JP4643996B2 - チャージポンプ回路及びその昇圧方法 - Google Patents

チャージポンプ回路及びその昇圧方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4643996B2
JP4643996B2 JP2005015013A JP2005015013A JP4643996B2 JP 4643996 B2 JP4643996 B2 JP 4643996B2 JP 2005015013 A JP2005015013 A JP 2005015013A JP 2005015013 A JP2005015013 A JP 2005015013A JP 4643996 B2 JP4643996 B2 JP 4643996B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
boost
charge pump
pump circuit
boosting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005015013A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006204049A (ja
Inventor
郁夫 深海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2005015013A priority Critical patent/JP4643996B2/ja
Priority to DE102005060078A priority patent/DE102005060078A1/de
Priority to US11/304,697 priority patent/US7724070B2/en
Priority to CNA2006100062893A priority patent/CN1829056A/zh
Priority to CN2011100517616A priority patent/CN102163916A/zh
Publication of JP2006204049A publication Critical patent/JP2006204049A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4643996B2 publication Critical patent/JP4643996B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/06Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider
    • H02M3/07Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider using capacitors charged and discharged alternately by semiconductor devices with control electrode, e.g. charge pumps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

本発明は、複数段構成からなる高効率のチャージポンプ回路及びその昇圧方法に関する。
近年、自動車電装用ハイサイドIPD(Intelligent Power Device)としてチャージポンプ回路を用いた昇圧回路が多く用いられている。チャージポンプ回路でより高い昇圧電圧を得るためには、チャージポンプ回路を多段構成にしなければならない。
図8に、従来の一般的な1段構成のチャージポンプ回路800を示す回路図を示す。
従来の1段のチャージポンプ回路800は図8に示すように、クロック信号OSCを入力端子から入力して、昇圧容量811をドライブする昇圧クロックドライバ801と、昇圧容量811に電源電圧VCCに基づく電圧を供給し、電荷の逆流を防止する第1の逆流防止回路802と、出力端子OUTに昇圧電圧を供給し、同じく電荷の逆流を防止する第2の逆流防止回路803とを有している。第1の逆流防止回路802、第2の逆流防止回路803は、NチャネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)からなる。
昇圧クロックドライバ801は、電源電位と接地電位との間に直列に接続されたPチャンネルMOSFET821とNチャンネルMOSFET822からなり、これら2つのMOSFETのドレインが接続され、また、2つのMOSFETのゲートは入力端子に接続され、出力(V81)から入力信号の反転信号を出力する。つまり、昇圧クロックドライバ801は所謂インバータとなっている。
第1の逆流防止回路802は電源電位VCCと昇圧容量811の一端と接続されている。昇圧容量811の他端は昇圧クロックドライバ801の出力(V81)と接続されている。第1の逆流防止回路802はNチャネルMOSFETを有しており、ゲートがドレインと接続され、そのドレインが電源電位に接続され、第1の逆流防止回路802のNチャネルMOSFETは所謂ダイオード接続となっている。また、ソースは昇圧容量811に接続され、その間のノードがV82となっている。
第2の逆流防止回路803はノードV82と出力OUTの間に接続されている。第2の逆流防止回路803はNチャネルMOSFETを有しており、ゲートはドレインと接続されており、ドレインはV82に接続されている。ソースは出力OUTに接続されており、第2の逆流防止回路803のNチャネルMOSFETは所謂ダイオード接続となっている。また、ソースと接地電位の間には容量性負荷813が接続され、その間のノードが出力OUTとなっている。また、このNチャネルMOSFETのバックゲートに接続されるウェル端子は電源電位に接続され、これにより寄生ダイオードは動作しづらくなり安定な動作が得られる。
従来の一般的な1段構成のチャージポンプ回路の動作のタイミングチャートを図9に示す。図9に示すように、入力端子から入力されるクロック信号OSCは電源電位VCCと接地電位の間を一定周期で変化する信号である。タイミングt1でクロック信号OSCがHighレベル(例えば、電源電位)の時、昇圧クロックドライバ801の出力(V81)はLowレベル(例えば、接地電位)を出力する。この時、昇圧容量811には、第1の逆流防止回路802を介して充電がなされており、ノードV82の電圧は第1の逆流防止回路802のNチャネルMOSFETの閾値をVtn801(例えば、0.8V)とすると、(1)式で表される。
V82=Vcc−Vtn801 ・・・(1)式
その後、タイミングt2でクロック信号OSCがLowレベルに変化すると昇圧クロックドライバ801の出力(V81)はHighレベルを出力する。よって、昇圧容量811の昇圧クロックドライバ801側の端子は電源電位となる。この時、昇圧容量811には(1)式により求まる電圧分の電荷が蓄えられているため、V82は(2)式で表される電圧となる。
V82=2×Vcc−Vtn801 ・・・(2)式
この電圧は電源電圧より高い電圧であるが、第1の逆流防止回路802が電荷の電源電位側への逆流を防止するため、昇圧容量811の電荷が電源電位へ放電されることはない。また、この電圧は第2の逆流防止回路803を介して容量性負荷813に印加され、容量性負荷813にはこの電圧に基づく電荷が蓄えられる。この時、第2の逆流防止回路803のNチャネルMOSFETの閾値電圧をVtn802(例えば、1.9V)とすると、出力OUTの電圧VOUTは(3)式で表される。
VOUT=2×Vcc−Vtn801−Vtn802 ・・・(3)式
特許文献1にはこのような1段構成のチャージポンプ回路が開示されている。特許文献1に示されるチャージポンプ回路は昇圧電圧を安定させるリミッターで消費される電力を削減する回路である。
従来の一般的な2段構成のチャージポンプ回路1000の回路図を図10に示す。従来の2段構成のチャージポンプ回路1000は、図10に示されるように図8で示した1段のチャージポンプ回路800に第2の昇圧クロックドライバ1001、第2の昇圧容量1011、第3の逆流防止回路1002を加えたものである。1段構成のチャージポンプ回路と同一の構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。第2の昇圧クロックドライバ1001は、第1の昇圧クロックドライバ801の出力(V81)と接続されたゲートを有しており、電源電位VCCと接地電位との間に直列に接続されたPチャンネルMOSFET1021とNチャンネルMOSFET1022とを有している。これら2つのMOSFETのドレインが接続されるノードV101から第2の昇圧クロックドライバ1001の出力信号が出力される。つまり、昇圧クロックドライバ1001は所謂インバータとなっている。
第3の逆流防止回路1002は、第1の昇圧容量811と第1の逆流防止回路802との間のノードV82と、第2の逆流防止回路803との間に接続される。第3の逆流防止回路1002はNチャネルMOSFETを有しており、ゲートがドレインと接続され、ドレインがノードV82と接続されている。ソースは第2の逆流防止回路803のNチャンネルMOSFETのドレインと接続されている。つまり、第3の逆流防止回路1002のNチャネルMOSFETは所謂ダイオード接続となっている。また、第3の逆流防止回路1002のNチャネルMOSFETのバックゲートに接続されるウェル端子は電源電位に接続されている。このことにより、NチャネルMOSFETの寄生ダイオードが動作しづらくなり、安定な動作が得られる。また、第2の逆流防止回路803と第3の逆流防止回路1002との間のノードV102には昇圧容量1011の一端が接続されている。昇圧容量1011の他の一端は昇圧クロックドライバ1001の出力(V101)に接続されている。
従来の2段構成のチャージポンプ回路1000の動作のタイミングチャートを図11に示す。2段構成のチャージポンプ回路の動作としては、前述の1段構成のチャージポンプの動作と同様にタイミングt1でノードV82の電圧が上記(1)式で表される電圧まで上昇する。次にタイミングt2では前述の1段構成のチャージポンプの動作と同様にノードV82の電圧は上記(2)式で表される電圧まで上昇する。この時、第3の逆流防止回路1002のNチャネルMOSFETの閾値電圧をVtn803(例えば、1.9V)とすると、第2の昇圧容量1011の両端には上記(3)式のVtn802をVtn803で置き換えることで表される電圧が印加され、ノードV102もこの電圧となる。次にタイミングt3で第1の昇圧クロックドライバ801の出力(V81)がLowレベルとなり、第2の昇圧クロックドライバ1001の出力(V101)がHighレベルとなる。この時第2の昇圧容量1011には前述した電圧に基づいた電荷が蓄えられている。よって、ノードV102の電圧は下記(4)式で表される電圧となる。
V102=3×VCC−Vtn801−Vtn803 ・・・(4)式
この電圧は電源電圧より高い電圧であるが、第1の逆流防止回路802と第3の逆流防止回路とが電荷の電源電位側への逆流を防止するため、昇圧容量1011の電荷が電源電位へ放電されることはない。また、この電圧は第2の逆流防止回路803を介して容量性負荷813に印加され、容量性負荷にはこの電圧に基づく電荷が蓄えられる。この時、出力OUTの電圧VOUTは下記(5)式で表される。
VOUT=3×Vcc−Vtn801−Vtn802−Vtn803 ・・・(5)式
以上のように、通常、昇圧電圧を増加させるためには、チャージポンプ回路の電源電位と出力端子との間に逆流防止ダイオードを介して複数の昇圧容量を接続する構成が用いられる。
一般的なチャージポンプ回路を1段構成とした場合と2段構成とした場合の電源電圧に対する昇圧電圧のグラフを図12に示す。図12に示されるように昇圧電圧は、1段構成の場合は、電源電圧を1.4〜1.6倍に昇圧した電圧となり、2段構成の場合は、電源電圧を1.8〜2.1倍に昇圧した電圧となる。この場合においては、2段構成の場合の方が1段構成の場合より約1.3倍昇圧する電圧が増加する。このように、従来のチャージポンプ回路は、昇圧電圧を向上させるためにはチャージポンプを多段構成とすることが必要である。特許文献2には、このような多段のチャージポンプ回路が設けられる技術が開示されている。
図13に1段構成のチャージポンプ回路の平面レイアウトの模式図を示し、図14に2段構成のチャージポンプ回路の平面レイアウトの模式図を示す。従来のこれらの半導体装置は半導体チップの面積の多くの部分をMOS容量等からなる大きな静電容量素子によって占められており、1段構成に対して2段構成は1.7〜1.8倍の面積が必要とされる。
特開平6−153493号公報(2頁、図7) 特開2000−123587号公報(5〜6頁、図1〜3)
しかしながら、従来のチャージポンプ回路では昇圧電圧を高めるために昇圧回路の構成を多段とする必要があり、多段のチャージポンプ回路を用いると、容量素子の増加によりチップ面積が増加し、半導体チップのコストが上昇してしまう問題がある。
本発明にかかるチャージポンプ回路は、第1の昇圧容量と、前記第1の昇圧容量に直列に接続された第2の昇圧容量と、前記第1の昇圧容量と前記第2の昇圧容量との間に接続され、前記第1の昇圧容量を昇圧する第1の昇圧クロックドライバと、前記第2の昇圧容量に接続され、前記第1の昇圧クロックドライバが前記第1の昇圧容量を昇圧した後、前記第1及び第2の昇圧容量を昇圧する第2の昇圧クロックドライバとを有するものである。
本発明においては、前記第1及び第2の昇圧容量を直列に接続することで、縦積み構造の容量素子を使用することができるため、チップ面積のうち大きな割合を占める容量素子の面積を節約できる。これにより、従来のチャージポンプ回路と同等以上の昇圧電圧の効率を実現しつつ、チップサイズの小型化が可能になる。
本発明によれば、昇圧電圧の効率を犠牲にすることなく、チップサイズの小型化によるチップの低コスト化をしたチャージポンプ回路を提供できる。
実施の形態1
実施の形態1のチャージポンプ回路の回路図を図1に示す。図1に示すように、チャージポンプ回路100は、第1の昇圧容量111と、第1の昇圧容量111に直列に接続された第2の昇圧容量112と、第1の昇圧容量111と第2の昇圧容量112との間に接続され、第1の昇圧容量111を昇圧する第1の昇圧クロックドライバ101と、第2の昇圧容量112に接続され、第1の昇圧容量111及び第2の昇圧容量112を昇圧する第2の昇圧クロックドライバ102を有している。チャージポンプ回路100は、更に、出力OUTに接続され、出力端子が供給する電荷を蓄える容量性負荷113と、第1の昇圧容量から電源電位への電荷の流出を防止する第1の逆流防止回路103と、容量性負荷113からその他のブロックへの電荷の流出を防止する第2の逆流防止回路104と第2の昇圧容量から電源電位への電荷の流出を防止する第3の逆流防止回路105とを有している。
第1の昇圧容量111の一端は、電源電位VCCに第1の逆流防止回路103を介して接続され、他端は第2の昇圧容量112の一端と接続される。また、第1の昇圧容量111の他端は第1の昇圧クロックドライバ101の出力(V1)と接続され、第2の昇圧容量112の他端は第2の昇圧クロックドライバ102の出力(V2)と接続される。
また、第1の昇圧容量111と第1の逆流防止回路103の間のノードV3は、第2の逆流防止回路104を介してチャージポンプ回路100の出力OUTと接続され、この出力OUTと接地電位の間に容量性負荷113が接続されている。
第1の昇圧クロックドライバ101は、電源電位VCCと接地電位との間に直列に接続された、第1のトランジスタとしてのPチャネルMOSFET121及び第2のトランジスタとしてのNチャネルMOSFET122を有する。PチャネルMOSFET121のソースは電源電位VCCに接続され、NチャネルMOSFET122のソースは接地電位に接続されている。また、PチャネルMOSFET121のゲートとNチャネルMOSFET122のゲートとが接続されており、その配線にはOSC1よりクロックが入力されている。つまり、第1の昇圧クロックドライバ101は所謂インバータ回路となっており、そのインバータのPチャネルMOSFET121のドレインとNチャネルMOSFET122のドレインとが接続され、その接続点(ノード)V1が第1の昇圧クロックドライバ101の出力となっている。
第2の昇圧クロックドライバ102は、電源電位VCCと接地電位との間に直列に接続されたPチャネルMOSFET123及びNチャネルMOSFET124を有する。PチャネルMOSFET123のソースは電源電位VCCに接続され、NチャネルMOSFET124のソースは接地電位に接続されている。また、PチャネルMOSFET123のゲートとNチャネルMOSFET124のゲートとが接続されており、その配線にはOSC2よりクロックが入力され所謂インバータ回路となっており、PチャネルMOSFET123とNチャネルMOSFET124との間のノードV2が昇圧クロックドライバ102の出力となっている。
第1の逆流防止回路103は、例えばNチャネルMOSFETからなり、そのゲートとドレインが接続され、ドレインは電源電位に接続されている。ソースはノードV3に接続されている。バックゲートは電源電位に接続されている。この第1の逆流防止回路103により、第1の昇圧容量111から電源電位への電荷の流出を防止する。
第2の逆流防止回路104は、例えばNチャネルMOSFETからなり、そのゲートとドレインが接続されており、ドレインはノードV3に接続されている。ソースはチャージポンプ回路100の出力OUTに接続されている。バックゲートは電源電位に接続されている。この第2の逆流防止回路104により、容量性負荷113から電源電位への電荷の流出を防止する。
第3の逆流防止回路105は、例えばNチャネルMOSFETからなり、そのドレインがPチャネルMOSFET121のドレインに接続され、ゲートとドレインが接続されている。この第3の逆流防止回路105により、第2の昇圧容量112から電源電位への電荷の流出を防止する。ここで、本実施の形態においては、第3の逆流防止回路105を第1の昇圧クロックドライバ101の出力(V1)とPチャネルMOSFET121のドレインとの間に接続するものとするが、PチャネルMOSFET121のソースと電源電位VCCとの間に接続するようにしてもよい。すなわち、第3の逆流防止回路105は、電源電位VCCとノードV1との間に設けることができる。
次に、実施の形態1のチャージポンプの動作について説明する。実施の形態1のチャージポンプ回路100においては、逆流防止回路として2種類の接続のNチャネルMOSFETを使用している。1つはゲートがドレインと接続され、バックゲートがドレインと接続さているものである。本明細書においては、この接続をダイオード接続Aという。他の1つはゲートがドレインと接続され、バックゲートが電源電位と接続され、ソース又はドレインの電圧がバックゲートの電圧に対して低くなっているものである。本明細書においてはこの接続をダイオード接続Bという。この場合、例えば第1の逆流防止回路103及び第3の逆流防止回路105をダイオード接続AのMOSFETとし、第2の逆流防止回路104をダイオード接続BのMOSFETとすることができる。このような接続をした場合、一般的にダイオード接続Aの閾値電圧よりも、ダイオード接続Bの閾値電圧の方が高くなる。例えば、ダイオード接続Aの閾値電圧は0.8Vであり、ダイオード接続Bの閾値電圧は1.9Vである。つまり、昇圧電圧の逆流防止回路による電圧損失を小さくするために、ダイオード接続AのMOSFETを多く用いたほうが効果的である。このことを考慮して、以下でチャージポンプの動作を図2のタイミングチャートを参照して説明する。
チャージポンプ回路100には、第1の昇圧クロックドライバ101にクロックOSC1が供給され、第2の昇圧クロックドライバ102にクロックOSC2が供給される。クロックOSC1及びクロックOSC2は、Highレベル(例えば、電源電位)とLowレベル(例えば、接地電位)が周期的に切り替わるクロック信号である。また、クロックOSC2は、クロックOSC1よりも長いHighレベル期間を持っており、クロックOSC1とクロックOSC2は同時に立ち上がり、OSC1の方が先に立ち下がる。
まず、タイミングt1でOSC1がHighレベルとなり、OSC2がHighレベルとなったとき、第1の昇圧クロックドライバ101の出力(V1)はLowレベルになる。また、第2の昇圧クロックドライバ102の出力(V2)はLowレベルになる。この時、第1の昇圧容量111の両端にはVCCからダイオード接続AのNチャネルMOSFET(第1の逆流防止回路103)の閾値電圧Vtn2を引いた電圧が発生する。よって第1の昇圧容量111にはVCC−Vtn2の電圧に基づいた電荷が蓄えられる。
次にタイミングt2でOSC1がLowレベルとなり、OSC2がHighレベルとなったとき、第1の昇圧クロックドライバ101の出力(V1)はVCCからダイオード接続AのNチャネルMOSFET(第3の逆流防止回路105)の閾値電圧Vtn1を引いた電圧値になる。また、第2の昇圧クロックドライバ102の出力(V2)はLowレベルである。この時、第2の昇圧容量112の両端にはVCC−Vtn1の電圧が発生しており、第2の昇圧容量112にはVCC−Vtn1の電圧に基づいた電荷が蓄えられる。また、第1の昇圧クロックドライバ101の出力(V1)がVCC−Vtn1であり、第1の昇圧容量111にはVCC−Vtn2の電荷が蓄えられていることから、ノードV3は下記(6)式によって表される電圧となる。
V3=2×VCC−Vtn2−Vtn1 ・・・(6)式
この時、ノードV3の電圧はVCCよりも高くなるが、第1の逆流防止回路103により電流は電源電位方向に流れることはない。
タイミングt3でOSC1がLowレベルとなり、OSC2がLowレベルとなったとき、第1の昇圧クロックドライバ101の出力(V1)はHighレベルであり、第2の昇圧クロックドライバ102の出力(V2)はHighレベルである。この時、第1の昇圧容量111にはVCC−Vtn2の電荷が蓄えられており、第2の昇圧容量112にはVCC−Vtn1の電荷が蓄えられている。よって、ノードV1の電圧は(VCC−Vtn1)+VCCとなり、ノードV3は下記(7)式で表される電圧となる
V3=3×VCC−Vtn1−Vtn2 ・・・(7)式
この時、ノードV1の電圧はVCCよりも高くなるが、第3の逆流防止回路105が電流の逆流を防止しているため、ノードV1から電源電位へは電流は流出しない。また、ノードV3の電圧はVCCよりも高くなるが、第1の逆流防止回路103によりノードV3から電源電位へは電流は流出しない。
実施の形態1にかかるチャージポンプ回路は、第1の昇圧容量111と第2の昇圧容量112との間に接続された第1の昇圧クロックドライバ101により第1の昇圧容量111を充電し、第1の昇圧クロックドライバ101により第1の昇圧容量111を昇圧すると共に第2の昇圧容量112を充電し、第2の昇圧容量112に接続された第2の昇圧クロックドライバ102により第2の昇圧容量111を昇圧すると同時に第1の昇圧容量111を昇圧する。以上の動作により、ノードV3に上記(7)式で表される電圧が発生する。
ノードV3は第2の逆流防止回路104を介してチャージポンプ回路の出力に接続されている。また、チャージポンプ回路の出力と接地電位の間には容量性負荷113が接続されている。よって、チャージポンプ回路の出力にはノードV3からダイオード接続BのNチャネルMOSFET(第2の逆流防止回路104)の閾値電圧Vtn3を引いた下記(8)式で表される電圧VOUTが発生する。
VOUT=3×VCC−Vtn1−Vtn2−Vtn3 ・・・(8)式
つまり、チャージポンプ回路の出力に接続された容量性負荷113に上記(8)式の電圧に基づく電荷が蓄えられる。
タイミングt3以降はタイミングt1からt3の動作が繰り返される。
上述の動作により、実施の形態1のチャージポンプ回路は2段階の昇圧によりVCCの電圧を上記(8)式の電圧まで昇圧する。ここで、実施の形態1のチャージポンプ回路においては、第1及び第2の昇圧容量111、112が直列に接続されている構成であるため、実際に容量素子を形成する際に、簡単に、一つの容量素子の上に更に別の容量素子を形成する所謂縦積み構造とすることができる。つまり、従来のチャージポンプ回路では、2段昇圧とする場合、2つの昇圧容量を並列に接続していたのに対し、本実施の形態の如く直列に接続することにより、縦積構造とすれば静電容量素子を1段昇圧のチャージポンプ回路の静電容量素子と略同じチップ面積で構成することが可能になる。
図3に実施の形態1のチャージポンプ回路100のレイアウトの模式図を示す。また、従来の1段構成のチャージポンプ800のレイアウトの模式図が図13に示されている。さらに、従来の2段構成のチャージポンプ1000のレイアウトの模式図が図14に示されている。
図1に示すチャージポンプ回路100をレイアウトした時の各ブロックの面積は、図3に示すように、例えば、昇圧容量111、112及び容量性負荷113がコンデンサとして90,000μm、クロックOSC1、OS2を供給する発信回路が36,000μm、第1及び第2の昇圧クロックドライバ101、102がドライブ段として14,400μm、逆流防止回路103〜105が逆流防止用MOSとして19,200μm等である。これに対し、従来の1段構成のチャージポンプ回路800をレイアウトした時の各ブロックの面積は、図13に示すように、例えば、昇圧容量811及び容量性負荷813がコンデンサとして90,000μm、クロックOSC1を供給する発信回路が36,600μm、第1及び第2の昇圧クロックドライバ801がドライブ段として6,000μm、逆流防止回路802、803が逆流防止用MOSとして19,200μm等である。また、従来の2段構成のチャージポンプ回路1000をレイアウトした時の各ブロックの面積は、図14に示すように、例えば、昇圧容量811、1011及び容量性負荷813がコンデンサとして180,000μm、クロックOSC1を供給する発信回路が36,600μm、第1及び第2の昇圧クロックドライバ801、1001がドライブ段として12,000μm、逆流防止回路802、803,1002が逆流防止用MOSとして28,800μm等の大きさで配置されることとなる。
このように、本実施のチャージポンプ回路100のレイアウト構成は、ドライブ段や発振回路部は図14の従来の二段構成の場合より若干大きくなるものの、大きな面積を必要とするコンデンサ部の面積は従来の一段構成の場合とほぼ同じ面積で可能となる。従来の半導体装置は半導体チップの表面積の大きな部分がゲート絶縁膜等からなる大きな静電容量素子よって占められており、一段構成に対して二段構成は1.7〜1.8倍の面積が必要とされるが、実施の形態1の構成は一段構成に対して1.1倍以下の面積で足りうる。この効果を面積の増加分で比較すると、従来の一段構成から二段構成にした場合に対して、実施の形態1の構成にした場合は、面積の増加分が10分の1程度で良く、大幅に改善される。
また、ダイオード接続AのMOSFETの閾値電圧は0.8V程度であり、ダイオード接続BのMOSFETの閾値電圧は1.9V程度である。従来の2段構成のチャージポンプ回路ではダイオード接続Bの逆流防止回路が2つ必要であるのに対して、実施の形態1のチャージポンプ回路ではダイオード接続Bの逆流防止回路は1つ足りる。このことより、昇圧電圧に対する逆流防止回路での電圧損失は、従来の2段構成のチャージポンプよりも実施の形態1のチャージポンプの方が小さい。つまり、実施の形態1のチャージポンプ回路の昇圧電圧は、従来のチャージポンプ回路よりもダイオード接続Aとダイオード接続Bの閾値電圧の差分程度高くなる。例えば、電源電圧が5Vの時、昇圧電圧は2段構成のチャージポンプ回路では(15V−0.8V−1.9V−1.9V=10.4V)であったのに対し、実施の形態1のチャージポンプ回路では(15V−0.8V−0.8V−1.9V=11.4V)となり、実施の形態1のチャージポンプ回路の方が1.1V高い昇圧電圧が得られる。つまり、実施の形態1のチャージポンプ回路によれば、より電圧効率が高いチャージポンプ回路の実現が可能である。
図4は、本発明と従来技術の昇圧電圧を比較したもので、一段の場合は、1.4〜1.6倍に、二段の場合は、1.8〜2.1倍に昇圧されるが、本発明の場合は2.1〜2.3倍に昇圧され、本発明の場合の方が二段の場合より約1.13倍昇圧する率が増加する。
本発明のチャージポンプ回路は、2つの昇圧容量111、112を直列接続した構成であるため、実際に容量素子を形成する際に一つの容量素子の上に更に別の容量素子を形成する所謂縦積み構造とすることが簡単にできる。
以上のように、本発明のチャージポンプ回路は、一段構成とほぼ同じ程度のチップ面積で従来の二段構成より高い昇圧電圧を得られるので、高い昇圧率を有するチャージポンプ回路を低コストの半導体チップ上で実現することができる。
実施の形態2
実施の形態2のチャージポンプ回路を示す回路図500を図5に示す。実施の形態2のチャージポンプ回路500と実施の形態1のチャージポンプ回路100は昇圧容量、容量性負荷として用いる素子が異なるのみである。つまり、実施の形態1のチャージポンプ回路100では、第1の昇圧容量、第2の昇圧容量、容量性負荷としてコンデンサを昇圧用いているのに対し、実施の形態2のチャージポンプ回路500では、第1の昇圧容量及び第2の昇圧容量として、デプレッション型MOSFET素子の寄生容量を用いる。また、容量性負荷として、エンハンスメント型MOSFET素子の寄生容量を用いる。その他の構成は実施の形態1と同様であり、同様に動作する。
次に、本実施の形態における第1及び第2の昇圧容量、すなわちデプレッション型MOSFET素子の寄生容量を用いた静電容量素子について説明する。
デプレッション型MOSFETの断面構造の模式図を図6に示す。デプレッション型MOSFET600は、基板であるP型半導体からなるPwell601領域の所定の位置に、N+型半導体からなるソース/ドレイン領域(S/D領域)602が形成され、そこにソース又はドレイン端子603が接続されている。このS/D領域602に面するPwell領域601には正の電荷をもった正孔によって空乏層602aが形成される。さらにS/D領域602上の所定の位置には絶縁層であるゲート酸化膜604及びこのゲート酸化膜604上にゲート電極605が形成され、ゲート電極605にゲート端子606が接続される。また、Pwell領域601の所定の位置にPwellの電極であるPwellよりも不純物濃度が高いP+型半導体からなるバックゲート端子領域607が形成され、バックゲート端子領域607にウェル端子608が接続される。
デプレッション型MOSFET500の各領域の間には寄生容量が存在する。寄生容量素子の模式図を図7に示す。ゲート電極605とS/D領域602の間にはゲート酸化膜容量701が存在している。また、S/D領域602とPwell領域601の間にはPN接合容量702が存在している。これらの容量は各領域に設けられる端子により配線することで静電容量素子として使用することが可能になる。つまり、ウェル端子はバックゲートに電気的に接続するが、ソース・ドレインとは電気的に分離されて形成される。
実施の形態2のチャージポンプ回路500ではデプレッション型MOSFET511のゲート端子を第1の逆流防止回路103のノードV53に接続し、ソース及びドレイン端子を第1の昇圧クロックドライバ101の出力(V51)に接続する。このことにより、ゲート酸化膜容量701を実施の形態1のチャージポンプ回路の第1の昇圧容量111の代替素子として用いている。また、デプレッション型MOSFET511のバックゲート端子を第2の昇圧クロックドライバ102の出力(V52)に接続することによって、PN接合容量702を実施の形態1のチャージポンプ回路の第2の昇圧容量112の代替素子として用いている。さらに、実施の形態2のチャージポンプ回路の出力にエンハンスメント型MOSFET512のゲートを接続し、ソース端子、ドレイン端子、ウェル端子を接地電位に接続している。これによりエンハンスメント型MOSFET512のゲート酸化膜容量を実施の形態1のチャージポンプ回路の容量性負荷113の代替素子としている。
実施の形態2のチャージポンプ回路によれば、直列に接続された2つの昇圧容量を1つのデプレッション型MOSFETの寄生容量を用いて実現可能である。つまり、デプレッション型MOSFETの寄生容量を効率的に用いることで、1つのデプレッション型MOSFETで直列に接続される2つの静電容量素子を実現している。これにより、チップ面積の大きな割合を占めていた静電容量素子の面積を削減することが可能になる。
本発明の第2の実施形態では第2の昇圧容量112としてデプレッション型NチャンネルMOSFET511のソース・ドレイン端子とウェル端子との間に生じるPN接合容量702が用いられ、このPN接合容量702が第1の昇圧容量111のゲート酸化膜容量701の下部に設けられる構成であるため、第2の昇圧容量112は第1の昇圧容量111と重なって設けられる。このため、従来の二段構成の場合に必要であった第2の昇圧容量1011のための平面的な面積が不要となる。
以上のように、本発明の第2の実施形態によるチャージポンプ回路は、昇圧容量としてデプレッション型MOSFETが用いられ、第1の昇圧容量111としては、ゲート酸化膜容量701が、第2の昇圧容量112としては、PN接合容量702が夫々用いられるので、直列接続された2つの容量素子を縦積み構造で半導体装置上に容易に取り込むことができる。この構成によって、従来の二段構成のチャージポンプ回路のように昇圧容量のために大きな半導体チップ平面を必要としないため、一段構成とほぼ同じ程度の半導体チップ面積で二段構成以上の昇圧電圧が得られ、半導体チップのコストを大幅に低減することができる。
以上のように、本発明のチャージポンプ回路は、一段構成とほぼ同じ程度のチップ面積で、従来の二段構成の昇圧電圧よりも高い昇圧率を得られる。更に、昇圧容量としてデプレッション型MOSFETを用いることにより、容易に直列型の2つの昇圧容量を実現できるので、半導体チップのコストを更に低減することができる。
本発明の実施の形態1にかかるチャージポンプ回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態1にかかるチャージポンプ回路の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1にかかるチャージポンプ回路のレイアウトを示す模式図である。 本発明の実施の形態1にかかるチャージポンプ回路及び従来回路の電源電圧対昇圧電圧の比較を示すグラフである。 本発明の実施の形態2にかかるチャージポンプ回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態2にかかるデプレッション型MOSFETを示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかるデプレッション型MOSFETの寄生容量素子を示す模式図である。 従来の1段構成のチャージポンプ回路を示す回路図である。 従来の1段構成のチャージポンプ回路の動作を示すタイミングチャートである。 従来の2段構成のチャージポンプ回路を示す回路図である。 従来の2段構成のチャージポンプ回路の動作を示すタイミングチャートである 従来の1段構成のチャージポンプ回路及び従来の2段構成のチャージポンプ回路の電源電圧対昇圧電圧の比較を示すグラフである。 従来の1段構成のチャージポンプ回路のレイアウトを示す模式図である。 従来の2段構成のチャージポンプ回路のレイアウトを示す模式図である。
符号の説明
101 第1の昇圧クロックドライバ
102 第2の昇圧クロックドライバ
103、104、105 逆流防止回路
111 第1の昇圧容量
112 第2の昇圧容量
113 容量性負荷
511 デプレッション型MOSFET
512 エンハンスメント型MOSFET
601 Pwell領域
602 ソース・ドレイン領域
603 ソース・ドレイン端子
604 ゲート酸化膜
605 ゲート電極
606 ゲート端子
607 バックゲート領域
608 ウェル端子
701 ゲート酸化膜容量
702 PN接合容量

Claims (10)

  1. 第1の昇圧容量と、
    前記第1の昇圧容量に直列に接続された第2の昇圧容量と、
    前記第1の昇圧容量と前記第2の昇圧容量との間に接続され、前記第1の昇圧容量を昇圧する第1の昇圧クロックドライバと、
    前記第2の昇圧容量に接続され、前記第1の昇圧クロックドライバが前記第1の昇圧容量を昇圧した後、前記第1及び第2の昇圧容量を昇圧する第2の昇圧クロックドライバと、を有し、
    前記第1の昇圧容量及び前記第2の昇圧容量は、夫々電界効果トランジスタのゲート絶縁膜容量及びPN接合容量からなるチャージポンプ回路。
  2. 前記第1の昇圧容量と前記第2の昇圧容量は、一方の昇圧容量が他方の昇圧容量の上に形成された縦積み構造であることを特徴とする請求項1記載のチャージポンプ回路。
  3. 前記電界効果トランジスタは、ゲート端子、ソース・ドレイン端子、及びバックゲートに接続されたウェル端子を有しており、前記ウェル端子は前記ソース・ドレイン端子と電気的に分離されたものであることを特徴とする請求項1又は2記載のチャージポンプ回路。
  4. 前記電界効果トランジスタは、デプレッション型電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のチャージポンプ回路。
  5. 前記電界効果トランジスタは、NチャネルMOSFETであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のチャージポンプ回路。
  6. 前記第1及び第2の昇圧クロックドライバは、NチャネルMOSFETとPチャネルMOSFETとから構成されるインバータ回路を備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のチャージポンプ回路。
  7. 前記第2の昇圧容量から電源電位への電荷の逆流を防止する逆流防止回路を有し、
    前記第1の昇圧クロックドライバは、電源電位と接地電位との間に直列に接続された第1及び第2のトランジスタを備え、
    前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとの間のノードに前記第1の昇圧容量が接続され、前記電源電位と当該ノードとの間に前記逆流防止回路が接続されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のチャージポンプ回路。
  8. 前記第1の昇圧クロックドライバは、第1のクロック信号に基づき前記第1の昇圧容量を昇圧し、
    前記第2の昇圧クロックドライバは、第2のクロック信号に基づき前記第1及び第2の昇圧容量を昇圧することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のチャージポンプ回路。
  9. 前記第1、第2のクロック信号は同時に立ち上がり、所定の時刻経過後に前記第1のクロック信号が立ち下がり、その後、前記第2のクロック信号が立ち下がることを特徴とする請求項記載のチャージポンプ回路。
  10. 夫々電界効果トランジスタのゲート絶縁膜容量及びPN接合容量からなる第1の昇圧容量及び第2の昇圧容量を有し、前記第1及び第2の昇圧容量が直列に接続されるチャージポンプ回路の昇圧方法であって、
    前記第1の昇圧容量と前記第2の昇圧容量との間に接続された第1の昇圧クロックドライバにより前記第1の昇圧容量を充電し、
    前記第1の昇圧クロックドライバにより前記第1の昇圧容量を昇圧すると共に前記第2の昇圧容量を充電し、
    前記第2の昇圧容量に接続された第2の昇圧クロックドライバにより前記第2の昇圧容量を昇圧すると同時に前記第1の昇圧容量を昇圧するチャージポンプ回路の昇圧方法。
JP2005015013A 2005-01-24 2005-01-24 チャージポンプ回路及びその昇圧方法 Expired - Fee Related JP4643996B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005015013A JP4643996B2 (ja) 2005-01-24 2005-01-24 チャージポンプ回路及びその昇圧方法
DE102005060078A DE102005060078A1 (de) 2005-01-24 2005-12-15 Ladungspumpenschaltung und Booster-Verfahren dafür
US11/304,697 US7724070B2 (en) 2005-01-24 2005-12-16 Charge-pump circuit and boosting method for charge-pump circuit
CNA2006100062893A CN1829056A (zh) 2005-01-24 2006-01-24 电荷泵电路以及用于电荷泵电路的升压方法
CN2011100517616A CN102163916A (zh) 2005-01-24 2006-01-24 电荷泵电路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005015013A JP4643996B2 (ja) 2005-01-24 2005-01-24 チャージポンプ回路及びその昇圧方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006204049A JP2006204049A (ja) 2006-08-03
JP4643996B2 true JP4643996B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=36696146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005015013A Expired - Fee Related JP4643996B2 (ja) 2005-01-24 2005-01-24 チャージポンプ回路及びその昇圧方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7724070B2 (ja)
JP (1) JP4643996B2 (ja)
CN (2) CN102163916A (ja)
DE (1) DE102005060078A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7719343B2 (en) 2003-09-08 2010-05-18 Peregrine Semiconductor Corporation Low noise charge pump method and apparatus
JP2006311731A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Seiko Instruments Inc 電子回路
JP2008125269A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Mcm Japan Kk 昇圧回路及び降圧回路
US7741898B2 (en) * 2007-01-23 2010-06-22 Etron Technology, Inc. Charge pump circuit for high voltage generation
US9660590B2 (en) 2008-07-18 2017-05-23 Peregrine Semiconductor Corporation Low-noise high efficiency bias generation circuits and method
US8816659B2 (en) 2010-08-06 2014-08-26 Peregrine Semiconductor Corporation Low-noise high efficiency bias generation circuits and method
TW201105015A (en) * 2009-07-22 2011-02-01 Green Solution Tech Co Ltd Charge pump circuit
WO2011068025A1 (en) 2009-12-04 2011-06-09 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Dc converter circuit and power supply circuit
JP5537307B2 (ja) * 2010-07-14 2014-07-02 ルネサスエレクトロニクス株式会社 チャージポンプ回路、不揮発性メモリ、データ処理装置、及びマイクロコンピュータ応用システム
US8686787B2 (en) * 2011-05-11 2014-04-01 Peregrine Semiconductor Corporation High voltage ring pump with inverter stages and voltage boosting stages
US9634557B2 (en) 2014-07-10 2017-04-25 International Business Machines Corporation Voltage boost circuit
SG10201607278TA (en) * 2015-09-18 2017-04-27 Semiconductor Energy Lab Co Ltd Semiconductor device and electronic device
US10243451B1 (en) 2018-03-21 2019-03-26 Dialog Semiconductor (Uk) Limited System and method for powering a switching converter

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000021179A (ja) * 1998-07-02 2000-01-21 Fujitsu Ltd ブースト回路及びこれを用いた半導体装置
JP2004200640A (ja) * 2002-10-21 2004-07-15 Ricoh Co Ltd 半導体装置及びその製造方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5881325A (ja) * 1981-11-11 1983-05-16 Fujitsu Ltd 半導体ブ−スト回路
US5111375A (en) 1990-12-20 1992-05-05 Texas Instruments Incorporated Charge pump
JP2806717B2 (ja) 1992-10-28 1998-09-30 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 チャージポンプ回路
JP2709783B2 (ja) * 1992-12-17 1998-02-04 三菱電機株式会社 昇圧回路
JP2000123587A (ja) 1998-10-15 2000-04-28 Sony Corp プリチャージ回路を備えたチャージポンプ回路
US6456152B1 (en) * 1999-05-17 2002-09-24 Hitachi, Ltd. Charge pump with improved reliability
JP3960513B2 (ja) * 2001-08-01 2007-08-15 シャープ株式会社 半導体チャージポンプ回路および不揮発性半導体記憶装置
US6693480B1 (en) * 2003-03-27 2004-02-17 Pericom Semiconductor Corp. Voltage booster with increased voltage boost using two pumping capacitors
JP2005175003A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd デカップリングコンデンサ及び半導体集積回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000021179A (ja) * 1998-07-02 2000-01-21 Fujitsu Ltd ブースト回路及びこれを用いた半導体装置
JP2004200640A (ja) * 2002-10-21 2004-07-15 Ricoh Co Ltd 半導体装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006204049A (ja) 2006-08-03
CN102163916A (zh) 2011-08-24
CN1829056A (zh) 2006-09-06
DE102005060078A1 (de) 2006-09-28
US7724070B2 (en) 2010-05-25
US20060164154A1 (en) 2006-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4643996B2 (ja) チャージポンプ回路及びその昇圧方法
JP4849907B2 (ja) チャージポンプ回路
US7586297B2 (en) Soft start circuit, power supply unit and electric equipment
JP4497991B2 (ja) 電源ドライバ回路及びスイッチング電源装置
KR100922681B1 (ko) 차지 펌프 회로
US7920018B2 (en) Booster circuit
US20080143401A1 (en) Charge pump circuit
US7586361B2 (en) Semiconductor device comprising a charge pump operated by clock signals
JP6031883B2 (ja) 半導体集積回路及び電源回路
CN1681191B (zh) 升压电路以及半导体集成电路
JP2009260909A (ja) 電圧ストレスを低減したゲート制御回路のための回路および方法
KR20170082139A (ko) 전압생성회로, 플래시 메모리 및 반도체 장치
JP2009272415A (ja) 半導体装置
JP5537307B2 (ja) チャージポンプ回路、不揮発性メモリ、データ処理装置、及びマイクロコンピュータ応用システム
US20090009237A1 (en) Boosting circuit and boosting method
US20030214347A1 (en) Basic stage for a charge pump circuit
JP2008198985A (ja) 昇圧回路
US6232826B1 (en) Charge pump avoiding gain degradation due to the body effect
US6724240B2 (en) Method and integrated circuit for boosting a voltage
JP4773746B2 (ja) 昇圧回路
JP2000105611A (ja) チャージポンプ回路
US7772919B2 (en) Double stage compact charge pump circuit
KR100594286B1 (ko) 승압회로 및 이를 이용하는 다단 승압회로
KR100912934B1 (ko) 직류/직류 변환기
JP2004222397A (ja) チャージポンプ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101130

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4643996

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees