JP2009038850A - 負電源装置 - Google Patents

負電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009038850A
JP2009038850A JP2007198502A JP2007198502A JP2009038850A JP 2009038850 A JP2009038850 A JP 2009038850A JP 2007198502 A JP2007198502 A JP 2007198502A JP 2007198502 A JP2007198502 A JP 2007198502A JP 2009038850 A JP2009038850 A JP 2009038850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
power supply
capacitor
voltage
negative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2007198502A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Yamakita
滋之 山北
Toshinori Fukazawa
敏則 深澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007198502A priority Critical patent/JP2009038850A/ja
Publication of JP2009038850A publication Critical patent/JP2009038850A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】電子機器において、高効率で簡素な構成の負電源装置を提供する。
【解決手段】電源8から供給される正極性電圧を反転して負極性電圧を生成する負電源装置100であって、電源8に一端が接続されるスイッチ1と、スイッチ1の他端と一端が接続され、他端が接地されるスイッチ3と、スイッチ1の他端およびスイッチ3の一端が接続される充電用コンデンサ5と、充電用コンデンサ5の他端と一端が接続され、他端が接地されるスイッチ4と、充電用コンデンサ5の他端およびスイッチ4の一端に一端が接続されるスイッチ2と、スイッチ2の他端と一端が接続され、他端が接地され、負極性電圧を生成する出力用コンデンサ6と、負極性電圧に応じて、スイッチ1〜4を制御するスイッチドライブ回路部7を有して構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、負電源装置に関し、特に、電力効率が良く、任意の電圧を出力する簡易な構成の負電源装置に関するものである。
近年、携帯電話等のモバイル機器において、負電源の需要が増加しつつある。このような現状により、モバイル機器に適した高効率な負電源が求められている。
負電源装置としては、基準電源を作り、その電圧を反転する形式が一般的である。図5は従来の反転型の負電源装置の一例を示した図である。電源8より基準電源12を生成する。スイッチ1とスイッチ4をON状態、スイッチ2とスイッチ3をOFF状態にすることで、充電用コンデンサ5に電荷を充電する。
次に、スイッチ1とスイッチ4をOFF状態、スイッチ2とスイッチ3をONにすることで、充電用コンデンサ5に逐電された電荷を出力用コンデンサ6に給電する。この一連の動作を連続して行うことで、基準電源12を反転した負電圧が出力用コンデンサ6に逐電される。なお、このスイッチ1、スイッチ2、スイッチ3、スイッチ4のON/OFF動作は、スイッチドライブ回路部70により周期的に制御される。
ところで、基準電源を反転して負電圧を生成する以外の従来の負電源装置としては、単に電源を反転して負電圧を生成するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、電源を反転して負電圧を生成し、出力電圧を他の基準電圧と比較して、充電用コンデンサおよび出力用コンデンサの電荷転送速度を制御し、出力電圧の安定化を図るものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−059336号公報 特開2005−312169号公報
しかしながら、図5の反転型の負電源装置は、電源8より基準電源12を生成し、その出力を反転することで負電圧を生成していた。基準電源12をレギュレータで構成し、たとえば電源8の電圧が3.6Vで、基準電源12の出力電圧を1.2Vと仮定すると、その効率は30%(=1.2V/3.6V)である。負電源装置の負荷が負電源回路装置の動作電流より十分大きいと仮定すると、負電源装置全体の効率は約30%となり、モバイル機器としては低い電圧変換効率となってしまう可能性がある。
また、特許文献1のような電源を反転するだけの負電源装置では出力電圧が、電源により変動してしまう可能性がある。
また、特許文献2のように、電源を反転して負電圧を生成し、出力電圧を他の基準電圧と比較して、充電用コンデンサおよび出力用コンデンサの電荷転送速度を制御し、出力電圧の安定化を図る負電源装置では、常にSW1、SW2、SW3、SW4がON/OFF動作を繰り返すため、スイッチングロスが大きくなってしまい、電圧変換効率が低くなってしまう可能性がある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであって、出力電圧に応じてスイッチのON/OFFを制御することで安定した負電圧を生成する負電源装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の負電源装置は、電源から供給される正極性電圧を反転して負極性電圧を生成する負電源装置であって、前記電源に一端が接続される第1のスイッチと、前記第1のスイッチの他端と一端が接続され、他端が接地される第2のスイッチと、前記第1のスイッチの他端および前記第2のスイッチの一端が接続される充電用コンデンサと、前記充電用コンデンサの他端と一端が接続され、他端が接地される第3のスイッチと、前記充電用コンデンサの他端および前記第3のスイッチの一端に一端が接続される第4のスイッチと、前記第4のスイッチの他端と一端が接続され、他端が接地され、前記負極性電圧を生成する出力用コンデンサと、前記負極性電圧に応じて、前記第1から第4のスイッチを制御するスイッチドライブ回路部とを有する構成としている。
この構成により、出力に接続される負荷に流れる電流が、スイッチドライブ回路の自己消費電流と第1のスイッチ、第2のスイッチ、第3のスイッチ、第4のスイッチのスイッチングロスの合計より十分に大きかった場合、当該負電源装置の効率は約100%となり、高効率な負電源装置を提供することが可能である。また、充電用コンデンサと出力用コンデンサの容量比をかえることで、出力電圧波形に現れるリップル電圧の大きさや出力の電流能力を容易に調整することが可能である。
また、本発明の第2の負電源装置は、前記スイッチドライブ回路部が、前記第1および第3のスイッチをオンにするとともに前記第2および第4のスイッチをオフとする第1状態と、前記第1および第3のスイッチをオフにするとともに前記第2および第4のスイッチをオンとする第2状態とを反復し、前記負極性電圧が第1の閾値電圧以下となる場合に、前記第1状態で前記反復を停止し、前記負極性電圧が前記第1の閾値電圧より高い第2の閾値電圧以上になる場合に、前記反復を再開する構成としている。
この構成により、スイッチドライブ回路は、負極性電圧が第1の閾値電圧以下になると第1から第4のスイッチのオンオフを第1状態で停止し、負極性電圧が第1の閾値電圧より高い第2の閾値電圧以上になると第1から第4のスイッチのオンオフを再開するので、第1から第4のスイッチのオンオフ動作が間欠的となり、スイッチングロスを小さくして電圧変換効率を向上することができる。
また、本発明の第3の負電源装置は、前記充電用コンデンサの容量を制御する容量制御部を有し、前記充電用コンデンサが、容量が可変な可変コンデンサである構成としている。
この構成により、出力に接続される負荷に流れる電流が、スイッチドライブ回路の自己消費電流と第1のスイッチ、第2のスイッチ、第3のスイッチ、第4のスイッチのスイッチングロスの合計より十分に大きかった場合、本発明の負電源装置の効率は約100%となり、高効率な負電源装置を提供することが可能である。また、出力電圧波形に現れるリップル電圧の大きさや出力の電流能力を容易に調整することが可能である。
また、本発明の第4の負電源装置は、前記充電用コンデンサの一端に一端が接続される1つ以上の調整用スイッチと、前記調整用スイッチの他端と前記充電用コンデンサの他端間に接続される1つ以上の充電容量調整用コンデンサと、前記調整用スイッチを制御する調整用スイッチ制御部とを有する構成としている。
この構成により、出力に接続される負荷に流れる電流が、スイッチドライブ回路の自己消費電流と第1のスイッチ、第2のスイッチ、第3のスイッチ、第4のスイッチのスイッチングロスの合計より十分に大きかった場合、本発明の負電源装置の効率は約100%となり、高効率な負電源装置を提供することが可能である。また、出力電圧波形に現れるリップル電圧の大きさや出力の電流能力を容易に調整することが可能である。
本発明は、出力電圧に応じてスイッチのON/OFFを制御することで安定した負電圧を生成することが可能である。例えば、出力に接続される記述されていない負荷に流れる電流が、スイッチドライブ回路の自己消費電流と第1のスイッチ、第2のスイッチ、第3のスイッチ、第4のスイッチのスイッチングロスの合計より十分に大きかった場合、本発明の負電源装置の効率は約100%となり、高効率な負電源装置を提供するものである。
また、出力用コンデンサに電荷を供給する充電用コンデンサの容量、および充電用コンデンサとその充電用コンデンサにスイッチ経由で並列接続される充電容量調整用コンデンサの容量の総和と、出力用コンデンサの容量の比を調整することで、出力電圧波形に現れるリップル電圧の大きさや出力の電流能力を容易に調整することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る負電源装置について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る負電源装置100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示した負電源装置100は、電源8と、充電用コンデンサ5と、一方が電源8にもう一方が充電用コンデンサ5とスイッチ3に接続されるスイッチ1と、一方がGNDにもう一方が充電用コンデンサ5とスイッチ1に接続されるスイッチ3と、一方が出力用コンデンサ6にもう一方が充電用コンデンサ5とスイッチ4に接続されるスイッチ2と、一方がGNDにもう一方が充電用コンデンサ5とスイッチ2に接続されるスイッチ4と、出力用コンデンサ6と、出力電圧を入力としスイッチ1、スイッチ2、スイッチ3、スイッチ4のON/OFFを制御するスイッチドライブ回路部7とを有して構成される。
次に、負電源装置100の動作の一例について、図4のタイミングチャートを参照しながら、以下に説明する。
まず初期状態は、スイッチドライブ回路部7により、スイッチ1およびスイッチ4をON、スイッチ2およびスイッチ3をOFF状態とする。このとき、充電用コンデンサ5は電源8の電位で充電される。
続いて、スイッチドライブ回路部7により、スイッチ1およびスイッチ4をOFF、スイッチ2およびスイッチ3をON状態とする。すると、充電用コンデンサ5と出力用コンデンサ6が並列接続され、充電用コンデンサ5の電荷が出力用コンデンサ6に移動する。
このとき、充電用コンデンサ5と出力用コンデンサ6の容量比により、出力電圧のステップ幅および負荷変動による出力電圧の応答性を調整することが出来る。
上記の動作を繰り返すと出力コンデンサ6の電位はマイナス方向に充電されていく。出力電圧はスイッチドライブ回路部7に入力され、閾値電圧B以下になったことを検出すると、スイッチドライブ回路部7はスイッチングを停止する。
ここで、図示されない負荷に流れる電流により出力電圧はGNDレベルに近づいていく。そこで閾値電圧Aより電位が高くなると、スイッチドライブ回路部7により再度スイッチング動作を行い、充電用コンデンサ5の電荷を出力用コンデンサ6に供給する。ここで、閾値電圧Aと閾値電圧Bは同電位でも構わない。
このような負電源装置100によれば、出力用コンデンサ6に接続される図示されない負荷に流れる電流が、スイッチドライブ回路部7の自己消費電流と第1のスイッチ1、第2のスイッチ3、第3のスイッチ4、第4のスイッチ2のスイッチングロスの合計より十分に大きかった場合、負電源装置100の効率は約100%となる。また、充電用コンデンサ5と出力用コンデンサ6の容量比をかえることで、出力電圧波形に現れるリップル電圧の大きさや出力の電流能力を容易に調整することが可能である。
また、スイッチドライブ回路部7は、出力用コンデンサ6の負極性電圧が第1の閾値電圧B以下になると第1から第4のスイッチ1,3,4,2のON/OFFを停止し、負極性電圧が第1の閾値電圧Bより高い第2の閾値電圧A以上になると第1から第4のスイッチ1,3,4,2のON/OFFを再開するので、第1から第4のスイッチ1,3,4,2のON/OFF動作が間欠的となり、スイッチングロスを小さくして電圧変換効率を向上することができる。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係る負電源装置200の構成の一例を示すブロック図である。図2に示した負電源装置200は、電源8と、容量が可変な充電用コンデンサ5Bと、充電用コンデンサ5Bの容量を制御する制御部9と、一方が電源8にもう一方が充電用コンデンサ5Bとスイッチ3に接続されるスイッチ1と、一方がGNDにもう一方が充電用コンデンサ5Bとスイッチ1に接続されるスイッチ3と、一方が出力用コンデンサ6にもう一方が充電用コンデンサ5Bとスイッチ4に接続されるスイッチ2と、一方がGNDにもう一方が充電用コンデンサ5Bとスイッチ2に接続されるスイッチ4と、出力用コンデンサ6と、出力電圧を入力としスイッチ1、スイッチ2、スイッチ3、スイッチ4のON/OFFを制御するスイッチドライブ回路部7とを有して構成される。
尚、制御部9は「容量制御部」としての機能を有する。
次に、負電源装置200の動作の一例について、図4のタイミングチャートを参照しながら、以下に説明する。
まず初期状態は、スイッチドライブ回路部7により、スイッチ1およびスイッチ4をON、スイッチ2およびスイッチ3をOFF状態とする。このとき、充電用コンデンサ5Bは電源8の電位で充電される。
続いて、スイッチドライブ回路部7により、スイッチ1およびスイッチ4をOFF、スイッチ2およびスイッチ3をON状態とする。すると、充電用コンデンサ5Bと出力用コンデンサ6が並列接続され、充電用コンデンサ5Bの電荷が出力用コンデンサ6に移動する。
このとき、充電用コンデンサ5Bと出力用コンデンサ6の容量比により、出力電圧のステップ幅を調整することが出来る。さらに、充電用コンデンサ5Bの容量は、制御部9により可変することが可能であるため、図示されない負荷の電流値に応じて出力電圧のステップ幅および負荷変動による出力電圧の応答性を調整することが出来る。
上記の動作を繰り返すと出力コンデンサ6の電位はマイナス方向に充電されていく。出力電圧はスイッチドライブ回路部7に入力され、スイッチドライブ回路部7は、閾値電圧B以下になったことを検出すると、スイッチングを停止する。
ここで、図示されない負荷に流れる電流により出力電圧はGNDレベルに近づいていく。そこで閾値電圧Aより電位が高くなると、スイッチドライブ回路部7は、再度スイッチング動作を行い、充電用コンデンサ5Bの電荷を出力用コンデンサ6に供給する。ここで、閾値電圧Aと閾値電圧Bは同電位でも構わない。
このような負電源装置200によれば、出力用コンデンサ6に接続される図示されない負荷に流れる電流が、スイッチドライブ回路部7の自己消費電流と第1のスイッチ1、第2のスイッチ3、第3のスイッチ4、第4のスイッチ2のスイッチングロスの合計より十分に大きかった場合、負電源装置200の効率は約100%となる。また、充電用コンデンサ5Bの容量を充電用コンデンサ5Bの容量を制御する制御部9によって調整することで、出力電圧波形に現れるリップル電圧の大きさや出力の電流能力を容易に調整することが可能である。
また、制御部9は、負荷電流値に応じて充電用コンデンサ5Bの容量を可変するので、負極性電圧の変動に応じて第1から第4のスイッチ1,3,4,2のオンオフを制御することができ、安定した負極性電圧を生成することができる。
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態に係る負電源装置300の構成の一例を示すブロック図である。図3に示した負電源装置300は、電源8と、充電用コンデンサ5と、充電用コンデンサ5と並列に接続された複数の充電容量調整用コンデンサ11と、充電容量調整用コンデンサ11に接続された複数のスイッチ10と、充電容量調整用コンデンサ11に接続された複数のスイッチ10を制御する制御部9Bと、一方が電源8にもう一方が充電用コンデンサ5とスイッチ3に接続されるスイッチ1と、一方がGNDにもう一方が充電用コンデンサ5とスイッチ1に接続されるスイッチ3と、一方が出力用コンデンサ6にもう一方が充電用コンデンサ5とスイッチ4に接続されるスイッチ2と、一方がGNDにもう一方が充電用コンデンサ5とスイッチ2に接続されるスイッチ4と、出力用コンデンサ6と、出力電圧を入力としスイッチ1、スイッチ2、スイッチ3、スイッチ4のON/OFFを制御するスイッチドライブ回路部7とを有して構成される。
尚、制御部9Bは「調整用スイッチ制御部」としての機能を有する。
次に、負電源装置300の動作の一例について、図4のタイミングチャートを参照しながら、以下に説明する。
まず初期状態は、スイッチドライブ回路部7により、スイッチ1およびスイッチ4をON、スイッチ2およびスイッチ3をOFF状態とする。このとき、充電用コンデンサ5および充電容量調整用コンデンサ11は電源8の電位で充電される。
続いて、スイッチドライブ回路部7により、スイッチ1およびスイッチ4をOFF、スイッチ2およびスイッチ3をON状態とする。すると、充電用コンデンサ5および充電容量調整用コンデンサ11と出力用コンデンサ6が並列接続され、充電用コンデンサ5および充電容量調整用コンデンサ11の電荷が出力用コンデンサ6に移動する。
このとき、充電用コンデンサ5および充電容量調整用コンデンサ11と出力用コンデンサ6の容量比により、出力電圧のステップ幅を調整することが出来る。さらに、充電用コンデンサ5および充電容量調整用コンデンサ11の容量の総和は、制御部9Bにより可変とすることが可能であるため、図示されない負荷の電流値に応じて出力電圧のステップ幅および負荷変動による出力電圧の応答性を調整することが出来る。
上記の動作を繰り返すと出力コンデンサ6の電位はマイナス方向に充電されていく。出力電圧はスイッチドライブ回路部7に入力され、スイッチドライブ回路部7は、閾値電圧B以下になったことを検出すると、スイッチングを停止する。
ここで、図示されない負荷に流れる電流により出力電圧はGNDレベルに近づいていく。そこで閾値電圧Aより電位が高くなると、スイッチドライブ回路部7は、再度スイッチング動作を行い、充電用コンデンサ5および充電容量調整用コンデンサ11の電荷を出力用コンデンサ6に供給する。ここで、閾値電圧Aと閾値電圧Bは同電位でも構わない。
このような負電源装置300によれば、出力用コンデンサ6に接続される図示されない負荷に流れる電流が、スイッチドライブ回路部7の自己消費電流と第1のスイッチ1、第2のスイッチ3、第3のスイッチ4、第4のスイッチ2のスイッチングロスの合計より十分に大きかった場合、負電源装置300の効率は約100%となる。また、充電容量調整用コンデンサ11に接続された複数の調整用スイッチ10を制御部9BによりON/OFFして充電用コンデンサ5と充電容量調整用コンデンサ11を並列接続することで、出力電圧波形に現れるリップル電圧の大きさや出力の電流能力を容易に調整することが可能である。
また、制御部9Bは、負荷電流値に応じて調整用スイッチ10を制御するので、安定した負極性電圧を電力効率良く生成することができる。
尚、調整用スイッチ10および充電容量調整用コンデンサ11の数は図3のように3つに限らず、1〜2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。
本発明は、電力効率が良く、出力電圧に応じてスイッチのON/OFFを制御することで安定した負電圧を生成する負電源装置等として有用である。
本発明の第1の実施形態における負電源装置の構成の一例を示すブロック図 本発明の第2の実施形態における負電源装置の構成の一例を示すブロック図 本発明の第3の実施形態における負電源装置の構成の一例を示すブロック図 本発明の第1ないし第3の実施形態における負電源装置の動作の一例を示した説明図 従来の負電源装置の一例を示した説明図
符号の説明
100、200、300 負電源装置
1、2、3、4、10 スイッチ
5、5B 充電用コンデンサ
6 出力用コンデンサ
7、70 スイッチドライブ回路部
8 電源
9、9B 制御部
11 充電容量調整用コンデンサ
12 基準電源

Claims (4)

  1. 電源から供給される正極性電圧を反転して負極性電圧を生成する負電源装置であって、
    前記電源に一端が接続される第1のスイッチと、
    前記第1のスイッチの他端と一端が接続され、他端が接地される第2のスイッチと、
    前記第1のスイッチの他端および前記第2のスイッチの一端が接続される充電用コンデンサと、
    前記充電用コンデンサの他端と一端が接続され、他端が接地される第3のスイッチと、
    前記充電用コンデンサの他端および前記第3のスイッチの一端に一端が接続される第4のスイッチと、
    前記第4のスイッチの他端と一端が接続され、他端が接地され、前記負極性電圧を生成する出力用コンデンサと、
    前記負極性電圧に応じて、前記第1から第4のスイッチを制御するスイッチドライブ回路部と
    を有する負電源装置。
  2. 請求項1に記載の負電源装置であって、
    前記スイッチドライブ回路部は、前記第1および第3のスイッチをオンにするとともに前記第2および第4のスイッチをオフとする第1状態と、前記第1および第3のスイッチをオフにするとともに前記第2および第4のスイッチをオンとする第2状態とを反復し、前記負極性電圧が第1の閾値電圧以下となる場合に、前記第1状態で前記反復を停止し、前記負極性電圧が前記第1の閾値電圧より高い第2の閾値電圧以上になる場合に、前記反復を再開する負電源装置。
  3. 請求項1または2に記載の負電源装置であって、更に、
    前記充電用コンデンサの容量を制御する容量制御部を有し、
    前記充電用コンデンサは、容量が可変な可変コンデンサである負電源装置。
  4. 請求項1または2に記載の負電源装置であって、更に、
    前記充電用コンデンサの一端に一端が接続される1つ以上の調整用スイッチと、
    前記調整用スイッチの他端と前記充電用コンデンサの他端間に接続される1つ以上の充電容量調整用コンデンサと、
    前記調整用スイッチを制御する調整用スイッチ制御部と
    を有する負電源装置。
JP2007198502A 2007-07-31 2007-07-31 負電源装置 Ceased JP2009038850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007198502A JP2009038850A (ja) 2007-07-31 2007-07-31 負電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007198502A JP2009038850A (ja) 2007-07-31 2007-07-31 負電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009038850A true JP2009038850A (ja) 2009-02-19

Family

ID=40440339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007198502A Ceased JP2009038850A (ja) 2007-07-31 2007-07-31 負電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009038850A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04168971A (ja) * 1990-10-31 1992-06-17 Fujitsu Ltd Dc―dcコンバータ
JP2002119045A (ja) * 2000-10-04 2002-04-19 Ngk Insulators Ltd 電圧コンバータ
JP2005278383A (ja) * 2004-02-27 2005-10-06 Nec Electronics Corp 電源回路
JP2007043892A (ja) * 2005-06-28 2007-02-15 Sanyo Electric Co Ltd 過昇圧防止回路

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04168971A (ja) * 1990-10-31 1992-06-17 Fujitsu Ltd Dc―dcコンバータ
JP2002119045A (ja) * 2000-10-04 2002-04-19 Ngk Insulators Ltd 電圧コンバータ
JP2005278383A (ja) * 2004-02-27 2005-10-06 Nec Electronics Corp 電源回路
JP2007043892A (ja) * 2005-06-28 2007-02-15 Sanyo Electric Co Ltd 過昇圧防止回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8710911B2 (en) Charge pump circuit and power-supply method for dynamically adjusting output voltage
US20070279021A1 (en) Power Supply Circuit, Charge Pump Circuit, and Portable Appliance Therewith
JP4825584B2 (ja) チャージポンプ回路
JP2007244078A (ja) スイッチング電源装置およびその駆動回路、ならびにそれらを用いた電子機器
JP2007074190A (ja) 三角波発生回路ならびにそれを用いたパルス幅変調器およびスイッチングレギュレータ
JP2003348822A (ja) 電圧変換制御回路及び方法
JP2006311731A (ja) 電子回路
US20130207717A1 (en) Charge Pump Circuit
JP2007336753A (ja) 電源装置、レギュレータ回路、チャージポンプ回路およびそれらを用いた電子機器
JP2007089242A (ja) チャージポンプ式昇圧回路を有する半導体装置
JP2009027880A (ja) 負電源装置
JP5767660B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP5617545B2 (ja) 電源コントローラ、および電子機器
EP1691472B1 (en) Self regulating charge pump
JP5397227B2 (ja) 電源回路装置および電圧制御方法
JP2005312169A (ja) 電圧反転型チャージポンプ回路
JP2010119177A (ja) マルチフェーズ型dc/dcコンバータ
EP1506611A2 (en) Charge pump
JP2007028698A (ja) Dc−dcコンバータ
JP2009038850A (ja) 負電源装置
US9350235B2 (en) Switched capacitor voltage converting device and switched capacitor voltage converting method
JP2011135776A (ja) チャージポンプ回路
JP5469967B2 (ja) オーディオシステム
US10389339B2 (en) Device and method for controlling slew rate
JP2010104140A (ja) 電源回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A521 Written amendment

Effective date: 20120207

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A521 Written amendment

Effective date: 20121011

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20130402

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A045 Written measure of dismissal of application

Effective date: 20130827

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045