JP2005270346A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 横漏れを確実に防止できるとともに着用感の優れた吸収性物品を提供する。
【解決手段】 幅方向の中央に位置する第1吸収コア10と、その両側に位置する第2吸収コア13とを備え、第1吸収コア10の幅方向の両側から起立する立ち上がりフラップ15が設けられていて、第1吸収コア10は、前部と後部よりも股部Rが狭幅W1に形成され、第2吸収コア13は、前部と後部よりも股部Rが狭幅W2に形成されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、横漏れを確実に防止できるとともに着用感に優れた吸収性物品に関する。
従来、幅方向の中央に位置する第1吸収コアと、その両側に位置する第2吸収コアとを備え、第1吸収コアの幅方向の両側から起立する立ち上がりフラップが設けられている使い捨ておしめがある(特許文献1参照)。
特開平3−121069号公報
しかしながら、特許文献1では、各吸収コアが長方形状であるから、特に股部において着用感を損なうという問題があった。
本発明は、上記問題を解消するためになされたもので、横漏れを確実に防止できるとともに着用感に優れた吸収性物品を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、幅方向の中央に位置する第1吸収コアと、その両側に位置する第2吸収コアとを備え、第1吸収コアの幅方向の両側から起立する立ち上がりフラップが設けられていて、少なくとも第1吸収コアは、前部と後部よりも股部が狭幅に形成されていることを特徴とする吸収性物品を提供するものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の吸収性物品であって、第1吸収コアと第2吸収コアとの間に弾性部材が設けられていることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1または2記載の吸収性物品であって、上記立ち上がりフラップは、親水性シート材料で形成され、この立ち上がりフラップの少なくとも根元部分に、不透液性領域が形成されていることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項3記載の吸収性物品であって、上記不透液性領域は、不透液性の通気性プラスチックフィルムで形成されていることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1または2記載の吸収性物品であって、上記立ち上がりフラップは、通気性の撥水性シート材料で形成されていることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、上記第2吸収コアは、前部と後部よりも股部が狭幅に形成されていることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、第1吸収コアの両側に第2吸収コアを設けて、第1吸収コアの両側に立ち上がりフラップを設けたから、着用者が横向きに寝ている場合、第1吸収コアで吸収しきれなかった尿等が立ち上がりフラップを乗り越えても、第2吸収コアで吸収できるため、横漏れを確実に防止することができる。また、第1吸収コアの股部を狭幅に形成したから、股部がごわごわしなくなって、着用感が向上するようになる。
請求項2の発明によれば、弾性部材の収縮力で第1吸収コアと第2吸収コアとが着用者にフィットして、横漏れを確実に防止できるとともに、立ち上がりフラップがさらに起立し易くなって、横漏れをより確実に防止できるようになる。
請求項3の発明によれば、立ち上がりフラップを親水性シート材料で形成したから、肌に触ったときの着用者の汗を吸い易くなって着用感が向上するとともに、根元部分に不透液性領域を形成することにより、尿等が立ち上がりフラップを透過しにくくなって、横漏れをより確実に防止できるようになる。
請求項4の発明によれば、不透液性領域を不透液性の通気性プラスチックフィルムで簡単に形成できるようになる。
請求項5の発明によれば、立ち上がりフラップを通気性の撥水性シート材料で形成したから、通気性が良好で着用感が向上するとともに、横漏れをより確実に防止できるようになる。
請求項6の発明によれば、第1吸収コアとともに第2吸収コアの股部も狭幅に形成したから、股部にフィットし易くなって横漏れを確実に防止できるとともに、股部がごわごわしなくなって、着用感が向上するようになる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1(a)は、開閉式使い捨てパンツ1の展開正面図であり、この使い捨てパンツ1は、パンツ本体2と吸収性本体(吸収性物品)3とを組み合わせて構成されている。
図6(a)は吸収性本体3の正面図、図6(b)は図6(a)のA−A線断面図、図7は図6(a)のB−B線断面図である。
上記吸収性本体3は、第1吸収体6と、この第1吸収体6の下に接合部19により接合された第2吸収体7とを備えている。
第1吸収体6は、親水性の第1トップシート8と、不透液性若しくは撥水性の第1バックシート9との間に第1吸収コア10が挟み込まれて接合されている。
第2吸収体7は、親水性の第2トップシート11と、不透液性若しくは撥水性の第2バックシート12との間の左右両側位置に第2吸収コア13がそれぞれ挟み込まれて接合されている。
第2バックシート12の外側には、撥水性シート14が接合されて、この撥水性シート14と第2トップシート11とが接合されることになる。この撥水性シート14は、肌触りを良くするためのものであるが、撥水性シート14を省略して、第2バックシート12を延出させることにより、第2バックシート12と第2トップシート11とを接合することも可能である。
第1吸収コア10は、前部と後部よりも股部が狭幅W1の砂時計型に形成されるとともに、第2吸収コア13は、第1吸収体6よりも大きくて、第1吸収コア10と同様に、前部と後部よりも股部が狭幅W2の砂時計型に形成されている。
第1吸収コア10は、第1吸収体6の外輪郭に沿った砂時計型であるが、第2吸収コア13は、内縁が第1吸収コア10の外縁に沿った内向き湾曲凸形状に形成されるとともに、外縁が第2吸収体7の脚用穴Sに沿った内向き湾曲凹形状に形成されている。
そして、第1吸収体6の第1吸収コア10は、第2吸収体7の左右の第2吸収コア13間に嵌め込まれるようになる。なお、図6(b)および図7では、各素材の位置関係を明らかにするために、第2吸収コア13に対して第1吸収コア10が浮いているように描かれているが、実際には、第1吸収コア10と第2吸収コア13とは、図8に示すように、略フラット(略偏平)になる。
第1吸収体6の第1吸収コア10の外縁と第2吸収コア13の内縁との間の嵌め込み部分には、隙間t(図8参照…例えば3〜10mm)が形成されていることが好ましい。
第1吸収体6には、親水性の立ち上がりフラップ15が設けられている。この立ち上がりフラップ15は、第1バックシート9の下面に接着された底部15aの左右両端から第1吸収体6の両側部に沿って立ち上がり、その上端から内向きに折り返した立ち下げ端部15bには、立ち上がり用弾性部材16が長さ方向に伸張状態で添設されている。
第1吸収体6の第1トップシート8は、側端部8aが立ち上げられて、立ち上がりフラップ15の立ち下げ端部15bに接合されているとともに、第1バックシート9の側端部(不透液性領域)9aが立ち上げられて、第1トップシート8の立ち上げ側端部(根元部分)8aに接合されている。
第1トップシート8の側端部8aと第1バックシート9の側端部9aとは、略同じ高さで立ち上がっていることが好ましい。
第1吸収体6の立ち上がりフラップ15と第1バックシート9との間には、立ち上がり基部付近と立ち上がり中間部付近とに、立ち上がり補助用弾性部材17a,17bがそれぞれ長さ方向に伸張状態で添設されている。この立ち上がり補助用弾性部材17a,17bは、立ち上がりフラップ15の立ち上がりを確実にするためのものであり、特に、中間部付近の立ち上がり補助用弾性部材17bは、第1吸収コア10の内向き湾曲凹形状の部分の立ち上がりを確実にするために寄与するものである。なお、立ち上がり補助用弾性部材17a,17bは省略することも可能である。
第2吸収体7の第2トップシート11と撥水性シート14との間の両端部には、脚用穴Sと第2吸収コア13の外縁とに沿って脚用弾性部材18が長さ方向に伸張状態で添設されている。
第1吸収体6と第2吸収体7とは、前後方向の長さは同じに設定され、吸収性本体3としては、後部3bの長さは短く、前部3aの長さは長く設定されていて、各吸収コア10,13および各弾性部材16,17a,17b,18の前後方向の長さは、前部3aと後部3bとの間の中間部3cの前後端部付近で止まるように設定されている。
第1吸収体6の立ち上がりフラップ15の前後端部15c,15dは、上記吸収性本体3の前部3aと後部3bの長さの範囲で、図7のように、第1トップシート8の上に倒伏した姿勢で接合部24により接合されている。
上記吸収性本体3の前部3aの前端側には、第2吸収体7の第2トップシート11と撥水性シート14との間に、前ウエスト用弾性部材20が幅方向に伸張状態で添設されている。
また、上記吸収性本体3の前部3aの前端側の両側には、第2吸収体7の第2トップシート11にメカニカルファスナーの第1フック材21が接合されるとともに、前部3aの後端側の両側には、第2吸収体7の第2トップシート11と撥水性シート14との間に挟み込んで取付けた摘み用タブ22にメカニカルファスナーの第2フック材23が接合されている。
この左右の摘み用タブ22の内、図6(a)の左側の摘み用タブ22は、内向きに折り込まれて、その第2フック材23を第2トップシート(ループ材となる不織布)11に係止された不使用状態を図示してあり、右側の摘み用タブ22は、外向きに折り返されて、その第2フック材23が第2トップシート(ループ材となる不織布)11に係止されていない使用状態を図示している。この摘み用タブ22は、通常は、左側の摘み用タブ22のように、内向きに折り込まれた不使用状態になっている。
ここで、メカニカルファスナーとは、フック部とループ部とが対をなして、両者を強く圧迫すると、フック部とループ部とが相互に外れにくいように係止されるとともに、フック部とループ部とを手で強く引き剥がすと、フック部とループ部との係止が外れるものをいい、面ファスナーとも呼ばれている。
また、不織布製シート自体は、メカニカルファスナーのループ部としての機能も有するので、ループ部を設ける代わりに、不織布シートを利用すれば、ループ部を省略できる。なお、メカニカルファスナーに代えて、繰り返して係止・剥離可能な粘着剤であっても良い。
第1吸収体6と第2吸収体7とは別工程で製造して、第2吸収体7の上に第1吸収体6を接合部19で接合することにより、一体的に組み付けられるようになる。
上記吸収性本体(吸収性物品)3は、吸収コア10,13を幅方向に3分割して、両側位置の第2吸収コア13の間に第1吸収コア10を嵌め込んで、第1吸収コア10と第2吸収コア13とを略フラットにするとともに、第1吸収体6の両側部に、立ち上がりフラップ15を設けたものである。
したがって、通常時は、中央位置の第1吸収コア10で尿等を吸収するとともに、立ち上がりフラップ15で第1吸収体6からの横漏れを防止することができる。
そして、着用者が横向きに寝ている場合、第1吸収コア10で吸収しきれなかった尿等が立ち上がりフラップ15を乗り越えても、第2吸収コア13で吸収できるため、横漏れを確実に防止することができる。
また、第1吸収コア10の股部Rを狭幅W1に形成したから、股部Rがごわごわしなくなって、着用感が向上するようになる。
加えて、第1吸収コア10とともに第2吸収コア13の股部Rも狭幅W2に形成したから、股部Rにフィットし易くなって横漏れを確実に防止できるとともに、股部Rがごわごわしなくなって、着用感が向上するようになる。
第1トップシート8が親水性、第1バックシート9が不透液性若しくは撥水性、立ち上がりフラップ15が親水性である場合、尿等は第1トップシート8の付近から立ち上がりフラップ15を透過し易くなる。
そこで、不透液性若しくは撥水性の第1バックシート9の立ち上げ側端部(不透液性領域)9aを親水性の第1トップシート8の立ち上げ側端部(根元部分)8aに接合することにより、尿等が第1バックシート9の立ち上げ側端部9aの高さを超えるまでは、親水性の立ち上がりフラップ15を透過しにくくなるので、第1吸収体6からの横漏れを確実に防止することができる。
また、第1バックシート9を不透液性の通気性プラスチックフィルムで形成すれば、第1バックシート9の立ち上げ側端部9aを利用して不透液性領域を簡単に形成することができる。
さらに、立ち上がりフラップ15を通気性の撥水性シート材料で形成すれば、通気性が良好で着用感が向上するとともに、横漏れをより確実に防止できるようになる。
さらにまた、第1吸収コア10と第2吸収コア13の嵌め込み部分に隙間tを形成したから、第2吸収コア13の間に第1吸収コア10を嵌め込む際の微妙な調整代が不要になるので、各吸収体6,7の製造・組み付けを容易に行うことができる。
上記吸収性本体3において、第1トップシート8は親水性、立ち上がりフラップ15は撥水性である場合には、第1トップシート8の立ち上げ側端部8aを立ち上がりフラップ15の立ち下げ端部15bに接合することができる。この場合には、第1バックシート9に立ち上げ側端部9aを形成する必要は無い。
そして、立ち上がりフラップ15が撥水性である場合、尿等は第1トップシート8の付近から立ち上がりフラップ15を透過し難くなるが、表面張力の関係で尿等が球状になって立ち上がりフラップ15の前後方向に移動して、前後端部15c,15dから横漏れし易くなる。
そこで、親水性の第1トップシート8の立ち上げ側端部8aを撥水性の立ち上がりフラップ15の立ち下げ端部15bに接合することにより、尿等が球状にならないで、トップシート8の立ち上げ側端部8aにしみ込みながら拡散するので、前後端部15c,15dからの横漏れを防止することができる。
上記吸収性本体3では、第1吸収体6を第1トップシート8と第1バックシート9と第1吸収コア10とで構成し、第2吸収体7を第2トップシート11と第2バックシート12と第2吸収コア13とで構成したが、図9(a)に示すように、第1吸収コア10と第2吸収コア13とを幅方向に並べてティッシュペーパー50で包むとともに、これを親水性のトップシート51と、不透液性若しくは撥水性のバックシート52との間に挟み込んで接合することもできる。
この場合、親水性の立ち上がりフラップ15の基端部15dは、第1吸収コア10の両側に位置するトップシート51に接合部53で接合するとともに、立ち上がりフラップ15の立ち下げ端部15bを基端部15dの付近まで延長して、この立ち下げ端部15bと基端部15dとの間に、通気性フィルム54を介設することができる。この通気性フィルム54によって、立ち上がりフラップ15の根元部分に不透液性領域が形成されるようになる。
また、上記立ち上がり補助用弾性部材17bを立ち上がりフラップ15に設ける代わりに、図9(b)に示すように、第1吸収コア10と第2吸収コア13との間に設ければ、立ち上がり補助用弾性部材17bの収縮力で第1吸収コア10と第2吸収コア13とが着用者にフィットして、横漏れを確実に防止できるとともに、立ち上がりフラップ15がさらに起立し易くなって、横漏れをより確実に防止できるようになる。
上記第1吸収コア10と第2吸収コア13とは、図10(a)のような平面形状であったが、図10(b)のように、第1吸収コア10は砂時計型のままで、第2吸収コア13は、外縁を第2吸収体7の脚用穴Sに沿った内向き湾曲凹形状に形成して、内縁を直線状に形成しても良く、また、図10(c)のように、第2吸収コア13は、外縁と内縁の双方を直線状に形成しても良い。
さらに、第1吸収コア10と第2吸収コア13とが分離しているのではなく、図10(d)のように、前部と後部で繋がっているものでも良い。
次に、上記吸収性本体3を取付けるパンツ本体2を説明する。
図1(a)は、開閉式使い捨てパンツ1の展開正面図、図1(b)は、パンツ本体2の展開正面図である。
上記パンツ本体2は、前腹部Pと後背部Qとを組み合わせて構成されている。
上記前腹部Pは、図1(a)(b)では、右前帯部P1と左前帯部P2とに切り離された状態となっているが、切り離し前は、図4(a)のように、ミシン目状の切断線30で一体的に連結されていて、図4(b)のように、必要な時に切断線30で切り離せるようになっている。以下で前腹部Pと言うときは、切り離し前の連結状態を指すものとする。
上記前腹部Pは、図4(a)を参照すれば、内装シート31と外装シート32との間に、前帯用弾性部材33が幅方向に伸張状態で添設されて構成され、この前腹部Pの下縁は、円弧状切欠き縁34aに形成されている。
上記後背部Qは、図4(c)を参照すれば、内装シート35と外装シート36との間に、後ウエスト用弾性部材37と後ボディフィット用弾性部材38とが幅方向に伸張状態で添設されるとともに、左右下部の円弧状切欠き縁34bに沿って、かつ上記吸収性本体3の脚用弾性部材18に繋がるように、脚用弾性部材39が伸張状態で添設されて構成されている。
上記後背部Qの内装シート35には、上記吸収性本体3の中間部3cの一部と後部3bとが接合されて組み付けられている。なお、吸収性本体3を接合する後背部Qの部分に位置する後ボディフィット用弾性部材38と脚用弾性部材39とは、弱体化処理(切断等)を施して、その伸縮力が吸収性本体3に及ばないようにすることが好ましい。
上記前腹部Pと後背部Qとは、図2のように、左右両端部34cを相互に接合することで(サイドシール)、一体的に組み付けられて、前腹部Pと後背部Qとの間に胴回り開口U(図5参照)を形成するようになっている。また、吸収性本体3を図3のように二つ折りした時には(詳細は後述する。)、後背部Qと吸収性本体3との間の両側に脚用穴S(図5参照)が形成されることになり、このとき吸収性本体3の長さ方向の中間部分が股部Rとなる。
上記前腹部Pの外装シート32の前面には、横長長方形シート状のループ材41が接合されている。この接合構造については後で詳細に説明する。
上記ループ材41にも上記切断線30が形成されていて、上記前腹部Pが右前帯部P1と左前帯部P2とに切り離される時に、同時に切り離されるようになる。
上記ループ材41の前方には、上記切断線30に跨って帯摘み部42が配置され、この帯摘み部42の一端部は接合部43で右前帯部P1に接合されるとともに、他端部にはメカニカルファスナーの第3フック材44が接合されている。
この第3フック材44は、前腹部Pの切り離し前は〔図4(a)参照〕、上記ループ材41に係止されるとともに、前腹部Pの切り離し時は〔図4(b)参照〕、上記帯摘み部42を摘んで上記ループ材41から引き剥がすようにする。
上記吸収性本体3を図2の状態から図3のように二つ折りした時は、吸収性本体3の前部3aの両側の第1フック材21がループ材41に係止されて、吸収性本体3が二つ折り状態に保持されるようになる。
上記使い捨てパンツ1の製造時は、図3のような状態でパンツ本体2と吸収性本体3とが組み付けられている。
着用者が使い捨てパンツ1を穿く時(介護者が使い捨てパンツ1を穿かせる時)は、胴回り開口Uから左右の脚を脚用穴Sにそれぞれ通して、前腹部Pが腹側、後背部Qが背側となるように使い捨てパンツ1を引き上げると、前腹部Pと後背部Qは、各弾性部材20,33,37,38の収縮力で着用者の胴回りにフィットするとともに、脚用穴Sは、各弾性部材18,39の収縮力で着用者の脚周りにフィットするようになる。また、吸収性本体3の股部Rは、立ち上がった立ち上がりフラップ15とともに着用者の股回りにフィットするようになる。
そして、着用者が使い捨てパンツ1を脱ぐ時(介護者が使い捨てパンツ1を脱がせる時)は、使い捨てパンツ1を引き下げて、左右の脚を脚用穴Sからそれぞれ抜くようにすれば良い。
上記使い捨てパンツ1は、下記のような穿き方(穿かせ方)をすることができる。
すなわち、図3の二つ折り状態の吸収性本体3の第1フック材21を前腹部Pのループ材41から引き剥がして、図2のように、吸収性本体3を展開状態とする。次いで、図4(a)(b)のように、前腹部Pの帯摘み部42を摘んで、第3フック材44をループ材41から引き剥がすとともに、前腹部Pを切断線30で切断し、右前帯部P1と左前帯部P2とに切り離して、図1(a)のように、右前帯部P1と左前帯部P2とを展開状態とする。
この状態で、着用者の背側に後背部Qを回すとともに、着用者の腹側に右前帯部P1と左前帯部P2とを回して、右前帯部P1の帯摘み部42を摘んで、第3フック材44を左前帯部P2のループ材41に係止させる。これにより、前腹部Pと後背部Qが着用者の胴回りにフィットするようになる。
次いで、吸収性本体3を後から前に着用者の股下にくぐらせて二つ折りしながら、吸収性本体3の第1フック材21を右前帯部P1と左前帯部P2のループ材41に係止させる。これにより、吸収性本体3が二つ折り状態に保持されて、着用者の股回りにフィットするようになる。
このとき、図5のように、吸収性本体3の前部3aの両側の摘み用タブ22を摘んで、第2フック材23を第2吸収体7の第2トップシート(ループ材となる不織布)11から引き剥がし、摘み用タブ22を後方に引っ張りながら右前帯部P1と左前帯部P2の外装シート(ループ材となる不織布)32に係止させる。これにより、脚用穴Sが絞られて、着用者の脚回りによりフィットするようになる。
そして、着用者が使い捨てパンツ1を脱ぐ時(介護者が使い捨てパンツ1を穿かせる時)は、上記と逆の手順、つまり、吸収性本体3の前部3aの両側の摘み用タブ22を摘んで、第2フック材23を第2吸収体7の第2トップシート(ループ材となる不織布)11から引き剥がし、吸収性本体3の第1フック材21を右前帯部P1と左前帯部P2のループ材41から引き剥がして、吸収性本体3を前から後に着用者の股下にくぐらせて展開させ、次いで、前腹部Pの帯摘み部42を摘んで、第3フック材44をループ材41から引き剥がして、右前帯部P1と左前帯部P2とを展開させれば良い。
上記各部材の構成材料等を簡単に説明する。
[第1トップシート8、第2トップシート11、トップシート51]
親水性(透液性)不織布材料が好ましい。例えば、親水性繊維(セルロース、レーヨン、コットン等)を用いた不織布材料、或いは疎水性繊維(ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン等)の表面を界面活性剤により処理し、透液性として不織布材料が用いられる。好ましくは、疎水性繊維裏面を界面活性剤により処理し透液性とした目付10〜25g/mの透液性不織布材料(ポイントボンド不織布、エアースルー不織布)である。
[第1バックシート9、第2バックシート12、バックシート52]
撥水性不織布材料(スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、SMS不織布等)、プラスチックフィルム(通気性であっても非通気性であっても良いが、好適な態様としては通気性プラスチックフィルムが望ましい)やその複合材料が用いられる。好ましくは、目付15〜40g/mの通気性ポリエチレンフィルムである。
[第1吸収コア10、第2吸収コア13]
粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維等の親水性繊維集合層に粒状の高分子吸水体を混合した吸収性コアを、ティッシュペーパーなどの紙シート或いは透液性不織布シート等の被覆シートで包んで、所定形状(長方形、砂時計型、ひょうたん型等)に成形した吸収体である。上記繊維や高分子吸水体をシート状に成形したシート状吸収体(例えばエアレイド吸収体)等を、所定形状に成形して用いても構わない。また、着用者が歩いたり、寝返りを打ったりしても形状を保持できるように、親水性繊維集合層中やシートに形状保持手段(ホットメルト接着剤の塗布、合成繊維の混合)を施しても構わない。
〔撥水性シート14〕
第2バックシート12にプラスチックフィルムを使用した時に、肌触りを良くするためのものであって、撥水性不織布材料(スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、SMS不織布等)が好ましい。
[立ち上がりフラップ15]
親水性の場合は、第1、第2トップシート8,11と同様の不織布材料が好ましい。
撥水性の場合は、第1、第2バックシート9,12と同様の不織布材料が好ましい。
[弾性部材16,17a,17b,18,20,33,37,38,39]
通常使い捨ておむつに用いられる弾性伸縮材料(ポリウレタン糸、ポリウレタンフィルム、天然ゴム等)が用いられて、ホットメルト接着剤、熱接着、超音波接着など好適な添設手段でもって添設される。好ましくはゴム系のホットメルト接着剤である。また、繊度300〜2000デシテックスのポリウレタン糸を、倍率1.1〜5.0倍に伸長して添設するのが好ましい。
[内装シート31]
撥水性不織布材料(スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、SMS不織布等)が用いられる。好ましくは、目付10〜25g/mの撥水性不織布材料である。また、内面のみを親水化[界面活性剤を塗布する或いは親水性繊維(レーヨン、コットン等)の層を作る。]しても良く、この場合には、肌に当接した場合の感触が良くなり、吸汗効果も期待できる。
[外装シート32]
通気性のある撥水性不織布材料(スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、SMS不織布等)が用いられる。好ましくは、目付10〜25g/mの撥水性不織布材料である。
[各シート材料の接合]
上記各シート材料の接合は、ホットメルト接着剤、熱接合、超音波シール等の方法が適宜用いられる。ホットメルト接着剤については、ゴム系、ポリオレフィン系、酢酸ビニル系等のホットメルト接着剤から適切に選定して、直接的なコーター塗布、間接的なスパイラル塗布、メルトブロー(カーテンスプレー)塗布、ビード塗布等の方法で塗布する。なお、サイドシールの接合には、熱接合が好ましい。
(a)は開閉式使い捨てパンツの展開正面図、(b)はパンツ本体の展開正面図である。 開閉式使い捨てパンツの前腹部が右前帯部と左前帯部とに切り離される前の正面図である。 開閉式使い捨てパンツの吸収性本体を二つ折りして係止した状態の正面図である。 (a)は前腹部の切断線部分の切断前の断面図、(b)は前腹部の切断線部分の切断後の断面図、(c)は後背部の断面図である。 開閉式使い捨てパンツの組み付け側面図である。 (a)は吸収性本体の正面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 図6(a)のB−B線断面図である。 第1吸収コアと第2吸収コアの上下位置関係を示す断面図である。 (a)(b)は、それぞれ吸収性物品の変形例の断面図である。 (a)〜(d)は、それぞれ吸収コアの態様例を示す平面図である。
符号の説明
1 使い捨てパンツ
2 パンツ本体
3 吸収性本体
3a 前部
3b 後部
6 第1吸収体
7 第2吸収体
8 第1トップシート
8a 立ち上げ側端部(根元部分)
9 第1バックシート
9a 立ち上げ側端部(不透液性領域)
10 第1吸収コア
11 第2トップシート
12 第2バックシート
13 第2吸収コア
15 立ち上がりフラップ
50 ティッシュペーパー
51 トップシート
52 バックシート
P 前腹部
Q 後背部
R 股部
S 脚用穴
W 幅方向
W1,W2 狭幅

Claims (6)

  1. 幅方向の中央に位置する第1吸収コアと、その両側に位置する第2吸収コアとを備え、第1吸収コアの幅方向の両側から起立する立ち上がりフラップが設けられていて、少なくとも第1吸収コアは、前部と後部よりも股部が狭幅に形成されていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 第1吸収コアと第2吸収コアとの間に弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載の吸収性物品。
  3. 上記立ち上がりフラップは、親水性シート材料で形成され、この立ち上がりフラップの少なくとも根元部分に、不透液性領域が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の吸収性物品。
  4. 上記不透液性領域は、不透液性の通気性プラスチックフィルムで形成されていることを特徴とする請求項3記載の吸収性物品。
  5. 上記立ち上がりフラップは、通気性の撥水性シート材料で形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の吸収性物品。
  6. 上記第2吸収コアは、前部と後部よりも股部が狭幅に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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