JP2003005277A - 前面投写型表示システムおよび投写画像の歪み補正方法 - Google Patents

前面投写型表示システムおよび投写画像の歪み補正方法

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JP2003005277A
JP2003005277A JP2001192952A JP2001192952A JP2003005277A JP 2003005277 A JP2003005277 A JP 2003005277A JP 2001192952 A JP2001192952 A JP 2001192952A JP 2001192952 A JP2001192952 A JP 2001192952A JP 2003005277 A JP2003005277 A JP 2003005277A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被投写面に傾きがある場合であっても適切に
投写画像の歪み補正を行うことができる前面投写型表示
システムおよび投写画像の歪み補正方法を提供するこ
と。 【解決手段】 被投写面の所定位置に位置把握ユニット
40を配置した状態で、重力センサー412で垂直方向
の傾きを検出し、地磁気センサー414で水平方向の傾
きを検出し、検出した傾き情報を傾き情報記憶部416
に記憶する。そして、プロジェクタ20に位置把握ユニ
ット40を取り付けた状態で、再度、水平方向および垂
直方向の傾きを検出する。検出した傾き情報と、傾き情
報記憶部416に記憶済みの傾き情報とに基づき、傾き
情報演算部418を用いて相対的な傾きを求める。そし
て、求められた相対的な傾き情報に基づき判定部222
によって歪みがあると判定された場合、補正処理部22
4を用いて補正処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前面投写型表示装
置で投写表示される画像に歪みが生じる場合に、歪みを
補正するために用いられる前面投写型表示システムおよ
び投写画像の歪み補正方法に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】近年、
プロジェクタ等の投写型表示装置の小型化が進み、投写
型表示装置を持ち運び、客先でプレゼンテーションを行
う場合等も増えてきている。
【0003】投写型表示装置から投写される画像には、
いわゆる台形歪みが発生する場合もある。特に、客先で
プレゼンテーションを行う場合等においては、小型のス
クリーンに画像を投写表示する場合も多い。このような
場合、スクリーンと投写型表示装置との位置関係が固定
的ではないため、台形歪みが発生しやすい。
【0004】台形歪みを補正する手法としては、種々の
手法が提案されている。例えば、特開平8−9306号
公報に記載された手法では、投写装置本体の前脚の脚長
を検出して画素の間引き処理を行って台形歪みを補正し
ている。
【0005】しかし、これらの種々の手法は、スクリー
ンに傾きがないことが前提とされており、スクリーンに
傾きがある場合には適用できない。
【0006】スクリーンに傾きがある場合の台形歪みを
補正する手法としては、例えば、特開平4−35574
0号公報に記載された手法がある。本公報では、スクリ
ーン内の複数箇所の検出点とプロジェクタとの距離から
投写角度を演算し、歪みを補正することが記載されてい
る。
【0007】しかし、この手法では、プロジェクタ自体
の傾きは考慮されておらず、プロジェクタ自体が傾いて
いる場合には適切に歪みを補正することができない。ま
た、検出点をどのように設定すれば投写角度が求められ
るかという具体的な実現手法についても開示されていな
い。
【0008】本発明は、上記の課題に鑑みなされたもの
であり、その目的は、スクリーンと投写型表示装置との
位置関係を考慮して投写画像の歪みを適切に補正するこ
とができる前面投写型表示システムおよび投写画像の歪
み補正方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る前面投写型表示システムは、所定の被
投写面に画像を投写表示する前面投写型表示装置と、当
該前面投写型表示装置の所定位置に所定の角度で着脱可
能であって、かつ、前記被投写面と、前記前面投写型表
示装置との位置関係を把握する位置把握ユニットと、を
含む前面投写型表示システムであって、前記位置把握ユ
ニットは、前記被投写面と所定の位置関係となった状態
と、前記投写型表示装置の所定位置に取り付けられた状
態との位置関係に基づき、前記投写型表示装置の前記被
投写面に対する垂直方向の相対的な傾きおよび水平方向
の相対的な傾きを把握する把握手段と、把握した傾きを
示す傾き情報を前記投写型表示装置に伝達する手段と、
を含み、前記前面投写型表示装置は、投写表示した画像
に歪みがあるかどうかを判定する手段と、歪みがあると
判定された場合には、前記位置把握ユニットから伝達さ
れた傾き情報に基づき、前記歪みをなくすように、所定
の補正処理を行う補正処理手段と、補正処理された画像
を投写表示する投写手段と、を含むことを特徴とする。
【0010】本発明によれば、位置把握ユニットを被投
写面と所定の位置関係に配置した状態と、位置把握ユニ
ットを投写型表示装置の所定位置に所定の角度で配置し
た状態との差異に基づき、被投写面と投写型表示装置と
がどのような位置関係にあるか把握することができる。
【0011】そして、投写画像に歪みが生じる場合には
自動的に補正処理を行うことにより、投写画像に歪みを
生じさせないことができる。
【0012】したがって、前面投写型表示装置と被投写
面のどちらが傾いている場合であっても、歪みを生じさ
せないで適切に画像を投写表示することができる。
【0013】なお、被投写面としては、例えば、スクリ
ーン、壁等が該当する。
【0014】また、本発明に係る前面投写型表示システ
ムは、所定の被投写面に画像を投写表示する前面投写型
表示装置と、当該前面投写型表示装置の所定位置に所定
の角度で着脱可能であって、かつ、前記被投写面と、前
記前面投写型表示装置との位置関係を把握する位置把握
ユニットと、を含む前面投写型表示システムであって、
前記位置把握ユニットは、前記被投写面と所定の位置関
係となった状態と、前記投写型表示装置の所定位置に配
置された状態との位置関係に基づき、前記投写型表示装
置の前記被投写面に対する垂直方向の相対的な角度およ
び水平方向の相対的な角度を把握する把握手段と、把握
した角度を示す角度情報を前記投写型表示装置に伝達す
る手段と、を含み、前記前面投写型表示装置は、前記位
置把握ユニットから伝達された角度情報に基づき、前記
歪みをなくすように、当該前面投写型表示装置のユーザ
ーに、当該前面投写型表示装置および前記被投写面の少
なくとも一方の位置、垂直方向の角度、水平方向の角度
のうち少なくとも1つを調整するように示唆する示唆手
段と、前記ユーザーによって調整された画像を投写表示
する投写手段と、を含むことを特徴とする。
【0015】本発明によれば、位置把握ユニットを被投
写面と所定の位置関係に配置した状態と、位置把握ユニ
ットを投写型表示装置の所定位置に所定の角度で配置し
た状態との差異に基づき、被投写面と投写型表示装置と
がどのような位置関係にあるか把握することができる。
【0016】そして、投写画像に歪みが生じる場合に
は、前面投写型表示装置のユーザーに、当該前面投写型
表示装置および前記被投写面の少なくとも一方の位置、
垂直方向の角度、水平方向の角度のうち少なくとも1つ
を調整するように示唆することができる。
【0017】これにより、ユーザーは、どのような調整
を行えば投写画像に歪みが生じないか明確に把握するこ
とができるため、試行錯誤で調整を行う場合と比べ、よ
り短時間で調整を行うことができる。
【0018】特に、本発明によれば、補正処理手段を用
いないため、表示可能領域を最大限利用することがで
き、画質を劣化させないで画像を投写表示することがで
きる。
【0019】なお、前記示唆手段としては、例えば、調
整方向を発光によって示唆する手段、調整方向を音声に
よって示唆する手段、調整方向を画像によって示唆する
手段等のうちの1つまたはこれらを組み合わせた手段を
用いることが可能である。
【0020】また、前記示唆手段は、調整方向を発光に
よって示唆する手段を含んでもよい。
【0021】また、前記示唆手段は、調整方向を示す画
像を生成する手段を含み、前記投写手段は、生成された
前記調整方向を示す画像を投写表示してもよい。
【0022】また、前記把握手段は、前記垂直方向の相
対的な角度を検出する角速度センサーを含んでもよい。
【0023】また、前記把握手段は、前記垂直方向の相
対的な角度を検出する重力センサーを含んでもよい。
【0024】また、前記把握手段は、前記水平方向の相
対的な角度を検出する角速度センサーを含んでもよい。
【0025】また、前記把握手段は、前記水平方向の相
対的な角度を検出する地磁気センサーを含んでもよい。
【0026】特に、垂直方向の相対的な角度を重力セン
サーを用いて検出し、水平方向の相対的な角度を地磁気
センサーを用いて検出すれば、単純な差分演算により相
対角度を求めることができるため、ノイズ等の影響を受
けにくく、より正確に角度を検出することができる。
【0027】また、本発明に係る投写画像の歪み補正方
法は、所定の被投写面に画像を投写表示する前面投写型
表示装置の所定位置に所定の角度で着脱可能であって、
かつ、垂直方向および水平方向の傾きを検出可能な位置
把握ユニットが、前記被投写面に配置された場合に、当
該被投写面の垂直方向および水平方向の傾きの検出結果
を記憶する工程と、前記位置把握ユニットが、前記投写
型表示装置の所定位置に配置された場合に、前記投写型
表示装置の垂直方向および水平方向の傾きの検出結果
と、前記被投写面の傾きの検出結果とに基づき、前記投
写型表示装置の前記被投写面に対する垂直方向の相対的
な傾きおよび水平方向の相対的な傾きを把握する把握工
程と、前記前面投写型表示装置または前記位置把握ユニ
ットが、把握工程で把握された相対的な傾きを示す傾き
情報に基づき、前記被投写面に投写表示する画像に歪み
があるかどうかを判定する判定工程と、前記前面投写型
表示装置が、判定工程で歪みがあると判定された場合に
は、前記傾き情報に基づき、前記歪みをなくすように、
所定の補正処理を行う補正処理工程と、前記前面投写型
表示装置が、前記補正処理工程で補正処理された画像を
投写表示する工程と、を含むことを特徴とする。
【0028】本発明によれば、位置把握ユニットを被投
写面と所定の位置関係に配置した状態と、位置把握ユニ
ットを投写型表示装置の所定位置に所定の角度で配置し
た状態との差異に基づき、被投写面と投写型表示装置と
がどのような位置関係にあるか把握することができる。
【0029】そして、投写画像に歪みが生じる場合には
自動的に補正処理を行うことにより、投写画像に歪みを
生じさせないことができる。
【0030】したがって、前面投写型表示装置と被投写
面のどちらが傾いている場合であっても、歪みを生じさ
せないで適切に画像を投写表示することができる。
【0031】また、本発明に係る投写画像の歪み補正方
法は、所定の被投写面に画像を投写表示する前面投写型
表示装置の所定位置に所定の角度で着脱可能であって、
かつ、垂直方向および水平方向の傾きを検出可能な位置
把握ユニットが、前記被投写面に配置された場合に、当
該被投写面の垂直方向および水平方向の傾きの検出結果
を記憶する工程と、前記位置把握ユニットが、前記投写
型表示装置の所定位置に配置された場合に、前記投写型
表示装置の垂直方向および水平方向の傾きの検出結果
と、前記被投写面の傾きの検出結果とに基づき、前記投
写型表示装置の前記被投写面に対する垂直方向の相対的
な傾きおよび水平方向の相対的な傾きを把握する把握工
程と、前記前面投写型表示装置または前記位置把握ユニ
ットが、把握工程で把握された相対的な傾きを示す傾き
情報に基づき、前記被投写面に投写表示する画像に歪み
があるかどうかを判定する判定工程と、前記前面投写型
表示装置が、判定工程で歪みがあると判定された場合に
は、前記傾き情報に基づき、前記歪みをなくすように、
当該前面投写型表示装置のユーザーに、当該前面投写型
表示装置および前記被投写面の少なくとも一方の位置、
垂直方向の角度、水平方向の角度のうち少なくとも1つ
を調整するように示唆する工程と、を含むことを特徴と
する。
【0032】本発明によれば、位置把握ユニットを被投
写面と所定の位置関係に配置した状態と、位置把握ユニ
ットを投写型表示装置の所定位置に所定の角度で配置し
た状態との差異に基づき、被投写面と投写型表示装置と
がどのような位置関係にあるか把握することができる。
【0033】そして、投写画像に歪みが生じる場合に
は、前面投写型表示装置のユーザーに、当該前面投写型
表示装置および前記被投写面の少なくとも一方の位置、
垂直方向の角度、水平方向の角度のうち少なくとも1つ
を調整するように示唆することができる。
【0034】これにより、ユーザーは、どのような調整
を行えば投写画像に歪みが生じないか明確に把握するこ
とができるため、試行錯誤で調整を行う場合と比べ、よ
り短時間で調整を行うことができる。
【0035】特に、本発明によれば、補正処理手段を用
いないため、表示可能領域を最大限利用することがで
き、画質を劣化させないで画像を投写表示することがで
きる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、画像を投写表示
する前面投写型表示装置の一種である液晶プロジェクタ
を用いた前面投写型表示システムに適用した場合を例に
採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実
施形態は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何
ら限定するものではない。また、以下の実施形態に示す
構成の全てが、特許請求の範囲に記載された発明の解決
手段として必須であるとは限らない。
【0037】(システム全体の説明)図1は、本実施の
形態の一例に係る前面投写型表示システムの概略説明図
である。
【0038】プロジェクタ20は、所定のプレゼンテー
ション用画像を被投写面の一種であるスクリーン10に
投写表示する。プレゼンター30は、スクリーン10上
にある画像表示領域12の画像の所望の位置を指示棒5
0で指し示しながら、第三者に対するプレゼンテーショ
ンを行う。
【0039】このようなプレゼンテーションを行う場
合、スクリーン10の画像表示領域12に台形歪みが生
じる場合がある。
【0040】図2は、台形歪みの例を示す図であり、図
2(A)は垂直方向の台形歪みの例を示す図であり、図
2(B)は水平方向の台形歪みの例を示す図である。
【0041】例えば、スクリーン10の下側がスクリー
ン10の奥方向に傾いている場合、図2(A)に示す垂
直方向の台形歪みが生じる場合がある。また、スクリー
ン10の正面から見て左側がスクリーン10の奥方向に
傾いている場合、図2(B)に示す水平方向の台形歪み
が生じる場合がある。また、プロジェクタ20が傾いて
いる場合にも台形歪みが生じる場合がある。
【0042】本実施の形態では、スクリーン10とプロ
ジェクタ20との相対的な傾きを考慮し、歪みを適切に
短時間で補正できる前面投写型表示システムを実現して
いる。
【0043】具体的には、本実施の形態では、図1に示
すように、スクリーン10の左下に位置把握ユニット4
0を配置し、位置把握ユニット40内のセンサーを用い
てスクリーン10の垂直方向および水平方向の傾きを把
握する。
【0044】図3は、傾き(配向(orientation))の
例を示す図であり、図3(A)は垂直方向の傾きの例を
示す図であり、図3(B)は水平方向の傾きの例を示す
図である。
【0045】例えば、垂直方向(重力加速度の方向)の
傾きは図3(A)に示す形で把握することができ、水平
方向(重力加速度の方向と直交する方向)の傾きは図3
(B)に示す形で把握することができる。
【0046】そして、プロジェクタ20の所定位置に所
定角度で位置把握ユニット40を接続し、プロジェクタ
20のスクリーン10に対する垂直方向の相対的な傾き
と水平方向の相対的な傾きとを把握した上で、プロジェ
クタ20内で投写画像に歪みが生じないように画像の補
整処理を行う。
【0047】ここで、位置把握ユニット40について説
明する。
【0048】図4は、施形態の一例に係る位置把握ユニ
ット40を示す図であり、図4(A)は位置把握ユニッ
ト40の背面図であり、図4(B)は図4(A)のA
A’線の断面図である。
【0049】位置把握ユニット40の背面には4つの突
起部43〜46が設けられている。これにより、位置把
握ユニット40はスクリーン10の左下に安定して配置
できるように構成されている。
【0050】また、位置把握ユニット40の背面中央に
は接続用インタフェース42が設けられている。これに
より、位置把握ユニット40がプロジェクタ20と接続
用インタフェース42を介して接続されることにより、
位置把握ユニット40はプロジェクタ20に傾き情報を
伝達できる。
【0051】また、図4(B)に示すように、突起部4
3〜46は位置把握ユニット40本体よりも突出し、接
続用インタフェース42は位置把握ユニット40本体よ
りも内側にあるため、接続用インタフェース42が破損
しにくい。
【0052】さらに、位置把握ユニット40の上部には
スイッチ41が設けられている。プレゼンター30が位
置把握ユニット40をスクリーン10の左下に配置し、
スイッチ41を押すことにより、スイッチ41が押され
た状態でのスクリーン10の垂直方向および水平方向の
傾きが位置把握ユニット40内に記憶される。
【0053】(機能ブロックの説明)次に、位置把握ユ
ニット40とプロジェクタ20の機能ブロックについて
説明する。
【0054】図5は、本実施形態の一例に係る位置把握
ユニット40とプロジェクタ20の機能ブロック図であ
る。
【0055】位置把握ユニット40は、傾きを把握する
把握部410と、操作部420と、把握部410を制御
する制御部430と、把握部410によって把握された
傾き情報をプロジェクタ20に伝達する傾き情報出力部
490とを含んで構成されている。なお、傾き情報出力
部490は、接続用インタフェース42を含む。
【0056】また、把握部410は、垂直方向の傾きを
検出する重力センサー412と、水平方向の傾きを検出
する地磁気センサー414と、相対的な傾きを演算する
傾き情報演算部418と、重力センサー412および地
磁気センサー414によって検出された傾きを示す情報
を記憶する傾き情報記憶部416とを含んで構成されて
いる。
【0057】一方、プロジェクタ20は、映像信号入力
部210と、画像処理部220と、投写部230と、位
置把握ユニット40から傾き情報演算部418によって
演算された傾き情報を入力する傾き情報入力部290と
を含んで構成されている。
【0058】また、画像処理部220は、傾き情報に基
づき投写画像に歪みが生じるかどうかを判定する判定部
222と、判定部222によって歪みが生じると判定さ
れた場合に補正処理を行う補正処理部224とを含んで
構成されている。
【0059】なお、これらの各部に用いるハードウェア
としては、例えば、以下のものを適用できる。
【0060】例えば、傾き情報記憶部416は例えばR
AM等、操作部420は例えばスイッチ41等、傾き情
報演算部418および制御部430は例えばCPU等、
画像処理部220は例えばCPU、D/Aコンバータ
ー、A/Dコンバーター、画像処理回路等、投写部23
0は例えば液晶ライトバルブ等を用いて実現できる。な
お、傾き情報出力部490、傾き情報入力部290およ
び映像信号入力部210は、例えば各種の入出力ポート
を用いて実現することができる。なお、これらの各部は
回路のようにハードウェア的に実現してもよいし、ドラ
イバのようにソフトウェア的に実現してもよい。
【0061】(処理の流れ)次に、スクリーン10の傾
き検出から投写画像表示までの処理の流れについて説明
する。
【0062】図6は、本実施形態のスクリーン10の傾
き検出から投写画像表示までの処理の流れを示すフロー
チャートである。
【0063】プレゼンター30は、プレゼンテーション
の開始に先立ってスクリーン10の左下に位置把握ユニ
ット40を配置し、位置把握ユニット40のスイッチ4
1を押す。
【0064】位置把握ユニット40の制御部430は、
操作部420からの操作情報に基づきスイッチ41が押
されたかどうかを判定する(ステップS2)。
【0065】制御部430は、スイッチ41が押された
と判定した場合、傾き情報記憶部416の傾き情報を初
期化する(ステップS4)。
【0066】そして、制御部430は、重力センサー4
12からの垂直方向の傾き情報を傾き情報記憶部416
に記憶する(ステップS6)。
【0067】また、制御部430は、地磁気センサー4
14からの水平方向の傾き情報を傾き情報記憶部416
に記憶する(ステップS8)。
【0068】そして、制御部430は、接続用インタフ
ェース42(傾き情報出力部490)がプロジェクタ2
0の接続用インタフェース(傾き情報入力部290)と
接続されたかどうかを判定する(ステップS10)。
【0069】制御部430によって接続されたと判定さ
れた場合、傾き情報演算部418は、スイッチ41が押
された状態で傾き情報記憶部416に記憶された垂直方
向の傾き情報と、接続時点での重力センサー412から
の傾き情報とに基づき、プロジェクタ20のスクリーン
10に対する相対的な垂直方向の傾きを演算する(ステ
ップS12)。
【0070】同様に、この状態で、傾き情報演算部41
8は、スイッチ41が押された状態で傾き情報記憶部4
16に記憶された水平方向の傾き情報と、接続時点での
地磁気センサー414からの傾き情報とに基づき、プロ
ジェクタ20のスクリーン10に対する相対的な水平方
向の傾きを演算する(ステップS14)。
【0071】判定部222は、傾き情報演算部418に
よって演算され、傾き情報出力部490、傾き情報入力
部290を介して位置把握ユニット40から伝達される
相対的な傾き情報に基づき、投写画像に歪みが生じるか
どうかを判定する(ステップS16)。
【0072】具体的には、判定部222は、上記傾き情
報により示される垂直方向の傾きまたは水平方向の傾き
が所定の許容範囲にない場合には、投写画像に歪みが生
じると判定する。
【0073】歪みが生じると判定された場合、補正処理
部224は、歪みが生じないように補正処理を行う(ス
テップS18)。補正処理の具体的な手法としては、例
えば、複数のラインメモリからの出力を選択する手法、
映像信号の有効期間とブランキング期間とでクロック数
を変化させる手法、フレームメモリのアドレス選択を調
整する手法、画素を間引く手法等の一般的な歪み補正処
理の手法を用いることができる。
【0074】なお、歪みが生じないと判定された場合、
補正処理部224は、補正処理を行わない。
【0075】そして、歪みが生じる場合に補正処理が行
われた後、投写部230は画像を投写表示する(ステッ
プS20)。
【0076】以上のように、本実施の形態によれば、位
置把握ユニット40を用いて、スクリーン10の左下で
把握した傾き情報と、プロジェクタ20に取り付けた状
態で把握した傾き情報とに基づき、プロジェクタ20の
スクリーン10に対する相対的な垂直方向および水平方
向の傾きを把握することができる。
【0077】そして、投写画像に歪みが生じる場合に
は、把握した傾きを示す傾き情報に基づき、自動的に補
正処理を行うことにより、投写画像に歪みを生じさせな
いことができる。
【0078】したがって、スクリーン10が傾いたり、
プロジェクタ20が傾いている場合であっても、歪みを
生じさせないで適切に画像を投写表示することができ
る。
【0079】特に、本実施の形態によれば、プロジェク
タ20のスクリーン10に対する相対的な傾きを把握し
て補正することにより、プロジェクタ20とスクリーン
10の両方が傾いて歪みが生じている場合であっても、
歪みを生じさせないで適切に画像を投写表示することが
できる。
【0080】以上、本発明を適用した好適な実施の形態
について説明してきたが、本発明の適用は上述した実施
例に限定されない。
【0081】(変形例)例えば、位置把握ユニット40
の地磁気センサー414および重力センサー412に代
えて角速度センサーを用いてもよい。
【0082】図7は、本実施形態の他の一例に係る位置
把握ユニット49の機能ブロック図である。
【0083】図7に示す位置把握ユニット49は、重力
センサー412の代わりに垂直方向の傾きを検出する垂
直角度センサー413と、地磁気センサー414の代わ
りに水平方向の傾きを検出する水平角度センサー415
とを含んで構成されている。
【0084】また、図7に示す傾き情報演算部418
は、垂直角度センサー413および水平角度センサー4
15から出力される角速度を積分して角度を求める積分
処理機能を有する。
【0085】実際に傾きを検出する際には、位置把握ユ
ニット49がスクリーン10に配置され、スイッチ41
が押された状態で角速度を初期化する。そして、位置把
握ユニット40がプロジェクタ20に接続されるまで傾
き情報演算部418が積分処理を続け、プロジェクタ2
0に接続された時点での垂直方向および水平方向の角度
を求めることにより、プロジェクタ20のスクリーン1
0に対する相対的な傾きを把握することができる。
【0086】このような位置把握ユニット49によって
も、上述した位置把握ユニット40と同様の作用効果を
奏することができる。ただし、地磁気センサー414と
重力センサー412を用いた場合には、垂直角度センサ
ー413および水平角度センサー415を用いた場合と
比べ、積分処理が不要であり、誤差が生じにくいという
利点がある。
【0087】なお、垂直角度センサー413と地磁気セ
ンサー414を用いたり、重力センサー412と水平角
度センサー415を用いてもよいし、垂直方向および水
平方向の傾きを検出できるものであれば、これらのセン
サーに限定されず、種々のセンサー等を用いることがで
きる。
【0088】また、上述した例では、歪み補正処理を行
ったが、歪みが生じないようにプレゼンター30に指示
し、プレゼンター30がプロジェクタ20の投写(配
向)方向を調整してもよい。
【0089】図8は、本実施形態のパターン画像310
の一例を示す図である。
【0090】例えば、位置把握ユニット40から伝達さ
れる傾き情報に基づき、プロジェクタ20からパターン
画像310を画像表示領域12に投写表示する。
【0091】パターン画像310には、実際の投写位置
を示す実際位置300と、理想的な投写位置を示す理想
位置312とが表示される。
【0092】図8に示すパターン画像310の場合、実
際位置300が理想位置312よりも右上にあるため、
プレゼンター30は、プロジェクタ20の投写方向を左
下に調整すればよいことを把握することができる。
【0093】図9は、本実施形態の他の一例に係るプロ
ジェクタ28の機能ブロック図である。
【0094】図8に示すパターン画像310を用いてプ
レゼンター30に投写方向を示唆する場合、プロジェク
タ28を図9に示す構成とすればよい。
【0095】プロジェクタ28は、パターンデータ記憶
部240と、画像処理部220内にパターン画像生成部
226を含む。
【0096】パターン画像生成部226は、判定部22
2によって投写画像に歪みが生じると判定された場合、
位置把握ユニット40からの傾き情報に基づき実際位置
300と理想位置312を特定し、パターンデータ記憶
部240に記憶されたパターンデータに基づきパターン
画像310を生成する。そして、投写部230は当該パ
ターン画像310を投写表示する。
【0097】なお、パターン画像は、パターン画像31
0に限定されず、矢印画像を用いてプロジェクタ20の
投写方向を示唆する画像等の種々の画像を適用すること
ができる。
【0098】このように、画像を用いて歪み補正方法を
プレゼンター30に示唆するだけでなく、光を用いて歪
み補正方法をプレゼンター30に示唆してもよい。
【0099】図10は、本実施形態の他の一例に係るプ
ロジェクタ29の斜視図である。
【0100】プロジェクタ29の上面には、プロジェク
タ20を左方向に動かすことを示唆するインジケータ2
1と、水平方向において最適な位置であることを示すイ
ンジケータ22と、プロジェクタ20を右方向に動かす
ことを示唆するインジケータ23とが設けられている。
【0101】また、プロジェクタ29の側面には、プロ
ジェクタ20を上方向に動かすことを示唆するインジケ
ータ24と、垂直方向において最適な位置であることを
示すインジケータ25と、プロジェクタ20を下方向に
動かすことを示唆するインジケータ26とが設けられて
いる。
【0102】例えば、図8に示す実際位置300が理想
位置312よりも右上にある場合、インジケータ21お
よびインジケータ26が点灯する。これにより、プレゼ
ンター30は、プロジェクタ29を左下方向に動かせば
よいことを把握できる。
【0103】この場合のプロジェクタ29の機能ブロッ
クは次に示すもののようになる。
【0104】図11は、本実施形態の他の一例に係るプ
ロジェクタ29の機能ブロック図である。
【0105】プロジェクタ29は、制御部250と、発
光部260とを含んで構成されている。発光部260
は、各インジケータ21〜26を含み、各インジケータ
21〜26はLEDを用いて実現される。また、インジ
ケータ21、23、24、26は移動方向を示すため、
矢印形状の光を発し、インジケータ22、25は、適切
な位置であることを示すため、円形状の光を発するよう
に構成されている。
【0106】制御部250は、判定部222によって投
写画像に歪みが生じると判定された場合、位置把握ユニ
ット40からの傾き情報に基づき実際位置300と理想
位置312を特定し、各インジケータ21〜26のうち
どのインジケータを点灯させるか発光部260に指示命
令を出す。
【0107】そして、制御部250は、プロジェクタ2
9の移動に応じて傾き情報入力部290に移動後の傾き
情報を位置把握ユニット40から再取得するように指示
命令を出す。
【0108】このようにして、制御部250は、判定部
222によって投写画像に歪みが生じないと判定された
場合、最適であることを示すため、インジケータ22お
よびインジケータ25を点灯させるように発光部260
に指示命令を出す。
【0109】インジケータ22およびインジケータ25
が点灯することにより、プレゼンター30は、プロジェ
クタ29を移動させる必要がないことを把握できる。
【0110】以上のように、補正処理部224を設けず
に、画像や光を用いてプレゼンター30に指示を行うこ
とによっても投写画像の歪みを補正することができる。
【0111】このようなユーザーへの示唆によって投写
画像の歪みを補正する手法によれば、ユーザーは、どの
ような調整を行えば投写画像に歪みが生じないか明確に
把握することができるため、試行錯誤で調整を行う場合
と比べ、より短時間で調整を行うことができる。
【0112】特に、本手法によれば、補正処理手段を用
いないため、表示可能領域を最大限利用することがで
き、画質を劣化させないで画像を投写表示することがで
きる。
【0113】なお、ユーザーに示唆する手法としては、
画像表示や発光以外にも音を用いて示唆してもよく、こ
れらの手法を組み合わせた手法を用いることも可能であ
る。
【0114】また、プロジェクタ20の投写方向を調整
するだけでなく、スクリーン10の方向を変更したり、
スクリーン10とプロジェクタ20の両方の角度を調整
するように示唆することも可能である。
【0115】また、上述したプロジェクタ20以外の前
面投写型表示装置にも本発明を適用できる。このような
前面投写型表示装置としては、例えば、液晶プロジェク
タのほか、DMD(Digital Micromir
ror Device)を用いたプロジェクタ等が該当
する。なお、DMDは、米国テキサスインスツルメンツ
社の商標である。
【0116】また、上述したスクリーン10は、反射型
のものであったが、透過型のものであってもよい。ま
た、スクリーン10以外にも壁等が被投写面である場合
にも本発明は有効である。
【0117】なお、上述したプロジェクタ20の画像処
理部220の機能は、単体の画像表示装置(例えば、プ
ロジェクタ20)で実現してもよいし、複数の処理装置
で分散して(例えば、プロジェクタ20とPCとで分散
処理)実現してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の一例に係る前面投写型表示システ
ムの概略説明図である。
【図2】台形歪みの例を示す図であり、図2(A)は垂
直方向の台形歪みの例を示す図であり、図2(B)は水
平方向の台形歪みの例を示す図である。
【図3】傾きの例を示す図であり、図3(A)は垂直方
向の傾きの例を示す図であり、図3(B)は水平方向の
傾きの例を示す図である。
【図4】本実施形態の一例に係る位置把握ユニットを示
す図であり、図4(A)は位置把握ユニットの背面図で
あり、図4(B)は図4(A)のAA’線の断面図であ
る。
【図5】本実施形態の一例に係る位置把握ユニットとプ
ロジェクタの機能ブロック図である。
【図6】本実施形態のスクリーンの傾き検出から投写画
像表示までの処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】本実施形態の他の一例に係る位置把握ユニット
の機能ブロック図である。
【図8】本実施形態のパターン画像の一例を示す図であ
る。
【図9】本実施形態の他の一例に係るプロジェクタの機
能ブロック図である。
【図10】本実施形態の他の一例に係るプロジェクタの
斜視図である。
【図11】本実施形態の他の一例に係るプロジェクタの
機能ブロック図である。
【符号の説明】
20、28、29 プロジェクタ 40、49 位置把握ユニット 222 判定部 224 補正処理部 226 パターン画像生成部 230 投写部 250 制御部 260 発光部 410 把握部 412 重力センサー 413 垂直角度センサー 414 地磁気センサー 415 水平角度センサー 418 傾き情報演算部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の被投写面に画像を投写表示する前
    面投写型表示装置と、 当該前面投写型表示装置の所定位置に所定の角度で着脱
    可能であって、かつ、前記被投写面と、前記前面投写型
    表示装置との位置関係を把握する位置把握ユニットと、 を含む前面投写型表示システムであって、 前記位置把握ユニットは、 前記被投写面と所定の位置関係となった状態と、前記投
    写型表示装置の所定位置に取り付けられた状態との位置
    関係に基づき、前記投写型表示装置の前記被投写面に対
    する垂直方向の相対的な傾きおよび水平方向の相対的な
    傾きを把握する把握手段と、 把握した傾きを示す傾き情報を前記投写型表示装置に伝
    達する手段と、 を含み、 前記前面投写型表示装置は、 投写表示した画像に歪みがあるかどうかを判定する手段
    と、 歪みがあると判定された場合には、前記位置把握ユニッ
    トから伝達された傾き情報に基づき、前記歪みをなくす
    ように、所定の補正処理を行う補正処理手段と、 補正処理された画像を投写表示する投写手段と、 を含むことを特徴とする前面投写型表示システム。
  2. 【請求項2】 所定の被投写面に画像を投写表示する前
    面投写型表示装置と、 当該前面投写型表示装置の所定位置に所定の角度で着脱
    可能であって、かつ、前記被投写面と、前記前面投写型
    表示装置との位置関係を把握する位置把握ユニットと、 を含む前面投写型表示システムであって、 前記位置把握ユニットは、 前記被投写面と所定の位置関係となった状態と、前記投
    写型表示装置の所定位置に配置された状態との位置関係
    に基づき、前記投写型表示装置の前記被投写面に対する
    垂直方向の相対的な角度および水平方向の相対的な角度
    を把握する把握手段と、 把握した角度を示す角度情報を前記投写型表示装置に伝
    達する手段と、 を含み、 前記前面投写型表示装置は、 前記位置把握ユニットから伝達された角度情報に基づ
    き、前記歪みをなくすように、当該前面投写型表示装置
    のユーザーに、当該前面投写型表示装置および前記被投
    写面の少なくとも一方の位置、垂直方向の角度、水平方
    向の角度のうち少なくとも1つを調整するように示唆す
    る示唆手段と、 前記ユーザーによって調整された画像を投写表示する投
    写手段と、 を含むことを特徴とする前面投写型表示システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記示唆手段は、調整方向を発光によって示唆する手段
    を含むことを特徴とする前面投写型表示システム。
  4. 【請求項4】 請求項2、3のいずれかにおいて、 前記示唆手段は、調整方向を示す画像を生成する手段を
    含み、 前記投写手段は、生成された前記調整方向を示す画像を
    投写表示することを特徴とする前面投写型表示システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記把握手段は、前記垂直方向の相対的な角度を検出す
    る角速度センサーを含むことを特徴とする前面投写型表
    示システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記把握手段は、前記垂直方向の相対的な角度を検出す
    る重力センサーを含むことを特徴とする前面投写型表示
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 前記把握手段は、前記水平方向の相対的な角度を検出す
    る角速度センサーを含むことを特徴とする前面投写型表
    示システム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかにおいて、 前記把握手段は、前記水平方向の相対的な角度を検出す
    る地磁気センサーを含むことを特徴とする前面投写型表
    示システム。
  9. 【請求項9】 所定の被投写面に画像を投写表示する前
    面投写型表示装置の所定位置に所定の角度で着脱可能で
    あって、かつ、垂直方向および水平方向の傾きを検出可
    能な位置把握ユニットが、前記被投写面に配置された場
    合に、当該被投写面の垂直方向および水平方向の傾きの
    検出結果を記憶する工程と、 前記位置把握ユニットが、前記投写型表示装置の所定位
    置に配置された場合に、前記投写型表示装置の垂直方向
    および水平方向の傾きの検出結果と、前記被投写面の傾
    きの検出結果とに基づき、前記投写型表示装置の前記被
    投写面に対する垂直方向の相対的な傾きおよび水平方向
    の相対的な傾きを把握する把握工程と、 前記前面投写型表示装置または前記位置把握ユニット
    が、把握工程で把握された相対的な傾きを示す傾き情報
    に基づき、前記被投写面に投写表示する画像に歪みがあ
    るかどうかを判定する判定工程と、 前記前面投写型表示装置が、判定工程で歪みがあると判
    定された場合には、前記傾き情報に基づき、前記歪みを
    なくすように、所定の補正処理を行う補正処理工程と、 前記前面投写型表示装置が、前記補正処理工程で補正処
    理された画像を投写表示する工程と、 を含むことを特徴とする投写画像の歪み補正方法。
  10. 【請求項10】 所定の被投写面に画像を投写表示する
    前面投写型表示装置の所定位置に所定の角度で着脱可能
    であって、かつ、垂直方向および水平方向の傾きを検出
    可能な位置把握ユニットが、前記被投写面に配置された
    場合に、当該被投写面の垂直方向および水平方向の傾き
    の検出結果を記憶する工程と、 前記位置把握ユニットが、前記投写型表示装置の所定位
    置に配置された場合に、前記投写型表示装置の垂直方向
    および水平方向の傾きの検出結果と、前記被投写面の傾
    きの検出結果とに基づき、前記投写型表示装置の前記被
    投写面に対する垂直方向の相対的な傾きおよび水平方向
    の相対的な傾きを把握する把握工程と、 前記前面投写型表示装置または前記位置把握ユニット
    が、把握工程で把握された相対的な傾きを示す傾き情報
    に基づき、前記被投写面に投写表示する画像に歪みがあ
    るかどうかを判定する判定工程と、 前記前面投写型表示装置が、判定工程で歪みがあると判
    定された場合には、前記傾き情報に基づき、前記歪みを
    なくすように、当該前面投写型表示装置のユーザーに、
    当該前面投写型表示装置および前記被投写面の少なくと
    も一方の位置、垂直方向の角度、水平方向の角度のうち
    少なくとも1つを調整するように示唆する工程と、 を含むことを特徴とする投写画像の歪み補正方法。
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