JP3905101B2 - 出力可変型電源回路 - Google Patents

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Description

本発明は、制御信号に応じて出力電圧の値を変化させる出力可変型電源回路に関する。
従来の電源回路として、ドロッパ型コンバータ、バックコンバータ、スイッチトキャパシタコンバータ等、種々の方式のものが知られている。
一方、目的回路の低消費電力化のためには複数の電源電圧が必要であり、かつ集積回路内に低電圧配線を引き回すことは消費電力の面から好ましくない。このため、複数の値の出力電圧の間を高速に変化できる電源回路が必要とされている。
このような用途のために、上記した種々の方式の電源回路を用いようとした場合、出力を高電圧から低電圧に変化させる際に、ドロッパ型コンバータでは負荷容量に蓄えられたエネルギーの、バックコンバータ及びスイッチトキャパシタコンバータでは負荷容量に蓄えられたエネルギー及び電源回路内のインダクタやキャパシタに蓄えられたエネルギーの放出が必要になる。
一方、出力を低電圧から高電圧に変化させる際に、ドロッパ型コンバータでは負荷容量に、バックコンバータ及びスイッチトキャパシタコンバータでは負荷容及び電源回路内のインダクタやキャパシタに相応のエネルギーを流し込むことが必要になる。このため、出力を高電圧から低電圧に、低電圧から高電圧にそれぞれ変化させる際に莫大な遷移時間を要し、従来のいずれの方式の電源回路もこのような用途に対しては不向きであるという問題がある。
なお、例えば、バックコンバータの一例については特許文献1に記載されている。
特開2002−369505号公報
本発明は上記のような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、出力を高電圧から低電圧に、低電圧から高電圧にそれぞれ高速に変化させることができる出力可変型電源回路を提供することである。
本発明の出力可変型電源回路は、電圧源に接続され、制御信号に応じてn通り(nは2以上の正の整数)の異なる値の電圧を電圧出力ノードから出力する電源回路と、前記電圧出力ノードと基準電圧ノードとの間に接続された第1のスイッチ素子と、前記電圧源の出力ノードと前記電圧出力ノードとの間に接続された第2のスイッチ素子と、前記電圧出力ノードの電圧を第1の電圧からこの第1の電圧よりも低い第2の電圧に変化させる際に前記第1のスイッチ素子の導通を開始させ、前記第1のスイッチ素子の導通を開始させた後に前記電圧出力ノードの電圧が前記第1の電圧よりは低く前記第2の電圧よりは高い第3の電圧に到達した後に前記第1のスイッチ素子の導通を停止させ、前記電圧出力ノードの電圧を前記第2の電圧から前記第1の電圧に変化させる際に前記第2のスイッチ素子の導通を開始させ、前記第2のスイッチ素子の導通を開始させた後に前記電圧出力ノードの電圧が前記第2の電圧よりは高く前記第1の電圧よりは低い第4の電圧に到達した後に前記第2のスイッチ素子の導通を停止させるように前記第1、第2のスイッチ素子を制御すると共に、前記電圧出力ノードの電圧を前記第1の電圧から前記第2の電圧に変化させる際に前記電圧出力ノードの電圧が前記第1の電圧から変化を開始してから所定期間が経過した後は前記第1のスイッチ素子の制御動作を停止させ、かつ前記電圧出力ノードの電圧を前記第2の電圧から前記第1の電圧に変化させる際に前記電圧出力ノードの電圧が前記第2の電圧から変化を開始してから所定期間が経過した後は前記第2のスイッチ素子の制御動作を停止させるように制御する制御回路とを具備している。
前記制御回路は、前記制御信号が入力され、この制御信号に基づいてそれぞれリセットされ、この制御信号を所定期間遅延する遅延回路の出力信号に基づいてそれぞれセットされる第1、第2のフリップフロップ回路と、前記電圧出力ノードの電圧と前記第3及び第4の電圧とをそれぞれ比較する第1、第2の電圧比較回路とを有し、前記第1のスイッチ素子は、前記第1のフリップフロップ回路がリセットされている期間に前記第1の電圧比較回路の出力で制御され、前記第2のスイッチ素子は、前記第2のフリップフロップ回路がリセットされている期間に前記第2の電圧比較回路の出力で制御される。
前記電源回路は、ドロッパ型コンバータ、バックコンバータ、スイッチトキャパシタコンバータのいずれかである。
本発明の出力可変型電源回路では、出力を高電圧から低電圧および低電圧から高電圧に高速に変化させることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施の形態により説明する。
図1は、本発明の出力可変型電源回路の基本的な回路構成を示すブロック図である。電源回路10は、電圧源11から電圧が供給され、制御信号に応じてn通り(nは2以上の正の整数)の異なる値の電圧を電圧出力ノード12から出力する。電圧出力ノード12と接地電位ノード(基準電圧ノード)との間には第1のスイッチ素子13が接続されている。この第1のスイッチ素子13は、電源回路10が電圧出力ノード12の電圧を第1の電圧からこの第1の電圧よりも低い第2の電圧に変化させる際に導通を開始するように、後述する制御回路により制御される。導通開始後、電源回路10の出力が所定の値に到達すると、第1のスイッチ素子13の導通状態が解除される。
また、電圧源11と電圧出力ノード12との間には第2のスイッチ素子14が接続されている。この第2のスイッチ素子14は、電源回路10が電圧出力ノード12の電圧を第2の電圧からこの第2の電圧よりも高い第1の電圧に変化させる際に導通を開始するように、後述する制御回路により制御される。導通開始後、電源回路10の出力が所定の値に到達すると、第2のスイッチ素子14の導通状態が解除される。
このような構成の出力可変型電源回路では、電源回路10の出力が高電圧(第1の電圧)から低電圧(第2の電圧)に変化する際に第1のスイッチ素子13が導通し、低電圧から高電圧に変化する際に第2のスイッチ素子14が導通する。このため、電圧出力ノード12に寄生的に存在している負荷容量や、電源回路10内にインダクタやキャパシタが含まれる場合に、これらインダクタやキャパシタに蓄えられるエネルギーの充放出が行われるので、出力を高電圧から低電圧および低電圧から高電圧に高速に変化させることができる。
次に本発明の種々の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図2は、本発明の出力可変型電源回路をドロッパ型コンバータ方式のものに実施した場合の概略的な回路構成を示すブロック図である。本実施形態の出力可変型電源回路において、図1中の電源回路10は、電圧降下用のPMOSトランジスタ15と、このPMOSトランジスタ15のゲートを制御する制御回路16とを含む。また、図1中の第1のスイッチ素子13は放電用のNMOSトランジスタ17からなり、このNMOSトランジスタ17のゲートも上記制御回路16により制御される。さらに図1中の第2のスイッチ素子14は充電用のPMOSトランジスタ18からなり、このPMOSトランジスタ18のゲートも上記制御回路16により制御される。
図3は、図2中の制御回路16の具体的な回路構成の一例を、PMOSトランジスタ15、NMOSトランジスタ17及びPMOSトランジスタ18等と共に示している。電圧源11から供給される電圧VDDのノードには、電圧降下用のPMOSトランジスタ15のソース、ドレインの一方が接続されている。このPMOSトランジスタ15のソース、ドレインの他方は電圧出力ノード12に接続されている。上記電圧VDDのノードと、この電圧VDDよりも低い値を持つリファレンス電圧VDDLが供給されるノードとの間には、2個のPMOSトランジスタ41、42のソース、ドレイン間が直列に接続されている。
制御信号Selectは、電源回路10の電圧出力ノード12から互いに値が異なる2値の電圧を出力制御するために使用される。この制御信号Selectは、PMOSトランジスタ42のゲートに供給されると共に、インバータ回路43を介してPMOSトランジスタ41のゲートに供給される。
第1の電圧比較回路44は、電圧出力ノード12の電圧と、上記2個のPMOSトランジスタ41、42のソース、ドレイン間の直列接続ノードの電圧とを比較する。第1の電圧比較回路44の出力信号は電圧降下用のPMOSトランジスタ15のゲートに供給される。
第2の電圧比較回路45は、電圧出力ノード12の電圧と、電圧VDDよりも低く、リファレンス電圧VDDLよりはわずかに高い値を持つリファレンス電圧VDDL+αとを比較する。第2の電圧比較回路45の出力信号Comp1はNORゲート回路46の一方の入力端子に供給される。
セット/リセット型のフリップフロップ回路47のリセット端子(/R)には制御信号Selectが供給される。また、セット端子(/S)には、遅延回路48を介して制御信号Selectが供給される。フリップフロップ回路47の出力信号Q1は、NORゲート回路46の他方の入力端子に供給される。NORゲート回路46の出力信号は、ドライバ49を介して、放電用のNMOSトランジスタ17のゲートに駆動信号Son1として供給される。
第3の電圧比較回路50は、電圧出力ノード12の電圧と、リファレンス電圧VDDLよりも高く、電圧VDDよりはわずかに低い値を持つリファレンス電圧VDDH−αとを比較する。第3の電圧比較回路50の出力信号Comp2はNORゲート回路51の一方の入力端子に供給される。
セット/リセット型のフリップフロップ回路52のリセット端子(/R)には制御信号Selectの反転信号が供給される。また、セット端子(/S)には、遅延回路53を介して制御信号Selectの反転信号が供給される。フリップフロップ回路52の出力信号Q2は、NORゲート回路51の他方の入力端子に供給される。NORゲート回路51の出力信号は、反転型のドライバ54を介して、充電用のPMOSトランジスタ18のゲートに駆動信号Son2として供給される。
次に、図3の出力可変型電源回路の動作の一例を図4に示す波形図を用いて説明する。制御信号Selectが“H”レベルのとき、2個のPMOSトランジスタ41、42のうち一方のPMOSトランジスタ41が導通し、電圧源11から供給される電圧VDDが第1の電圧比較回路44の反転入力端子に供給される。このとき、第1の電圧比較回路44の出力信号に基づいてPMOSトランジスタ15がゲート制御されることにより、電源回路10の電圧出力ノード12にはほぼVDDに近いVDDHの値をもつ電圧が出力電圧Voutとして得られる。このとき、フリップフロップ回路47はセット状態にされており、その出力信号Q1は“H”レベルとなっている。この場合、NORゲート回路46の出力信号は“L”レベル、ドライバ回路49の出力信号Son1も“L”レベルとなり、放電用のNMOSトランジスタ17は非導通状態となっている。
次に、電圧出力ノード12の出力電圧Voutの値をVDDHからVDDLに変化させるために、制御信号Selectが“L”レベルに下げられる。すると、2個のPMOSトランジスタ41、42のうち、今度は他方のPMOSトランジスタ42が導通し、目的電圧と等しい値を持つリファレンス電圧VDDLが第1の電圧比較回路44の反転入力端子に供給される。このとき、第1の電圧比較回路44の出力信号に基づいてPMOSトランジスタ15がゲート制御されることにより、電源回路10は、電圧VDDHからリファレンス電圧VDDLと等しい値をもつ電圧の出力を開始する。
一方、制御信号Selectが“L”レベルになると、フリップフロップ回路47がリセットされ、その出力信号Q1が“L”レベルに反転する。このとき、出力電圧VoutはまだVDDH近辺の値であり、リファレンス電圧VDDL+αよりも高いので、第2の電圧比較回路45の出力信号Comp1は“L”レベルになっている。従って、フリップフロップ回路47の出力信号Q1が“L”レベルに反転した後に、NORゲート回路46の出力信号が“H”レベルに反転し、ドライバ49の出力信号Son1も“H”レベルに反転して、放電用のNMOSトランジスタ17が導通する。これにより、電圧出力ノード12が接地電位ノードに放電され、出力電圧VoutがVDDHからVDDLに向かって高速に変化し始める。
そして、出力電圧Voutの値がリファレンス電圧VDDL+αよりも低くなると、第2の電圧比較回路45の出力信号Comp1が“H”レベルに反転し、NORゲート回路46の出力信号及びドライバ49の出力信号Son1が“L”レベルに反転するので、放電用のNMOSトランジスタ17の導通状態が解除されて非導通状態となり、電圧出力ノード12からの放電が停止する。このとき、出力電圧Voutは目的電圧VDDLに十分に近い値まで低下しており、出力電圧Voutは最終的にはVDDLに到達する。
第2の電圧比較回路45の出力信号Comp1が“H”レベルに反転した後、所定期間が経過して、遅延回路48の出力信号が“H”レベルから“L”レベルに反転すると、フリップフロップ回路47がセットされ、その出力信号Q1が“L”レベルから“H”レベルに反転する。このとき、第2の電圧比較回路45の出力信号Comp1は既に“H”レベルになっているので、NORゲート回路46の出力信号及びドライバ49の出力信号Son1は“L”レベルのまま変化せず、放電用のNMOSトランジスタ17も非導通状態を維持する。
次に、電圧出力ノード12の出力電圧Voutの値をVDDHに変化させるために、制御信号Selectが“H”レベルに上げられる。すると、2個のPMOSトランジスタ41、42のうち、PMOSトランジスタ41が導通し、VDDと等しい電圧が第1の電圧比較回路44の反転入力端子に供給される。このとき、第1の電圧比較回路44の出力信号に基づいてPMOSトランジスタ15がゲート制御されることにより、電源回路10は、リファレンス電圧VDDLからVDDと等しい値をもつ電圧の出力を開始する。
一方、制御信号Selectが“H”レベルになると、フリップフロップ回路52がリセットされ、その出力信号Q2が“L”レベルに反転する。このとき、出力電圧VoutはまだVDDL近辺の値であり、リファレンス電圧VDDH―αよりも低いので、第3の電圧比較回路50の出力信号Comp2は“L”レベルになっている。従って、フリップフロップ回路52の出力信号Q2が“L”レベルに反転した後に、NORゲート回路51の出力信号が“H”レベルに反転し、ドライバ54の出力信号Son2が“L”レベルに反転して、充電用のPMOSトランジスタ18が導通する。これにより、電圧出力ノード12がVDDに充電され、出力電圧VoutがVDDLからVDDHに向かって高速に変化し始める。
そして、出力電圧Voutの値がリファレンス電圧VDDH−αよりも高くなると、第3の電圧比較回路50の出力信号Comp2が“H”レベルに反転し、NORゲート回路51の出力信号が“L”レベルに、ドライバ54の出力信号Son2が“H”レベルに順次反転するので、充電用のPMOSトランジスタ18の導通状態が解除されて非導通状態となり、電圧出力ノード12への、PMOSトランジスタ18を介しての充電動作が停止する。このとき、出力電圧Voutは目的電圧VDDに十分に近い値まで上昇しており、この後、出力電圧Voutは、PMOSトランジスタ15を介して充電されることにより、最終的にはVDDに到達する。
第3の電圧比較回路50の出力信号Comp2が“H”レベルに反転した後、所定期間が経過して、遅延回路53の出力信号が“H”レベルから“L”レベルに反転すると、フリップフロップ回路52がセットされ、その出力信号Q2が“L”レベルから“H”レベルに反転する。このとき、第3の電圧比較回路50の出力信号Comp2は既に“H”レベルになっているので、NORゲート回路51の出力信号及びドライバ54の出力信号Son2はそれぞれ“L”レベル、“H”レベルのまま変化せず、充電用のPMOSトランジスタ18も非導通状態を維持する。
このように、本実施形態の出力可変型電源回路では、電源回路10の出力が高電圧(VDDH)から低電圧(VDDL)に変化する際に、NMOSトランジスタ17が導通を開始するため、電圧出力ノード12に寄生的に存在している負荷容量に蓄えられたエネルギーが接地電位ノードに放出され、出力が高電圧から低電圧に高速に変化する。また電源回路10の出力が低電圧(VDDL)から高電圧(VDDH)に変化する際に、PMOSトランジスタ18が導通を開始するため、電圧出力ノード12に寄生的に存在している負荷容量にエネルギーが充填され、出力が低電圧から高電圧に高速に変化する。本発明者等が、図3に示す実施形態の回路をデザインルールが0.18μmのCMOSプロセスを用いてシミュレーションした結果、1nSの期間に出力電圧が40%昇降することが確認された。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の出力可変型電源回路をバックコンバータ方式のものに実施した場合の概略的な回路構成を示すブロック図である。本実施形態の出力可変型電源回路において、図1中の電源回路10は、PWM(パルス幅変調)制御回路19、NMOSトランジスタ及びPMOSトランジスタからなりPWM制御回路19により駆動されるドライバ20、このドライバ20により駆動されるインダクタ21及びキャパシタ22を含む。
また、図1中の第1のスイッチ素子13は放電用のNMOSトランジスタ17からなり、このNMOSトランジスタ17のゲートは制御回路23により制御される。図1中の第2のスイッチ素子14は充電用のPMOSトランジスタ18からなり、このPMOSトランジスタ18のゲートは制御回路23により制御される。
図6は、図5中のPWM制御回路19及び制御回路23の具体的な回路構成の一例をNMOSトランジスタ17、PMOSトランジスタ18等と共に示している。
制御回路23は、図3中に示した遅延回路48、53、フリップフロップ回路47、52、第2及び第3の電圧比較回路45、50、NORゲート回路46、51及びドライバ49、54等を含む。
PWM制御回路19は、図3中に示した及び第1の電圧比較回路44の他に、発振回路55、ANDゲート回路56及びインバータ回路57、ORゲート回路58を含む。この場合、第1の電圧比較回路44は、発振回路55の出力信号と、2個のPMOSトランジスタ41、42のソース、ドレイン間の直列接続ノードの電圧とを比較する。第1の電圧比較回路44の出力信号はANDゲート回路56の一方の入力端子に供給される。ANDゲート回路56の他方の入力端子には、制御回路23内のNORゲート回路46の出力信号がインバータ回路57を介して供給される。ANDゲート回路56の出力信号は、ORゲート回路58の一方の入力端子に供給される。ORゲート回路58の他方の入力端子には制御回路23内のNORゲート51の出力信号が供給される。ORゲート回路58の出力信号は、ドライバ20を介してインダクタ21の一端に供給される。インダクタ21の他端は電圧出力ノード12に接続されている。また、キャパシタ22は電圧出力ノード12と接地電位ノードとの間に接続されている。
次に、図6の出力可変型電源回路の動作を説明する。制御信号Selectが“H”レベルのとき、2個のPMOSトランジスタ41、42のうち一方のPMOSトランジスタ41が導通し、電圧源11から供給される電圧VDDが第1の電圧比較回路44の反転入力端子に供給される。このとき、第1の電圧比較回路44によって、発振回路55の発振信号と電圧VDDとが比較され、第1の電圧比較回路44からはデューティが比較的大きな信号が出力される。このとき、インバータ回路57の出力信号は“H”レベルに、NORゲート回路51の出力は“L”レベルになっているので、第1の電圧比較回路44の出力信号がANDゲート回路56およびORゲート回路58を介してドライバ20に供給されることにより、電源回路10の電圧出力ノード12にはVDDHの値をもつ高電圧が出力電圧Voutとして得られる。このとき、制御回路23内のフリップフロップ回路47はセット状態にされており、その出力信号Q1は“H”レベルとなっている。この場合、NORゲート回路46の出力信号は“L”レベル、ドライバ49の出力信号Son1も“L”レベルとなり、放電用のNMOSトランジスタ17は非導通状態となっている。また、制御回路23内のフリップフロップ回路52はセット状態にされており、その出力信号Q2は“H”レベルとなっている。この場合、NORゲート回路51の出力信号は“L”レベル、ドライバ54の出力信号Son2は“H”レベルとなり、充電用のPMOSトランジスタ18は非導通状態となっている。
次に、電圧出力ノード12の出力電圧Voutの値をVDDHからVDDLに変化させるために、制御信号Selectが“L”レベルに下げられる。すると、図3で説明した場合と同様に、フリップフロップ回路47がリセットされ、その出力信号Q1が“L”レベルに反転する。このとき、出力電圧VoutはまだVDDHであり、リファレンス電圧VDDL+αよりも高いので、第2の電圧比較回路45の出力信号Comp1は“L”レベルになっている。従って、フリップフロップ回路47の出力信号Q1が“L”レベルに反転した後に、NORゲート回路46の出力信号が“H”レベルに反転し、ドライバ49の出力信号Son1も“H”レベルに反転して、放電用のNMOSトランジスタ17が導通する。これにより、電圧出力ノード12が接地電位ノードに放電され、出力電圧VoutがVDDHからVDDLに向かって変化し始める。
一方、NORゲート回路46の出力信号が“H”レベルになると、PWM制御回路19内のインバータ回路57の出力信号が“L”レベルになり、ANDゲート回路56の出力信号も“L”レベルになる。従って、ドライバ20は駆動されず、電源回路10による電圧出力ノード12へのエネルギーの供給が停止し、キャパシタ22に蓄えられているエネルギーがNMOSトランジスタ17を介して接地電位ノードに高速に放出され、出力電圧VoutはVDDHからVDDLに向かって高速に変化する。
そして、出力電圧Voutの値がリファレンス電圧VDDL+αよりも低くなると、前述したように、NORゲート回路46の出力信号及びドライバ49の出力信号Son1が“L”レベルに反転し、放電用のNMOSトランジスタ17の導通状態が解除されて非導通状態となり、電圧出力ノード12からの放電が停止する。この後、インバータ回路57の出力信号が“H”レベルになり、デューティが比較的小さな第1の電圧比較回路44の出力信号がANDゲート回路56およびORゲート回路58を介してドライバ20に供給され、電源回路10の電圧出力ノード12にはVDDLの値をもつ低電圧が出力電圧Voutとして得られる。
次に、電圧出力ノード12の出力電圧Voutの値をVDDLからVDDHに変化させるために、制御信号Selectが“H”レベルに上げられる。すると、図3で説明した場合と同様に、フリップフロップ回路52がリセットされ、その出力信号Q2が“L”レベルに反転する。このとき、出力電圧VoutはまだVDDLであり、リファレンス電圧VDDH―αよりも低いので、第3の電圧比較回路50の出力信号Comp2は“L”レベルになっている。従って、フリップフロップ回路52の出力信号Q2が“L”レベルに反転した後に、NORゲート回路51の出力信号が“H”レベルに反転し、ドライバ54の出力信号Son2は“L”レベルに反転して、充電用のPMOSトランジスタ18が導通する。これにより、電圧出力ノード12の充電が開始され、出力電圧VoutがVDDLからVDDHに向かって変化し始める。
一方、NORゲート回路51の出力信号が“H”レベルになると、PWM制御回路19内のORゲート回路58の出力信号は“H”レベルになる。従って、ドライバ20は連続的に駆動され、キャパシタ22が充電され、出力電圧VoutはVDDLからVDDHに向かって高速に変化する。
そして、出力電圧Voutの値がリファレンス電圧VDDH―αよりも高くなると、前述したように、NORゲート回路51の出力信号及びドライバ54の出力信号Son2が“H”レベルに反転し、充電用のPMOSトランジスタ18の導通状態が解除されて非導通状態となり、電圧出力ノード12への充電が停止する。この後、NORゲート回路51の出力信号が“L”レベルになり、デューティが比較的大きな第1の電圧比較回路44の出力信号がANDゲート回路56およびORゲート回路58を介してドライバ20に供給され、電源回路10の電圧出力ノード12にはVDDHの値をもつ高電圧が出力電圧Voutとして得られる。
このように、本実施形態の出力可変型電源回路では、電源回路10の出力が高電圧(VDDH)から低電圧(VDDL)に変化する際に、NMOSトランジスタ17が導通を開始するため、電圧出力ノード12に接続されているキャパシタ22に蓄えられたエネルギーが接地電位ノードに放出され、出力が高電圧から低電圧に高速に変化する。また、電源回路10の出力が低電圧(VDDL)から高電圧(VDDH)に変化する際に、PMOSトランジスタ18が導通を開始するため、電圧出力ノード12に接続されているキャパシタ22が充電され、出力が低電圧から高電圧に高速に変化する。本発明者等が、図6に示す実施形態の回路をデザインルールが0.18μmのCMOSプロセスを用いてシミュレーションした結果、1nSの期間に出力電圧が50%昇降することが確認された。
(第3の実施の形態)
図7は、本発明の出力可変型電源回路をスイッチトキャパシタ方式のものに実施した場合の概略的な回路構成を示すブロック図である。本実施形態の出力可変型電源回路において、図1中の電源回路10は、PMOSトランジスタ24及び25、NMOSトランジスタ26〜29、キャパシタ30〜32、PMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタのゲート制御を行う制御回路33を含む。また、図1中の第1のスイッチ素子13は放電用のNMOSトランジスタ17からなり、このNMOSトランジスタ17のゲートは制御回路33から出力される制御信号により制御される。図1中の第2のスイッチ素子14は充電用のPMOSトランジスタ18からなり、このPMOSトランジスタ18のゲートも制御回路33から出力される制御信号により制御される。
図8は、図7中の制御回路33の具体的な回路構成の一例をNMOSトランジスタ17およびPMOSトランジスタ18等と共に示している。
制御回路33は、図3中に示した遅延回路48、53、フリップフロップ回路47、52、第2及び第3の電圧比較回路45、50、NORゲート回路46、51、及びドライバ49、54の他に、インバータ回路59、発振回路60及びANDゲート回路61を含む。
制御信号Selectはインバータ回路59によって反転されてANDゲート回路61の一方の入力端子に供給される。ANDゲート回路61の他方の入力端子には発振回路60の発振信号が供給される。ANDゲート回路61の出力信号は制御信号S1として、電源回路10内のPMOSトランジスタ24、25の各ゲート及びNMOSトランジスタ27〜29の各ゲートに供給される。NMOSトランジスタ26のゲートには制御信号Selectが供給される。
次に、図8の出力可変型電源回路の動作を説明する。制御信号Selectが“H”レベルのとき、電源回路10内のNMOSトランジスタ26のゲートには“H”レベルの信号が供給され、電源回路10内の他のPMOSトランジスタ24、25及びNMOSトランジスタ27〜29の各ゲートには“L”レベルの信号が供給される。この結果、PMOSトランジスタ24及びNMOSトランジスタ26を介して、電圧源11の電圧VDDが電圧出力ノード12に出力され、この電圧出力ノード12には電圧VDDとほぼ同じ値の高電圧VDDHが出力電圧Voutとして得られる。このとき、制御回路33内のフリップフロップ回路47はセット状態にされており、その出力信号Q1は“H”レベルとなっている。この場合、NORゲート回路46の出力信号は“L”レベル、ドライバ49の出力信号Son1も“L”レベルとなり、放電用のNMOSトランジスタ17は非導通状態となっている。また制御回路33内のフリップフロップ回路52はセット状態にされており、その出力信号Q2は“H”レベルとなっている。この場合、NORゲート回路51の出力信号は“L”レベル、ドライバ54の出力信号Son2は“H”レベルとなり、充電用のPMOSトランジスタ18は非導通状態となっている。
次に、電圧出力ノード12の出力電圧Voutの値をVDDHからVDDLに変化させるために、制御信号Selectが“L”レベルに下げられる。すると、図3で説明した場合と同様に、フリップフロップ回路47がリセットされ、その出力信号Q1が“L”レベルに反転する。このとき、出力電圧VoutはまだVDDHであり、リファレンス電圧VDDL+αよりも高いので、第2の電圧比較回路45の出力信号Comp1は“L”レベルになっている。従って、フリップフロップ回路47の出力信号Q1が“L”レベルに反転した後に、NORゲート回路46の出力信号が“H”レベルに反転し、ドライバ49の出力信号Son1も“H”レベルに反転して、放電用のNMOSトランジスタ17が導通する。これにより、キャパシタ32に蓄えられているエネルギーが高速に接地電位ノードに放出される。
一方、制御信号Selectが“L”レベルになると、NMOSトランジスタ26が非導通となる。また、ANDゲート回路61を介して発振回路60の発振信号が制御信号S1として電源回路10に供給され、電源回路10が動作を開始する。この場合、電源回路10はほぼVDD/2の値の低電圧VDDLをVoutとして出力する。
そして、出力電圧Voutの値がリファレンス電圧VDDL+αよりも低くなると、前述したように、NORゲート回路46の出力信号及びドライバ49の出力信号Son1が“L”レベルに反転し、放電用のNMOSトランジスタ17の導通状態が解除されて非導通状態となり、電圧出力ノード12からの放電が停止する。
次に、電圧出力ノード12の出力電圧Voutの値をVDDLからVDDHに変化させるために、制御信号Selectが“H”レベルに上げられる。すると、図3で説明した場合と同様に、フリップフロップ回路52がリセットされ、その出力信号Q2が“L”レベルに反転する。このとき、出力電圧VoutはまだVDDLであり、リファレンス電圧VDDH−αよりも低いので、第3の電圧比較回路50の出力信号Comp2は“L”レベルになっている。従って、フリップフロップ回路52の出力信号Q2が“L”レベルに反転した後に、NORゲート回路51の出力信号が“H”レベルに反転し、ドライバ54の出力信号Son2が“L”レベルに反転して、充電用のPMOSトランジスタ18が導通する。これにより、キャパシタ32が高速に充電される。
一方、制御信号Selectが“H”レベルになると、NMOSトランジスタ26も導通し、VoutとしてVDDHが出力される。この場合、NMOSトランジスタ26とPMOSトランジスタ18とは共に導通し、電圧出力ノード12をVDDに充電するために寄与する。
このように、本実施形態の出力可変型電源回路では、電源回路10の出力が高電圧(VDDH)から低電圧(VDDL)に変化する際に、NMOSトランジスタ17が導通を開始するため、電圧出力ノード12に接続されているキャパシタ32に蓄えられたエネルギーが接地電位ノードに放出され、出力が高電圧から低電圧に高速に変化する。また電源回路10の出力が低電圧(VDDL)から高電圧(VDDH)に変化する際に、PMOSトランジスタ18が導通を開始するため、電圧出力ノード12に接続されているキャパシタ32が充電され、出力が低電圧から高電圧に高速に変化する。本発明者等が、図8に示す実施形態の回路をデザインルールが0.18μmのCMOSプロセスを用いてシミュレーションした結果、1nSの期間に出力電圧が50%昇降することが確認された。
なお、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能であることはいうまでもない。例えば、上記各実施の形態では、電源回路10が、制御信号に応じて互いに値が異なる2通りの電圧を電圧出力ノード12から出力するものである場合を説明したが、これはn通り(nは2以上の正の整数)の異なる値の電圧を電圧出力ノード12から出力するような構成のものに実施できることはいうまでもない。また、電源回路として、ドロッパ型コンバータ、バックコンバータ、スイッチトキャパシタコンバータの方式のものを用いる場合を説明したが、これは上記した方式以外の電源回路、例えばブーストコンバータや昇圧型スイッチトキャパシタコンバータ等にも用いることができる。
本発明の出力可変型電源回路の基本的な回路構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施の形態に係る出力可変型電源回路の概略的な回路構成を示すブロック図。 図2中の制御回路の具体的な構成の一例を示す回路図。 図3の出力可変型電源回路の動作の一例を示す波形図。 本発明の第2の実施の形態に係る出力可変型電源回路の概略的な回路構成を示すブロック図。 図5中の制御回路の具体的な構成の一例を示す回路図。 本発明の第3の実施の形態に係る出力可変型電源回路の概略的な回路構成を示すブロック図。 図7中の制御回路の具体的な構成の一例を示す回路図。
符号の説明
10…電源回路、11…電圧源、12…電圧出力ノード、13…第1のスイッチ素子、14…第2のスイッチ素子、15…電圧降下用のPMOSトランジスタ、16…制御回路、
17…放電用のNMOSトランジスタ、18…充電用のPMOSトランジスタ、19…PWM制御回路、20…ドライバ、21…インダクタ、22…キャパシタ、23、33…制御回路、41、42…PMOSトランジスタ、43、61…インバータ回路、44…第1の電圧比較回路、45…第2の電圧比較回路、46、51…NORゲート回路、47、52…フリップフロップ回路、48、53…遅延回路、49、54…ドライバ、50…第3の電圧比較回路、55、60…発振回路。

Claims (5)

  1. 電圧源に接続され、制御信号に応じてn通り(nは2以上の正の整数)の異なる値の電圧を電圧出力ノードから出力する電源回路と、
    前記電圧出力ノードと基準電圧ノードとの間に接続された第1のスイッチ素子と、
    前記電圧源の出力ノードと前記電圧出力ノードとの間に接続された第2のスイッチ素子と、
    前記電圧出力ノードの電圧を第1の電圧からこの第1の電圧よりも低い第2の電圧に変化させる際に前記第1のスイッチ素子の導通を開始させ、前記第1のスイッチ素子の導通を開始させた後に前記電圧出力ノードの電圧が前記第1の電圧よりは低く前記第2の電圧よりは高い第3の電圧に到達した後に前記第1のスイッチ素子の導通を停止させ、前記電圧出力ノードの電圧を前記第2の電圧から前記第1の電圧に変化させる際に前記第2のスイッチ素子の導通を開始させ、前記第2のスイッチ素子の導通を開始させた後に前記電圧出力ノードの電圧が前記第2の電圧よりは高く前記第1の電圧よりは低い第4の電圧に到達した後に前記第2のスイッチ素子の導通を停止させるように前記第1、第2のスイッチ素子を制御すると共に、前記電圧出力ノードの電圧を前記第1の電圧から前記第2の電圧に変化させる際に前記電圧出力ノードの電圧が前記第1の電圧から変化を開始してから所定期間が経過した後は前記第1のスイッチ素子の制御動作を停止させ、かつ前記電圧出力ノードの電圧を前記第2の電圧から前記第1の電圧に変化させる際に前記電圧出力ノードの電圧が前記第2の電圧から変化を開始してから所定期間が経過した後は前記第2のスイッチ素子の制御動作を停止させるように制御する制御回路
    とを具備したことを特徴とする出力可変型電源回路。
  2. 前記制御回路は、
    前記制御信号が入力され、この制御信号に基づいてそれぞれリセットされ、この制御信号を所定期間遅延する遅延回路の出力信号に基づいてそれぞれセットされる第1、第2のフリップフロップ回路と、
    前記電圧出力ノードの電圧と前記第3及び第4の電圧とをそれぞれ比較する第1、第2の電圧比較回路とを有し、
    前記第1のスイッチ素子は、前記第1のフリップフロップ回路がリセットされている期間に前記第1の電圧比較回路の出力で制御され、
    前記第2のスイッチ素子は、前記第2のフリップフロップ回路がリセットされている期間に前記第2の電圧比較回路の出力で制御されることを特徴とする請求項1記載の出力可変型電源回路。
  3. 前記電源回路は、ドロッパ型コンバータであることを特徴とする請求項1記載の出力可変型電源回路。
  4. 前記電源回路は、バックコンバータであることを特徴とする請求項1記載の出力可変型電源回路。
  5. 前記電源回路は、スイッチトキャパシタコンバータであることを特徴とする請求項1記載の出力可変型電源回路。
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