JP2005260052A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 オーミック電極のコンタクト抵抗を低くすることができ、かつ耐圧を向上することができる半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の窒化物半導体装置10は、ショットキー電極5とオーミック電極4a,4bとを有する高電子移動度トランジスタを有する窒化物半導体装置であって、主表面を有するAlGaN層3と、主表面に形成された高濃度不純物領域6a,6bと、低濃度不純物領域7とを備えている。高濃度不純物領域6a,6bおよび低濃度不純物領域7とは離れたAlGaN層3の主表面上にショットキー電極5が形成されている。オーミック電極4bが高濃度不純物領域6bとオーミック接合するようにAlGaN層3の主表面に形成されている。低濃度不純物領域7は高濃度不純物領域6bとショットキー電極5との間に形成されており、かつ低濃度不純物領域7の不純物濃度は高濃度不純物領域6bの不純物濃度よりも低い。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、より特定的には、ゲート電極とソースおよびドレイン電極とを有する高電子移動度トランジスタを有する半導体装置およびその製造方法に関する。
HEMT(High Electron Mobility Transistor)等に代表される窒化物半導体電界効果型トランジスタにおいては、ソース電極およびドレイン電極となる2つのオーミック電極
と、半導体層との電気抵抗、すなわちコンタクト抵抗を低くするために、通常、オーミック電極と接触する半導体層(オーミックコンタクト領域)内に高濃度の不純物領域が形成されている。このような技術は、たとえば後述する非特許文献1に開示されている。上記非特許文献1では、GaN(窒化ガリウム)基板のオーミックコンタクト領域にSi(シリコン)を選択的にイオン注入し、1150℃で15秒間アニールすることにより高濃度の不純物領域が形成される。そして、オーミックコンタクト領域を覆うようにTi(チタン)とAl(アルミニウム)とよりなる2つのオーミック電極が形成される。
J. C. Zolper and R. J. Shul et al., "Ion-implanted GaN junction field effect transistor", Appl. Phys. Lett. Vol. 68, No. 16, 15 April 1996, pp. 2273-2275
半導体層に原子が注入されると、半導体層の結晶構造が注入原子によって崩される。この結晶構造の崩れは、注入された原子がアニールによって半導体層の結晶格子中の安定した位置に移動することで回復されている。しかしながら、上述のような高濃度の不純物領域を形成する場合には、注入する原子の量が非常に多くなる。このため、注入した原子の一部は、アニールされても半導体層の結晶格子中の安定した位置に移動できずに、半導体層の結晶構造の崩れが完全に回復されなくなる。そして、結晶格子中の安定した位置に移動できなかった原子は注入欠陥となる。この注入欠陥は不純物の注入量に比例して増加する。注入欠陥が増加すると、ゲート・ドレイン間(ショットキー・オーミック間)の耐圧が低下するという問題が生じる。
すなわち、ゲート・ドレイン間に逆方向電圧を印加した場合、半導体層内のゲート電極との境界部分に広がっていた空乏層がドレイン電極の方へ広がっていく。半導体層の不純物濃度は非常に低いので、半導体層内において空乏層は広がりやすくなっている。そして、逆方向電圧をさらに大きくしていくと、空乏層が高濃度の不純物領域に達する。すると、高濃度の不純物領域に生成した注入欠陥を介してドレイン電極からゲート電極へ電流が流れる。このように、空乏層がドレイン電極に達する前にドレイン電極からゲート電極へ電流が流れるので、トランジスタのゲート・ドレイン間の耐圧が低下するという問題が生じる。
このように、オーミック電極のコンタクト抵抗を低くするために不純物領域の濃度を高濃度にすると、注入欠陥が増加し、トランジスタの耐圧が低下するという問題があった。
したがって、本発明の目的は、電極のコンタクト抵抗を低くすることができ、かつ耐圧を向上することができる半導体装置およびその製造方法を提供することである。
本発明の半導体装置は、ゲート電極とソースおよびドレイン電極とを有する高電子移動度トランジスタを有する半導体装置であって、主表面を有する窒化物半導体層と、主表面に形成された第1および第2の不純物領域とを備えている。第1および第2の不純物領域とは離れた主表面上にゲート電極が形成されている。ソースおよびドレイン電極の一方が第1の不純物領域とオーミック接合するように主表面に形成されている。第2の不純物領域は第1の不純物領域とゲート電極との間に形成されており、かつ第2の不純物領域の不純物濃度は第1の不純物領域の不純物濃度よりも低い。
本発明の窒化物半導体装置およびその製造方法によれば、ソースおよびドレイン電極の一方とオーミック接合する高濃度の第1の不純物領域を形成することにより、ソースおよびドレイン電極の一方のコンタクト抵抗を低くすることができる。また、第2の不純物領域は窒化物半導体層よりも不純物濃度が高いので、第2の不純物領域内では窒化物半導体層内よりも空乏層が広がりにくくなる。したがって、ゲート電極の電位に対して相対的に高い電位がソースおよびドレイン電極の一方に印加されても、窒化物半導体層内においてゲート電極との境界部分に広がる空乏層は第1の不純物領域にまで達しにくくなる。このため、第1の不純物領域中の注入欠陥を介してソースおよびドレイン電極の一方からゲート電極へ電流を流すのには、より高い逆方向電圧が必要となる。したがって、窒化物半導体装置の耐圧を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における窒化物半導体装置の構成を示す断面図である。
図1に示すように、本実施の形態の窒化物半導体装置10はHEMTであり、基板1と、GaN(窒化ガリウム)層2と、窒化物半導体層としてのAlGaN(窒化アルミニウム・ガリウム)層3と、第1の不純物領域としての高濃度不純物領域6a,6bと、第2の不純物領域としての低濃度不純物領域7と、ゲート電極としてのショットキー電極5と、ソースおよびドレイン電極としてのオーミック電極4a,4bとを備えている。
基板1の上にGaN層2およびAlGaN層3が積層して形成されている。AlGaN層3の表面には、高濃度不純物領域6a,6bと、低濃度不純物領域7とが形成されている。低濃度不純物領域7は高濃度不純物領域6bとショットキー電極5との間に形成されており、高濃度不純物領域6bと低濃度不純物領域7とは互いに隣接している。低濃度不純物領域7の幅sはたとえば0.2μm以上である。また、AlGaN層3の表面上には、ショットキー電極5と、オーミック電極4a,4bとが形成されている。ショットキー電極5は、高濃度不純物領域6a,6bおよび低濃度不純物領域7とは離れて形成されており、ショットキー電極5とAlGaN層3とはショットキー接合している。また、オーミック電極4aと高濃度不純物領域6aとはオーミック接合しており、オーミック電極4bと高濃度不純物領域6bとはオーミック接合している。
高濃度不純物領域6a,6bおよび低濃度不純物領域7の各々は、たとえばn型の不純物領域である。なお、本実施の形態の窒化物半導体装置10はGaN層2とAlGaN層3との組み合わせにより構成されているが、GaN層2とAlGaN層3との組み合わせの他に、InGaN層とAlGaN層との組み合わせや、InGaN層とGaN層との組み合わせなどを用いることも可能である。要は2つの層の界面がヘテロ接合を形成すればよい。
図2は、図1のA−A線に沿った不純物濃度の分布を示す図である。なお、図2中aで示される領域は高濃度不純物領域6aが形成されている領域であり、図2中bで示される領域はAlGaN層3が形成されている領域である。また、図2中cで示される領域は低濃度不純物領域7が形成されている領域であり、図2中dで示される領域は高濃度不純物領域6bが形成されている領域である。図2に示すように、高濃度不純物領域6a,6bの不純物濃度は濃度C2となっており、高濃度不純物領域6bに隣接する低濃度不純物領域7の不純物濃度は濃度C1(<C2)となっている。
続いて、本実施の形態の窒化物半導体装置10の製造方法について説明する。
図3〜図6は、本発明の実施の形態1における窒化物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
始めに、図3に示すように、たとえばサファイヤ、SiC(炭化シリコン)、GaN、またはSiなどよりなる基板1を準備する。そして、たとえばMBE(Molecular Beam Epitaxy)法やCVD(Chemical Vapor Deposition)法により、基板1の上にGaN層2およびAlGaN層3が積層して形成される。GaN層2の深さ方向(図3中下方向)の厚さはたとえば0.5μm〜3μmとされ、AlGaN層3の深さ方向の厚さはたとえば5nm〜50nmとされる。また、AlGaN層3において、GaとAlとの質量の和に対するAlの質量の割合は、たとえば0.1〜0.5とされる。
次に、図4に示すように、高濃度不純物領域6a,6bが形成される領域以外を覆うように、AlGaN層3の表面上にレジスト11aがパターニングされる。そして、レジスト11aによってマスクされていないAlGaN層3の表面から、たとえばSi(シリコン)やO(酸素)をイオン注入し、高濃度不純物領域6a,6bが形成される。このように、オーミック電極4a,4bと接触する部分にAlGaN層3内に高濃度不純物領域6a,6bを形成することにより、オーミック電極4a,4bのコンタクト抵抗を低くすることができる。ここで、Siをイオン注入する場合には、たとえば1×1014〜1×1016cm-2のドーズ量のSiが、20〜200KeVの加速エネルギでイオン注入される。これにより、高濃度不純物領域6a,6bは、たとえば1×1018〜1×1020のcm-3の不純物濃度とされる。
次に、図5に示すように、たとえば蒸着法により、高濃度不純物領域6a,6bの各々を覆うようにオーミック電極4a,4bが形成される。オーミック電極4a,4bは、たとえばTi(チタン),Al(アルミニウム),Mo(モリブデン),およびAu(金)を積層することにより形成される。その後、レジスト11aは除去される。なお、これらの金属を積層した後に所定の温度でアニールして合金化してもよい。さらに、ショットキー電極5が形成される領域以外を覆うように、AlGaN層3の表面上にレジストがパターニングされる。そして、たとえば蒸着法により、レジストによってマスクされていないAlGaN層3の表面上にショットキー電極5が形成される。ショットキー電極5は、たとえばNi,Pt,およびAuを積層することにより形成される。その後、ショットキー電極5が形成された領域以外を覆っていたレジストは除去される。
次に、図6に示すように、低濃度不純物領域7が形成される領域以外を覆うように、AlGaN層3の表面上にレジスト11bがパターニングされる。そして、レジスト11bによってマスクされていないAlGaN層3の表面から、たとえばSi(シリコン)やO(酸素)をイオン注入し、低濃度不純物領域7が形成される。低濃度不純物領域7の深さ方向の厚さは、AlGaN層3の深さ方向の厚さとほぼ同じになるように形成される。ここで、Siをイオン注入する場合には、たとえば1×1013cm-2以下のドーズ量のSiが、20〜200KeVの加速エネルギでイオン注入される。これにより、低濃度不純物領域7は、たとえば1×1018cm-3以下の不純物濃度とされる。その後、レジスト11bは除去され、図1に示すような窒化物半導体装置10が完成する。
本実施の形態の窒化物半導体装置10は、低濃度不純物領域のない窒化物半導体装置と比較して、以下のような効果を有している。
図7は、低濃度不純物領域の形成されていない窒化物半導体装置における空乏層を模式的に示す断面図である。
図7に示すように、窒化物半導体装置100は、低濃度不純物領域が形成されていない以外は、図1に示す本実施の形態の窒化物半導体装置10とほぼ同様の構成を有している。したがって、同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
ゲート電極であるショットキー電極5とドレイン電極であるオーミック電極4bとの間に逆方向電圧を印加すると、AlGaN層3におけるショットキー電極5との境界部分に広がっていた空乏層が、オーミック電極4bの方へ広がっていく。AlGaN層3の不純物濃度は非常に低いので、AlGaN層3内において空乏層13は広がりやすい。そして、逆方向電圧をさらに大きくしていくと、空乏層13が高濃度不純物領域6bに達する。そして、高濃度不純物領域6bに生成した多量の注入欠陥を介してオーミック電極4bからショットキー電極5へ電流が流れてしまう。したがって、窒化物半導体装置100におけるゲート・ドレイン間の耐圧は低くなる。
図8は、本発明の実施の形態1の窒化物半導体装置における空乏層を模式的に示す断面図である。
図8に示すように、本実施の形態の窒化物半導体装置10では、ゲート電極であるショットキー電極5とドレイン電極であるオーミック電極4bとの間に逆方向電圧を印加すると、AlGaN層3におけるショットキー電極5との境界部分に広がっていた空乏層が、オーミック電極4bの方へ広がっていく。そして、逆方向電圧をさらに大きくしていくと、空乏層13が低濃度不純物領域7に達する。ここで、低濃度不純物領域7の不純物濃度はAlGaN層3の不純物濃度よりも高い。このため、低濃度不純物領域7内の方がAlGaN層3内よりも空乏層13は広がりにくくなる。これにより、空乏層13が高濃度不純物領域6bに達しにくくなるので、窒化物半導体装置10におけるゲート・ドレイン間の耐圧を向上することができる。
なお、低濃度不純物領域7の不純物濃度は高濃度不純物領域6a,6bの不純物濃度と比較して低いので、低濃度不純物領域7の注入欠陥の量は高濃度不純物領域6a,6bの注入欠陥の量よりも少ない。したがって、空乏層13が低濃度不純物領域7に達しても、低濃度不純物領域7の注入欠陥を介してオーミック電極4bからショットキー電極5へ電流が流れることはない。
本実施の形態の窒化物半導体装置10およびその製造方法によれば、高濃度不純物領域6bを形成することにより、オーミック電極4bのコンタクト抵抗を低くすることができる。また、低濃度不純物領域7はAlGaN層3よりも不純物濃度が高いので、低濃度不純物領域7内ではAlGaN層3内よりも空乏層13が広がりにくくなる。したがって、ショットキー電極5とオーミック電極4bとの間に逆方向電圧が印加されても、空乏層13は高濃度不純物領域6bにまで達しにくくなる。このため、高濃度不純物領域6b中の注入欠陥を介してオーミック電極4bからショットキー電極5へ電流を流すのには、より高い逆方向電圧が必要となる。したがって、窒化物半導体装置10の耐圧を向上することができる。
本実施の形態の窒化物半導体装置10およびその製造方法において、低濃度不純物領域7の幅は0.2μm以上である。
これにより、低濃度不純物領域7の大きさが十分大きくなるので、空乏層13の広がりを低濃度不純物領域7内で確実に抑えることができる。したがって、窒化物半導体装置10の耐圧を確実に向上することができる。
本願発明者らは、上記の効果を確認すべく、低濃度不純物領域7の不純物濃度を変化させ、ショットキー電極5とオーミック電極4bとの距離(以下、ゲート・ドレイン間距離)がそれぞれ2μm、3μm、および4μmである場合のゲート・ドレイン間の耐圧を測定した。なお、高濃度不純物領域6bから1μmだけ離れた位置にまで伸びるように低濃度不純物領域7を形成した。また、AlGaN層3において、GaとAlとの質量の和に対するAlの質量の割合を0.25とした。また、AlGaN層3の深さ方向の厚さを25nmとした。
図9は、本発明の実施の形態1における窒化物半導体の低濃度不純物領域の不純物濃度と、窒化物半導体装置の耐圧との関係を示す図である。
図9に示すように、不純物濃度が1×1016cm-3と低い場合には、ゲート・ドレイン間距離が2μm、3μm、および4μmのいずれの場合にも耐圧は低くなっている。そして、不純物濃度が高くなるにしたがって耐圧も上昇し、ゲート・ドレイン間距離が2μm、3μm、および4μmのいずれの場合にも不純物濃度が1×1017〜1×1018cm-3の間で耐圧がピークとなっている。具体的には、ゲート・ドレイン間距離が2μmの場合には耐圧は約850Vとなっており、ゲート・ドレイン間距離が3μmの場合には耐圧は約1100Vとなっており、ゲート・ドレイン間距離が4μmの場合には耐圧は約1350Vとなっている。このことから、低濃度不純物領域7を形成することより空乏層が広がりにくくなっていることが分かる。一方、不純物濃度が1×1017〜1×1018cm-3の間より大きくなると、ゲート・ドレイン間距離が2μm、3μm、および4μmのいずれの場合にも耐圧は低下する。このことから、低濃度不純物領域7の不純物濃度が高くなりすぎると、低濃度不純物領域7の注入欠陥を介して電流が流れ、耐圧が低下することが分かる。
なお、本実施の形態においては、高濃度不純物領域6a,6bを形成した後で低濃度不純物領域7を形成する場合について示したが、本発明はこのような場合の他、低濃度不純物領域7を形成した後で高濃度不純物領域6a,6bを形成してもよい。
また、本実施の形態においてはオーミック電極4a,4bを形成した後でショットキー電極5を形成する場合について示したが、本発明はこのような場合の他、ショットキー電極5を形成した後でオーミック電極4a,4bを形成してもよい。
また、本実施の形態においては、HEMTのドレイン電極となるオーミック電極4b側に低濃度不純物領域7が形成される場合について示したが、本発明はこのような場合の他、HEMTのソース電極となるオーミック電極4a側に低濃度不純物領域が形成されてもよい。この場合には、HEMTのゲート・ソース間の耐圧を向上することができる。
さらに、本実施の形態においては、高濃度不純物領域6bと低濃度不純物領域7とが互いに隣接している場合について示したが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、高濃度不純物領域6bとショットキー電極5との間に低濃度不純物領域7が形成されていればよい。
(実施の形態2)
図10は、本発明の実施の形態2における窒化物半導体装置の構成を示す断面図である。
図10に示すように、本実施の形態の窒化物半導体装置20は、第4の不純物領域としての低濃度不純物領域17をさらに備えている。低濃度不純物領域17は、第3の不純物領域としての高濃度不純物領域6aとショットキー電極5との間のAlGaN層3の表面に形成されており、高濃度不純物領域6aと低濃度不純物領域17とは互いに隣接している。低濃度不純物領域17の幅は、低濃度不純物領域7の幅s(図1)とほぼ同じであり、たとえば0.2μm以上である。低濃度不純物領域17はたとえばn型の不純物領域である。低濃度不純物領域17は、図6に示す実施の形態1の製造工程において、高濃度不純物領域6aに隣接する領域にも不純物をイオン注入することにより形成される。
なお、これ以外の構成および製造方法は、図1に示す実施の形態1の窒化物半導体装置の構成とほぼ同様であるので、同一の領域には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の窒化物半導体装置20およびその製造方法によれば、高濃度不純物領域6aを形成することにより、オーミック電極4aのコンタクト抵抗を低くすることができる。また、低濃度不純物領域17はAlGaN層3よりも不純物濃度が高いので、低濃度不純物領域17内ではAlGaN層3内よりも空乏層が広がりにくくなる。したがって、ショットキー電極5とオーミック電極4aとの間に逆方向電圧が印加されても、空乏層は高濃度不純物領域6bにまで達しにくくなる。このため、高濃度不純物領域6a中の注入欠陥を介してオーミック電極4aからショットキー電極5へ電流を流すのには、より高い逆方向電圧が必要となる。したがって、窒化物半導体装置20の耐圧を向上することができる。
本実施の形態の窒化物半導体装置10およびその製造方法において、低濃度不純物領域17の幅は0.2μm以上である。
これにより、低濃度不純物領域17の大きさが十分大きくなるので、空乏層13の広がりを低濃度不純物領域17内で確実に抑えることができる。したがって、窒化物半導体装置10の耐圧を確実に向上することができる。
(実施の形態3)
図11は、本発明の実施の形態3における窒化物半導体装置の構成を示す断面図である。
図11を参照して、本実施の形態の窒化物半導体装置30においては、高濃度不純物領域6aの周囲を取り囲むように第4の不純物領域としての低濃度不純物領域7aが形成されている。また、高濃度不純物領域6bの周囲を取り囲むように第2の不純物領域としての低濃度不純物領域7bが形成されている。
なお、これ以外の構成は、図1に示す実施の形態1の窒化物半導体装置の構成とほぼ同様であるので、同一の領域には同一の符号を付し、その説明を省略する。
続いて、本実施の形態の窒化物半導体装置30の製造方法について説明する。
本実施の形態の製造方法は、まず図3に示す実施の形態1の製造工程と同様の製造工程を経る。よってその説明を省略する。
図12〜図14は、本発明の実施の形態3における窒化物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
図12に示すように、高濃度不純物領域6a,6bが形成される領域以外を覆うように、AlGaN層3の表面上にレジスト11cがパターニングされる。そして、レジスト11cによってマスクされていないAlGaN層3の表面から、たとえばSiやOをイオン注入し、高濃度不純物領域6a,6bが形成される。イオン注入する際には、AlGaN層3の表面に対して角θ1をなす方向に不純物が注入される。角θ1はほぼ90度である。
次に、図13に示すように、レジスト11cによってマスクされていないAlGaN層3の表面から、たとえばSiやOをイオン注入し、低濃度不純物領域7a,7bの各々が形成される。イオン注入する際には、AlGaN層3の表面に対して角θ2をなす方向に不純物が注入される。角θは角θ1よりも小さい。つまり、高濃度不純物領域6a,6bの各々の周囲のAlGaN層3に不純物が注入される。これにより、高濃度不純物領域6a,6bの各々の周囲を取り囲むように低濃度不純物領域7a,7bの各々が形成される。
次に、図14に示すように、レジスト11cが除去される。その後、実施の形態1とほぼ同様の方法によりショットキー電極5と、オーミック電極4a,4bが形成され、本実施の形態の窒化物半導体装置30が完成する。
本実施の形態の窒化物半導体装置30の製造方法によれば、高濃度不純物領域6a,6bと、低濃度不純物領域7a,7bとを同一のマスクで形成することができる。このため、高濃度不純物領域6a,6bを形成するためのマスクと、低濃度不純物領域7a,7bを形成するためのマスクとを別々にする場合と比較して、マスクの数を1つ減らすことができる。したがって、窒化物半導体装置の製造工程を簡略化することができる。
なお、本実施の形態においては、2つの低濃度不純物領域7a,7bを形成する場合に付いて示したが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、2つの低濃度不純物領域7a,7bのうちいずれか一方のみを形成する場合にも適用可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1における窒化物半導体装置の構成を示す断面図である。 図1のA−A線に沿った不純物濃度の分布を示す図である。 本発明の実施の形態1における窒化物半導体装置の製造方法の第1工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1における窒化物半導体装置の製造方法の第2工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1における窒化物半導体装置の製造方法の第3工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1における窒化物半導体装置の製造方法の第4工程を示す断面図である。 低濃度不純物領域の形成されていない窒化物半導体装置における空乏層を模式的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1の窒化物半導体装置における空乏層を模式的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における窒化物半導体の低濃度不純物領域の不純物濃度と、窒化物半導体装置の耐圧との関係を示す図である。 本発明の実施の形態2における窒化物半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態3における窒化物半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態3における窒化物半導体装置の製造方法の第1工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態3における窒化物半導体装置の製造方法の第2工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態3における窒化物半導体装置の製造方法の第3工程を示す断面図である。
符号の説明
1 基板、2 GaN層、3 AlGaN層、4a,4b オーミック電極、5 ショットキー電極、6a,6b 高濃度不純物領域、7,7a,7b,17 低濃度不純物領域、10,20,100 窒化物半導体装置、11a〜11c レジスト、13 空乏層。

Claims (8)

  1. ゲート電極とソースおよびドレイン電極とを有する高電子移動度トランジスタを有する半導体装置であって、
    主表面を有する窒化物半導体層と、
    前記主表面に形成された第1および第2の不純物領域とを備え、
    前記第1および前記第2の不純物領域とは離れた前記主表面上に前記ゲート電極が形成されており、
    前記ソースおよびドレイン電極の一方が前記第1の不純物領域とオーミック接合するように前記主表面に形成されており、
    前記第2の不純物領域は前記第1の不純物領域と前記ゲート電極との間に形成されており、かつ前記第2の不純物領域の不純物濃度は前記第1の不純物領域の不純物濃度よりも低いことを特徴とする、半導体装置。
  2. 前記第2の不純物領域の幅は0.2μm以上であることを特徴とする、請求項1に記載の半導体装置。
  3. ゲート電極とソースおよびドレイン電極とを有する高電子移動度トランジスタを有する半導体装置であって、
    主表面を有する窒化物半導体層と、
    前記主表面に形成された第1および第2および第3および第4の不純物領域とを備え、
    前記第1および前記第2および前記第3および前記第4の不純物領域とは離れた前記主表面上に前記ゲート電極が形成されており、
    前記ソースおよびドレイン電極の一方が前記第1の不純物領域とオーミック接合するように前記主表面に形成されており、
    前記第2の不純物領域は前記第1の不純物領域と前記ゲート電極との間に形成されており、かつ前記第2の不純物領域の不純物濃度は前記第1の不純物領域の不純物濃度よりも低く、
    前記ソースおよびドレイン電極の他方が前記第3の不純物領域とオーミック接合するように前記主表面上に形成されており、
    前記第4の不純物領域は前記第3の不純物領域と前記ゲート電極との間に形成されており、かつ前記第4の不純物領域の不純物濃度は前記第3の不純物領域の不純物濃度よりも低いことを特徴とする、半導体装置。
  4. 前記第4の不純物領域の幅は0.2μm以上であることを特徴とする、請求項3に記載の半導体装置。
  5. ゲート電極とソースおよびドレイン電極とを有する高電子移動度トランジスタを有する半導体装置の製造方法であって、
    窒化物半導体層の主表面に第1の不純物領域を形成する工程と、
    前記第1の不純物領域と前記ゲート電極との間の前記主表面に第2の不純物領域を形成する工程と、
    前記第1の不純物領域とオーミック接合する前記ソースおよびドレイン電極の一方を前記主表面上に形成する工程と、
    前記主表面上に前記ゲート電極を形成する工程とを含み、
    前記第2の不純物領域の不純物濃度は前記第1の不純物領域の不純物濃度よりも低いことを特徴とする、半導体装置の製造方法。
  6. 前記主表面上をマスクする工程をさらに含み、
    前記第1の不純物領域は、前記マスクされていない前記主表面から、前記主表面に対して角θ1をなす方向に不純物を注入することにより形成され、
    前記第2の不純物領域は、前記マスクされていない前記主表面から、前記主表面に対して角θ1よりも小さい角度θ2をなす方向に不純物を注入することにより形成されることを特徴とする、請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記主表面に第3の不純物領域を形成する工程と、
    前記第3の不純物領域と前記ゲート電極との間に前記第4の不純物領域を形成する工程と、
    前記第3の不純物領域とオーミック接合する前記ソースおよびドレイン電極の他方を前記主表面上に形成する工程とをさらに含み、
    前記第4の不純物領域の不純物濃度は前記第3の不純物領域の不純物濃度よりも低いことを特徴とする、請求項5または6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記主表面上をマスクする工程をさらに含み、
    前記第3の不純物領域は、前記マスクされていない前記主表面から、前記主表面に対して角θ1をなす方向に不純物を注入することにより形成され、
    前記第4の不純物領域は、前記マスクされていない前記主表面から、前記主表面に対して角θ1よりも小さい角度θ2をなす方向に不純物を注入することにより形成されることを特徴とする、請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
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