JP2005229820A - 農作物皮剥ぎ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】農作物の不要及び食用に供し得ない表皮及び付着物を確実且つ綺麗に分離することができる農作物皮剥ぎ装置を提供する。
【解決手段】農作物皮剥ぎ装置1を構成する皮剥ぎ装置25の皮剥ぎユニット28をネギAの茎部Ab外周面に沿って長さ方向に移動すると共に、皮剥ぎユニット28の流体吐出部37,37から吐出される水WGを、ネギAの葉部Acから根部Aaに至る茎部Ab外周面に沿って略均一に吹付け、ネギAを覆っている不要及び食用に供し得ない表皮Aeと付着物Bとを、流体吐出部37,37から吐出されるエアーGの吐出力で分離可能な柔らかい状態に軟化処理及び加湿処理させながら、流体吐出部37,37から吐出されるエアーGの吐出力でネギAの表皮Ae及び付着物Bを剥ぎ取り分離する。
【選択図】 図7

Description

この発明は、例えばネギやゴボウ、アスパラガス、胡瓜、茄子、人参、長芋等の農作物を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮を分離する皮剥ぎ作業に用いられる農作物皮剥ぎ装置に関する。
従来、上述例のネギを覆っている表皮を分離する装置としては、例えばコンベアにより搬送される長ネギを中空のシリンダロッドに挿入した後、シリンダロッドをネギが抜き取られる方向に移動させながら、シリンダロッド内部に設けた上部及び両側部のノズルから吐出される空気を長ネギの葉先部分近傍に吹き付け、長ネギの葉先部分近傍を覆っている表皮を根元側に向けて剥ぎ取る特許文献1の長ネギ皮剥ぎ処理方法がある。しかし、上述の長ネギを覆っている不要な表皮及び長ネギに付着する土や砂、泥等の付着物は、乾燥すると、ノズルから吐出される空気で分離困難な状態に硬化するため、不要な表皮及び付着物を空気の圧力のみで綺麗に分離することが難しく、分離ミスが多発する。且つ、高圧の空気を吹付けると、食用に適した表皮が剥ぎ取られるだけでなく、その他の柔らかい部分を傷付けてしまうことがあり、長ネギの鮮度及び商品価値が低下するという問題点を有している。
特許第3127396号公報。
この発明は上記問題に鑑み、農作物外面を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮及び付着物を流体吐出手段から吐出される軟化液で軟化させながら、該流体吐出手段から吐出されるエアーの吐出力で分離することにより、食用に適した部分及び柔らかい部分を傷付けることなく、不要及び食用に供し得ない表皮及び付着物のみを確実且つ綺麗に分離することができる農作物皮剥ぎ装置の提供を目的とする。
この発明は、流体吐出手段から吐出されるエアーを農作物外面に吹付け、該農作物外面を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮を分離する農作物皮剥ぎ装置であって、上記流体吐出手段に、上記農作物の表皮を分離するのに適した吐出圧のエアーを供給するエアー供給手段と、該エアーの吐出力で分離可能な柔らかい状態に農作物外面を覆っている表皮及び付着物を軟化する軟化液を供給する軟化液供給手段とを接続すると共に、上記流体吐出手段を、上記農作物外面に沿って該農作物の表皮が剥ぎ取られる方向に移動する移動手段を設けた農作物皮剥ぎ装置であることを特徴とする。
上述の農作物は、例えばネギやアスパラガス、ゴボウ、胡瓜、茄子、人参、長芋等の長尺農作物で構成することができる。そのエアーで分離される農作物外面の表皮は、例えば不要及び食用に供し得ない状態に乾燥した表皮で構成される。且つ、その表皮には、例えば土や砂、泥、ゴミ等のエアーの吐出力で分離困難な状態に乾燥した付着物が付着している。
また、流体吐出手段は、例えば軟化液及びエアーの何れか一方又は両方を農作物外面に吹付ける流体吐出部及び吐出ノズル、噴射装置及び噴射ノズル、農作物外面に塗布する塗布装置等で構成することができる。上述の軟化液は、例えば農作物の鮮度が損なわれないような低い温度の水や温水、蒸気(スチーム)、水道水、天然水、蒸留水、薬液等で構成することができる。また、エアーは、例えば空気や不活性ガス、不燃性ガス等の単一又は複合した気体で構成することができる。また、軟化液供給手段は、例えば上水道の蛇口、貯水タンク、容器等で構成することができる。また、エアー供給手段は、例えばブロワーやコンプレッサー、ポンプ等で構成することができる。また、移動手段は、例えば可動枠やガイドレール、牽引チェーン、モータ、或いは、流体圧式シリンダー、ソレノイド、チェーン送り機構、ネジ送り機構、カム送り機構、クランク機構、手動式移動機構等の移動手段で構成することができる。
つまり、流体吐出手段を、農作物外面に沿って表皮が剥ぎ取られる方向に移動手段で移動させながら、流体吐出手段から吐出される軟化液を農作物外面に適量吹付けて加湿し、農作物外面を覆っている不要な表皮及び付着物をエアーの吐出力で分離可能な柔らかい状態に軟化させながら、流体吐出手段から吐出されるエアーの吐出力で不要な表皮及び付着物を剥ぎ取り分離する。
実施の形態として、上記流体吐出手段を、上記農作物の軸芯を中心として表皮の巻付き方向及び巻付き角度と略一致する皮剥ぎ角度に回動変更する回動手段と、上記農作物を覆っている表皮の巻付き状態を検出する巻付き状態検出手段と、上記巻付き状態検出手段から出力される検出情報に基づいて、上記表皮の巻付き方向及び巻付き角度を判定する巻付き状態判定手段と、上記巻付き状態判定手段による判定に基づいて、上記流体吐出手段から吐出される軟化液及びエアーの吐出角度と、上記表皮の巻付き方向及び巻付き角度とが略一致するように上記回動手段の正逆回動を制御する回動制御手段とを備えることができる。
上述の回動手段は、例えばギャ及びモータ、流体圧式シリンダー、ソレノイド、カム機構、手動式回動機構等の回動手段で構成することができる。また、巻付き状態検出手段は、例えばモノクロ又はカラーの撮像カメラやディジタルカメラ、ビデオカメラ、イメージスキャナー等等の光学的検出装置で構成することができる。また、巻付き状態判定手段及び回動制御手段は、例えばパーソナルコンピューターやホストコンピューター、CPU及びROM、RAMを備えた判定制御装置等で構成することができる。つまり、巻付き状態検出手段から出力される検出情報に基づいて、表皮の巻付き方向及び巻付き角度を巻付き状態判定手段で判定し、その判定に基づいて、流体吐出手段から吐出される軟化液及びエアーの吐出角度と、表皮の巻付き方向及び巻付き角度とが略一致するように回動手段による正逆回動を回動制御手段で制御する。
また、上記流体吐出手段を、上記農作物外面に向けて軟化液を吐出する軟化液吐出手段と、該軟化液で軟化された上記農作物外面に向けてエアーを吐出するエアー吐出手段とで構成することができる。また、軟化液吐出手段及びエアー吐出手段は、例えば軟化液及びエアーの何れか一方を独立して吐出する流体吐出部及び吐出ノズル、噴射装置及び噴射ノズル等で構成することができる。つまり、軟化液吐出手段から吐出する軟化液と、エアー吐出手段から吐出するエアーとを農作物外面に独立して吹付け、軟化液による軟化作用及びエアーによる分離作用を個々に付与する。また、上記軟化液吐出手段とエアー吐出手段とを、該エアー吐出手段から吐出するエアーが吹付けられる農作物外面に向けて、上記軟化液吐出手段から吐出する軟化液が先行して吹付けられる位置関係に設けることができる。つまり、軟化液吐出手段から吐出する軟化液を、エアー吐出手段から吐出するエアーが吹付けられる農作物外面に先行して吹付け、エアーの吐出力で分離可能な柔らかい状態に軟化するのに必要な含浸時間を確保する。
この発明によれば、流体吐出手段を農作物外面に沿って表皮が剥ぎ取られる方向に移動すると共に、農作物外面を覆っている不要な表皮及び付着物を流体吐出手段から吐出される軟化液で軟化させながら、流体吐出手段から吐出されるエアーの吐出力で分離するので、皮剥ぎ時及び分離時の剥離抵抗が小さくなり、農作物の食用に適した部分及び柔らかい部分を傷付けることなく、不要な表皮及び付着物のみを簡単且つ容易に分離することができ、分離ミスの発生が抑えられる。且つ、不要な部分が綺麗に分離されるため、収穫時の鮮度及び商品価値を維持することができると共に、不要な表皮及び付着物を軟化液で軟化させながらエアーの吐出力で剥ぎ取るので、軟化液を付加する軟化工程と、表皮及び付着物を分離する工程とを個々に設けるよりも、工程が短くて済み、作業に要する時間が短縮されるため、皮剥ぎ作業の能率アップを図ることができる。
この発明は、農作物の不要及び食用に供し得ない表皮を確実且つ綺麗に分離することができるという目的を、農作物外面を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮及び付着物を流体吐出手段から吐出される軟化液で軟化させながら、流体吐出手段から吐出されるエアーの吐出力で分離することで実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、農作物の一例であるネギの不要及び食用に供し得ない表皮を分離する作業に用いられる農作物皮剥ぎ装置を示し、図1に於いて、この農作物皮剥ぎ装置1は、搬送コンベア2の載置台2a…に載置された長尺のネギA…を、搬送路上に設定した検出区間a及び分離区間b、乾燥区間cに搬送して、ネギAを覆っている表皮a及び付着物Bを分離可能な状態に軟化する処理と、不要及び食用に供し得ない表皮Ae及び付着物Bを分離する処理とを略同時に行う装置である。
上述の搬送コンベア2は、図2にも示すように、載置台2a…を、搬送路上に張架した周回チェーン2b…全長に所定間隔に隔てて取り付け、モータ(図示省略)で搬送方向に所定速度で周回移動する。且つ、載置台2aに、後述する保持ユニット26の保持体26a,26aが出没許容される開口部2cと、ネギAの茎部Ab及び葉部Acが受けられる受け部2d,2eとを設けている。且つ、搬送路右側部に設けた支持台2fは、ネギAの葉部Ac側を載置台2aと略水平な高さに支持し、始端側左側部に設けた揃え部2gは、載置台2a左側部に突出するネギAの根部Aaを揃える。また、搬送コンベア2を、例えばベルトコンベアやチェーンコンベア、ローラーコンベア等で構成することができる。
前述の検出区間aに配設した分離開始部検出装置18は、載置台2aに載置されたネギA全体及び根部Aaや茎部Ab、葉部Acが反射する反射光、ネギAの全体及び部分が透過する透過光、シルエット等を単数又は複数の撮像カメラ19で撮像し、その画像情報を判定制御装置22に備えられた画像処理装置20で2値化処理して、情報読取り装置21で読取った載置台2aの識別情報と対応させて後述する判定制御装置22に出力する。なお、情報読取り装置21は、例えば非接触型の情報通信装置=IDアンテナ、磁気ヘッド、書込み装置等で構成することができる。
前述の分離区間bに配設した皮剥ぎ装置25は、図3、図4、図5にも示すように、ネギAの分離開始部Adを保持する保持ユニット26と、根部Aa側を葉部Ac側と略水平な高さに持ち上げる支持ユニット27と、ネギAの不要な表皮Aeを分離する皮剥ぎユニット28とを、分離区間bに搬送されるネギA…と略対向して複数組配設している。
上述の保持ユニット26は、ネギAの分離開始部Adに近い葉部Ac側を保持する上下一対の保持体26a,26aを、可動枠31に垂設した支持枠31aの上下枠部31b,31bに水平回動自在に取り付け、コイルスプリング26bの復元力で所定の保持姿勢に回動付勢している。且つ、下側保持体26aを、ネギAの分離開始部Adに近い葉部Ac側が上側保持体26aに押し付けられる上昇位置と、載置台2a下方の降下位置とに昇降シリンダー26cで上下動する。なお、柔軟性を有するクッション材を保持体26aの保持面に装着している。
前述の支持ユニット27は、ネギAの茎部Abを支持する略Y字状の支持体27aを、下側枠部31bに取り付けた昇降台27bに立設して、ネギAの茎部Abが載置台2aよりも上方に持ち上げられる上昇位置と、載置台2a下方の降下位置とに昇降シリンダー27cで上下動する。
前述の皮剥ぎユニット28は、支持枠28aを、搬送路上部に架設した可動枠31上のガイドレール32に取り付け、可動枠31を、搬送路側部に架設したガイドレール33,33に取り付け、可動枠31に連結した牽引チェーン34aをモータ(図示省略)で正逆回転して、ユニット26,27,28を、ネギAの表皮Aeを剥ぎ取り開始する分離区間bの始端側上方と、その剥ぎ取り終了する終端側上方とに、搬送コンベア2の搬送速度と略同期して所定のピッチ分だけ搬送方向に往復移動する。
且つ、支持枠28aに連結した牽引チェーン34bを、可動枠31右側上部に配設したモータ35で正逆回転して、皮剥ぎユニット28を、ユニット26,27で持ち上げられたネギAの分離開始部Adと対向する分離開始位置と、不要な表皮Aeが根部Aa先端から剥ぎ取られる分離終了位置とに、ネギAの茎部Ab外周面に沿って長さ方向に往復移動する。また、ネギAの分離開始部Ad側を保持ユニット26と対向する位置に相対移動してもよい。
上述の保持ユニット26で持ち上げられたネギAの茎部Abを保持する左右一対の支持アーム36,36と、支持アーム36,36で保持されたネギAの茎部Ab外周面に向けて水W及びエアーGを吐出する左右一対の流体吐出部37,37とを、支持枠28aの枠部28b下端に固定した支持枠38に取り付けている。
且つ、支持枠38後端に固定した正面から見て略馬蹄形の支持板38aを、正面から見て略馬蹄形を有する枠部28b下端に固定した略下向きC字状のレール28cに取り付け、一対の支持アーム36,36で保持されるネギAの茎部Ab軸芯を中心として所望する方向(右方向又、左方向)に回動可能に設けると共に、枠部28b下面に固定した減速機付きモータ28d(ステッピングモータ)のギャ28eを、支持板38aの外周縁部に刻設したギャ38bに噛合して、一対の流体吐出部37,37を、ネギAの茎部Ab軸芯を中心として、吐出ノズル37a,37bから吐出される水W及びエアーGがネギAを覆っている表皮Aeに向けて吹付けられる角度に回動変更する。
上述の支持アーム36,36は、支持枠38両端に軸受した支軸39,39に固定され、その支軸39,39に連結した連結杆40,40を連動板41両端に連結して、支軸39,39を、連結杆40及び連結板41を介して開閉シリンダー42で正逆回動させ、支持アーム36,36を、保持体26a,26aで保持されたネギAの茎部Abを保持する閉角度と、その保持が解除される開角度とに回動する。
前述の流体吐出部37,37は、支持アーム36,36で保持されるネギAの茎部Ab軸芯を中心として支持枠38両端部に取り付けられ、流体吐出部37,37に夫々突設した上下一対の吐出ノズル37a,37bを、茎部Ab軸芯を中心として略相対する左右位置に所定間隔に隔てて設けると共に、水W及びエアーGが葉部Ac側から根部Aa側に向けて斜めに吹付けられる方向であって、表皮Aeが剥ぎ取られた茎部Ab表面と、その剥ぎ取られる表皮Ae裏面との剥ぎ取り部分に吹付けられる吐出角度に設定している。また、流体吐出部37,37を、支持アーム36,36で保持されるネギAの茎部Ab軸芯を中心として円周方向に回動可能に設けることもできる。
且つ、上下一対の吐出ノズル37a,37bは、図6、図7、図8の第1の実施例にも示すように、供給路45a,45b及びバルブ46a,46bを介して、軟化液供給装置48から供給される水Wと、エアー供給装置49から供給されるエアーGとを合流及び混合する集合装置47に接続している。且つ、集合装置47には、ポンプ48a,49a及びフィルター48b,49b、バルブ48c,49c、供給路48d,49dを介して、ネギAの鮮度が損なわれないような低い温度の水Wを供給する軟化液供給装置48の軟化液供給源48e(例えば上水道の蛇口、貯水タンク等)と、ネギAの不要な表皮Ae及び付着物Bが分離される圧力のエアーGを供給するエアー供給装置49のエアー供給源49e(例えばブロワーやコンプレッサー等)とを接続している。且つ、バルブ45a,45bに、後述する判定制御装置22により制御される切替え装置46を接続している。
つまり、軟化液供給装置48の軟化液供給源48eから供給される水Wと、エアー供給装置49のエアー供給源49eから供給されるエアーGとを集合装置47で所望する割合に合流及び混合して、上下一対の吐出ノズル37a,37bの先端に設けた一つの孔から水W及びエアーGを複合して吐出するか、吐出ノズル37a,37bの先端に設けた複数の孔から水W及びエアーGを独立して吐出する。且つ、後述するネギAの茎部Ab上に設定される皮剥ぎ開始区間e及び皮剥ぎ継続区間f、皮剥ぎ終了区間g毎に、水W及びエアーGの吐出量を徐々に増やすか、減らす等してもよく、また、水W及びエアーGの吐出圧を徐々に高めるか、低める等することもできる。且つ、バルブの一方を閉鎖すれば、水W及びエアーGの何れか一方を吐出することもできる。
なお、水Wの温度を、ネギAの不要な表皮Ae及びその他の付着物Bを分離するのに適した温度に冷却及び加温してもよい。また、上述の水Wの代わりに、例えば農作物の鮮度が損なわれないような低い温度の温水や蒸気(スチーム)を用いるか、天然水や蒸留水、薬液等の液体を用いることもできる。
前述の乾燥区間cに配設した農作物乾燥装置44は、図9にも示すように、乾燥区間cの搬送路全体を囲繞する乾燥室44a外部に、ネギAの表面を所望する状態に乾燥するのに適した乾燥エアーHを発生させる乾燥エアー発生装置44bを設け、その乾燥室44a上部に、乾燥エアー発生装置44bが発生する乾燥エアーHを乾燥室44a内に供給及び送風する乾燥エアー供給装置44c…を複数設けている。つまり、乾燥エアー発生装置44bが発生する乾燥エアーH(図中矢印で示す)を乾燥室44a内に送風して、乾燥室44a内に搬入されるネギAの表面全体に略均一に接触させて乾燥処理する。なお、乾燥室44a内に供給される乾燥エアーHを、乾燥室44aに連設した乾燥エアー排気装置(図示省略)で強制排気すれば乾燥効率が向上する。また、皮剥ぎユニット28の流体吐出部37,37から吐出される水W及びエアーGの吐出力を利用して、ネギA表面に残着する水分や水滴を吹き飛ばして乾燥処理することもできる。
図14は、農作物皮剥ぎ装置1の制御回路ブロック図を示し、判定制御装置22にはCPU、ROM、RAMが内蔵され、CPUは、ROMに格納されたプログラムに沿って、搬送コンベア2と、分離開始部検出装置18と、皮剥ぎ装置25と、農作物乾燥装置44と、軟化液供給装置48と、エアー供給装置49との駆動及び停止を制御する。
CPUは、画像処理装置20から出力される画像情報に基づいて、例えば大きさ、形状、太さ(幅)、幅、高さ、色相、面積、体積、変形率、透過率、反射率、乾燥度等を算出して、茎部Abと葉部Acとの境界部分に相当する分離開始部Adと、ネギAを覆っている表皮Aeの巻付き方向(例えば右巻き方向、左巻き方向)及び巻付き角度(例えば右巻き角度、左巻き角度)とを判定すると共に、根部Aa又は分離開始部Adを基準として、皮剥ぎユニット28がネギAの分離開始部Adと略対向する位置に到達するまでの移動距離及び移動時間、表皮Aeの巻付き方向及び巻付き角度を算出する。
且つ、分離開始部Adを皮剥ぎ開始地点として、皮剥ぎ開始地点から根部Aaを通過して皮剥ぎ終了地点に至るまでの間を、図8に示す皮剥ぎ開始区間e及び皮剥ぎ継続区間f、皮剥ぎ終了区間gに分割すると共に、区間e,f,g毎に移動時間及び移動距離、回動角度を算出して、その移動距離情報(分離開始部Adの位置情報も含まれる)及び吐出角度情報、移動速度情報と、情報読取り装置21で読取った載置台2aの識別情報とを対応させてRAMに記憶する。また、識別情報を、ネギA及び載置台2aと略対応して移動する記録媒体(例えば非接触型情報記録装置=IDタグ、磁気ストライプ、磁気テープ等)に記録することもできる。
且つ、分離区間bに移動する載置台2aの識別情報を情報読取り装置21で読取ると共に、その識別情報と対応して判定制御装置22のRAMに記憶された情報に基づいてモータ28d及びモータ35を正逆回転させ、ユニット26,27,28を搬送方向と略直交する方向に予め設定した速度で移動すると共に、流体吐出部37,37全体を、ネギAの軸芯(茎部Abの軸芯)を中心として、表皮Aeの巻付き方向及び巻付き角度と略一致する吐出角度(皮剥ぎ角度)に回動変更する。
且つ、モータ28d及びモータ35から出力されるパルス信号に基づいて、皮剥ぎユニット28の移動距離及び流体吐出部37,37の回動角度を検出し、その移動距離情報及び回動角度情報と、予めRAMに記憶された移動距離情報及び回動角度情報とを比較及び演算して、移動距離及び回動角度が略同一であると判定されたとき、モータ28d及びモータ35の駆動を停止し、皮剥ぎユニット28をネギAの分離開始部Adと略対向する上方位置に停止する。また、移動距離及び回動角度が異なると判定された場合、数値が一致するまでモータ28d及びモータ35を正逆回転する。且つ、流体吐出部37,37全体を、ネギAの軸芯(茎部Abの軸芯)を中心として、表皮Aeの巻付き方向及び巻付き角度と略一致する吐出角度(皮剥ぎ角度)に徐々に回動する。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、農作物皮剥ぎ装置1によるネギAの皮剥ぎ動作を説明する。
次に、図1、図2にも示すように、検出区間aにおいて、搬送コンベア2が搬送するネギA…を分離開始部検出装置18の撮像カメラ19で撮像し、撮像カメラ19から出力される画像情報を画像処理装置20で2値化処理し、その画像情報に基づいて、判定制御装置22で個々に判定及び決定した表皮Aeの分離開始部Ad及び巻付き方向及び巻付き角度と、後述する皮剥ぎユニット28が分離開始部Adに到達するまでの移動距離及び移動速度に関する情報とを、情報読取り装置21で読取った載置台2aの識別情報と対応させてRAMに記憶する。且つ、検出済みのネギAを分離区間bの皮剥ぎ装置25に供給する。
次に、分離区間bにおいて、図3、図5、図6にも示すように、皮剥ぎ装置25のユニット26,27,28を、搬送コンベア2が搬送するネギA…と略同期して所定のピッチ分だけ搬送方向に移動させながら、載置台2aの開口部2cに露出するネギAの分離開始部Adを保持ユニット26で保持して持ち上げ、根部Aa側を支持ユニット27で持ち上げて略水平に支持する。
且つ、情報読取り装置21で読取った載置台2aの識別情報と対応する移動距離情報を判定制御装置22から読み出し、その情報に基づいて、皮剥ぎユニット28をネギAの分離開始部Adと略対向する位置に移動させ、左右一対の支持アーム36,36でネギAの分離開始部Adを保持した後、支持ユニット27を降下して、ネギAの茎部Ab側を自重により垂れ下げ、支持アーム36,36の交差部分に乗せてセンターリングする。
次に、図7、図8にも示すように、皮剥ぎユニット28を、ネギAの茎部Abに沿って皮剥ぎ開始区間eから皮剥ぎ継続区間fに移動させ、軟化液供給装置48から供給される水Wと、エアー供給装置49から供給されるエアーGとを左右一対の流体吐出部37,37に設けた吐出ノズル37a,37bから吐出する。且つ、左右一対の流体吐出部37,37から吐出される水W及びエアーGで支持アーム36,36の交差部分に押し付け、水W及びエアーGが略均等に吹付けられる略真っ直ぐな状態にセンターリング及び矯正すると共に、エアー吐出部37,37から吐出される水W及びエアーGの吐出力で、ネギAを覆っている不要及び食用に供し得ない表皮Aeと付着物Bとを分離開始部Adから分離開始する。また、流体吐出部37,37を、ネギAの茎部Ab軸芯を中心として、吐出ノズル37a,37bから吐出される水W及びエアーGがネギAを覆っている表皮Aeに向けて吹付けられる角度に回動する。
つまり、流体吐出部37,37から吐出される水W及びエアーGを、ネギAの葉部Acから根部Aaに至る茎部Abの略同一外周面に向けて略均一に吹付けると共に、水WGを、ネギAの葉部Acから根部Aaに至る茎部Ab外周面に沿って略均一に吹付け、ネギAを覆っている不要及び食用に供し得ない表皮Aeと、根部Aa及び茎部Ab、葉部Acに付着する付着物Bとを加湿するか、潤す等して、不要な表皮Ae及び付着物Bを、食用に適した茎部Ab表面から分離するか、浮き上がらせ、流体吐出部37,37から吐出されるエアーGの吐出力で分離可能な柔らかい状態に軟化処理及び加湿処理する。且つ、エアー吐出部37,37から吐出されるエアーGの吐出力により表皮Ae及び付着物Bを分離開始部Adから分離開始する。また、水WGを先に吹付けて加湿処理した後、エアーGを後から吹付けて皮剥ぎ処理することもできる。
次に、皮剥ぎユニット28を、皮剥ぎ継続区間fから皮剥ぎ終了区間gに移動させながら、ネギAの不要な表皮Ae及び付着物Bを、流体吐出部37,37から吐出されるエアーGの吐出力で一挙に剥ぎ取り分離すると共に、その分離される不要な表皮Ae及び付着物Bと、ネギAから滴り落ちる水Wとを、搬送路下部に配設した回収部(図示省略)に投入して定期的に回収又は廃棄する。
且つ、皮剥ぎユニット28が根部Aa側に至る直前に、支持ユニット27を一旦降下させ、ネギAの根部Aa側を垂れ下げた状態に保持し、皮剥ぎユニット28が根部Aaから抜き取られたとき、支持ユニット27で再び支持する。続いて、皮剥ぎユニット28を搬送路左側部に移動した後、保持ユニット26による保持を解除し、支持ユニット27を待機位置に降下して、皮剥ぎ済みのネギAを載置台2aに再び載置して、皮剥ぎ済みのネギAを乾燥工程cの農作物乾燥装置44に供給する。停止する。
次に、乾燥区間cにおいて、図9にも示すように、搬送コンベア2が搬送するネギA…を農作物乾燥装置44の乾燥室44aに搬入し、ネギAに残着する水分を、乾燥室44a内に供給される乾燥エアーH(図中矢印で示す)に吸着させて、ネギAの表面全体を鮮度が損なわれないような状態に乾燥処理した後、乾燥処理済みのネギA…を、次の工程(例えば仕分け工程や箱詰め工程等)に搬送供給する。以下、上述と同様にして、皮剥ぎ作業を継続して行う。
以上のように、皮剥ぎ装置25の皮剥ぎユニット28をネギAの茎部Ab外周面に沿って長さ方向に移動すると共に、流体吐出部37,37の吐出ノズル37a,37bから吐出される水WGをネギAの茎部Ab外周面に吹付けて加湿し、ネギAを覆っている不要及び食用に供し得ない表皮Aeと付着物BとをエアーGの吐出力で分離可能な柔らかい状態に軟化させながら又は軟化させた後、流体吐出部37,37の吐出ノズル37a,37bから吐出されるエアーGの吐出力で不要な表皮Ae及び付着物Bを剥ぎ取り分離するので、皮剥ぎ時及び分離時の剥離抵抗が小さくなり、ネギAの食用に適した部分及び柔らかい部分を傷付けることなく、不要な表皮Ae及び付着物Bを簡単且つ容易に分離することができ、分離ミスの発生が抑えられる。且つ、不要な部分が綺麗に分離されるため、収穫時の鮮度及び商品価値を維持することができると共に、水Wを付加する軟化工程と、表皮Ae及び付着物Bの分離工程とを個々に設けるよりも、工程が短くて済み、作業に要する時間が短縮されるため、皮剥ぎ作業の能率アップを図ることができる。
且つ、流体吐出部37,37を、ネギAの茎部Ab軸芯を中心として、流体吐出部37,37の吐出ノズル37a,37bから吐出される水W及びエアーGの吐出方向を、表皮Aeの巻付き方向及び巻付き角度と略一致する吐出角度(皮剥ぎ角度)に回動変更するので、水Wによる軟化及びエアーGによる分離が的確に行え、不要な表皮Aeを剥ぎ取りミスすることなく、長さ方向に略連続して一挙に皮剥ぎ及び分離することができる。
図10は、軟化液供給装置48及びエアー供給装置49を、流体吐出部37,37の上側吐出ノズル37a,37aと下側吐出ノズル37b,37bとに接続した皮剥ぎユニット28の第2の実施例を示し、上下の吐出ノズル37a,37bに接続されたバルブ46a,46bを切替え装置46で切替え制御して、水W及びエアーGの一方又は両方を、上側吐出ノズル37a,37a及び下側吐出ノズル37b,37bの何れか一方又は両方から吐出すると共に、水W及びエアーGが吹付けられる部分を上下に2分割するので、上述の実施例と略同等又は同等以上の作用及び効果を奏することができる。
図11は、軟化液供給装置48及びエアー供給装置49を、流体吐出部37,37の上下及び左右の吐出ノズル37a,37bに夫々接続した皮剥ぎユニット28の第3の実施例を示し、左右の吐出ノズル37a,37bに接続されたバルブ46a,46bを切替え装置46で切替え制御して、水W及びエアーGの一方又は両方を、上下及び左右に設けた吐出ノズル37a,37bの何れか一つ又は複数から吐出すると共に、水W及びエアーGが吹付けられる部分を複数に分割するのにで、前述の実施例と略同等又は同等以上の作用及び効果を奏することができる。
図12は、水Wを吐出する吐出ノズル37cと、エアーGを吐出する吐出ノズル37a,37bとを独立して流体吐出部37,37に設けた皮剥ぎユニット28の第4の実施例を示し、流体吐出部37,37の吐出ノズル37c,37cから吐出される水WをネギAの茎部Ab外周面に吹付けながら、吐出ノズル37a,37bから吐出されるエアーGの吐出力で表皮Ae及び付着物Bを分離するので、水Wによる軟化作用と、エアーGによる分離作用とが個々に得られ、前述の実施例と略同等又は同等以上の作用及び効果を奏することができる。
図13は、水Wを吐出する流体吐出部37A,37Aをユニット前部に取り付け、エアーGを吐出する流体吐出部37B,37Bをユニット後部に取り付けた皮剥ぎユニット28の第5の実施例を示し、流体吐出部37B,37Bから吐出するエアーGが吹付けられるまえに、流体吐出部37A,37Aから吐出する水WをネギAの茎部Ab外周面に先行して吹付けるので、エアーGの吐出力で分離可能な柔らかい状態に軟化するのに必要な含浸時間が確保され、軟化するのに適した量の水Wが表皮Ae及び付着物Bに含浸されるため、前述の実施例と略同等又は同等以上の作用及び効果を奏することができる。なお、流体吐出部37A,37A及び流体吐出部37B,37Bを独立して移動してもよい。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の農作物は、実施例のネギAに対応し、
以下同様に、
エアーは、エアーGに対応し、
軟化液は、水Wに対応し、
軟化液供給手段は、軟化液供給装置48に対応し、
エアー供給手段は、エアー供給装置49に対応し、
巻付き状態検出手段は、分離開始部検出装置18に対応し、
巻付き状態判定手段及び回動制御手段は、判定制御装置22に対応し、
流体吐出手段及び軟化液吐出手段、エアー吐出手段は、流体吐出部37,37A,37B及び吐出ノズル37a,37b,37cに対応し、
移動手段は、可動枠31と、ガイドレール32,33と、牽引チェーン34a,34bと、モータ35とに対応し、
回動手段は、枠部28bと、レール28cと、モータ28dと、ギャ28e,38bと、支持板38aとに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
本発明の農作物皮剥ぎ装置は、例えば略垂直姿勢、略斜め姿勢等の姿勢に保持されたネギの表皮を分離するような作業にも利用することができる。また、特開2003−189834号公報の農作物皮剥ぎ装置に適用することも可能である。
農作物皮剥ぎ装置の全体構成を示す平面図。 分離開始部検出装置による検出動作を示す側面図。 皮剥ぎ装置による分離動作を示す側面図。 皮剥ぎユニットの取り付け状態を示す側面図。 皮剥ぎユニットによる分離動作を示す正面図。 皮剥ぎユニットによる第1の分離実施例を示す正面図。 皮剥ぎユニットによる分離開始状態を示す拡大平面図。 皮剥ぎユニットによる各区間の分離動作を示す平面図。 農作物乾燥装置による乾燥動作を示す側面図。 皮剥ぎユニットによる第2の分離実施例を示す正面図。 皮剥ぎユニットによる第3の分離実施例を示す正面図。 皮剥ぎユニットによる第4の分離実施例を示す正面図。 皮剥ぎユニットによる第5の分離実施例を示す正面図。 農作物皮剥ぎ装置の制御回路ブロック図。
符号の説明
A…ネギ
Ae…表皮
B…付着物
W…水
G…エアー
1…農作物皮剥ぎ装置
2…搬送コンベア
18…分離開始部検出装置
22…判定制御装置
25…皮剥ぎ装置
28…皮剥ぎユニット
36…支持アーム
37,37A,37B…流体吐出部
37a,37b,37c…吐出ノズル
44…農作物乾燥装置
48…軟化液供給装置
49…エアー供給装置

Claims (4)

  1. 流体吐出手段から吐出されるエアーを農作物外面に吹付け、該農作物外面を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮を分離する農作物皮剥ぎ装置であって、
    上記流体吐出手段に、上記農作物の表皮を分離するのに適した吐出圧のエアーを供給するエアー供給手段と、該エアーの吐出力で分離可能な柔らかい状態に農作物外面を覆っている表皮及び付着物を軟化する軟化液を供給する軟化液供給手段とを接続すると共に、
    上記流体吐出手段を、上記農作物外面に沿って該農作物の表皮が剥ぎ取られる方向に移動する移動手段を設けた
    農作物皮剥ぎ装置。
  2. 上記流体吐出手段を、上記農作物の軸芯を中心として表皮の巻付き方向及び巻付き角度と略一致する皮剥ぎ角度に回動変更する回動手段と、
    上記農作物を覆っている表皮の巻付き状態を検出する巻付き状態検出手段と、
    上記巻付き状態検出手段から出力される検出情報に基づいて、上記表皮の巻付き方向及び巻付き角度を判定する巻付き状態判定手段と、
    上記巻付き状態判定手段による判定に基づいて、上記流体吐出手段から吐出される軟化液及びエアーの吐出角度と、上記表皮の巻付き方向及び巻付き角度とが略一致するように上記回動手段の正逆回動を制御する回動制御手段とを備えた
    請求項1記載の農作物皮剥ぎ装置。
  3. 上記流体吐出手段を、上記農作物外面に向けて軟化液を吐出する軟化液吐出手段と、該軟化液で軟化された上記農作物外面に向けてエアーを吐出するエアー吐出手段とで構成した
    請求項1記載の農作物皮剥ぎ装置。
  4. 上記軟化液吐出手段とエアー吐出手段とを、該エアー吐出手段から吐出するエアーが吹付けられる農作物外面に向けて、上記軟化液吐出手段から吐出する軟化液が先行して吹付けられる位置関係に設けた
    請求項3記載の農作物皮剥ぎ装置。
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