JP2005223393A - 投影装置、投影方法、及び投影プログラム - Google Patents

投影装置、投影方法、及び投影プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】投影画像に回転の歪みを含む場合であったとしても、簡単に投影画像の外形枠を適正な矩形にすることを可能にする。
【解決手段】入力される画像信号に応じた画像を投影する空間的光変調素子(SOM)36及び投影レンズ12を含んだ投影系と、投影される投影画像を回転させる回転変形調整、投影画像が矩形となるように変形させる台形変形調整の何れかを映像調整メニューを用いて選択させ、キー/インジケータ部45から入力される変形指示に応じて、映像調整メニューにおいて選択された項目に基づいて回転変形調整、台形変形調整を投影映像に施して、投影画像を変形させる制御部39を有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、投影画像の自動合焦機能を有する投影装置、投影方法、及び投影プログラムに関する。
現在では、プロジェクタ等のスクリーンに映像を投影する投影装置が普及している。また、投影装置は、小型化される傾向にあり、簡単に持ち運べて自由な位置に設置して投影可能となっているものも多い。
こうした携帯型の投影装置では、投影装置とスクリーンを適切に設置しないと、投影画像の外形の形状がユーザーが意図しない形になってしまう。通常、スクリーンに投影される画像の外形形状は矩形となるようにして使用されることが多い。
従来、スクリーンが投影装置からの投影方向に対して傾いていることにより発生する台形歪みを補正するために、垂直方向と水平方向の傾きを検出する位置把握ユニットと、この位置把握ユニットにより検出された傾きの情報をもとに歪みを補正するプロジェクタからなるシステムが考えられている(例えば特許文献1)。
また、本体に垂設して伸縮足を設けることにより、投影画像を見ながら簡易に水平調整並びに仰角調整ができるようにするプロジェクタが考えられている(例えば特許文献2)。
特開2003−5277号公報 特開2003−5279号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているシステムでは、プロジェクタの他に位置把握ユニットが必要であり、このユニットを用いてスクリーンの垂直方向と水平方向の傾きを検出した後、プロジェクタの傾きを検出させる必要があり、投影画像の歪みを補正するのに手間が掛かかってしまう。例えば、スクリーンや投影装置の設置状態を変更した場合には、その都度、同様の作業を行わなければならない。また、投影装置が傾斜することに伴い投影画像が回転するように歪んでいる場合には対応することができない。
また、特許文献2に記載されているプロジェクタでは、左右方向の傾き調整をする水平調整と前後方向の傾き調整を行うチルト調整、さらには水平方向の傾き調整もできるが、投影画像が回転歪みと台形歪みを含む場合には補正することができない。
本発明の課題は、投影画像に回転の歪みを含む場合であったとしても、簡単に投影画像の外形枠を適正な矩形にすることが可能な投影装置、投影方法、及び投影プログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、入力される画像信号に応じた画像を投影する投影手段と、前記投影手段によって投影される投影画像を回転させる回転変形調整、前記投影画像が矩形となるように変形させる台形変形調整の何れかを選択させる選択手段と、前記前記投影手段によって投影される投影画像に対する変形指示を入力する入力手段と、前記選択手段によって回転変形調整と台形変形調整の何れが選択されているかに基づいて、前記入力手段によって入力される変形指示に応じて前記投影手段によって投影される前記投影画像を変形させる投影画像変形手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、入力される画像信号に応じた画像を投影する投影手段と、装置の傾斜角度を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知された傾斜角度に基づいて、前記投影手段によって投影される投影画像に対する回転調整量を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された回転調整量に応じて、前記投影手段によって投影される前記投影画像を回転変形させる回転変形手段とを具備したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記回転変形手段によって回転変形調整された前記投影画像が矩形となるように変形させる台形変形手段をさらに具備したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記回転変形手段による前記投影画像に対する回転変形調整を実行させるか否かを設定する変形調整設定手段を具備し、前記回転変形手段は、前記変形調整設定手段によって回転変形調整の実行が設定されている場合に回転変形調整を実行することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、入力される画像信号に応じた画像を投影する投影手段と、装置を傾斜させるための伸縮可能に構成された伸縮脚と、前記伸縮脚を伸縮させる脚調整、前記投影画像が矩形となるように変形させる台形変形調整の何れかを選択させる選択手段と、前記前記投影手段によって投影される投影画像に対する変形指示を入力する入力手段と、前記選択手段によって脚調整が選択されている場合に、前記入力手段によって入力される変形指示に応じて前記伸縮脚を伸縮させる伸縮制御手段と、前記選択手段によって台形変形調整が選択されている場合に、前記入力手段によって入力される変形指示に応じて前記投影手段によって投影される前記投影画像を台形変形させる投影画像変形手段とを具備したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、入力される画像信号に応じた画像を投影する投影手段と、装置を傾斜させるための伸縮可能に構成された伸縮脚と、装置の傾斜角度を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知された傾斜角度に基づいて、前記伸縮脚の伸縮量を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された伸縮量に応じて、前記伸縮脚を伸縮させる伸縮制御手段とを具備したことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、入力される画像信号に応じた画像を投影する投影工程と、前記投影工程によって投影される投影画像を回転させる回転変形調整、前記投影画像が矩形となるように変形させる台形変形調整の何れかを選択させる選択工程と、前記前記投影手段によって投影される投影画像に対する変形指示を入力する入力工程と、前記選択工程によって回転変形調整と台形変形調整の何れが選択されているかに基づいて、前記入力工程によって入力される変形指示に応じて前記投影手段によって投影される前記投影画像を変形させる投影画像変形工程とを有したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、コンピュータを、入力される画像信号に応じた画像を投影する投影手段と、前記投影手段によって投影される投影画像を回転させる回転変形調整、前記投影画像が矩形となるように変形させる台形変形調整の何れかを選択させる選択手段と、前記前記投影手段によって投影される投影画像に対する変形指示を入力する入力手段と、前記選択手段によって回転変形調整と台形変形調整の何れが選択されているかに基づいて、前記入力手段によって入力される変形指示に応じて前記投影手段によって投影される前記投影画像を変形させる投影画像変形手段として機能させる。
請求項1記載の発明によれば、入力される画像信号に応じて投影される投影画像を回転させる回転変形調整あるいは投影画像が矩形となるように変形させる台形変形調整の何れかを選択させ、回転変形調整と台形変形調整の何れが選択されているかに基づいて、入力される変形指示に応じて投影画像を変形させるようにしたので、例えば手動によるキー操作によって台形変形調整だけでなく回転変形調整が実行されるように選択でき、この回転変形調整を選択して変形指示をキー操作により入力することで投影画像の調整を任意に実行して、投影画像の外形枠を適正な矩形にすることができる。
請求項2記載の発明によれば、装置の傾斜角度を検知して、この検知された傾斜角度に基づいて、入力される画像信号に応じて投影される投影画像に対する回転調整量を算出し、この算出された回転調整量に応じて投影画像を回転変形させるようにしたので、自動的に投影画像に対する回転変形調整を実行させて、投影画像の外形枠を適正な矩形にすることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2の発明の効果に加えて、回転変形調整された投影画像が矩形となるように変形させることで、回転変形調整と台形変形調整との組み合わせによって、投影画像を適正な矩形となるように補正することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項2の発明の効果に加えて、投影画像に対する回転変形調整を実行させるか否かを設定できるようにすることで、回転変形調整を自動的に実行させるか否か、例えば自動的に調整しない場合に手動操作による調整を選択することもできる。
請求項5記載の発明によれば、装置を傾斜させるための伸縮可能に構成された伸縮脚を設け、伸縮脚を伸縮させる脚調整または入力される画像信号に応じて投影される投影画像が矩形となるように変形させる台形変形調整の何れかを選択させ、脚調整が選択されている場合には、入力される変形指示に応じて伸縮脚を伸縮させ、台形変形調整が選択されている場合には、入力される変形指示に応じて投影画像を台形変形させるようにしたので、例えば手動によるキー操作によって調整脚の伸縮を制御して装置の傾斜を変更し、投影画像が変形されるように選択でき、この回転変形調整を選択して変形指示をキー操作により入力することで投影画像の調整を任意に実行し、投影画像の外形枠を適正な矩形にすることができる。
請求項6記載の発明によれば、装置を傾斜させるための伸縮可能に構成された伸縮脚を設け、装置の傾斜角度を検知し、この検知された傾斜角度に基づいて、伸縮脚の伸縮量を算出し、この算出された伸縮量に応じて伸縮脚を伸縮させるようにしたので、装置が傾斜した状態で設置されることにより投影画像に歪みが生じている場合でも、伸縮脚に対する制御により設置状態を自動的に直して、装置の設置状態に起因する投影画像の歪みを補正させて、投影画像の外形枠を適正な矩形にすることができる。
請求項7記載の発明によれば、入力される画像信号に応じて投影される投影画像を回転させる回転変形調整あるいは投影画像が矩形となるように変形させる台形変形調整の何れかを選択させ、回転変形調整と台形変形調整の何れが選択されているかに基づいて、入力される変形指示に応じて投影画像を変形させるようにしたので、例えば手動によるキー操作によって台形変形調整だけでなく回転変形調整が実行されるように選択でき、この回転変形調整を選択して変形指示をキー操作により入力することで投影画像の調整を任意に実行して、投影画像の外形枠を適正な矩形にすることができる。
請求項8記載の発明によれば、入力される画像信号に応じて投影される投影画像を回転させる回転変形調整あるいは投影画像が矩形となるように変形させる台形変形調整の何れかを選択させ、回転変形調整と台形変形調整の何れが選択されているかに基づいて、入力される変形指示に応じて投影画像を変形させるようにしたので、例えば手動によるキー操作によって台形変形調整だけでなく回転変形調整が実行されるように選択でき、この回転変形調整を選択して変形指示をキー操作により入力することで投影画像の調整を任意に実行して、投影画像の外形枠を適正な矩形にすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明をプロジェクタ装置に適用した場合の実施の形態(第1〜第4実施形態)について外観構成を示すものである。
図1(A)に示すように、直方体状の本体ケーシング11の前面に、投影レンズ12、二対の測距レンズ13a,13bと13c,13d、及びIr受信部14が配設される。
投影レンズ12は、後述するマイクロミラー素子等の空間的光変調素子で形成された光像を投影するためのものであり、ここでは合焦位置及びズーム位置(投影画角)を任意に可変できるものとする。
測距レンズ13a,13bと13c,13dは、例えば投影レンズ12の近傍に設けられており、それぞれ後述する位相差センサ131,132の一部を構成するものであり、被写体像に対するこれら各対のレンズでの視差から三角測距の原理に基づいて被写体までの距離、具体的には投影画像面までの距離を測定する。
具体的には、縦に配置された一対の測距レンズ13a,13bで縦方向の被写体までの距離を測定し、横に配置されたもう一対の測距レンズ13c,13dで横方向の被写体までの距離を測定する。
Ir受信部14は、図示しないこのプロジェクタ装置10のリモートコントローラからのキー操作信号が重畳された赤外光を受信する。
また、本体ケーシング11の上面には、本体メインキー/インジケータ15、スピーカ16、及びカバー17が配設される。
本体メインキー/インジケータ15の詳細については後述する。
スピーカ16は、動画の再生時等の音声を拡声出力する。
カバー17は、ここでは図示しないサブキーを操作する際に開閉する。該サブキーは、図示しないこのプロジェクタ装置10のリモートコントローラを使用せずに、本体メインキー/インジケータ15のキーでは設定指示できない詳細な各種動作等を操作する。
さらに、図1(B)に示すように本体ケーシング11の背面には、入出力コネクタ部18、Ir受信部19、及びACアダプタ接続部20が配設される。
入出力コネクタ部18は、例えばパーソナルコンピュータ等の外部機器との接続のためのUSB端子、映像入力用のミニD−SUB端子、S端子、及びRCA端子と、音声入力用のステレオミニ端子等からなる。
Ir受信部19は、上記Ir受信部14と同様に、図示しないリモートコントローラからのキー操作信号が重畳された赤外光を受信する。
ACアダプタ接続部20は、電源となる図示しないACアダプタからのケーブルを接続する。
加えて、本体ケーシング11の下面には、背面側に一対の固定脚部21,21が取り付けられると共に、前面側に高さ調節が可能な調整脚部22,22が取り付けられる。
調整脚部22は、ねじ回転により伸縮が可能となっており、後述する調整脚駆動部46によって駆動されることにより、ねじ位置が制御される。調整脚部22を伸縮させることにより、投影レンズ12の投影方向の鉛直方向成分、すなわち仰角を調整することができる。
なお、傾斜角測定部44、調整脚駆動部46、及び調整脚部22は、第3及び第4実施形態において使用する構成であり、第1及び第2実施形態では必要としない。
次に図2により上記本体メインキー/インジケータ15の詳細な配置構成を例示する。すなわち本体メインキー/インジケータ15には、電源(power)キー15a、ズーム(Zoom)キー15b、フォーカス(Focus)キー15c、「AFK」キー15d、「Input」キー15e、「Auto」キー15f、「menu」キー15g、「Keystone」キー15h、「HELP」キー15i、「Esc」キー15j、「アップ(↑)」キー15k、「ダウン(↓)」キー15l、「レフト(←)」キー15m、「ライト(→)」キー15n、及び「Enter」キー15oと、電源/待機(power/standby)インジケータ15p、及び温度(TEMP)インジケータ15qを備える。
電源キー15aは、電源のオン/オフを指示する。
ズームキー15bは、「△」「▽」の操作によりズームアップ(tele)及びズームダウン(wide)を指示する。
フォーカスキー15cは、「△」「▽」の操作により合焦位置の前方向及び後方向への移動を指示する。
「AFK」キー15dは、自動合焦(Automatic Focus)と自動台形補正(Automatic Keystone correction)の即時実行を指示する。
「Input」キー15eは、上記入出力コネクタ部18の何れかに入力される画像信号の手動切換えを指示し、「Auto」キー15fは、同入出力コネクタ部18の何れかに入力される画像信号の自動切換えを指示する。
「menu」キー15gは、投影動作に関する各種メニュー項目の表示を指示し、「Keystone」キー15hは、台形補正の操作を指示する。
「HELP」キー15iは、指示操作が不明な場合の各種ヘルプ情報の表示を指示し、「Esc」キー15jはその時点での操作の解除を指示する。
「アップ」キー15k、「ダウン」キー15l、「レフト」キー15m、及び「ライト」キー15nは、メニュー項目や手動台形補正方向、ポインタやカーソル等その時点で選択または移動方向を指示する場合に応じて操作する。
電源/待機インジケータ15pは、電源のオン/オフ状態と画像信号の入力がない状態を例えば緑色と赤色のLEDの点灯/消灯あるいは点滅により表示する。
温度インジケータ15qは、画像投影の光源となるランプの温度が投影に適した状態となっているか否かを例えば緑色と赤色のLEDの点灯/消灯あるいは点滅により表示する。
続いて図3を用いてプロジェクタ装置10の電子回路の機能構成について説明する。図3において、入出力コネクタ部18より入力された各種規格の画像信号が、入出力インタフェース(I/F)31、システムバスSBを介して画像変換部32で所定のフォーマットの画像信号に統一された後に、表示エンコーダ33へ送られる。
表示エンコーダ33は、送られてきた画像信号をビデオRAM34に展開記憶させた上でこのビデオRAM34の記憶内容からビデオ信号を発生して表示駆動部35に出力する。
表示駆動部35は、送られてきた画像信号に対応して適宜フレームレート、例えば30[フレーム/秒]で空間的光変調素子(SOM)36を表示駆動するもので、この空間的光変調素子36に対して、例えば超高圧水銀灯等の光源ランプ37が出射する高輝度の白色光を照射することで、その反射光で光像が形成され、投影レンズ12を介して図示しないスクリーンに投影表示される。
しかるに、投影レンズ12はレンズモータ(M)38に駆動されることでズーム位置及びフォーカス位置を適宜移動する。
各回路のすべての動作制御を司るのが制御部39である。制御部39は、CPUと、後述する自動合焦及び自動台形補正の処理を含む該CPUで実行される動作プログラムを固定的に記憶したROM、及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成される。
また、制御部39には、システムバスSBを介して画像記憶部40、音声処理部41、加速度センサ42、測距処理部43、傾斜角測定部44、調整脚駆動部46が接続される。
画像記憶部40は、例えばフラッシュメモリ等でなり、後述する映像調整メニューやユーザロゴ画像の画像データを記憶するもので、制御部39に指示された画像データを適宜読出して表示エンコーダ33へ送出し、それらの画像を投影レンズ12により投影表示させる。
音声処理部41は、PCM音源等の音源回路を備え、投影表示動作時に与えられる音声データをアナログ化し、上記スピーカ16を駆動して拡声放音させる。
加速度センサ42は、このプロジェクタ装置10が設置されている状態から移動された場合にその振動を検知して検知信号を制御部39へ出力する。
測距処理部43は、測距レンズ13a,13bを有する位相差センサ13を駆動して後述する投影表示されたチャート画像中の任意のポイント位置までの距離を測定する。
傾斜角測定部44は、プロジェクタ装置10の水平な設置面(地表面)に対する角度、すなわち設置状態での投影方向に垂直な方向での傾斜角度を検知して制御部39へ送出する。
調整脚駆動部46は、制御部39の制御により、2つの調整脚部22,22の伸縮を駆動制御するもので、例えば調整脚部22,22のそれぞれに対応する、ねじを回転させるためのモータやギアなどを有する。例えばモータを正回転させた場合には調整脚部22が伸び、逆回転させる場合には縮むものとする。調整脚駆動部46は、2つの調整脚部22,22に対して個別に伸縮を制御して、異なる長さにすることができる。
なお、本体メインキー/インジケータ15とカバー17内に備えられる本体サブキーによりキー/インジケータ部45を構成し、このキー/インジケータ部45におけるキー操作信号が直接制御部39に入力され、また制御部39は電源/待機インジケータ15p及び温度インジケータ15qを直接点灯/点滅駆動する一方で、Ir受信部14及びIr受信部19での赤外光受信信号も直接制御部39に入力される。
次に、プロジェクタ装置10の設置状態とスクリーンに投影される投影画像との関係について説明する。
図4(a)には、プロジェクタ装置10(投影装置)からスクリーンに対して映像を投影している状態を示す側面図を示している。図4(a)に示すように、スクリーンは、プロジェクタ装置10が設置された設置面(地表)から所定の高さで垂直に設置されている。この場合、プロジェクタ装置10(投影レンズ12)と投影画像の上辺とを結ぶ線と設置面との成す角度をθT、プロジェクタ装置10(投影レンズ12)と投影画像の下辺とを結ぶ線と設置面との成す角度をθBとするとθT≠θB(θT>θB)となり、投影画像の上辺までの距離をdT、下辺までの距離をdBとするとdT≠dB(dY>dB)となる。
図4(b1)は、図4(a)に示す状態を上面から見た平面図である。図4(b1)の設置状態では、プロジェクタ装置10のスクリーンに対する平面上での投影方向は垂直であり(θH=90°)、プロジェクタ装置10(投影レンズ12)と投影画像の左辺までの距離をdL、投影画像の右辺までの距離をdRとするとdL=dRとしている。
この場合、プロジェクタ装置10によってスクリーンに投影した投影画像は、図4(c1)に示すように、上辺が長い台形に変形される。
また、図4(b2)の設置状態では、プロジェクタ装置10のスクリーンに対する平面上での投影方向が傾いており(θH≠90°(θH<90°))、dL≠dR(dL>dR)となっている。
この場合、プロジェクタ装置10によってスクリーンに投影した投影画像は、図4(c2)に示すように、図4(c1)の投影画像の左辺が長く変形された台形となる。
さらに、図5には、スクリーンに投影された投影画像が回転している場合のプロジェクタ装置10の設置状態を示している。図5(a)は側面図を示し、図5(c)は上面図を示している。図5(c)に示すように、プロジェクタ装置10は、スクリーンに対する平面上での投影方向が傾いており(θH≠90°(θH<90°))、dL≠dR(dL>dR)となっているものとする。
図5(b)(d)は、プロジェクタ装置10を背面側から見た背面図を示している。図5(c)に示すように投影方向が傾いた状態で、図5に(b)に示すように、プロジェクタ装置10が水平に設置されている状態では投影画像の外形の左辺が長く変形された台形となる。さらに、図5(d)に示すように、プロジェクタ装置10が設置面(地表)に対して傾斜している状態では、図5(b)に示す投影画像が回転されてしまう。
本発明では、図5(d)に示すように、プロジェクタ装置10が設置面に対して傾斜することで、投影画像が回転を含む台形変形されている場合においても、後述する第1〜第4実施形態に説明するように、投影画像の外形枠を適正な矩形に簡単に補正できるようにする。
(第1の実施形態)
次に、第1の実施形態におけるプロジェクタ装置10の動作について説明する。第1の実施形態では、手動によるキー操作によって投影画像に対する台形補正を実施する。
図6には、第1実施形態における台形補正処理を説明するためのフローチャートを示している。図7には、第1実施形態における各操作に対応する映像調整メニューの状態、変形映像、投影画像のそれぞれの一例を示している。図7中の変形映像は、プロジェクタ装置10から投影する映像の外形状とこの映像に対して施す変形を説明するもので、投影映像は、スクリーンに実際に投影されている映像の形状と変形映像に示す変形を施した場合の外形状の変化を表している。
まず、「Keystone」キー15hに対する操作により、台形補正の実行が要求されると、制御部39は、台形補正のための映像調整メニューの画像データを表示エンコーダ33へ送出し、表示駆動部35の制御によりスクリーンに投影させる(ステップA1)。
第1実施形態における映像調整メニューには、図7に示すように、投影画像の回転を指示するための「回転」、投影画像の左辺と右辺を垂直にするための「台形(垂直)」、投影画像の上辺と下辺を水平にするための「台形(水平)」の項目が設けられている。
ここで、「回転」「台形(垂直)」「台形(水平)」から例えば「アップ」キー15kあるいは「ダウン」キー15lに対する操作によって、何れかの項目を任意に選択指定することができる(ステップA2)。
また、映像調整メニューの「回転」「台形(垂直)」「台形(水平)」の各項目に対して、操作状態を表す操作インジケータが設けられている。操作インジケータでは、例えば「回転」の操作であれば、右回り(時計回り)と左回り(反時計回り)の何れ側の操作がどの程度されているかを指し示す。
ここで、「回転」の項目が選択され、「レフト」キー15mあるいは「ライト」キー15nに対するキー操作によって変形の指示が入力されると(ステップA3,A4)、制御部39は、キー操作されたキーに応じて投影画像を回転させる(ステップA5)。
例えば、「レフト」キー15mの操作により変形の指示が入力された場合には、投影画像を右回り(時計回り)に回転させるように変形し、「ライト」キー15nの操作により変形の指示が入力された場合には、投影画像を左回り(反時計回り)に回転させるように変形する。
図7(1)に示す回転変形調整において、「レフト」キー15mの操作により右回り(時計回り)への回転が指示されると、変形映像に示すように、元の投影画像の外形状(図中、点線で表す形状)内で相似形となるように投影画像の外形状を変形させる。
プロジェクタ装置10からはキー操作に応じて変形される投影画像がスクリーンに投影される。従って、ユーザは、キー操作に応じて変形される投影画像を確認しながら、キー操作を継続して行うことで外形状の調整を行う。例えば、回転調整では、図7(1)回転変形調整の投影映像に示すように、下辺が水平となるまで回転変形の操作を行う。こうして、下辺を水平となるまで変形することで、左右辺の広がり角度が同じとなる。
次に、「アップ」キー15kあるいは「ダウン」キー15lによる項目を変更するキー操作があった場合(ステップA11)、制御部39は、キー操作に応じて選択された項目を設定する(ステップA2)。
ここで、「台形(垂直)」の項目が選択され、「レフト」キー15mあるいは「ライト」キー15nに対するキー操作によって変形の指示が入力されると(ステップA3,A6)、制御部39は、キー操作されたキーに応じて投影画像の外形状の左右辺の傾斜角度を変更させる(ステップA7)。
例えば、「レフト」キー15mの操作により変形の指示が入力された場合には、投影画像の外形状の下辺と左右辺によるそれぞれの内角の角度を大きくするように変形し、「ライト」キー15nの操作により変形の指示が入力された場合には、投影画像の外形状の上辺と左右辺によるそれぞれの内角の角度を大きくするように変形する。
図7(2)に示す台形変形調整(垂直)において、「ライト」キー15nの操作により投影画像の外形状の変形が指示されると、変形映像に示すように、元の投影画像の外形状(図中、点線で表す回転変形調整済みの形状)を、上辺と左右辺によるそれぞれの内角の角度が左右対称で大きくなるように変形することで、投影画像において下辺に対する左右辺の角度が垂直に近づくように変更する。
台形変形調整(垂直)においても、プロジェクタ装置10によりスクリーンに投影される投影画像を確認しながら、キー操作を継続して行うことで外形状の調整を行う。例えば、台形変形調整では、図7(2)台形変形調整(垂直)の投影映像に示すように、左右辺が垂直となるまで台形変形の操作を行う。
さらに、前述と同様にして、「アップ」キー15kあるいは「ダウン」キー15lによる項目を変更するキー操作があった場合(ステップA11)、制御部39は、キー操作に応じて選択された項目を設定する(ステップA2)。
ここで、「台形(水平)」の項目が選択され、「レフト」キー15mあるいは「ライト」キー15nに対するキー操作によって変形の指示が入力されると(ステップA3,A8)、制御部39は、キー操作されたキーに応じて投影画像の外形状の上辺の傾斜角度を変更させる(ステップA9)。
例えば、「レフト」キー15mの操作により変形の指示が入力された場合には、投影画像の外形状の上辺が水平となるように上辺と右辺による内角の角度を大きくなるように変形し、「ライト」キー15nの操作により変形の指示が入力された場合には、投影画像の外形状の上辺と左辺による内角の角度を大きくするように変形する。
図7(3)に示す台形変形調整(水平)において、「ライト」キー15nの操作により投影画像の外形状の変形が指示されると、変形映像に示すように、元の投影画像の外形状(図中、点線で表す回転変形調整及び台形変形調整(垂直)済みの形状)を、上辺と左辺による内角の角度が大きくなるように変形する。これにより、投影画像の上辺を水平に近づけるように調整できる。
台形変形調整(水平)においても、プロジェクタ装置10によりスクリーンに投影される投影画像を確認しながら、キー操作を継続して行うことで外形状の調整を行う。例えば、台形変形調整では、図7(3)台形変形調整(水平)の投影映像に示すように、上辺が水平となるまで台形変形の操作を行う。
そして、「Keystone」キー15hが再度操作されると(ステップA10)調整が終了したと判断し、台形補正の動作を終了する。
なお、第1実施形態の説明では、回転変形調整を実行した後に台形変形調整を行うものとし、回転変形調整において投影映像の外形状の下辺が水平となるように補正している。このため、台形変形調整(水平)において上辺の傾斜角度を変更するとしているが、回転変形調整において先に上辺を水平とする変形が行われる場合には、台形変形調整(水平)において下辺の傾斜角度を水平となるように変形するようにしても良い。
また、回転変形調整を行った後に台形変形調整(垂直、水平)を行うものとしているが、台形変形調整を先に実行する手順を選択することもできる。
このようにして、第1実施形態では、映像調整メニューに設けられた項目から変形対象とする項目を選択し、プロジェクタ装置10により実際に投影される投影画像を確認しながらキー操作によって外形状を変形させることができる。この際、台形変形調整だけでなく回転変形調整を実行することができるので、例えばプロジェクタ装置10が設置面(地面)に対して傾斜した状態で設置されることに伴い投影画像が回転している場合であっても、回転変形と台形変形とを組み合わせて投影画像の調整を任意に実行して、投影画像の外形枠を適正な矩形にすることができる。
(第2実施形態)
次に、第2の実施形態におけるプロジェクタ装置10の動作について説明する。第2の実施形態では、第1実施形態の手動によるキー操作だけでなく、自動による投影画像に対する台形補正を実施できるようにする。
図8には、第2実施形態における台形補正処理を説明するためのフローチャートを示している。図9には、第2実施形態における各操作に対応する映像調整メニューの状態、変形映像、投影画像のそれぞれの一例を示している。
まず、「Keystone」キー15hに対する操作により、台形補正の実行が要求されると、制御部39は、台形補正のための映像調整メニューの画像データを表示エンコーダ33へ送出し、表示駆動部35の制御によりスクリーンに投影させる(ステップB1)。
第2実施形態における映像調整メニューには、図9に示すように、自動補正を選択するための「自動」の項目と手動操作による補正を選択するための「手動」の項目が設けられている。その他には、第1実施形態と同様に「回転」「台形(垂直)」「台形(水平)」と、それぞれの項目に対応する操作状態を表す操作インジケータが設けられている。第1実施形態と共通する部分については説明を省略する。
ここで、「自動」「手動」の項目から例えば「レフト」キー15mあるいは「ライト」キー15nに対するキー操作によって、何れかの項目を任意に選択指定することができる(ステップB2)。ここで、何れかの項目が選択された状態(図9の(1)回転変形調整に示す映像調整メニューでは「自動」が選択されている状態を示す)で、例えば「Enter」キー15oが押されることにより、自動あるいは手動の何れかが選択決定される。
ここで「手動」が選択された場合には、映像調整メニューから順次「回転」「台形(垂直)」「台形(水平)」の項目を、ユーザにキー操作させることで選択させ、それぞれにおいて手動によるキー操作に応じた変形調整を実行する。なお、手動による台形変形の処理(ステップB9〜B18)については、第1実施形態と同様にして実行されるものとして詳細な説明を省略する(図6参照)。
一方、「自動」が選択された場合には、制御部39は、ユーザによるキー操作によらず、次のようにして自動的に回転変形調整、台形変形調整(垂直、水平)を実行する。
まず、制御部39は、傾斜角測定部44によって検出されるプロジェクタ装置10の設置状態における水平面に対する傾斜角度を示す傾斜角度情報を取得し(ステップB3)、この情報が示す傾斜角度に応じて投影画像に対する回転変形調整を施す際の回転調整量を算出する(ステップB4)。傾斜角測定部44によって検出される傾斜角度は、図5(d)に示す投影方向に垂直な方向での角度θRである。プロジェクタ装置10が傾斜した状態で設置されている場合には、図5(d)に示すように、投影画像が回転され、傾斜角度が大きくなるほど回転量が大きくなる。制御部39は、傾斜角度と投影画像の回転量との関係に基づいて、傾斜角測定部44から取得した傾斜角度情報に応じた、投影画像の回転を補正するために必要な回転調整量を算出する。
制御部39は、算出された回転調整量に応じて投影画像を回転させる(ステップB5)。これにより、投影画像の外形状の下辺が水平となり、下辺に対する左右辺の広がり角度が同じとなるように変形される(図9(1)回転変形調整(自動)における変形映像及び投影映像参照)。
次に、制御部39は、回転変形調整された投影画像に対して台形変形調整(垂直)を実行する(ステップB6)。ここでは、回転変形調整において右回転(時計回り)されている場合、変形映像として右辺が垂直となるように変形する。この際、上辺と左右辺によるそれぞれの内角の角度が左右対称で大きくなるように変形する。
次に、制御部39は、台形変形調整(垂直)された投影画像に対して台形変形調整(水平)を実行して、投影画像の外形状の上辺の傾斜角度を変更する(ステップB7)。そして、「Keystone」キー15hが再度操作されると(ステップB8)調整が終了したと判断し、台形補正の動作を終了する。
こうして、回転変形調整、台形変形調整(垂直、水平)を自動的に実行することで、図9(3)の投影映像に示すように、投影画像の外形状が矩形状に補正することができる。
なお、自動調整を実行した後に、投影画像の外形状について微調整したい場合には、再度、「自動」「手動」の何れか項目からキー操作によって、何れかの項目を任意に選択指定することができる。
ここで、「手動」の項目が選択された場合には、ステップB9〜B18の処理によってユーザによるキー操作に応じた変形調整により微調整することができる。
このようにして、第2実施形態では、自動調整を実行させることで、プロジェクタ装置10の傾斜角度を検知して、この検知された傾斜角度に基づいて投影画像に対する回転調整量を算出し、この算出された回転調整量に応じて投影画像について回転変形調整させるようにしたので、自動的に投影画像に対する回転変形調整を実行し、さらに台形変形調整(垂直、水平)を実行することにより、投影画像の外形枠を適正な矩形にすることができる。
なお、第1実施形態と同様にして、回転変形調整と台形変形調整(垂直、水平)を実行する手順を前述と異なるようにしても良い。
(第3実施形態)
次に、第3の実施形態におけるプロジェクタ装置10の動作について説明する。第3の実施形態では、投影画像の回転をプロジェクタ装置10の設置状態を、手動によるキー操作に応じた調整脚部22の伸縮によって変更することで補正できるようにする。
図10には、第3実施形態における台形補正処理を説明するためのフローチャートを示している。図11には、第3実施形態における各操作に対応する映像調整メニューの状態、変形映像、投影画像のそれぞれの一例を示している。
まず、例えば「Keystone」キー15hに対する操作により、台形補正の実行が要求されると、制御部39は、台形補正のための映像調整メニューの画像データを表示エンコーダ33へ送出し、表示駆動部35の制御によりスクリーンに投影させる(ステップC1)。
第3実施形態における映像調整メニューには、図11に示すように、脚設置調整を行うことにより投影画像を回転させるための「脚調整」、投影画像の左辺と右辺を垂直にするための「台形(垂直)」、投影画像の上辺と下辺を水平にするための「台形(水平)」の項目が設けられている。
ここで、「脚調整」「台形(垂直)」「台形(水平)」から例えば「アップ」キー15kあるいは「ダウン」キー15lに対する操作によって、何れかの項目を任意に選択指定することができる(ステップC2)。
図11(1)脚設置調整に示すように、2つの調整脚部22のうち右側の調整脚部22の伸縮を指示するための「右脚」、左側の調整脚部22の伸縮を指示するための「左脚」の項目が設けられている。ここで、例えば「menu」キー15gに対する操作によって、脚設置調整から「右脚」「左脚」の何れかの項目を任意に選択指定することができる。ここで、「右脚」の項目が選択され、「レフト」キー15mあるいは「ライト」キー15nに対するキー操作によって変形の指示が入力されると(ステップC3,C4)、制御部39は、キー操作されたキーに応じて、調整脚駆動部46により右側に設けられた調整脚部22を伸縮させる(ステップC5)。
例えば、「レフト」キー15mの操作があった場合には右側の調整脚部22を短くし、「ライト」キー15nの操作があった場合には右側の調整脚部22を伸ばす。
図11(1)に示す脚設置調整において、「レフト」キー15mの操作に応じて右側の調整脚部22を短くすることにより、プロジェクタ装置10の左側が高くなるように傾斜される。従って、プロジェクタ装置10からスクリーンに投影される投影画像は、図11(1)脚設置調整の投影画像に示すように時計回りに回転される。ここでは、プロジェクタ装置10から投影される投影画像に対しては変形調整を行っていない。
ユーザは、キー操作に応じて調整脚部22を伸縮させることでプロジェクタ装置10が傾斜して投影画像が変化するのを確認しながら、キー操作を継続して行うことで投影画像の回転を調整する。例えば、図11(1)脚設置調整の投影映像に示すように、下辺が水平となるまで脚設置調整の操作を行う。
なお、前述した説明では、脚設置調整において「右脚」と「左脚」の何れかを選択し、何れか一方の調整脚部22を伸縮させることで、プロジェクタ装置10を傾斜させるとしているが、2つの調整脚部22を同時に伸縮させることでプロジェクタ装置10を傾斜させるようにしても良い。すなわち、右側が高くなるように傾斜させる場合には、右側の調整脚部22を伸ばし、左側の調整脚部22を短くすれば良い(逆に傾斜される場合には調整脚部22に対する伸縮を逆にする)。
次に「アップ」キー15kあるいは「ダウン」キー15lによる項目を変更するキー操作があった場合(ステップC11)、制御部39は、キー操作に応じて選択された項目を設定する(ステップC2)。
ここで、「台形(垂直)」の項目が選択され、「レフト」キー15mあるいは「ライト」キー15nに対するキー操作によって変形の指示が入力されると(ステップC3,C6)、制御部39は、キー操作されたキーに応じて投影画像の外形状の左右辺の傾斜角度を変更させる(ステップC7)。なお、各キー操作に応じた変形(変更調整)については第1実施形態と同様にして実行されるものとして説明を省略する。
図11(2)に示す台形変形調整(垂直)において、「ライト」キー15nの操作により投影画像の外形状の変形が指示されると、変形映像に示すように、元の投影画像の外形状(図中、点線で表す矩形)を、上辺と左右辺によるそれぞれの内角の角度が左右対称で大きくなるように変形することで、投影画像において下辺に対する左右辺の角度が垂直に近づくように変更する。
ユーザは、プロジェクタ装置10によりスクリーンに投影される投影画像を確認しながら、キー操作を継続して行うことで外形状の調整を行う。例えば、台形変形調整では、図11(2)台形変形調整(垂直)の投影映像に示すように、左右辺が垂直となるまで台形変形の操作を行う。
さらに、前述と同様にして、「アップ」キー15kあるいは「ダウン」キー15lによる項目を変更するキー操作があった場合(ステップC11)、制御部39は、キー操作に応じて選択された項目を設定する(ステップC2)。
ここで、「台形(水平)」の項目が選択され、「レフト」キー15mあるいは「ライト」キー15nに対するキー操作によって変形の指示が入力されると(ステップC3,C8)、制御部39は、キー操作されたキーに応じて投影画像の外形状の上辺の傾斜角度を変更させる(ステップC9)。そして、「Keystone」キー15hが再度操作されると(ステップC10)調整が終了したと判断し、台形補正の動作を終了する。
なお、各キー操作に応じた変形(変更調整)については第1実施形態と同様にして実行されるものとして説明を省略する。
図11(3)に示す台形変形調整(水平)において、「ライト」キー15nの操作により投影画像の外形状の変形が指示されると、変形映像に示すように、元の投影画像の外形状(図中、点線で表す台形変形調整(垂直)済みの形状)を、上辺と左辺による内角の角度が大きくなるように変形する。これにより、投影画像の上辺を水平に近づけるように調整できる。
台形変形調整(水平)においても、ユーザは、プロジェクタ装置10によりスクリーンに投影される投影画像を確認しながら、キー操作を継続して行うことで外形状の調整を行う。例えば、台形変形調整では、図11(3)台形変形調整(水平)の投影映像に示すように、上辺が水平となるまで台形変形の操作を行う。
このようにして、第3実施形態では、プロジェクタ装置10を傾斜させることができる調整脚部22を設けることにより、例えば手動によるキー操作によって調整脚部22の伸縮を制御してプロジェクタ装置10の設置状態における傾斜を変更し、投影画像の回転を補正できるようにし、同様に手動によるキー操作によって実行可能な台形変形調整(垂直、水平)と組み合わせることで投影画像の調整を任意に実行し、投影画像の外形枠を適正な矩形にすることができる。また、第3実施形態による投影画像の補正では、第1及び第2実施形態で説明した補正によって最終的に得られる投影画像よりも広い面積にすることができるため、より見易くすると伴投影映像情報の欠損などを防ぐこともできる。
なお、第1実施形態と同様にして、脚設置調整と台形変形調整(垂直、水平)を実行する手順を前述と異なるようにしても良い。
また、第2実施形態と同様に台形変形調整(垂直、水平)を調整脚部22の伸縮を制御してプロジェクタ装置10の設置状態における傾斜を変更した後、自動的に行うようにしても良い。
(第4実施形態)
次に、第4の実施形態におけるプロジェクタ装置10の動作について説明する。第4の実施形態では、第3実施形態の手動によるキー操作だけでなく、自動による脚設置調整と台形変形調整(垂直、水平)によって投影画像に対する台形補正を実施できるようにする。
図12には、第4実施形態における台形補正処理を説明するためのフローチャートを示している。図13には、第4実施形態における各操作に対応する映像調整メニューの状態、変形映像、投影画像のそれぞれの一例を示している。
まず、例えば「Keystone」キー15hに対する操作により、台形補正の実行が要求されると、制御部39は、台形補正のための映像調整メニューの画像データを表示エンコーダ33へ送出し、表示駆動部35の制御によりスクリーンに投影させる(ステップD1)。
第4実施形態における映像調整メニューには、図13(1)脚設置調整に示すように、自動補正を選択するための「自動」の項目と手動操作による補正を選択するための「手動」の項目が設けられている。その他には、第3実施形態と同様である。
ここで、「自動」「手動」の項目から例えば「レフト」キー15mあるいは「ライト」キー15nに対するキー操作によって、何れかの項目を任意に選択指定することができる(ステップD2)。ここで、何れかの項目が選択された状態(図13の(1)回転変形調整に示す映像調整メニューでは「自動」が選択されている状態を示す)で、例えば「Enter」キー15oが押されることにより、自動あるいは手動の何れかが選択決定される。
ここで「手動」が選択された場合には、脚設置調整から「右脚」または「左脚」の項目を、ユーザにキー操作させることで選択させ、キー操作に応じた脚設置調整を実行する。なお、手動による脚設置調整の処理(ステップD9〜D18)については、第3実施形態と同様にして実行されるものとして詳細な説明を省略する(図10参照)。
一方、「自動」が選択された場合には、制御部39は、ユーザによるキー操作によらず、次のようにして自動的に脚設置調整、台形変形調整(垂直、水平)を実行する。
まず、制御部39は、傾斜角測定部44によって検出されるプロジェクタ装置10の設置状態における水平面に対する傾斜角度を示す傾斜角度情報を取得し(ステップD3)、この情報が示す傾斜角度に応じてプロジェクタ装置10を水平にするために必要な脚伸縮量を算出する。傾斜角測定部44によって検出される傾斜角度は、図5(d)に示す投影方向に垂直な方向での角度θRである。プロジェクタ装置10が傾斜した状態で設置されている場合には、図5(d)に示すように、投影画像が回転され、傾斜角度が大きくなるほど回転量が大きくなる。制御部39は、傾斜角度と投影画像の回転量との関係に基づいて、傾斜角測定部44から取得した傾斜角度情報に応じた、プロジェクタ装置10を水平にするために必要な調整脚部22に対する脚伸縮量を算出する。
制御部39は、算出された脚伸縮量に応じて調整脚駆動部46により調整脚部22を伸縮させる(ステップD4)。なお、第4実施形態における脚設置調整では、2つの調整脚部22のうち何れか一方を伸縮させて調整しても良いし、両方の調整脚部22を個々に伸縮させて(例えば調整脚部22の一方を伸ばして、他方を短くするなど)調整するようにしても良い。
これにより、投影画像の外形状の下辺が水平となり、下辺に対する左右辺の広がり角度が同じとなるように変形される(図13(1)脚設置調整における変形映像及び投影映像参照)。
次に、制御部39は、脚設置調整された投影画像に対して台形変形調整(垂直)を実行する(ステップD6)。ここでは、脚設置調整において投影画像を右回転(時計回り)するように調整脚部22が伸縮されている場合、変形映像として右辺が垂直となるように変形する。この際、上辺と左右辺によるそれぞれの内角の角度が左右対称で大きくなるように変形する。
次に、制御部39は、台形変形調整(垂直)された投影画像に対して台形変形調整(水平)を実行して、投影画像の外形状の上辺の傾斜角度を変更する(ステップD7)。そして、「Keystone」キー15hが再度操作されると(ステップD8)調整が終了したと判断し、台形補正の動作を終了する。
こうして、脚設置調整、台形変形調整(垂直、水平)を自動的に実行することで、図13(3)の投影映像に示すように、投影画像の外形状が矩形状に補正することができる。
なお、自動調整を実行した後に、投影画像の外形状について微調整したい場合には、再度、映像調整メニューにおいて、「自動」「手動」の何れか項目からキー操作によって、何れかの項目を任意に選択指定することができる。
ここで、「手動」の項目が選択された場合には、ステップD9〜D18の処理によってユーザによるキー操作に応じた変形調整により微調整することができる。
また、前述した説明では、脚設置調整において「自動」が選択された場合には、台形変形調整(垂直、水平)についても「自動」を設定してキー操作によらず自動で実行するとしているが、脚設置調整と台形変形調整(垂直、水平)のそれぞれについて、個別に「自動」あるいは「手動」を選択できるようにしても良い。例えば、脚設置調整については、第3実施形態のようにしてキー操作により調整を行い、台形変形調整(垂直、水平)については自動で行うことができるようにする。
このようにして、第4実施形態では、プロジェクタ装置10を傾斜させることができる調整脚部22を設け、プロジェクタ装置10の設置状態を水平に自動調整しも、さらに台形変形調整(垂直、水平)を実行することにより、投影画像の外形枠を適正な矩形にすることができる。また、第4実施形態による投影画像の補正では、第1及び第2実施形態で説明した補正によって最終的に得られる投影画像よりも広い面積にすることができるため、より見易くすると共に投影映像情報の欠損などを防ぐこともできる。
なお、第1実施形態と同様にして、脚設置調整と台形変形調整(垂直、水平)を実行する手順を前述と異なるようにしても良い。
また、前述した第2及び第4実施形態では、キー操作に応じて補正処理を実行しているが、例えば装置の電源投入に際して自動的に処理を実行するようにしても良い。また、この場合、電源投入時に自動的に処理を開始するか否かを予め設定できるようにしても良い。さらに、プロジェクタ装置10の移動を検出できるようにすることで、設置位置が変更したことを検知して、自動的に処理を開始するようにもできる。
さらに、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明をプロジェクタ装置に適用した場合の実施の形態(第1〜第4実施形態)について外観構成を示す図。 本体メインキー/インジケータ15の詳細な配置構成を示す図。 本実施形態におけるプロジェクタ装置10の電子回路の機能構成について示すブロック図。 プロジェクタ装置10の設置状態とスクリーンに投影される投影画像との関係について説明するための図。 プロジェクタ装置10の設置状態とスクリーンに投影される投影画像との関係について説明するための図。 第1実施形態における第1実施形態における台形補正処理を説明するためのフローチャート。 第1実施形態における各操作に対応する映像調整メニューの状態、変形映像、投影画像のそれぞれの一例を示す図。 第2実施形態における台形補正処理を説明するためのフローチャート。 第2実施形態における各操作に対応する映像調整メニューの状態、変形映像、投影画像のそれぞれの一例を示す図。 第3実施形態における台形補正処理を説明するためのフローチャート。 第3実施形態における各操作に対応する映像調整メニューの状態、変形映像、投影画像のそれぞれの一例を示す図。 第4実施形態における台形補正処理を説明するためのフローチャート。 第4実施形態における各操作に対応する映像調整メニューの状態、変形映像、投影画像のそれぞれの一例を示す図。
符号の説明
10…プロジェクタ装置、11…本体ケーシング、12…投影レンズ、13…位相差センサ、13a,13b…測距レンズ、14…Ir受信部、15…本体メインキー/インジケータ、15a…電源(power)キー、15b…ズーム(Zoom)キー、15c…フォーカス(Focus)キー、15d…「AFK」キー、15e…「Input」キー、15f…「Auto」キー、15p…電源/待機インジケータ、15q…温度インジケータ、16…スピーカ、17…カバー、18…入出力コネクタ部、19…Ir受信部、20…ACアダプタ接続部、21…固定脚部、22…調整脚部、31…入出力インタフェース(I/F)、32…画像変換部、33…表示エンコーダ、34…ビデオRAM、35…表示駆動部、36…空間的光変調素子(SOM)、37…光源ランプ、38…レンズモータ(M)、39…制御部、40…画像記憶部、41…音声処理部、42…加速度センサ、43…測距処理部、44…傾斜角測定部、45…キー/インジケータ部、46…調整脚駆動部、SB…システムバス。

Claims (8)

  1. 入力される画像信号に応じた画像を投影する投影手段と、
    前記投影手段によって投影される投影画像を回転させる回転変形調整、前記投影画像が矩形となるように変形させる台形変形調整の何れかを選択させる選択手段と、
    前記前記投影手段によって投影される投影画像に対する変形指示を入力する入力手段と、
    前記選択手段によって回転変形調整と台形変形調整の何れが選択されているかに基づいて、前記入力手段によって入力される変形指示に応じて前記投影手段によって投影される前記投影画像を変形させる投影画像変形手段と
    を具備したことを特徴とする投影装置。
  2. 入力される画像信号に応じた画像を投影する投影手段と、
    装置の傾斜角度を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された傾斜角度に基づいて、前記投影手段によって投影される投影画像に対する回転調整量を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された回転調整量に応じて、前記投影手段によって投影される前記投影画像を回転変形させる回転変形手段と
    を具備したことを特徴とする撮像装置。
  3. 前記回転変形手段によって回転変形調整された前記投影画像が矩形となるように変形させる台形変形手段をさらに具備したことを特徴とする請求項2記載の投影装置。
  4. 前記回転変形手段による前記投影画像に対する回転変形調整を実行させるか否かを設定する変形調整設定手段を具備し、
    前記回転変形手段は、前記変形調整設定手段によって回転変形調整の実行が設定されている場合に回転変形調整を実行することを特徴とする請求項2記載の投影装置。
  5. 入力される画像信号に応じた画像を投影する投影手段と、
    装置を傾斜させるための伸縮可能に構成された伸縮脚と、
    前記伸縮脚を伸縮させる脚調整、前記投影画像が矩形となるように変形させる台形変形調整の何れかを選択させる選択手段と、
    前記前記投影手段によって投影される投影画像に対する変形指示を入力する入力手段と、
    前記選択手段によって脚調整が選択されている場合に、前記入力手段によって入力される変形指示に応じて前記伸縮脚を伸縮させる伸縮制御手段と、
    前記選択手段によって台形変形調整が選択されている場合に、前記入力手段によって入力される変形指示に応じて前記投影手段によって投影される前記投影画像を台形変形させる投影画像変形手段と
    を具備したことを特徴とする投影装置。
  6. 入力される画像信号に応じた画像を投影する投影手段と、
    装置を傾斜させるための伸縮可能に構成された伸縮脚と、
    装置の傾斜角度を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された傾斜角度に基づいて、前記伸縮脚の伸縮量を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された伸縮量に応じて、前記伸縮脚を伸縮させる伸縮制御手段と
    を具備したことを特徴とする撮像装置。
  7. 入力される画像信号に応じた画像を投影する投影工程と、
    前記投影工程によって投影される投影画像を回転させる回転変形調整、前記投影画像が矩形となるように変形させる台形変形調整の何れかを選択させる選択工程と、
    前記前記投影手段によって投影される投影画像に対する変形指示を入力する入力工程と、
    前記選択工程によって回転変形調整と台形変形調整の何れが選択されているかに基づいて、前記入力工程によって入力される変形指示に応じて前記投影手段によって投影される前記投影画像を変形させる投影画像変形工程とを有したことを特徴とする投影装置。
  8. コンピュータを、
    入力される画像信号に応じた画像を投影する投影手段と、
    前記投影手段によって投影される投影画像を回転させる回転変形調整、前記投影画像が矩形となるように変形させる台形変形調整の何れかを選択させる選択手段と、
    前記前記投影手段によって投影される投影画像に対する変形指示を入力する入力手段と、
    前記選択手段によって回転変形調整と台形変形調整の何れが選択されているかに基づいて、前記入力手段によって入力される変形指示に応じて前記投影手段によって投影される前記投影画像を変形させる投影画像変形手段として機能させるための投影プログラム。
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