JP4051527B2 - 前面投写型表示システムおよび投写画像の歪み補正方法 - Google Patents

前面投写型表示システムおよび投写画像の歪み補正方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前面投写型表示装置で投写表示される画像に歪みが生じる場合に、歪みを補正するために用いられる前面投写型表示システムおよび投写画像の歪み補正方法に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】
近年、プロジェクタ等の投写型表示装置の小型化が進み、投写型表示装置を持ち運び、客先でプレゼンテーションを行う場合等も増えてきている。
【0003】
投写型表示装置から投写される画像には、いわゆる台形歪みが発生する場合もある。特に、客先でプレゼンテーションを行う場合等においては、小型のスクリーンに画像を投写表示する場合も多い。このような場合、スクリーンと投写型表示装置との位置関係が固定的ではないため、台形歪みが発生しやすい。
【0004】
台形歪みを補正する手法としては、種々の手法が提案されている。例えば、特開平8−9306号公報に記載された手法では、投写装置本体の前脚の脚長を検出して画素の間引き処理を行って台形歪みを補正している。
【0005】
しかし、これらの種々の手法は、スクリーンに傾きがないことが前提とされており、スクリーンに傾きがある場合には適用できない。
【0006】
スクリーンに傾きがある場合の台形歪みを補正する手法としては、例えば、特開平4−355740号公報に記載された手法がある。本公報では、スクリーン内の複数箇所の検出点とプロジェクタとの距離から投写角度を演算し、歪みを補正することが記載されている。
【0007】
しかし、この手法では、プロジェクタ自体の傾きは考慮されておらず、プロジェクタ自体が傾いている場合には適切に歪みを補正することができない。また、検出点をどのように設定すれば投写角度が求められるかという具体的な実現手法についても開示されていない。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、スクリーンと投写型表示装置との位置関係を考慮して投写画像の歪みを適切に補正することができる前面投写型表示システムおよび投写画像の歪み補正方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る前面投写型表示システムは、所定の被投写面に画像を投写表示する前面投写型表示装置と、
当該前面投写型表示装置の所定位置に所定の角度で着脱可能であって、かつ、前記被投写面と、前記前面投写型表示装置との位置関係を把握する位置把握ユニットと、
を含む前面投写型表示システムであって、
前記位置把握ユニットは、
前記被投写面と所定の位置関係となった状態と、前記投写型表示装置の所定位置に取り付けられた状態との位置関係に基づき、前記投写型表示装置の前記被投写面に対する垂直方向の相対的な傾きおよび水平方向の相対的な傾きを把握する把握手段と、
把握した傾きを示す傾き情報を前記投写型表示装置に伝達する手段と、
を含み、
前記前面投写型表示装置は、
投写表示した画像に歪みがあるかどうかを判定する手段と、
歪みがあると判定された場合には、前記位置把握ユニットから伝達された傾き情報に基づき、前記歪みをなくすように、所定の補正処理を行う補正処理手段と、
補正処理された画像を投写表示する投写手段と、
を含むことを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、位置把握ユニットを被投写面と所定の位置関係に配置した状態と、位置把握ユニットを投写型表示装置の所定位置に所定の角度で配置した状態との差異に基づき、被投写面と投写型表示装置とがどのような位置関係にあるか把握することができる。
【0011】
そして、投写画像に歪みが生じる場合には自動的に補正処理を行うことにより、投写画像に歪みを生じさせないことができる。
【0012】
したがって、前面投写型表示装置と被投写面のどちらが傾いている場合であっても、歪みを生じさせないで適切に画像を投写表示することができる。
【0013】
なお、被投写面としては、例えば、スクリーン、壁等が該当する。
【0014】
また、本発明に係る前面投写型表示システムは、所定の被投写面に画像を投写表示する前面投写型表示装置と、
当該前面投写型表示装置の所定位置に所定の角度で着脱可能であって、かつ、前記被投写面と、前記前面投写型表示装置との位置関係を把握する位置把握ユニットと、
を含む前面投写型表示システムであって、
前記位置把握ユニットは、
前記被投写面と所定の位置関係となった状態と、前記投写型表示装置の所定位置に配置された状態との位置関係に基づき、前記投写型表示装置の前記被投写面に対する垂直方向の相対的な角度および水平方向の相対的な角度を把握する把握手段と、
把握した角度を示す角度情報を前記投写型表示装置に伝達する手段と、
を含み、
前記前面投写型表示装置は、
前記位置把握ユニットから伝達された角度情報に基づき、前記歪みをなくすように、当該前面投写型表示装置のユーザーに、当該前面投写型表示装置および前記被投写面の少なくとも一方の位置、垂直方向の角度、水平方向の角度のうち少なくとも1つを調整するように示唆する示唆手段と、
前記ユーザーによって調整された画像を投写表示する投写手段と、
を含むことを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、位置把握ユニットを被投写面と所定の位置関係に配置した状態と、位置把握ユニットを投写型表示装置の所定位置に所定の角度で配置した状態との差異に基づき、被投写面と投写型表示装置とがどのような位置関係にあるか把握することができる。
【0016】
そして、投写画像に歪みが生じる場合には、前面投写型表示装置のユーザーに、当該前面投写型表示装置および前記被投写面の少なくとも一方の位置、垂直方向の角度、水平方向の角度のうち少なくとも1つを調整するように示唆することができる。
【0017】
これにより、ユーザーは、どのような調整を行えば投写画像に歪みが生じないか明確に把握することができるため、試行錯誤で調整を行う場合と比べ、より短時間で調整を行うことができる。
【0018】
特に、本発明によれば、補正処理手段を用いないため、表示可能領域を最大限利用することができ、画質を劣化させないで画像を投写表示することができる。
【0019】
なお、前記示唆手段としては、例えば、調整方向を発光によって示唆する手段、調整方向を音声によって示唆する手段、調整方向を画像によって示唆する手段等のうちの1つまたはこれらを組み合わせた手段を用いることが可能である。
【0020】
また、前記示唆手段は、調整方向を発光によって示唆する手段を含んでもよい。
【0021】
また、前記示唆手段は、調整方向を示す画像を生成する手段を含み、
前記投写手段は、生成された前記調整方向を示す画像を投写表示してもよい。
【0022】
また、前記把握手段は、前記垂直方向の相対的な角度を検出する角速度センサーを含んでもよい。
【0023】
また、前記把握手段は、前記垂直方向の相対的な角度を検出する重力センサーを含んでもよい。
【0024】
また、前記把握手段は、前記水平方向の相対的な角度を検出する角速度センサーを含んでもよい。
【0025】
また、前記把握手段は、前記水平方向の相対的な角度を検出する地磁気センサーを含んでもよい。
【0026】
特に、垂直方向の相対的な角度を重力センサーを用いて検出し、水平方向の相対的な角度を地磁気センサーを用いて検出すれば、単純な差分演算により相対角度を求めることができるため、ノイズ等の影響を受けにくく、より正確に角度を検出することができる。
【0027】
また、本発明に係る投写画像の歪み補正方法は、所定の被投写面に画像を投写表示する前面投写型表示装置の所定位置に所定の角度で着脱可能であって、かつ、垂直方向および水平方向の傾きを検出可能な位置把握ユニットが、前記被投写面に配置された場合に、当該被投写面の垂直方向および水平方向の傾きの検出結果を記憶する工程と、
前記位置把握ユニットが、前記投写型表示装置の所定位置に配置された場合に、前記投写型表示装置の垂直方向および水平方向の傾きの検出結果と、前記被投写面の傾きの検出結果とに基づき、前記投写型表示装置の前記被投写面に対する垂直方向の相対的な傾きおよび水平方向の相対的な傾きを把握する把握工程と、
前記前面投写型表示装置または前記位置把握ユニットが、把握工程で把握された相対的な傾きを示す傾き情報に基づき、前記被投写面に投写表示する画像に歪みがあるかどうかを判定する判定工程と、
前記前面投写型表示装置が、判定工程で歪みがあると判定された場合には、前記傾き情報に基づき、前記歪みをなくすように、所定の補正処理を行う補正処理工程と、
前記前面投写型表示装置が、前記補正処理工程で補正処理された画像を投写表示する工程と、
を含むことを特徴とする。
【0028】
本発明によれば、位置把握ユニットを被投写面と所定の位置関係に配置した状態と、位置把握ユニットを投写型表示装置の所定位置に所定の角度で配置した状態との差異に基づき、被投写面と投写型表示装置とがどのような位置関係にあるか把握することができる。
【0029】
そして、投写画像に歪みが生じる場合には自動的に補正処理を行うことにより、投写画像に歪みを生じさせないことができる。
【0030】
したがって、前面投写型表示装置と被投写面のどちらが傾いている場合であっても、歪みを生じさせないで適切に画像を投写表示することができる。
【0031】
また、本発明に係る投写画像の歪み補正方法は、所定の被投写面に画像を投写表示する前面投写型表示装置の所定位置に所定の角度で着脱可能であって、かつ、垂直方向および水平方向の傾きを検出可能な位置把握ユニットが、前記被投写面に配置された場合に、当該被投写面の垂直方向および水平方向の傾きの検出結果を記憶する工程と、
前記位置把握ユニットが、前記投写型表示装置の所定位置に配置された場合に、前記投写型表示装置の垂直方向および水平方向の傾きの検出結果と、前記被投写面の傾きの検出結果とに基づき、前記投写型表示装置の前記被投写面に対する垂直方向の相対的な傾きおよび水平方向の相対的な傾きを把握する把握工程と、前記前面投写型表示装置または前記位置把握ユニットが、把握工程で把握された相対的な傾きを示す傾き情報に基づき、前記被投写面に投写表示する画像に歪みがあるかどうかを判定する判定工程と、
前記前面投写型表示装置が、判定工程で歪みがあると判定された場合には、前記傾き情報に基づき、前記歪みをなくすように、当該前面投写型表示装置のユーザーに、当該前面投写型表示装置および前記被投写面の少なくとも一方の位置、垂直方向の角度、水平方向の角度のうち少なくとも1つを調整するように示唆する工程と、
を含むことを特徴とする。
【0032】
本発明によれば、位置把握ユニットを被投写面と所定の位置関係に配置した状態と、位置把握ユニットを投写型表示装置の所定位置に所定の角度で配置した状態との差異に基づき、被投写面と投写型表示装置とがどのような位置関係にあるか把握することができる。
【0033】
そして、投写画像に歪みが生じる場合には、前面投写型表示装置のユーザーに、当該前面投写型表示装置および前記被投写面の少なくとも一方の位置、垂直方向の角度、水平方向の角度のうち少なくとも1つを調整するように示唆することができる。
【0034】
これにより、ユーザーは、どのような調整を行えば投写画像に歪みが生じないか明確に把握することができるため、試行錯誤で調整を行う場合と比べ、より短時間で調整を行うことができる。
【0035】
特に、本発明によれば、補正処理手段を用いないため、表示可能領域を最大限利用することができ、画質を劣化させないで画像を投写表示することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、画像を投写表示する前面投写型表示装置の一種である液晶プロジェクタを用いた前面投写型表示システムに適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施形態に示す構成の全てが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
【0037】
(システム全体の説明)
図1は、本実施の形態の一例に係る前面投写型表示システムの概略説明図である。
【0038】
プロジェクタ20は、所定のプレゼンテーション用画像を被投写面の一種であるスクリーン10に投写表示する。プレゼンター30は、スクリーン10上にある画像表示領域12の画像の所望の位置を指示棒50で指し示しながら、第三者に対するプレゼンテーションを行う。
【0039】
このようなプレゼンテーションを行う場合、スクリーン10の画像表示領域12に台形歪みが生じる場合がある。
【0040】
図2は、台形歪みの例を示す図であり、図2(A)は垂直方向の台形歪みの例を示す図であり、図2(B)は水平方向の台形歪みの例を示す図である。
【0041】
例えば、スクリーン10の下側がスクリーン10の奥方向に傾いている場合、図2(A)に示す垂直方向の台形歪みが生じる場合がある。また、スクリーン10の正面から見て左側がスクリーン10の奥方向に傾いている場合、図2(B)に示す水平方向の台形歪みが生じる場合がある。また、プロジェクタ20が傾いている場合にも台形歪みが生じる場合がある。
【0042】
本実施の形態では、スクリーン10とプロジェクタ20との相対的な傾きを考慮し、歪みを適切に短時間で補正できる前面投写型表示システムを実現している。
【0043】
具体的には、本実施の形態では、図1に示すように、スクリーン10の左下に位置把握ユニット40を配置し、位置把握ユニット40内のセンサーを用いてスクリーン10の垂直方向および水平方向の傾きを把握する。
【0044】
図3は、傾き(配向(orientation))の例を示す図であり、図3(A)は垂直方向の傾きの例を示す図であり、図3(B)は水平方向の傾きの例を示す図である。
【0045】
例えば、垂直方向(重力加速度の方向)の傾きは図3(A)に示す形で把握することができ、水平方向(重力加速度の方向と直交する方向)の傾きは図3(B)に示す形で把握することができる。
【0046】
そして、プロジェクタ20の所定位置に所定角度で位置把握ユニット40を接続し、プロジェクタ20のスクリーン10に対する垂直方向の相対的な傾きと水平方向の相対的な傾きとを把握した上で、プロジェクタ20内で投写画像に歪みが生じないように画像の補整処理を行う。
【0047】
ここで、位置把握ユニット40について説明する。
【0048】
図4は、施形態の一例に係る位置把握ユニット40を示す図であり、図4(A)は位置把握ユニット40の背面図であり、図4(B)は図4(A)のAA’線の断面図である。
【0049】
位置把握ユニット40の背面には4つの突起部43〜46が設けられている。これにより、位置把握ユニット40はスクリーン10の左下に安定して配置できるように構成されている。
【0050】
また、位置把握ユニット40の背面中央には接続用インタフェース42が設けられている。これにより、位置把握ユニット40がプロジェクタ20と接続用インタフェース42を介して接続されることにより、位置把握ユニット40はプロジェクタ20に傾き情報を伝達できる。
【0051】
また、図4(B)に示すように、突起部43〜46は位置把握ユニット40本体よりも突出し、接続用インタフェース42は位置把握ユニット40本体よりも内側にあるため、接続用インタフェース42が破損しにくい。
【0052】
さらに、位置把握ユニット40の上部にはスイッチ41が設けられている。プレゼンター30が位置把握ユニット40をスクリーン10の左下に配置し、スイッチ41を押すことにより、スイッチ41が押された状態でのスクリーン10の垂直方向および水平方向の傾きが位置把握ユニット40内に記憶される。
【0053】
(機能ブロックの説明)
次に、位置把握ユニット40とプロジェクタ20の機能ブロックについて説明する。
【0054】
図5は、本実施形態の一例に係る位置把握ユニット40とプロジェクタ20の機能ブロック図である。
【0055】
位置把握ユニット40は、傾きを把握する把握部410と、操作部420と、把握部410を制御する制御部430と、把握部410によって把握された傾き情報をプロジェクタ20に伝達する傾き情報出力部490とを含んで構成されている。なお、傾き情報出力部490は、接続用インタフェース42を含む。
【0056】
また、把握部410は、垂直方向の傾きを検出する重力センサー412と、水平方向の傾きを検出する地磁気センサー414と、相対的な傾きを演算する傾き情報演算部418と、重力センサー412および地磁気センサー414によって検出された傾きを示す情報を記憶する傾き情報記憶部416とを含んで構成されている。
【0057】
一方、プロジェクタ20は、映像信号入力部210と、画像処理部220と、投写部230と、位置把握ユニット40から傾き情報演算部418によって演算された傾き情報を入力する傾き情報入力部290とを含んで構成されている。
【0058】
また、画像処理部220は、傾き情報に基づき投写画像に歪みが生じるかどうかを判定する判定部222と、判定部222によって歪みが生じると判定された場合に補正処理を行う補正処理部224とを含んで構成されている。
【0059】
なお、これらの各部に用いるハードウェアとしては、例えば、以下のものを適用できる。
【0060】
例えば、傾き情報記憶部416は例えばRAM等、操作部420は例えばスイッチ41等、傾き情報演算部418および制御部430は例えばCPU等、画像処理部220は例えばCPU、D/Aコンバーター、A/Dコンバーター、画像処理回路等、投写部230は例えば液晶ライトバルブ等を用いて実現できる。なお、傾き情報出力部490、傾き情報入力部290および映像信号入力部210は、例えば各種の入出力ポートを用いて実現することができる。なお、これらの各部は回路のようにハードウェア的に実現してもよいし、ドライバのようにソフトウェア的に実現してもよい。
【0061】
(処理の流れ)
次に、スクリーン10の傾き検出から投写画像表示までの処理の流れについて説明する。
【0062】
図6は、本実施形態のスクリーン10の傾き検出から投写画像表示までの処理の流れを示すフローチャートである。
【0063】
プレゼンター30は、プレゼンテーションの開始に先立ってスクリーン10の左下に位置把握ユニット40を配置し、位置把握ユニット40のスイッチ41を押す。
【0064】
位置把握ユニット40の制御部430は、操作部420からの操作情報に基づきスイッチ41が押されたかどうかを判定する(ステップS2)。
【0065】
制御部430は、スイッチ41が押されたと判定した場合、傾き情報記憶部416の傾き情報を初期化する(ステップS4)。
【0066】
そして、制御部430は、重力センサー412からの垂直方向の傾き情報を傾き情報記憶部416に記憶する(ステップS6)。
【0067】
また、制御部430は、地磁気センサー414からの水平方向の傾き情報を傾き情報記憶部416に記憶する(ステップS8)。
【0068】
そして、制御部430は、接続用インタフェース42(傾き情報出力部490)がプロジェクタ20の接続用インタフェース(傾き情報入力部290)と接続されたかどうかを判定する(ステップS10)。
【0069】
制御部430によって接続されたと判定された場合、傾き情報演算部418は、スイッチ41が押された状態で傾き情報記憶部416に記憶された垂直方向の傾き情報と、接続時点での重力センサー412からの傾き情報とに基づき、プロジェクタ20のスクリーン10に対する相対的な垂直方向の傾きを演算する(ステップS12)。
【0070】
同様に、この状態で、傾き情報演算部418は、スイッチ41が押された状態で傾き情報記憶部416に記憶された水平方向の傾き情報と、接続時点での地磁気センサー414からの傾き情報とに基づき、プロジェクタ20のスクリーン10に対する相対的な水平方向の傾きを演算する(ステップS14)。
【0071】
判定部222は、傾き情報演算部418によって演算され、傾き情報出力部490、傾き情報入力部290を介して位置把握ユニット40から伝達される相対的な傾き情報に基づき、投写画像に歪みが生じるかどうかを判定する(ステップS16)。
【0072】
具体的には、判定部222は、上記傾き情報により示される垂直方向の傾きまたは水平方向の傾きが所定の許容範囲にない場合には、投写画像に歪みが生じると判定する。
【0073】
歪みが生じると判定された場合、補正処理部224は、歪みが生じないように補正処理を行う(ステップS18)。補正処理の具体的な手法としては、例えば、複数のラインメモリからの出力を選択する手法、映像信号の有効期間とブランキング期間とでクロック数を変化させる手法、フレームメモリのアドレス選択を調整する手法、画素を間引く手法等の一般的な歪み補正処理の手法を用いることができる。
【0074】
なお、歪みが生じないと判定された場合、補正処理部224は、補正処理を行わない。
【0075】
そして、歪みが生じる場合に補正処理が行われた後、投写部230は画像を投写表示する(ステップS20)。
【0076】
以上のように、本実施の形態によれば、位置把握ユニット40を用いて、スクリーン10の左下で把握した傾き情報と、プロジェクタ20に取り付けた状態で把握した傾き情報とに基づき、プロジェクタ20のスクリーン10に対する相対的な垂直方向および水平方向の傾きを把握することができる。
【0077】
そして、投写画像に歪みが生じる場合には、把握した傾きを示す傾き情報に基づき、自動的に補正処理を行うことにより、投写画像に歪みを生じさせないことができる。
【0078】
したがって、スクリーン10が傾いたり、プロジェクタ20が傾いている場合であっても、歪みを生じさせないで適切に画像を投写表示することができる。
【0079】
特に、本実施の形態によれば、プロジェクタ20のスクリーン10に対する相対的な傾きを把握して補正することにより、プロジェクタ20とスクリーン10の両方が傾いて歪みが生じている場合であっても、歪みを生じさせないで適切に画像を投写表示することができる。
【0080】
以上、本発明を適用した好適な実施の形態について説明してきたが、本発明の適用は上述した実施例に限定されない。
【0081】
(変形例)
例えば、位置把握ユニット40の地磁気センサー414および重力センサー412に代えて角速度センサーを用いてもよい。
【0082】
図7は、本実施形態の他の一例に係る位置把握ユニット49の機能ブロック図である。
【0083】
図7に示す位置把握ユニット49は、重力センサー412の代わりに垂直方向の傾きを検出する垂直角度センサー413と、地磁気センサー414の代わりに水平方向の傾きを検出する水平角度センサー415とを含んで構成されている。
【0084】
また、図7に示す傾き情報演算部418は、垂直角度センサー413および水平角度センサー415から出力される角速度を積分して角度を求める積分処理機能を有する。
【0085】
実際に傾きを検出する際には、位置把握ユニット49がスクリーン10に配置され、スイッチ41が押された状態で角速度を初期化する。そして、位置把握ユニット40がプロジェクタ20に接続されるまで傾き情報演算部418が積分処理を続け、プロジェクタ20に接続された時点での垂直方向および水平方向の角度を求めることにより、プロジェクタ20のスクリーン10に対する相対的な傾きを把握することができる。
【0086】
このような位置把握ユニット49によっても、上述した位置把握ユニット40と同様の作用効果を奏することができる。ただし、地磁気センサー414と重力センサー412を用いた場合には、垂直角度センサー413および水平角度センサー415を用いた場合と比べ、積分処理が不要であり、誤差が生じにくいという利点がある。
【0087】
なお、垂直角度センサー413と地磁気センサー414を用いたり、重力センサー412と水平角度センサー415を用いてもよいし、垂直方向および水平方向の傾きを検出できるものであれば、これらのセンサーに限定されず、種々のセンサー等を用いることができる。
【0088】
また、上述した例では、歪み補正処理を行ったが、歪みが生じないようにプレゼンター30に指示し、プレゼンター30がプロジェクタ20の投写(配向)方向を調整してもよい。
【0089】
図8は、本実施形態のパターン画像310の一例を示す図である。
【0090】
例えば、位置把握ユニット40から伝達される傾き情報に基づき、プロジェクタ20からパターン画像310を画像表示領域12に投写表示する。
【0091】
パターン画像310には、実際の投写位置を示す実際位置300と、理想的な投写位置を示す理想位置312とが表示される。
【0092】
図8に示すパターン画像310の場合、実際位置300が理想位置312よりも右上にあるため、プレゼンター30は、プロジェクタ20の投写方向を左下に調整すればよいことを把握することができる。
【0093】
図9は、本実施形態の他の一例に係るプロジェクタ28の機能ブロック図である。
【0094】
図8に示すパターン画像310を用いてプレゼンター30に投写方向を示唆する場合、プロジェクタ28を図9に示す構成とすればよい。
【0095】
プロジェクタ28は、パターンデータ記憶部240と、画像処理部220内にパターン画像生成部226を含む。
【0096】
パターン画像生成部226は、判定部222によって投写画像に歪みが生じると判定された場合、位置把握ユニット40からの傾き情報に基づき実際位置300と理想位置312を特定し、パターンデータ記憶部240に記憶されたパターンデータに基づきパターン画像310を生成する。そして、投写部230は当該パターン画像310を投写表示する。
【0097】
なお、パターン画像は、パターン画像310に限定されず、矢印画像を用いてプロジェクタ20の投写方向を示唆する画像等の種々の画像を適用することができる。
【0098】
このように、画像を用いて歪み補正方法をプレゼンター30に示唆するだけでなく、光を用いて歪み補正方法をプレゼンター30に示唆してもよい。
【0099】
図10は、本実施形態の他の一例に係るプロジェクタ29の斜視図である。
【0100】
プロジェクタ29の上面には、プロジェクタ20を左方向に動かすことを示唆するインジケータ21と、水平方向において最適な位置であることを示すインジケータ22と、プロジェクタ20を右方向に動かすことを示唆するインジケータ23とが設けられている。
【0101】
また、プロジェクタ29の側面には、プロジェクタ20を上方向に動かすことを示唆するインジケータ24と、垂直方向において最適な位置であることを示すインジケータ25と、プロジェクタ20を下方向に動かすことを示唆するインジケータ26とが設けられている。
【0102】
例えば、図8に示す実際位置300が理想位置312よりも右上にある場合、インジケータ21およびインジケータ26が点灯する。これにより、プレゼンター30は、プロジェクタ29を左下方向に動かせばよいことを把握できる。
【0103】
この場合のプロジェクタ29の機能ブロックは次に示すもののようになる。
【0104】
図11は、本実施形態の他の一例に係るプロジェクタ29の機能ブロック図である。
【0105】
プロジェクタ29は、制御部250と、発光部260とを含んで構成されている。発光部260は、各インジケータ21〜26を含み、各インジケータ21〜26はLEDを用いて実現される。また、インジケータ21、23、24、26は移動方向を示すため、矢印形状の光を発し、インジケータ22、25は、適切な位置であることを示すため、円形状の光を発するように構成されている。
【0106】
制御部250は、判定部222によって投写画像に歪みが生じると判定された場合、位置把握ユニット40からの傾き情報に基づき実際位置300と理想位置312を特定し、各インジケータ21〜26のうちどのインジケータを点灯させるか発光部260に指示命令を出す。
【0107】
そして、制御部250は、プロジェクタ29の移動に応じて傾き情報入力部290に移動後の傾き情報を位置把握ユニット40から再取得するように指示命令を出す。
【0108】
このようにして、制御部250は、判定部222によって投写画像に歪みが生じないと判定された場合、最適であることを示すため、インジケータ22およびインジケータ25を点灯させるように発光部260に指示命令を出す。
【0109】
インジケータ22およびインジケータ25が点灯することにより、プレゼンター30は、プロジェクタ29を移動させる必要がないことを把握できる。
【0110】
以上のように、補正処理部224を設けずに、画像や光を用いてプレゼンター30に指示を行うことによっても投写画像の歪みを補正することができる。
【0111】
このようなユーザーへの示唆によって投写画像の歪みを補正する手法によれば、ユーザーは、どのような調整を行えば投写画像に歪みが生じないか明確に把握することができるため、試行錯誤で調整を行う場合と比べ、より短時間で調整を行うことができる。
【0112】
特に、本手法によれば、補正処理手段を用いないため、表示可能領域を最大限利用することができ、画質を劣化させないで画像を投写表示することができる。
【0113】
なお、ユーザーに示唆する手法としては、画像表示や発光以外にも音を用いて示唆してもよく、これらの手法を組み合わせた手法を用いることも可能である。
【0114】
また、プロジェクタ20の投写方向を調整するだけでなく、スクリーン10の方向を変更したり、スクリーン10とプロジェクタ20の両方の角度を調整するように示唆することも可能である。
【0115】
また、上述したプロジェクタ20以外の前面投写型表示装置にも本発明を適用できる。このような前面投写型表示装置としては、例えば、液晶プロジェクタのほか、DMD(Digital Micromirror Device)を用いたプロジェクタ等が該当する。なお、DMDは、米国テキサスインスツルメンツ社の商標である。
【0116】
また、上述したスクリーン10は、反射型のものであったが、透過型のものであってもよい。また、スクリーン10以外にも壁等が被投写面である場合にも本発明は有効である。
【0117】
なお、上述したプロジェクタ20の画像処理部220の機能は、単体の画像表示装置(例えば、プロジェクタ20)で実現してもよいし、複数の処理装置で分散して(例えば、プロジェクタ20とPCとで分散処理)実現してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の一例に係る前面投写型表示システムの概略説明図である。
【図2】台形歪みの例を示す図であり、図2(A)は垂直方向の台形歪みの例を示す図であり、図2(B)は水平方向の台形歪みの例を示す図である。
【図3】傾きの例を示す図であり、図3(A)は垂直方向の傾きの例を示す図であり、図3(B)は水平方向の傾きの例を示す図である。
【図4】本実施形態の一例に係る位置把握ユニットを示す図であり、図4(A)は位置把握ユニットの背面図であり、図4(B)は図4(A)のAA’線の断面図である。
【図5】本実施形態の一例に係る位置把握ユニットとプロジェクタの機能ブロック図である。
【図6】本実施形態のスクリーンの傾き検出から投写画像表示までの処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】本実施形態の他の一例に係る位置把握ユニットの機能ブロック図である。
【図8】本実施形態のパターン画像の一例を示す図である。
【図9】本実施形態の他の一例に係るプロジェクタの機能ブロック図である。
【図10】本実施形態の他の一例に係るプロジェクタの斜視図である。
【図11】本実施形態の他の一例に係るプロジェクタの機能ブロック図である。
【符号の説明】
20、28、29 プロジェクタ
40、49 位置把握ユニット
222 判定部
224 補正処理部
226 パターン画像生成部
230 投写部
250 制御部
260 発光部
410 把握部
412 重力センサー
413 垂直角度センサー
414 地磁気センサー
415 水平角度センサー
418 傾き情報演算部

Claims (10)

  1. 所定の被投写面に画像を投写表示する前面投写型表示装置と、
    当該前面投写型表示装置の所定位置に所定の角度で着脱可能であって、かつ、前記被投写面と、前記前面投写型表示装置との位置関係を把握する位置把握ユニットと、
    を含む前面投写型表示システムであって、
    前記位置把握ユニットは、
    前記被投写面と所定の位置関係となった状態と、前記投写型表示装置の所定位置に取り付けられた状態との位置関係に基づき、前記投写型表示装置の前記被投写面に対する垂直方向の相対的な傾きおよび水平方向の相対的な傾きを把握する把握手段と、
    把握した傾きを示す傾き情報を前記投写型表示装置に伝達する手段と、
    を含み、
    前記前面投写型表示装置は、
    投写表示した画像に歪みがあるかどうかを判定する手段と、
    歪みがあると判定された場合には、前記位置把握ユニットから伝達された傾き情報に基づき、前記歪みをなくすように、所定の補正処理を行う補正処理手段と、
    補正処理された画像を投写表示する投写手段と、
    を含むことを特徴とする前面投写型表示システム。
  2. 所定の被投写面に画像を投写表示する前面投写型表示装置と、
    当該前面投写型表示装置の所定位置に所定の角度で着脱可能であって、かつ、前記被投写面と、前記前面投写型表示装置との位置関係を把握する位置把握ユニットと、
    を含む前面投写型表示システムであって、
    前記位置把握ユニットは、
    前記被投写面と所定の位置関係となった状態と、前記投写型表示装置の所定位置に配置された状態との位置関係に基づき、前記投写型表示装置の前記被投写面に対する垂直方向の相対的な角度および水平方向の相対的な角度を把握する把握手段と、
    把握した角度を示す角度情報を前記投写型表示装置に伝達する手段と、
    を含み、
    前記前面投写型表示装置は、
    前記位置把握ユニットから伝達された角度情報に基づき、投写表示される画像の歪みをなくすように、当該前面投写型表示装置のユーザーに、当該前面投写型表示装置および前記被投写面の少なくとも一方の位置、垂直方向の角度、水平方向の角度のうち少なくとも1つを調整するように示唆する示唆手段と、
    前記ユーザーによって調整された画像を投写表示する投写手段と、
    を含むことを特徴とする前面投写型表示システム。
  3. 請求項2において、
    前記示唆手段は、調整方向を発光によって示唆する手段を含むことを特徴とする前面投写型表示システム。
  4. 請求項2、3のいずれかにおいて、
    前記示唆手段は、調整方向を示す画像を生成する手段を含み、
    前記投写手段は、生成された前記調整方向を示す画像を投写表示することを特徴とする前面投写型表示システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記把握手段は、前記垂直方向の相対的な角度を検出する角速度センサーを含むことを特徴とする前面投写型表示システム。
  6. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記把握手段は、前記垂直方向の相対的な角度を検出する重力センサーを含むことを特徴とする前面投写型表示システム。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、
    前記把握手段は、前記水平方向の相対的な角度を検出する角速度センサーを含むことを特徴とする前面投写型表示システム。
  8. 請求項1〜7のいずれかにおいて、
    前記把握手段は、前記水平方向の相対的な角度を検出する地磁気センサーを含むことを特徴とする前面投写型表示システム。
  9. 所定の被投写面に画像を投写表示する前面投写型表示装置の所定位置に所定の角度で着脱可能であって、かつ、垂直方向および水平方向の傾きを検出可能な位置把握ユニットが、前記被投写面に配置された場合に、当該被投写面の垂直方向および水平方向の傾きの検出結果を記憶する工程と、
    前記位置把握ユニットが、前記投写型表示装置の所定位置に配置された場合に、前記投写型表示装置の垂直方向および水平方向の傾きの検出結果と、前記被投写面の傾きの検出結果とに基づき、前記投写型表示装置の前記被投写面に対する垂直方向の相対的な傾きおよび水平方向の相対的な傾きを把握する把握工程と、
    前記前面投写型表示装置または前記位置把握ユニットが、把握工程で把握された相対的な傾きを示す傾き情報に基づき、前記被投写面に投写表示する画像に歪みがあるかどうかを判定する判定工程と、
    前記前面投写型表示装置が、判定工程で歪みがあると判定された場合には、前記傾き情報に基づき、前記歪みをなくすように、所定の補正処理を行う補正処理工程と、
    前記前面投写型表示装置が、前記補正処理工程で補正処理された画像を投写表示する工程と、
    を含むことを特徴とする投写画像の歪み補正方法。
  10. 所定の被投写面に画像を投写表示する前面投写型表示装置の所定位置に所定の角度で着脱可能であって、かつ、垂直方向および水平方向の傾きを検出可能な位置把握ユニットが、前記被投写面に配置された場合に、当該被投写面の垂直方向および水平方向の傾きの検出結果を記憶する工程と、
    前記位置把握ユニットが、前記投写型表示装置の所定位置に配置された場合に、前記投写型表示装置の垂直方向および水平方向の傾きの検出結果と、前記被投写面の傾きの検出結果とに基づき、前記投写型表示装置の前記被投写面に対する垂直方向の相対的な傾きおよび水平方向の相対的な傾きを把握する把握工程と、
    前記前面投写型表示装置または前記位置把握ユニットが、把握工程で把握された相対的な傾きを示す傾き情報に基づき、前記被投写面に投写表示する画像に歪みがあるかどうかを判定する判定工程と、
    前記前面投写型表示装置が、判定工程で歪みがあると判定された場合には、前記傾き情報に基づき、前記歪みをなくすように、当該前面投写型表示装置のユーザーに、当該前面投写型表示装置および前記被投写面の少なくとも一方の位置、垂直方向の角度、水平方向の角度のうち少なくとも1つを調整するように示唆する工程と、
    を含むことを特徴とする投写画像の歪み補正方法。
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