JP5469967B2 - オーディオシステム - Google Patents

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本発明は、チャージポンプ回路に関する。
携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラなどの電池駆動型の電子機器には、電池の出力電圧(電池電圧)よりも高い電源電圧や、負の電源電圧を必要とする回路部品が搭載される。こうした回路部品に適切な電源電圧を供給するために、チャージポンプ回路が利用される。
レギュレーテッド型のチャージポンプ回路は、その出力電圧を所望の電圧に安定化させるレギュレート機能を有する。レギュレート機能は、以下の処理により実現される。
処理1. 出力電圧をフィードバックし、基準電圧と比較する。
処理2. 比較結果に応じてチャージポンプ回路のスイッチのオン時間またはオンの程度を調節する。
あるいは処理2において、スイッチのオン時間、オンの程度を調節する代わりに、チャージポンプ回路の入力側もしくは出力側にトランジスタを設け、そのオンの程度を、比較結果に応じて調節する方式もある。
特開2000−173266号公報 特開2004−222349号公報 特開平9−293376号公報 特開2003−217291号公報 特開平11−220872号公報 特開2002−44935号公報
本発明はかかる状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、出力電圧を安定化できるレギュレーテッド型チャージポンプ回路の提供にある。
本発明のある態様は、チャージポンプ回路の制御回路に関する。制御回路は、チャージポンプ回路の出力電圧に応じたフィードバック電圧と所定の基準電圧との誤差に応じたバイアス電流であって、誤差に対して第1の特性でその電流値が変化する制御電流と、誤差に対して第1の特性と異なる第2の特性でその電流値が変化するオーバードライブ電流とを含むバイアス電流を発生する電圧電流変換回路と、バイアス電流によってバイアスされ、ゲートクロックに応じてチャージポンプ回路の少なくともひとつのスイッチのオン、オフをスイッチングさせるバッファと、を備える。
スイッチのオン・オフの切りかえ時間(遷移時間)は、バイアス電流が大きくなるにしたがい短くなる。つまりこの態様によれば、バイアス電流の誤差依存性を2つの電流成分を用いて柔軟に設計することができ、出力電圧を好適に安定化することができる。
電圧電流変換回路は、フィードバック電圧と基準電圧を受け、誤差に応じた制御電圧を生成する誤差増幅器と、制御電圧に応じた制御電流を生成する第1トランスコンダクタンス回路と、制御電圧に応じたオーバードライブ電流を生成する第2トランスコンダクタンス回路と、を含んでもよい。
第2トランスコンダクタンス回路は、第1入力端子に制御電圧を、第2入力端子に電源電圧を受ける差動対と、差動対にテイル電流を供給する電流源と、差動対の第1入力端子側のトランジスタに負荷として接続された第1トランジスタと、差動対の第2入力端子側のトランジスタに負荷として接続された第2トランジスタと、第1トランジスタに対してカレントミラー回路を形成するように接続された第3トランジスタと、を含んでもよい。第3トランジスタに流れる電流が、オーバードライブ電流であってもよい。
第1トランスコンダクタンス回路は、ゲートに制御電圧が印加されたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の第4トランジスタを含んでもよい。第4トランジスタに流れる電流が、制御電流であってもよい。
本発明の別の態様は、電源回路である。この電源回路は、複数のスイッチを含むチャージポンプ回路と、複数のスイッチのオン、オフを制御する上述のいずれかの態様の制御回路と、を備える。
本発明のさらに別の態様はオーディオシステムに関する。オーディオシステムは、正の電源電圧を反転し、負の電源電圧を生成する上述の電源回路と、正および負の電源電圧を受け、オーディオ信号を増幅するアンプと、を備える。
なお、以上の構成要素を任意の組み合わせたもの、あるいは本発明の表現を、方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様の制御回路によれば、出力電圧を安定化できる。
実施の形態に係る電源回路の構成を示すブロック図である。 図1の電圧電流変換回路の具体的な構成例を示す回路図である。 図2の電圧電流変換回路の電圧−電流特性を示す図である。 図4(a)、(b)はそれぞれ、図1の電源回路の動作特性およびそのタイムチャートである。 図1の電源回路を用いたオーディオシステムの構成を示すブロック図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図1は、実施の形態に係る電源回路2の構成を示すブロック図である。電源回路2は、レギュレーテッド型チャージポンプ回路(以下、単にチャージポンプ回路という)4および制御回路100を備える。
チャージポンプ回路4は、入力電圧Vddを受け、それを昇圧および/または極性反転し、出力電圧Vssを生成する。チャージポンプ回路4は、複数のキャパシタと、キャパシタの充電、放電経路に設けられた複数のスイッチを含む。チャージポンプ回路4の構成は特に限定されないが、本実施の形態では反転型のチャージポンプ回路を例に説明する。
チャージポンプ回路4は、フライングキャパシタCf、出力キャパシタCo、複数のスイッチSW1〜SW4を含む。第1スイッチSW1は、入力端子PinとフライングキャパシタCfの第1端子P1の間に設けられる。第2スイッチSW2は、フライングキャパシタCfの第1端子P1と接地端子の間に設けられる。第3スイッチSW3は、フライングキャパシタCfの第2端子P2と接地端子の間に設けられる。第4スイッチSW4は、フライングキャパシタCfの第2端子P2と出力キャパシタCoの第1端子P1の間に設けられる。出力キャパシタCoの第2端子P2は接地されている。
チャージポンプ回路4は、第1状態φ1と第2状態φ2を交互に繰り返す。第1状態φ1において、第1スイッチSW1、第3スイッチSW3がオンし、フライングキャパシタCfが入力電圧Vddで充電される。第2状態φ2において、第2スイッチSW2、第4スイッチSW4がオンし、フライングキャパシタCfに蓄えられた電荷が出力キャパシタCoに転送され、出力キャパシタCoが−Vddで充電される。
第1状態φ1と第2状態φ2が交互に繰り返されることにより、出力キャパシタCoの第1端子P1には、入力電圧Vddと反対の極性を有する負電圧−Vddが発生する。この電圧−Vddが、出力電圧Vssとして出力される。
制御回路100は、チャージポンプ回路4のスイッチSW1〜SW4それぞれのオン、オフを制御する。制御回路100は、レベルシフト回路10、電圧電流変換回路20、バッファ回路30、クロック発生回路40を備える。
レベルシフト回路10は、負の出力電圧Vssをレベルシフトし、正のフィードバック電圧Vfbに変換する。レベルシフト回路10は抵抗R11、R12、R21、R22を含む。抵抗R21、R22は、基準電圧Vrefと出力電圧Vssを分圧し、フィードバック電圧Vfbを生成する。抵抗R11、R12は、基準電圧Vrefと接地電圧Vgnd(=0V)を分圧し、基準電圧Vrを生成する。
電圧電流変換回路20は、チャージポンプ回路4の出力電圧Vssに応じたフィードバック電圧Vfbと所定の基準電圧Vrとの誤差ΔVに応じたバイアス電流Ibiasを発生する。バイアス電流Ibiasは、誤差ΔVに対して第1の特性でその電流値が変化する制御電流Icと、誤差ΔVに対して第1の特性と異なる第2の特性でその電流値が変化するオーバードライブ電流Iodとを含む合成電流である。バイアス電流Ibiasは、バッファ回路30へと供給される。
電圧電流変換回路20は、誤差増幅器22、第1トランスコンダクタンス(GM)回路24、第2GM回路26を含む。
誤差増幅器22は、フィードバック電圧Vfbと基準電圧Vrを受け、それらの誤差ΔVを増幅して制御電圧Vcを生成する。
第1GM回路24は、制御電圧Vcに対して、第1の特性で電流値が変化する制御電流Icを生成する。第2GM回路26は、制御電圧Vcに対して第2の特性で電流値が変化するオーバードライブ電流Iodを生成する。制御電流Icとオーバードライブ電流Iodは配線上で合成され、
Ibias=Ic+Iod
で与えられるバイアス電流Ibiasが生成される。
図2は、図1の電圧電流変換回路20の具体的な構成例を示す回路図である。図3は、図2の電圧電流変換回路20の電圧−電流特性を示す図である。第1GM回路24は、NチャンネルMOSFET(トランジスタM6)を含み、そのゲートに制御電圧Vcが入力されている。図3に示すように、第1GM回路24をNチャンネルMOSFETとした場合、制御電圧Vcに対して緩やかに変化する制御電流Icが生成される。
第2GM回路26は、差動対50、電流源52、トランジスタM1〜M3を含む。
差動対50は、第1入力端子IN1に制御電圧Vcを、第2入力端子IN2に電源電圧Vddを受ける。電流源52は、差動対50にテイル電流Ibを供給する。第1トランジスタM1は、差動対50の第1入力端子IN1側のトランジスタM4に負荷として接続される。第2トランジスタM2は、差動対50の第2入力端子IN2側のトランジスタM5に負荷として接続される。第3トランジスタM3は、第1トランジスタM1に対してミラー比がN倍(Nは実数)のカレントミラー回路を形成するように接続される。第3トランジスタM3に流れる電流が、オーバードライブ電流Iodである。
制御電圧Vcが低い領域では、差動対50が入力トランジスタM5側にオンするため、第1トランジスタM1には電流はほとんど流れず、オーバードライブ電流Iodも実質的にゼロとなる。制御電圧Vcが電源電圧Vddに近づくと、差動対50がバランスするため、入力トランジスタM4にIb/2の電流が流れ、オーバードライブ電流Iodは、
Iod=N×Ib/2
となる。
バイアス電流Ibiasは、制御電流Icとオーバードライブ電流Iodの和であるから、制御電圧Vcが低い領域では、制御電流Icの成分が支配的であり、制御電圧Vcが電源電圧Vddに近づくに従い、オーバードライブ電流Iodが支配的になる。
クロック発生回路40は、第1スイッチSW1〜第4スイッチSW4のオン、オフのタイミングを規定するゲートクロックCLK1〜CLK4を発生する。ゲートクロックCLK1、CLK3は、第1状態φ1において第1スイッチSW1、第3スイッチSW3をオンするレベルをとる。ゲートクロックCLK2、CLK4は、第2状態φ2において第2スイッチSW2、第4スイッチSW4をオンするレベルをとる。各信号のハイレベルとローレベルの割り当ては設計事項である。第1状態φ1と第2状態φ2の境界において、第1スイッチSW1と第2スイッチSW2のペアが同時にオンせず、第3スイッチSW3と第4スイッチSW4のペアが同時にオンしないように、すべてのスイッチSW1〜SW4がオフするデッドタイムが設けられる。
バッファ回路30は、ゲートクロックCLK1〜CLK4を受け、それらに応じてチャージポンプ回路4の第1スイッチSW1〜SW4のオン、オフを切りかえる。バッファ回路30は、複数のバッファBUF1〜BUF4を含む。
複数のバッファのうちの少なくともひとつは、電圧電流変換回路20からのバイアス電流Ibiasによってバイアスされている。図1では、第2スイッチSW2に割り当てられたバッファBUF2が、バイアス電流Ibiasによってバイアスされる。バッファBUF2は、ゲートクロックCLK2に応じて相補的にオン、オフする2つのスイッチSW2H、SW2Lを含む。
残りのバッファBUF1、BUF3、BUF4は、一般的なインバータを含み、電源電圧Vddと接地電圧Vgndによってバイアスされている。
以上が電源回路2の構成である。続いてその動作を説明する。
図4(a)、(b)はそれぞれ、図1の電源回路2の動作特性およびそのタイムチャートである。それぞれにおいて、実線は図1の回路の、破線は第2GM回路26を設けない回路の特性を示す。図4(a)の横軸はチャージポンプ回路4の負荷電流IL、縦軸は出力電圧Vssを示す。ここで出力電圧Vssは負電圧であることに留意されたい。図4(b)の横軸は時間、縦軸は第2スイッチSW2のゲート電圧Vgを示す。
実施の形態に係る電源回路2の動作およびその利点は、第2GM回路26が設けられていない構成との対比によって明確となる。そこで始めに、オーバードライブ電流Iodが生成されない場合の動作を、破線を参照して説明する。
図4(a)を参照すると、負荷電流ILが小さい領域において、出力電圧Vssは基準電圧Vrefに応じて定まる目標電圧Vtgtに安定化される。負荷電流ILがある制御限界点を越えると、出力電圧Vssは目標電圧Vtgtから乖離しはじめる。
この理由は、図3の制御電流Icおよび図4(b)のタイムチャートに裏付けられる。負荷電流ILが増加すると、出力電圧Vssは増加する(0Vに近づく)ため、制御電圧Vcが増大する。ところが図3に示すように、制御電圧Vcが増大しても制御電流Ic、つまりバイアス電流Ibiasはそれほど上昇しない。ゲートクロックVgは、第2スイッチSW2のゲート容量(不図示)をバッファBUF2のはき出す電流で充電することにより上昇するところ、バイアス電流Ibiasが小さい場合、図4(b)の破線で示すように、第2スイッチSW2のゲートクロックVgが十分に高くならず、第2スイッチSW2のオンの程度が弱くなり、あるいはオン時間が短くなるため、出力キャパシタCoへの電荷転送が不足し、出力電圧Vssが目標電圧Vtgtから乖離する。
第1GM回路24のトランスコンダクタンスを大きくすれば、つまり図3のVcに対するIcの傾きを大きくすれば、この問題は解消するように思われるが、このアプローチは、フィードバックループの安定性を損ねるため、採用することは困難である。
続いて図1の電源回路2の動作を説明する。負荷電流ILが増大すると、制御電圧Vcが増大する。制御電圧Vcが電源電圧Vddに近づくと、オーバードライブ電流Iodによって、バッファBUF2のバイアス電流Ibiasがブーストされる。その結果、図4(b)に示すように、第2スイッチSW2のゲートクロックVgが急峻に立ち上がるため、第2スイッチSW2を十分にオンすることができ、出力電圧Vssが目標電圧Vtgtから乖離するのを抑制することができる。
このように、実施の形態に係る制御回路100によれば、負荷電流ILの制御限界点を大きくすることができ、従来よりも安定的にチャージポンプ回路4を制御することができる。
続いて電源回路2の好ましいアプリケーションを説明する。図5は、図1の電源回路を用いたオーディオシステムの構成を示すブロック図である。オーディオシステム300は、ヘッドアンプやスピーカアンプ(これらは、メインアンプまたはパワーアンプとも総称される)302、反転型のチャージポンプ回路4、スピーカ306を備える。メインアンプ302はたとえば反転アンプであり、入力電圧Vinを反転増幅し、出力電圧Voutをスピーカ306へと供給する。メインアンプ302は、電池電圧Vddを正の電源電圧として受ける。図1の反転型のチャージポンプ回路4は、電池電圧Vddを反転し、メインアンプ302の負の電源電圧Vssを生成する。
メインアンプ302に入力されるオーディオ信号の振幅は、ボリウム値に応じて変化する。そこでチャージポンプ回路4の目標電圧Vtgtは、ボリウム値に応じて最適化される。目標電圧Vtgtは、図1の基準電圧Vrefを変化させ、あるいはレベルシフト回路10の分圧比を調節することで調節できる。つまり増幅されたオーディオ信号が歪まない範囲で、負の電源電圧Vssをなるべく高い値(0Vに近い値)とすることにより、無駄な電力消費を抑制し、さらに無駄な発熱を抑制することができる。
メインアンプ302の消費電流、つまりチャージポンプ回路4の負荷電流ILは、オーディオ信号に応じてダイナミックに変化する。したがってこのようなメインアンプ302に対する電源回路として、図1の電源回路2は好適である。
実施の形態では、極性反転型のチャージポンプ回路4を例に説明したが、本発明はこれに限定されず、1.5倍、2倍、3倍、4倍など、その他の昇圧率を有し、あるいは昇圧率が切りかえ可能なチャージポンプ回路に適用することができる。当業者であれば、各チャージポンプ回路の構成に応じて、いずれのスイッチのオンの程度やオン時間を調節すべきかは適宜設計することができる。また当業者であれば、チャージポンプ回路の構成に応じて、制御電流Icおよびオーバードライブ電流Iodそれぞれが備えるべき誤差ΔVの依存性を最適化することができる。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
2…電源回路、4…チャージポンプ回路、10…レベルシフト回路、20…電圧電流変換回路、22…誤差増幅器、24…第1GM回路、26…第2GM回路、30…バッファ回路、40…クロック発生回路、50…差動対、M1…第1トランジスタ、M2…第2トランジスタ、M3…第3トランジスタ、M4,M5…入力トランジスタ、52…電流源、100…制御回路、SW1…第1スイッチ、SW2…第2スイッチ、SW3…第3スイッチ、SW4…第4スイッチ、Cf…フライングキャパシタ、Co…出力キャパシタ。

Claims (4)

  1. 正の電源電圧を反転し、負の電源電圧を生成する電源回路と、
    前記正および負の電源電圧を受け、オーディオ信号を増幅するアンプと、
    を備え、
    前記電源回路は、
    複数のスイッチを含むチャージポンプ回路と、
    前記複数のスイッチのオン、オフを制御する制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、
    前記チャージポンプ回路の出力電圧に応じたフィードバック電圧と所定の基準電圧との誤差に応じたバイアス電流であって、前記誤差に対して第1の特性でその電流値が変化する制御電流と、前記誤差に対して前記第1の特性と異なる第2の特性でその電流値が変化するオーバードライブ電流とを含むバイアス電流を発生する電圧電流変換回路と、
    前記バイアス電流によってバイアスされ、ゲートクロックに応じて前記チャージポンプ回路の少なくともひとつのスイッチのオン、オフをスイッチングさせるバッファと、
    を備えることを特徴とするオーディオシステム。
  2. 前記電圧電流変換回路は、
    前記フィードバック電圧と前記基準電圧を受け、前記誤差に応じた制御電圧を生成する誤差増幅器と、
    前記制御電圧に応じた前記制御電流を生成する第1トランスコンダクタンス回路と、
    前記制御電圧に応じた前記オーバードライブ電流を生成する第2トランスコンダクタンス回路と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のオーディオシステム
  3. 前記第2トランスコンダクタンス回路は、
    第1入力端子に前記制御電圧を、第2入力端子に電源電圧を受ける差動対と、
    前記差動対にテイル電流を供給する電流源と、
    前記差動対の前記第1入力端子側のトランジスタに負荷として接続された第1トランジスタと、
    前記差動対の前記第2入力端子側のトランジスタに負荷として接続された第2トランジスタと、
    前記第1トランジスタに対してカレントミラー回路を形成するように接続された第3トランジスタと、
    を含み、前記第3トランジスタに流れる電流が、前記オーバードライブ電流であることを特徴とする請求項2に記載のオーディオシステム
  4. 前記第1トランスコンダクタンス回路は、
    ゲートに前記制御電圧が印加されたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の第4トランジスタを含み、前記第4トランジスタに流れる電流が、前記制御電流であることを特徴とする請求項2または3に記載のオーディオシステム
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