JP2007093245A - 測距装置及び測距方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの位相差センサを用いて測定対象に対する多点測距を実現でき、形状変化の固体差による測定誤差を軽減して精度の高い測定を行う。
【解決手段】一対の光検出部13a,13bが一列に配列されてなる位相差センサ13を一対の光検出部13a,13bの配列方向(センサ列方向)と直交する方向に駆動可能な駆動機構51を備える。位相差センサ13を所定の位置に設定した状態で、測定対象までの距離をセンサ列方向に測定する。また、駆動機構51を介して位相差センサ13を動かして、測定対象までの距離をセンサ列方向と直交する方向に測定する。これにより、1つの位相差センサ13を用いて測定対象に対する多点測距を実現でき、形状変化の固体差による測定誤差を軽減して精度の高い測定を行うことが可能となる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、位相差センサを用いて測定対象までの距離を測定する測距装置及び測距方法に関する。
スクリーン上に任意の画像を投影する投影装置(プロジェクタ)において、スクリーンに対する装置の設置具合などによって、スクリーン上に投影された画像の四片が台形状に歪むことがある。
このような投影画像の歪みを自動補正する方法として、投影光学系からスクリーンまでの距離を3点以上測定することにより、これらの測定点までの距離の位相差に基づいてスクリーン投影面の傾き角度を検出し、そこに投影された画像の歪みを補正することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
なお、測定対象までの距離を測定することを「測距」と呼び、その測距結果に基づいて投影画像の歪みを補正することを、歪みの形状が台形であることから「台形補正」と呼ばれている。
ここで、通常、プロジェクタでは、図19に示すように、2つの位相差センサ1,2を備えている。一方の位相差センサ1は投影画像の水平方向の傾きを検出するためのものであり、他方の位相差センサ2は投影画像の垂直方向の傾きを検出するためのものである。位相差センサ1はそのセンサ列を水平方向に向けて設置され、位相差センサ2はそのセンサ列を垂直方向に向けて設置される。なお、図中の3はプロジェクタの投影レンズ、4は表示素子である。
このような2つの位相差センサ1,2を用いれば、水平方向と垂直方向にそれぞれに複数の点を測距することができ、これらの点の距離データに基づいて投影画像の歪みを正しく補正できる。
しかしながら、位相差センサを2つ使うことは、コストがかかるといった問題の他に、センサの形状変化による測定精度の低下が問題となる。すなわち、位相差センサは、環境温度や光源の熱などの影響を受けて、形状が経時的に変化することがある。この形状変化は微小ではあるものの、センサ自体のサイズが小さいため、測定精度に大きな影響を与える。
特に、位相差センサの両端部分の形状が変化するため、その両端部分を使った所謂「マルチ測距」の精度が著しく悪くなるといった問題がある。また、2つの位相差センサを用いた場合に、それぞれの形状変化の個体差により水平方向と垂直方向の測定精度にバラツキが生じて、画像の歪みを正しく補正できなくなるといった問題もある。
従来、プロジェクタに関して、位相差センサを用いた測定誤差を軽減する技術としては、特許文献2に開示されているものがある。
この特許文献2では、チャート画像(測距用のパターン画像)を複数回シフトしながら投影して測定を行うことにより、その複数回分の測定結果を平均化するといった技術が開示されている。しかしながら、複数回の測定によって誤差を軽減するといった方法であり、位相差センサ自体の形状変化やその個体差に起因する測定誤差を解消することはできない。
また、位相差センサを用いたカメラの分野において、特許文献3に開示されているものがある。
この特許文献3のカメラは、測定を阻害する外的要因の発生を検出し、再測定が必要であることを促す機能を備える。例えば、位相差センサを撮影者の指で覆ったままで撮影を行った場合に、撮影者に警告するといったものである。しかしながら、単に測定不可の状態を警告するだけであり、前記特許文献2と同様に、位相差センサの形状変化やその個体差に起因する測定誤差を解消することはできない。
特開2005−006228号公報 特開2005−061925号公報 特開2005−307934号公報
上述したように、従来、2つの位相差センサを用いて、測定対象物に対する多点測距を実現していた。しかしながら、2つの位相差センサを用いた構成では、センサ部品のコストが高くなり、また、それぞれの形状変化の個体差により測定精度が低下するといった問題があった。
本発明は前記のような点に鑑みなされたもので、1つの位相差センサを用いて測定対象に対する多点測距を実現でき、形状変化の固体差による測定誤差を軽減して精度の高い測定を行うことのできる測距装置及び測距方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る測距装置は、一対の光受信部が一列に配列されてなる位相差センサと、前記一対の光受信部を測定対象に向けて前記位相差センサを支持し、前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に前記位相差センサを動かす駆動機構と、前記位相差センサを所定の位置に設定した状態で、測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向に測定すると共に、前記駆動機構を介して前記位相差センサを動かして、前記測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に測定する測距処理手段とを具備したことを特徴とする。
本発明の請求項2は、前記請求項1記載の測距装置において、前記駆動機構は、前記一対の光受信部が上下に配置されるように前記位相差センサを支持し、前記位相差センサを水平方向に動かすことを特徴とする。
本発明の請求項3は、前記請求項2記載の測距装置において、前記測距処理手段は、前記一対の光受信部の中心部以外の部分を用いたマルチ測距により前記測定対象までの距離を少なくとも2箇所以上測定し、前記駆動機構を介して前記位相差センサを動かすことで、前記一対の光受信部の中心部を用いたセンタ測距により前記測定対象までの距離を少なくとも2箇所以上測定することを特徴とする。
本発明の請求項4に係る測距装置は、一対の光受信部が一列に配列されてなる位相差センサと、この位相差センサの前面に設けられた光学系部材と、この光学系部材を測定対象に向けて支持し、前記位相差センサの測定方向を前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に変更するように前記光学系部材を動かす駆動機構と、前記光学系部材を所定の位置に設定した状態で、測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向に測定すると共に、前記駆動機構を介して前記光学系部材を動かして、前記測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に測定する測距処理手段とを具備したことを特徴とする。
本発明の請求項5に係る測距装置は、前記請求項4記載の測距装置において、前記位相差センサは、前記一対の光受信部が上下に配置されるように固定設置され、前記駆動機構は、前記位相差センサの測定方向を水平方向に変更するように前記光学系部材を動かすことを特徴とする。
本発明の請求項6は、前記請求項5記載の測距装置において、前記測距処理手段は、前記一対の光受信部の中心部以外の部分を用いたマルチ測距により前記測定対象までの距離を少なくとも2箇所以上測定し、前記駆動機構を介して前記光学系部材を動かすことで、前記一対の光受信部の中心部を用いたセンタ測距により前記測定対象までの距離を少なくとも2箇所以上測定することを特徴とする。
本発明の請求項7は、前記請求項4記載の測距装置において、前記光学系部材は、プリズムまたは屈折特性を有するレンズであることを特徴とする。
本発明の請求項8は、前記請求項4記載の測距装置において、前記光学系部材は、反射ミラーであることを特徴とする。
本発明の請求項9は、前記請求項1乃至8のいずれか1つに記載の測距装置を用いた投影装置である。
本発明の請求項10は、前記請求項1乃至8のいずれか1つに記載の測距装置を用いた撮像装置である。
本発明の請求項11に係る測距方法は、一対の光受信部が一列に配列されてなる位相差センサを前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に駆動可能な駆動機構を備え、前記位相差センサを所定の位置に設定した状態で、測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向に測定すると共に、前記駆動機構を介して前記位相差センサを動かして、前記測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に測定することを特徴とする。
本発明の請求項12に係る測距方法は、一対の光受信部が一列に配列されてなる位相差センサの前面に光学系部材を配置し、前記位相差センサの測定方向を前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に変更するように前記光学系部材を駆動可能な駆動機構を備え、前記光学系部材を所定の位置に設定した状態で、測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向に測定すると共に、前記駆動機構を介して前記光学系部材を動かして、前記測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に測定することを特徴とする。
本発明によれば、1つの位相差センサを用いて測定対象に対する多点測距を実現でき、形状変化の個体差による測定誤差を軽減して精度の高い測定を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
なお、以下の各実施形態では、本発明の測距装置を投影装置(以下、プロジェクタと称す)に適用した場合を想定して説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態は、縦置きにした位相差センサを水平方向に駆動可能な駆動機構を設け、この駆動機構により位相差センサの測定方向を変更することで、1つの位相差センサにて水平方向と垂直方向の両方の測距を実現するようにしたものである。
なお、位相差センサの「縦置き」とは、位相差センサ内に一列に組み込まれた一対の光受信部を上下に配置した状態、つまり、一対の光受信部の配列方向(以下、センサ列方向と称す)を垂直方向に向けて配置することを言う。これに対し、「横置き」とは、位相差センサ内に一列に組み込まれた一対の光受信部を左右に配置した状態、つまり、センサ列方向を水平方向に向けて配置することを言う。
図1および図2は本発明の第1の実施形態に係る測距装置をプロジェクタに適用した場合の外観構成を示す図であり、図1は上から見た場合の斜視図、図2は下から見た場合の斜視図である。
図1に示すように、プロジェクタ10は、直方体状の本体ケーシング11の前面に投影レンズ12、位相差センサ13、Ir受信部14が設けられている。
投影レンズ12は、後述するマイクロミラー素子等の空間的光変調素子で形成された光像を投影するためのものであり、合焦位置及びズーム位置(投影画角)を任意に可変できる。位相差センサ13は、三角測距の原理に基づいて測定対象までの距離、具体的には画像投影面までの距離を測定するものである。なお、この位相差センサ13の構成については、後に詳しく説明する。
Ir受信部14は、図示せぬプロジェクタ10のリモートコントローラからのキー操作信号が重畳された赤外光を受信する。
また、本体ケーシング11の上面には、本体メインキー/インジケータ15、スピーカ16及びカバー17が配設される。
本体メインキー/インジケータ15は、例えば電源キー、ズームキー、フォーカスキーなどの各種操作キーと、電源のオン/オフ状態や、光源の温度状態などを表示する各種インジケータからなる。スピーカ16は、動画の再生時等の音声を拡声出力する。カバー17は、図示せぬサブキーを操作する際に開閉する。該サブキーは、プロジェクタ10のリモートコントローラを使用せずに、本体メインキー/インジゲータ15のキーでは設定指示できない詳細な各種動作等を操作する。
さらに、図2に示すように、本体ケーシング11の背面には、入出力コネクタ部18、Ir受信部19、及びACアダプタ接続部20が配設される。
入出力コネクタ部18は、例えばパーソナルコンピュータ等の外部機器との接続のためのUSB端子、映像入力用のミニD−SUB端子、S端子、及びRCA端子と、音声入力用のステレオミニ端子等からなる。Ir受信部19は、前記Ir受信部14と同様に、図示しないリモートコントローラからのキー操作信号が重畳された赤外光を受信する。ACアダプタ接続部20は、電源となる図示しないACアダプタからのケーブルを接続する。
また、本体ケーシング11の下面には、背面側に一対の固定脚部21,21が取り付けられると共に、前面側に高さ調節が可能な調整脚部22が取り付けられる。調整脚部22は、そのねじ回転位置を手動で操作することにより、正確には投影レンズ12の投影方向の鉛直方向成分、すなわち仰角を調整する。
図3はプロジェクタの電子回路の機能構成を示すブロック図である。図中、前記入出力コネクタ部18より入力された各種規格の画像信号が、入出力インタフェース(I/F)31、システムバスSBを介して画像変換部32で所定のフォーマットの画像信号に統一された後に表示エンコーダ33へ送られる。
表示エンコーダ33は、画像信号をビデオRAM34に展開記憶させた上で、このビデオRAM34の記憶内容からビデオ信号を発生して表示駆動部35に出力する。
表示駆動部35は、画像信号に対応して適宜フレームレート、例えば30[フレーム/秒]で空間的光変調素子(SOM)36を表示駆動する。この空間的光変調素子36に対して、例えば超高圧水銀灯等の光源ランプ37が出射する高輝度の白色光を照射することで、その反射光で光像が形成され、投影レンズ12を介して不図示のスクリーンに投影表示される。前記投影レンズ12は、レンズモータ(M)38により駆動されることで、ズーム位置及びフォーカス位置を適宜移動する。
前記各回路のすべての動作制御を司るのが制御部39である。この制御部39は、マイクロコンピュータからなり、CPUと、該CPUで実行される動作プログラムを固定的に記憶したROM、及びワークメモリとして使用されるRAM等を備える。
また、この制御部39には、システムバスSBを介して画像記憶部40、音声処理部41が接続される。
画像記憶部40は、例えばフラッシュメモリ等からなり、測距用のチャート画像(横チャート画像及び縦チャート画像)やユーザロゴ画像の画像データを記憶する。これらの画像データは、前記表示エンコーダ33へ送出され、投影レンズ12を介してスクリーン上に投影表示させる。
音声処理部41は、PCM音源等の音源回路を備え、投影表示動作時に与えられる音声データをアナログ化し、前記スピーカ16を駆動して拡声放音させる。
なお、前記本体メインキー/インジゲータ15とカバー17内に備えられる図示せぬ本体サブキーからキー入力部42が構成される。このキー入力部42は、本体メインキー/インジゲータ15におけるキー操作信号が直接制御部39に入力される。前記Ir受信部14及びIr受信部19での赤外光受信信号も直接制御部39に入力される。
また、このプロジェクタ10には、測距装置50が備えられる。この測距装置50は、位相差センサ13、駆動機構51、駆動制御部52、測距処理部53からなる。
位相差センサ13は、本体ケーシング11前面に縦置きに設置される。この位相差センサ13は、一列に配列された一対の光検出部13a,13bからなり、測定対象までの距離を位相差方式により検出するものである。光検出部13a,13bは、それぞれにフォントセンサアレイ131,132と、その前面に並行に設けられたレンズ133,134とを備える。レンズ133,134は、測定対象をフォントセンサアレイ131,132の検出面上に結像させる。フォントセンサアレイ131,132は、検出面上に結像された測定対象の像を検出して、電気信号として出力する。測定対象とは、ここではスクリーン上に投影される画像のことである。
駆動機構51は、位相差センサ13を測定対象に向けて支持すると共に、その位相差センサ13をセンサ列方向と直交する方向、つまり、水平方向に位相差センサ13を移動させる。なお、この駆動機構51の構成については、後に図9および図10を用いて詳しく説明する。
駆動制御部52は、制御部39の制御の下で駆動機構51を駆動する。また、測距処理部53は、位相差センサ13を用いて測定対象までの距離を測定する。
ここで、本発明の理解を容易にするため、図4乃至図7を参照して位相差方式による測距方法について説明する。図4は位相差センサの測距方法を説明するための図、図5は位相差センサのマルチ測距機能を説明するための図である。また、図6は位相差センサによる傾き角度の算出方法を説明するための図である。図7は位相差センサのセンタ測距とマルチ測距を説明するための図である。
図4に示すように、測定対象61までの距離を測定する場合において、図示せぬ発光部からの光が測定対象61に向けて照射される。この測定対象61に対して照射された光の反射光は、一方のレンズ133を通じてフォトセンサアレイ131に結像する。また、その反射光は、他方のレンズ134を通じてフォトセンサアレイ132に結像する。図中の62及び63がその結像部分を示している。
また、レンズ133,134の光軸中心と結像間のそれぞれ距離をx1、x2とし、レンズ133,134間の距離をB、フォトセンサアレイ131,132とレンズ133,134間の距離をfとすると、測定対象61までの距離dは、以下のように式(1)で求められる。
d=B*f/(x1+x2) …(1)
前記式(1)において、B、fはセンサ固有の値である。よって、測定対象61までの距離dはフォトセンサアレイ131,132の位相(x1,x2)で求められることになる。
また、この位相差センサ13は、図5に示すように、レンズ光軸方向Kからセンサ列方向Hに±10程度の範囲で傾けた向きの距離を同時に測定可能な機能を持つ。これをマルチ測距機能と呼ぶ。
詳しく説明すると、図7に示すように、位相差センサ13に備えられた一対のフォトセンサアレイ131,132の中心部分(B1,B2の部分)を用いて測定対象61までの距離を測定することを「センタ測距」と呼ぶ。これに対し、フォトセンサアレイ131,132の中心部分以外の部分(例えばA1とA2や、C1とC2の部分)を用いて、測定対象61までの距離を測定することを「マルチ測距」と呼ぶ。センタ測距の方がマルチ測距に比べて測定精度が高く、経時的な形状変化による影響も少ない。
プロジェクタ10では、図6に示すように、この位相差センサ13のマルチ測距機能を利用して複数方向の距離データを取得することにより、これらの距離データに基づいてセンサ列方向Hに対する測定対象61(スクリーン)の傾き角Sを算出する。今、2つの測定ポイントP1,P2までのレンズ光軸方向の距離をLとR、センサ光軸Kからの傾きを±Wとすると、測定対象61の傾き角Sは、下記の式(2)のように表わされる。
Figure 2007093245
次に、この位相差センサ13の駆動機構について説明する。
図8はプロジェクタと位相差センサとの関係を示す図である。また、図9は位相差センサの駆動機構の具体的な構成を示す分解斜視図である。
図8に示すように、位相差センサ13は、投影レンズ12の近傍に縦置きで設置される。この例では、光検出部13aを上、光検出部13bを下にして設置されている。この位相差センサ13の測定方向は、駆動機構51によって図中の矢印のように水平方向に調整可能である。
駆動機構51の具体例を図9に示す。
位相差センサ13は、一対の光検出部13a,13bを測定対象に向けて縦置きにして首振り台71に支持される。この首振り台71は、その長手方向に所定の範囲内に形成されたスライド穴71aを有する。一方、本体ケーシング11内に水平方向に台座72が配設されており、前記首振り台71は、この台座72上に設けられた首振り軸73を支点に水平方向に回動自在に取り付けられている。
また、この首振り台71を水平方向に駆動するための機構として、モータ76と、このモータ76の軸に連結されたウォームギア77と、このウォームギア77に係合するギア78とが設けられている。ギア78は、台座72上のギア軸74に回転自在に取り付けられている。
また、首振り台71の回動範囲を規制するために、台座72上の両端にストッパ部材75a,75bが設けられている。さらに、モータ76の制御精度が簡易的であっても、ストッパ部材75a,75bによって最大角度にて首振り台71が停止できるように、首振り台71とギア78とのリンク機構として、バネ79によって摺動可能なリンクピン80がギア78上に設けられている。このリンクピン80は、首振り台71のスライド穴71aにスライド自在に嵌め込まれる。
図10は測距時の位相差センサの動きを示す図であり、図10(a)は位相差センサが第1の位置にあるとき、同図(b)は位相差センサが第2の位置にあるとき、同図(c)は位相差センサが第3の位置にあるときの状態をそれぞれ示している。
通常は、図10(a)に示すように、位相差センサ13は第1の位置(ホームポジション)に設定されている。第1の位置は、位相差センサ13が測定対象に対して正面を向いた状態である。この状態で、上下に配置された光検出部13a,13bを用いて垂直方向の測距を行う。一方、水平方向の測距は、図10(b)、(c)に示すように、位相差センサ13を第2の位置または第3の位置に水平方向に移動させることで行う。
上述したように、位相差センサ13は首振り台71によって支持されており、この首振り台71の回動によって測定方向が水平方向に調整できる。すなわち、モータ76を駆動すると、その回転力がウォームギア77を介してギア78に伝達される。これにより、ギア78が回転し、それに伴い、首振り台71がリンクピン80を介して水平方向に回動することになる。この首振り台71の回動範囲は、ストッパ部材75a,75bによって規制される。
ここで、図10(b)に示すように、ストッパ部材75bによって規制された位置を第2の位置とする。この第2の位置では、位相差センサ13は、正面の測定対象に対して水平方向に一方向(この例では、右方向)に所定角度だけ傾いた状態で対向することになる。
また、図10(c)に示すように、ストッパ部材75aによって規制された位置を第3の位置とする。この第3の位置では、位相差センサ13は、正面の測定対象に対して水平方向に逆の方向(この例では、左方向)に所定角度だけ傾いた状態となる。
このように、モータ76の駆動により首振り台71を水平方向に回動させることで、位相差センサ13の測定方向が水平方向に所定の範囲内に調整される。これにより、測定対象に対する水平方向の測距を実現できる。
次に、このような位相差センサ13を搭載したプロジェクタ10の投影画像の処理について説明する。
図11はプロジェクタの投影画像の処理動作を示すフローチャートである。なお、以下のフローチャートで示される処理は、マイクロコンピュータである制御部(CPU)39がプログラムを読み込むことにより実行される。
プロジェクタ10の正面に設置されたスクリーン上に画像を投影する際に、制御部39は、まず、投影レンズ12を含む投影系により画像記憶部40に記憶されている画像データに基づいて、測距用のチャート画像を投影表示する(ステップS11)。前記チャート画像は、例えば白黒の横ストライプを有するパターン画像からなる。このようなチャート画像を表示するのは、スクリーンが通常白一色であるため、位相差センサ13にて測定点の読取りができないためである。
次に、チャート画像を投影表示させた状態で、制御部39は、図3に示す駆動制御部52に駆動指令を出し、駆動機構51を介して位相差センサ13を第1の位置に設定する(ステップS12)。第1の位置とは、図10(a)に示したように、位相差センサ13が測定対象の正面を向いた状態、言い換えれば、位相差センサ13の光軸が測定対象の水平面に対して直交する方向に向いていることである。通常は、この第1の位置をホームポジションとして位相差センサ13が位置決めされている。
位相差センサ13を第1の位置に設定すると、制御部39は、測距処理部53を通じてチャート画像の垂直ライン上の少なくとも2点をマルチ測距する(ステップS13)。マルチ測距とは、図7で説明したように、位相差センサ13を構成する光検出部13a,13bの中心部以外の部分(例えば両端部)を用いて測定対象までの距離を測定することである。
このときの測定点の一例を図12に示す。この例では、第1の位置において、図中のP11とP12の測定点を光検出部13a,13bの中心部以外(例えば、両端部)で順次読み取ることになる。詳しくは、チャート画像上の白黒パターンのP11とP12に相当する白部分の明るさを読み取り、これらのP11,P12の各測定点までの距離を測距処理部53にて算出する。ここで得られた各測定点の距離データは、制御部39に設けられた測距結果記憶部39aに記憶保持される。
ここで、制御部39は、前記測距結果記憶部39aに記憶された各測定点P1,P2,P3の距離データに基づいて、投影光軸に対するスクリーン投影面の上下方向つまり垂直方向の角度「θv」を算出する(ステップS14)。
続いて、制御部39は、図3に示す駆動制御部52に駆動指令を出し、駆動機構51を介して位相差センサ13を第2、第3の位置に移動させる(ステップS15)。第2、第3の位置では、図10(b),(c)に示したように、位相差センサ13が正面の測定対象に対して水平方向に所定角度だけ傾いた状態で対向する。
このような状態で、制御部39は、測距処理部53を通じてチャート画像の水平ライン上の少なくとも2点をセンタ測距する(ステップS16)。センタ測距とは、図7で説明したように、位相差センサ13を構成する光検出部13a,13bの中心部を用いて測定対象までの距離を測定することである。
すなわち、前記図12の例であれば、第2、第3の位置において、図中のP13とP14の測定点を光検出部13a,13bの中心部にて順次読み取り、これらのP13,P14の各測定点までの距離を測距処理部53にて算出する。ここで得られた各測定点の距離データは、制御部39に設けられた測距結果記憶部39aに記憶保持される。
ここで、制御部39は、前記測距結果記憶部39aに記憶された各測定点P12,P14の距離データに基づいて、投影光軸に対するスクリーン投影面の左右方向つまり水平方向の角度「θh」を算出する(ステップS17)。
そして、制御部39は、前記ステップS14で得られた角度「θv」と前記ステップS17で得られた角度「θh」に基づいて、投影画像の台形補正処理を行う(ステップS18)。詳しくは、スクリーン投影面が全体でどの方向にどれだけの角度で斜めになっており、投影画像を入力される画像信号と同一の適正なアスペクト比の矩形とすればよいのか、必要な台形補正の角度を算出する。そして、表示エンコーダ33にビデオRAM34で展開記憶させる画像データの上辺と下辺の比、及び左辺と右辺の比を補正させるように設定する。
なお、前記の説明では、上下に2点、左右に2点の測距を行うようにしたが、例えば図13に示すように、マトリックス状に9点の測距を行うことでも良い。この場合、第1の位置でP21〜P23、そして、位相差センサ13を水平方向に移動させて、第2の位置でP24〜P26、第3の位置でP27〜P29の各測定点までの距離を測定する。このうち、P22,P25,P28についてセンタ測距にて距離を測定するものとする。このようにして、9点の測距を行えば、これらの距離データを用いて投影画像の傾きを高精度に補正することができる。
また、前記の説明では、垂直方向を先に測定するように記載したが、水平方向を先に測定しても良い。
また、投影平面上の、同一直線状にない3点について測距を行い、その3点の位置関係が明確になってさえいれば、投影画像の傾きを補正することができるので、そのように構成しても良い。
例えば、図13で示すと、P24〜P26、P27〜P29の6点を測距するようにしてもよいし、P25、P27、P28あるいはP24、P25、P28の3点を測距するようにしてもよい。これにより、補正にかかる時間を短縮することができる。
また、9点ではなく、より細かく、例えば4×4の16点や、5×5の25点の測距を行うように構成してもよい。これにより、より高精度に補正することができる。
以上のように、縦置きされた位相差センサ13を水平方向に移動させる駆動機構51を備えることで、1つの位相差センサ13にて水平方向と垂直方向の両方の測距を行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
前記第1の実施形態では、位相差センサを動かすことで測定方向を変更するものとした。これに対し、第2の実施形態では、位相差センサは縦置きで固定設置した状態で、その前面に設けられた光学系部材を動かすことで、測定方向の変更を行うことを特徴とするものである。前記光学系部材としてはプリズムを用いる。
なお、プロジェクタ10としての回路構成や処理動作については、基本的には前記第1の実施形態と同様であるため、ここではその説明を省略するものとする。
図14は本発明の第2の実施形態における駆動機構の具体的な構成を示す斜視図であり、光学系部材としてプリズムを用いた場合の構成が示されている。
位相差センサ13は、プロジェクタ10の本体ケーシング11内に縦置きで固定設置されている。この位相差センサ13の前面に、端面形状が二等辺三角形のプリズム81が配置されている。このプリズム81は、3つの矩形状の受光面81a〜81cを有し、そのうちの1つの受光面81cを光検出部13a,13bのセンサ面に平行に配置した状態で平行移動板82に支持される。
平行移動板82には、一対のスライド穴82a,82bが水平方向に所定の範囲で形成されており、そのスライド穴82a,82bに一対のストッパ部材83a,83bがスライド自在に嵌め込まれている。また、この平行移動板82の先端部には、水平方向にギア溝84が形成されている。
また、この平行移動板82をスライドさせるための機構として、モータ85と、このモータ85の軸に連結されたウォームギア86と、このウォームギア86に係合するギア87とが設けられている。ギア87は、平行移動板82の先端部に形成されたギア溝84に取り付けられる。
図15は第2の実施形態における測距時のプリズムの動きを示す図であり、図15(a)はプリズムが第1の位置にあるとき、同図(b)はプリズムが第2の位置にあるとき、同図(c)はプリズムが第3の位置にあるときの状態をそれぞれ示している。
通常は、図15(a)に示すように、プリズム81は第1の位置(ホームポジション)に設定されている。第1の位置は、一点鎖線で示すように、プリズム81の受光面81a〜81cによって形成される二等辺三角形の頂点が位相差センサ13の光軸上にある。ただし、この位置では、測定対象からの反射光がプリズム81内で乱反射してしまう可能性があるため、多少、位相差センサ13とプリズム81との相対的な位置をずらしておくことで、受光面81aまたは受光面81bを介して測定対象からの反射光が位相差センサ13の光検出部13a,13bに略真っ直ぐに入射されるようにしておくものとする。
ここで、測定対象までの距離を測定する場合に、まず、上述した測距用のチャート画像を投影表示する。そして、第1の位置にプリズム81を設定した状態で、位相差センサ13を用いて垂直方向の測距を行う。この場合、位相差センサ13の光検出部13a,13bの中心部以外の部分(例えば、両端部)を用いて、少なくとも2点のマルチ測距を行う。
続いて、図15(b)、(c)に示すように、平行移動板82を第2の位置または第3の位置に平行移動させて水平方向の測距を行う。上述したように、プリズム81は平行移動板82によって支持されている。モータ85を駆動すると、その回転力がウォームギア86を介してギア87に伝達される。これにより、ギア87が回転し、それに伴い、平行移動板82が水平方向に移動する。また、この平行移動板82の移動に伴って、ストッパ部材83a,83bがスライド穴82a,82bをスライドすることで、平行移動板82の移動範囲がスライド穴82a,82bの範囲内に規制される。
ここで、図15(b)に示すように、ストッパ部材83a,83bがスライド穴82a,82bの一端で停止した位置を第2の位置とする。この第2の位置では、測定対象からの反射光がプリズム81の受光面81aを介して所定角度で屈折して位相差センサ13に入射される。
また、図15(c)に示すように、ストッパ部材83a,83bがスライド穴82a,82bの他端で停止した位置を第3の位置とする。この第3の位置では、測定対象からの反射光がプリズム81の受光面81bを介して所定角度で屈折して位相差センサ13に入射される。
このように、プリズム81を第2の位置と第3の位置に移動させることで、そのプリズム81の屈折率を利用して位相差センサ13により左右方向つまり水平方向の測距が可能となる。この場合、位相差センサ13の光検出部13a,13bの中心部を用いて、少なくとも2点のセンタ測距を行う。
測距後の処理については前記第1の実施形態と同様である。すなわち、位相差センサ13によって得られた垂直方向と水平方向の各点の測距データに基づいて投影画像の傾きを算出し、その傾きに応じて投影画像の歪みを補正する。
このように、位相差センサ13の前面に配置したプリズム81を動かす構成としても、前記第1の実施形態と同様に、1つの位相差センサ13にて水平方向と垂直方向の両方の測距を行うことができる。
(変形例)
前記第2の実施形態では、端面形状が二等辺三角形のプリズム81を用いたが、図16のように、端面形状が等脚台形のプリズム88を用いても良い。このプリズム88は、4つの矩形状の受光面88a〜88cを有し、そのうちの1つの受光面88cを光検出部13a,13bのセンサ面に平行に配置した状態で平行移動板82に支持される。
この場合、プリズム88が第1の位置にあるときには、図16に示すように、プリズム88の受光面88dが位相差センサ13の光検出部13a,13bのセンサ面と対向する。したがって、その受光面88dを介して測定対象からの反射光を真っ直ぐに位相差センサ13で受けることができ、前記二等辺三角形のプリズム81を用いた場合のような位置調整は不要となる。
なお、前記プリズム81またはプレズム88の他に、例えばシリンドリカルレンズを用いても良い。シリンドリカルレンズは、円柱レンズとも呼ばれ、一断面にのみ屈折力を有するレンズである。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態では、縦置きで固体設置された位相差センサの前面に反射ミラーを配置し、その反射ミラーの向きを調整することで、位相差センサの測定方向を変更することを特徴とするものである。
なお、プロジェクタ10としての回路構成や処理動作については、基本的には前記第1の実施形態と同様であるため、ここではその説明を省略するものとする。
図17は本発明の第3の実施形態における反射ミラーの動きを示す図であり、図17(a)は反射ミラーが第1の位置にあるとき、同図(b)は反射ミラーが第2の位置にあるとき、同図(c)は反射ミラーが第3の位置にあるときの状態をそれぞれ示している。
位相差センサ13は、プロジェクタ10の本体ケーシング11内に縦置きの状態で固定設置されている。この位相差センサ13の前面に、反射ミラー91が配置されている。この反射ミラー91は、位相差センサ13に対する角度を可変できるようにギア92上に設置されている。ギア92は、モータ93の駆動によりウォームギア94を介して回転する。
通常は、図17(a)に示すように、反射ミラー91の位相差センサ13に対する反射角度が90度になるように、反射ミラー91が位置決めされている。この状態を第1の位置(ホームポジション)とする。
ここで、測定対象までの距離を測定する場合に、まず、上述した測距用のチャート画像を投影表示する。そして、第1の位置に反射ミラー91を設定した状態で、位相差センサ13を用いて垂直方向の測距を行う。この場合、位相差センサ13の光検出部13a,13bの中心部以外の部分(例えば、両端部)を用いて、少なくとも2点のマルチ測距を行う。
続いて、図17(b)、(c)に示すように、反射ミラー91の向きを第2の位置または第3の位置に変えて水平方向の測距を行う。上述したように、反射ミラー91はギア92によって支持されており、ギア92はモータ93の駆動によりウォームギア94を介して回転する。このギア92の回転により、反射ミラー91が第1の位置から一方向に所定角度回転した位置を第2の位置、また、第1の位置から逆方向に所定角度回転した位置を第3の位置とする。
このように、反射ミラー91の向きを調整することで、その反射ミラー91の反射特性を利用して位相差センサ13により左右方向つまり水平方向の測距が可能となる。この場合、位相差センサ13の光検出部13a,13bの中心部を用いて、少なくとも2点のセンタ測距を行う。
測距後の処理については前記第1の実施形態と同様である。すなわち、位相差センサ13によって得られた垂直方向と水平方向の各点の測距データに基づいて投影画像の傾きを算出し、その傾きに応じて投影画像の歪みを補正する。
このように、反射ミラー91を用いて、その向きを調整する構成としても、前記第1の実施形態と同様に、1つの位相差センサ13にて垂直方向と水平方向の両方の測距を行うことができる。
以上のように本発明によれば、1つの位相差センサにて垂直方向と水平方向の両方の測距を行う構成としたことで、センサ部品を削減でき、コストダウンを図れると共に、従来のような2つのセンサを用いた場合での形状変化の個体差による問題を解消して、測定精度の低下を防ぐことができる。
特に、第1の実施形態のように、位相差センサを縦向きに設置した状態で、駆動機構により水平方向に移動させる構成とした場合には、測定対象に対する水平方向の測距を位相差センサの同じ箇所を用いて行うことができる(センタ測距)。したがって、経時的な形状変化による測定誤差に影響されず、正確な測定結果を得ることができる。
この場合、垂直方向については、位相差センサの異なる部分を用いて測定することになるので(マルチ測距)、経時的な形状変化による測定誤差の影響が出やすい。しかし、人間の目は横に2つ付いているので、垂直方向よりも水平方向の測定精度を優先することが好ましい。また、位相差センサを水平方向に動かす構造の方が垂直方向に動かす構造よりも簡易に実現できるといったメリットもある。
ただし、測定の状況や条件などにより、垂直方向の測定精度がより求められる場合には、位相差センサを横置きにして、垂直方向に動かす構成としても良い。
また、第2および第3の実施形態のように、位相差センサの前面に光学系部材を配置し、この光学系部材を動かして位相差センサの測定方向を変更する構成とした場合でも、前記第1の実施形態と同様の効果が得られる。さらに、位相差センサを固定しておくができるため、例えば衝撃などにより位相差センサの配置がずれて、測定精度が低下することを防止できる。
また、光学部材として、第2の実施形態のようにプリズムやレンズを用いれば、これらの屈折特性を利用して測定方向を簡易に制御することができる。
また、光学部材として、第3の実施形態のように反射ミラーを用いれば、プリズムやレンズのような高価な部品を使用せずに実現できる。
なお、前記第1〜第3の実施形態では、プロジェクタを例にして説明したが、本発明の測距装置はこれに限るものではなく、例えばデジタルカメラ等の撮像装置の他、測距処理を必要とする機器であれば、その全てに適用可能であり、同様の効果を得ることができる。
図18にデジタルカメラに適用した場合の一例を示す。図中の100は小型のデジタルカメラであり、そのカメラ本体101の上面に電源キー102、シャッターキー103などの各種操作キーを有する。また、カメラ本体101の正面には、光学ファインダ窓104、撮影レンズ105などが配設されている。
ここで、撮影レンズ105の近傍に、1つの位相差センサ106が設置される。この位相差センサ106は縦置きで設置されており、前記各実施形態のいずれかの手法を用いて、その測定方向を水平方向に変更可能である。このような構成のデジタルカメラでは、位相差センサ106を用いて被写体に対する多点測距を行い、各測定点までの距離データに基づいて合焦処理を行う。
要するに、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、前述した実施形態で実行される機能は、可能な限り適宜組合せて実施しても良い。前述した各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
図1は本発明の第1の実施形態に係る測距装置をプロジェクタに適用した場合の外観構成を示す図であり、上から見た場合の斜視図である。 図2は同実施形態におけるプロジェクタの外観構成を示す図であり、上から見た場合の斜視図である。 図3は同実施形態におけるプロジェクタの電子回路の機能構成を示すブロック図である。 図4は同実施形態における位相差センサの測距方法を説明するための図である。 図5は同実施形態における位相差センサのマルチ測距機能を説明するための図である。 図6は同実施形態における位相差センサによる傾き角度の算出方法を説明するための図である。 図7は同実施形態における位相差センサのセンタ測距とマルチ測距を説明するための図である。 図8は同実施形態におけるプロジェクタと位相差センサとの関係を示す図である。 図9は同実施形態における位相差センサの駆動機構の具体的な構成を示す分解斜視図である。 図10は同実施形態における測距時の位相差センサの動きを示す図であり、図10(a)は位相差センサが第1の位置にあるとき、同図(b)は位相差センサが第2の位置にあるとき、同図(c)は位相差センサが第3の位置にあるときの状態をそれぞれ示している。 図11は同実施形態におけるプロジェクタの投影画像の処理動作を示すフローチャートである。 図12は同実施形態におけるプロジェクタの測定点の一例を示す図である。 図13は同実施形態におけるプロジェクタの測定点の一例を示す図である。 図14は本発明の第2の実施形態における駆動機構の具体的な構成を示す斜視図である。 図15は第2の実施形態における測距時のプリズムの動きを示す図であり、図15(a)はプリズムが第1の位置にあるとき、同図(b)はプリズムが第2の位置にあるとき、同図(c)はプリズムが第3の位置にあるときの状態をそれぞれ示している。 図16は第2の実施形態の変形例として等脚台形のプリズムを用いた場合の構成を示す斜視図。 図17は本発明の第3の実施形態における反射ミラーの動きを示す図であり、図17(a)は反射ミラーが第1の位置にあるとき、同図(b)は反射ミラーが第2の位置にあるとき、同図(c)は反射ミラーが第3の位置にあるときの状態をそれぞれ示している。 図18は本発明の測距装置をデジタルカメラに適用した場合の構成を示す図である。 図19は従来のプロジェクタと位相差センサとの関係を示す図である。
符号の説明
10…プロジェクタ、11…本体ケーシング、12…投影レンズ、13…位相差センサ、13a,13b…光検出部、131,132…フォントセンサアレイ、133,134…レンズ、14…Ir受信部、15…本体メインキー/インジケータ、16…スピーカ、17…カバー、18…入出力コネクタ部、19…Ir受信部、20…ACアダプタ接続部、21…固定脚部、22…調整脚部、31…入出力インタフェース(I/F)、32…画像変換部、33…表示エンコーダ、34…ビデオRAM、35…表示駆動部、36…空間的光変調素子(SOM)、37…光源ランプ、38…レンズモータ(M)、39…制御部、39a…測距結果記憶部、40…画像記憶部、41…音声処理部、42…キー入力部、50…測距装置、51…駆動機構、52…駆動制御部、53…測距処理部、61…測定対象、62,63…結像部分、71…首振り台、71a…スライド穴、72…台座、73…首振り軸、74…ギア軸、75a,75b…ストッパ部材、76…モータ、77…ウォームギア、78…ギア、79…バネ、80…リンクピン、81…プリズム、81a〜81c…受光面、82…平行移動板、82…平行移動板、82a,82b…、83a,83b…ストッパ部材、84…ギア溝、85…モータ、86…ウォームギア、87…ギア、88…プリズム、88a〜88d…受光面、91…反射ミラー、92…ギア、93…モータ、94…ウォームギア、100…デジタルカメラ、101…カメラ本体、102…電源キー、103…ャッターキー、104…光学ファインダ窓、105…撮影レンズ、106…位相差センサ。

Claims (12)

  1. 一対の光受信部が一列に配列されてなる位相差センサと、
    前記一対の光受信部を測定対象に向けて前記位相差センサを支持し、前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に前記位相差センサを動かす駆動機構と、
    前記位相差センサを所定の位置に設定した状態で、測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向に測定すると共に、前記駆動機構を介して前記位相差センサを動かして、前記測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に測定する測距処理手段と
    を具備したことを特徴とする測距装置。
  2. 前記駆動機構は、前記一対の光受信部が上下に配置されるように前記位相差センサを支持し、前記位相差センサを水平方向に動かすことを特徴とする請求項1記載の測距装置。
  3. 前記測距処理手段は、前記一対の光受信部の中心部以外の部分を用いたマルチ測距により前記測定対象までの距離を少なくとも2箇所以上測定し、前記駆動機構を介して前記位相差センサを動かすことで、前記一対の光受信部の中心部を用いたセンタ測距により前記測定対象までの距離を少なくとも2箇所以上測定することを特徴とする請求項2記載の測距装置。
  4. 一対の光受信部が一列に配列されてなる位相差センサと、
    この位相差センサの前面に設けられた光学系部材と、
    この光学系部材を測定対象に向けて支持し、前記位相差センサの測定方向を前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に変更するように前記光学系部材を動かす駆動機構と、
    前記光学系部材を所定の位置に設定した状態で、測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向に測定すると共に、前記駆動機構を介して前記光学系部材を動かして、前記測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に測定する測距処理手段と
    を具備したことを特徴とする測距装置。
  5. 前記位相差センサは、前記一対の光受信部が上下に配置されるように固定設置され、
    前記駆動機構は、前記位相差センサの測定方向を水平方向に変更するように前記光学系部材を動かすことを特徴とする請求項4記載の測距装置。
  6. 前記測距処理手段は、前記一対の光受信部の中心部以外の部分を用いたマルチ測距により前記測定対象までの距離を少なくとも2箇所以上測定し、前記駆動機構を介して前記光学系部材を動かすことで、前記一対の光受信部の中心部を用いたセンタ測距により前記測定対象までの距離を少なくとも2箇所以上測定することを特徴とする請求項5記載の測距装置。
  7. 前記光学系部材は、プリズムまたは屈折特性を有するレンズであることを特徴とする請求項4記載の測距装置。
  8. 前記光学系部材は、反射ミラーであることを特徴とする請求項4記載の測距装置。
  9. 前記請求項1乃至8のいずれか1つに記載の測距装置を用いた投影装置。
  10. 前記請求項1乃至8のいずれか1つに記載の測距装置を用いた撮像装置。
  11. 一対の光受信部が一列に配列されてなる位相差センサを前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に駆動可能な駆動機構を備え、
    前記位相差センサを所定の位置に設定した状態で、測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向に測定すると共に、
    前記駆動機構を介して前記位相差センサを動かして、前記測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に測定することを特徴とする測距方法。
  12. 一対の光受信部が一列に配列されてなる位相差センサの前面に光学系部材を配置し、
    前記位相差センサの測定方向を前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に変更するように前記光学系部材を駆動可能な駆動機構を備え、
    前記光学系部材を所定の位置に設定した状態で、測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向に測定すると共に、
    前記駆動機構を介して前記光学系部材を動かして、前記測定対象までの距離を前記一対の光受信部の配列方向と直交する方向に測定することを特徴とする測距方法。
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