JP2006311731A - 電子回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 昇圧回路を有する電子機器において、規格以上の電圧が入力されても、昇圧回路およびその他の回路の破壊を防ぐこと。
【解決手段】 入力された電圧を昇圧して出力する昇圧回路において、出力される電圧の上限を規定する入力電圧制限回路と、コンデンサを使って入力電圧を固定倍率に昇圧する昇圧回路から構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は電子回路に係り、特にコンデンサを用いて入力された電圧を昇圧する昇圧回路に関する。
図4に、従来のコンデンサを用いた昇圧回路を示す。従来のコンデンサを用いた昇圧回路は、ダイオード接続されたMOSFET61から65と、コンデンサ67から71と、クロック発生回路72とから構成される。MOSFET61から65のゲート端子はドレイン端子と接続し、ソース端子はコンデンサ67から71の一方の電極と接続し、コンデンサ67から71のもう一方の電極はクロック発生回路72と接続する回路ブロックがカスケードに複数個接続されている。MOSFET65のソース端子はMOSFET66のドレイン端子と接続すると共にMOSFET66のゲート端子とも接続し、MOSFET66のソース端子が従来の電子回路の出力端子となる。クロック発生回路は位相が180度異なる2つのパルス信号CLKAとCLKBを生成し、コンデンサ67から71の一方の電極に供給する。
従来のコンデンサを用いた昇圧回路の動作を、出力端子O2に負荷が接続されていない状態で説明する。入力端子I2に供給された電荷は、MOSFET61から65を通ってコンデンサ67から71に充電される。このときのコンデンサ67の一方の電極の電位Vc67−1は入力電圧−Vfである。ここでVfとはMOSFET61から66におけるダイオードドロップ分である。次にパルス信号CLKAによってコンデンサ67の一方の電極の電位Vc67−2がパルス信号の波高値分(電圧分)上げられると、コンデンサ67のもう一方の電極の電位Vc67−1は入力電圧−Vf+パルス信号の波高値となる。このときコンデンサ68の一方の電極はパルス信号CLKAとは位相が180度異なるCLKBに接続されているため、コンデンサ68の一方の電極の電位Vc68−2はLowレベル(接地電位に近いレベル)にある。よってコンデンサ68の一方の電極の電位V68−1はコンデンサ67から送られてきた電圧からMOSFET62のダイオードドロップ分の値、(入力電圧−Vf+パルス信号の波高値)−Vfとなる。
更に次の段階としてパルス信号CLKBがHighレベルに変化し、コンデンサ68の一方の電極の電位V68−2がパルス信号の波高値分(電圧分)上げられると、コンデンサ68のもう一方の電極の電位Vc68−1は(入力電圧−Vf+パルス信号の波高値)−Vf+パルス信号の波高値となる。以降はこの動作を繰り返し、コンデンサに充電された電荷を次のコンデンサに電圧を上げながら送っていく。図6で示した電子回路では、出力端子O2の電圧は入力電圧−6×Vf+5×(パルス信号の波高値)となる。
このように構成された回路と同様な例として、特開2005−057867に示すように、電子回路の素子破損を未然に防ぐ回路技術が示されている。
特開2005−057867号公報
このような従来の電子回路にあっては、入力電圧値が低くても高くても回路構成で決められた倍率に昇圧している。このため、例えば図4の昇圧回路において、3Vの電圧で破損に到るMOSFETを使い、入力端子I2に1Vが入力されると、コンデンサ69の一方の電極の電位Vc69−1は3Vを越えてしまい、MOSFET63や64は破損に到ってしまう。このように従来の電子回路では、入力電圧に想定以上の電圧が入力されると破壊を防ぐことはできない。
このため従来は、入力端子I2に印加される電圧値に応じて昇圧の倍率あるいは昇圧段数を制御し、内部MOSFETが破損に到る電圧にならないようにしたり、内部MOSFETが破損に到る電圧が入力された時は昇圧回路の動作を停止してしまうなどの対策が取られていた。
本発明はかかる従来技術の有する不都合に鑑みてなされたもので、入力端子に低い電圧が入力された時はそのまま出力し、設定値より高い電圧が入力された時は設定値にレギュレートして出力する電圧制限回路を設けることにより、昇圧動作において昇圧回路の一部がMOSFETの耐圧を越えて素子が破損してしまうのを防ぐことを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明はコンデンサを使って入力電圧を固定倍率に昇圧する昇圧回路において、入力される電圧の上限を規定する入力電圧制限回路を備えたものである。
このため、昇圧動作において昇圧回路の一部がMOSFETの耐圧を越えて素子が破損してしまうのを防ぐことができる。
以上本発明の電子回路は、最大電圧値以上の電圧が入力されても、昇圧回路内のMOSFETに耐圧以上の電圧が掛かって素子を破損することはない。
また、最大電圧値以上の電圧が入力されても、昇圧回路は動作しつづけるため、負荷を駆動し続けることができる。
さらに、入力電圧制限回路はディプレッションタイプのMOSFETを用いているため、入力される電圧が低下しても常に昇圧回路に一定の電圧を供給することができる。
電子回路に含まれている昇圧回路の出力電圧が昇圧回路内のMOSFETに耐圧以上の電圧に上昇しようとすると、出力電圧制限回路が働き、素子が破損することはない。
電子回路に異なる昇圧倍率の昇圧回路が含まれていても、入力電圧制限回路と出力電圧制限回路が設けられているため、電子回路内部で扱う電圧が電子回路内部を構成しているMOSFETやコンデンサの破壊耐圧以上になることはない。
電子回路の入力端子と出力端子にはMOSFETが接続されているため、電子回路が待機モードに入っているときは、消費電流を抑えることができる。
電子回路が待機モードに入っているときは、昇圧回路の動作の元となる発振回路を停止させるため、消費電流を抑えることができる。
電子回路内の昇圧回路は、第2の昇圧回路とレペルシフタ回路で波高値の上げられたクロックを用いているので、小さなドライバ面積で大きな電流供給能力を発揮させることができる。つまり、より小さなチップ面積で大きな駆動能力を得ることができる。
出力電圧制限回路には動作をオン/オフさせるスイッチがついているので、消費電流の大きい出力電圧制御回路であっても、消費電力を抑えることができる。さらにこのスイッチがあるために、出力電圧制限回路の消費電流が大きくても、昇圧回路を安定的に動作させることが可能である。
以下、この発明に係る電子回路の実施の最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る電子回路の概略構成を示している。電子回路は、入力される電圧の上限を規定する入力電圧制限回路1と、コンデンサを使って入力電圧を固定倍率に昇圧する昇圧回路2から構成されている。
入力電圧制限回路1は図2に示すように、ディプレッション型のMOSFET22と定電圧発生回路21から構成される。入力端子I1は定電圧発生回路21の電源端子D21及びディプレッション型MOSFET22のドレイン端子と接続する。ディプレッション型MOSFET22のソース端子は入力電圧制限回路2の出力端子O1と接続する。ディプレッション型MOSFET22のゲート端子は定電圧発生回路21の出力端子O21と接続する。
ここで定電圧発生回路21の一例を図3に示す。定電圧発生回路は、定電流素子であるディプレッション型MOSFETと、抵抗素子であるエンハンスメント型MOSFETから構成される。定電圧発生回路21の電源端子D21とディプレッション型MOSFET23のドレイン端子を接続し、ディプレッション型MOSFET23のソース端子とディプレッション型MOSFET23のゲート端子及びエンハンスメント型MOSFET24のドレイン端子及びエンハンスメント型MOSFET24のゲート端子及び定電圧発生回路21の出力端子O21に接続する。エンハンスメント型MOSFET24のソース端子はエンハンスメント型MOSFET25のドレイン端子及びエンハンスメント型MOSFET25のゲート端子と接続する。エンハンスメント型MOSFET25のソース端子は接地端子と接続する。
定電圧発生回路21の出力電圧は、|ディプレッション型MOSFETのしきい値電圧|+(エンハンスメント型MOSFETのしきい値電圧)×(エンハンスメント型MOSFETの数)になる。よってエンハンスメント型MOSFET25のソース端子に、さらにエンハンスメント型MOSFETをエンハンスメント型MOSFET25と同様に接続すると、定電圧発生回路21の出力電圧を高くすることができる。逆にエンハンスメント型MOSFET25を削除し、エンハンスメント型MOSFET24のソース端子を接地端子と接続することによって定電圧発生回路21の出力電圧を低くすることができる。
昇圧回路2には、例えばコイルとコンデンサを使ったレギュレータやコンデンサのみを使ったチャージポンプ方式がある。しかし本特許の実施の形態では定倍の昇圧動作に対して有効な発明であるため、適用される昇圧回路はコンデンサのみを用いた昇圧回路となる。
以下に昇圧回路の一例である、チャージポンプ方式の構成を図4に基づき詳細な説明を行う。
図4に示す様に、チャージポンプ方式の昇圧回路は発振回路72とNチャネル型MOSFET61〜66と昇圧用コンデンサ67〜71とで構成されている。Nチャネル型MOSFET61〜66はそれぞれがダイオード接続され、昇圧回路2の入力端子I2と出力端子O2との間に、入力端子I2から出力端子O2への方向が順方向となるように直列接続されている。Nチャネル型MOSFET61とNチャネル型MOSFET62間のノードには、昇圧用コンデンサ67の片側電極、Nチャネル型MOSFET62とNチャネル型MOSFET63間のノードには、昇圧用コンデンサ68の片側電極、Nチャネル型MOSFET63とNチャネル型MOSFET64間のノードには、昇圧用コンデンサ69の片側電極、Nチャネル型MOSFET64とNチャネル型MOSFET65間のノードには、昇圧用コンデンサ70の片側電極、Nチャネル型MOSFET65とNチャネル型MOSFET66間のノードには、昇圧用コンデンサ71の片側電極がそれぞれ接続されている。昇圧コンデンサ67、69、71のもう片方の電極は発振回路72のクロックA端子CLKAに接続され、昇圧用コンデンサ68、70のもう片方の電極は発振回路72のクロックB端子CLKBに接続される。発振回路72のクロックA端子CLKAからはオンデューティ50%のクロック信号Aが出力され、発振回路72のクロックB端子CLKBからは前記クロック信号Aと位相が180度ずれており、他の条件は全く同じクロック信号Bが出力される。発振回路72の電源端子Doscは、昇圧回路2の入力端子I2に接続された構成である。発振回路72が出力するクロック信号Aとクロック信号Bの周波数は1MHz程度に設定しており、昇圧用コンデンサ67〜71は100pF程度である。従って昇圧コンデンサ67〜71は、Nチャネル型MOSFET61〜66や発振回路72と同一のチップ内に作成することができる。
更に昇圧回路の一例として、スイッチドキャパシタ方式の構成を図5に基づき詳細な説明を行う。スイッチドキャパシタ方式昇圧回路はコンデンサ同士、あるいはコンデンサと電源の並列接続、直列接続を繰り返すことによって、入力した電圧を昇圧することができる。スイッチドキャパシタ方式昇圧回路は、発振回路57とMOSFET51〜54とインバータ55、56とレベルシフト回路59とコンデンサ58から構成される。昇圧回路の入力端子I2とPチャネル型MOSFET51、52のドレイン端子を接続し、Pチャネル型MOSFET51のソース端子とコンデンサ58の一方の電極及びNチャネル型MOSFET53のドレイン端子を接続する。更にコンデンサ58のもう一方の電極とPチャネル型MOSFET52のソース端子及びPチャネル型MOSFET54のドレイン端子を接続する。Nチャネル型MOSFET53のソース端子は接地する。Pチャネル型MOSFET54のソース端子は昇圧回路の出力端子O2に接続する。Pチャネル型MOSFET51のゲート端子及びNチャネル型MOSFET53のゲート端子及びインバータ55の入力端子I55は発振回路57のクロックC端子CLKCに接続され、レベルシフト回路59の入力端子I59は発振回路57のクロックD端子CLKDに接続される。インバータ55の出力端子O55はPチャネル型MOSFET52のゲート端子に接続し、レベルシフト回路59の出力端子O59はインバータ56の入力端子I56に接続し、インバータ56の出力端子O56はPチャネル型MOSFET54のゲート端子に接続する。インバータ55の電源端子D55は昇圧回路2の入力端子I2に接続し、インバータ56の電源端子D56及びレベルシフト回路59の電源端子D59は昇圧回路2の出力端子O2に接続する。
Pチャネル型MOSFET54のソース端子は昇圧された電圧であるため、Pチャネル型MOSFET54をOFFするには出力端子O2と同じ電圧でなければOFFすることはできない。しかし発振回路57から出力されたパルス信号CLKDはHighの電圧で出力端子O2の電圧の半分である。このためレベルシフト回路59をパルス信号CLKDの端子に接続することにより、Highの信号の電圧を出力端子O2の電圧に変換することができる。
ここでは2倍昇圧について回路説明したが、コンデンサの数を増やしたり、図5に示す昇圧回路を直列にカスケード接続することによって昇圧倍数を3倍、4倍、‥とすることができる。
以上のように接続された電子装置は以下のように動作する。
電子回路2の入力端子I1に印加された電圧は、入力電圧制限回路1のディプレッション型MOSFET22のドレイン端子及び定電圧発生回路21の電源端子に印加される。
ここでディプレッション型MOSFET22のドレイン端子に印加した電圧とソース端子に出力される電圧を評価すると図6に示す特性となる。ディプレッション型MOSFET22はドレイン端子に印加された電圧をほぼそのままソース端子に出力するが、ある設定値以上の電圧がドレイン端子に印加されると、ソース端子にはある設定値の電圧を保持して出力する。ディプレッション型MOSFETはゲート端子に一定の電圧が印加されていると、図6のような特性を示す。このため、定電圧発生回路21で出力された電圧を調整することによって、設定値を上げたり下げたりすることができる。本特許の実施の形態では、この設定値を昇圧回路2を構成しているMOSFETの破損に到る電圧以下(耐圧)にすることによって、昇圧回路2を構成しているMOSFETの耐圧より入力電圧が高くても、入力電圧制限回路1の出力には設定値の電圧(=昇圧回路2を構成しているMOSFETの耐圧)が出力される。定電圧発生回路21は、入力電圧制限回路1の出力が昇圧回路2を構成しているMOSFETの耐圧以下になるように、ディプレッション型MOSFET22のゲート端子に印加する電圧を調整する。調整する方法は図3に示すエンハンスメント型MOSFETのカスケード接続の数を増減させることによって行う。
入力電圧制限回路1から出力された電圧は昇圧回路2の入力端子I2に印加される。昇圧回路2の動作は図4に示すチャージポンプ方式と図5に示すスイッチドキャパシタ方式で異なる。チャージポンプ方式は、入力端子I2に供給された電荷はMOSFET61から35を通ってコンデンサ67から71に充電される。このときのコンデンサ67の一方の電極の電位Vc67−1は(入力電圧)−(Vf)である。ここでVfとはMOSFET61から66におけるダイオードドロップ分である。次にパルス信号CLKAによってコンデンサ67の一方の電極の電位Vc67−2がパルス信号の波高値分(電圧分)上げられると、コンデンサ67のもう一方の電極の電位Vc67−1は(入力電圧)−(Vf)+(パルス信号の波高値)となる。このときコンデンサ38の一方の電極はパルス信号CLKAとは位相が180度異なるCLKBに接続されているため、コンデンサ38の一方の電極の電位Vc38−2はLowレベル(接地電位に近いレベル)にある。よってコンデンサ38の一方の電極の電位V38−1はコンデンサ67から送られてきた電圧からMOSFET32のダイオードドロップ分の値、((入力電圧)−(Vf)+(パルス信号の波高値))−(Vf)となる。
更に次の段階としてパルス信号CLKBがHighレベルに変化し、コンデンサ38の一方の電極の電位V38−2がパルス信号の波高値分(電圧分)上げられると、コンデンサ38のもう一方の電極の電位Vc38−1は((入力電圧)−(Vf)+(パルス信号の波高値))−(Vf)+(パルス信号の波高値)となる。以降はこの動作を繰り返し、コンデンサに充電された電荷を次のコンデンサに電圧を上げながら送っていく。図4で示した電子回路では、出力端子O2の電圧は(入力電圧)−6×(Vf)+5×(パルス信号の波高値)となる。
次にスイッチドキャパシタ方式の場合、入力端子I2に供給された電荷はMOSFET51及び52のソース端子に印加される。ここで発振回路57のパルス信号CLKCはHighの信号である時、Pチャネル型MOSFET51はOFF、Pチャネル型MOSFET52はインバータ55を介してゲート端子にクロック信号が供給されるのでON、Nチャネル型MOSFET53はONとなる。この時、パルス信号CLKDはCLKCと位相が180度異なっているので、Lowの信号になっている。このためPチャネル型MOSFET54のゲート電圧はレベルシフト回路59、インバータ56を介しているのでHighとなり、Pチャネル型MOSFET54はOFFとなる。よってコンデンサ58は一方の電極を入力端子I2と接続し、もう一方の電極を接地端子に接続しているため、入力電圧を充電することができる。
次に発振回路57のパルス信号CLKCがLowの信号である時、Pチャネル型MOSFET51はON、Pチャネル型MOSFET52はインバータ55を介してゲート端子にクロック信号が供給されるのでOFF、Nチャネル型MOSFET53はOFFとなる。この時、パルス信号CLKDはCLKCと位相が180度異なっているので、Highの信号になっている。このためPチャネル型MOSFET54のゲート電圧はレベルシフト回路59、インバータ56を介しているのでLowとなり、Pチャネル型MOSFET54はONとなる。よってコンデンサ58は一方の電極を入力端子I2と接続し、もう一方の電極を出力端子O2に接続しているため、入力電圧の2倍の電圧を出力端子O2に出力することができる。
以上のように構成された本実施の電子回路の具体的な使用箇所について説明する。
本実施の電子回路は、入力端子I1に接続される電源が自然エネルギーなど環境によって大きく変化する発電源の昇圧回路に適用することで本発明の効果は一層高まる。光や熱、運動量などの自然エネルギー源を電源とした昇圧回路では、コイルを使ったスイッチングレギュレータよりもコンデンサを使って固定倍率で昇圧する昇圧回路の方が適していることが多い。これは自然エネルギー源の内部抵抗が大きいために、スイッチングレギュレータでは狙いの電圧を出力するまで発電源から電流を引き続け、発電源の出力電圧が低下してしまうという懸念があるためである。固定倍率であれば発電源の出力電圧が低下してしまうという懸念はなくなり、常に昇圧された電圧を取り出すことができる。しかし、従来の課題では入力電圧に想定以上の電圧が入力されると昇圧動作の過程で昇圧回路を構成しているMOSFETの耐圧を越え、破壊に到ってしまう。本特許はこの固定倍率の昇圧回路を用いた時の不具合を改善しているものである。
また本実施の電子回路は、昇圧回路が微細なプロセスを使ったMOSFETや非常に薄いシリコン層にデバイスを作っているSOI MOSFETなどで構成されている場合に適している。これらのデバイスはMOSFETの耐圧が低いだけではなく、リーク電流もこれまでのMOSFETに比べて大きくなっている。MOSFETの破壊に到らなくても、リーク電流の増加は電子回路の不安定さをもたらす。本特許の実施では昇圧回路に印加される電圧を抑えているので、ムダなリーク電流の増加もなく、低消費で安定的な動作が可能となる。
また本発明の別の実施の形態である、1つの回路の中に昇圧倍率の異なる固定倍率昇圧回路がある場合について図7を元に説明する。
図7は本実施の別の形態に係る電子回路の概略構成を示している。電子回路は、電子回路の待機時にムダな消費電流をカットするPチャネル型MOSFET90と、出力される電圧の上限を規定する入力電圧制限回路1と、コンデンサを使って入力電圧を固定倍率に昇圧する昇圧回路92と、昇圧回路92にクロック信号を供給する発振回路93と、前記クロック信号の振幅を高くするために必要な電圧を作り出す第二の昇圧回路94と、前記クロック信号と前記第二の昇圧回路94の出力電圧を組み合わせて、振幅の大きいクロック信号を作り出すレベルシフト回路95と、前記昇圧回路92の出力電圧の上限を規定する出力電圧制限回路97と、前記出力電圧制限回路の動作をオン/オフするPチャネル型MOSFET96と、前記昇圧回路92の出力を蓄えるコンデンサ85と、前記コンデンサ85に蓄えられた電荷を出力端子82から外部に出力するために必要なスイッチであるPチャネル型MOSFET98と、前記コンデンサ85の電圧をモニタして、設定値以上になったらPチャネル型MOSFET98に信号を送る電圧検出回路99と、電子回路の待機時に出力端子82から流入するムダな消費電流をカットするPチャネル型MOSFET100と、外部の電圧をモニタして設定値以上になったら待機モードの信号を出力する電圧検出回路101から構成されている。
Pチャネル型MOSFET90は電子回路の待機時にムダな消費電流をカットする役割を持つものである。Pチャネル型MOSFETだけではなく、Nチャネル型MOSFETや他のオン/オフを行うスイッチでも良い。
入力電圧制限回路1は図2に示すように、ディプレッション型のMOSFET22と定電圧発生回路21から構成される。入力端子I1は定電圧発生回路21の電源端子D21及びディプレッション型MOSFET22のドレイン端子と接続する。ディプレッション型MOSFET22のソース端子は入力電圧制限回路2の出力端子O1と接続する。ディプレッション型MOSFET22のゲート端子は定電圧発生回路21の出力端子O21と接続する。ここでは図2に示す回路を説明したが、ツェナーダイオードを入力端子I1とGND端子間に接続して、設定電圧以上の電圧がかかった場合はツェナーダイオードを通してGNDに逃がしてしまう電圧制限方法でも構わない。
昇圧回路92は図8に示す様に、チャージポンプ方式の昇圧回路を用い、Nチャネル型MOSFET111〜116と昇圧用コンデンサ117〜121とインバータ122で構成されている。Nチャネル型MOSFET111〜116はそれぞれがダイオード接続され、昇圧回路92の入力端子I92と出力端子O92との間に、入力端子I92から出力端子O92への方向が順方向となるように直列接続されている。Nチャネル型MOSFET111とNチャネル型MOSFET112間のノードには、昇圧用コンデンサ117の片側電極、Nチャネル型MOSFET112とNチャネル型MOSFET113間のノードには、昇圧用コンデンサ118の片側電極、Nチャネル型MOSFET113とNチャネル型MOSFET114間のノードには、昇圧用コンデンサ119の片側電極、Nチャネル型MOSFET114とNチャネル型MOSFET115間のノードには、昇圧用コンデンサ120の片側電極、Nチャネル型MOSFET115とNチャネル型MOSFET116間のノードには、昇圧用コンデンサ121の片側電極がそれぞれ接続されている。昇圧コンデンサ117、119、121のもう片方の電極は昇圧回路92のクロック端子C92に接続しているクロックAラインCLKAに接続され、昇圧用コンデンサ118、120のもう片方の電極は昇圧回路92のクロック端子C92にインバータ122を介して接続されているクロックBラインCLKBに接続される。昇圧回路92のクロック端子C92はレペルシフタ回路95から出力されたクロック信号が印加される端子である。インバータ112は入力端子I122を昇圧回路92のクロック端子C92と接続し、出力端子O122は昇圧用コンデンサ118、120のもう片方の電極に接続されて、クロックAラインCLKAと位相が180度ずれた信号を出力する。クロック信号の周波数は1MHz程度に設定しており、昇圧用コンデンサ117〜121は100pF程度である。従って昇圧コンデンサ117〜121は、Nチャネル型MOSFET111〜116やインバータ122と同一のチップ内に作成することができる。ここでは昇圧回路92としてチャージポンプ方式の昇圧回路を説明したが、スイッチドキャパシタ方式の昇圧回路を用いても構わない。
発振回路93は第2の昇圧回路94及びレペルシフタ回路95にクロック信号を供給する回路である。発振回路93はインバータとコンデンサから構成されたリングオシレータ回路である。発振回路93の出力端子O94からはオンデューティ50%のクロック信号が出力される。発振回路93の電源端子D93は、入力制限回路1の出力端子O1に接続されている。発振回路92が出力するクロック信号の周波数は1MHz程度のクロック信号になるように、インバータやコンデンサを調整している。また発振回路93はクロック信号出力制御端子E93が設けられており、電圧検出回路101から出力された信号によって発振回路93の動作を停止させることができる。つまり電圧検出回路101から出力される信号によって、発振回路93の出力端子O93から出力される1MHzのクロック信号を出力させたり、出力させなかったりすることができる。ここでは発振回路としてリングオシレータ回路を使った例を示したが、他に圧電材料を用いた発振回路やロジック回路を組み合わせた発振回路でも構わない。
第2の昇圧回路94は、発振回路93から出力されたクロック信号を使って入力電圧制限回路1の出力電圧を昇圧し、レペルシフタ回路95の電源端子D95に電力を供給するものである。第2の昇圧回路94は図9に示すスイッチドキャパシタ方式の昇圧回路から構成される。スイッチドキャパシタ方式昇圧回路はコンデンサ同士、あるいはコンデンサと電源の並列接続、直列接続を繰り返すことによって、入力した電圧を昇圧することができる。
スイッチドキャパシタ方式昇圧回路は、MOSFET131〜134とインバータ135〜137とレベルシフト回路138とコンデンサ139から構成される。第2の昇圧回路94の入力端子I94とPチャネル型MOSFET131、132のドレイン端子を接続し、Pチャネル型MOSFET131のソース端子とコンデンサ139の一方の電極及びNチャネル型MOSFET133のドレイン端子を接続する。更にコンデンサ139のもう一方の電極とPチャネル型MOSFET132のソース端子及びPチャネル型MOSFET134のドレイン端子を接続する。Nチャネル型MOSFET133のソース端子は接地する。Pチャネル型MOSFET134のソース端子は第2の昇圧回路94の出力端子O94に接続する。Pチャネル型MOSFET131のゲート端子及びNチャネル型MOSFET133のゲート端子及びインバータ135の入力端子I135及びインバータ137の入力端子I137は第2の昇圧回路94のクロック端子C94に接続される。インバータ135の出力端子O135はPチャネル型MOSFET132のゲート端子に接続し、インバータ137の出力端子O137はレベルシフト回路138の入力端子I138に接続し、レベルシフト回路138の出力端子O138はインバータ136の入力端子I136に接続し、インバータ136の出力端子O136はPチャネル型MOSFET134のゲート端子に接続する。インバータ135の電源端子D55及びインバータ137の電源端子D137は第2の昇圧回路94の入力端子I94に接続し、インバータ136の電源端子D56及びレベルシフト回路138の電源端子D138は第2の昇圧回路94の出力端子O94に接続する。
レベルシフト回路95は発振回路93から出力されるクロック信号と第2の昇圧回路94の出力電圧を組み合わせて、振幅の大きいクロック信号を作り出す回路である。図10に示すようにPチャネル型MOSFET及びNチャネル型MOSFET及びインバータから構成される。レベルシフタ回路95のクロック端子C94とNチャネル型MOSFET142のゲート端子及びインバータ145の入力端子I145を接続し、インバータ145の出力端子O145とNチャネル型MOSFET144のゲート端子を接続し、Nチャネル型MOSFET142、144のソース端子を接地する。レベルシフタ回路95の電源端子D95とPチャネル型MOSFET141、143のソース端子を接続し、Pチャネル型MOSFET141のドレイン端子とNチャネル型MOSFET142のドレイン端子及びPチャネル型MOSFET143のゲート端子を接続し、Pチャネル型MOSFET143のドレイン端子及びNチャネル型MOSFET144のドレイン端子及びPチャネル型MOSFET141のゲート端子及びレベルシフタ回路95の出力端子O95を接続する。
出力電圧制限回路97は昇圧回路92の出力電圧が設定値以上になると電荷を接地端子に逃がして昇圧回路92の出力電圧が設定値以上に上がるのを防ぐ回路である。本実施の入力電圧制限回路では図11に示すように複数のNチャネル型MOSFETから構成される。出力電圧制限回路97の入力端子I97とNチャネル型MOSFET150のゲート端子及びドレイン端子を接続し、Nチャネル型MOSFET150のソース端子とNチャネル型MOSFET151のゲート端子及びドレイン端子を接続する。Nチャネル型MOSFET151のソース端子とNチャネル型MOSFET152のゲート端子及びドレイン端子を接続し、Nチャネル型MOSFET152のドレイン端子を接地する。ここではNチャネル型MOSFETのドレイン端子とゲート端子を接続したブロックを3つカスケード接続した例を示したが、設定する出力電圧制限値によってカスケード接続する数を変えていく。また本実施の形態ではNチャネル型MOSFETを使った例を示しているが、ツェナーダイオードを使って同様な役割をさせることも可能である。
Pチャネル型MOSFET96は入力電圧制限回路97の動作をオン/オフさせる役割を持つ。Pチャネル型MOSFETだけではなく、Nチャネル型MOSFETや他のオン/オフを行うスイッチでも良い。
コンデンサ85は昇圧回路92で昇圧された電圧を蓄えておく容量である。
電圧検出回路99はコンデンサ85の電圧をモニタし、コンデンサ85の電圧が設定した電圧以上になった時に信号を出力してPチャネル型MOSFET96、98をオンさせる役割を持つ。電圧検出回路99の構成は図12に示すようにコンパレータ回路、定電圧発生回路、抵抗からなる。電圧検出回路99の入力端子I99と抵抗163の一方の端子を接続し、抵抗163のもう一方の端子とコンパレータの第一の入力端子166及び抵抗162の一方の端子と接続する。抵抗162のもう一方の端子は接地する。コンパレータの第二の入力端子167は定電圧発生回路161の出力と接続する。コンパレータ回路160の出力端子は電圧検出回路99の出力端子O99と接続する。
Pチャネル型MOSFET98は電圧検出回路99から出力される信号を受けて、コンデンサ85に蓄えられた電荷を電子回路の出力端子に出力する役割を持つ。Pチャネル型MOSFETだけではなく、Nチャネル型MOSFETや他のオン/オフを行うスイッチでも良い。
電圧検出回路101は外部の電圧を電圧をモニタし、電圧が設定した電圧以上になった時に信号を出力してPチャネル型MOSFET90、100をオフさせる役割を持つ。電圧検出回路101の構成は図13に示すようにコンパレータ回路、定電圧発生回路、抵抗、インバータからなる。電圧検出回路101の入力端子I101と抵抗173の一方の端子を接続し、抵抗173のもう一方の端子とコンパレータの第一の入力端子176及び抵抗172の一方の端子と接続する。抵抗172のもう一方の端子は接地する。コンパレータの第二の入力端子177は定電圧発生回路171の出力と接続する。コンパレータ回路170の出力端子はインバータ178の入力端子と接続し、インバータ178の出力端子は電圧検出回路101の出力端子O101と接続する。
Pチャネル型MOSFET100は電圧検出回路100から出力される信号を受けて、電子回路の出力端子82とPチャネル型MOSFETを遮断し、電子回路が待機モードの時、電子回路の出力端子82から電流が流入するのを防ぐ役割を持つ。Pチャネル型MOSFETだけではなく、Nチャネル型MOSFETや他のオン/オフを行うスイッチでも良い。
以上説明した回路ブロックによって構成された電子回路の結線について説明する。
電子回路の入力端子80をPチャネル型MOSFET90のソース端子と接続し、Pチャネル型MOSFET90のドレイン端子と入力制限回路1の入力端子I1を接続する。入力制限回路1の出力端子O1と昇圧回路92の入力端子I92及び発振回路93の電源端子D93及び第2の昇圧回路94の入力端子I94と接続する。発振回路93の出力端子O93は第2の昇圧回路94のクロック端子C94及びレベルシフタ回路95の入力端子I95と接続し、第2の昇圧回路94の出力端子O94とレベルシフタ回路95の電源端子D95を接続し、レベルシフタ回路95の出力端子O95と昇圧回路92のクロック端子C92を接続する。昇圧回路92の出力端子O92とPチャネル型MOSFET96のソース端子及びコンデンサ85の一方の電極Vc85−1及びPチャネル型MOSFET98のソース端子及び電圧検出回路99の入力端子I99を接続する。Pチャネル型MOSFET96のドレイン端子と出力電圧制限回路97の入力端子I97を接続し、コンデンサ85のもう一方の電極Vc85−2を接地する。Pチャネル型MOSFET98のドレイン端子とPチャネル型MOSFET100のドレイン端子を接続し、Pチャネル型MOSFET100のソース端子を電子回路の出力端子82に接続する。電圧検出回路99の出力端子O99とPチャネル型MOSFET98、97のゲート端子を接続し、電子回路の外部モニタ端子83と電圧検出回路101の入力端子I101を接続し、電圧検出回路101の出力端子O101とPチャネル型MOSFET90、100及び発振回路93のクロック信号出力制御端子E93を接続する。
以上のように接続された電子回路は以下のように動作する。
外部モニタ端子に電圧が印加されていない時はPチャネル型MOSFET90、100はオンしている。電子回路の入力端子80に電圧が印加された時、電圧は入力電圧制限回路1のディプレッション型MOSFET22のドレイン端子及び定電圧発生回路21の電源端子に印加される。
ここでディプレッション型MOSFET22のドレイン端子に印加した電圧とソース端子に出力される電圧を評価すると図6に示す特性となる。ディプレッション型MOSFET22はドレイン端子に印加された電圧をほぼそのままソース端子に出力するが、ある設定値以上の電圧がドレイン端子に印加されると、ソース端子にはある設定値の電圧を保持して出力する。ディプレッション型MOSFETはゲート端子に一定の電圧が印加されていると、図6のような特性を示す。このため、定電圧発生回路21で出力された電圧を調整することによって、設定値を上げたり下げたりすることができる。本特許の実施の形態では、この設定値を発振回路93及び第2の昇圧回路94を構成しているMOSFETの破損に到る電圧以下(耐圧)にすることによって、発振回路93及び第2の昇圧回路94を構成しているMOSFETの耐圧より入力電圧が高くても、入力電圧制限回路1の出力には設定値の電圧(=昇圧回路2を構成しているMOSFETの耐圧)が出力される。定電圧発生回路21は、入力電圧制限回路1の出力が発振回路93及び第2の昇圧回路94を構成しているMOSFETの耐圧以下になるように、ディプレッション型MOSFET22のゲート端子に印加する電圧を調整する。調整する方法は図3に示すエンハンスメント型MOSFETのカスケード接続の数を増減させることによって行う。
入力電圧制限回路1から出力された電圧は昇圧回路92の入力端子I92及び発振回路93の電源端子D93及び第2の昇圧回路94の入力端子I94に印加される。最初に電圧が印加されることによって発振回路93が動作を開始し、オンDuty50%のクロック信号を発振回路93の出力端子O93から出力する。出力されたクロック信号を受けて第2の昇圧回路94が動作を開始する。
第2の昇圧回路94の動作は、Highのパルス信号が第2の昇圧回路94のクロック端子C94に入力されると、Pチャネル型MOSFET132及びNチャネル型MOSFET133がオンし、コンデンサ139に電荷が充電される。次にLowのパルス信号が 第2の昇圧回路94のクロック端子C94に入力されると、Pチャネル型MOSFET131、134がオンし、(入力電圧)+(コンデンサ139に蓄えられた電圧)が第2の昇圧回路94の出力端子O94に出力される。よって出力された電圧は第2の昇圧回路94に入力された電圧の約2倍の電圧になる。電子回路の入力端子80に印加された電圧の2倍の電圧が第2の昇圧回路94で作り出されると、この電圧と発振回路93から出力されたクロック信号をレペルシフタ回路95で掛け合わせ、電子回路の入力端子80に印加された電圧の2倍の波高値を持ち、且つ、周波数は発振回路93から出力されたクロックの周波数となるクロック信号をレペルシフタ回路95から出力する。
レペルシフタ回路95から出力されたクロック信号を使って昇圧回路92が動作を開始し、入力電圧制限回路1から出力された電圧を昇圧する。
昇圧回路92に用いられているチャージポンプ方式では、入力端子I92に供給された電荷はMOSFET111から115を通ってコンデンサ117から121に充電される。このときのコンデンサ117の一方の電極の電位Vc117−1は(入力電圧)−Vfである。ここでVfとはMOSFET111から116におけるダイオードドロップ分である。次にパルス信号CLKAによってコンデンサ117の一方の電極の電位Vc117−2がパルス信号の波高値分(電圧分)上げられると、コンデンサ117のもう一方の電極の電位Vc311−1は(入力電圧)−(Vf)+(パルス信号の波高値)となる。このときコンデンサ118の一方の電極はパルス信号CLKAとは位相が180度異なるCLKBに接続されているため、コンデンサ118の一方の電極の電位Vc118−2はLowレベル(接地電位に近いレベル)にある。よってコンデンサ118の一方の電極の電位V118−1はコンデンサ117から送られてきた電圧からMOSFET112のダイオードドロップ分の値、((入力電圧)−(Vf)+(パルス信号の波高値))−(Vf)となる。
更に次の段階としてパルス信号CLKBがHighレベルに変化し、コンデンサ118の一方の電極の電位V118−2がパルス信号の波高値分(電圧分)上げられると、コンデンサ118のもう一方の電極の電位Vc118−1は((入力電圧)−(Vf)+(パルス信号の波高値))−(Vf)+(パルス信号の波高値)となる。以降はこの動作を繰り返し、コンデンサに充電された電荷を次のコンデンサに電圧を上げながら送っていく。図8で示した電子回路では、出力端子O92の電圧は(入力電圧)−6×(Vf)+5×(パルス信号の波高値)となる。
昇圧回路92で昇圧された電荷はコンデンサ85に蓄えられる。コンデンサ85に電荷が蓄えられてくると、コンデンサ85の電圧は徐々に上昇していく。コンデンサ85の電圧は常に電圧検出回路99がモニタしているので、コンデンサ85の電圧が設定された電圧を越えると電圧検出回路99の出力端子O99から信号を出力する。ここで設定された電圧とは、電子回路の出力端子82から出力する所望の電圧である。この電圧は電子回路を構成しているMOSFETやコンデンサの破壊に至る電圧より小さいことは言うまでもない。
電圧検出回路99から出力された信号を受けて、Pチャネル型MOSFET96、98をオンさせる。Pチャネル型MOSFET100は最初オンしているため、コンデンサ85に蓄えられた電荷が電子回路の出力端子82から出力される。
ここで出力電圧制限回路97について説明する。出力電圧制限回路97はダイオード接続されたトランジスタをカスケード接続したもので、高い電圧が入ってきたとき、あるしきい値電圧を越えると多くの電流を接地端子に流すことができる。このため、このしきい値電圧を電子回路を構成しているMOSFETやコンデンサの破壊に至る電圧より小さい電圧に設定しておけば、電流を流すことによって電圧が上昇することを抑えることができる。チャージポンプ方式の昇圧回路では、昇圧回路92の内部に印加されている最大の電圧は昇圧回路92の出力端子O92の電圧になる。このため、昇圧回路92の出力端子O92の電圧が電子回路を構成しているMOSFETやコンデンサの破壊に至る電圧にならなければよい。出力電圧制限回路97が昇圧回路92の出力端子に接続されることで、高い電圧から内部の回路を守ることができる。しかし出力電圧制限回路97は、高い電圧が印加されたとき大量の電流を流す必要があるため、動作していないときの消費電流も非常に大きい。このため昇圧回路92で電荷が供給されても、出力電圧制限回路97が消費してしまう。このため前記で説明したように、コンデンサ85の電圧が設定値を越えたとき初めて、出力電圧制限回路97の動作をオン/オフするPチャネル型MOSFETをオンさせ、出力電圧制限動作を行う。
次に外部の電圧をモニタして外部の電圧が設定値の電圧を越えると、電圧検出回路101が電圧を検出してPチャネル型MOSFET90、100をオフすると共に、発振回路93の動作を停止させる。この動作は、外部の電圧をモニタして電子回路を待機モードにする機能である。待機モードのとき、昇圧回路92の動作は必要ないので、動作の元となる発振回路93の動作を止めてしまう。さらに、電子回路の入力端子80、及び出力端子82から流入する電流を防ぐために、Pチャネル型MOSFET90、100をオフさせ、無駄な消費電力を抑える。
以上のように構成された本実施の別の形態の電子回路の具体的な使用箇所について説明する。
本実施の別の形態の電子回路では、電子回路を構成しているMOSFETやコンデンサの破壊電圧が低いデバイスにおいて有効である。特に近年、微細化が進み、電子回路の耐圧は低くなっているため、本発明は有効な方法であると思われる。
図7に示す電子回路は特に、電源電圧が低くて回路アプリケーションを動作させることができないときに、回路アプリケーションにトリガを掛ける用途に有効である。具体的には、昇圧DC−DCコンバータが低電圧から昇圧することはできるが、自身の動作には高い電圧を必要とする昇圧DC−DCコンバータの動作トリガに有効である。ここで前提条件として、電子回路は低電圧から動作することができるが、回路内部のMOSFETやコンデンサの破壊耐圧は低く、一方昇圧DC−DCコンバータは耐圧も高く、低電圧から昇圧することはできるが、自身の動作には高い電圧を必要とする昇圧DC−DCコンバータの場合である。図14に示すように、図7に示した電子回路180と昇圧DC−DCコンバータ181とダイオード182から構成され、入力端子183と電子回路の入力端子I180及び昇圧DC−DCコンバータ181の入力端子I181を接続し、電子回路180の出力端子O180と昇圧DC−DCコンバータ181の電源端子D181及びダイオード182のカソード端子C182を接続し、昇圧DC−DCコンバータ181の出力端子O181と出力端子184及びダイオード182のアノード端子A182を接続する。
上記のように結線された回路アプリケーションでは、入力端子183の電圧が低いとき昇圧DC−DCコンバータ181は動作をすることはできないが、電子回路180は動作をすることができるので、内部で昇圧動作を行い、コンデンサに蓄えた電荷を電子回路180の出力端子O180から出力する。出力された電圧は高い電圧であるため、昇圧DC−DCコンバータ181は昇圧動作を開始することが可能となる。昇圧動作を開始した昇圧DC−DCコンバータ181は入力端子183の電圧を昇圧して出力端子184に電荷を供給する。このとき、昇圧DC−DCコンバータ181の出力端子O181はダイオード182を介して昇圧DC−DCコンバータ181の電源端子D181に接続されているため、昇圧DC−DCコンバータ181は昇圧後の高い電圧を使って自分自身を動作させることができる。このとき、電子回路180は電荷を昇圧DC−DCコンバータ181の電源端子D181に電荷を供給する必要が無くなるため、外部モニタ端子M180を使って昇圧DC−DCコンバータ181の出力電圧を監視し、設定値以上の電圧になると電子回路180を待機モードにさせる。このとき、電子回路180は電流を消費しないことが理想であるが、本特許の実施の形態による電子回路ではPチャネル型MOSFET90、100を用いているため、待機モード時の消費電流を非常に小さく抑えることができる。
本実施の形態に係る電子回路の概略構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る入力電圧制限回路の概略構成を示す回路図である。 本実施の形態に係る定電圧発生回路の概略構成を示す回路図である。 従来の昇圧回路の概略構成を示す回路図である。 従来の昇圧回路の概略構成を示す回路図である。 本実施の形態に係る入力電圧制限回路の出力特性を示すグラフである。 本実施の別の形態に係る電子回路の概略構成を示す回路図である。 本実施の別の形態に係る昇圧回路の概略構成を示す回路図である。 本実施の別の形態に係る第2の昇圧回路の概略構成を示す回路図である。 本実施の別の形態に係るレペルシフタ回路の概略構成を示す回路図である。 本実施の別の形態に係る出力電圧制限回路の概略構成を示す回路図である。 本実施の別の形態に電圧検出回路の概略構成を示す回路図である。 本実施の別の形態に係る電圧検出回路の概略構成を示す回路図である。 本実施の別の形態に係るアプリケーションの概略構成である。
符号の説明
1 入力電圧制限回路
2、92 昇圧回路
21、161、171 定電圧発生回路
22、23 ディプレッション型MOSFET
24、25 エンハンスメント型MOSFET
42、57、72、93 発振回路
59、95、138 レベルシフト回路
80、183 入力端子
82、184 出力端子
83 外部モニタ端子
84 接地端子
94 第2の昇圧回路
97 出力電圧制御回路
99、101 電圧検出回路
160、170 コンパレータ回路
180 電子回路
181 昇圧DC−DCコンバータ

Claims (9)

  1. 入力端子に入力される入力電圧を昇圧して出力端子に出力する昇圧回路において、前記入力端子に接続し前記入力電圧の上限を規定する電圧制限回路と、前記入力電圧を固定倍率に昇圧し前記出力端子に出力する昇圧回路を有する電子回路。
  2. 前記昇圧回路は、クロック信号を発生するクロック発生回路と、整流素子と、コンデンサで構成される請求項1記載の電子回路。
  3. 前記整流素子は、ダイオード接続されたMOSFETである請求項2に記載の電子回路。
  4. 前記昇圧回路は、ダイオードもしくはダイオード接続されたMOSFETのアノードを入力端子とし、前記ダイオードもしくはダイオード接続されたMOSFETのカソードと一方の電極と接続したコンデンサとから構成される昇圧単位回路と、前記コンデンサのもう一方の電極に接続したクロック発生回路とからなり、前記昇圧単位回路を複数個カスケード接続した請求項1に記載の電子回路。
  5. 前記昇圧回路は、第一のMOSFETのドレインと第二のMOSFETのドレインを接続して入力端子とし、前記第一のMOSFETのソースと第三のMOSFETのドレイン及びコンデンサの第一の電極を接続し、前記第二のMOSFETのソースと前記コンデンサの第二の端子及び第四のMOSFETのドレインを接続し、前記第四のMOSFETのソースを出力端子とし、前記第三のMOSFETのソースを接地し、前記第一及び前記第三のMOSFETのゲートをクロック発生回路のクロック出力端子に接続し、前記第二のMOSFETのゲート及びレベルシフト回路の入力端子をクロック発生回路の反転クロック出力端子に接続し、前記レベルシフト回路の出力端子を前記第四のMOSFETのゲート端子に接続した昇圧単位回路を複数個カスケード接続した構成である請求項1に記載の電子回路。
  6. 前記電圧制限回路は、前記入力電圧を入力し一定電圧を出力する定電圧発生回路と、前記定電圧発生回路の出力電圧でゲート電圧が制御されるディプレッション型MOSFETとで構成される請求項1から5のいずれかに記載の電子回路。
  7. 前記定電圧発生回路は、入力端子とGNDの間に直列に接続した定電流源と抵抗素子とから構成され、前記定電流源と前記抵抗素子の接続点を出力端子とする請求項6に記載の電子回路。
  8. 前記定電流源は、ゲートとソースを接続したディプレッション型MOSFETである請求項7に記載の電子回路。
  9. 前記抵抗素子は、ダイオード接続したMOSFETである請求項7に記載の電子回路。
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