JP2005254090A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005254090A
JP2005254090A JP2004067097A JP2004067097A JP2005254090A JP 2005254090 A JP2005254090 A JP 2005254090A JP 2004067097 A JP2004067097 A JP 2004067097A JP 2004067097 A JP2004067097 A JP 2004067097A JP 2005254090 A JP2005254090 A JP 2005254090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing apparatus
substrate processing
nozzle
cleaning
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004067097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4455102B2 (ja
Inventor
Yoshinori Takagi
善則 高木
Yasuhiro Kawaguchi
靖弘 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2004067097A priority Critical patent/JP4455102B2/ja
Publication of JP2005254090A publication Critical patent/JP2005254090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4455102B2 publication Critical patent/JP4455102B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】スリットノズルの先端部の状態を本塗布処理に適した正常な状態に初期化することのできる基板処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】基板処理装置のノズル初期化機構7に、ガス供給機構71、排気機構72、および予備塗布機構73を設ける。さらに、予備塗布機構73には、回転機構730、円筒状の塗布面731aを有するローラ731、および略箱状の筐体732を設ける。筐体732の側面に設けたガス噴出口732aにガス供給機構71を連通接続し、排気口732bに排気機構72を連通接続する。そして、本塗布処理に先立って、回転機構730によりローラ731を回転させつつ、スリットノズル41からレジスト液を吐出して予備塗布処理を行う。このとき、ガス供給機構71が窒素ガスを塗布面731aに向けて供給するとともに、排気機構が吸引口732bから内部雰囲気を吸引排気する。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板に対して塗布処理を行う基板処理装置において、スリットノズルの先端部の状態を塗布処理に適した正常な状態に維持する技術に関する。
基板の製造工程において用いられる基板処理装置として、直線状の吐出口を有するスリットノズルから処理液を吐出しつつ、スリットノズルを所定の方向に移動させることによって基板の表面に処理液を塗布するスリットコータが知られている。スリットコータにおける塗布処理が高精度に実行されるためには、スリットノズルの先端部がその長手方向について均一な状態に維持されていることが重要である。
しかし、スリットコータは、塗布処理を繰り返し実行することよって、スリットノズルの先端部側面に塗布液(処理液)が付着する。そして、この付着した塗布液がスリットコータにおける塗布処理の精度を低下させる原因となる。したがって、スリットコータでは、例えば所定の枚数の基板を処理するごとに、洗浄液(リンス液)を用いてスリットノズルの先端部を洗浄するノズル洗浄処理が必要となる。
図6および図7は、従来の塗布装置において、ノズル洗浄処理後のスリットノズル100の先端部の状態を示す図である。図6は、スリットノズル100の先端部に形成された吐出口101にエアが入っている状態を示す。また、図7は、吐出口101にノズル洗浄処理に使用したリンス液LQが入り込んでいる状態を示す。なお、Rは吐出口101内の塗布液を示す。
このように、スリットコータではノズル洗浄処理を行うことにより、スリットノズル100の先端部側面に付着した塗布液を除去することはできるが、図6および図7に示すような状態を正常に回復することはできない。
そこで従来より、スリットコータにおいて、基板に対する塗布処理(以下、「本塗布処理」と称する)を行う前に、塗布部材に対する塗布処理(以下、「予備塗布処理」と称する)を行う技術が提案されている。例えば、特許文献1ないし3にはノズル初期化機構を備え、本塗布処理に先立って、ノズル初期化機構の塗布部材に予備塗布処理を行うことにより、スリットノズルの先端部の状態を回復(初期化)させるスリットコータが記載されている。
特表2002−500097公報 特開2001−310147公報 特開2002−153795公報
ところが、上記特許文献1ないし3に記載されているスリットコータでは、予備塗布処理において、スリットノズルから吐出された処理液が塗布される塗布部材の洗浄・乾燥処理の均一性が不完全であるという問題があった。
すなわち、塗布部材の状態が均一でなければ、予備塗布処理を終了する際の処理液(スリットノズルから吐出されている処理液)の切断状態が不均一となる。また、処理液がすみやかに切断されない部分においては、スリットノズル内の処理液が吐出口から余分に引き出されてしまい、逆にスリットノズル内にエアが混入して、さらにスリットノズルの先端部における均一性が失われる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、スリットノズルの先端部の状態を本塗布処理に適した正常な状態に初期化することのできる基板処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、基板に所定の処理液を塗布する基板処理装置であって、基板を保持する保持手段と、前記保持手段に保持された基板に対して、先端部に設けられた吐出口から所定の処理液を吐出するノズルと、前記ノズルによって所定の処理液が予備塗布される塗布部材と、前記塗布部材に予備塗布された所定の処理液を所定の洗浄液によって洗浄除去する第1洗浄手段と、前記塗布部材の表面に所定の気体を供給して、前記塗布部材に付着した前記所定の洗浄液を乾燥させる乾燥手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る基板処理装置であって、前記塗布部材は、中心軸が略水平方向に配置された円筒形状のローラであり、前記中心軸を中心にして前記ローラを回転させる回転駆動手段をさらに備え、前記回転駆動手段によって回転する前記ローラの表面の回転方向に沿って、前記ノズル、前記第1洗浄手段および前記乾燥手段がこの順序で配置されていることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明に係る基板処理装置であって、前記塗布部材の表面付近の雰囲気を排気する排気手段をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明に係る基板処理装置であって、前記塗布部材の表面のうち前記所定の洗浄液が未だ付着している部分における雰囲気と、前記ノズルの先端部付近の雰囲気とを遮蔽する遮蔽部材をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明に係る基板処理装置であって、前記塗布部材の表面に当接しつつ、前記塗布部材の表面を走査することにより、前記塗布部材に付着した付着物を除去する除去手段をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5の発明に係る基板処理装置であって、前記除去手段は、前記塗布部材の長手方向に略同一な形状を有する板状部分によって前記付着物の除去を行うことを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項5または6の発明に係る基板処理装置であって、前記除去手段を洗浄する第2洗浄手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、塗布部材の表面に所定の気体を供給して、塗布部材に付着した所定の洗浄液を乾燥させる乾燥手段を備えることにより、塗布部材の乾燥を促進させることができるので、塗布部材の乾燥不良を防止することができる。したがって、塗布部材の長手方向における均一性が向上するため、予備塗布によってノズルの先端部を正常な状態に初期化することができる。
請求項2に記載の発明では、塗布部材は、中心軸が略水平方向に配置された円筒形状のローラであることにより、例えば、板状の部材に予備塗布処理を行う場合に比べて、装置のフットプリントを抑制することができる。
請求項3に記載の発明では、塗布部材の表面付近の雰囲気を排気する排気手段をさらに備え、雰囲気内の洗浄液の気体成分濃度を低下させることにより、塗布部材を効果的に乾燥させることができる。
請求項4に記載の発明では、塗布部材の表面のうち所定の洗浄液が未だ付着している部分における雰囲気と、ノズルの先端部付近の雰囲気とを遮蔽する遮蔽部材をさらに備えることにより、洗浄液の成分を含んだ雰囲気が装置内部に飛散することを防止することができる。したがって、例えばノズル先端部が汚染されることを防止することができ、塗布精度を向上させることができる。
請求項5に記載の発明では、塗布部材の表面に当接しつつ、塗布部材の表面を走査することにによって、塗布部材に付着した付着物を除去する除去手段をさらに備えることにより、第1洗浄手段による洗浄処理を補完することができる。また、塗布部材に付着した洗浄液を除去しておくことにより、気体供給手段による気体の供給量を減らすことができる。
請求項6に記載の発明では、除去手段は、塗布部材の長手方向に略同一な形状を有する板部材であることにより、塗布部材から均一に付着物を除去することができる。したがって、塗布部材の乾燥状態が不均一になることを防止することができる。
請求項7に記載の発明では、除去手段を洗浄する第2洗浄手段をさらに備えることにより、除去手段を清浄に保つことができ、除去手段による付着物の除去効率を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
<1. 第1の実施の形態>
図1、本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置1の概略を示す斜視図である。図2は、基板処理装置1の本体2の側断面を示すと共に、レジスト液の塗布動作に係る主たる構成要素を示す図である。
なお、図1において、図示および説明の都合上、Z軸方向が鉛直方向を表し、XY平面が水平面を表すものとして定義するが、それらは位置関係を把握するために便宜上定義するものであって、以下に説明する各方向を限定するものではない。
基板処理装置1は、本体2と制御部8とに大別され、液晶表示装置の画面パネルを製造するための角形ガラス基板を被処理基板(以下、単に「基板」と称する)90としており、基板90の表面に形成された電極層などを選択的にエッチングするプロセスにおいて、基板90の表面に処理液としてのレジスト液を塗布する塗布処理装置として構成されている。したがって、この実施の形態では、スリットノズル41はレジスト液を吐出するようになっている。なお、基板処理装置1は、液晶表示装置用のガラス基板だけでなく、一般に、フラットパネルディスプレイ用の種々の基板に処理液を塗布する装置として変形利用することもできる。
本体2は、基板90を載置して保持するための保持台として機能するとともに、付属する各機構の基台としても機能するステージ3を備える。ステージ3は直方体形状を有する例えば一体の石製であり、その上面(保持面30)および側面は平坦面に加工されている。
ステージ3の上面は水平面とされており、基板90の保持面30となっている。保持面30には図示しない多数の真空吸着口が分布して形成されており、基板処理装置1において基板90を処理する間、基板90を吸着することにより、基板90を所定の水平位置に保持する。また、保持面30には、図示しない駆動手段によって上下に昇降自在な複数のリフトピンLPが、適宜の間隔をおいて設けられている。リフトピンLPは、基板90を取り除く際に基板90を押し上げるために用いられる。
保持面30のうち基板90の保持エリア(基板90が保持される領域)を挟んだ両端部には、略水平方向に平行に伸びる一対の走行レール31が固設される。走行レール31は、架橋構造4の両端部の最下方に固設される図示しない支持ブロックとともに、架橋構造4の移動を案内し(移動方向を所定の方向に規定する)、架橋構造4を保持面30の上方に支持するリニアガイドを構成する。
ステージ3の上方には、このステージ3の両側部分から略水平に掛け渡された架橋構造4が設けられている。架橋構造4は、例えばカーボンファイバ補強樹脂を骨材とするノズル支持部40と、その両端を支持する昇降機構43,44とから主に構成される。
ノズル支持部40には、スリットノズル41が取り付けられている。図1においてY軸方向に長手方向を有するスリットノズル41には、スリットノズル41へレジスト液を供給する配管やレジスト用ポンプなどを含むレジスト供給機構6(図2)が接続されている。基板90の表面を走査しつつ、レジスト用ポンプにより供給されたレジスト液を、基板90の表面の所定の領域(以下、「レジスト塗布領域」と称する。)に吐出することにより、スリットノズル41は基板90にレジスト液を塗布する。ここで、レジスト塗布領域とは、基板90の表面のうちでレジスト液を塗布しようとする領域であって、通常、基板90の全面積から、端縁に沿った所定幅の領域を除いた領域である。スリットノズル41とレジスト供給機構6とについての詳細は後述する。
昇降機構43,44は、スリットノズル41の両側に分かれて、ノズル支持部40によりスリットノズル41と連結されている。昇降機構43,44は主にACサーボモータ43a,44aおよび図示しないボールネジからなり、制御部8からの制御信号に基づいて、架橋構造4の昇降駆動力を生成する。これにより、昇降機構43,44は、スリットノズル41を並進的に昇降させる。また、昇降機構43,44は、スリットノズル41のYZ平面内での姿勢を調整するためにも用いられる。
架橋構造4の両端部には、ステージ3の両側の縁側に沿って、それぞれ固定子(ステータ)50aと移動子50bおよび固定子51aと移動子51bを備える一対のACコアレスリニアモータ(以下、単に、「リニアモータ」と略する。)50,51が、それぞれ固設される。また、架橋構造4の両端部には、それぞれスケール部と検出子とを備えたリニアエンコーダ52,53が、それぞれ固設される。リニアエンコーダ52,53は、リニアモータ50,51の位置を検出する。これらリニアモータ50,51とリニアエンコーダ52,53とが主として、架橋構造4が走行レール31に案内されつつステージ3上を移動するための走行機構5を構成する。制御部8は、リニアエンコーダ52,53からの検出結果に基づいてリニアモータ50の動作を制御し、ステージ3上における架橋構造4の移動、つまりはスリットノズル41による基板90の走査を制御する。
本体2の保持面30において、保持エリアの(−X)方向側には、開口32が設けられている。開口32はスリットノズル41と同じくY軸方向に長手方向を有し、かつ該長手方向長さはスリットノズル41の長手方向長さとほぼ同じである。また、開口32の下方の本体2の内部には、ノズル初期化機構7が設けられている。ノズル初期化機構7は、基板90へのレジスト液の塗布に先立って行われる、予備処理(後述する)に際し用いられる。
図3は、開口32内に設けられたノズル初期化機構7の詳細を示す図である。ノズル初期化機構7は、ガス供給機構71、排気機構72、予備塗布機構73、ノズル洗浄機構74、および洗浄液供給機構75を備えている。なお、以下、スリットノズル41の図3に実線で示す位置を「予備塗布位置」と称する。
ガス供給機構71は、図示しないボンベから供給配管710を介して予備塗布機構73に、例えば窒素ガスなどの不活性ガスを供給する機構である。また、排気機構72は、排気配管720を介して予備塗布機構73の筐体732内の雰囲気を吸引排気する機構である。なお、これらの機構としては、従来から一般的に知られている機構を採用することができる。例えば、排気機構72は、真空発生装置やコンプレッサーを採用することにより実現することができる。
予備塗布機構73は、回転機構730、ローラ731、筐体732、液切りブレード733、遮蔽ブレード734、およびシャワーノズル735を備えている。
回転機構730は、詳細は省略するが、回転駆動力を生成する回転モータおよび当該回転駆動力を伝達するリンク部材などから構成される機構である。当該回転モータによって生成された回転駆動力はリンク部材を介してローラ731に伝達され、ローラ731は図3において時計回りに回転する。
円筒状のローラ731は、その円筒面が予備塗布処理においてスリットノズル41からレジスト液が塗布される塗布面731aを構成しており、その円筒中心が軸心731bを構成している。ローラ731の軸心731bは、Y軸方向に沿うように配置される。ローラ731の軸心731bには回転機構730から回転駆動力が伝達され、これにより、ローラ731は軸心731bを中心に、図3において時計回りに回転する。
筐体732は、図3に示すように、上面からローラ731の一部が露出するように配置される略箱状の部材である。筐体732の内部には、ローラ731の塗布面731aの一部を浸すのに適した量の洗浄液が貯留される。すなわち、回転機構730がローラ731を回転させることにより、ローラ731の塗布面731aがこの貯留された洗浄液に浸される。また、塗布面731aのうち洗浄液に浸っている部分は、ローラ731が回転することにより洗浄液から引き上げられる。
このように、予備塗布機構73では、ローラ731の塗布面731aが洗浄液に浸されることにより、塗布面731aに塗布されたレジスト液が洗浄除去される。すなわち、筐体732に洗浄液が貯留されていることにより、本発明の第1洗浄手段が実現されている。なお、塗布面731aを洗浄する機構としては、これに限られるものではなく、例えば筐体732内に塗布面731aに向けて洗浄液を吐出するノズルを設けてもよい。
筐体732の内部には、液切りブレード733が固設されている。また、液切りブレード733は、Y軸方向に略均一な板状のブレード733aを備えている。ブレード733aはローラ731の塗布面731aに向けてわずかに押圧された状態で、Y軸方向に均一に当接している。この状態でローラ731が回転すると、ブレード733aと塗布面731aとは相対的に移動し、ブレード733aによって塗布面731aが走査される。なお、一般的にブレード733aは、付着物の除去作用を持つ作用部(塗布面731aに当接する部分)が長手方向に均一であれば足りる。
このようにして、ブレード733aは塗布面731aに付着した付着物(残存するレジスト液や洗浄液など)を掻き取る。すなわち、液切りブレード733(ブレード733a)が本発明における除去手段に相当する。ブレード733aは、前述のように、塗布面731aに対してY軸方向に均一に当接しているため、Y軸方向に均一な状態で塗布面731aから付着物を除去することができ、塗布面731aの状態の均一性を向上させることができる。なお、ブレード733aは、塗布面731aより硬度の低い材質、具体的には樹脂またはゴム等により形成される。
筐体732の長手方向の内側面にはガス噴出口732aが設けられている。ガス噴出口732aは筐体732の長手方向に沿って略均一なスリット形状であって、筐体732の側面部材を貫通する孔の内側開口部となっている。また、この貫通孔には、ガス供給機構71の供給配管710が連通接続されている。
このような構造により、筐体732には供給配管710を介してガス供給機構71から不活性ガス(例えば清浄な窒素ガス)が供給され、供給された窒素ガスはガス噴出口732aからローラ731の塗布面731aに向けてY軸方向に均一な状態で噴出される。これにより、塗布面731aに付着している洗浄液の乾燥が促進されるとともに、塗布面731aのY軸方向における乾燥状態の均一性を高めることができる。すなわち、ガス供給機構71が主に本発明における乾燥手段に相当する。
筐体732の内部雰囲気は、筐体732の長手方向の内側面に設けられた吸引口732bから排気配管720を介して、排気機構72によって吸引排気される。これにより、洗浄液の溶剤雰囲気がすみやかに排気され、ローラ731の塗布面731aに付着している洗浄液の乾燥が促進される。なお、筐体732の内部においては、筐体732の底部の近傍ほど洗浄液の溶剤雰囲気濃度が高い。したがって、本実施の形態における基板処理装置1では、図3に示すように、吸引口732bを低い位置に設けており、これによって、筐体732の内部の溶剤成分を効率よく排気することができる。
また、ローラ731が軸心731bを中心に回転すると、筐体732の内部では、塗布面731aの回転方向に追随するように、スリットノズル41に向かって流れる気流が発生する。ここで、筐体732の内部雰囲気は洗浄液の溶剤成分や除去されたレジスト液など、パーティクルの原因となる汚染物が浮遊しており、これがスリットノズル41に向かって流れることは好ましくない。しかし、本実施の形態における基板処理装置1は、吸引口732bをガス噴出口732aよりも低い位置に設けることにより、筐体732の内部において、図3の矢印に示す方向に流れる気流を形成する。したがって、パーティクルの原因物質を含んだ雰囲気が、スリットノズル41に向かって流れることを防止することができ、塗布精度を向上させることができる。
筐体732の上部に設けられる遮蔽ブレード734は、ローラ731の塗布面731aに近接(近接間隔1mm程度)し、かつ略水平方向となるように、配置される板状の部材である。このような配置により、遮蔽ブレード734は、塗布面731aのうち未乾燥部分が曝されているに雰囲気(図3において筐体732内部左側に存在する雰囲気)と、スリットノズル41の先端部付近の雰囲気とを遮蔽する。これにより、洗浄液の成分を含んだ雰囲気がスリットノズル41の先端部に悪影響を及ぼすことをさらに効果的に防止することができる。
シャワーノズル735はY軸方向に沿ってほぼ均一に設けられており、洗浄液供給機構75から供給される洗浄液を液切りブレード733のブレード733aに向けて吐出するノズルである。これにより、液切りブレード733が掻き取った付着物をブレード733aから洗い流すことができ、ブレード733aに付着物が累積することを防止することができる。したがって、ブレード733aによる塗布面731aに付着した付着物の除去が効率的に行われる。なお、シャワーノズル735から吐出された洗浄液は、筐体732内部に貯留され、図示しないドレイン機構によって排出される。
なお、図3に示すように、本実施の形態における基板処理装置1の予備塗布機構73では、ローラ731の塗布面731aの回転方向(図3において時計回り方向)に沿って、スリットノズル41、洗浄液貯まりおよびガス噴出口732aが配置されている。
ノズル洗浄機構74は、駆動機構740、ガイドブロック741および待機ポット742から構成され、本塗布処理を繰り返すことによってスリットノズル41の先端部側面に付着したレジスト液を洗浄除去する機能を有している。
駆動機構740は、ガイドブロック741をY軸方向に移動させる機構である。駆動機構740としては、回転モータとボールネジとを用いた一般的な直動機構を採用することができる。
ガイドブロック741は、駆動機構740によってスリットノズル41の長手方向(Y軸方向)に沿って移動可能に設けられている。ガイドブロック741は、洗浄液供給機構75によって供給される洗浄液をスリットノズル41の先端部に向けて吐出しつつ、駆動機構740によって移動することによって、スリットノズル41を走査する。これにより、ガイドブロック741がスリットノズル41の吐出口41aの近傍を洗浄する。なお、スリットノズル41は、ノズル洗浄処理に先立って、所定の位置(以下、「洗浄位置」と称する)に移動しており、ノズル洗浄処理においては、この洗浄位置にあるスリットノズル41に対してガイドブロック741による走査が行われる。
待機ポット742は、ガイドブロック741のほぼ直下に固定配置されており、スリットノズル41の長手方向の幅とほぼ同じサイズを有する略箱状の部材である。待機ポット742の内部にはレジスト液の溶剤が貯留されている。待機ポット742は、比較的長時間、本塗布処理が行われない場合において、スリットノズル41の特に吐出口41a付近のレジスト液が乾燥変質しないように設けられる機構である。
待機ポット742の上面には、スリットノズル41の先端部を内部に挿入するための開口部742aが設けられている。スリットノズル41は、待機中において、洗浄位置からさらにZ軸方向に下降した所定の位置(以下、「待機位置」と称する)に移動する。スリットノズル41が、この待機位置にあるとき、スリットノズル41の先端部は、開口部742aから待機ポット742の内部に挿入された状態となり、溶剤雰囲気に曝されることにより、レジスト液の乾燥が抑制される。
図1に戻って、制御部8は、プログラムに従って各種データを処理する演算部80、プログラムや各種データを保存する記憶部81を内部に備える。また、前面には、オペレータが基板処理装置1に対して必要な指示を入力するための操作部82、および各種データを表示する表示部83を備える。
制御部8は、図1においては図示しないケーブルにより本体2に付属する各機構と電気的に接続されている。制御部8は、操作部82からの入力信号や、図示しない各種センサなどからの信号に基づいて、昇降機構43,44による昇降動作、走行機構5による走行動作、レジスト供給機構6によるレジスト液の供給動作、さらには後述するノズル初期化機構7および予備塗布機構73に付随する各駆動機構、各回動機構および各バルブ等の動作を制御する。
なお、具体的には、データを一時的に記憶するRAM、読み取り専用のROM、および磁気ディスク装置などが記憶部81に該当する。あるいは、可搬性の光磁気ディスクやメモリーカードなどの記憶媒体、およびそれらの読み取り装置などであってもよい。また、操作部82には、ボタンおよびスイッチ類(キーボードやマウスなどを含む。)などが該当する。もしくは、タッチパネルディスプレイのように表示部83の機能を兼ね備えたものであってもよい。表示部83には、液晶ディスプレイや各種ランプなどが該当する。
<塗布動作>
次に、スリットノズル41によるレジスト液の塗布動作について概説する。まず、オペレータまたは図示しない搬送機構により、基板90がリフトピンLPに受け渡される。リフトピンLPは、基板90を受け取ると、下降を開始してステージ3内に埋没することにより、受け取った基板90を保持面30に載置する。これにより、基板90がステージ3の保持面30の所定位置に載置され、さらに吸着保持される。
このような基板90の搬入処理とは別に、基板処理装置1では、本塗布処理に先立って、スリットノズル41の先端部がノズル洗浄機構74のガイドブロック741によって洗浄される。なお、ガイドブロック741は、ノズル洗浄処理を施した後、図示しない退避位置に退避する。
ノズル洗浄処理が終了すると、制御部8からの制御信号に応じて、走行機構5および昇降機構43,44が、スリットノズル41を予備塗布位置(図3)に移動させる。その後、レジスト供給機構6がスリットノズル41に対してレジスト液の供給を行い、これによって、スリットノズル41の吐出口41aからレジスト液が吐出される。そして、レジスト液の吐出に同期して、回転機構730がローラ731を回転させることにより、塗布面731aへのレジスト液の塗布、つまりは予備塗布処理が実行される。
塗布面731aのうちレジスト液が塗布された領域は、ローラ731の回転により順次筐体732の下部に貯留されている洗浄液に浸される。すなわち、塗布面731aに塗布されたレジスト液は、ただちに洗浄液によって洗浄除去される。さらに、ローラ731が回転することにより洗浄液に浸っていた塗布面731aが洗浄液から引き上げられ、当該領域に対する洗浄処理が終了する。
洗浄処理が終了した領域は、ローラ731の回転により、液切りブレード733によって走査され、ブレード733aにより付着物(主に洗浄液やレジスト液の残留物など)が掻き取られる。すなわち、液切りブレード733による当該領域に対する除去処理が行われる。
ブレード733aによって付着物の除去処理が行われた領域には、ガス噴出口732aから供給される窒素ガスが吹き付けられ、洗浄液を揮発させるための乾燥処理が行われる。これにより、塗布面731aにおける洗浄液の乾燥が促進され、塗布面731aのうち、スリットノズル41によって予備塗布処理が行われる領域を、従来の装置に比べて、良好な状態にすることができる。
また、乾燥処理において塗布面731aから蒸発し、筐体732内に浮遊する洗浄液の気体成分は、吸引口732bから排気機構72によって外部に吸引排気される。これにより、内部雰囲気における洗浄液の気体成分濃度が低下するため、塗布面731aの乾燥処理がさらに促進される。また、パーティクルの原因となる汚染物をすみやかに装置外に排出するため、汚染物による塗布不良を防止することができる。
このように、本実施の形態における基板処理装置1では、ノズル初期化機構7の予備塗布機構73において、ローラ731の回転に従って、ローラ731の塗布面731aの所定の領域に対して、予備塗布処理、洗浄処理、乾燥処理が順次行われるように、各構成が配置されている。
なお、筐体732の内部雰囲気は、遮蔽ブレード734によって、上部の開口部からスリットノズル41に向かって漏れることがないように遮蔽されている。また、ガス噴出口732aから吸引口732bに向かう気流によっても内部雰囲気が上部の開口部から漏れることが防止されている。これにより、装置内に汚染物が漏れることを防止することがでるため、基板処理装置1の塗布不良を防止することができる。
図4および図5は、本実施の形態における基板処理装置1において、予備塗布処理が終了した状態におけるスリットノズル41の先端部を示す図である。図4は、スリットノズル41の下端面において、レジスト液Rが均一に除去されている状態を示す。また、図5は、スリットノズル41の下端面に薄く均一にレジスト液Rの液溜まりが形成されている状態を示す。
本実施の形態における基板処理装置1では、ノズル洗浄処理を終了した時点において、従来の装置と同様に、スリットノズル41の内部にエアや洗浄液が混入する可能性がある(図6および図7)。このような状態で本塗布処理を行うと、当然塗布不良の原因となり好ましくない。
そのため、本実施の形態における基板処理装置1は、本塗布処理に先立って、前述の予備塗布処理を行う。これにより、スリットノズル41内に混入したエアや洗浄液を押し出すことができ、それらを取り除くことができる。
さらに、本実施の形態における基板処理装置1では、ローラ731の塗布面731aに対する洗浄処理および乾燥処理が、Y軸方向の均一性を配慮して行われる。特に、塗布面731aに対する乾燥処理では、不活性ガスとしての窒素ガスを塗布面731aに向けて噴出することにより、塗布面731aの乾燥不良を防止し、塗布面731aにおける乾燥状態の均一性を確保している。
そのため、本実施の形態における基板処理装置1は、従来の予備塗布処理を行う装置に比べて、良好な状態の塗布面731aに予備塗布処理を行うことができる。このように良好な状態のローラ731に予備塗布処理を行うことによって、本実施の形態におけるスリットノズル41の先端部は、図4および図5に示すように、Y軸方向に均一な状態に初期化することができる。したがって、本塗布処理において、塗布処理の精度を向上させることができる。
スリットノズル41から所定量のレジスト液の吐出が行われ、予備塗布処理が終了すると、走行機構5が、架橋構造4を基板90上の本塗布処理を行う位置に移動させるとともに、昇降機構43,44が所定の高さにスリットノズル41の高さを調節する。
これらの位置調整が完了次第、レジスト供給機構6がスリットノズル41にレジスト液を供給しつつ、走行機構5が架橋構造4を所定の速さで移動させることにより、基板90へのレジスト液の塗布、つまりは本塗布処理が行われる。
本塗布処理が終了すると、走行機構5が架橋構造4を移動させることにより、スリットノズル41は待機位置に復帰する。
以上、説明したように、本実施の形態に係る基板処理装置1は、ガス供給機構71がローラ731の塗布面731aに窒素ガスを供給して、ローラ731に付着した洗浄液を乾燥させることにより、ローラ731の乾燥を促進させることができるので、ローラ731の乾燥不良を防止することができる。したがって、ローラ731の長手方向における均一性が向上するため、予備塗布処理によってスリットノズル41の先端部を正常な状態に初期化することができる。
また、予備塗布処理によってレジスト液が塗布される部材は、軸心731bが略水平方向に配置された円筒形状のローラ731であり、回転機構730が軸心731bを中心にしてローラ731を回転させ、回転するローラ731の塗布面731aに対して、スリットノズル41による予備塗布処理、洗浄液による洗浄処理、およびガス供給機構71による乾燥処理が順次行われるように、各構成の配置が決定されていることにより、例えば、板状の部材に予備塗布処理を行う場合に比べて、装置のフットプリントを抑制することができる。
また、排気機構72がローラ731の塗布面731a付近の雰囲気を排気することにより、筐体732内部における雰囲気内の洗浄液の気体成分濃度が低下するため、ローラ731を効果的に乾燥させることができる。
また、ローラ731の塗布面731aのうち、洗浄液が未だ付着している部分における雰囲気と、スリットノズル41の先端部付近の雰囲気とを遮蔽する遮蔽ブレード734を備えることにより、洗浄液の成分を含んだ雰囲気が装置内部に飛散することを防止することができる。したがって、例えばスリットノズル41の先端部が汚染されることを防止することができ、基板処理装置1の塗布精度を向上させることができる。
また、液切りブレード733が、ローラ731の塗布面731aに当接しつつ、ローラ731の塗布面731aを走査することにより、ローラ731に付着した付着物を除去することにより、洗浄液に浸すだけでは洗浄しきれなかったレジスト液を除去することができる。すなわち、洗浄液による洗浄処理を補完することができる。また、ローラ731に付着した洗浄液を除去しておくことにより、ガス供給機構71による窒素ガスの供給量を減らすことができる。
また、液切りブレード733は、ローラ731の長手方向に略同一な形状を有するブレード733aを備えることにより、ローラ731から均一に付着物を除去することができる。したがって、ローラ731の乾燥状態が不均一になることを防止することができる。
さらに、液切りブレード733を洗浄するシャワーノズル735をさらに備えることにより、液切りブレード733を清浄に保つことができ、液切りブレード733による付着物の除去効率を向上させることができる。
<2. 変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
例えば、ガス供給機構71および排気機構72は、基板処理装置1の外に設けられていてもよい。また、その場合、基板処理装置1以外の装置と兼用されていてもよい。
また、ガイドブロック741はスリットノズル41の長手方向の幅とほぼ同じサイズを有していてもよい。その場合、ガイドブロック741はスリットノズル41を走査する必要はない。
本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置の概略を示す斜視図である。 基板処理装置の本体の側断面を示すと共に、レジスト液の塗布動作に係る主たる構成要素を示す図である。 開口内に設けられたノズル初期化機構の詳細を示す図である。 スリットノズルの下端面において、レジスト液が均一に除去されている状態を示す図である。 スリットノズルの下端面に薄く均一にレジスト液の液溜まりが形成されている状態を示す図である。 従来の塗布装置において、ノズル洗浄処理後のスリットノズルの先端部の状態を示す図である。 従来の塗布装置において、ノズル洗浄処理後のスリットノズルの先端部の状態を示す図である。
符号の説明
1 基板処理装置
2 本体
3 ステージ
30 保持面
4 架橋構造
41 スリットノズル
41a 吐出口(スリット)
5 走行機構
6 レジスト供給機構
7 ノズル初期化機構
71 ガス供給機構
72 排気機構
73 予備塗布機構
730 回転機構
731 ローラ(塗布部材)
731a 塗布面
731b 軸心
732 筐体
732a ガス噴出口
732b 吸引口
733 液切りブレード(除去手段)
733a ブレード(板状部分)
734 遮蔽ブレード
735 シャワーノズル(第2洗浄手段)
75 洗浄液供給機構
8 制御部
90 基板

Claims (7)

  1. 基板に所定の処理液を塗布する基板処理装置であって、
    基板を保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持された基板に対して、先端部に設けられた吐出口から所定の処理液を吐出するノズルと、
    前記ノズルによって所定の処理液が予備塗布される塗布部材と、
    前記塗布部材に予備塗布された所定の処理液を所定の洗浄液によって洗浄除去する第1洗浄手段と、
    前記塗布部材の表面に所定の気体を供給して、前記塗布部材に付着した前記所定の洗浄液を乾燥させる乾燥手段と、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置であって、
    前記塗布部材は、中心軸が略水平方向に配置された円筒形状のローラであり、
    前記中心軸を中心にして前記ローラを回転させる回転駆動手段をさらに備え、
    前記回転駆動手段によって回転する前記ローラの表面の回転方向に沿って、前記ノズル、前記第1洗浄手段および前記乾燥手段がこの順序で配置されていることを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の基板処理装置であって、
    前記塗布部材の表面付近の雰囲気を排気する排気手段をさらに備えることを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記塗布部材の表面のうち前記所定の洗浄液が未だ付着している部分における雰囲気と、前記ノズルの先端部付近の雰囲気とを遮蔽する遮蔽部材をさらに備えることを特徴とする基板処理装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記塗布部材の表面に当接しつつ、前記塗布部材の表面を走査することにより、前記塗布部材に付着した付着物を除去する除去手段をさらに備えることを特徴とする基板処理装置。
  6. 請求項5に記載の基板処理装置であって、
    前記除去手段は、前記塗布部材の長手方向に略同一な形状を有する板状部分によって前記付着物の除去を行うことを特徴とする基板処理装置。
  7. 請求項5または6に記載の基板処理装置であって、
    前記除去手段を洗浄する第2洗浄手段をさらに備えることを特徴とする基板処理装置。
JP2004067097A 2004-03-10 2004-03-10 基板処理装置 Expired - Fee Related JP4455102B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004067097A JP4455102B2 (ja) 2004-03-10 2004-03-10 基板処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004067097A JP4455102B2 (ja) 2004-03-10 2004-03-10 基板処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005254090A true JP2005254090A (ja) 2005-09-22
JP4455102B2 JP4455102B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=35080350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004067097A Expired - Fee Related JP4455102B2 (ja) 2004-03-10 2004-03-10 基板処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4455102B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007152253A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Tokyo Electron Ltd 回転ロールの洗浄機構及び回転ロールの洗浄方法
JP2007201427A (ja) * 2005-12-26 2007-08-09 Tokyo Electron Ltd 回転ロールの汚れ除去機構
KR100756811B1 (ko) * 2005-11-24 2007-09-10 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 토출 노즐의 세정장치
KR100781771B1 (ko) 2006-07-21 2007-12-10 주식회사 케이씨텍 예비 토출부와 이를 포함하는 기판 코팅 장치
JP2009061645A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Fujifilm Corp 液体塗布装置及び方法並びに画像形成装置
KR100908361B1 (ko) * 2006-11-15 2009-07-20 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 토출 노즐의 세정장치
KR100982154B1 (ko) 2007-07-06 2010-09-14 도오꾜오까고오교 가부시끼가이샤 도포 장치
JP2010240550A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
CN101905209A (zh) * 2009-06-05 2010-12-08 东京毅力科创株式会社 启动加注处理方法和启动加注处理装置
JP2011523891A (ja) * 2008-05-19 2011-08-25 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 薄層を溶液コーティングするための装置および方法
KR101080736B1 (ko) 2010-08-18 2011-11-07 한국기계연구원 원통형 금형의 코팅 장치 및 이를 이용한 원통형 금형의 코팅 방법
KR101085395B1 (ko) 2009-08-21 2011-11-21 주식회사 케이씨텍 부상식 기판 코터 장치
KR101091607B1 (ko) * 2009-08-21 2011-12-13 주식회사 케이씨텍 부상식 기판 코터 장치 및 그 코팅 방법
KR20160006355A (ko) * 2014-07-08 2016-01-19 세메스 주식회사 예비 토출 유닛, 이를 가지는 기판 처리 장치 및 방법
CN106914383A (zh) * 2017-04-20 2017-07-04 浙江诚康钢管有限公司 一种铸件表面处理装置
CN115090613A (zh) * 2022-07-04 2022-09-23 苏州晶洲装备科技有限公司 一种液刀及液刀的清洁方法

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100756811B1 (ko) * 2005-11-24 2007-09-10 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 토출 노즐의 세정장치
JP4624915B2 (ja) * 2005-12-06 2011-02-02 東京エレクトロン株式会社 回転ロールの洗浄機構及び回転ロールの洗浄方法
JP2007152253A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Tokyo Electron Ltd 回転ロールの洗浄機構及び回転ロールの洗浄方法
JP2007201427A (ja) * 2005-12-26 2007-08-09 Tokyo Electron Ltd 回転ロールの汚れ除去機構
JP4762872B2 (ja) * 2005-12-26 2011-08-31 東京エレクトロン株式会社 回転ロールの汚れ除去機構
KR100781771B1 (ko) 2006-07-21 2007-12-10 주식회사 케이씨텍 예비 토출부와 이를 포함하는 기판 코팅 장치
KR100908361B1 (ko) * 2006-11-15 2009-07-20 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 토출 노즐의 세정장치
KR100982154B1 (ko) 2007-07-06 2010-09-14 도오꾜오까고오교 가부시끼가이샤 도포 장치
JP2009061645A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Fujifilm Corp 液体塗布装置及び方法並びに画像形成装置
JP2011523891A (ja) * 2008-05-19 2011-08-25 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 薄層を溶液コーティングするための装置および方法
JP2010240550A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
KR101202141B1 (ko) 2009-04-03 2012-11-15 다이니폰 스크린 세이조우 가부시키가이샤 기판 처리 장치
CN101905209A (zh) * 2009-06-05 2010-12-08 东京毅力科创株式会社 启动加注处理方法和启动加注处理装置
KR101085395B1 (ko) 2009-08-21 2011-11-21 주식회사 케이씨텍 부상식 기판 코터 장치
KR101091607B1 (ko) * 2009-08-21 2011-12-13 주식회사 케이씨텍 부상식 기판 코터 장치 및 그 코팅 방법
KR101080736B1 (ko) 2010-08-18 2011-11-07 한국기계연구원 원통형 금형의 코팅 장치 및 이를 이용한 원통형 금형의 코팅 방법
KR20160006355A (ko) * 2014-07-08 2016-01-19 세메스 주식회사 예비 토출 유닛, 이를 가지는 기판 처리 장치 및 방법
KR102250362B1 (ko) * 2014-07-08 2021-05-12 세메스 주식회사 예비 토출 유닛, 이를 가지는 기판 처리 장치 및 방법
CN106914383A (zh) * 2017-04-20 2017-07-04 浙江诚康钢管有限公司 一种铸件表面处理装置
CN106914383B (zh) * 2017-04-20 2019-02-01 浙江诚康钢管有限公司 一种铸件表面处理装置
CN115090613A (zh) * 2022-07-04 2022-09-23 苏州晶洲装备科技有限公司 一种液刀及液刀的清洁方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4455102B2 (ja) 2010-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4451175B2 (ja) ノズル洗浄装置および基板処理装置
JP4455102B2 (ja) 基板処理装置
KR101681365B1 (ko) 노즐 세정 장치, 도포 장치, 노즐 세정 방법, 및 도포 방법
KR101202141B1 (ko) 기판 처리 장치
US8147617B2 (en) Substrate cleaning method and computer readable storage medium
JP4983565B2 (ja) 基板洗浄装置、基板洗浄方法及び記憶媒体
KR100821063B1 (ko) 기판 처리 장치
JP4857193B2 (ja) ノズル洗浄装置
JP2005230807A (ja) 基板処理装置
JP4091372B2 (ja) 基板処理装置
JP2007036180A (ja) 基板処理方法及び基板処理装置
KR100876377B1 (ko) 노즐 세정 기구 및 이를 포함하는 기판 처리 장치
JP5301120B2 (ja) 洗浄装置、洗浄方法、予備吐出装置、及び塗布装置
JP4324538B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
KR19980018527A (ko) 처리장치
JP2010114123A (ja) 基板処理装置及び基板洗浄方法
JP2009011917A (ja) 洗浄装置、洗浄方法、予備吐出装置、及び塗布装置
JP2009061380A (ja) 塗布装置および塗布方法
JP4972504B2 (ja) 塗布装置
JP2009011919A (ja) 洗浄装置、洗浄方法、予備吐出装置、塗布装置及び予備吐出方法
JP6337184B2 (ja) ノズル洗浄装置、塗布装置、ノズル洗浄方法、および塗布方法
JP2009156696A (ja) Icハンドラ、及びicハンドラの検査ソケットクリーニング方法
KR100824748B1 (ko) 기판 처리 장치의 구동 방법
WO2012002124A1 (ja) 金属膜形成システム、金属膜形成方法及びコンピュータ記憶媒体
KR20120065900A (ko) 노즐 세정 장치 및 이를 구비한 기판 처리 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090828

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees