペアがオフ、NMOSトランジスタN5とPMOSトランジスタP4のペアがオンとなる。このとき、出力側のCMOSトランジスタ部62の接続ノード620は、NMOSトランジスタN5を介したLレベル(GNDレベル)となる。
また、スイッチング制御信号出力部50では、CMOS型インバータ部71の出力側の接続ノード712がHレベル(E2レベル)で一定である為、NMOSトランジスタN6はオンとなる。一方、クロック信号CLKがHレベルに固定される為、NMOSトランジスタN7もオンとなる。ところで、CMOS電源電圧制御部60の出力側のCMOSトランジスタ部62の接続ノード620は前述したとおりLレベル(GNDレベル)である為、PMOSトランジスタP6、P7は、NMOSトランジスタN7、N6がそれぞれオンしているにも関わらず、それぞれオフとなる。従って、入力側のCMOSトランジスタ部51、52には貫通電流が流れない仕様となっている。また、接続ノード510、520は、NMOSトランジスタN6、N7を介してそれぞれLレベル(GNDレベル)となる。
また、ドライバ部30では、スイッチング制御信号出力部50の接続ノード510、520がLレベル(GNDレベル)である為、PMOSトランジスタP8、P9はそれぞれオンとなる。このとき、CP1、CP2端子の間に接続された電荷転送用コンデンサC2は、VM端子、PMOSトランジスタP8、CP2端子を介したプリチャージ電源10のE1レベルによって充電される。更に、VG端子に接続された電荷保持用コンデンサC1は、VM端子、PMOSトランジスタP8、P9、VG端子を介したプリチャージ電源10のE1レベルの電圧によってプリチャージされる。尚、電荷保持用コンデンサC1のE4レベルは、図2に示すように、GNDレベルから除々にプリチャージ電源10のE1レベルに変化して安定化する。
以上の動作によって、チャージポンプ回路100は、モード指定信号S0をLレベルに固定され待機モードが設定された場合に、CMOS型インバータ部40のクロック信号CLKに基づく昇圧動作を停止してパワーセーブ機能を実現するとともに、出力段の電荷保持用コンデンサC1をプリチャージ電源10のE1レベルの電圧によってプリチャージさせるプリチャージ機能を実現することが可能となる。
また、待機モードのとき、上記のとおりPMOSトランジスタP8、P9を両方オンさせているので、VG端子、PMOSトランジスタP9、CP2端子、電荷転送用コンデンサC2、CP1端子、NMOSトランジスタN1、GND端子に至る電荷保持用コンデンサC1にプリチャージされた電荷の放電用経路が確立している。従って、温度変化によって電荷保持用コンデンサC1の容量が変化するような場合、プリチャージ電源10のE1レベルに応じてプリチャージされた電荷量は変化しないものの、電荷保持用コンデンサC1のE4レベルは変化するが、電荷保持用コンデンサC1にプリチャージされた電荷を上記放電用経路で放電させることができる。即ち、待機モードの際に、温度変化に基づいて電荷保持用コンデンサC1のE4レベルが、素子耐圧を超えるような想定外のレベルに変化することを抑制できる。
尚、スイッチング制御信号出力部50において、CMOSトランジスタ部51、52の電源電圧(PMOSトランジスタP6、P7のソース電圧VS)は、CMOS電源電圧制御部60によって、昇圧モードの場合にはHレベルとなり、待機モードの場合にはLレベルとなる仕様である。従って、待機モードの場合には、PMOSトランジスタP6、P7はオフするので、ドライバ部30のPMOSトランジスタP8、P9を両方オンさせるためにNMOSトランジスタN6、N7を共にオンしたとしても、CMOSトランジスタ部51、52には貫通電流が流れなくなる。
また、CMOS電源電圧制御部60は、VG端子に接続された電荷保持用コンデンサC1の電圧を動作電圧として稼動するものである。このため、CMOS電源電圧制御部60、更にはスイッチング制御信号出力部50は、電荷保持用コンデンサC1の電圧が発生していない状態では稼動することができないので、チャージポンプ回路100の全体の消費電力を抑えることができる。
また、ドライバ部30を構成する2つのスイッチング素子としては、PMOSトランジスタP8、P9を採用している。尚、PMOSトランジスタP8、P9のドレイン・ソース間には、図1に示すように寄生ダイオードD8、D9が発生している。従って、待機モードの場合に、PMOSトランジスタP9をオフすると、VG端子は寄生ダイオードD9の逆方向電圧によりハイインピーダンスとなる。しかし、本実施形態では、待機モードの場合に、PMOSトランジスタP8、P9は共にオンするので、寄生ダイオードD8、D9の影響を受けなくて済ませることができる。
尚、ドライバ部30を構成する2つのスイッチング素子としては、PMOSトランジスタP8、P9の他に、昇圧モードの場合には相補的にHレベルとLレベルを繰り返し待機モードの際に共にHレベルとなるスイッチング制御信号S1、S1’を出力させる構成にスイッチング制御信号出力部50を変更することで、NMOSトランジスタを採用することもできる。また、PMOSトランジスタP8、P9以外のトランジスタについても、トランジスタのタイプを変更することも勿論可能である。
以上、本発明に係る一実施形態について説明したが、前述の実施形態の説明は、本発明の理解を容易とする為のものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
本発明の一実施形態に係るチャージポンプ回路の構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係るチャージポンプ回路の昇圧モードの場合の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るチャージポンプ回路の待機モードの場合の動作を説明するタイミングチャートである。 従来のチャージポンプ回路の構成を示した図である。
符号の説明
10 プリチャージ電源
20 入力電源
30 ドライバ部
40 CMOS型インバータ部
50 スイッチング制御信号出力部
60 CMOS電源電圧制御部
70 モード制御信号出力部
100 チャージポンプ回路
C1 電荷転送用コンデンサ
C2 電荷保持用コンデンサ

Claims (4)

  1. 一端にプリチャージ電源が接続されるとともに、他端に電荷転送用コンデンサの一端が接続される第1のスイッチング素子と、
    一端に出力電圧を取り出す電荷保持用コンデンサが接続され、他端に前記第1のスイッチング素子の他端が接続されるとともに前記電荷転送用コンデンサの一端が接続される第2のスイッチング素子と、
    前記出力電圧を昇圧させる第1のモードのとき入力電源に応じたハイレベルの電圧とローレベルの電圧を所定周期で切り替えながら前記電荷転送用コンデンサの他端に印加させ、前記出力電圧の昇圧を停止させる第2のモードのとき前記電荷転送用コンデンサの他端に前記ローレベルの電圧を印加させる電圧印加部と、
    前記第1のモードのとき前記第1及び前記第2のスイッチング素子を前記所定周期に同期させて相補的にオンオフして前記プリチャージ電源及び前記入力電源によって前記電荷保持用コンデンサを充電させ、前記第2のモードのとき前記第1及び前記第2のスイッチング素子を共にオンして前記電荷保持用コンデンサを前記プリチャージ電源で充電させるスイッチング制御部と、
    を有することを特徴とするチャージポンプ回路。
  2. 請求項1に記載のチャージポンプ回路において、
    前記スイッチング制御部は、
    第1のPMOSトランジスタと第1のNMOSトランジスタを直列接続して構成される第1のCMOSトランジスタ部と、第2のPMOSトランジスタと第2のNMOSトランジスタを直列接続して構成される第2のCMOSトランジスタ部と、を備え、前記第1及び前記第2のCMOSトランジスタ部の接続ノードは、それぞれ相手側のPMOSトランジスタのゲートと接続され、当該接続ノードより前記第1及び前記第2のスイッチング素子をオンオフさせるスイッチング制御信号が出力されるスイッチング制御信号出力部と、
    前記第1のモードの場合には前記第1及び前記第2のCMOSトランジスタ部の電源電圧をハイレベルの電圧とさせ、前記第2のモードの場合には前記第1及び前記第2のCMOSトランジスタ部の電源電圧をローレベルの電圧とさせるCMOS電源電圧制御部と、
    前記第1のモードの場合には前記第1のPMOSトランジスタと前記第2のNMOSトランジスタのペアと前記第2のPMOSトランジスタと前記第1のNMOSトランジスタのペアを相補的にオンオフさせ、前記第2のモードの場合には前記第1及び前記第2のPMOSトランジスタをオフさせるとともに前記第1及び前記第2のNMOSトランジスタのペアをオンさせるように、前記第1及び前記第2のNMOSトランジスタのオンオフを制御するモード制御信号を出力するモード制御信号出力部と、
    を有することを特徴とするチャージポンプ回路。
  3. 請求項2に記載のチャージポンプ回路において、
    前記CMOS電源電圧制御部は、
    第3のPMOSトランジスタと第3のNMOSトランジスタを直列接続した第3のCMOSトランジスタ部と、第4のPMOSトランジスタと第4のNMOSトランジスタを直列接続した第4のCMOSトランジスタ部と、を備え、
    前記第3及び前記第4のCMOSトランジスタ部の接続ノードがそれぞれ相手側のPMOSトランジスタのゲートと接続され、
    前記第4のCMOSトランジスタ部の接続ノードの電圧を、前記スイッチング制御信号出力部における前記第1及び前記第2のCMOSトランジスタ部の電源電圧とすること、
    を特徴とするチャージポンプ回路。
  4. 請求項1に記載のチャージポンプ回路において、前記第1及び前記第2のスイッチング素子はMOSトランジスタであること、を特徴とするチャージポンプ回路。
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