JP2005261261A - 農作物皮剥ぎ装置 - Google Patents

農作物皮剥ぎ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005261261A
JP2005261261A JP2004076554A JP2004076554A JP2005261261A JP 2005261261 A JP2005261261 A JP 2005261261A JP 2004076554 A JP2004076554 A JP 2004076554A JP 2004076554 A JP2004076554 A JP 2004076554A JP 2005261261 A JP2005261261 A JP 2005261261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
crop
separation
wiping
skinning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004076554A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanori Miyata
久典 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SI Seiko Co Ltd
Original Assignee
SI Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SI Seiko Co Ltd filed Critical SI Seiko Co Ltd
Priority to JP2004076554A priority Critical patent/JP2005261261A/ja
Priority to KR1020040095654A priority patent/KR100623860B1/ko
Priority to CNA2004101001262A priority patent/CN1669490A/zh
Publication of JP2005261261A publication Critical patent/JP2005261261A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23NMACHINES OR APPARATUS FOR TREATING HARVESTED FRUIT, VEGETABLES OR FLOWER BULBS IN BULK, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PEELING VEGETABLES OR FRUIT IN BULK; APPARATUS FOR PREPARING ANIMAL FEEDING- STUFFS
    • A23N7/00Peeling vegetables or fruit
    • A23N7/10Driving mechanisms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23NMACHINES OR APPARATUS FOR TREATING HARVESTED FRUIT, VEGETABLES OR FLOWER BULBS IN BULK, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PEELING VEGETABLES OR FRUIT IN BULK; APPARATUS FOR PREPARING ANIMAL FEEDING- STUFFS
    • A23N7/00Peeling vegetables or fruit
    • A23N7/01Peeling vegetables or fruit using chemical substances, e.g. lye
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02BPREPARING GRAIN FOR MILLING; REFINING GRANULAR FRUIT TO COMMERCIAL PRODUCTS BY WORKING THE SURFACE
    • B02B3/00Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming
    • B02B3/12Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming by means of fluid

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

【課題】農作物の不要及び食用に供し得ない表皮及び付着物を確実且つ綺麗に分離して、農作物自体の鮮度及び品質が保たれるような状態に払拭することができる農作物皮剥ぎ装置を提供する。
【解決手段】軟化液付加装置23の噴射装置23a…が噴射する霧状の水WをネギAの略外面全体に吹付け、不要及び食用に供し得ない表皮Ae及びネギA外面に付着する付着物Bを軟化した後、皮剥ぎ装置25を構成する皮剥ぎユニット28の流体吐出部37,37から吐出される分離エアーGの吐出圧で剥ぎ取り分離する。皮剥ぎユニット28を皮剥ぎ終了側から皮剥ぎ開始側に復帰移動するとき、流体吐出部37,37が吐出する払拭エアーHをネギAの略外面全体に吹付け、ネギAの食用に適した表皮Aeを剥ぎ取ることなく、ネギA外面に残着する水Wのみを払拭エアーHの吐出圧で払拭分離(ブロー及び吹き飛ばす等)して、ネギAの鮮度及び品質が保たれるような状態に乾かす。
【選択図】 図9

Description

この発明は、例えばネギやゴボウ、アスパラガス、胡瓜、茄子、人参、長芋等の農作物を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮を分離する皮剥ぎ作業に用いられる農作物皮剥ぎ装置に関する。
従来、上述例のネギを覆っている表皮を分離する装置としては、例えば長ネギを中空のシリンダロッドに挿入した後、シリンダロッドをネギが抜き取られる方向に移動させながら、シリンダロッド内部に設けた複数のノズルから吐出される空気で長ネギの表皮を剥ぎ取る特許文献1の長ネギ皮剥ぎ処理方法と、例えば長野菜(特にネギ)の皮を、皮剥ぎ洗浄ノズルから噴出される洗浄水で剥ぎ取ると共に、その長野菜に付着した土等を洗浄水で洗い流すような特許文献2の長野菜洗浄装置とがある。
しかし、上述の長ネギを覆っている不要な表皮及び長ネギに付着する土や砂、泥等の付着物は、乾燥すると、ノズルから吐出される空気で分離困難な状態に硬化するため、特許文献1の長ネギ皮剥ぎ処理方法では不要な表皮及び付着物を空気の圧力では綺麗に分離することが難しく、分離ミスが多発する。且つ、高圧の空気を吹付けると、食用に適した表皮が剥ぎ取られるだけでなく、その他の柔らかい部分を傷付けてしまうことがある。また、特許文献2の長野菜洗浄装置で処理した皮剥ぎ洗浄済みの長野菜を、洗浄水が付着したまま放置又は出荷すると、洗浄液の付着した跡が長野菜表面に残りやすく、商品価値が低下する。且つ、農作物に付着する水滴中の雑菌が繁殖するか、長野菜が腐敗する原因にもなるため、農作物の鮮度及び品質が損なわれてしまうという問題点を有している。
特許第3127396号公報。 特許第2912215号公報。
この発明は上記問題に鑑み、農作物の食用に適した部分及び柔らかい部分を傷付けることなく、不要及び食用に供し得ない表皮及び付着物のみを確実且つ綺麗に分離して、農作物自体の鮮度及び品質が保たれるような状態に乾かすことができる農作物皮剥ぎ装置の提供を目的とする。
この発明は、農作物を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮を分離する分離流体を、該農作物外面に向けて分離流体を吐出する流体吐出手段に分離流体供給手段で供給し、該農作物外面を覆っている表皮を流体吐出手段が吐出する分離流体の吐出圧で分離する農作物皮剥ぎ装置であって、上記流体吐出手段が吐出する分離流体を上記農作物外面に吹付けるまでに、上記農作物外面を覆っている不要な表皮及び付着物を上記分離流体の吐出圧で分離可能な状態に軟化する軟化液を、該農作物外面に向けて軟化液を吐出する流体吐出手段に供給する軟化液供給手段と、上記農作物を覆っている不要な表皮及び付着物を上記分離流体で分離した後、該農作物外面に残着する軟化液のみを払拭分離するのに適した吐出圧の払拭流体を、該農作物外面に向けて払拭流体を吐出する流体吐出手段に供給する払拭流体供給手段と、上記流体吐出手段を、上記農作物外面に沿って皮剥ぎ開始側と皮剥ぎ終了側との間で往復移動する移動手段とを備えた農作物皮剥ぎ装置であることを特徴とする。
上述の農作物は、例えばネギやアスパラガス、ゴボウ、胡瓜、茄子、人参、長芋等の長尺農作物で構成することができる。その農作物に付着する付着物は、例えば不要及び食用に供し得ない状態に乾燥した表皮や葉、根、或いは、土や砂、泥、ゴミ等の付着物で構成することができる。また、流体吐出手段は、例えば流体吐出部及び吐出ノズル、噴射装置及び噴射ノズル、噴射器等で構成することができる。なお、軟化液を、例えば農作物の略全体又は一部に塗布するか、農作物の略全体又は一部を軟化液に浸漬する等してもよい。
また、軟化液供給手段は、例えば農作物外面を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮及び農作物外面に付着する付着物を軟化するのに適した軟化液を供給するポンプやバルブ、供給路等を備えた装置で構成することができる。その軟化液は、例えば農作物の鮮度及び品質が損なわれないような低い温度の水や温水、蒸気(スチーム)、水道水、天然水、蒸留水、薬液等で構成することができる。
また、分離流体供給手段は、例えば農作物外面を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮及び農作物外面に付着する付着物を分離するのに適した吐出圧、吐出量の分離流体を供給するポンプやバルブ、供給路等を備えた装置で構成することができる。その分離流体は、例えばエアー(大気)やガス等の気体で構成することができる。
また、払拭流体供給手段は、例えば農作物外面に残着する軟化液のみを払拭分離するのに適した吐出圧、吐出量、温度の払拭流体を供給するポンプやバルブ、供給路等を備えた装置で構成することができる。その払拭流体は、例えばエアー(大気)や温風、冷風、或いは、農作物外面に残着する軟化液のみを吸着分離するのに適した水分量及び乾燥率のエアー等で構成することができる。また、移動手段は、例えばモータや可動台、支持台、ソレノイド、流体圧式シリンダー、チェーン送り機構、ネジ送り機構、カム送り機構、クランク機構、手動式移動機構等で構成することができる。
つまり、軟化液供給手段が供給する軟化液を軟化液吐出手段から吐出して農作物に吹付け、農作物外面を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮及び農作物外面に付着する付着物を分離流体の吐出圧で分離可能な状態に軟化する。且つ、流体吐出手段を、移動手段で農作物外面に沿って皮剥ぎ終了側から皮剥ぎ開始側に復帰移動又は皮剥ぎ開始側から皮剥ぎ終了側に移動させるとき、分離流体供給手段が供給する分離流体を流体吐出手段から吐出して、その軟化液で軟化された農作物外面を覆っている不要な表皮及び付着物を分離流体の吐出圧で剥ぎ取りすると共に、払拭流体供給手段が供給する払拭流体を流体吐出手段から吐出して農作物の略外面全体に吹付け、農作物の食用に適した表皮を剥ぎ取ることなく、農作物外面に残着する軟化液のみを払拭流体の吐出圧で払拭分離(ブロー及び吹き飛ばす等)して、農作物自体の鮮度及び品質が保たれるような状態に乾かす。或いは、農作物外面の不要な表皮及び付着物を分離流体で剥ぎ取り分離しながら、その農作物外面に残着する軟化液を払拭流体で払拭分離することもできる。
実施の形態として、上記分離流体供給手段及び払拭流体供給手段の少なくとも一方を上記流体吐出手段に切換え接続する流体切換え手段を設けることができる。つまり、流体切換え手段の切換え動作により、一つの流体吐出手段から分離流体及び払拭流体の少なくとも一方を吐出する。また、上記分離流体及び払拭流体を独立して吐出する吐出ノズルを上記流体吐出手段に設けることができる。つまり、分離流体及び払拭流体が干渉せず、分離作用及び乾燥作用が個々に得られる。
また、上記流体吐出手段を、上記農作物外面に向けて分離流体を吐出する前部側の分離流体吐出手段と、該分離流体が吹付けられた上記農作物外面に向けて払拭流体を吐出する後部側の払拭流体吐出手段とで構成することができる。つまり、農作物外面を覆っている不要な表皮及び付着物を分離流体吐出手段が吐出する分離流体で剥ぎ取り分離しながら、農作物外面に残着する軟化液を払拭流体吐出手段が吐出する払拭流体で払拭分離する。
この発明によれば、農作物外面を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮及び付着物を軟化液で軟化させて分離流体の吐出圧で剥ぎ取り分離すると共に、該農作物外面に残着する軟化液のみを払拭流体の吐出圧で払拭分離して、農作物自体の鮮度及び品質が保たれるような状態に乾かすので、農作物の食用に適した部分及び柔らかい部分を痛めることなく、不要及び食用に供し得ない表皮及び付着物を分離流体の吐出圧のみで確実且つ綺麗に分離することができる。且つ、農作物の不要な部分及び付着物を分離除去する作業が簡単且つ容易に行え、農作物の鮮度及び商品価値を維持することができる。
この発明は、農作物の食用に適した部分及び柔らかい部分を傷付けることなく、不要及び食用に供し得ない表皮及び付着物のみを確実且つ綺麗に分離して、農作物自体の鮮度及び品質が保たれるような状態に乾かすことができるという目的を、農作物外面を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮及び付着物を軟化液で軟化して剥ぎ取り分離し、農作物外面に残着する軟化液のみを払拭流体の吐出圧で払拭分離することで達成できる。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、農作物の一例であるネギの不要及び食用に供し得ない表皮を分離する作業に用いられる農作物皮剥ぎ装置を示し、図1に於いて、この農作物皮剥ぎ装置1は、ネギAの根部Aa及び葉部Acを切り揃える工程の前段又は後段に配設され、搬送コンベア2の載置台2a…に載置された長尺のネギA…を、搬送路上に設定した検出区間a及び加湿区間b、分離乾燥区間cに搬送して、ネギA外面を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮Ae及びネギA外面に付着する付着物Bを分離エアーGの吐出圧でも分離可能な状態に軟化液Wで軟化し、ネギAの不要な表皮Ae及び付着物Bを分離エアーGの吐出圧で分離すると共に、ネギA外面に残着する水Wのみを払拭エアーHの吐出圧で払拭分離するものである。
上述の搬送コンベア2は、図2にも示すように、載置台2a…を、搬送路上に張架した周回チェーン2b…全長に所定間隔に隔てて取り付け、モータ(図示省略)で搬送方向に所定速度で周回移動する。且つ、載置台2aに、後述する保持ユニット26の保持体26a,26aが出没許容される開口部2cと、ネギAの茎部Ab及び葉部Acが受けられる受け部2d,2eとを設けている。且つ、搬送路右側部に設けた支持台2fは、ネギAの葉部Ac側を載置台2aと略水平な高さに支持し、始端側左側部に設けた揃え部2gは、載置台2a左側部に突出するネギAの根部Aaを揃える。また、搬送コンベア2を、例えばベルトコンベアやチェーンコンベア、ローラーコンベア等で構成することができる。
前述の検出区間aに配設した分離開始部検出装置18は、載置台2aに載置されたネギA全体及び根部Aaや茎部Ab、葉部Acが反射する反射光、ネギAの全体及び部分が透過する透過光、シルエット等を単数又は複数の撮像カメラ19で撮像し、その画像情報を後述する判定制御装置22で2値化に画像処理して、情報読取り装置21で読取った載置台2aの識別情報と対応させて後述する判定制御装置22に出力する。なお、情報読取り装置21は、例えば非接触型の情報通信装置=IDアンテナ、磁気ヘッド、書込み装置等で構成することができる。
前述の加湿区間bに配設した軟化液付加装置23は、図3に示すように、軟化液の一例である水Wを霧状に噴出する噴射装置23aを、加湿区間bの搬送路全体を囲繞する加湿室24内部に設けると共に、搬送コンベア2が搬送するネギAの上部周面(根部Aa及び茎部Ab、葉部Ac)と対向して搬送路上部に複数配設している。且つ、例えば上水道の蛇口、貯水タンク等の軟化液供給源23bを、ポンプ23c及びバルブ23d、フィルター23e、供給管23fを介して噴射装置23a…に接続している。また、噴射装置23aを、搬送コンベア2が搬送するネギAの下部周面及び側部周面と対向して設けてもよい。加えて、噴射装置23aを、ネギAの根部Aa及び茎部Ab、葉部Acと略対峙する位置に移動するか、ネギA側を噴射装置23aと略対峙する位置に相対移動することもできる。
なお、上述の水Wの温度を、ネギAの不要な表皮Ae及びその他の付着物Bを分離するのに適した温度に冷却及び加温してもよい。また、水Wの代わりに、例えば農作物の鮮度が損なわれないような低い温度の温水や蒸気(スチーム)を用いるか、天然水や蒸留水、薬液等の液体を用いることもできる。且つ、上述の噴霧方法に代わる他の加湿方法として、例えばネギAの略全体又は一部を軟化液に浸漬して、ネギAの不要な表皮Ae及び付着物Bを軟化することもできる。
且つ、加湿室24底部に、ネギAから分離される不要及び食用に供し得ない根部Aa及び表皮Aeと、土や砂、泥、ゴミ等の付着物Bと、噴射装置23aから噴出される水W及びネギAから滴り落ちる水Wとを回収する回収槽24aを設け、回収槽24aの上位側に、不要な根部Aa及び表皮Ae、その他の付着物Bが通過阻止され、水Wのみが通過許容されるネット状のフィルター24bを架設し、貯留槽24bの低位側底部に、水Wが排出許容される排出口24cを設けている。なお、フィルター24b上に堆積する不要な根部Aa及び表皮Ae、その他の付着物Bは、例えば作業者の手で槽外部に取り出すか、コンベアで槽外部に搬出する等して回収及び廃棄する。且つ、排出口24cから排出される水Wは、例えば汚水浄化装置や汚水処理施設等の処理手段で処理される。
前述の分離乾燥区間dに配設した皮剥ぎ装置25は、図4、図5、図6に示すように、ネギAの分離開始部Adを保持する保持ユニット26と、根部Aa側を葉部Ac側と略水平な高さに持ち上げる支持ユニット27と、ネギAの不要な表皮Aeを分離する皮剥ぎユニット28とを、分離乾燥区間dに搬送されるネギA…と略対向して複数組配設している。
上述の保持ユニット26は、ネギAの分離開始部Adに近い葉部Ac側を保持する上下一対の保持体26a,26aを、可動枠31に垂設した支持枠31aの上下枠部31b,31bに水平回動自在に取り付け、コイルスプリング26bの復元力で所定の保持姿勢に回動付勢している。且つ、下側保持体26aを、ネギAの分離開始部Adに近い葉部Ac側が上側保持体26aに押し付けられる上昇位置と、載置台2a下方の降下位置とに昇降シリンダー26cで上下動する。なお、柔軟性を有するクッション材を保持体26aの保持面に装着している。
前述の支持ユニット27は、ネギAの茎部Abを支持する略Y字状の支持体27aを、下側枠部31bに取り付けた昇降台27bに立設して、ネギAの茎部Abが載置台2aよりも上方に持ち上げられる上昇位置と、載置台2a下方の降下位置とに昇降シリンダー27cで上下動する。
前述の皮剥ぎユニット28は、支持枠28aを、搬送路上部に架設した可動枠31上のガイドレール32に取り付け、可動枠31を、搬送路側部に架設したガイドレール33,33に取り付け、可動枠31に連結した牽引チェーン34aをモータ(図示省略)で正逆回転して、ユニット26,27,28を、ネギAの表皮Aeを剥ぎ取り開始する分離乾燥区間dの始端側上方と、その剥ぎ取り終了する終端側上方とに、搬送コンベア2の搬送速度と略同期して所定のピッチ分だけ搬送方向に往復移動する。
且つ、支持枠28aに連結した牽引チェーン34bを、可動枠31右側上部に配設したモータ35で正逆回転して、皮剥ぎユニット28を、ユニット26,27で持ち上げられたネギAの分離開始部Adと対向する皮剥ぎ開始側と、不要な表皮Aeが根部Aa先端から剥ぎ取られる皮剥ぎ終了側との間で、ネギAの茎部Ab外周面に沿って長さ方向に往復移動(表皮Aeが根部Aa側に向けて剥ぎ取られる方向及び搬送方向と略直交する方向)する。また、ネギAの分離開始部Ad側を保持ユニット26と対向する位置に相対移動してもよい。
且つ、上述の保持ユニット26が持ち上げたネギAの茎部Abを保持する左右一対の支持アーム36,36と、支持アーム36,36で保持されたネギAの茎部Ab外周面に向けて分離エアーGを吐出する左右一対の流体吐出部37,37とを、支持枠28aの枠部28b下端に固定した支持枠38に取り付けている。
上述の支持アーム36,36を、支持枠38両端に軸受した支軸39,39に固定し、その支軸39,39に連結した連結杆40,40を連動板41両端に連結して、支軸39,39を、連結杆40及び連結板41を介して開閉シリンダー42で正逆回動させ、支持アーム36,36を、保持体26a,26aで保持したネギAの茎部Abを保持する閉角度と、その保持が解除される開角度とに回動する。
前述の流体吐出部37,37を、支持アーム36,36で保持されるネギAの茎部Ab軸芯を中心として支持枠38両端部に取り付け、流体吐出部37,37に夫々突設した上下一対の吐出ノズル37a,37bを、茎部Ab軸芯を中心として略相対する左右位置に所定間隔に隔てて設けると共に、分離エアーGが葉部Ac側から根部Aa側に向けて斜めに吹付けられる方向(表皮Aeが根部Aa側に向けて剥ぎ取られる方向)であって、表皮Aeが剥ぎ取られた茎部Ab表面と、その剥ぎ取られる表皮Ae裏面との境界部分に吹付けられる吐出角度に設定している。また、流体吐出部37,37を、支持アーム36,36が保持するネギAの茎部Ab軸芯を中心として円周方向に回動可能に設けることもできる。
且つ、上下一対の吐出ノズル37a,37bは、図7にも示すように、供給路45a,45b及びバルブ46a,46bと、後述する判定制御装置22で切換え制御される流体切換え装置47とを介して、分離エアー供給装置48及び払拭エアー供給装置49を並列に接続している。且つ、流体切換え装置47には、ポンプ48a,49a及びフィルター48b,49b、バルブ48c,49c、供給路48d,49dを介して、ネギA外面を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮Ae及びネギA外面に付着する付着物Bが分離可能な吐出圧の分離エアーGを供給する分離エアー供給装置48のエアー供給源48e(例えばブロワーやコンプレッサー等)と、ネギA外面に残着する水Wのみを払拭分離するのに適した吐出圧及び吐出量、温度の払拭エアーHを供給する払拭エアー供給装置49のエアー供給源49e(例えばネギAの鮮度及び品質が保たれるような温度のエアーを発生させる温風発生装置や熱風発生装置等)とを接続している。且つ、バルブ45a,45bには、後述する判定制御装置22で切換え制御されるバルブ切換え装置46を接続している。また、払拭エアーHを、ネギA外面に残着する水Wを吸着及び分離するのに適した水分量(又は乾燥率)に乾燥させてもよい。
つまり、分離エアー供給装置48が供給する分離エアーGと、払拭エアー供給装置49が供給する払拭エアーHとの何れか一方を、バルブ切換え装置46及び流体切換え装置47の切換え動作により左右の流体吐出部37,37に設けた上下一対の吐出ノズル37a,37bから吐出して、分離エアーG及び払拭エアーHと略同一箇所に正確に吹付けるので、左右の流体吐出部37,37を兼用することができる。且つ、後述するネギAの茎部Ab上に設定される皮剥ぎ開始区間e及び皮剥ぎ継続区間f、皮剥ぎ終了区間g毎に、分離エアーG及び払拭エアーHの吐出量を徐々に増やすか、減らす等してもよく、また、分離エアーG及び払拭エアーHの吐出圧を徐々に高めるか、低める等して吐出量及び吐出圧を調整することができる。なお、払拭エアーHの温度を、ネギAの不要な表皮Ae及び付着物Bを分離するのに適した温度に冷却及び加温してもよい。また、上述の払拭エアーHの代わりに、例えば農作物の鮮度が損なわれないような特性及び温度に乾燥したエアーやガス等を用いることもできる。
図14は、農作物皮剥ぎ装置1の制御回路ブロック図を示し、例えばパーソナルコンピューターやCPU、ROM、RAMを備えた制御装置等で構成される判定制御装置22にはCPU、ROM、RAMが内蔵され、CPUは、ROMに格納されたプログラムに沿って、搬送コンベア2と、分離開始部検出装置18と、軟化液付加装置23,50と、皮剥ぎ装置25と、分離エアー供給装置28と、払拭エアー供給装置29との駆動及び停止を制御する。
CPUは、撮像カメラ19から出力される画像情報に基づいて、例えば大きさ、形状、太さ(幅)、面積、体積、変形率、透過率、反射率、乾燥度等を算出して、茎部Abと葉部Acとの境界部分に相当する分離開始部Adと、後述する流体吐出部37から吐出される分離エアーGでも分離困難な状態に乾燥(硬化を含む)したネギAの乾燥部とを判定すると共に、根部Aa又は分離開始部Adを基準として、皮剥ぎユニット28がネギAの分離開始部Adと略対向する位置に到達するまでの移動距離及び移動時間を算出する。
且つ、分離開始部Adを皮剥ぎ開始地点として、皮剥ぎ開始地点から根部Aaを通過して皮剥ぎ終了地点に至るまでの間を、図10に示す皮剥ぎ開始区間e及び皮剥ぎ継続区間f、皮剥ぎ終了区間gに分割すると共に、区間e,f,g毎に移動時間及び移動距離を算出して、上述の各情報と、情報読取り装置21で読取った載置台2aの識別情報とを対応させてRAMに記憶する。また、識別情報を、ネギA及び載置台2aと略対応して移動する記録媒体(例えば非接触型情報記録装置=IDタグ、磁気ストライプ、磁気テープ等)に記録することもできる。
且つ、分離乾燥区間bに移動する載置台2aの識別情報を情報読取り装置21で読取ると共に、その識別情報と対応して判定制御装置22に記憶された情報に基づいてモータ35を正逆回転させ、ユニット26,27,28を搬送方向と略直交する方向に予め設定した速度で移動する。且つ、モータ35から出力されるパルス信号に基づいて、皮剥ぎユニット28の移動量を検出し、その移動量情報と、予めRAMに記憶された移動量情報とを比較及び演算する。移動量が略同一であると判定されたとき、モータ35の駆動を停止し、皮剥ぎユニット28をネギAの分離開始部Adと略対向する上方位置に停止する。また、移動量が異なると判定された場合、移動量情報が一致するまでモータ35を正逆回転する。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、農作物皮剥ぎ装置1によるネギAの皮剥ぎ動作を説明する。
先ず、図1、図2にも示すように、検出区間aにおいて、搬送コンベア2が搬送するネギA…を、分離開始部検出装置18を構成する撮像カメラ19で撮像し、その画像情報に基づいて、判定制御装置22で個々に判定及び決定した表皮Aeの分離開始部Adと、後述する皮剥ぎユニット28が分離開始部Adに到達するまでの移動距離及び移動速度に関する情報とを、情報読取り装置21で読取った載置台2aの識別情報と対応させてRAMに記憶する。且つ、検出済みのネギAを加湿区間bの軟化液付加装置23に供給する。
次に、後述する分離乾燥区間cで分離エアーGが吹付けられるまでに、加湿区間bにおいて、図3にも示すように、搬送コンベア2が搬送するネギA…を、軟化液付加装置23を構成する加湿室24内に連続して搬入すると共に、噴射装置23a…が噴射する霧状の水Wを加湿室24内に噴霧及び放出して、ネギAを構成する根部Aa及び茎部Ab、葉部Acの略外面全体に向けて略均一に接触及び吹付けて、不要な表皮Ae及び付着物Bを浮き上がらせ、後述する皮剥ぎユニット28の流体吐出部37,37から吐出される分離エアーGの吐出圧でも分離可能な柔らかい状態に軟化処理及び加湿処理した後、加湿済みのネギAを分離乾燥区間cの皮剥ぎ装置25に供給する。
次に、分離乾燥区間cにおいて、図4、図6にも示すように、皮剥ぎ装置25のユニット26,27,28を、搬送コンベア2が搬送するネギA…と略同期して所定のピッチ分だけ搬送方向に移動させながら、載置台2aの開口部2cに露出するネギAの分離開始部Adを保持ユニット26で保持して持ち上げ、根部Aa側を支持ユニット27で持ち上げて略水平に支持する。
且つ、情報読取り装置21で読取った載置台2aの識別情報と対応する移動距離情報を判定制御装置22から読み出し、その情報に基づいて、皮剥ぎユニット28をネギAの分離開始部Adと略対向する位置に移動させ、左右一対の支持アーム36,36でネギAの分離開始部Adを保持した後、支持ユニット27を降下して、ネギAの茎部Ab側を自重により垂れ下げ、支持アーム36,36の交差部分に乗せてセンターリングする。
次に、図7、図8、図10にも示すように、皮剥ぎユニット28を、ネギAの茎部Abに沿って皮剥ぎ開始区間eから皮剥ぎ継続区間fに移動させ、バルブ切換え装置46及び流体切換え装置47の切換え動作により、分離エアー供給装置48から供給される分離エアーGを左右の流体吐出部37,37に設けた吐出ノズル37a,37bから吐出する。且つ、ネギAの茎部Abを、左右の流体吐出部37,37から吐出される分離エアーGで支持アーム36,36の交差部分に押し付け、分離エアーGが略均等に吹付けられる略真っ直ぐな状態にセンターリング及び矯正しながら、流体吐出部37,37から吐出される分離エアーGの吐出圧で、軟化処理及び加湿処理されたネギAの不要な表皮Ae及び付着物Bを分離開始部Adから分離開始する。
次に、皮剥ぎユニット28を、皮剥ぎ継続区間fから皮剥ぎ終了区間gに移動させながら、ネギAの不要な表皮Ae及び付着物Bを、流体吐出部37,37から吐出される分離エアーGの吐出圧で一挙に剥ぎ取り及び分離すると共に、分離エアーGの吐出圧でネギA外面に残着する水Wも吹き飛ばして分離する。且つ、分離される不要な表皮Ae及び付着物Bと、ネギAから滴り落ちる水Wとを、搬送路下部に配設した回収部(図示省略)に投入して定期的に回収又は廃棄する。
且つ、皮剥ぎユニット28が根部Aa側に至る直前に、支持ユニット27を一旦降下させ、ネギAの根部Aa側を垂れ下げた状態に保持し、皮剥ぎユニット28が根部Aaから抜き取られたとき、支持ユニット27で再び支持する。続いて、皮剥ぎユニット28を搬送路左側部に移動した後、保持ユニット26による保持を解除し、支持ユニット27を待機位置に降下して、皮剥ぎ済みのネギAを載置台2aに再び載置する。
次に、皮剥ぎユニット28を、ネギAの根部Aaから抜き取った後又は抜き取らずに、ネギAの根部Aa側(皮剥ぎ終了側)から葉部Ac側(皮剥ぎ開始側)に向けて復帰移動又はネギAの葉部Ac側(皮剥ぎ開始側)から根部Aa側(皮剥ぎ終了側)に向けて移動させるとき、図9にも示すように、バルブ切換え装置46及び流体切換え装置47の切換え動作により、分離エアー供給装置48から供給される分離エアーGの吐出を遮断又は停止し、払拭エアー供給装置49から供給される払拭エアーHを左右の流体吐出部37,37から吐出する。且つ、左右の流体吐出部37,37から吐出される払拭エアーHを、ネギAを構成する根部Aa及び茎部Ab、葉部Acの略外面全体に向けて略均一に吹付け、ネギAの食用に適した表皮Aeを剥ぎ取ることなく、ネギA外面に残着する水Wのみを払拭エアーHの吐出圧で払拭分離(ブロー及び吹き飛ばす等)して、ネギAの鮮度及び品質が保たれるような状態に乾かした後、乾燥処理済みのネギA…を、次の工程(例えば仕分け工程や箱詰め工程等)に搬送供給する。以下、上述と同様にして、皮剥ぎ作業を継続して行う。
以上のように、ネギA外面を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮Ae及び付着物Bを、軟化液付加装置23の噴射装置23a…が噴射する霧状の水Wで軟化させて、皮剥ぎユニット28の流体吐出部37,37から吐出される分離エアーGの吐出圧で剥ぎ取り分離した後、皮剥ぎユニット28をネギAの根部Aa側(皮剥ぎ終了側)から葉部Ac側(皮剥ぎ開始側)に復帰移動させるとき、流体吐出部37,37から吐出される払拭エアーHをネギAの略外面全体に吹付けて、ネギAの食用に適した表皮Aeを剥ぎ取ることなく、ネギA外面に残着する水Wのみを払拭エアーHの吐出圧で払拭分離して、ネギA自体の鮮度及び品質が保たれるような状態に乾かすので、皮剥ぎ時の剥離抵抗が小さくなり、ネギAの食用に適した部分及び柔らかい部分を傷付けることなく、不要な表皮Ae及び付着物Bを分離エアーGの吐出圧のみで確実且つ綺麗に分離することができる。且つ、ネギAの不要な表皮Ae及び付着物Bを分離除去する作業が簡単且つ容易に行え、ネギAの鮮度及び商品価値を維持することができる。
且つ、流体吐出部37,37を、ネギAの茎部Ab軸芯を中心として、流体吐出部37,37の吐出ノズル37a,37bから吐出される水W及び分離エアーG及び払拭エアーHの吐出方向を、表皮Aeの巻付き方向及び巻付き角度と略一致する吐出角度(皮剥ぎ角度)に回動変更することができるので、水W及び分離エアーG及び払拭エアーHを所望する箇所に正確に吹付けることができ、不要な表皮Ae及び付着物Bを剥ぎ取り分離する作業が容易に行える。
図11は、分離エアーG及び払拭エアーHを吐出する吐出ノズル37a〜37dを独立して設けた皮剥ぎユニット28の他の例を示し、水Wで軟化したネギAの不要な表皮Ae及び付着物Bを、流体吐出部37,37の吐出ノズル37b,37dが吐出する分離エアーGで剥ぎ取り分離し、ネギA外面に残着する水Wのみを、残りの吐出ノズル37a,37cが吐出する払拭エアーHの吐出圧で払拭分離するので、分離エアーG及び払拭エアーHが干渉せず、分離作用及び払拭作用が個々に得られ、上述の実施例と略同等又は同等以上の作用及び効果を奏することができる。
図12は、分離エアーGを吐出する流体吐出部37A,37Aをユニット前部側に設け、払拭エアーHを吐出する流体吐出部37B,37Bをユニット後部側に設けた皮剥ぎユニット28のその他の例を示し、ネギAの不要な表皮Ae及び付着物Bを流体吐出部37A,37Aが吐出する分離エアーGで剥ぎ取り分離しながら、ネギA外面に残着する水Wのみを流体吐出部37B,37Bが吐出する払拭エアーHの吐出圧で払拭分離するので、ネギAの不要な表皮Ae及び付着物Bの分離と、ネギA外面に残着する水Wを除去する払拭とが連続して行え、処理作業の能率アップが図れると共に、前述の実施例と略同等又は同等以上の作用及び効果を奏することができる。なお、流体吐出部37A,37A及び流体吐出部37B,37Bを独立して移動することもできる。
図13は、分離エアー供給装置48及び払拭エアー供給装置49、軟化液付加装置50を備えた皮剥ぎユニット28のその他の例を示し、軟化液付加装置50は、ポンプ50a及びフィルター50b、バルブ50c、供給路50dを介して、軟化液供給源50eを流体切換え装置47に接続している。なお、分離エアー供給装置48及び払拭エアー供給装置49の接続は、前述した通りであるので説明を省略する。つまり、バルブ切換え装置46及び流体切換え装置47の切換え動作により、分離エアー供給装置48が供給する分離エアーGと、払拭エアー供給装置49が供給する払拭エアーHと、軟化液付加装置50が供給する水Wとを流体吐出部37,37から順に吐出するか、吐出ノズル37a,37bから独立して吐出するので、ネギAの不要な表皮Ae及び付着物Bの分離と、ネギA外面に残着する水Wを除去する払拭とが一つの皮剥ぎユニット28で行え、装置全体の構成を簡素化して、小型化が図れると共に、前述の実施例と略同等又は同等以上の作用及び効果を奏することができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の農作物は、実施例のネギAに対応し、
以下同様に、
軟化液は、水Wに対応し、
分離流体は、分離エアーGに対応し、
払拭流体は、払拭エアーHに対応し、
軟化液供給手段は、軟化液付加装置23,50に対応し、
分離流体供給手段は、分離エアー供給装置48に対応し、
払拭流体供給手段は、払拭エアー供給装置49に対応し、
流体吐出手段及び分離流体吐出手段、払拭流体吐出手段は、流体吐出部37,37A,37Bに対応し、
流体切換え手段は、流体切換え装置47に対応し、
移動手段は、可動枠31と、ガイドレール32,33と、牽引チェーン34a,34bと、モータ35とに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
本発明の農作物皮剥ぎ装置は、例えば略垂直姿勢、略斜め姿勢等の姿勢に保持されたネギの表皮を分離するような作業にも利用することができる。
農作物皮剥ぎ装置の全体構成を示す平面図。 分離開始部検出装置による検出動作を示す側面図。 軟化液付加装置による加湿動作を示す側面図。 皮剥ぎ装置による分離動作を示す側面図。 皮剥ぎユニットの取り付け状態を示す側面図。 皮剥ぎユニットによる分離動作を示す正面図。 分離エアー及び払拭エアーの吐出動作を示す正面図。 分離エアーによる分離状態を示す拡大平面図。 払拭エアーによる払拭状態を示す拡大平面図。 皮剥ぎユニットによる各区間の分離動作を示す平面図。 分離・払拭のノズルを独立して設けた他の例を示す正面図。 分離・払拭の流体吐出部を前後に設けたその他の例を示す正面図。 加湿・分離・払拭の機能を備えたその他の例を示す正面図。 農作物皮剥ぎ装置の制御回路ブロック図。
符号の説明
A…ネギ
Ae…表皮
B…付着物
W…水
G…分離エアー
H…払拭エアー
1…農作物皮剥ぎ装置
2…搬送コンベア
18…分離開始部検出装置
22…判定制御装置
23,50…軟化液付加装置
25…皮剥ぎ装置
28…皮剥ぎユニット
37,37A,37B…流体吐出部
37a〜37d…吐出ノズル
47…流体切換え装置
48…分離エアー供給装置
49…払拭エアー供給装置

Claims (4)

  1. 農作物を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮を分離する分離流体を、該農作物外面に向けて分離流体を吐出する流体吐出手段に分離流体供給手段で供給し、該農作物外面を覆っている表皮を流体吐出手段が吐出する分離流体の吐出圧で分離する農作物皮剥ぎ装置であって、
    上記流体吐出手段が吐出する分離流体を上記農作物外面に吹付けるまでに、上記農作物外面を覆っている不要な表皮及び付着物を上記分離流体の吐出圧で分離可能な状態に軟化する軟化液を、該農作物外面に向けて軟化液を吐出する流体吐出手段に供給する軟化液供給手段と、
    上記農作物を覆っている不要な表皮及び付着物を上記分離流体で分離した後、該農作物外面に残着する軟化液のみを払拭分離するのに適した吐出圧の払拭流体を、該農作物外面に向けて払拭流体を吐出する流体吐出手段に供給する払拭流体供給手段と、
    上記流体吐出手段を、上記農作物外面に沿って皮剥ぎ開始側と皮剥ぎ終了側との間で往復移動する移動手段とを備えた
    農作物皮剥ぎ装置。
  2. 上記分離流体供給手段及び払拭流体供給手段の少なくとも一方を上記流体吐出手段に接続する流体切換え手段を設けた
    請求項1記載の農作物皮剥ぎ装置。
  3. 上記分離流体及び払拭流体を独立して吐出する吐出ノズルを上記流体吐出手段に設けた
    請求項1記載の農作物皮剥ぎ装置。
  4. 上記流体吐出手段を、上記農作物外面に向けて分離流体を吐出する前部側の分離流体吐出手段と、該分離流体が吹付けられた上記農作物外面に向けて払拭流体を吐出する後部側の払拭流体吐出手段とで構成した
    請求項1記載の農作物皮剥ぎ装置。
JP2004076554A 2004-03-17 2004-03-17 農作物皮剥ぎ装置 Pending JP2005261261A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004076554A JP2005261261A (ja) 2004-03-17 2004-03-17 農作物皮剥ぎ装置
KR1020040095654A KR100623860B1 (ko) 2004-03-17 2004-11-22 농작물 표피 제거장치
CNA2004101001262A CN1669490A (zh) 2004-03-17 2004-12-01 农作物剥皮装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004076554A JP2005261261A (ja) 2004-03-17 2004-03-17 農作物皮剥ぎ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005261261A true JP2005261261A (ja) 2005-09-29

Family

ID=35041093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004076554A Pending JP2005261261A (ja) 2004-03-17 2004-03-17 農作物皮剥ぎ装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2005261261A (ja)
KR (1) KR100623860B1 (ja)
CN (1) CN1669490A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018191540A (ja) * 2017-05-15 2018-12-06 株式会社ティー・エスファーム キャッサバ芋(マンジョッカ芋)の自動洗浄及び自動皮むき装置
CN113040407A (zh) * 2021-04-28 2021-06-29 于永宽 一种高效的农业机械领域的果实清洗装置
CN114602576A (zh) * 2022-01-12 2022-06-10 刘帅飞 一种新型的水稻去皮装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101451476B1 (ko) * 2012-09-04 2014-10-15 정명식 엽채류 표피 박피 및 세척장치
KR101388524B1 (ko) * 2012-09-25 2014-04-23 참좋은우리 주식회사 농산물 세척기
CN108185457B (zh) * 2017-12-19 2023-09-26 昆明理工大学 一种植物根土分离清洗装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018191540A (ja) * 2017-05-15 2018-12-06 株式会社ティー・エスファーム キャッサバ芋(マンジョッカ芋)の自動洗浄及び自動皮むき装置
CN113040407A (zh) * 2021-04-28 2021-06-29 于永宽 一种高效的农业机械领域的果实清洗装置
CN113040407B (zh) * 2021-04-28 2022-09-30 会同县宏华果业有限公司 一种高效的农业机械领域的果实清洗装置
CN114602576A (zh) * 2022-01-12 2022-06-10 刘帅飞 一种新型的水稻去皮装置
CN114602576B (zh) * 2022-01-12 2023-11-03 绥阳县米粒农业发展有限公司 一种水稻去皮装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1669490A (zh) 2005-09-21
KR100623860B1 (ko) 2006-09-19
KR20050093690A (ko) 2005-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005261261A (ja) 農作物皮剥ぎ装置
GB2388525A (en) Method and apparatus for peeling citrus fruit
KR20120013077A (ko) 야채류 가공장치
KR101221390B1 (ko) 과메기 가공 및 세척장치
US9919532B2 (en) Inkjet-head cleaning device and method
KR20120042332A (ko) 대파 탈피기
US20030059509A1 (en) Method and apparatus for peeling citrus fruit
JP2005211028A (ja) 農作物皮剥ぎ装置
JP4190429B2 (ja) 農作物皮剥ぎ装置
JP2005229820A (ja) 農作物皮剥ぎ装置
JP2004041102A (ja) 農作物切揃え装置
JP2009213407A (ja) 食肉塊付着毛除去装置
JP2005137310A (ja) 農作物皮剥ぎ装置
JP4212401B2 (ja) ネギ不要部分離装置
JP2005151944A (ja) 農作物皮剥ぎ装置
JP3880853B2 (ja) 農作物皮剥ぎ装置
JP2005204606A (ja) 農作物皮剥ぎ装置
JP2005087121A (ja) 農作物皮剥ぎ装置
JP3866153B2 (ja) 農作物皮剥ぎ装置
JP3630659B2 (ja) 農作物皮剥ぎ装置
JP4324505B2 (ja) 海苔製造装置の海苔抄き装置
JP3108630U (ja) ねぎの皮むき用ノズル及びねぎの皮むき装置
JP3069243B2 (ja) 薄板材浸漬装置
GB2435608A (en) A method and and a device for peeling an elongated vegetable
JP2007209516A (ja) 自動弁当箱洗浄装置における前処理装置