JP2005247197A - 追従走行制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両周囲の交通状況の変化に応じて行われた運転者の操作を尊重して円滑に追従走行を制御可能な追従走行制御装置を提供する。
【解決手段】 自車両の進行方向に存在する物体を検知可能なレーダ装置11を備え、検知された物体の中から自車両が追従する先行車両を判定して、判定された先行車両に対する追従走行制御を実行する追従走行制御装置において、自車両及び先行車両のいずれもが停止状態にある時に発進・停止スイッチ25が押されて運転者により発進を要求する運転操作が入力された場合、これを発進要求情報として記憶する。一方、先行車両が発進した時にこの発進要求情報が既に記憶されていれば、運転者には自車両を発進させる意思があると判断できるので、制御ステート決定部17が、すぐに自車両の制御状態を、停止制御から追従制御へ変更して追従走行制御を開始する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自車両が追従する先行車両を設定して追従走行制御を行う追従走行制御装置に関する。
従来、運転者の操作労力の低減を目的として、先行車両との車間距離を検出する車間距離センサを備え、車間距離が一定に維持されるように自車両の走行状態を制御することにより、先行車両に追従した発進、停車または走行を行う車両用追従走行制御装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、上述の車両用追従走行制御装置には、例えば、交差点での信号待ちや渋滞道路での停車中において、先行車両の発進を知らせて自車両の発進を促す報知手段を備えたものもある。これにより、運転者は、道路が車両で混雑している場合でも前方注意の負担が軽減され、発進操作や停車操作を何度も繰り返す煩雑さから解放されることになる。
特開平10−147160号公報
ところで、従来の装置では、先行車両の発進を検知しないと自車両の運転者による発進を要求する運転操作を有効にしないため、運転者自身の手動操作による車両の走行と、追従走行制御装置による追従走行との間に運転感覚の差が出てしまい、運転者が違和感を感じてしまう可能性があるという問題があった。
具体的には、先行車両の発進の検知は、先行車両を検知するためのレーダ等の信号に基づいて、先行車両との距離あるいは相対速度の変化を検出して判断するため、実際に先行車両が動き出さないと先行車両の発進を検知することができないのに対し、運転者は、前方の信号機が赤から青に変化して車両の進行が可能になったという情報を認識したり、先行車両の更に前方に停車していた先先行車両が発進したという情報を認識することができる。従って、運転者には「先行車両が今まさに発進しようとしている」と判断して自車両のブレーキをゆるめ始めるような運転が可能なため、運転者の自然な操作による車両の走行と、追従走行制御装置による追従走行との間に運転感覚の差が出てしまうことになる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、車両周囲の交通状況の変化に応じて行われた運転者の操作を尊重して円滑に追従走行を制御可能な追従走行制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明に係る追従走行制御装置は、自車両(例えば後述する実施例の車両1)に搭載されると共に、該自車両の進行方向に存在する物体を検知可能な物体検知手段(例えば後述する実施例のレーダ装置11)と、検知された前記物体の中から前記自車両が追従する先行車両(例えば後述する実施例の先行車両41)を判定する先行車両判定手段(例えば後述する実施例のターゲット決定部16に含まれる先行車両判定処理部)と、前記自車両と前記先行車両との間の目標車間距離を決定する目標車間距離決定手段(例えば後述する実施例の目標車間決定部18)と、前記物体検知手段からの信号、及び前記目標車間距離に基づいて、前記自車両の目標車速を決定する目標車速決定手段(例えば後述する実施例の目標車速決定部19)と、決定された前記目標車速に基づいて、前記先行車両に対する追従走行を制御する追従走行制御手段(例えば後述する実施例のスロットル制御部13、ブレーキ制御部14、ブレーキ液圧決定部15)と、運転者による運転操作を検出する運転操作検出手段(例えば後述する実施例の発進・停止スイッチ25、あるいは車両1のアクセルペダル)と、前記先行車両の情報と前記運転操作検出手段からの信号に基づいて、自車両の走行制御を行う走行制御手段(例えば後述する実施例の制御ステート決定部17)とを備えた追従走行制御装置において、前記自車両及び前記先行車両のいずれもが停止状態であることを判定する停止状態判定手段(例えば後述する実施例のターゲット決定部16に含まれる停止状態判定処理部)と、前記自車両及び前記先行車両のいずれもが停止状態にある時に前記運転者によって発進を要求する運転操作が入力された場合、これを発進要求情報として記憶する発進要求記憶手段(例えば後述する実施例の制御ステート決定部17が実行するステップS6の処理)と、前記物体検知手段からの信号に基づいて、前記先行車両の発進を検知する先行車両発進検知手段(例えば後述する実施例のターゲット決定部16に含まれる先行車両発進検知部)とを備え、前記走行制御手段が、前記発進要求記憶手段によって前記発進要求情報が記憶されている時に、前記先行車両発進検知手段によって前記先行車両の発進が検知された場合には、前記追従走行制御手段に対する前記自車両の制御状態を変更して追従走行制御を開始することを特徴とする。
以上の構成を備えた追従走行制御装置は、自車両及び先行車両のいずれもが停止状態にある時に運転者によって発進を要求する運転操作が入力された場合、発進要求記憶手段によりこれを発進要求情報として記憶しておき、先行車両が発進した時にこの発進要求情報が既に記憶されていれば、運転者には自車両を発進させる意思があると判断できるので、走行制御手段が、すぐに追従走行制御手段に対する自車両の制御状態を停止制御から追従制御へ変更して追従走行制御を開始することで、発進した先行車両に追従させて円滑に自車両を発進させることができる。
請求項2の発明に係る追従走行制御装置は、請求項1に記載の追従走行制御装置において、前記走行制御手段が、前記発進要求記憶手段によって前記発進要求情報が記憶されてから所定時間内に前記先行車両の発進が検知されない場合、前記発進要求記憶手段によって記憶された前記発進要求情報を消去することを特徴とする。
以上の構成を備えた追従走行制御装置は、発進要求記憶手段によって発進要求情報が記憶されており、運転者には自車両を発進させる意思があると確認できている場合でも、発進要求記憶手段によって発進要求情報が記憶されてから所定時間内に先行車両が発進しない場合には、一度発進要求情報を消去することで運転者の意思の確認を白紙に戻し、あらためて自車両及び先行車両のいずれもが停止状態にある時に運転者によって発進を要求する運転操作が入力されるのを待つことで、運転者に自車両を発進させる意思があるか否かを再度確認することができる。
請求項3の発明に係る追従走行制御装置は、請求項1、または請求項2に記載の追従走行制御装置において、前記先行車両発進検知手段からの信号に基づいて、前記先行車両の発進を前記運転者に対して報知する報知手段(例えば後述する実施例の報知処理部12)を備え、前記報知手段が、前記発進要求記憶手段によって前記発進要求情報が記憶されている時に前記先行車両の発進が検知された場合には、前記先行車両の発進を前記運転者に対して報知しないこと(例えば後述する実施例の制御ステート決定部17が実行するステップS1及びS11でYESと判定された場合の処理)を特徴とする。
以上の構成を備えた追従走行制御装置は、発進要求記憶手段によって発進要求情報が記憶されており、運転者に自車両を発進させる意思があることが確認できている状態の時に、先行車両発進検知手段により先行車両の発進が検知された場合、報知手段による先行車両の発進の通知を取り止めることができる。これにより運転者により発進を要求する運転操作が既に入力されており、自車両を発進させる意思が示されている場合には、運転者にとって既に認識されていると考えられる先行車両の発進を通知しないことが可能となる。
請求項1に記載の追従走行制御装置によれば、先行車両が発進した時に運転者には自車両を発進させる意思があると判断して、走行制御手段が、すぐに追従走行制御手段に対する自車両の制御状態を停止制御から追従制御へ変更して追従走行制御を開始することで、発進した先行車両に追従させて円滑に自車両を発進させることができる。
従って、運転者自身の自然な操作による車両の走行と、追従走行制御装置による追従走行との間の運転感覚の差を縮め、運転者に違和感を感じさせない追従走行制御装置を実現することができるという効果が得られる。
請求項2に記載の追従走行制御装置によれば、先行車両が発進しない場合には、一度発進要求情報を消去することで運転者の意思の確認を白紙に戻し、あらためて発進を要求する運転操作が入力されるのを待つことで、運転者に自車両を発進させる意思があるか否かを再度確認することができる。
従って、運転者に自車両を発進させる意思があるか否かを再確認して、必ず運転者に自車両を発進させる意思がある時にだけ、発進した先行車両に追従させて円滑に自車両を発進させ、車両周囲の交通状況と運転者の指示に従って適切に自車両を走行させることができる追従走行制御装置を実現することができるという効果が得られる。
請求項3に記載の追従走行制御装置によれば、運転者に自車両を発進させる意思があることが確認できている状態の時に先行車両が発進した場合、運転者に対し不要な先行車両の発進の通知を取り止めることができる。
従って、運転者により発進を要求する運転操作が入力されており、自車両を発進させる意思が示されている場合には、運転者にとって既に認識されていると考えられる先行車両の発進を通知することなく、先行車両が発進すると同時に円滑に自車両を先行車両に追従させて発進させることができる追従走行制御装置を実現することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
(装置構成)
図1は、本発明の一実施例の追従走行制御装置を備えた車両1の斜視図であり、図2は、本発明の一実施例の追従走行制御装置の構成を示すブロック図である。
図1において、本実施例の追従走行制御装置は、主にミリ波レーダ一体型ECU(Electronic Control Unit )2として構成されている。また、車両1には、車両1の走行速度を検出する車速センサ3や、車両1のヨーレートを検出するヨーレートセンサ4が備えられており、検出された走行速度やヨーレートは、ミリ波レーダ一体型ECU2(追従走行制御装置)に入力されている。
また、車両1には、油圧や電気によって車両1のエンジンのスロットルを操作するスロットルアクチュエータ5や、同様に油圧や電気によって車両1のブレーキを動作させるブレーキアクチュエータ6が設けられている。
また、車両1の後部には、車両1のブレーキの作動状態を示すブレーキランプ7が設けられている。
また、車両1の運転席近傍には、追従走行制御装置の制御状態を運転者に報知するための表示部8やブザー9が設けられ、ステアリングホイール31近傍には運転者に追従走行制御装置に対する運転操作を入力させるためのスイッチ類10が設けられている。
一方、図2を参照してミリ波レーダ一体型ECU2(追従走行制御装置)の詳細を説明すると、符号11は、車両1の周囲にレーダ波を送信すると共に、物体に反射したレーダ波の反射波を受信するために車両1の前方に搭載されたミリ波レーダ一体型ECU2のレーダ装置であって、レーダ装置11は、受信した反射波を用いて、車両1の前方に存在する物体を検知する。
一方、本実施例の追従走行制御装置は、CPU(中央演算装置)を備えたミリ波レーダ一体型ECU2のECUの部分において実現される処理部として、報知処理部12と、スロットル制御部13と、ブレーキ制御部14と、ブレーキ液圧決定部15と、ターゲット決定部16と、制御ステート決定部17と、目標車間決定部18と、目標車速決定部19とを備えている。
ここで、報知処理部12は、追従走行制御装置の制御状態を運転席近傍に設けられた表示部8やブザー9を用いて運転者に報知する処理部である。
また、スロットル制御部13は、スロットル開度を設定して、車両1のエンジンのスロットルを操作するスロットルアクチュエータ5を制御する処理部である。
また、ブレーキ制御部14は、車両1のブレーキを動作させるブレーキアクチュエータ6を制御する処理部であって、ブレーキ制御部14によるブレーキアクチュエータ6の制御は、ブレーキ液圧決定部15が決定したブレーキフルードの目標液圧(目標油圧)に基づいて実行される。また、ブレーキ液圧決定部15が決定したブレーキフルードの目標液圧に基づいて、車両1の後部に設けられたブレーキランプ7が点灯制御される。
一方、ターゲット決定部16は、レーダ装置11により捉えられた車両1の前方の物体の情報を処理する処理部であって、車速センサ3やヨーレートセンサ4による車両1の走行速度やヨーレートを用いて、車両1の走行軌跡(自車軌跡)を算出する走行軌跡算出処理部を備え、算出した自車軌跡とレーダ装置11が出力する車両1の前方に存在する物体の情報とから、車両1が追従する先行車両を検知すると共に、検知された先行車両と車両1との距離及び両者の相対速度を含む物体情報を算出する先行車両判定処理部を備えている。
また、算出された物体情報から、車両1及び先行車両のいずれもが停止状態であることを検出する停止状態判定処理部と、同様に、算出された物体情報から、先行車両が停止状態から移動したか否かを判定し、先行車両の発進を検知する先行車両発進検知部を備えている。
なお、ターゲット決定部16は、例えば車両1の走行速度を車両1のヨーレートで割ることで、車両1が走行する道路のコーナRを算出して自車軌跡を求め、自車軌跡の延長上の車両を先行車両として認識する。また、車線の側部に沿って設けられたキャッツアイや白線のような停止物を判定して車両1が走行する車線を判断し、車両1が走行する車線の先行車両と隣車線の車両とを区別する。更に、停止した場合は、停止するまでの自車軌跡を利用することで先行車両と他車両とを区別する。
一方、制御ステート決定部17は、運転者に運転操作を入力させるために設けられたスイッチ類10の中の運転者に発進・停止の意思を入力させるための発進・停止スイッチ25、あるいは追従制御の開始を入力させるための制御開始スイッチ26、あるいは追従制御のキャンセルを入力させるためのキャンセルスイッチ27からの信号と、ターゲット決定部16から入力された物体情報とに基づいて車両1の走行制御を行うと共に、報知処理部12を介して制御状態を運転者に報知する処理部であって、車両1の走行制御を、「オフ」、「追従」、「停止保持」の3つの状態の遷移により制御する。なお、制御ステート決定部17による車両1の走行制御の状態遷移については、詳細を後述する。
また、目標車間決定部18は、同様に運転者に運転操作を入力させるために設けられたスイッチ類10の中の車間設定スイッチ28から入力された運転者の操作に基づいて、本実施例の追従走行制御装置が制御する車両1と先行車両との間の目標の車間距離(目標車間距離)を決定する処理部であって、目標車速決定部19は、制御ステート決定部17による制御状態と、目標車間決定部18が決定した目標車間距離とに基づいて、車両1の最適な走行速度を目標車速として算出し、車両1が目標車速で走行するように、スロットル制御部13とブレーキ液圧決定部15とを制御する。
具体的には、目標車速が現在の車両1の走行速度よりも速ければ、スロットル制御部13が出力するスロットル開度を大きくして、エンジンの回転数を上げて車両1が加速するようにスロットルアクチュエータ5に指示する。一方、目標車速が現在の車両1の走行速度よりも遅ければ、ブレーキ液圧決定部15が出力するブレーキフルードの目標液圧を高くして、ブレーキ制御部14がブレーキを動作させるようにブレーキアクチュエータ6に指示する。
なお、図3は、上述の発進・停止スイッチ25と、制御開始スイッチ26と、キャンセルスイッチ27と、車間設定スイッチ28のレイアウト例であって、各スイッチは運転者が操作し易いように、ステアリングホイール31の近傍に配置される。また、発進・停止スイッチ25と、制御開始スイッチ26と、キャンセルスイッチ27と、車間設定スイッチ28は、車両1に備えられたクルーズコントロール装置の操作スイッチと兼用にしても良い。
(制御状態遷移)
次に、図面を参照して制御ステート決定部17における走行制御の状態遷移について説明する。
図4は、制御ステート決定部17における走行制御の状態遷移を示す図である。
図4において、走行制御の状態には、前述のようにA:「オフ」、B:「追従」、C:「停止保持」の3つの状態がある。ここで、A:「オフ」状態は、追従走行制御装置による走行制御が行われていない状態である。また、B:「追従」状態は、追従走行制御装置による走行制御が行われている状態である。また、C:「停止保持」状態は、車両1が追従する先行車両が停止した後、その後ろに停止した車両1が停止状態を保持している状態である。
そして、制御ステート決定部17は、以下に説明する入力をトリガにして、走行制御の状態を図4に示すように遷移させる。
まず、走行制御の状態がA:「オフ」状態において、車両1が追従する先行車両が検知されている時に運転者が制御開始スイッチ26を押下すると、制御ステート決定部17は、走行制御の状態をA:「オフ」状態からB:「追従」状態へ遷移させる(状態遷移SE1)。
一方、走行制御の状態がB:「追従」状態において、車両1が追従する先行車両を見失うか、あるいは運転者がキャンセルスイッチ27を押下するか、あるいはブレーキペダルを踏み込むと、制御ステート決定部17は、走行制御の状態をB:「追従」状態からA:「オフ」状態へ遷移させる(状態遷移SE2)。
また、走行制御の状態がB:「追従」状態において、先行車両が停止中で、かつ車両1が先行車両の後方の所定の位置に停止すると、制御ステート決定部17は、走行制御の状態をB:「追従」状態からC:「停止保持」状態へ遷移させる(状態遷移SE3)。
また、走行制御の状態がC:「停止保持」状態において、運転者が発進・停止スイッチ25を押下するか、あるいはアクセルペダルを踏み込むことにより、車両1を発進させる意思を示すと共に、先行車両が発進した場合には、制御ステート決定部17は、走行制御の状態をC:「停止保持」状態からB:「追従」状態へ遷移させる(状態遷移SE4)。すなわち、走行制御の状態がC:「停止保持」状態における発進・停止スイッチ25の押下は、運転者の発進の意思を表す。
なお、運転者が発進の意思を示してから所定時間内に、運転者が発進・停止スイッチ25を押下すると、制御ステート決定部17は、運転者の発進の意思を取り消す。すなわち、この時の発進・停止スイッチ25の押下は、運転者の停止の意思を表す。また、運転者が発進の意思を示してから所定時間内に、先行車両が発進しない場合も、制御ステート決定部17は、運転者の発進の意思を取り消す。
更に、走行制御の状態がA:「オフ」状態において、車両1が追従する先行車両が停止中で、その後方に車両1が停止している時に運転者が制御開始スイッチ26を押下すると、制御ステート決定部17は、走行制御の状態をA:「オフ」状態から直接C:「停止保持」状態へ遷移させる(状態遷移SE5)。
また、走行制御の状態がC:「停止保持」状態において、運転者がキャンセルスイッチ27を押下するか、あるいはブレーキペダルを踏み込むと、制御ステート決定部17は、走行制御の状態をC:「停止保持」状態から直接A:「オフ」状態へ遷移させる(状態遷移SE6)。
なお、走行制御の状態がC:「停止保持」状態において、先行車両の発進が検知されると、制御ステート決定部17は、報知処理部12を介して先行車両の発進を運転者に報知する(状態遷移SE7)。
また、走行制御の状態がC:「停止保持」状態でも、停止した車両1と先行車両との間の距離(停止車間距離)が、これ以上車両1を先行車両へ近寄らせないミニマム停止目標距離より大きい場合、運転者が発進・停止スイッチ25を押下するか、あるいはアクセルペダルを踏み込むと、制御ステート決定部17は、走行制御の状態をC:「停止保持」状態のまま「にじり寄り制御」を実行する(状態遷移SE8)。
なお、車両1のにじり寄り制御や、車両1が停止している停止保持状態からの走行制御については、詳細を後述する。
(車両1のにじり寄り制御)
次に、図面を参照して制御ステート決定部17による車両1のにじり寄り制御について説明する。
図5は、停止した先行車両に対して車両1が停止する位置を示す図である。
図5に示すように、先行車両41が停止した場合、車両1は初回停止目標距離L1(例えば、L1=5[m])で停止し、その後制御ステート決定部17による制御が「停止保持」状態になる。これに対して、これ以上車両1を先行車両41へ近寄らせないミニマム停止目標距離L2(但し、L2<L1とする。例えば、L2=4[m])が規定されている。
図5において、例えば停止した車両1と先行車両41との間の距離(停止車間距離)がミニマム停止目標距離L2より大きい場合、制御ステート決定部17による走行制御の状態が「停止保持」状態の間に例えば発進・停止スイッチ25を押下すると、制御ステート決定部17は、所定距離L3(例えば、L3=0.5[m])だけ車両1を前進させる。これにより、車両1と先行車両41との間の距離を少し縮めることができる。
このように、停止車間距離がミニマム停止目標距離L2より大きい場合に、制御ステート決定部17が所定距離L3だけ車両1を前進させる制御を、本実施例では「にじり寄り制御」と呼ぶことにする。例えば、上述の初回停止目標距離L1は、平均的な運転者の運転による停止時における停止車間距離よりも長めに設定されているので、車両1の周囲の交通状況の混雑具合によっては運転者が違和感を感じる場合もある。このような時に、ミニマム停止目標距離L2まで停止車間を縮めることができる「にじり寄り制御」は有益である。
なお、停止車間距離がミニマム停止目標距離L2に達した場合には、それ以上発進・停止スイッチ25を押下しても、制御ステート決定部17による走行制御の状態は「停止保持」状態のままで、ブレーキが解除されることはない。また、「にじり寄り制御」の動作中に先行車両41が発進した場合、制御ステート決定部17は、報知処理部12を介して先行車両の発進を運転者に報知することなく、走行制御の状態を「停止保持」状態から「追従」状態へ遷移させる。
(車両1が停止している停止保持状態からの走行制御)
次に、図面を参照して制御ステート決定部17による、上述の「にじり寄り制御」を含む車両1が停止している停止保持状態からの走行制御動作について説明する。
図6及び図7は、本実施例の追従走行制御装置の制御ステート決定部17による車両1が停止している停止保持状態からの走行制御動作を示すフローチャートである。制御ステート決定部17は、停止している先行車両41に追従して車両1が停止している間、図6及び図7に示す処理を定期的に起動して実行する。
図6において、制御ステート決定部17は定期的に起動して、発進・停止スイッチ25が押されたか、または後述するタイマが作動中か、または車両1がにじり寄り動作中かを判定する(ステップS1)。
もし、ステップS1において、上述のいずれの条件も成立しない場合、すなわち発進・停止スイッチ25は押されておらず、タイマも作動中でなく、更に車両1は「にじり寄り動作中」でない場合(ステップS1のNO)、制御ステート決定部17は、先行車両41の発進が検知されたか否かを確認する(ステップS2)。
もし、ステップS2において、先行車両41の発進が検知されない場合(ステップS2のNO)、制御ステート決定部17は、この回の制御動作を終了する。
また、ステップS2において、先行車両41の発進が検知された場合(ステップS2のYES)、制御ステート決定部17は、報知処理部12を介して表示部8あるいはブザー9による運転者への先行車両41の発進報知を実行する(ステップS3)。
一方、上述のステップS1において、いずれかの条件が成立する場合、すなわち発進・停止スイッチ25は押されているか、タイマが作動中か、車両1が「にじり寄り動作」中のいずれかであった場合(ステップS1のYES)、制御ステート決定部17は、現在停止中の車両1と先行車両41との間の距離(停止車間距離)が、ミニマム停止目標距離L2より大きいか否かを判定する(ステップS4)。
ステップS4において、停止車間距離がミニマム停止目標距離L2以下の場合(ステップS4のNO)、制御ステート決定部17は、発進予約制御として、まず発進・停止スイッチ25が押されて、かつタイマの値が「0」であるか否かを判定する(ステップS5)。
ステップS5において、発進・停止スイッチ25が押されて、かつタイマの値が「0」であった場合(ステップS5のYES)、制御ステート決定部17は、車両1及び先行車両41のいずれもが停止状態にある時に運転者によって発進を要求する運転操作が入力されたことを発進要求情報として記憶する(ステップS6)。
そして、発進要求情報を記憶したら、制御ステート決定部17は、タイマを例えば2秒にセットし(ステップS7)、タイマがカウントする2秒間に先行車両41が発進するか否かを監視する。
具体的には、まず制御ステート決定部17は、タイマの値が「0」であるか否かを判定し(ステップS8)、タイマの値が「0」でなければ(ステップS8のNO)、タイマの値を減算処理してタイマのカウントを行う(ステップS9)。
また、もしステップS5において、発進・停止スイッチ25が押されていても、タイマの値が「0」でなかった場合、あるいはタイマの値が「0」でも、発進・停止スイッチ25が押されていない場合(ステップS5のNO)、制御ステート決定部17は、タイマの値が「0」であるか否かを判定し(ステップS8)、タイマの値が「0」でなければ(ステップS8のNO)、タイマの値を減算処理してタイマのカウントを行う(ステップS9)。
また、この時制御ステート決定部17は、先行車両41が発進しても、追従して車両1を発進させたくない運転者が、発進・停止スイッチ25を押して停止要求を入力したか否かを監視する(ステップS10)。
もし、ステップS10において、運転者が発進・停止スイッチ25を押して停止要求を入力していない場合(ステップS10のNO)、制御ステート決定部17は、次に、先行車両41の発進が検知されたか否かを確認する(ステップS11)。
もし、ステップS11において、先行車両41の発進が検知された場合(ステップS11のYES)、制御ステート決定部17は、制御ステート決定部17は、図4を用いて説明した走行制御の状態を、B:「追従」状態に移行させる(遷移させる)(ステップS12)。
そして、制御ステート決定部17は、報知処理部12を介して先行車両41の発進を運転者に報知することなく、先行車両41に追従して車両1を発進させ、追従走行制御を開始する(ステップS13)。
そして、制御ステート決定部17は、タイマを「0」にリセットして(ステップS14)、この回の制御動作を終了する。但し、この場合は車両1が走行を開始するので、車両1が停止している停止保持状態からの走行制御動作を終了することになる。
一方、上述のステップS8において、タイマの値が「0」であった場合(ステップS8のYES)、あるいはステップS10において、運転者が発進・停止スイッチ25を押して停止要求を入力していた場合(ステップS10のYES)、制御ステート決定部17は、タイマを「0」にリセットすると共に(ステップS15)、ステップS6において記憶した発進要求情報を消去して(ステップS16)、この回の制御動作を終了する。
また、上述のステップS4において、停止車間距離がミニマム停止目標距離L2より大きい場合(ステップS4のYES)、図7のステップS17へ進み、制御ステート決定部17は、にじり寄り制御として、まずにじり寄り動作を開始してから車両1が所定距離L3以上動いたか否かを判定する(ステップS17)。
もし、にじり寄り制御が実行されており、にじり寄り動作を開始してから車両1が所定距離L3以上動いていた場合(ステップS17のYES)、制御ステート決定部17は、ブレーキ液圧決定部15及びブレーキ制御部14を制御して停止制御を実行し、ブレーキアクチュエータ6を作動させ車両1を停止させる(ステップS18)。
また、にじり寄り制御が実行されていても、車両1がまだ停止中、あるいはにじり寄り動作を開始してから車両1が所定距離L3以上動いていない場合(ステップS17のNO)、制御ステート決定部17は、スロットル制御部13を制御して前進制御を実行し、スロットルアクチュエータ5を作動させて車両1を前進させる(ステップS19)。
また、にじり寄り制御中、制御ステート決定部17は、先行車両41の発進が検知されたか否かを確認し(ステップS20)、もし、先行車両41の発進が検知されない場合(ステップS20のNO)、制御ステート決定部17は、この回の制御動作を終了する。
一方、ステップS20において、にじり寄り制御中に先行車両41の発進が検知された場合(ステップS20のYES)、制御ステート決定部17は、走行制御の状態を、B:「追従」状態に移行させる(遷移させる)(ステップS21)。
そして、制御ステート決定部17は、報知処理部12を介して先行車両41の発進を運転者に報知することなく、先行車両41に追従して車両1を発進させ、追従走行制御を開始して(ステップS22)、この回の制御動作を終了する。但し、この場合も車両1が走行を開始するので、車両1が停止している停止保持状態からの走行制御動作を終了することになる。
なお、上述の走行制御では、走行制御の状態がC:「停止保持」状態でも、停止した車両1と先行車両41との間の距離(停止車間距離)が、これ以上車両1を先行車両41へ近寄らせないミニマム停止目標距離L2より大きい場合、運転者が発進・停止スイッチ25を押下するか、あるいはアクセルペダルを踏み込むと、制御ステート決定部17が、走行制御の状態をC:「停止保持」状態のままにじり寄り制御を実行すると説明したが、運転者がアクセルペダルを踏み込んで車両1を発進させようとする場合は、運転者の操作を優先し、停止車間距離がミニマム停止目標距離L2以下でも、ブレーキを解除して車両1の走行は運転者の操作に任せるものとする。
また、ステップS1からステップS22における処理の説明では、特にステップS1、ステップS5、ステップS10において、運転者による発進あるいは停止の要求の判断は、発進・停止スイッチ25の押下の有無で確認すると説明したが、当然の如く、運転者による発進の要求の判断は、運転者によるアクセルペダルの操作から判断しても良い。
また、本実施例では、制御ステート決定部17が実行するステップS6の処理が発進要求記憶手段に相当する。
以上説明したように、本実施例の追従走行制御装置は、車両1の進行方向に存在する物体を検知可能なレーダ装置11を備え、検知された物体の中から車両1が追従する先行車両41を判定して、判定された先行車両41に対する追従走行制御を実行する追従走行制御装置において、車両1及び先行車両41のいずれもが停止状態にある時に、発進・停止スイッチ25あるいはアクセルペダルが操作されて運転者により発進を要求する運転操作が入力された場合、これを発進要求情報として記憶する。一方、先行車両41が発進した時にこの発進要求情報が既に記憶されていれば、運転者には車両1を発進させる意思があると判断できるので、制御ステート決定部17が、車両1の制御状態を、停止制御から追従制御へ変更して追従走行制御を開始する。
このように、車両1及び先行車両41のいずれもが停止状態にある時に運転者によって発進を要求する運転操作が入力されたことを発進要求情報として記憶しておけば、先行車両41が発進した時に、この発進要求情報に基づいて運転者には車両1を発進させる意思があると判断することができる。これにより、先行車両41が発進した時に発進要求情報が記憶されていれば、制御ステート決定部17は、すぐに車両1の制御状態を、停止制御から追従制御へ変更して追従走行制御を開始し、発進した先行車両41に追従させて円滑に車両1を発進させることができる。
従って、運転者自身の自然な操作による車両の走行と、追従走行制御装置による追従走行との間の運転感覚の差を縮め、運転者に違和感を感じさせない追従走行制御装置を実現することができるという効果が得られる。
また、発進要求情報が記憶されており、運転者には車両1を発進させる意思があると確認できている場合でも、発進要求情報が記憶されてから所定時間内に先行車両41が発進しない場合には、一度発進要求情報を消去することで運転者の意思の確認を白紙に戻し、あらためて発進を要求する運転操作が入力されるのを待つことで、運転者に車両1を発進させる意思があるか否かを再確認して、必ず運転者に車両1を発進させる意思がある時にだけ発進した先行車両41に追従させて円滑に車両1を発進させ、車両周囲の交通状況と運転者の指示に従って適切に車両1を走行させることができるという効果が得られる。
また、運転者に車両1を発進させる意思があることが確認できている状態の時に先行車両41が発進した場合、運転者に対する先行車両41の発進の通知を取り止めることが可能となる。これにより運転者により発進を要求する運転操作が既に入力されており、車両1を発進させる意思が示されている場合には、運転者にとって既に認識されていると考えられる先行車両41の発進を通知することなく、先行車両41が発進すると同時に円滑に車両1を先行車両41に追従させて発進させることができるという効果が得られる。
本発明の一実施例の追従走行制御装置を備えた車両の斜視図である。 同実施例の追従走行制御装置の構成を示すブロック図である。 同実施例の追従走行制御装置の発進・停止スイッチと、制御開始スイッチと、キャンセルスイッチと、車間設定スイッチのレイアウト例である。 同実施例の追従走行制御装置の制御ステート決定部における走行制御の状態遷移を示す図である。 停止した先行車両に対して同実施例の追従走行制御装置を備えた車両が停止する位置を示す図である。 同実施例の追従走行制御装置の制御ステート決定部による車両が停止している停止保持状態からの走行制御動作を示すフローチャートである。 同実施例の追従走行制御装置の制御ステート決定部による車両が停止している停止保持状態からの走行制御動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 車両(自車両)
11 レーダ装置(物体検知手段)
12 報知処理部(報知手段)
13 スロットル制御部(追従走行制御手段)
14 ブレーキ制御部(追従走行制御手段)
15 ブレーキ液圧決定部(追従走行制御手段)
16 ターゲット決定部(先行車両判定手段、先行車両発進検知手段)
17 制御ステート決定部(走行制御手段)
18 目標車間決定部(目標車間距離決定手段)
19 目標車速決定部(目標車速決定手段)
25 発進・停止スイッチ(運転操作検出手段)
41 先行車両
S6 発進要求記憶手段

Claims (3)

  1. 自車両に搭載されると共に、該自車両の進行方向に存在する物体を検知可能な物体検知手段と、
    検知された前記物体の中から前記自車両が追従する先行車両を判定する先行車両判定手段と、
    前記自車両と前記先行車両との間の目標車間距離を決定する目標車間距離決定手段と、
    前記物体検知手段からの信号、及び前記目標車間距離に基づいて、前記自車両の目標車速を決定する目標車速決定手段と、
    決定された前記目標車速に基づいて、前記先行車両に対する追従走行を制御する追従走行制御手段と、
    運転者による運転操作を検出する運転操作検出手段と、
    前記先行車両の情報と前記運転操作検出手段からの信号に基づいて、自車両の走行制御を行う走行制御手段と
    を備えた追従走行制御装置において、
    前記自車両及び前記先行車両のいずれもが停止状態であることを判定する停止状態判定手段と、
    前記自車両及び前記先行車両のいずれもが停止状態にある時に前記運転者によって発進を要求する運転操作が入力された場合、これを発進要求情報として記憶する発進要求記憶手段と、
    前記物体検知手段からの信号に基づいて、前記先行車両の発進を検知する先行車両発進検知手段と
    を備え、
    前記走行制御手段が、前記発進要求記憶手段によって前記発進要求情報が記憶されている時に、前記先行車両発進検知手段によって前記先行車両の発進が検知された場合には、前記追従走行制御手段に対する前記自車両の制御状態を変更して追従走行制御を開始することを特徴とする追従走行制御装置。
  2. 前記走行制御手段が、前記発進要求記憶手段によって前記発進要求情報が記憶されてから所定時間内に前記先行車両の発進が検知されない場合、前記発進要求記憶手段によって記憶された前記発進要求情報を消去する
    ことを特徴とする請求項1に記載の追従走行制御装置。
  3. 前記先行車両発進検知手段からの信号に基づいて、前記先行車両の発進を前記運転者に対して報知する報知手段を備え、
    前記報知手段が、前記発進要求記憶手段によって前記発進要求情報が記憶されている時に前記先行車両の発進が検知された場合には、前記先行車両の発進を前記運転者に対して報知しない
    ことを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の追従走行制御装置。


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