JP5281882B2 - テープ型使い捨ておむつ - Google Patents
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Description
[9] 前記立体ギャザーは、おむつの内側に向かって傾倒する箇所を有する前記[1]〜[8]のいずれかに記載のテープ型使い捨ておむつ。
「テープ型使い捨ておむつ」とは、図1Aに示すテープ型使い捨ておむつ1Aのように、吸収体22と、トップシート18と、バックシート20と、後身頃6の左右の各側縁6a,6bから外側に向けて延出された、前身頃2と後身頃6とを固定するための止着テープ11と、前身頃2に形成された、止着テープ11を止め付ける止着領域13(図1Aにおいては、フロントパッチ13a)と、を備えた使い捨ておむつを意味するものとする。なお、図1Aに示すテープ型使い捨ておむつ1Aは、前身頃2及び後身頃6に、股下部4よりおむつの幅方向外側に延出されたサイドフラップ8が形成されている。
本発明のテープ型使い捨ておむつは、図1A及び図1Bに示すテープ型使い捨ておむつ1Aのように、前身頃2、股下部4及び後身頃6の各部から構成され、吸収体22と、少なくとも一部が液透過性材料からなり、吸収体22の上面を被覆するように配置されたトップシート18と、液不透過性材料からなり、吸収体22の下面を被覆するように配置されたバックシート20と、撥水性シートからなり、吸収体22の両側に配置された、少なくとも左右一対の立体ギャザー26(26a,26b)と、後身頃6の左右の側縁6a,6bから外側に向けて延出された、後身頃6と前身頃2とを固定する少なくとも一対の止着テープ11と、前身頃2に形成された、止着テープ11を止め付ける止着領域13と、を備えたものである。
本発明のテープ型使い捨ておむつは、図1Aに示すように、後身頃6の左右の各側縁6a,6bから延出するように配置された、前身頃2と後身頃6とを固定するための少なくとも一対の止着テープ11を備えている。図1Aにおいては、後身頃6の左右の各側縁6a,6bにそれぞれ、2つずつ止着テープ11が配置されており、そのうちの一対の止着テープ11a,11bの固定端11x,11yが、立体ギャザー26a,26bと固定されている。なお、上記した止着テープの固定端は、立体ギャザーが起立した状態において、おむつの外側を向く側壁部分に固定される。
本発明のテープ型使い捨ておむつは、着用者の排泄した尿の横漏れを防止するため、吸収体の両側に配置された、少なくとも左右一対の立体ギャザーを備えている。立体ギャザーは、着用者の排泄した尿の横漏れを防止するための部材であり、立体的に起立可能なように構成された防漏壁である。このような立体ギャザーを形成することにより、立体ギャザーが防波堤となり、おむつの脚周り開口部等からの漏れ(いわゆる「横漏れ」)を有効に防止することができる。
止着領域は、止着テープに配設されたファスニング部材を止着させるための領域であり、おむつの前身頃に配置されている。例えば、図1Aに示すテープ型使い捨ておむつ1Aにおいては、止着テープ11の先端近傍に、フック材46aが付設され、おむつの前身頃2には、上記止着領域13として、ループ材46bからなるフロントパッチ13aが付設されている。このような止着領域13(フロントパッチ13a)に対して、止着テープ11(より具体的には、止着テープ11のフック材46a)を止め付けることによって、おむつのウエスト周り開口部と脚周り開口部が形成され、おむつを着用することができる。
本発明のテープ型使い捨ておむつは、図1A及び図1Bに示すように、これまでに説明した、止着テープ11、立体ギャザー26、止着領域13の他に、トップシート18、吸収体22、及びバックシート20等を備えるものである。
吸収体は、着用者の尿を吸収し、保持するための部材である。吸収体は、着用者の尿や体液を吸収し保持する必要から、吸収性材料によって構成される。通常、吸収体は、トップシートとバックシートの間に挟み込まれ、その周縁部が封着されることによって、トップシートとバックシートとの間に介装される。
トップシートは、吸収体の上面(おむつの装着時において着用者の肌側に位置する面)を被覆するように配置されるシートである。トップシートは、その下面側(裏面側)に配置された吸収体に、着用者の尿を吸収させる必要から、その少なくとも一部(全部ないし一部)が液透過性材料により構成される。通常、少なくとも吸収体の表面近傍については、着用者の尿や体液を透過させ得る液透過性の材料によって構成される。少なくとも一部が液透過性材料により構成されている限り、必ずしもトップシート全体が液透過性材料で構成されている必要はない。
バックシートは、吸収体の裏面(おむつの装着時において着用者の肌から遠い側に位置する面)を被覆するように配置されるシートである。バックシートは、着用者の尿がおむつ外部に漏洩してしまうことを防止する必要から、液不透過性材料によって構成される。
本発明のテープ型使い捨ておむつは、脚周り伸縮材を配置し、ウエスト周り伸縮材を配置することが好ましい。
本発明のテープ型使い捨ておむつの適用対象は、これまでに説明した1ピースタイプのテープ型の使い捨ておむつに限られるものではなく、例えば、2ピースタイプのテープ型の使い捨ておむつにも適用することができる。
以下、本発明のテープ型使い捨ておむつの製造方法を、図1A及び図1Bに示すテープ型使い捨ておむつ1Aを製造する場合の例で説明する。
実施例1のテープ型使い捨ておむつとして、図1A及び図1Bに示すような構成のテープ型使い捨ておむつ1Aを作製した。このテープ型使い捨ておむつは、成人用のテープ型使い捨ておむつであり、前後方向長さを840mm、後身頃6の幅(側縁6a,6b間の長さ)を630mmとした。
このような実施例1のテープ型使い捨ておむつを、着用者の後身頃側に宛がった後、おむつの前身頃を、着用者の股下を経由させて腹側に移動させた。この状態、即ち、止着テープを止め付ける前の状態では、着用者の臀部によって、吸収体の表面を覆うように立体ギャザーが押し潰されており、吸収体の間口が狭められてしまっていた。
Claims (9)
- 前身頃、股下部及び後身頃の各部から構成され、
吸収体と、前記吸収体の上面を被覆するように配置された、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシートと、前記吸収体の下面を被覆するように配置された、液不透過性材料からなるバックシートと、撥水性シートからなり、前記吸収体の両側に配置された、少なくとも左右一対の立体ギャザーと、前記後身頃の左右の側縁から外側に向けて延出された、前記後身頃と前記前身頃とを固定する少なくとも一対の止着テープと、前記前身頃に形成された、前記止着テープを止め付ける止着領域と、を備えたテープ型使い捨ておむつであって、
少なくとも前記一対の止着テープのそれぞれの固定端が、前記吸収体の両側に立体的に起立可能な状態で配置された前記一対の立体ギャザーのうちの同一側縁側に配置された立体ギャザーに固定されており、おむつ着用時において、前記止着テープをおむつの幅方向外側に向けて引張った状態で前記止着領域に止着させることにより、前記止着テープに連結された前記立体ギャザーが連動しておむつの幅方向外側に向けて引張られて、前記止着テープの前記固定端が固定された前記立体ギャザーを、おむつの幅方向の外側に向けて広げることが可能に構成され、且つ、
前記固定端が前記立体ギャザーに固定された前記一対の止着テープは、前記吸収体の側縁外方のおむつの内側面上に配置された、輪状の被挿通部材を挿通して、おむつの幅方向の外側に延出されているテープ型使い捨ておむつ。 - 前記固定端が前記立体ギャザーに固定された前記一対の止着テープは、前記固定端とは反対側の他方の端部側に、前記被挿通部材の孔よりも幅広に構成された、引き込まれ防止部を有する請求項1に記載のテープ型使い捨ておむつ。
- 前記固定端が前記立体ギャザーに固定された前記一対の止着テープは、その一部が、前記立体ギャザーの配設位置よりも側縁外方にて、その一方の端部がサイドフラップに接続され、且つ、その他方の端部が当該止着テープの一部と接続された止着テープ接続部材に接合されたものであり、
前記止着テープ接続部材の前記他方の端部が支点となり、前記立体ギャザーを前記吸収体の外側に向けて広げることが可能な請求項1又は2に記載のテープ型使い捨ておむつ。 - 前記止着テープ接続部材が、伸縮性を有する材料からなるものである請求項3に記載のテープ型使い捨ておむつ。
- 前身頃、股下部及び後身頃の各部から構成され、
吸収体と、前記吸収体の上面を被覆するように配置された、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシートと、前記吸収体の下面を被覆するように配置された、液不透過性材料からなるバックシートと、撥水性シートからなり、前記吸収体の両側に配置された、少なくとも左右一対の立体ギャザーと、前記後身頃の左右の側縁から外側に向けて延出された、前記後身頃と前記前身頃とを固定する少なくとも一対の止着テープと、前記前身頃に形成された、前記止着テープを止め付ける止着領域と、を備えたテープ型使い捨ておむつであって、
少なくとも前記一対の止着テープのそれぞれの固定端が、前記吸収体の両側に立体的に起立可能な状態で配置された前記一対の立体ギャザーのうちの同一側縁側に配置された立体ギャザーに固定されており、おむつ着用時において、前記止着テープをおむつの幅方向外側に向けて引張った状態で前記止着領域に止着させることにより、前記止着テープに連結された前記立体ギャザーが連動しておむつの幅方向外側に向けて引張られて、前記止着テープの前記固定端が固定された前記立体ギャザーを、おむつの幅方向の外側に向けて広げることが可能に構成され、且つ、
前記固定端が前記立体ギャザーに固定された前記一対の止着テープは、おむつの前記吸収体の側縁外方に形成された貫通孔を貫通して、おむつの外側面にまで延出されているテープ型使い捨ておむつ。 - 前記固定端が前記立体ギャザーに固定された前記一対の止着テープは、前記固定端とは反対側の他方の端部に、前記貫通孔の開口部よりも幅広に構成された、引き込まれ防止部を有する請求項5に記載のテープ型使い捨ておむつ。
- 前記固定端が前記立体ギャザーに固定された前記一対の止着テープは、前記固定端が、前記立体ギャザーの下端部から上端部まで中央部よりも前記上端部側に固定されている請求項1〜6のいずれか一項に記載のテープ型使い捨ておむつ。
- 前記一対の止着テープは、固定端を2つ有し、
一方の固定端が、前記立体ギャザーに固定され、且つ、他方の固定端が、おむつの前記後身頃のそれぞれの側縁に固定されているとともに、前記後身頃のそれぞれの側縁に固定された止着テープの基材部分が伸縮性を有する材料からなるものである請求項1〜7のいずれか一項に記載のテープ型使い捨ておむつ。 - 前記立体ギャザーは、おむつの内側に向かって傾倒する箇所を有する請求項1〜8のいずれか一項に記載のテープ型使い捨ておむつ。
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