JP2005249133A5 - - Google Patents

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ディスクブレーキ
本発明は、ブレーキディスクに対向して配置される摩擦パッドと、ブレーキディスクの軸方向に沿う摺動を可能として前記摩擦パッドを支承する支持部が設けられるブラケットと、前記摩擦パッドおよび前記支持部間に介装されるリテーナとを備えるディスクブレーキに関する。
ブレーキディスクの周方向に沿う摩擦パッドの両端と、ブラケットに設けられた支持部との間にリテーナが介装されるディスクブレーキが、たとえば特許文献1で開示されており、このものでは、摩擦パッドをリテーナで弾発保持することにより、リテーナに対する摩擦パッドの変位を抑制して音の発生を防止するようにしている。
特開平10−122278号公報
ところが、摩擦パッドに振動が加わったときに、ブラケットの支持部に対してリテーナが移動すると、リテーナが支持部に衝接することで音が発生することがあり、上記特許文献1には、そのようなリテーナの移動に伴う音の発生を防止する技術についての開示はない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、少なくともブラケットの支持部に対してリテーナが移動することを抑制して音の発生を防止するようにしたディスクブレーキを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ブレーキディスクに対向して配置される摩擦パッドと、ブレーキディスクの軸方向に沿う摺動を可能として前記摩擦パッドを支承する支持部が設けられるブラケットと、前記摩擦パッドおよび前記支持部間に介装されるリテーナとを備えるディスクブレーキにおいて、前記リテーナが摩擦パッドを保持するパッド保持力ならびに前記リテーナを前記支持部に支持するリテーナ支持力のうち少なくともリテーナ支持力が、前記摩擦パッドが振動することによって受ける受動力以上に設定され、前記パッド保持力が、前記受動力以上であってリテーナ支持力以下に設定されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、車両が備える後輪の車軸を軸支するとともに中央部に開口部が設けられるスイングアームに、前記開口部内に一部を配置するようにして取付けられることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記ブラケットに、前記リテーナとは別の固定手段でリテーナが固定されることを特徴とする
求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記リテーナが、前記摩擦パッドを弾発嵌合せしめるようにして略U字形に形成される一対の第1保持部と、前記ブラケットの前記支持部を弾発嵌合せしめるようにして第1保持部とは反対側に開いた略U字状に形成されるとともに第1保持部に連設される一対の第2保持部と、前記ブレーキディスクの外周を跨いで第2保持部間を結ぶ連結部とを一体に有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記リテーナが、前記ブレーキディスクの軸方向に沿う両側から前記支持部を挟持する一対の挟着爪を一体に有することを特徴とする。
さらに請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明の構成に加えて、彎曲部分が形成された前記挟着爪が、前記彎曲部分を撓ませることによる弾発力によって前記支持部を両側から弾発的に挟持することを特徴とする。
請求項1〜6記載の発明によれば、少なくともリテーナを支持部に支持するリテーナ支持力が、前記摩擦パッドが振動によって受ける受動力以上に設定されるので、摩擦パッドに加わる振動などに起因して摩擦パッドが受ける受動力に対抗して、リテーナをブラケットの支持部に対して移動しないように支持することができ、少なくともブラケットの支持部に対してリテーナが移動することを抑制して音の発生を防止することができる。またリテーナが摩擦パッドを保持するパッド保持力も摩擦パッドの受動力以上に設定されるので、ブラケットの支持部に対するリテーナの移動を抑制し得るだけでなく、摩擦パッドおよびリテーナの相対移動も抑制することができ、音の発生をより一層効果的に防止することができる。しかもリテーナによる摩擦パッドの保持力をむやみに大きく設定することもないので、リテーナの最適設計を速やかに行うことができる。
また特に請求項2記載の発明によれば、音が共鳴し易いスイングアームの開口部内にディスクブレーキの一部が配置されていても、請求項1記載の発明の構成によって音の発生を抑制できるので、スイングアームへのディスクブレーキの配置の自由度を向上せしめることができる。
また特に請求項3記載の発明によれば、リテーナを支持部に支持するリテーナ支持力を、ブレーキディスクから前記摩擦パッドに作用する受動力以上に設定することが容易となる。
また特に請求項5記載の発明によれば、リテーナをブラケットの支持部に組付ける際に、ブレーキディスクの軸方向に沿う位置決めを容易とすることができる。
さらに特に請求項6記載の発明によれば、リテーナとブラケットの支持部との間に作用する摩擦力に、挟着爪が発揮する弾発力を加えたリテーナ支持力でリテーナを支持部に支持することになり、リテーナ支持力を比較的大きな値に設定することが可能である。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の第1実施例を示すものであり、図1はスクータ型車両の後部右側面図、図2は図1の2矢視図、図3は図1の3矢視図、図4はディスクブレーキを図3の4矢視方向から見た図、図5はブラケットおよびリテーナを図4と同一方向から見た図であって図6の5矢視図、図6は図5の6−6線断面図、図7は図5の7−7線断面図である。
先ず図1において、スクータ型車両には、後輪WRを駆動する動力を発揮するユニットスイングエンジンUEがその後部を後輪WRの左側に配置するようにして上下揺動可能にして搭載され、後輪WRの車軸11は、前記ユニットスイングエンジンUEに結合されて前記後輪WRの右側に配置されるスイングアーム12の後部および前記ユニットスイングエンジンUEの後部間に軸支される。
前記スイングアーム12は、上下幅が後方に向かうにつれて狭くなるように形成された開口部13を略中央部に有するとともにその側面視が後端側を狭めた略三角形状となるように形成されるものであり、スイングアーム12の前部における上下2箇所がボルト14,14によりユニットスイングエンジンUEが備えるクランクケース15に締結され、後輪WRの車軸11よりも後方でスイングアーム12の後端にリヤクッション16の下端が連結される。
図2〜図4を併せて参照して、後輪WRに装着されるディスクブレーキ18は、後輪WRとともに回転するブレーキディスク19と、該ブレーキディスク19の両面に対向して配置される一対の摩擦パッド20,20と、スイングアーム12の前記開口部13に一部が配置されるキャリパボディ21と、該キャリパボディ21を前記ブレーキディスク19の回転軸線と平行な方向にスライド可能に支承するとともに前記両摩擦パッド20,20を前記ブレーキディスク19の回転軸線と平行な方向にスライド可能に支承してスイングアーム12に固定されるブラケット22と、前記両摩擦パッド20,20および前記ブラケット22間に介装される一対のリテーナ23,23とを備える。
ブラケット22は、ブレーキディスク19の周方向に間隔をあけた位置に配置されるとともにブレーキディスク19の外周部を跨ぐようにして略U字状に形成される一対の支持部22a,22aと、それらの支持部22a,22a間を結ぶ連結部22bとを一体に備える。
前記両摩擦パッド20…の裏金24…は、ブレーキディスク19の周方向に沿う両端に肩部24a,24a…をそれぞれ備えており、それらの肩部24a,24a…が、前記ブラケット22における支持部22a,22aにリテーナ23,23を介して摺動可能に嵌合される。
前記連結部24bは、ブレーキディスク19およびスイングアーム12間に配置されるものであり、前記開口部13の後方側で前記連結部24bは一対のボルト25,25によってスイングアーム12に取付けられる。
キャリパボディ21は、ブレーキディスク19の両側に配置される作用部21aおよび反作用部21bと、ブレーキディスク19を跨いで作用部21aおよび反作用部21b間を結ぶ架橋部21cとから成り、前記作用部21aは前記開口部13内の後部に配置される。
前記キャリパボディ21の作用部21aは、前記ブラケット22の両支持部22a,22aに、ブレーキディスク19の回転軸線と平行な一対の摺動ピン26,27を介して連結されており、キャリパボディ21は、ブレーキディスク19の回転軸線と平行な方向にスライドすることを可能としてブラケット22に支承される。
前記作用部21aには、ブレーキディスク19側を開口したシリンダ孔28が設けられ、両摩擦パッド20…の一方の裏金24をブレーキディスク19側に押圧し得るブレーキピストン29がシリンダ孔28に摺動自在に嵌合される。また前記反作用部21bには、両摩擦パッド20…の他方の裏金24を均等に押圧し得る押圧面30が形成される。
図5〜図7を併せて参照して、ブラケット22の支持部22a,22aにおいてブレーキディスク19の周方向に沿う前記両摩擦パッド20…の両端部に対向する面には、ブレーキディスク19の軸線方向に延びるガイド溝31…と、ガイド溝31…の一側面を形成するようにしてガイド溝31…に隣接するガイド突起32…とが、前記両摩擦パッド20…にそれぞれ対応して一対ずつ設けられる。一方、前記両摩擦パッド20…における裏金24…の肩部24a,24a…には、前記ガイド溝31…に対応した突起33…と、前記ガイド突起32…に対応した凹溝34…とが、前記ガイド溝31…および前記ガイド突部32…に凹凸嵌合するようにして設けられる。
リテーナ23は、一対の摩擦パッド20…における裏金24…の肩部24a…における突起33…を弾発嵌合せしめるようにして略U字形に形成される一対の第1保持部23a…と、ブラケット22の支持部22aにおけるガイド突起32…を弾発嵌合せしめるようにして第1保持部23a…とは反対側に開いた略U字状に形成されるとともに第1保持部23a…に連設される一対の第2保持部23b…と、ブレーキディスク19の外周を跨いで第2保持部23b…間を結ぶ連結部23cとを一体に有し、金属板を折り曲げて形成される。
裏金24の突起33を弾発嵌合せしめた第1保持部23aは、支持部22aのガイド溝31に弾発嵌合される。また支持部22aのガイド突起32を弾発嵌合せしめた第2保持部23bは、裏金24の凹溝34に弾発嵌合される。
しかもリテーナ23は、ブレーキディスク19の軸方向に沿う両側から支持部22aを挟持する一対の挟着爪23d,23dを一体に有するものであり、挟着爪23d…は第1保持部23a…に連設される。また各挟着爪23d,23dには彎曲部分23e,23eが形成されており、挟着爪23d…は彎曲部分23e…を撓ませることによる弾発力によって前記支持部22aを両側から弾発的に挟持することになる。
一方、ブラケット22における支持部22aの両側面には、図6で明示するように、摩擦パッド20から離反するにつれて相互に近接するように傾斜して摩擦パッド20とは反対側に臨む傾斜面35a,35aを有するたとえば台形状の突部35,35が突設されており、前記支持部22aの摩擦パッド20側に臨む面に第1および第2保持部23a,23bを当接させたリテーナ23の挟着爪23d…は、前記彎曲部分23e…で前記突部35…を跨ぐようにして前記両突部35…の前記傾斜面35a…に弾発的に当接する。
このようなディスクブレーキ18において、振動等に起因して摩擦パッド20が受ける振動加速度は、たとえば5〜40Gである。したがって摩擦パッド20の重量をMとすると、摩擦パッド20全体が受ける受動力は、5M〜40Mであり、リテーナ23はブラケット22が備える一対の支持部22a,22aにそれぞれ装着されるので、一方のリテーナ23が負担する摩擦パッド20の受動力は2.5M〜30Mとなる。
それに対してリテーナ23が摩擦パッド20を保持するパッド保持力、ならびにリテーナ23をブラケット22の支持部22aに支持するリテーナ支持力のうち、少なくともリテーナ支持力が前記受動力以上に設定されるものであり、この実施例では、前記パッド保持力が前記受動力以上であってリテーナ支持力以下に設定される。
而してリテーナ23が摩擦パッド20を保持するパッド保持力は、リテーナ23の第1および第2保持部23a…,23b…が裏金24の肩部24aに弾発接触することによる摩擦力であり、リテーナ23をブラケット22の支持部22aに支持するリテーナ支持力は、リテーナ23における第1および第2保持部23a…,23b…の支持部22aへの弾発接触による摩擦力に、挟着爪23d…が支持部22aの両側面に弾発的に接触することによる弾発保持力を加算した力である。
再び図1において、後輪WRのハブには駐車ブレーキ用のドラムブレーキ38が装着されており、該ドラムブレーキ38をブレーキ作動せしめるためのレバー39は、スイングアーム12の外方に配置されており、レバー39の基端が固着される回動軸40はスイングアーム12を回動可能に貫通してドラムブレーキ38内に突入される。一方、スイングアーム12の下部にはブレーキケーブル41が備えるアウターケーブル42の端部が支持され、アウターケーブル42の端部から突出したインナーケーブル43の端部が前記レバー39の先端部に連結される。
スイングアーム12にはボルト44…により排気マフラー45が締結されており、この排気マフラー45は、前記開口部13内に配置されるキャリパボディ21を外側方から覆うようにしてスイングアーム12の外側方に配置される。
次にこの実施例の作用について説明すると、摩擦パッド20…の裏金24…がブレーキディスク19の周方向両端部に備える肩部24a,24a…は、ブラケット22が備える支持部22a,22aにリテーナ23,23を介して支承されるのであるが、リテーナ23には、ブレーキディスク19の軸方向に沿う両側から支持部22aを挟む一対の挟着爪23d,23dが設けられるので、リテーナ23…をブラケット22の支持部22a…に組付ける際に、ブレーキディスク19の軸方向に沿う位置決めを容易とすることができる。
また前記挟着爪23d…は、ブラケット22の支持部22aを両側から弾発的に挟持するものである。したがってリテーナ23の第1および第2保持部23a…,23b…と前記支持部22aとの間に作用する摩擦力に、前記挟着爪23d…が発揮する弾発力を加えたリテーナ支持力でリテーナ23を支持部22aに支持することになり、リテーナ支持力を比較的大きな値に設定することが可能である。
しかもブラケット22における支持部22aの両側面には、摩擦パッド20から離反するにつれて相互に近接するように傾斜して摩擦パッド20とは反対側に臨む傾斜面35a,35aを有する突部35,35が突設されており、前記挟着爪23d…は、前記支持部22aの摩擦パッド20側に臨む面に第1および第2保持部23a,23bの一部を当接させつつ前記両突部35…の前記傾斜面35a…に当接する。
このように一対の挟着爪23d…が突部35…の傾斜面35a…に弾発的に接触することにより、傾斜面35a…から挟着爪23d…すなわちリテーナ23に作用する反力には、ブレーキディスク19の周方向に沿う分力が生じ、リテーナ23が支持部22aから離脱しないようにすることができる。
またリテーナ23が摩擦パッド20を保持するパッド保持力ならびにリテーナ23を支持部22aに支持するリテーナ支持力のうち少なくともリテーナ支持力が、ブレーキディスク19から摩擦パッド20が受ける受動力以上に設定されるので、摩擦パッド20に加わる振動などに起因して摩擦パッド20が受ける受動力に対抗して、リテーナ23をブラケット22の支持部22aに対して移動しないように支持することができ、少なくともブラケット22の支持部22aに対してリテーナが移動することを抑制して音の発生を防止することができる。
さらにパッド保持力が受動力以上であってリテーナ支持力以下に設定されるので、ブラケット22の支持部22aに対するリテーナ23の移動を抑制し得るだけでなく、摩擦パッド20およびリテーナ23の相対移動も抑制することができ、音の発生をより一層効果的に防止することができる。しかもリテーナ23による摩擦パッド20の保持力をむやみに大きく設定することもないので、リテーナ23の最適設計を速やかに行うことができる。
ところで、中央部に開口部13が設けられるスイングアーム12に、開口部13内に一部を配置するようにしてディスクブレーキ18が取付けられるのであるが、音が共鳴し易いスイングアーム12の開口部13内にディスクブレーキ18の一部が配置されていても、上述のように音の発生を抑制できるので、スイングアーム12へのディスクブレーキ18の配置の自由度を向上せしめることができる。
図8は本発明の第2実施例を示すものであり、ブラケット22の支持部22aに、リテーナ23とは別の固定手段であるねじ部材48で、リテーナ23が固定される。
この第2実施例によれば、リテーナ23を支持部22aに支持するリテーナ支持力を、ブレーキディスク19から摩擦パッド20に作用する受動力以上に設定することが容易となる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
第1実施例を示すものであってスクータ型車両の後部右側面図である。 図1の2矢視図である。 図1の3矢視図である。 ディスクブレーキを図3の4矢視方向から見た図である。 ブラケットおよびリテーナを図4と同一方向から見た図であって図6の5矢視図である。 図5の6−6線断面図である。 図5の7−7線断面図である。 第2実施例の図2に対応した図である。
符号の説明
11・・・車軸
12・・・スイングアーム
13・・・開口部
18・・・ディスクブレーキ
19・・・ブレーキディスク
20・・・摩擦パッド
22・・・ブラケット
22a・・・支持部
23・・・リテーナ
23a・・・第1保持部
23b・・・第2保持部
23c・・・連結部
23d・・・挟着爪
23e・・・挟着爪
48・・・固定手段としてのねじ部材
WR・・・後輪

Claims (6)

  1. ブレーキディスク(19)に対向して配置される摩擦パッド(20)と、ブレーキディスク(19)の軸方向に沿う摺動を可能として前記摩擦パッド(20)を支承する支持部(22a)が設けられるブラケット(22)と、前記摩擦パッド(20)および前記支持部(22a)間に介装されるリテーナ(23)とを備えるディスクブレーキにおいて、前記リテーナ(23)が摩擦パッド(20)を保持するパッド保持力ならびに前記リテーナ(23)を前記支持部(22a)に支持するリテーナ支持力のうち少なくともリテーナ支持力が、前記摩擦パッド(20)が振動することによって受ける受動力以上に設定され、前記パッド保持力が、前記受動力以上であってリテーナ支持力以下に設定されることを特徴とするディスクブレーキ。
  2. 車両が備える後輪(WR)の車軸(11)を軸支するとともに中央部に開口部(13)が設けられるスイングアーム(12)に、前記開口部(13)内に一部を配置するようにして取付けられることを特徴とする請求項1記載のディスクブレーキ。
  3. 前記ブラケット(22)に、前記リテーナ(23)とは別の固定手段(48)でリテーナ(23)が固定されることを特徴とする請求項1または2記載のディスクブレーキ。
  4. 前記リテーナ(23)が、前記摩擦パッド(20)を弾発嵌合せしめるようにして略U字形に形成される一対の第1保持部(23a)と、前記ブラケット(22)の前記支持部(22a)を弾発嵌合せしめるようにして第1保持部(23a)とは反対側に開いた略U字状に形成されるとともに第1保持部(23a)に連設される一対の第2保持部(23b)と、前記ブレーキディスク(19)の外周を跨いで第2保持部(23b)間を結ぶ連結部(23c)とを一体に有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のディスクブレーキ。
  5. 前記リテーナ(23)が、前記ブレーキディスク(19)の軸方向に沿う両側から前記支持部(22a)を挟持する一対の挟着爪(23d)を一体に有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のディスクブレーキ。
  6. 彎曲部分(23e)が形成された前記挟着爪(23d)が、前記彎曲部分(23e)を撓ませることによる弾発力によって前記支持部(22a)を両側から弾発的に挟持することを特徴とする請求項5記載のディスクブレーキ。
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