JP2001234955A - ディスクブレーキ用異音抑制部材 - Google Patents

ディスクブレーキ用異音抑制部材

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JP2001234955A
JP2001234955A JP2000047580A JP2000047580A JP2001234955A JP 2001234955 A JP2001234955 A JP 2001234955A JP 2000047580 A JP2000047580 A JP 2000047580A JP 2000047580 A JP2000047580 A JP 2000047580A JP 2001234955 A JP2001234955 A JP 2001234955A
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JP
Japan
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disk rotor
radial direction
extending
disk
circumferential direction
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JP2000047580A
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Yuichi Takeo
祐一 竹尾
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 小さくすると共に材料の歩留りをよくして低
コストにする。 【解決手段】 パッド裏板の突出部19の先端面と溝1
5の底壁面との間に介在するベース部21aと、このベ
ース部21aのディスクロータ軸方向両側縁から延出し
て突出部19をディスクロータ軸方向両側から弾力的に
挟着する第1及び第2の延出部21bと、ベース部21
aのディスクロータ半径方向外側縁から延出して突出部
19のディスクロータ半径方向外側面と溝15のディス
クロータ半径方向外側壁面との間に介在する第3の延出
部21dと、ベース部21aのディスクロータ半径方向
内側縁から延出して突出部19のディスクロータ半径方
向内側面と溝15のディスクロータ半径方向内側壁面と
の間に撓んだ状態で介在し、パッドをディスクロータ半
径方向外側へ付勢する付勢力f及びパッド17をディス
クロータ周方向一側へ付勢する付勢力f1を発生する第
4の延出部21eとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、パッドの
裏板のディスクロータ周方向両側に形成した一対の略矩
形の突出部とトルク受け部材の一対のアーム部の対向側
に形成した一対の略矩形の溝の壁面との係合によってパ
ッドのディスクロータ周方向及びディスクロータ径方向
の移動を規制させたディスクブレーキに用いられる異音
抑制部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のディスクブレーキにおいて、パ
ッドの裏板の突出部とトルク受け部材のアーム部の溝の
壁面との間に錆付固着が発生することを抑制するため、
錆が発生し難い金属の板材からなるシム部材を突出部と
溝の壁面との間に介在させることが知られている。又、
パッドがディスクロータ半径方向にがた付くことで発生
する異音(突出部と溝の側壁面との当接音)を抑制する
ため、パッドをディスクロータ半径方向に付勢する付勢
部をシム部材に設けて異音抑制部材とすることが知られ
ている。更に、ブレーキ作用の開始時にパッドがディス
クロータ周方向へ動くことで発生する異音(突出部の先
端面と溝の底壁面との当接音)を抑制するため、パッド
をディスクロータ周方向に付勢する付勢部をシム部材に
設けて異音抑制部材とすることが知られている(例え
ば、特開平10−103393号公報、特開平10−1
9069号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
異音抑制部材は、トルク受け部材に取付けるようにされ
ており、形状、構造が複雑であり、大きい上、板材料の
歩留りが悪く、従ってコストが高いと言う問題点があ
る。
【0004】この出願の発明は、上記問題を解消したデ
ィスクブレーキ用異音抑制部材を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に係
る発明は、パッドの裏板のディスクロータ周方向両側に
形成した一対の略矩形の突出部とトルク受け部材の一対
のアーム部の対向側に形成した一対の略矩形の溝の壁面
との係合によってパッドのディスクロータ周方向及びデ
ィスクロータ径方向の移動を規制させたディスクブレー
キに用いられる異音抑制部材であって、錆が発生し難い
金属の板材からなり、前記突出部の先端面と前記溝の底
壁面との間に介在するベース部と、このベース部のディ
スクロータ軸方向両側縁からディスクロータ周方向へ延
出していて前記突出部をディスクロータ軸方向両側から
弾力的に挟着する第1及び第2の延出部と、前記ベース
部のディスクロータ半径方向一側縁からディスクロータ
周方向へ延出していて前記突出部のディスクロータ半径
方向一側面と前記溝のディスクロータ半径方向一側壁面
との間に介在する第3の延出部と、前記ベース部のディ
スクロータ半径方向他側縁からディスクロータ周方向へ
延出していて前記突出部のディスクロータ半径方向他側
面と前記溝のディスクロータ半径方向他側壁面との間に
撓んだ状態で介在し、前記突出部のディスクロータ半径
方向他側面のディスクロータ周方向の部分との係合によ
って前記パッドをディスクロータ半径方向へ付勢する第
4の延出部とからなることを特徴とするディスクブレー
キ用異音抑制部材であり、パッドの裏板の突出部とトル
ク受け部材のアーム部の溝の壁面との間に錆付固着が発
生することを抑制できると共にパッドがディスクロータ
半径方向にがた付くことで発生する異音を抑制すること
ができる。
【0006】この出願の請求項2に係る発明は、パッド
の裏板のディスクロータ周方向両側に形成した一対の略
矩形の突出部とトルク受け部材の一対のアーム部の対向
側に形成した一対の略矩形の溝の壁面との係合によって
パッドのディスクロータ周方向及びディスクロータ径方
向の移動を規制させたディスクブレーキに用いられる異
音抑制部材であって、錆が発生し難い金属の板材からな
り、前記突出部の先端面と前記溝の底壁面との間に介在
するベース部と、このベース部のディスクロータ軸方向
両側縁からディスクロータ周方向へ延出していて前記突
出部をディスクロータ軸方向両側から弾力的に挟着する
第1及び第2の延出部と、前記ベース部のディスクロー
タ半径方向一側縁からディスクロータ周方向へ延出して
いて前記突出部のディスクロータ半径方向一側面と前記
溝のディスクロータ半径方向一側壁面との間に介在する
第3の延出部と、前記ベース部のディスクロータ半径方
向他側縁からディスクロータ周方向へ延出していて前記
突出部のディスクロータ半径方向他側面と前記溝のディ
スクロータ半径方向他側壁面との間に撓んだ状態で介在
し、前記突出部のディスクロータ半径方向他側面のディ
スクロータ周方向に対して傾斜した部分との係合によっ
て前記パッドをディスクロータ半径方向及びディスクロ
ータ周方向へ付勢する第4の延出部とからなることを特
徴とするディスクブレーキ用異音抑制部材であり、パッ
ドの裏板の突出部とトルク受け部材のアーム部の溝の壁
面との間に錆付固着が発生することを抑制できると共に
パッドがディスクロータ半径方向にがた付くことで発生
する異音及びブレーキ作用開始時の異音を抑制すること
ができる。
【0007】この出願の請求項3に係る発明は、パッド
の裏板のディスクロータ周方向両側に形成した一対の略
矩形の突出部とトルク受け部材の一対のアーム部の対向
側に形成した一対の略矩形の溝の壁面との係合によって
パッドのディスクロータ周方向及びディスクロータ径方
向の移動を規制させたディスクブレーキに用いられる異
音抑制部材であって、錆が発生し難い金属の板材からな
り、前記突出部の先端面と前記溝の底壁面との間に介在
するベース部と、このベース部のディスクロータ軸方向
両側縁からディスクロータ周方向へ延出していて前記突
出部をディスクロータ軸方向両側から弾力的に挟着する
第1及び第2の延出部と、前記ベース部のディスクロー
タ半径方向一側縁からディスクロータ周方向へ延出して
いて前記突出部のディスクロータ半径方向一側面と前記
溝のディスクロータ半径方向一側壁面の間に撓んだ状態
で介在し、前記突出部のディスクロータ半径方向一側面
のディスクロータ周方向に対して傾斜した部分との係合
によって前記パッドをディスクロータ半径方向及びディ
スクロータ周方向へ付勢する第3の延出部と、前記シム
作用部のディスクロータ半径方向他側縁からディスクロ
ータ周方向へ延出していて前記突出部のディスクロータ
半径方向他側面と前記溝のディスクロータ半径方向他側
壁面の傾斜部分との間に撓んだ状態で介在し、前記突出
部のディスクロータ半径方向他側面のディスクロータ周
方向に対して傾斜した部分との係合によって前記パッド
をディスクロータ半径方向及びディスクロータ周方向へ
付勢する第4の延出部とからなることを特徴とするディ
スクブレーキ用異音抑制部材であり、パッドの裏板の突
出部とトルク受け部材のアーム部の溝の壁面との間に錆
付固着が発生することを抑制できると共にパッドがディ
スクロータ半径方向にがた付くことで発生する異音及び
ブレーキ作用開始時の異音を抑制することができる。
【0008】請求項1〜請求項3に記載の異音抑制部材
は、パッドの裏板の突出部に取付けられるもので、ベー
ス部と第1〜第4の4つの延出部とからなり、その展開
形状が十字形の簡単なものであるため、小さく、板材料
の歩留りがよく、従って低コストである。
【0009】又、請求項1〜請求項3に記載の異音抑制
部材は、請求項4に記載したように、前記裏板に固着さ
れた摩擦材の厚さが使用限界厚さまで減少したとき、前
記第1及び第2の延出部のうちの一方の延出部の先端が
前記ディスクロータの側面に当接して発音するように構
成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、自動車の車輪ブレーキで
あるディスクブレーキの可動シリンダを取り外した状態
でアウター側(自動車の幅方向において外側)から見た
図である。車両の非回転部分に固定されていてディスク
ロータ11を跨いでいるトルク受け部材(マウンティン
グ部材とも言う)12は一対のアーム部13、14を有
しており、これらアーム部13、14の対向側には略矩
形の溝15、16が形成されている。アウターパッド1
7の裏板18のディスクロータ周方向両側には一対の略
矩形の突出部19、20が形成されている。溝15、1
6と突出部19、20との係合によってアウターパッド
17のディスクロータ周方向及びディスクロータ径方向
の移動が規制される。図示しないインナーパッドとトル
ク受け部材12の一対のアーム部13、14との係合関
係もアウターパッド17とアーム部13、14との係合
関係と同様にされている。アウターパッド17の突出部
19に異音抑制部材21が取付けられていると共に突出
部20に異音抑制部材22が取付けられている。インナ
ーパッドの裏板の一対の突出部のうち、左方の突出部に
は異音抑制部材21が、又右方の突出部には異音抑制部
材22が取付けられている。
【0011】異音抑制部材22は、ステンレス鋼板材か
ら形成されており、図2〜図4に示すように、突出部2
0の先端面と溝16の底壁面との間に介在するベース部
22aと、このベース部22aのディスクロータ軸方向
両側縁からディスクロータ周方向へ延出していて突出部
20をディスクロータ軸方向両側から弾力的に挟着する
第1及び第2の延出部22b及び22cと、ベース部2
2aのディスクロータ半径方向外側縁からディスクロー
タ周方向へ延出していて突出部20のディスクロータ半
径方向外側面と溝16のディスクロータ半径方向外側壁
面との間に介在する第3の延出部22dと、ベース部2
2aのディスクロータ半径方向内側縁からディスクロー
タ周方向へ延出していて突出部20のディスクロータ半
径方向内側面と溝16のディスクロータ半径方向内側壁
面との間に撓んだ状態で介在し、突出部16のディスク
ロータ半径方向内側面のディスクロータ周方向の部分1
6aとの係合によってアウターパッド17をディスクロ
ータ半径方向外側へ付勢する付勢力fを発生する第4の
延出部22eとからなる。図5は、異音抑制部材22の
展開形状を示す。
【0012】異音抑制部材21は、ステンレス鋼板材か
ら形成されており、図6及び図7に示すように、突出部
19の先端面と溝15の底壁面との間に介在するベース
部21aと、このベース部21aのディスクロータ軸方
向両側縁からディスクロータ周方向へ延出していて突出
部19をディスクロータ軸方向両側から弾力的に挟着す
る第1及び第2の延出部21b及び21cと、ベース部
21aのディスクロータ半径方向外側縁からディスクロ
ータ周方向へ延出していて突出部19のディスクロータ
半径方向外側面と溝15のディスクロータ半径方向外側
壁面との間に介在する第3の延出部21dと、ベース部
21aのディスクロータ半径方向内側縁からディスクロ
ータ周方向へ延出していて突出部19のディスクロータ
半径方向内側面と溝15のディスクロータ半径方向内側
壁面との間に撓んだ状態で介在し、突出部19のディス
クロータ半径方向内側面のディスクロータ周方向に対し
て傾斜しているの部分19aとの係合によってアウター
パッド17をディスクロータ半径方向外側へ付勢する付
勢力f及びアウターパッド17をディスクロータ周方向
一側(前進時のディスクロータ回転方向)へ付勢する付
勢力f1を発生する第4の延出部21eとからなる。異
音抑制部材21の展開形状は図5と同じである。
【0013】突出部19、20と溝15、16の壁面と
の間に異音抑制部材21、22が介在することにより錆
付き固着の発生が抑制される。そして、異音抑制部材2
1が発生する付勢力f及び異音抑制部材22が発生する
付勢力fによってアウターパッド17のディスクロータ
半径方向でのがた付きが抑制されるため、アウターパッ
ド17のディスクロータ半径方向でのがた付きによる異
音の発生が抑制される。更に、異音抑制部材21が発生
する付勢力f1によって突出部20の先端面とアーム部
14との間のクリアランスが無くされるため、前進時の
ブレーキ作用開始時の異音の発生が抑制される。突出部
19の先端面とアーム部13との間にクリアランスがあ
り、従って後進のブレーキ作用開始時に突出部19の先
端面が異音抑制部材21を介してアーム部13に衝突す
るが、その衝突エネルギーが付勢力f1によって緩和さ
れるため、後進時のブレーキ作用開始時の異音が抑制さ
れる。インナーパッドについても同様のことが言える。
【0014】インナーパッド及びアウターパッドのそれ
ぞれの両突出部に異音抑制部材21、22の何れかを取
付けることとしてもよい。
【0015】図8及び図9に示す異音抑制部材23は、
ステンレス鋼板材から形成されており、突出部19の先
端面と溝15の底壁面との間に介在するベース部23a
と、このベース部23aのディスクロータ軸方向両側縁
からディスクロータ周方向へ延出していて突出部19を
ディスクロータ軸方向両側から弾力的に挟着する第1及
び第2の延出部23b及び23cと、ベース部23aの
ディスクロータ半径方向外側縁からディスクロータ周方
向へ延出していて突出部19のディスクロータ半径方向
外側面と溝15のディスクロータ半径方向外側壁面との
間に撓んだ状態で介在し、突出部19のディスクロータ
半径方向内側面のディスクロータ周方向に対して傾斜し
ているの部分19bとの係合によってアウターパッド1
7をディスクロータ半径方向内側へ付勢する付勢力f及
びアウターパッド17をディスクロータ周方向一側へ付
勢する付勢力f1を発生する第3の延出部23dと、ベ
ース部23aのディスクロータ半径方向内側縁からディ
スクロータ周方向へ延出していて突出部19のディスク
ロータ半径方向内側面と溝15のディスクロータ半径方
向内側壁面との間に撓んだ状態で介在し、突出部19の
ディスクロータ半径方向内側面のディスクロータ周方向
に対して傾斜しているの部分19aとの係合によってア
ウターパッド17をディスクロータ半径方向外側へ付勢
する付勢力f及びアウターパッド17をディスクロータ
周方向一側へ付勢する付勢力f1を発生する第4の延出
部23eとからなる。この異音抑制部材23は、アウタ
ーパッド17をディスクロータ周方向一側へ付勢する付
勢力を、異音抑制部材21のそれよりも大きくすること
ができる。異音抑制部材21の代わりに異音抑制部材2
3を用いることができる。
【0016】又、図10に示すように、第1及び第2の
延出部21b、21c(22b、22c;23b、23
c)のうちで裏板18に固着された摩擦材24側の延出
部21cの先端が摩擦材24の使用限界厚さに対応する
高さに位置するようにし、摩擦材24の厚さが使用限界
厚さまで減少したとき、延出部21cの先端がディスク
ロータの側面に当接して発音するように構成することが
できる。この場合、延出部21cはその先端側部分を振
動し易くするため弓状に湾曲されて、その先端側部分が
裏板18から浮き上がっている。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、この出願の発明
に係るディスクブレーキ用異音抑制部材は、パッドの裏
板の突出部に取付けられるもので、ベース部と第1〜第
4の4つの延出部とからなり、その展開形状が十字形の
簡単なものであるため、小さく、板材料の歩留りがよ
く、従って低コストである。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の車輪ブレーキであるディスクブレーキ
の可動シリンダを取り外した状態でアウター側(自動車
の幅方向において外側)から見た図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図2の異音抑制部材を取り付けたパッドをディ
スクロータ半径方向外側から見た図である。
【図4】図2の異音抑制部材の斜視図である。
【図5】図2の異音抑制部材の展開図である。
【図6】図1の部分拡大図である。
【図7】図6の異音抑制部材を取り付けたパッドをディ
スクロータ半径方向外側から見た図である。
【図8】図1の異音抑制部材とは異なる異音抑制部材を
示す図である。
【図9】図6の異音抑制部材を取り付けたパッドをディ
スクロータ半径方向外側から見た図である。
【図10】図1、図8の異音抑制部材とは異なる異音抑
制部材を示す図である。
【符号の説明】
11・・・ディスクロータ 12・・・トルク受け部材 13、14・・・アーム部 15、16・・・溝 17・・・アウターパッド 18・・・裏板 19、20・・・突出部 21、22、23・・・異音抑制部材 21a、22a、23a・・・ベース部 21b〜21e、22b〜22e、23b〜23e・・・
延出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッドの裏板のディスクロータ周方向両
    側に形成した一対の略矩形の突出部とトルク受け部材の
    一対のアーム部の対向側に形成した一対の略矩形の溝の
    壁面との係合によってパッドのディスクロータ周方向及
    びディスクロータ径方向の移動を規制させたディスクブ
    レーキに用いられる異音抑制部材であって、錆が発生し
    難い金属の板材からなり、前記突出部の先端面と前記溝
    の底壁面との間に介在するベース部と、このベース部の
    ディスクロータ軸方向両側縁からディスクロータ周方向
    へ延出していて前記突出部をディスクロータ軸方向両側
    から弾力的に挟着する第1及び第2の延出部と、前記ベ
    ース部のディスクロータ半径方向一側縁からディスクロ
    ータ周方向へ延出していて前記突出部のディスクロータ
    半径方向一側面と前記溝のディスクロータ半径方向一側
    壁面との間に介在する第3の延出部部と、前記ベース部
    のディスクロータ半径方向他側縁からディスクロータ周
    方向へ延出していて前記突出部のディスクロータ半径方
    向他側面と前記溝のディスクロータ半径方向他側壁面と
    の間に撓んだ状態で介在し、前記突出部のディスクロー
    タ半径方向他側面のディスクロータ周方向の部分との係
    合によって前記パッドをディスクロータ半径方向へ付勢
    する第4の延出部とからなることを特徴とするディスク
    ブレーキ用異音抑制部材。
  2. 【請求項2】 パッドの裏板のディスクロータ周方向両
    側に形成した一対の略矩形の突出部とトルク受け部材の
    一対のアーム部の対向側に形成した一対の略矩形の溝の
    壁面との係合によってパッドのディスクロータ周方向及
    びディスクロータ径方向の移動を規制させたディスクブ
    レーキに用いられる異音抑制部材であって、錆が発生し
    難い金属の板材からなり、前記突出部の先端面と前記溝
    の底壁面との間に介在するベース部と、このベース部の
    ディスクロータ軸方向両側縁からディスクロータ周方向
    へ延出していて前記突出部をディスクロータ軸方向両側
    から弾力的に挟着する第1及び第2の延出部と、前記ベ
    ース部のディスクロータ半径方向一側縁からディスクロ
    ータ周方向へ延出していて前記突出部のディスクロータ
    半径方向一側面と前記溝のディスクロータ半径方向一側
    壁面との間に介在する第3の延出部と、前記ベース部の
    ディスクロータ半径方向他側縁からディスクロータ周方
    向へ延出していて前記突出部のディスクロータ半径方向
    他側面と前記溝のディスクロータ半径方向他側壁面との
    間に撓んだ状態で介在し、前記突出部のディスクロータ
    半径方向他側面のディスクロータ周方向に対して傾斜し
    た部分との係合によって前記パッドをディスクロータ半
    径方向及びディスクロータ周方向へ付勢する第4の延出
    部とからなることを特徴とするディスクブレーキ用異音
    抑制部材。
  3. 【請求項3】 パッドの裏板のディスクロータ周方向両
    側に形成した一対の略矩形の突出部とトルク受け部材の
    一対のアーム部の対向側に形成した一対の略矩形の溝の
    壁面との係合によってパッドのディスクロータ周方向及
    びディスクロータ径方向の移動を規制させたディスクブ
    レーキに用いられる異音抑制部材であって、錆が発生し
    難い金属の板材からなり、前記突出部の先端面と前記溝
    の底壁面との間に介在するベース部と、このベース部の
    ディスクロータ軸方向両側縁からディスクロータ周方向
    へ延出していて前記突出部をディスクロータ軸方向両側
    から弾力的に挟着する第1及び第2の延出部と、前記ベ
    ース部のディスクロータ半径方向一側縁からディスクロ
    ータ周方向へ延出していて前記突出部のディスクロータ
    半径方向一側面と前記溝のディスクロータ半径方向一側
    壁面との間に撓んだ状態で介在し、前記突出部のディス
    クロータ半径方向一側面のディスクロータ周方向に対し
    て傾斜した部分との係合によって前記パッドをディスク
    ロータ半径方向及びディスクロータ周方向へ付勢する第
    3の延出部と、前記ベース部のディスクロータ半径方向
    他側縁からディスクロータ周方向へ延出していて前記突
    出部のディスクロータ半径方向他側面と前記溝のディス
    クロータ半径方向他側壁面との間に撓んだ状態で介在
    し、前記突出部のディスクロータ半径方向他側面のディ
    スクロータ周方向に対して傾斜した部分との係合によっ
    て前記パッドをディスクロータ半径方向及びディスクロ
    ータ周方向へ付勢する第4の延出部とからなることを特
    徴とするディスクブレーキ用異音抑制部材。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3の何れか1つに記載
    のディスクブレーキ用異音抑制部材であって、前記裏板
    に固着された摩擦材の厚さが使用限界厚さまで減少した
    とき、前記第1及び第2の延出部のうちの一方の延出部
    の先端が前記ディスクロータの側面に当接して発音する
    ように構成されていることを特徴とするディスクブレー
    キ用異音抑制部材。
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