JP4806894B2 - 投影装置、投影方法及びプログラム - Google Patents

投影装置、投影方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、投影対象までの距離を測定して合焦位置を得る自動合焦機能を有した投影装置、投影方法及びプログラムに関する。
従来、予め用意された所定パターンのチャート画像をスクリーンに投影し、水平方向に一定の距離だけ離間して配置した一対のラインセンサでスクリーンまでの距離を求めてピントを合わせを行なうようにしたプロジェクタが考えられている。(例えば、特許文献1)
また、装置本体内にジャイロスコープを設け、装置の設置角度を検出することで、表示画像の台形歪みを自動的に補正するようにした投写型表示装置が考えられている。(例えば、特許文献2)
特開平5−188282号公報 特開平9−270979号公報
上記特許文献1に記載された技術では、水平方向に配置した一対のラインセンサを用いてスクリーンまでの距離を測定してピント合わせを正確に行なうものとしており、スクリーンの垂直方向の傾きには対応することができない。
また上記特許文献2は、投写対象となるスクリーンが略鉛直方向の面内に有るものと仮定し、装置の設置角度(仰角または俯角)をジャイロスコープ等により検出して、表示する各走査線毎の圧縮率を可変設定し、投写される画像の台形歪みを補正するものとしており、装置とスクリーンとの実質的、相対的な位置関係に基づいた画像の補正を行なうものではない。
そのため、例えばスクリーンが鉛直な面内に張設されていない場合には、正しい台形補正を行なうことが全くできない。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、投影対象となるスクリーンとの相対的な位置関係に対応し、簡単な操作で正確かつ迅速に投影画像の自動合焦と自動台形補正とを実行することが可能な投影装置、投影方法及びプログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、所定の明暗パターン位置までの距離を一次元位相差センサによって測定する一対の測距手段と、上記一次元位相差センサのそれぞれに略垂直方向の明暗パターンを複数ずつ配置した測距用のチャート画像を記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段が記憶した測距用のチャート画像を投影表示する投影手段と、上記一対の測距手段に上記投影手段で投影された測距用のチャート画像中の所定の明暗パターン位置までの距離を測定させる測距制御手段とを具備し、上記画像記憶手段が記憶する測距用のチャート画像は、周位置と中心位置にそれぞれ同心状に配置された多重の矩形からなる複数の明暗パターンよりなり、上記中心位置に配置された多重の矩形からなる明暗パターンは、一方の一次元位相差センサに略垂直方向の明暗パターンと他方の一次元位相差センサに略垂直方向の明暗パターンとを兼ねるパターンよりなり、上記測距制御手段は、上記中心位置に配置された多重の矩形からなる測距用の明暗パターンを、上記一対の測距手段で重複して測距することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記測距制御手段は、上記一対の測距手段で並列的に距離の測定処理を実行させることを特徴とする。
請求項記載の発明は、所定の明暗パターン位置までの距離を一次元位相差センサによって測定する一対の測距装置を備えた投影装置での投影方法であって、上記一次元位相差センサのそれぞれに略垂直方向の明暗パターンを複数ずつ配置した測距用のチャート画像を記憶装置に記憶する画像記憶工程と、この画像記憶工程で記憶した測距用のチャート画像を投影表示する投影工程と、上記一対の測定装置に上記投影工程で投影された測距用のチャート画像中の所定の明暗パターン位置までの距離を測定させる測距制御工程とを有し、上記画像記憶工程が記憶する測距用のチャート画像は、周位置と中心位置にそれぞれ同心状に配置された多重の矩形からなる複数の明暗パターンよりなり、上記中心位置に配置された多重の矩形からなる明暗パターンは、一方の一次元位相差センサに略垂直方向の明暗パターンと他方の一次元位相差センサに略垂直方向の明暗パターンとを兼ねるパターンよりなり、上記測距制御工程は、上記中心位置に配置された2重の矩形からなる測距用の明暗パターンを、上記一対の測距手段で重複して測距することを特徴とする。
請求項記載の発明は、所定の明暗パターン位置までの距離を一次元位相差センサによって測定する一対の測距装置を備えた投影装置を制御するコンピュータに、上記一次元位相差センサのそれぞれに略垂直方向の明暗パターンを複数ずつ配置した測距用のチャート画像を記憶装置に記憶させる画像記憶機能と、この画像記憶機能によって記憶させた測距用のチャート画像を投影表示する投影機能と、上記一対の測距装置に上記投影機能によって投影された測距用のチャート画像中の所定の明暗パターン位置までの距離を測定させる測距制御機能とを実現させ、上記画像記憶機能が記憶する測距用のチャート画像は、周位置と中心位置にそれぞれ同心状に配置された多重の矩形からなる複数の明暗パターンよりなり、上記中心位置に配置された多重の矩形からなる明暗パターンは、一方の一次元位相差センサに略垂直方向の明暗パターンと他方の一次元位相差センサに略垂直方向の明暗パターンとを兼ねるパターンよりなり、上記測距制御機能は、上記中心位置に配置された2重の矩形からなる測距用の明暗パターンを、上記一対の測距手段で重複して測距することを特徴とするプログラムである
本発明によれば、チャート画像をスクリーンに投影し、例えば水平方向と垂直方向の略直交する方向に沿ってスクリーンの位置までを測距することにより、投影対象となるスクリーンとの相対的な位置関係に対応した測距データを得て、正確かつ迅速に投影画像の自動合焦と自動台形補正とを実行することが可能となる。
(第1の実施の形態)
以下本発明をプロジェクタ装置に適用した場合の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、同実施の形態に係るプロジェクタ装置10の外観構成を示すものである。同図に示すように、直方体状の本体ケーシング11の前面に、投影レンズ12、一対二個の位相差センサ131,132、前面カバー14が配設される。
投影レンズ12は、後述するマイクロミラー素子等の空間的光変調素子で形成された光像を投影対象となるスクリーン等に投影するためのものであり、ここでは合焦位置及びズーム位置(投影画角)を任意に可変できるものとする。
位相差センサ131,132は、それぞれ一次元位相差センサでなり、被写体像に対する視差から三角測距の原理に基づいて被写体までの距離、具体的には投影画像面までの距離を測定する。
具体的には、外観上2枚のレンズが縦に配置された一方の位相差センサ131で垂直方向の被写体までの距離を測定し、2枚のレンズが横に配置された他方の位相差センサ132で水平方向の被写体までの距離を測定する。
前面カバー14は、このプロジェクタ装置10の投影動作時以外、特に携帯時に上記投影レンズ12と位相差センサ131,132とを保護するべく、図中に矢印A,Bで示すようにスライド可能に配設されるもので、その表面側には蓄光リング15、Ir受信部16、及びスライドバー17が配設される。
蓄光リング15は、半透明状の蓄光素材を含んだ樹脂製リングが前面カバー14に埋設して形成されるもので、前面カバー14を閉じて上記投影レンズ12等が外部から見えない状態で、プロジェクタ装置10の光源のランプがオンされて投影レンズ12から光が放射されているか否かを判断することができる一方で、上述した蓄光素材により光源のランプがオフされた後も微光を発し、薄暗い環境下でもその位置がわかるようになっており、平坦な前面カバー14のデザイン上のアクセントともなるものである。
Ir受信部16は、図示しないこのプロジェクタ装置10のリモートコントローラからのキー操作信号が重畳された赤外光を受信する。
スライドバー17は、前面カバー14に埋設された、例えばメッキ処理したステンレス鋼でなる帯状突起であり、前面カバー14を上記矢印A,B方向にスライド操作する場合の手がかりとする一方で、上記蓄光リング15と同様に、平坦な前面カバー14のデザイン上のアクセントともなるものである。
また、本体ケーシング11の上面には、キー/インジケータ部18及びスピーカ19が配設される。
キー/インジケータ部18は、図示はしないが、電源のオン/オフを指示する電源キー、ズームアップ及びズームダウンを指示するズームキー、合焦位置の前方向及び後方向への移動を指示するフォーカスキー、自動合焦(Automatic Focus)と自動台形補正(Automatic Keystone correction)の即時実行を指示する「AFK」キー、後述する入出力コネクタ部21に接続された画像信号入力を切換える入力切換キー、投影動作に関する各種メニュー項目の表示を指示するメニューキー、カーソルキー等の各種操作キーと、電源のオン/オフ状態や画像信号の入力がない状態をLEDの点灯/消灯あるいは点滅により表示する電源/待機インジケータ、画像投影の光源となるランプの温度が投影に適した状態となっているか否かをLEDの点灯/消灯あるいは点滅により表示する温度インジケータ等のインジケータよりなる。
スピーカ19は、動画の再生時等に音声を拡声出力する。
さらに、ここでは図示しないが、本体ケーシング11の背面には、入出力コネクタ部21や上記Ir受信部16と同様のIr受信部35、及びACアダプタ接続部等が配設され、さらに本体ケーシング11の下面にはその背面側に一対の固定脚部が取り付けられると共に、前面側に高さ調節が可能な1本の調整脚部が取り付けられる。
次に図2により上記プロジェクタ装置10の電子回路の機能構成について説明する。図中、入出力コネクタ部21より入力された各種規格の画像信号が、入出力インタフェース(I/F)22、システムバスSBを介して画像変換部23で所定のフォーマットの画像信号に統一された後に、表示エンコーダ24へ送られる。
表示エンコーダ24は、送られてきた画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
この表示駆動部26は、送られてきた画像信号に対応して適宜フレームレート、例えば30[フレーム/秒]で空間的光変調素子(SOM)27を表示駆動するもので、この空間的光変調素子27に対して、例えば超高圧水銀灯等の光源ランプ28が出射する高輝度の白色光を照射することで、その反射光で光像が形成され、上記投影レンズ12を介して図示しないスクリーンに投影表示される。
しかるに、上記投影レンズ12はレンズモータ(M)29に駆動されることでズーム位置及びフォーカス位置を適宜移動する。
上記各回路のすべての動作制御を司るのが制御部30である。この制御部30は、CPUと、後述する自動合焦及び自動台形補正の処理を含む該CPUで実行される動作プログラムを固定的に記憶したROM、及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成される。
この制御部30にはまた、システムバスSBを介して画像記憶部31、音声処理部32、及び測距処理部33が接続される。
画像記憶部31は、例えばフラッシュメモリ等でなり、後述するチャート画像等の画像データを記憶するもので、制御部30に指示された画像データを適宜読出して上記表示エンコーダ24へ送出し、投影レンズ12により投影表示させる。
音声処理部32は、PCM音源等の音源回路を備え、投影表示動作時に与えられる音声データをアナログ化し、上記スピーカ19を駆動して拡声放音させる。
測距処理部33は、上記位相差センサ131,132をそれぞれ駆動して、投影表示されたチャート画像中の所定の明暗パターン位置までの距離を測定する。
なお、上記キー/インジケータ部18におけるキー操作信号は直接制御部30に入力され、また制御部30は上記キー/インジケータ部18の電源/待機インジケータ及び温度インジケータ等を直接点灯/点滅駆動する一方で、上記前面カバー14に設けられたIr受信部16及び本体ケーシング11の背面側に設けられるIr受信部34での赤外光受信信号も直接制御部30に入力される。
次に上記実施の形態の動作について説明する。
図3及び図4は、電源が切断されている状態からキー/インジケータ部18の電源キーが操作されて電源を投入する当初、及び電源が既に投入されている状態でキー/インジケータ部18の「AFK」キーが操作された場合に強制的に実行される割込み処理としての、自動合焦及び自動台形補正の処理内容を示すもので、その制御は制御部30が内部のROMに記憶されている動作プログラムに基づいて実行する。
その処理当初には、キー/インジケータ部18の電源キーが操作されたか否かを繰返し判断することで該電源キーが操作されるのを待機する(ステップM01)。そして、電源キーが操作されたと判断した時点で画像記憶部31に記憶されているチャート画像の画像データを読出して上記表示エンコーダ24へ送出し、空間的光変調素子27で光像を形成して投影レンズ12により投影表示させる(ステップM02)。
図5は、このときスクリーンSCに投影表示されるチャート画像を例示するものである。なお、図中に黒で表す部分が実際の投影画像では白色の明るい部分、図中の白で表す部分が実際の投影画像では暗い部分となるものとする。図示する如くこのチャート画像は、周部に位置する同心状の3重の矩形と、その中心に位置する、これも同心状の2重の矩形とからなる。
このチャート画像を投影対象となるスクリーンに投影表示させた状態で、そのチャート画像に基づいた測距処理を実行する(ステップM03)。
図4は、この測距処理のサブルーチンの詳細な内容を示すものであり、その当初には測距処理部33が位相差センサ131,132の双方を同時に駆動する(ステップS01)。
この測距処理部33の駆動により、一方の位相差センサ132は、図5中の水平ラインL10に沿ってチャート画像中の明るい位置までの距離をその反射光が入射される角度により検出するもので、この場合、周部P11、中央部P12、及び周部P13までの各距離を測定する(ステップS02〜S04)。
他方の位相差センサ131も同様に、図5中の垂直ラインL20に沿ってチャート画像中の明るい位置までの距離をその反射光が入射される角度により検出するもので、この場合、周部P21、中央部P22、及び周部P23までの各距離を測定する(ステップS05〜S07)。
以上位相差センサ131,132の双方の測距を終えると測距処理部33は、それらの測距で得た各3点、計6点(うち2点P12とP22は重複)の測距データを一括して制御部30へ出力し(ステップS08)、以上でこの図4のサブルーチンを終了して上記図3のメインルーチンに戻る。
図3のメインルーチンで、制御部30が測距処理部33から一括して送られてくる測距データを取得すると(ステップM04)、それら測距データを基にスクリーンSC全体の投影光軸に対する傾きと距離とを算出し(ステップM06)、算出した結果に基づいて投影レンズ12のレンズモータ29を調整して自動合焦処理を行なうと共に、空間的光変調素子27で表示する画像の縦横各方向の圧縮率を調整設定する自動台形補正処理を実行する(ステップM06)。
その後、チャート画像の投影表示を停止し(ステップM07)、以後キー/インジケータ部18の電源キーが操作されたか否か(ステップM08)、「AFK」キーが操作されたか否か(ステップM09)を繰返し判断することで、これらのキー入力がなされるのを待機する。
電源キーが操作された場合。ステップM08でこれを判断して装置の電源を切断し、以後再び電源キーが操作されるのを待機するべく上記ステップM01からの処理に戻る。
また、「AFK」キーが操作された場合、ステップM09でそれを判断して、そのキー操作に対応するべく上記ステップM02からの処理を強制的に実行する。
このように、1枚のチャート画像をスクリーンSCに投影し、位相差センサ131,132を用いて水平方向と垂直方向に沿ってスクリーンのそれぞれの明暗パターンの位置P11〜P13,P21〜P23までを測距することにより、投影対象となるスクリーンSCとの相対的な位置関係に対応した測距データを得て、正確かつ迅速に投影画像の自動合焦と自動台形補正とを実行することが可能となる。
この場合、特に位相差センサ132による水平方向のラインL10に沿った位置P11〜P13の測距と、位相差センサ131による垂直ラインL20に沿った位置P21〜P23の測距とを並列的に行なうものとしたため、実際の測距に要する時間を半減することができ、より短時間のうちに自動合焦処理と自動台形補正処理とを終えることができるようにになる。
また、上記実施の形態では、図5のチャート画像でも示したように位相差センサ132による水平ラインL10に沿った中央部P12と位相差センサ131による垂直ラインL20に沿った中央部L22を別々に測距するものとしたが、あえてこのように中央部をいずれの方向からの測距にも適した明暗パターンを有するものとして重複して測距させることで、それらを照合して同一のデータ内容となっていることを確認し、その上で測距処理を続行することとすれば、より動作の信頼性を高めることができる。
反対に、上記図5で示したチャート画像に代えて、図6(A)に示すようにその中央部を位相差センサ132による水平ラインL10に沿った明暗パターンP12′とし、位相差センサ131による垂直ラインL20に沿ったステップS06での中央部P22の測距処理を省略するか、あるいは図6(B)に示すようにその中央部を位相差センサ131による垂直ラインL20に沿った明暗パターンP22′とし、位相差センサ132による水平ラインL10に沿ったステップS03での中央部P12の測距処理を省略するものとしてもよい。
このように、チャート画像中の一対の位相差センサ131,132での測距処理が重複する中心位置の明暗パターンをあえて一方のセンサにのみ対応した方向の明暗パターン形状とすることで、その測距センサで該中央位置を確実に測距できると共に、他方のセンサでの測距データの取得を省略することで、測距に要する処理を簡略化し、処理に要する時間をさらに短縮することができる。
(第2の実施の形態)
以下本発明をプロジェクタ装置に適用した場合の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、当該プロジェクタ装置の外観構成については上記図1に示したものと、また電子回路の機能構成については上記図2に示したものとそれぞれほぼ基本的には同様であるものとし、同一部分には同一符号を用いるものとして、その図示と説明は省略する。
また、このプロジェクタ装置10の画像記憶部31には、上記図4に示したような位相差センサ131,132の双方に適した1枚のチャート画像ではなく、位相差センサ131に適したチャート画像1枚と、位相差センサ132に適したチャート画像1枚の計2枚分のチャート画像の画像データが記憶されており、制御部30はこれを適宜選択的に読出して投影表示させるものとする。
次に上記実施の形態の動作について説明する。
図7及び図8は、電源が切断されている状態からキー/インジケータ部18の電源キーが操作されて電源を投入する当初、及び電源が既に投入されている状態でキー/インジケータ部18の「AFK」キーが操作された場合に強制的に実行される割込み処理としての、自動合焦及び自動台形補正の処理内容を示すもので、その制御は制御部30が内部のROMに記憶されている動作プログラムに基づいて実行する。
その処理当初には、キー/インジケータ部18の電源キーが操作されたか否かを繰返し判断することで該電源キーが操作されるのを待機する(ステップM21)。そして、電源キーが操作されたと判断した時点で画像記憶部31に記憶されている、位相差センサ132に適した第1のチャート画像の画像データを読出して上記表示エンコーダ24へ送出し、空間的光変調素子27で光像を形成して投影レンズ12により投影表示させる(ステップM22)。
図9(A)は、このときスクリーンSCに投影表示されるチャート画像を例示するものである。なお、図中に黒で表す部分が実際の投影画像では白色の明るい部分、図中の白で表す部分が実際の投影画像では暗い部分となるものとする。図示する如くこのチャート画像は、スクリーンSCの縦方向に延在された近接した3本の直線が画面の左端、中央、及び右端の計3箇所に配置されたものである。
この第1のチャート画像を投影対象となるスクリーンに投影表示させた状態で、そのチャート画像に基づいた第1の測距処理を実行する(ステップM23)。
図8(A)は、この第1の測距処理のサブルーチンの詳細な内容を示すものであり、その当初には測距処理部33が位相差センサ132のみを駆動する(ステップS21)。
この測距処理部33の駆動により、一方の位相差センサ132は、図9(A)中の水平ラインL10に沿ってチャート画像中の明るい位置までの距離をその反射光が入射される角度により検出するもので、この場合、左端部P11、中央部P12、及び右端部P13までの各距離を測定する(ステップS22〜S24)。
この位相差センサ132の測距を終えると測距処理部33は、それらの測距で得た3点の測距データを一括して制御部30へ出力し(ステップS25)、以上でこの図8(A)のサブルーチンを終了して上記図7のメインルーチンに戻る。
図7のメインルーチンで、制御部30が測距処理部33から一括して送られてくる測距データを取得すると(ステップM24)、その時点で上記図9(A)に示した第1のチャート画像の投影表示を停止し(ステップM25)、代わって今度は画像記憶部31に記憶されている、位相差センサ131に適した第2のチャート画像の画像データを読出して上記表示エンコーダ24へ送出し、空間的光変調素子27で光像を形成して投影レンズ12により投影表示させる(ステップM26)。
図9(B)は、このときスクリーンSCに投影表示されるチャート画像を例示するものである。ここでも、図中に黒で表す部分が実際の投影画像では白色の明るい部分、図中の白で表す部分が実際の投影画像では暗い部分となるものとする。図示する如くこのチャート画像は、スクリーンSCの横方向に延在された近接した3本の直線が画面の上端、中央、及び下端の計3箇所に配置されたものである。
この第2のチャート画像を投影対象となるスクリーンに投影表示させた状態で、そのチャート画像に基づいた第2の測距処理を実行する(ステップM27)。
図8(B)は、この第2の測距処理のサブルーチンの詳細な内容を示すものであり、その当初には測距処理部33が位相差センサ131のみを駆動する(ステップS31)。
この測距処理部33の駆動により、他方の位相差センサ131は、図9(B)中の垂直ラインL20に沿ってチャート画像中の明るい位置までの距離をその反射光が入射される角度により検出するもので、この場合、上端部P21、中央部P22、及び下端部P23までの各距離を測定する(ステップS32〜S34)。
この位相差センサ132の測距を終えると測距処理部33は、それらの測距で得た3点の測距データを一括して制御部30へ出力し(ステップS35)、以上でこの図8(B)のサブルーチンを終了して上記図7のメインルーチンに戻る。
図7のメインルーチンで、制御部30が測距処理部33から一括して送られてくる測距データを取得すると(ステップM28)、その時点で制御部30は上記図9(B)に示した第2のチャート画像の投影表示も停止する(ステップM29)。
その上で制御部30は、上記ステップM24で取得した水平方向に沿った部位P11〜P13の測距データと、上記ステップM28で取得した部位P21〜P23の各3点、計6点(うち2点P12とP22は重複)の測距データを基にスクリーンSC全体の投影光軸に対する傾きと距離とを算出し(ステップM30)、算出した結果に基づいて投影レンズ12のレンズモータ29を調整して自動合焦処理を行なうと共に、空間的光変調素子27で表示する画像の縦横各方向の圧縮率を調整設定する自動台形補正処理を実行する(ステップM31)。
その後、キー/インジケータ部18の電源キーが操作されたか否か(ステップM32)、「AFK」キーが操作されたか否か(ステップM33)を繰返し判断することで、これらのキー入力がなされるのを待機する。
電源キーが操作された場合。ステップM32でこれを判断して装置の電源を切断し、以後再び電源キーが操作されるのを待機するべく上記ステップM21からの処理に戻る。
また、「AFK」キーが操作された場合、ステップM33でそれを判断して、そのキー操作に対応するべく上記ステップM22からの処理を強制的に実行する。
このように、図9(A),(B)で示した2枚のチャート画像を順次スクリーンに投影し、例えば水平方向と垂直方向の略直交する方向に沿って位相差センサ132,131を順次切換えてスクリーンのそれぞれ複数位置までを測距することにより、投影対象となるスクリーンとの相対的な位置関係に対応した測距データを得て、正確に投影画像の自動合焦と自動台形補正とを実行させることが可能となる。
なお、上記第1及び第2の実施の形態では、スクリーン上のそれぞれ複数の位置の明暗パターンまでの距離を位相差センサ131,132により測距するものとして説明したが、測距手段は位相差センサに限るものではなく、例えば複数の自動合焦エリアを設定したコントラスト方式の自動合焦機能を備えたカメラ部を備え、個々のエリア毎に順次自動合焦処理を実行することで各合焦位置(フォーカスレンズの位置)から距離を測定するようにしてもよい。
また、投影表示するチャート画像も、上記図5、図6、及び図9に示したものに限ることなく、各種測距手段で検出が容易な明暗パターンを形成したものであればよい。
その他、本発明は上記実施の形態に限らず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能であるものとする。
さらに、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施の形態に係るプロジェクタ装置の外観構成を示す斜視図。 同実施の形態に係る電子回路の機能構成を示すブロック図。 同実施の形態に係る電源投入時及び「AFK」キー操作に伴う自動合焦及び自動台形補正のメインルーチンの処理内容を示すフローチャート。 同実施の形態に係る図3の測距処理のサブルーチンの処理内容を示すフローチャート。 同実施の形態に係るスクリーンに投影されたチャート画像を例示する図。 同実施の形態に係るスクリーンに投影された他のチャート画像を例示する図。 本発明の第2の実施の形態に係る電源投入時及び「AKF」キー操作に伴う自動合焦及び自動台形補正のメインルーチンの処理内容を示すフローチャート。 同実施の形態に係る図7の測距処理のサブルーチンの処理内容を示すフローチャート。 同実施の形態に係るスクリーンに投影されたチャート画像を例示する図。
符号の説明
10…プロジェクタ装置、11…本体ケーシング、12…投影レンズ、131,132…位相差センサ、14…前面カバー、15…蓄光リング、16…Ir受信部、17…スライドバー、18…キー/インジケータ部、19…スピーカ(SP)、21…入出力コネクタ部、22…入出力インタフェース(I/F)、23…画像変換部、24…表示エンコーダ、25…ビデオRAM、26…表示駆動部、27…空間的光変調素子(SOM)、28…光源ランプ、29…レンズモータ(M)、30…制御部、31…画像記憶部、32…音声処理部、33…測距処理部、34…Ir受信部、SB…システムバス、SC…スクリーン。

Claims (4)

  1. 所定の明暗パターン位置までの距離を一次元位相差センサによって測定する一対の測距手段と、
    上記一次元位相差センサのそれぞれに略垂直方向の明暗パターンを複数ずつ配置した測距用のチャート画像を記憶する画像記憶手段と、
    この画像記憶手段が記憶した測距用のチャート画像を投影表示する投影手段と、
    上記一対の測距手段に上記投影手段で投影された測距用のチャート画像中の所定の明暗パターン位置までの距離を測定させる測距制御手段と
    を具備し、
    上記画像記憶手段が記憶する測距用のチャート画像は、周位置と中心位置にそれぞれ同心状に配置された多重の矩形からなる複数の明暗パターンよりなり、
    上記中心位置に配置された多重の矩形からなる明暗パターンは、一方の一次元位相差センサに略垂直方向の明暗パターンと他方の一次元位相差センサに略垂直方向の明暗パターンとを兼ねるパターンよりなり、
    上記測距制御手段は、上記中心位置に配置された多重の矩形からなる測距用の明暗パターンを、上記一対の測距手段で重複して測距する、
    ことを特徴とする投影装置。
  2. 上記測距制御手段は、上記一対の測距手段で並列的に距離の測定処理を実行させることを特徴とする請求項1記載の投影装置。
  3. 所定の明暗パターン位置までの距離を一次元位相差センサによって測定する一対の測距装置を備えた投影装置での投影方法であって、
    上記一次元位相差センサのそれぞれに略垂直方向の明暗パターンを複数ずつ配置した測距用のチャート画像を記憶装置に記憶する画像記憶工程と、
    この画像記憶工程で記憶した測距用のチャート画像を投影表示する投影工程と、
    上記一対の測定装置に上記投影工程で投影された測距用のチャート画像中の所定の明暗パターン位置までの距離を測定させる測距制御工程と
    を有し
    上記画像記憶工程が記憶する測距用のチャート画像は、周位置と中心位置にそれぞれ同心状に配置された多重の矩形からなる複数の明暗パターンよりなり、
    上記中心位置に配置された多重の矩形からなる明暗パターンは、一方の一次元位相差センサに略垂直方向の明暗パターンと他方の一次元位相差センサに略垂直方向の明暗パターンとを兼ねるパターンよりなり、
    上記測距制御工程は、上記中心位置に配置された2重の矩形からなる測距用の明暗パターンを、上記一対の測距手段で重複して測距する、
    ことを特徴とする投影方法。
  4. 所定の明暗パターン位置までの距離を一次元位相差センサによって測定する一対の測距
    装置を備えた投影装置を制御するコンピュータに、
    上記一次元位相差センサのそれぞれに略垂直方向の明暗パターンを複数ずつ配置した測距用のチャート画像を記憶装置に記憶させる画像記憶機能と、
    この画像記憶機能によって記憶させた測距用のチャート画像を投影表示する投影機能と、
    上記一対の測距装置に上記投影機能によって投影された測距用のチャート画像中の所定の明暗パターン位置までの距離を測定させる測距制御機能と
    を実現させ
    上記画像記憶機能が記憶する測距用のチャート画像は、周位置と中心位置にそれぞれ同心状に配置された多重の矩形からなる複数の明暗パターンよりなり、
    上記中心位置に配置された多重の矩形からなる明暗パターンは、一方の一次元位相差センサに略垂直方向の明暗パターンと他方の一次元位相差センサに略垂直方向の明暗パターンとを兼ねるパターンよりなり、
    上記測距制御機能は、上記中心位置に配置された2重の矩形からなる測距用の明暗パターンを、上記一対の測距手段で重複して測距する、
    ことを特徴とするプログラム。
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