JP4855153B2 - 電源装置、レギュレータ回路、チャージポンプ回路およびそれらを用いた電子機器 - Google Patents
電源装置、レギュレータ回路、チャージポンプ回路およびそれらを用いた電子機器 Download PDFInfo
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Description
出力トランジスタの制御端子の電圧を、出力トランジスタがオフする方向に変化させることにより、電流供給能力を低下させることができる。
所定の期間を、突入電流が発生する時間に応じて設定することにより、チャージポンプ回路の動作に影響を及ぼすことなく、突入電流を抑制することができる。
チャージポンプ回路10は、入力された電圧Vin’を昇圧率α倍し、出力電圧Voutを生成する。たとえば、、チャージポンプ回路10は、2つのフライングキャパシタCf1、Cf2および出力キャパシタCoを備え、昇圧率αが1倍、1.5倍、2倍で切り換えられるものとする。チャージポンプ回路の構成については、広く知られているため、ここでは説明を省略する。
出力トランジスタM1は、一端(ソース)に外部から入力される入力電圧Vinが印加され、他端(ドレイン)がチャージポンプ回路10の入力端子12に接続される。誤差増幅器22の2つの入力端子には、電位が安定すべき端子、すなわち出力端子104の出力電圧Voutに応じた帰還電圧Vfbと、所定の基準電圧Vrefとが入力される。誤差増幅器22は、帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefに近づくように、出力トランジスタM1の制御端子(ゲート)の電圧を調節する。出力電圧Voutと、帰還電圧Vfbは、Vfb=Vout×R2/(R1+R2)の関係が成り立つから、出力電圧Voutは、帰還によって、
Vout=Vref×(R1+R2)/R2
を目標値として安定化される。
スイッチSW1は、一端が入力端子102に接続されて入力電圧Vinが印加され、他端が出力トランジスタM1のゲートに接続される。タイミング設定部36には、制御信号SIG1が入力され、制御信号SIG1にもとづいて、スイッチSW1をオンするタイミングを設定する。タイミング設定部36は、制御信号SIG1に応じて、所定の期間Toffの間、ハイレベルとなるオフ信号Soffを出力する。たとえば、、タイミング設定部36は、タイマ回路を用いて構成される。この場合、タイマ回路は、チャージポンプ回路10のスイッチング動作を制御するために供給されるクロック信号と同一のクロック信号をカウントしてもよい。好適には、所定の期間Toffは、クロック信号の1周期から10周期程度に設定される。この値は、実験により最適化することができる。クロック信号が1MHzの場合、所定の期間Toffは、1μs〜10μs程度に設定される。なお、タイミング設定部36は、ワンショット回路などを用いて構成してもよい。
たとえば、、能力設定部34から出力されるオフ信号Soffを、誤差増幅器22の内部に入力し、結果として、誤差増幅器22の出力電圧、すなわち出力トランジスタM1のゲート電圧が上昇するように回路を構成してもよい。また、出力トランジスタM1をメイントランジスタと、サブトランジスタに分割して構成し、通常の動作時(オフ信号Soffがローレベル)の期間は、2つのトランジスタを動作させ、昇圧率切り換え時(オフ信号Soffがハイレベル)の期間は、サブトランジスタのみを動作させてもよい。すなわち、出力トランジスタM1の実効的なサイズを、昇圧率の切り換えに際して変化させてもよい。また、出力トランジスタM1のバックゲート電圧を制御して電流能力を調節してもよい。
Claims (12)
- 入力された電圧を、昇圧率倍した出力電圧を生成するチャージポンプ回路と、
前記チャージポンプ回路の前段に設けられ、前記チャージポンプ回路の入力電圧を調節するレギュレータ回路と、
前記チャージポンプ回路の昇圧率の切り換え時に、前記レギュレータ回路から前記チャージポンプ回路への電流供給能力を低下せしめる制御部と、
を備えることを特徴とする電源装置。 - 前記レギュレータ回路は、
一端に外部から入力される入力電圧が印加され、他端が前記チャージポンプ回路の入力端子に接続された出力トランジスタと、
電位が安定すべき端子の電圧に応じた帰還電圧と、所定の基準電圧とが入力され、前記帰還電圧が前記基準電圧に近づくように、前記出力トランジスタの制御端子の電圧を調節する誤差増幅器と、
を含み、
前記制御部は、前記出力トランジスタの電流供給能力を強制的に変化させることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。 - 前記制御部は、前記出力トランジスタの制御端子の電圧を強制的に変化させることにより、電流供給能力を変化させることを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
- 前記制御部は、一端に前記入力電圧が印加され、他端が前記トランジスタの制御端子に接続されたスイッチ素子を含み、当該スイッチ素子をオンすることにより、前記出力トランジスタの制御端子の電圧を強制的に変化させることを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
- 前記制御部は、前記出力トランジスタの実効的なサイズを変化させることにより、電流供給能力を変化させることを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
- 前記制御部は、
前記チャージポンプ回路の昇圧率を設定する昇圧率設定部と、
前記昇圧率設定部から、昇圧率の切り換えを指示する信号が出力されてから所定の期間、前記レギュレータ回路の電流供給能力を低下せしめる能力設定部と、
を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の電源装置。 - 前記制御部は、昇圧率の切り換え時において、前記チャージポンプ回路への電流供給を遮断することを特徴とする請求項1または2に記載の電源装置。
- 一つの半導体基板上に一体集積化されたことを特徴とする請求項1または2に記載の電源装置。
- 入力インピーダンスが非連続的に変化する負荷回路の前段に設けられるレギュレータ回路であって、
一端に外部から入力される入力電圧が印加され、他端が前記負荷回路の入力端子に接続された出力トランジスタと、
前記負荷回路の入力インピーダンスの変動時に、前記出力トランジスタの電流供給能力を低下させる制御部と、
を備えることを特徴とするレギュレータ回路。 - 前記負荷回路は、昇圧率の切り換え時に入力インピーダンスが不連続となるチャージポンプ回路であって、
前記制御部は、前記チャージポンプ回路の昇圧率の切り換え時に、前記出力トランジスタの電流供給能力を低下させることを特徴とする請求項9に記載のレギュレータ回路。 - 入力電圧を、切り換え可能な昇圧率に応じて昇圧した出力電圧を生成するチャージポンプ回路であって、
少なくとも一つのフライングキャパシタと、
前記入力電圧が印加される入力端子から、前記フライングキャパシタに至る経路に設けられ、前記フライングキャパシタへの充電電流を制限する電流制限素子と、
昇圧率を設定するとともに、昇圧率の切り換え時に、前記電流制限素子により充電電流を制限する制御部と、
を備えることを特徴とするチャージポンプ回路。 - 発光素子と、
前記発光素子を負荷として駆動する請求項1または2に記載の電源装置と、
を備えることを特徴とする電子機器。
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