JP2005006228A - プロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】投射光の光軸に対するスクリーンの傾き角度を正確に検出する。
【解決手段】2つの位相差方式の測距センサ21,22を備える。測距センサ21,22は、測距センサ21が内蔵する2つのフォトセンサアレイの中心点を結ぶ直線と、測距センサ22が内蔵する2つのフォトセンサアレイの中心点を結ぶ直線と、がほぼ直角に交差するように、投影レンズ14の近傍に配置される。制御部24は、この測距センサ21,22を制御して、スクリーン上の複数の測距ポイントまでの距離を計測する。制御部24は、計測した距離に基づいてスクリーン31の傾き角度を演算し、演算した傾き角度を、台形補正部12、光学メカ部15に供給する。
【選択図】 図1
【解決手段】2つの位相差方式の測距センサ21,22を備える。測距センサ21,22は、測距センサ21が内蔵する2つのフォトセンサアレイの中心点を結ぶ直線と、測距センサ22が内蔵する2つのフォトセンサアレイの中心点を結ぶ直線と、がほぼ直角に交差するように、投影レンズ14の近傍に配置される。制御部24は、この測距センサ21,22を制御して、スクリーン上の複数の測距ポイントまでの距離を計測する。制御部24は、計測した距離に基づいてスクリーン31の傾き角度を演算し、演算した傾き角度を、台形補正部12、光学メカ部15に供給する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクタ(光投射装置:Optical Projecter)は、スクリーン(被投射面)に光を投射して、スクリーン上に像を結像させるための装置である。このプロジェクタの投射光の光軸とスクリーン面とが垂直でないと、映像に歪みが生じる。このため、プロジェクタは、光軸に対するスクリーン面の傾き角度を検出して映像の歪みを補正するようにしている。
【0003】
従来のプロジェクタとして、スクリーンの角度の情報を予め取得し、検出したプロジェクタの水平及び垂直方向の角度に対して、取得したスクリーンの角度の情報をオフセット値として設定するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−339671号公報(第3頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のこのようなプロジェクタでは、スクリーンの角度を予め設定しなければならず、スクリーンの角度が不明であったり、取得したスクリーンの角度が誤っていたりすると、プロジェクタの投射光の光軸に対するスクリーンの傾き角度が不正確となって、映像の歪みを正確に補正することができず、また、プロジェクタの投射光のフォーカスも正確に設定することができないといった不都合があった。
【0006】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、傾き角度を正確に測定することを可能とするプロジェクタを提供することを目的とする。
また、本発明は、測定された傾き角度に基づいて、映像の歪み補正を正確に行うことを可能とするプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明は、測定された傾き角度に基づいて、投射光のフォーカスを正確に設定することを可能とするプロジェクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るプロジェクタは、
光を投射してスクリーン面に像を結像させるプロジェクタにおいて、
前記投射する光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を検出する傾き角度検出装置を備え、
前記傾き角度検出装置は、
少なくとも2つの受光部と結像レンズとをそれぞれ有し、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測する複数の距離計測部と、
前記スクリーン上の複数の測距ポイントまでの距離を、前記複数の距離計測部を制御することによって計測する制御部と、
前記制御部が前記複数の距離計測部を制御することによって計測された少なくとも3つの計測距離に基づいて、前記スクリーンへの投射光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を求める傾き角度取得部と、を備え、
前記各距離計測部は、前記スクリーン上の測距ポイントの像を前記結像レンズによって結像したときの前記各受光部上の結像点と入射中心点との偏差の和に基づいて、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測するものであって、
前記複数の距離計測部が、それぞれの受光部の入射中心点を結ぶ直線を基線として、基線と基線とが互いに交差するように配置されたものである。
【0008】
前記複数の距離計測部は、前記各々の基線と基線とが互いに交差するようにして、前記投射光を結像させるための投射レンズの近傍に備えられたものであってもよい。
【0009】
前記制御部は、前記スクリーン上の複数の測距ポイントのうち、少なくとも1つは、異なる2つの測距ポイントを結ぶ直線から離間した位置を選択して、前記複数の測距ポイントまでの距離を計測するように、前記複数の距離計測部を制御するものであってもよい。
【0010】
また、本発明の第2の観点に係るプロジェクタは、
光を投射してスクリーン面に像を結像させるプロジェクタにおいて、
前記投射する光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を検出する傾き角度検出装置を備え、
前記傾き角度検出装置は、
少なくとも3つの受光部と結像レンズとを有し、各受光部の入射中心点間を結ぶ直線が互いに交差するように配置され、前記スクリーン上の点を測距ポイントとして、前記測距ポイントの像を前記結像レンズによって結像したときの前記受光部上の結像点と前記入射中心点との偏差の和に基づいて、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測する距離計測部と、
前記スクリーン上の複数の測距ポイントまでの距離を計測するように前記距離計測部を制御する制御部と、
前記制御部が前記距離計測部を制御することによって計測された少なくとも3つの計測距離に基づいて、前記投射光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を求める傾き角度取得部と、を備えたものである。
【0011】
また、本発明の第3の観点に係るプロジェクタは、
光を投射してスクリーン面に像を結像させるプロジェクタにおいて、
前記投射する光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を検出する傾き角度検出装置と、
前記傾き角度検出装置が検出した前記傾き角度に基づいて、前記スクリーンの傾きによって歪んだ映像を補正する補正部と、を備え、
前記傾き角度検出装置は、
少なくとも2つの受光部と結像レンズとをそれぞれ有し、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測する複数の距離計測部と、
前記スクリーン上の複数の測距ポイントまでの距離を、前記複数の距離計測部を制御することによって計測する制御部と、
前記制御部が前記複数の距離計測部を制御することによって計測された少なくとも3つの計測距離に基づいて、前記スクリーンへの投射光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を求める傾き角度取得部と、を備え、
前記各距離計測部は、前記スクリーン上の測距ポイントの像を前記結像レンズによって結像したときの前記各受光部上の結像点と入射中心点との偏差の和に基づいて、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測するものであって、
前記複数の距離計測部が、それぞれの受光部の入射中心点を結ぶ直線を基線として、基線と基線とが互いに交差するように配置されたものである。
【0012】
また、本発明の第4の観点に係るプロジェクタは、
光を投射してスクリーン面に像を結像させるプロジェクタにおいて、
前記投射する光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を検出する傾き角度検出装置と、
前記傾き角度検出装置が検出した前記傾き角度に基づいて、前記スクリーンに像を結像させるための投射レンズの姿勢を制御してフォーカスを制御するフォーカス制御部と、を備え、
前記傾き角度検出装置は、
少なくとも2つの受光部と結像レンズとをそれぞれ有し、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測する複数の距離計測部と、
前記スクリーン上の複数の測距ポイントまでの距離を、前記複数の距離計測部を制御することによって計測する制御部と、
前記制御部が前記複数の距離計測部を制御することによって計測された少なくとも3つの計測距離に基づいて、前記スクリーンへの投射光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を求める傾き角度取得部と、を備え、
前記各距離計測部は、前記スクリーン上の測距ポイントの像を前記結像レンズによって結像したときの前記各受光部上の結像点と入射中心点との偏差の和に基づいて、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測するものであって、
前記複数の距離計測部が、それぞれの受光部の入射中心点を結ぶ直線を基線として、基線と基線とが互いに交差するように配置されたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るプロジェクタを図面を参照して説明する。
本実施の形態に係るプロジェクタの構成を図1に示す。
本実施の形態に係るプロジェクタ1は、スケーラ11と、台形補正部12と、投影光変換部13と、投影レンズ14と、光学メカ部15と、スクリーン角度センサ16と、を備えて構成される。
【0014】
スケーラ11は、映像信号の解像度を調整するものである。
台形補正部12は、スケーラ11が解像度を補正した映像信号に対して、台形補正を行うものである。即ち、台形補正部12は、プロジェクタ1が投射する光の光軸に対するスクリーン31の面の傾き角度に基づいて、スクリーン31に投影された投影像から、補正後の投影像を切り出し、時間連続的に映像信号を射影変換することにより、台形補正を行う。
【0015】
投影光変換部13は、台形補正部12が補正した投影像の逆変換を行うものである。
【0016】
投影レンズ14は、投影光変換部13が逆変換した像を、スクリーン31の面に結像させるためのものである。
【0017】
光学メカ部15は、スクリーン角度センサ16が検出した傾き角度に基づいて、投影レンズ14のフォーカス等を制御するものである。
【0018】
スクリーン角度センサ16は、プロジェクタ1が投射する光の光軸に対するスクリーン31の面の傾き角度を検出するものであり、測距センサ21,22と、パターン投影部23と、制御部24と、を備える。
【0019】
測距センサ21,22は、スクリーン31の面の複数の測距ポイントとの距離を測距するものである。
【0020】
測距センサ21,22は、図2、図3に示すように、本来、AFモジュールによって構成された位相差方式のものである。測距センサ21は、レンズ41−1,41−2と、フォトセンサアレイ42−1,42−2と、を備える。尚、測距センサ22も同様に構成される。
【0021】
図2に示すように、被写体51を測距ポイントとすると、レンズ41−1,41−2は、それぞれ、被写体51をフォトセンサアレイ42−1,42−2の検出面上に結像させるためのものである。
【0022】
フォトセンサアレイ42−1,42−2は、それぞれ、検出面で結像した被写体51の像を検出して、その検出信号を電気信号として出力するものであり、受光部に相当する。
【0023】
レンズ41−1のレンズ面とフォトセンサアレイ42−1の検出面とは、平行に配置される。レンズ41−1の中心点を点p11として、点p11を通るレンズ41−1の中心軸がフォトセンサアレイ42−1の検出面と垂直に交わる交点を点p12とする。また、被写体51の像51’が結像した点を点p13として、点p13の点p12からの偏差をx1とする。
【0024】
レンズ41−1のレンズ面とフォトセンサアレイ42−1の検出面との距離fは予め設定されている。
【0025】
レンズ41−2とフォトセンサアレイ42−2についても同様に構成され、レンズ41−2の中心点をp21,レンズ41−2の中心軸とフォトセンサアレイ42−2の検出面と垂直に交わった交点を点p22とする。そして、被写体51の像51’が結像した点を点p23として、点p23の点p22からの偏差をx2とする。また、点p12と点p22との距離をBとする。
【0026】
被写体51、点p11,p21で表される三角形と、点p11〜点p13で表される三角形と、点p21〜点p23で表される三角形と、は相似であることから、被写体51と測距センサ21との距離dは次の数1によって表される。
【数1】
【0027】
このように測距センサ21、22は、偏差x1,x2に基づいて、数1から被写体51からの距離を計測する。
【0028】
測距センサ21,22は、図4に示すように、投影レンズ14の近傍に配置される。
【0029】
測距センサ21、22は、測距センサ21の点p12と点p22とを結ぶ直線(基線)と、測距センサ22の点p12と点22とを結ぶ直線(基線)と、がほぼ直交するように配置される。
【0030】
パターン投影部23は、測距センサ21,22がスクリーン31上の複数の点を検知できるように、図5に示すような格子状のパターン23aを投影するものである。
【0031】
制御部24は、プロジェクタ1とスクリーン31上の複数の点との距離を計測するように、測距センサ21,22を制御し、測距センサ21,22が計測した距離に基づいて、プロジェクタ1の投射光の光軸に対するスクリーン31の傾き角度を求めるものである。
【0032】
図5に示すように、制御部24は、スクリーン31上の複数の点p31,p32までの距離を計測するように測距センサ21を制御する。また、制御部24は、点p33,p34までの距離を計測するように測距センサ22を制御する。
【0033】
そして、制御部24は、点p31とp32とを結ぶ直線と、点p33とp34とを結ぶ直線は互いに直交するように、点p31〜p34を設定し、測距センサ21,22を制御する。
また、制御部24は、求めた点p31〜34までの距離に基づいて、プロジェクタ1の投射光の光軸に対するスクリーン31の傾き角度を求める。
【0034】
スクリーン31の垂直方向の傾き角度を演算する場合、図6に示すように、スクリーン31が点p32を中心に角度αだけ傾いているものとすると、この傾き角度αは、余弦の定理を用いて、次の数2によって表される(尚、h:点p31とp32との距離、h=tanβ×d0)。
【数2】
制御部24は、この数2に従って、垂直方向の傾き角度αを求める。
【0035】
尚、制御部24は、計測した点p33,p34までの距離に基づいて、同様にして、水平方向におけるプロジェクタ1の投射光の光軸に対するスクリーン31の傾き角度を求める。
制御部24は、求めた傾き角度αを台形補正部12と光学メカ部15とに供給する。
【0036】
次に本実施の形態に係るプロジェクタ1の動作を説明する。
スクリーン角度センサ16は、プロジェクタ1が投射する光の光軸に対するスクリーン31の面の傾き角度αを検出する。この動作を図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0037】
制御部24は、パターン投影部23を制御して、スクリーン31上に、図5に示すような格子状のパターン23aを投影する(ステップS11)。
制御部24は、測距センサ21を制御して測距ポイントp31までの距離を計測する(ステップS12)。
【0038】
制御部24は、測距センサ21を制御して測距ポイントp32までの距離を計測する(ステップS13)。
制御部24は、測距センサ22を制御して測距ポイントp33までの距離を計測する(ステップS14)。
【0039】
制御部24は、測距センサ22を制御して測距ポイントp34までの距離を計測する(ステップS15)。
制御部24は、パターン投影部23を制御して、パターン23aの投影を停止する(ステップS16)。
【0040】
制御部24は、測距ポイントp31〜p34までの計測した距離に基づいて、傾き角度αを演算する(ステップS17)。
【0041】
制御部24は、演算した傾き角度αを台形補正部12と光学メカ部15とに供給し(ステップS18)、この測距制御処理を終了させる。
【0042】
測距制御処理が終了すると、スケーラ11は、映像信号の解像度を調整し、この映像信号を台形補正部12に供給する。
【0043】
この映像信号を図8(1)に示すような四角形abcdとすると、台形補正部12は、スクリーン角度センサ16から供給された傾き角度αに基づいて、この四角形abcdに対して台形補正を行う。台形補正部12が台形補正を行った結果、図8(1)に示す四角形abcdは、図8(2)に示す四角形p’q’r’s’になる。
【0044】
投影光変換部13は、この図8(2)に示す四角形p’q’r’s’を逆変換して、図8(3)に示すような四角形pqrsを生成する。
【0045】
また、光学メカ部15は、スクリーン角度センサ16から供給された傾き角度αに基づいて、投影レンズ14のフォーカス等を制御する。
【0046】
プロジェクタ1は、図8(3)に示す四角形pqrsを、フォーカス制御された投影レンズ14を介してスクリーン31上に投射すると、図8(1)に示すような四角形abcdがスクリーン31上に結像する。
【0047】
以上説明したように、本実施の形態によれば、2つの位相差方式の測距センサ21,22を備え、測距センサ21,22は、それぞれ、内蔵しているフォトセンサアレイ42−1,42−2の中心点を結ぶ直線と直線とがほぼ直角に交差するように配置される。また、この測距センサ21,22で、それぞれ、スクリーン上の測距ポイントp31〜p34までの距離を計測するようにした。
【0048】
従って、プロジェクタ1の投射光の光軸に対するスクリーンの傾き角度αを正確に検出することができる。台形補正により映像の歪みを正確に補正することができ、投射レンズ14のフォーカスも正確に設定することができる。
【0049】
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施の形態に限られるものではない。
例えば、上記実施の形態では、測距センサを2つ用いた。しかし、これに限られるものではなく、測距センサを3つ以上備えることもできる。
【0050】
また、本実施の形態では、スクリーン31上の測距ポイントを、4点としたが、5点以上であってもよいし、逆に3点であってもよい。即ち、測距センサ21,22のうちのいずれか一方の測距ポイントを1つとすれば、測距ポイントは3点となる。但し、この場合、2点の測距ポイントを結ぶ直線上から離れた位置に3つ目の測距ポイントを設定する。そして、台形補正部12は、この3点の測距情報を用いて台形補正を行うこともできるし、光学メカ部15も、この3点の測距情報を用いてフォーカスを設定することもできる。
【0051】
また、図9に示すように、受光部として3つのフォトセンサアレイ42−1,42−2,42−3を備えた測距センサ21’を、1つ備えるようにしてもよい。
この場合、制御部24は、フォトセンサアレイ42−1,42−2を制御して、スクリーン31上の点p31,p32までの距離を計測し、フォトセンサアレイ42−3,42−2を制御して、点p33,点34までの距離を計測する。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、投射光の光軸に対するスクリーンの傾き角度を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の測距センサの構成を示す説明図である。
【図3】図1の測距センサの構造を示す断面図である。
【図4】図1のプロジェクタの外観を示す斜視図である。
【図5】図1のスクリーン上の測距ポイントを示す説明図である。
【図6】図1のスクリーンの傾き角度の演算内容を示す説明図である。
【図7】図1の制御部の測距制御処理の動作を示すフローチャートである。
【図8】図1の台形補正部、投影光変換部の動作を示すフローチャートである。
【図9】図1の測距センサの応用例を示す平面図である。
【符号の説明】
1・・・プロジェクタ、12・・・台形補正部、13・・・投影光変換部、14・・・投影レンズ、15・・・光学メカ部、16・・・スクリーン角度センサ、21,22・・・測距センサ、24・・・制御部
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクタ(光投射装置:Optical Projecter)は、スクリーン(被投射面)に光を投射して、スクリーン上に像を結像させるための装置である。このプロジェクタの投射光の光軸とスクリーン面とが垂直でないと、映像に歪みが生じる。このため、プロジェクタは、光軸に対するスクリーン面の傾き角度を検出して映像の歪みを補正するようにしている。
【0003】
従来のプロジェクタとして、スクリーンの角度の情報を予め取得し、検出したプロジェクタの水平及び垂直方向の角度に対して、取得したスクリーンの角度の情報をオフセット値として設定するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−339671号公報(第3頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のこのようなプロジェクタでは、スクリーンの角度を予め設定しなければならず、スクリーンの角度が不明であったり、取得したスクリーンの角度が誤っていたりすると、プロジェクタの投射光の光軸に対するスクリーンの傾き角度が不正確となって、映像の歪みを正確に補正することができず、また、プロジェクタの投射光のフォーカスも正確に設定することができないといった不都合があった。
【0006】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、傾き角度を正確に測定することを可能とするプロジェクタを提供することを目的とする。
また、本発明は、測定された傾き角度に基づいて、映像の歪み補正を正確に行うことを可能とするプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明は、測定された傾き角度に基づいて、投射光のフォーカスを正確に設定することを可能とするプロジェクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るプロジェクタは、
光を投射してスクリーン面に像を結像させるプロジェクタにおいて、
前記投射する光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を検出する傾き角度検出装置を備え、
前記傾き角度検出装置は、
少なくとも2つの受光部と結像レンズとをそれぞれ有し、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測する複数の距離計測部と、
前記スクリーン上の複数の測距ポイントまでの距離を、前記複数の距離計測部を制御することによって計測する制御部と、
前記制御部が前記複数の距離計測部を制御することによって計測された少なくとも3つの計測距離に基づいて、前記スクリーンへの投射光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を求める傾き角度取得部と、を備え、
前記各距離計測部は、前記スクリーン上の測距ポイントの像を前記結像レンズによって結像したときの前記各受光部上の結像点と入射中心点との偏差の和に基づいて、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測するものであって、
前記複数の距離計測部が、それぞれの受光部の入射中心点を結ぶ直線を基線として、基線と基線とが互いに交差するように配置されたものである。
【0008】
前記複数の距離計測部は、前記各々の基線と基線とが互いに交差するようにして、前記投射光を結像させるための投射レンズの近傍に備えられたものであってもよい。
【0009】
前記制御部は、前記スクリーン上の複数の測距ポイントのうち、少なくとも1つは、異なる2つの測距ポイントを結ぶ直線から離間した位置を選択して、前記複数の測距ポイントまでの距離を計測するように、前記複数の距離計測部を制御するものであってもよい。
【0010】
また、本発明の第2の観点に係るプロジェクタは、
光を投射してスクリーン面に像を結像させるプロジェクタにおいて、
前記投射する光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を検出する傾き角度検出装置を備え、
前記傾き角度検出装置は、
少なくとも3つの受光部と結像レンズとを有し、各受光部の入射中心点間を結ぶ直線が互いに交差するように配置され、前記スクリーン上の点を測距ポイントとして、前記測距ポイントの像を前記結像レンズによって結像したときの前記受光部上の結像点と前記入射中心点との偏差の和に基づいて、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測する距離計測部と、
前記スクリーン上の複数の測距ポイントまでの距離を計測するように前記距離計測部を制御する制御部と、
前記制御部が前記距離計測部を制御することによって計測された少なくとも3つの計測距離に基づいて、前記投射光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を求める傾き角度取得部と、を備えたものである。
【0011】
また、本発明の第3の観点に係るプロジェクタは、
光を投射してスクリーン面に像を結像させるプロジェクタにおいて、
前記投射する光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を検出する傾き角度検出装置と、
前記傾き角度検出装置が検出した前記傾き角度に基づいて、前記スクリーンの傾きによって歪んだ映像を補正する補正部と、を備え、
前記傾き角度検出装置は、
少なくとも2つの受光部と結像レンズとをそれぞれ有し、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測する複数の距離計測部と、
前記スクリーン上の複数の測距ポイントまでの距離を、前記複数の距離計測部を制御することによって計測する制御部と、
前記制御部が前記複数の距離計測部を制御することによって計測された少なくとも3つの計測距離に基づいて、前記スクリーンへの投射光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を求める傾き角度取得部と、を備え、
前記各距離計測部は、前記スクリーン上の測距ポイントの像を前記結像レンズによって結像したときの前記各受光部上の結像点と入射中心点との偏差の和に基づいて、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測するものであって、
前記複数の距離計測部が、それぞれの受光部の入射中心点を結ぶ直線を基線として、基線と基線とが互いに交差するように配置されたものである。
【0012】
また、本発明の第4の観点に係るプロジェクタは、
光を投射してスクリーン面に像を結像させるプロジェクタにおいて、
前記投射する光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を検出する傾き角度検出装置と、
前記傾き角度検出装置が検出した前記傾き角度に基づいて、前記スクリーンに像を結像させるための投射レンズの姿勢を制御してフォーカスを制御するフォーカス制御部と、を備え、
前記傾き角度検出装置は、
少なくとも2つの受光部と結像レンズとをそれぞれ有し、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測する複数の距離計測部と、
前記スクリーン上の複数の測距ポイントまでの距離を、前記複数の距離計測部を制御することによって計測する制御部と、
前記制御部が前記複数の距離計測部を制御することによって計測された少なくとも3つの計測距離に基づいて、前記スクリーンへの投射光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を求める傾き角度取得部と、を備え、
前記各距離計測部は、前記スクリーン上の測距ポイントの像を前記結像レンズによって結像したときの前記各受光部上の結像点と入射中心点との偏差の和に基づいて、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測するものであって、
前記複数の距離計測部が、それぞれの受光部の入射中心点を結ぶ直線を基線として、基線と基線とが互いに交差するように配置されたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るプロジェクタを図面を参照して説明する。
本実施の形態に係るプロジェクタの構成を図1に示す。
本実施の形態に係るプロジェクタ1は、スケーラ11と、台形補正部12と、投影光変換部13と、投影レンズ14と、光学メカ部15と、スクリーン角度センサ16と、を備えて構成される。
【0014】
スケーラ11は、映像信号の解像度を調整するものである。
台形補正部12は、スケーラ11が解像度を補正した映像信号に対して、台形補正を行うものである。即ち、台形補正部12は、プロジェクタ1が投射する光の光軸に対するスクリーン31の面の傾き角度に基づいて、スクリーン31に投影された投影像から、補正後の投影像を切り出し、時間連続的に映像信号を射影変換することにより、台形補正を行う。
【0015】
投影光変換部13は、台形補正部12が補正した投影像の逆変換を行うものである。
【0016】
投影レンズ14は、投影光変換部13が逆変換した像を、スクリーン31の面に結像させるためのものである。
【0017】
光学メカ部15は、スクリーン角度センサ16が検出した傾き角度に基づいて、投影レンズ14のフォーカス等を制御するものである。
【0018】
スクリーン角度センサ16は、プロジェクタ1が投射する光の光軸に対するスクリーン31の面の傾き角度を検出するものであり、測距センサ21,22と、パターン投影部23と、制御部24と、を備える。
【0019】
測距センサ21,22は、スクリーン31の面の複数の測距ポイントとの距離を測距するものである。
【0020】
測距センサ21,22は、図2、図3に示すように、本来、AFモジュールによって構成された位相差方式のものである。測距センサ21は、レンズ41−1,41−2と、フォトセンサアレイ42−1,42−2と、を備える。尚、測距センサ22も同様に構成される。
【0021】
図2に示すように、被写体51を測距ポイントとすると、レンズ41−1,41−2は、それぞれ、被写体51をフォトセンサアレイ42−1,42−2の検出面上に結像させるためのものである。
【0022】
フォトセンサアレイ42−1,42−2は、それぞれ、検出面で結像した被写体51の像を検出して、その検出信号を電気信号として出力するものであり、受光部に相当する。
【0023】
レンズ41−1のレンズ面とフォトセンサアレイ42−1の検出面とは、平行に配置される。レンズ41−1の中心点を点p11として、点p11を通るレンズ41−1の中心軸がフォトセンサアレイ42−1の検出面と垂直に交わる交点を点p12とする。また、被写体51の像51’が結像した点を点p13として、点p13の点p12からの偏差をx1とする。
【0024】
レンズ41−1のレンズ面とフォトセンサアレイ42−1の検出面との距離fは予め設定されている。
【0025】
レンズ41−2とフォトセンサアレイ42−2についても同様に構成され、レンズ41−2の中心点をp21,レンズ41−2の中心軸とフォトセンサアレイ42−2の検出面と垂直に交わった交点を点p22とする。そして、被写体51の像51’が結像した点を点p23として、点p23の点p22からの偏差をx2とする。また、点p12と点p22との距離をBとする。
【0026】
被写体51、点p11,p21で表される三角形と、点p11〜点p13で表される三角形と、点p21〜点p23で表される三角形と、は相似であることから、被写体51と測距センサ21との距離dは次の数1によって表される。
【数1】
【0027】
このように測距センサ21、22は、偏差x1,x2に基づいて、数1から被写体51からの距離を計測する。
【0028】
測距センサ21,22は、図4に示すように、投影レンズ14の近傍に配置される。
【0029】
測距センサ21、22は、測距センサ21の点p12と点p22とを結ぶ直線(基線)と、測距センサ22の点p12と点22とを結ぶ直線(基線)と、がほぼ直交するように配置される。
【0030】
パターン投影部23は、測距センサ21,22がスクリーン31上の複数の点を検知できるように、図5に示すような格子状のパターン23aを投影するものである。
【0031】
制御部24は、プロジェクタ1とスクリーン31上の複数の点との距離を計測するように、測距センサ21,22を制御し、測距センサ21,22が計測した距離に基づいて、プロジェクタ1の投射光の光軸に対するスクリーン31の傾き角度を求めるものである。
【0032】
図5に示すように、制御部24は、スクリーン31上の複数の点p31,p32までの距離を計測するように測距センサ21を制御する。また、制御部24は、点p33,p34までの距離を計測するように測距センサ22を制御する。
【0033】
そして、制御部24は、点p31とp32とを結ぶ直線と、点p33とp34とを結ぶ直線は互いに直交するように、点p31〜p34を設定し、測距センサ21,22を制御する。
また、制御部24は、求めた点p31〜34までの距離に基づいて、プロジェクタ1の投射光の光軸に対するスクリーン31の傾き角度を求める。
【0034】
スクリーン31の垂直方向の傾き角度を演算する場合、図6に示すように、スクリーン31が点p32を中心に角度αだけ傾いているものとすると、この傾き角度αは、余弦の定理を用いて、次の数2によって表される(尚、h:点p31とp32との距離、h=tanβ×d0)。
【数2】
制御部24は、この数2に従って、垂直方向の傾き角度αを求める。
【0035】
尚、制御部24は、計測した点p33,p34までの距離に基づいて、同様にして、水平方向におけるプロジェクタ1の投射光の光軸に対するスクリーン31の傾き角度を求める。
制御部24は、求めた傾き角度αを台形補正部12と光学メカ部15とに供給する。
【0036】
次に本実施の形態に係るプロジェクタ1の動作を説明する。
スクリーン角度センサ16は、プロジェクタ1が投射する光の光軸に対するスクリーン31の面の傾き角度αを検出する。この動作を図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0037】
制御部24は、パターン投影部23を制御して、スクリーン31上に、図5に示すような格子状のパターン23aを投影する(ステップS11)。
制御部24は、測距センサ21を制御して測距ポイントp31までの距離を計測する(ステップS12)。
【0038】
制御部24は、測距センサ21を制御して測距ポイントp32までの距離を計測する(ステップS13)。
制御部24は、測距センサ22を制御して測距ポイントp33までの距離を計測する(ステップS14)。
【0039】
制御部24は、測距センサ22を制御して測距ポイントp34までの距離を計測する(ステップS15)。
制御部24は、パターン投影部23を制御して、パターン23aの投影を停止する(ステップS16)。
【0040】
制御部24は、測距ポイントp31〜p34までの計測した距離に基づいて、傾き角度αを演算する(ステップS17)。
【0041】
制御部24は、演算した傾き角度αを台形補正部12と光学メカ部15とに供給し(ステップS18)、この測距制御処理を終了させる。
【0042】
測距制御処理が終了すると、スケーラ11は、映像信号の解像度を調整し、この映像信号を台形補正部12に供給する。
【0043】
この映像信号を図8(1)に示すような四角形abcdとすると、台形補正部12は、スクリーン角度センサ16から供給された傾き角度αに基づいて、この四角形abcdに対して台形補正を行う。台形補正部12が台形補正を行った結果、図8(1)に示す四角形abcdは、図8(2)に示す四角形p’q’r’s’になる。
【0044】
投影光変換部13は、この図8(2)に示す四角形p’q’r’s’を逆変換して、図8(3)に示すような四角形pqrsを生成する。
【0045】
また、光学メカ部15は、スクリーン角度センサ16から供給された傾き角度αに基づいて、投影レンズ14のフォーカス等を制御する。
【0046】
プロジェクタ1は、図8(3)に示す四角形pqrsを、フォーカス制御された投影レンズ14を介してスクリーン31上に投射すると、図8(1)に示すような四角形abcdがスクリーン31上に結像する。
【0047】
以上説明したように、本実施の形態によれば、2つの位相差方式の測距センサ21,22を備え、測距センサ21,22は、それぞれ、内蔵しているフォトセンサアレイ42−1,42−2の中心点を結ぶ直線と直線とがほぼ直角に交差するように配置される。また、この測距センサ21,22で、それぞれ、スクリーン上の測距ポイントp31〜p34までの距離を計測するようにした。
【0048】
従って、プロジェクタ1の投射光の光軸に対するスクリーンの傾き角度αを正確に検出することができる。台形補正により映像の歪みを正確に補正することができ、投射レンズ14のフォーカスも正確に設定することができる。
【0049】
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施の形態に限られるものではない。
例えば、上記実施の形態では、測距センサを2つ用いた。しかし、これに限られるものではなく、測距センサを3つ以上備えることもできる。
【0050】
また、本実施の形態では、スクリーン31上の測距ポイントを、4点としたが、5点以上であってもよいし、逆に3点であってもよい。即ち、測距センサ21,22のうちのいずれか一方の測距ポイントを1つとすれば、測距ポイントは3点となる。但し、この場合、2点の測距ポイントを結ぶ直線上から離れた位置に3つ目の測距ポイントを設定する。そして、台形補正部12は、この3点の測距情報を用いて台形補正を行うこともできるし、光学メカ部15も、この3点の測距情報を用いてフォーカスを設定することもできる。
【0051】
また、図9に示すように、受光部として3つのフォトセンサアレイ42−1,42−2,42−3を備えた測距センサ21’を、1つ備えるようにしてもよい。
この場合、制御部24は、フォトセンサアレイ42−1,42−2を制御して、スクリーン31上の点p31,p32までの距離を計測し、フォトセンサアレイ42−3,42−2を制御して、点p33,点34までの距離を計測する。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、投射光の光軸に対するスクリーンの傾き角度を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の測距センサの構成を示す説明図である。
【図3】図1の測距センサの構造を示す断面図である。
【図4】図1のプロジェクタの外観を示す斜視図である。
【図5】図1のスクリーン上の測距ポイントを示す説明図である。
【図6】図1のスクリーンの傾き角度の演算内容を示す説明図である。
【図7】図1の制御部の測距制御処理の動作を示すフローチャートである。
【図8】図1の台形補正部、投影光変換部の動作を示すフローチャートである。
【図9】図1の測距センサの応用例を示す平面図である。
【符号の説明】
1・・・プロジェクタ、12・・・台形補正部、13・・・投影光変換部、14・・・投影レンズ、15・・・光学メカ部、16・・・スクリーン角度センサ、21,22・・・測距センサ、24・・・制御部
Claims (6)
- 光を投射してスクリーン面に像を結像させるプロジェクタにおいて、
前記投射する光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を検出する傾き角度検出装置を備え、
前記傾き角度検出装置は、
少なくとも2つの受光部と結像レンズとをそれぞれ有し、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測する複数の距離計測部と、
前記スクリーン上の複数の測距ポイントまでの距離を、前記複数の距離計測部を制御することによって計測する制御部と、
前記制御部が前記複数の距離計測部を制御することによって計測された少なくとも3つの計測距離に基づいて、前記スクリーンへの投射光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を求める傾き角度取得部と、を備え、
前記各距離計測部は、前記スクリーン上の測距ポイントの像を前記結像レンズによって結像したときの前記各受光部上の結像点と入射中心点との偏差の和に基づいて、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測するものであって、
前記複数の距離計測部が、それぞれの受光部の入射中心点を結ぶ直線を基線として、基線と基線とが互いに交差するように配置されたものである、
ことを特徴とするプロジェクタ。 - 前記複数の距離計測部は、前記各々の基線と基線とが互いに交差するようにして、前記投射光を結像させるための投射レンズの近傍に備えられた、
ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。 - 前記制御部は、前記スクリーン上の複数の測距ポイントのうち、少なくとも1つは、異なる2つの測距ポイントを結ぶ直線から離間した位置を選択して、前記複数の測距ポイントまでの距離を計測するように、前記複数の距離計測部を制御するものである、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクタ。 - 光を投射してスクリーン面に像を結像させるプロジェクタにおいて、
前記投射する光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を検出する傾き角度検出装置を備え、
前記傾き角度検出装置は、
少なくとも3つの受光部と結像レンズとを有し、各受光部の入射中心点を結ぶ直線が互いに交差するように配置され、前記スクリーン上の点を測距ポイントとして、前記測距ポイントの像を前記結像レンズによって結像したときの前記受光部上の結像点と前記入射中心点との偏差の和に基づいて、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測する距離計測部と、
前記スクリーン上の複数の測距ポイントまでの距離を計測するように前記距離計測部を制御する制御部と、
前記制御部が前記距離計測部を制御することによって計測された少なくとも3つの計測距離に基づいて、前記投射光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を求める傾き角度取得部と、を備えた、
ことを特徴とするプロジェクタ。 - 光を投射してスクリーン面に像を結像させるプロジェクタにおいて、
前記投射する光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を検出する傾き角度検出装置と、
前記傾き角度検出装置が検出した前記傾き角度に基づいて、前記スクリーンの傾きによって歪んだ映像を補正する補正部と、を備え、
前記傾き角度検出装置は、
少なくとも2つの受光部と結像レンズとをそれぞれ有し、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測する複数の距離計測部と、
前記スクリーン上の複数の測距ポイントまでの距離を、前記複数の距離計測部を制御することによって計測する制御部と、
前記制御部が前記複数の距離計測部を制御することによって計測された少なくとも3つの計測距離に基づいて、前記スクリーンへの投射光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を求める傾き角度取得部と、を備え、
前記各距離計測部は、前記スクリーン上の測距ポイントの像を前記結像レンズによって結像したときの前記各受光部上の結像点と入射中心点との偏差の和に基づいて、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測するものであって、
前記複数の距離計測部が、それぞれの受光部の入射中心点を結ぶ直線を基線として、基線と基線とが互いに交差するように配置されたものである、
ことを特徴とするプロジェクタ。 - 光を投射してスクリーン面に像を結像させるプロジェクタにおいて、
前記投射する光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を検出する傾き角度検出装置と、
前記傾き角度検出装置が検出した前記傾き角度に基づいて、前記スクリーンに像を結像させるための投射レンズの姿勢を制御してフォーカスを制御するフォーカス制御部と、を備え、
前記傾き角度検出装置は、
少なくとも2つの受光部と結像レンズとをそれぞれ有し、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測する複数の距離計測部と、
前記スクリーン上の複数の測距ポイントまでの距離を、前記複数の距離計測部を制御することによって計測する制御部と、
前記制御部が前記複数の距離計測部を制御することによって計測された少なくとも3つの計測距離に基づいて、前記スクリーンへの投射光の光軸に対する前記スクリーン面の傾き角度を求める傾き角度取得部と、を備え、
前記各距離計測部は、前記スクリーン上の測距ポイントの像を前記結像レンズによって結像したときの前記各受光部上の結像点と入射中心点との偏差の和に基づいて、前記スクリーン上の測距ポイントまでの距離を計測するものであって、
前記複数の距離計測部が、それぞれの受光部の入射中心点を結ぶ直線を基線として、基線と基線とが互いに交差するように配置されたものである、
ことを特徴とするプロジェクタ。
Priority Applications (6)
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