JP2005165475A - 携帯型電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 耐落下衝撃性をより向上を図ることができる携帯型電子装置を提供することにある。
【解決手段】 携帯型電子装置は、表示部が略箱形形状の第1筐体12に格納保持され、電子機器が同様に略箱形状の第2筐体13に格納保持されている。第1筐体12が第2筐体13に折り畳まれて前記表示部が閉じられた状態で電子装置が携帯される。この第2筐体13の四隅角部には、その内が空洞化されている膨出部16が形成され、この膨出部16は外方に張出すようにスロープ部13cを介して辺部13aに連接され、膨出部16と辺部13aとの間の距離は、所定の落下高さからの制動距離以上に定められ、表示部が閉じられた状態においても、膨出部が第1筐体の辺部よりも外方に突出されている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、携帯型電子装置に係り、特に、耐衝撃特性の向上を図った携帯型電子装置に関する。
近年、携帯型電子装置には、例えば、ノートブック型パーソナルコンピュータ或いは、PDA(パーソナルディジタルアシスタント)には、周辺機器としてのハードディスク、磁気ディスクドライブ或いは光学ドライブなどの精密機器が内蔵されている。また、通常、携帯型電子装置は、ユーザとのインターフェースとして表示部及びキーボード部を備えている。このような携帯型電子装置が誤って落下された場合には、その落下衝撃によって携帯型電子装置の筐体が破損されて表示部或いはキーボード部の破損に至る虞があると共にその落下衝撃によってその筐体内に格納された精密機器が破損されるそれがある。
従来、このような携帯型電子装置においては、携帯型電子装置が落下した際にその筐体及びその内蔵部品の落下衝撃による損傷を防ぐために構造的な工夫が施されている。一例として、特許文献1及び特許文献2に開示されるように、複数のゴム系樹脂等の小さな耐衝撃部材が別部品として電子装置の筐体に装着されているものがある。耐衝撃部材はウレタン系樹脂やシリコーン系樹脂等のゴム系樹脂によって作られ、筐体の四隅または筐体の周囲に交換可能に装着され、或いは、接着材等により固着されている。また、従来、非特許文献1に開示されるように特に内蔵されている精密機器を保護するために、精密機器の直下に位置する筐体底部に筐体に一体成型された小さな突起或いは緩衝材が配置された電子装置、或いは、前記精密機器の直下の筐体をドーム状に膨らませて緩衝効果を与えている装置がある。
特開平10−322039 特許第2392265 IBMホームページ「HDDショック・アブソーバ」、[平成15年11月27日検索]、インターネット<www-6.ibm.com./jp/pc/design/hddshock.html>
しかしながら,従来のこのような耐衝撃部材によって電子機器を保護する手段においては、耐衝撃部材を別個に用意する必要があり、部品点数の増加を招き、材料コストならびに製造コストが増加してしまうという問題がある。また、塗装を施すことが困難なゴム系樹脂を用いることでデザイン性の自由度を損なうという問題もある。さらに、本体筐体と耐衝撃部材との間の取り付け強度が不足する虞があり、衝撃が加わった際に、耐衝撃部材が外れて電子機器を確実に保護することが困難となる問題もある。
更にまた、比較的小さな突起や緩衝材によって内装された電子機器を落下衝撃から保護する構造においては、落下高さが高くなって床面から受ける衝撃力が大きくなる場合には、突起や緩衝材の周辺の局所的な領域において底部筐体が変形するとともに、突起や緩衝材の配置された点を支持点とした筐体のたわみが生じて、筐体と床面との接触領域が拡大する傾向がある。このような事態においては、接触領域の直上に位置する内蔵電子機器が筐体内側と接触する場合は、この内蔵精密機器は、床面へ直接落下する場合と同等か、或いは、突起配置の不具合による回転モーメントが発生したときは床面へ直接落下する以上の衝撃が与えられる問題がある。また、前記精密内蔵機器の直下に緩衝材や緩衝構造を設けた場合、落下高さが高くなり緩衝効果が失われたときに、直上の内蔵機器に直接衝撃が伝わるという問題もある。
この発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、携帯型電子装置の落下に対する耐落下衝撃性をより向上を図ることができる携帯型電子装置を提供することにある。
また、この発明の他の目的は、耐衝撃性を保ち、しかも、軽量化および低コスト化を図ることができる携帯型電子装置を提供することにある。
この発明によれば、
表示部と、
表示部の外周部を覆い、この表示部が格納保持する略矩形箱形形状の第1筐体と、
電子機器と、
その内に前記電子機器を保持する構造を備え、前記第1筐体を折り畳で前記表示部を閉じることが可能に前記第1筐体が取り付けられている略矩形箱形状の第2筐体であって、この第2筐体に一体的に成形されている四隅角部は、前記第2筐体の辺部に対して外方に張り出すようにスロープ部を介して辺部に連接され、その内が空洞化されている膨出部に形成され、この膨出部と辺部との間の距離は、所定の落下高さからの制動距離以上に定められ、前記表示部が閉じられた状態においても、前記膨出部が前記第1筐体の辺部よりも外方に突出している第2の筐体と、
を具備することを特徴とする携帯型電子装置が提供される。
また、この発明によれば、
表示部と、
表示部の外周部を覆い、この表示部が格納保持する略矩形箱形形状の第1筐体と、
外部衝撃に対して保護すべき機械的な精密機構を有する電子機器と、
略平坦な底面を備え、その内に前記電子機器を保持する構造を備え、前記第1筐体を折り畳で前記表示部を閉じることが可能に前記第1筐体が取り付けられている略矩形箱形状の第2筐体であって、この第2筐体に一体的に成形されている四隅角部は、前記第2筐体の辺部に対して外方に張り出すようにスロープ部を介して辺部に連接され、その内が空洞化されている膨出部に形成され、この膨出部と辺部との間の距離は、所定の落下高さからの制動距離以上に定められ、前記表示部が閉じられた状態においても、前記膨出部が前記第1筐体の辺部よりも外方に突出し、前記電子機器を前記底面に平面投影して定められ、互いに対向辺を有する前記底面の投影領域外で近接し、その対向辺に沿って夫々延出し、前記底面から突出する1対の帯状突部が前記底面に設けられている第2の筐体と、
を具備することを特徴とする携帯型電子装置が提供される。
以上のように、この発明の携帯型電子装置によれば、携帯型電子装置の落下に対する耐落下衝撃性をより向上を図ることができる。
また、この発明の携帯型電子装置によれば、耐衝撃性を保ち、しかも、軽量化および低コスト化を図ることができる。
以下図面を参照しながら、この発明の実施形態に係る携帯型電子装置ついて詳細に説明する。
図1は、この発明の第1の実施形態に係る携帯型電子装置を示している。
携帯型電子装置として図1に示すようなノートブック型パーソナルコンピュータ、或いは、PDA(パーソナルディジタルアシスタント)等が知られている。ノートブック型パーソナルコンピュータでは、図1に示すように蓋部に相当する略矩形箱型形状の第1の筐体12が同様に略矩形箱型形状の基部に相当する第2の筐体13にヒンジ機構14によって折り畳み可能に設けられている。この第1の筐体12には、矩形の液晶表示部11が収納され、その周囲の筐体12の額縁に保護されている。また、第2の筐体13には、キーボード15がその上面に設けられ、この第2の筐体13内には、ハードディスク、磁気ディスクドライブ或いは光学ドライブ等の外部からの衝撃によってその機能を損なう虞がある機械的な精密機構を有する精密機器3が内蔵されている。
このようなノートブック型パーソナルコンピュータでは、その使用時にその蓋部である第1の筐体12が開かれて第2の筐体13に設けたキーボードが操作され、また、携帯時には、第1の筐体12が折り畳まれて第2の筐体13上に配置されて全体形状が略矩形箱状の状態で装置が携帯される。
携帯電子装置としてのPDA(図示せず)では、蓋部が設けられたタイプもあるが、通常、携帯時のノートブック型パーソナルコンピュータと同様に矩形箱型形状の外形に形成され、その箱形形状の筐体13の上面に表示部及び操作部が設けられている。操作時には、その表示部に表示された表示画面をタッチし、或いは、操作部が操作されて画面が切り替えられるような使用態様が取られ、携帯時には、画面表示がオフされた状態でそのまま携帯される。
この発明の実施形態に係る携帯電子装置においては、図1、図2及び図3に示されるように第2の筐体13の四隅角部(コーナー部)には、外側に張出した膨出部16が筐体13に設けられている。この膨出部16は、筐体13に一体成形されて形成されている。即ち、筐体13は、矩形の辺に相当する直線状の外壁13a、矩形角部に相当する膨出壁13b及び直線状の外壁13aと膨出壁13bとを繋ぐスロープ壁13cから全体を矩形に保つように構成されている。直線状の外壁13aからは、スロープ壁13bが連続して延出されて筐体13に屈曲を与え、このスロープ壁13bに膨出壁13bが連接されている。この膨出壁13bは、筐体13の角部に丸みを与えるように略L字状に屈曲されている。ここで、スロープ壁13bは、直線状の壁面13cに対して膨出壁13aに段差Aを与えて膨出部16の内を空洞に維持している。ここで、空洞を形成する為の段差Aは、落下時の衝撃を吸収する為に、所定落下高さに対して必要な制動距離Δx以上に定められている。ここで、所定の落下高さとは、電子装置の落下について記述した日本工業規格のJIS-C0044に基づいて定められ、また、制動距離Δxは、この高さから携帯電子装置を落下した際にその筐体13が変形してその衝撃を吸収するに必要な距離を意味している。
尚、図2に示される筐体13は、その筐体13を構成する直線状の外壁13a、膨出壁13b及びスロープ壁13cの厚みTaが略等しくなる例に相当している。
筐体13がその側面から比較的平坦な床等の面に落下してその側面に落下衝撃が与えられた際には、当初、落下時の筐体13の姿勢に応じて衝撃が筐体13の側面に与えられる。落下時における筐体13の姿勢は、常に一定でないが、床等の面からの衝撃は、殆どの場合、膨出部16のいずれかに与えられる。また、この膨出部16に与えられる衝撃の方向は、一定ではなく、筐体13の姿勢に応じて種々の方向から膨出部16に与えられる。しかし、膨出壁13b及びスロープ部13cを含む被衝突面が段差Aに相当する空洞部内に変形することから、その衝撃がこの被衝突面で吸収され、筐体13内に内蔵された部品が衝撃から保護される。また、膨出部16は、その内が空洞に形成されることから、膨出部16が破壊される程の衝撃が与えられない限り、膨出部16が変形されてもその膨出部16の構造的弾性力或いは材質の弾性力によって比較的容易に原形状に復帰させることができる。
図3に示すように、携帯時の状態に相当する液晶表示部を含む第1の筐体12に本体筐体である第2の筐体13を合わせるよう折り畳んで両者を対面密着させた状態に配置したときには、第2の筐体13に対向する第1の筐体12の直線状側面17は、第2の筐体13の四隅角部に張出した膨出部16よりも内側に配置されている。従って、筐体13の側面からに与えられる衝撃に対しては、上述したように第2の筐体13の膨出部が初めに衝撃を受け、この膨出部16が変形して第1の筐体12の直線状側面17には最初の衝撃が加わらない。膨出部16が衝撃を吸収した後に床等の面に第1の筐体12の直線状側面17が当接されることとなるが、この衝撃は、落下衝撃に比べて十分に小さい値であり、第1の筐体12の直線状側面17は、実質的に落下衝撃が与えられない非衝突面となる。従って、第1の筐体12に収納される液晶表示部11を衝撃から保護することができる。
落下衝撃に関しては、携帯型電子装置の自重による変形量が落下衝突による変形量に比べて十分に小さいときには、図4(a)及び(b)に示すような1自由度ばねモデルで説明することができる。ここで、図4(a)は、落下前における1自由度ばねモデルの状態を示し、図4(b)は、落下衝撃が加わった際の1自由度ばねモデルの状態を示す。
図4(a)及び(b)のモデルでは、携帯型電子装置が質量mの質点と看なされ、衝突部のよる変形が線形ばねに置き換えられている。落下高さh[m]、重力加速度g[m/s2 ]とすると床面との衝突時の速度は、数1で表され、質点の速度が数2となるまでの制動距離Δxは、質点に作用する最大加速度を数3とすると数4で表される。
Figure 2005165475
Figure 2005165475
Figure 2005165475
Figure 2005165475
携帯型電子装置は、最大でも数kg程度の質量であり,このときJIS−C0044の附属書B表に示される落下高さは1mである。また,MIL規格(MIL−STD−810F−516.5)では、1m22cmの落下高さを要求している。ここで、落下高さh=1[m]とし,内蔵する電子部品が許容する限界加速度を1000[G]=9800[m/s2 ]とすると、必要な制動距離は、Δx=0.002[m]となる。従って、上述した空洞を形成する為の段差Aは、少なくとも0.002[m]であり、好ましくは、筐体13のデザインを損なわない範囲で0.002[m]以上の数値に選定される。
携帯型電子装置の本体筐体四隅角部に設けられた膨出部の衝突面と本体筐体13の非衝突面の段差が上記制動距離以上ある場合は内蔵部品の限界加速度を下回る加速度しか発生しないが、段差が制動距離よりも小さい場合は内臓部品の限界加速度を超える加速度が発生し、動作不具合の原因となる。また、膨出部は本体筐体と一体成形により形成されることにより部品点数の増加によるコストや重量の増加を避けて耐衝撃性の向上を図ることができる。
図5には、図2及び図3に示す携帯電子装置における電子機器に与えられる衝撃の特性A及び比較例として膨出部16が設けられていない携帯電子装置における電子機器に与えられる衝撃の特性Bのグラフが示されている。図5において、縦軸は、加速度を示し、横軸は、時間を示している。膨出部16が設けられていない筐体13を有する携帯電子装置における特性Bで示される第1の加速度のピーク値Gb、加速度作用時間Tbと膨出部16を設けている筐体13を有する携帯型電子装置における特性Aで示される第1の加速度ピーク値Ga、加速度作用時間Taを比較すると、膨出部16を有する筐体13では衝突時に膨出部が変形することにより、作用時間が伸びて加速度ピーク値が下がっていることがわかる。グラフA及びグラフBとの比較から明らかなように膨出部16が筐体13に設けられている場合には、第1の加速度ピークによる大きな衝撃が電子機器に与えられない。従って、図2及び図3に示した構造によれば、確実に衝撃に対して携帯電子装置を保護することが可能となる。
更に、図2及び図3に示される携帯電子装置は、ユーザが携帯することを前提とし、その携帯時に落下された場合における対策として内部が空洞の膨出部が設けられている。この携帯電子装置は、図2及び図3に示す形状から明らかなように単純な矩形に形成されず、膨出部が設けられることによって矩形状の辺の部分が実質的に凹んだような形状となっている。従って、ユーザが把持した際に常にその凹み部で把持することとなり、この窪み部の把持によってユーザが確実に携帯電子装置を携帯することができ、このような形状の携帯電子装置は、誤って落下させる危険性をより少なくすることができる付随的な効果もある。
次に、図6〜図9を参照してこの発明の変形実施形態に係る携帯電子装置について説明する。尚、以下の説明において、既に説明した装置の同一部分は、同一符号を付してその説明を省略する。
図6は、この発明の他の実施形態に係る携帯電子装置における1つの筐体角部を破断して概略的に示す部分断面図である。
図6に示す第2筐体13においては、第2筐体13の膨出壁13b及びスロープ壁13cの板厚Taが第2筐体13の直線状外壁13aの板厚tよりも小さいなるように定められている。第2の筐体13を構成する材料がヤング率の高い金属材料のような場合、膨出部16の板厚を薄くすることにより、四隅角部の剛性を低下させ、衝突時の張出部の変形を大きくすることができ、その結果として膨出部16の衝撃吸収能力を向上させることができる。
図7は、この発明の他の変形実施形態に係る携帯電子装置における1つの筐体角部を破断して概略的に示す部分断面図である。
図7に示す第2筐体13においては、膨出壁13b及びスロープ壁cの板厚Tが第2筐体13の直線状外壁13aの板厚tよりも小さいなるように定められている。第2の筐体13を構成する材料がヤング率や引張強度の低い樹脂材料のような場合、膨出部16の板厚を厚くすることにより、四隅角部の剛性を向上させ,衝突時の膨出部16の変形による衝撃吸収の効果を保ったまま、膨出部16の破損を防ぐことができる。
図8は、この発明のまた他の変形実施形態に係る携帯電子装置における1つの筐体角部を破断して概略的に示す部分断面図である。
図8に示すように第2筐体13のスロープ部に少なくとも1つの孔18が設けてられて衝撃吸収効果の向上が図られている。スロープ部の剛性は、孔18が設けられることにより低下され、衝突時の張出部の変形を大きくすることができ、結果としてより衝撃吸収を向上させることができる。
図1及び図2に示される携帯電子装置においては、第2筐体13にのみ膨出部16が設けられているが、図9に示されるように更に他の変形実施例として第1の筐体12の四隅角部にも膨出部20が設けられても良い。図9に示されるように第1の筐体12の膨出部20は、第2筐体13の膨出部16と同様にその内に空洞部が設けられようにスロープ壁12cを介して直線状の外壁12aに膨出壁12b連接されて構成される。膨出部18が設けられた第1の筐体12は、好ましくは、膨出部16が設けられた第2の筐体13に比べてそのサイズが小さく設定され、第1及び第2筐体12,13が当接されて第1筐体12が閉じられた状態で、第2筐体13の上面周囲に周縁部22が残り、第2筐体13の周側面が第1筐体12の周側面に対して外方に飛び出して配置されている。
このような構造においては、携帯電子装置が携帯中に誤ってその側面から落下された場合、第1筐体12の周側面に対して外方に飛び出している第2筐体13の周側面が床等の面に初めに接触し、しかも、その接触は主に第2筐体13の膨出部16に限られることから、主にこの膨出部16で衝撃が吸収される。通常、第2筐体13に格納される電子機器の重量は、第1筐体12に収納される液晶表示部11等の重量に比べて大きく、携帯時に装置が落下した際には、第1筐体12に比べて第2筐体13が初めに床等の面に接触するが依然性が大きい。従って、落下時には、当初、第2筐体13の膨出部16で衝撃が吸収され、その後、第1筐体12が床等の面に当接される。第1筐体12の側面が床等の面に衝突されても第1筐体12の膨出部20がその衝撃を吸収することから、確実に第1筐体12に格納された表示部11を保護することができる。
尚、第1筐体12の壁面の厚みに関しても第2筐体13に関して説明した図5〜図7に説明した実施例を適宜適用することができることは説明するまでもなく明らかである。
上述した実施例においては、携帯電子端末装置が側面から落下した場合について述べたが、常に携帯電子端末装置は、携帯中に側面から落下するとは限らず、その底面から落下する場合もあり、また、側面から落下してリバンドしてその底面に衝撃が加わる虞もある。この観点から、図1に示される携帯電子装置、特に、精密機械部品を伴う電子機器を内蔵する第2の筐体13の底面は、落下衝撃に対して保護されることが好ましい。
図10には、第2の筐体13に膨出部16に加えてその底面に1対の突起状帯状突部4が設けられているこの発明の他の実施例に係る携帯電子装置を概略的に示す背面斜視図が示されている。
第2筐体13の底面31aの四隅には、この電子装置を机等の平坦面に載置する際の支持部としてゴム等の可撓性材料で作られた突起部、即ち、支持パッド35が設けられ、その底面が直接載置面に接触することが防止され、安定的に電子装置を平坦面に載置可能としている。
この第2筐体13に収納される精密機器33は、通常、その外形がスリムな矩形箱型形状に形成され、第2の筐体13から脱着可能とする為にその側壁部に支持用のフレーム(図示せず)を利用してネジ等により固定され、図11に示すようにその第2の筐体13内において、その内底部との間に僅かなギャップGを空けるように第2の筐体13内の支持構造にフレームを介して支持されている。第2の筐体13の外底面には、支持パッド35の高さと略同一或いはこの支持パッド35の高さよりも低い高さを有する1対の突起状帯状突部34が互いに略平行に延出されている。この帯状突部34は、支持パッド35とは異なり、第2の筐体13の材料と同一材料で第2の筐体13を成形するに際して一体的に成形されても良い。或いは、この帯状突部34は、支持パッド35と同様に第2の筐体13の材料とは異なる緩衝性を有する材料で作られ、底面に貼付固定されても良い。
この1対の帯状突部34は、精密機器33を第2の筐体13の底面31aに平面投影した際に定められる略矩形領域32(図面上斜線で投影領域を示している。)の互いに対向する両辺36の外側に配置され、その両側36に沿って延出されている。この帯状突部34は、精密機器33が固定されている側壁に略平行に延びる略矩形領域32の幾何学的な中心を通る中心線38にその中心が一致されるように底面31aに配置されている。即ち、帯状突部34は、中心線38に関して対称に配置されている。また、帯状突部34は、この帯状突部34が沿う辺36の長さの1/2以上の長さを有している。好ましくは、帯状突部34は、この帯状突部34が沿う辺36の長さに略等しい長さ或いは辺36の長さよりも僅かに長い長さを有している。また、帯状突部4は、この帯状突部4が沿う辺6の長さに略等しい長さ或いは辺6の長さ以上の長さを有している。
図10に示される構造の携帯型電子装置においては、筐体13が底部から床等の地面に落下した場合には、支持パッド35が地面に接地されると同時或いは僅かな遅れ(この僅かな遅れは実質上同時と見なされる。)を伴って帯状突部34が地面に接地される。この帯状突部34が設けられていることから、第2の筐体13の底面31a、特に、比較的他の部品に比べて重量物である精密機器33がその上に配置される底面31aの略矩形領域32が直接に落下面に接触されることが防止される。帯状突部34が設けられていても帯状突部34に与えられた衝撃は、第2の筐体13に伝達されると共に精密機器33に伝達され、比較的重量物である精密機器33が第2の筐体13と共に移動される。しかし、一対の帯状突部34及びこの帯状突部34間に支えられた略矩形領域32に相当する底面部が剛構造のフレームとして作用し、底面31a全体が撓むことが防止される。より詳細には、第2の筐体13の落下時には、帯状突部34に与えられた衝撃によってその間の略矩形領域32の底面にテンションが与えられ、通常の状態に比してより剛性を増し、この剛構造フレームが確実に精密機器33を保護することが可能となる。また、この剛構造のフレームに与えられた衝撃は、筐体13全体に分散され、大きな衝撃が直接的に精密機器33に作用することが防止される。即ち、帯状突部34には挟まれた矩形領域32は、帯状突部34の高さに加え、支持点間距離が小さくなったことにより曲げたわみ量が低減され、このことから、床面との接地を回避すること可能となる。よって矩形領域32の直上に位置する精密機器33は筐体底面31aを介した床面からの直接的な衝撃力の入力を受けなくなる。また、帯状突部34が幾何学的な中心線38に関して対称に配置されていることから、この帯状突部34に加わった衝撃は、帯状突部34を介して精密機器33に対して比較的均一に分散され、特定箇所に衝撃が集中するようなことを防止することができる。
比較例として帯状突部34を設けない、携帯型電子装置においては、筐体13が地面に落下した場合には、支持パッド5が地面に接地されると同時に精密機器33が移動されて底面31a全体が撓み、落下と同時に重量物が配置された矩形領域32が地面に向けて膨らんで接地し、その結果、直接的に衝撃が精密機器33に印加される。
上述した実施の形態では、精密機器33を第2の筐体13の底面31aに平面投影した際に定められる略矩形領域32の両辺36の外側に帯状突部34が配置されている。この帯状突部34は、矩形領域32の両辺36の外側に配置されることが必要とされ、矩形領域32上に設けられることは好ましくない。矩形領域32上に帯状突部34が設けられる場合には、帯状突部34が設けられていない場合と同様に矩形領域32の底面が撓み、直接的に衝撃が精密機器33に与えられる。
図12には、図10に示したように略矩形領域2の両辺6の外側に帯状突部4が配置されている携帯電子装置における電子機器に与えられる衝撃の特性C及び比較例として帯状突部34が配置されていない携帯電子装置における電子機器に与えられる衝撃の特性Dのグラフが示されている。図12において、縦軸は、加速度を示し、横軸は、時間を示している。帯状部を設けていない筐体に内蔵された電子機器においては、図12のグラフDに示すように落下の直後に大きな加速度が電子機器に与えられ、その後、電子機器に衝撃が与えられたことに伴い大きなリバウンドが発生され、電子機器が上下動するような振動が比較的長く続いている。これに対して、帯状突部4を設けている筐体1に内蔵された電子機器においては、図12のグラフCに示すように落下の直後に即座に比較的小さい第1の加速度が電子機器に与えられ、その後、第1の加速度に比べて大きな第2及び第3の加速度が電子機器に与えられ、その後、その加速度は、次第に減衰されている。グラフCにおける第1、第2及び第3の加速度は、グラフDにおける加速度のピークに比べて十分に小さく、時間的に分散されて第1〜第3の加速度が電子機器に与えられている。グラフC及びグラフDとの比較から明らかなように帯状突部34が筐体13に設けられている場合には、大きな衝撃が電子機器に与えられず、しかも、その衝撃が分散され、緩やかに衝撃が減衰される。従って、図9に示した構造によれば、確実に衝撃に対して筐体内の電子機器を保護することが可能となる。
次に、図13及び図14を参照して図10に示された筐体13の変形実施形態に関して説明する。
図13に示される一対の帯状突部34の夫々は、図13に示されるように2つの部分34a、34bに分けられも良い。即ち、略矩形領域32の両辺36の外側には、夫々中心線38に対して対称に帯状セグメント34a,34bが配置され、帯状セグメント34a,34bは、中心線が通る空隙で分離されている。帯状セグメント34a,34bは、図9と同様に略矩形領域32の両側36に沿って延出されている。この帯状セグメント4a,4bは、幅が略同一で、直線状に配列された帯状セグメント4a,4bの全長は、この帯状突部4が沿う辺6の長さに略等しい長さ或いは辺6の長さよりも長い長さを有している。
図13に示す筐体1では、帯状セグメントが直線状に配列されており、その分割部の間にネジ穴などを配置することができる。また、帯状セグメントは、2つに限らず、3つ以上のセグメントが直線状に配列されても良いことは明らかである。
図14に示される筐体13においては、略矩形領域2の長辺側に相当する両辺36に沿って帯状突部4が設けられているが、図14に示されるように略矩形領域32の互いに対向する長辺36aに沿って帯状突部34eを設けるとともに、略矩形領域32の互いに対向する短辺36bに沿って帯状突部34fが設けられても良い。ここで、略矩形領域32は、筐体13の側壁にまで延在されている場合があるが、このような場合には、側壁に近接した短辺36bに沿う帯状突部34fは、略矩形領域32内に配置されても良く、或いは、設けられなくとも良い。即ち、短辺側36bに沿う帯状突部34fは、略矩形領域32外に短辺36bに沿って少なくとも1つ設けられれば良く、他の帯状突部34fは、略矩形領域32内に設けられても良い。また、図10においては、筐体13の底面31aに帯状突部34fに配置されているが、この帯状突部34fは、筐体13の底面31aではなく、第2の筐体13aの側面または筐体内上面に配置されたても良い。
図14に示される筐体13によれば、略矩形領域32に相当する底面31aは、その短辺側及び長辺側が帯状突部34,34e、34fで支持された構造を有していることから、図9に示される構造に比べてより剛性の高い構造とすることができ、また、衝撃をより分散することができる。従って、筐体1内に内蔵された電子機器33をより確実に外部からの衝撃に対して保護することが可能となる。
上述した帯状突部34e,34f或いは帯状セグメント34a、34bは、図11に示されるように筐体13と一体的に形成され、その内が中実であっても良く、図15に示されるように中空に或いは窪みに形成されても良いことは、明らかである。また、図16に示されるように帯状突部34,34e,34f或いは帯状セグメント34a、34bがゴム系樹脂、プラスチック、金属等の別材料で作られ、この帯状突部34,34e,34f或いは帯状セグメント34a、34bが筐体13に接着或いは接合されて固定されても良い。
この発明の1実施の形態に係る携帯電子装置を概略的に示す斜視図である。 図1に示す携帯電子装置の第2の筐体の断面を概略的に示す横断面図である。 図1に示される携帯電子装置において、第1の筐体が第2の筐体上に閉じられた状態における携帯電子装置を概略的に示す斜視図である。 (a)は、図1に示される携帯電子装置が落下する前における1自由度ばねモデルを示し、及び(b)は、図1に示される携帯電子装置に落下衝撃が加わった際の1自由度ばねモデルを示す模式図である。 図1に示された携帯電子装置及び比較例に係る携帯電子装置の落下に対する衝撃特性を示すグラフである。 この発明の変形実施の形態に係る携帯電子装置の第2筐体の一部を概略的に示す一部断面図である。 この発明の他の変形実施形態に係る携帯電子装置の第2筐体の一部を概略的に示す一部断面図である。 この発明の更に他の変形実施形態に係る携帯電子装置の第2筐体の一部を概略的に示す一部断面図である。 この発明の更にまた他の変形実施形態に係る携帯電子装置を概略的に示す斜視図である。 この発明の他の実施形態に係る携帯電子装置の背面を概略的に示す斜視図である。 図10に示す携帯電子装置の断面を概略的に示す断面図である。 図10に示された携帯電子装置及び比較例に係る携帯電子装置の落下に対する衝撃特性を示すグラフである。 この発明の変形実施の形態に係る携帯電子装置の背面を概略的に示す斜視図である。 この発明の他の変形実施形態に係る携帯電子装置の背面を概略的に示す斜視図である。 この発明の更に他の変形実施形態に係る携帯電子装置の断面を概略的に示す断面図である。 この発明の更にまた他の変形実施形態に係る携帯電子装置の断面を概略的に示す断面図である。
符号の説明
11...液晶表示部、12...第1の筐体、13...第2の筐体、13a...底面、15...キーボード、16...膨出部、直線状側面、32...矩形状領域、33...電子機器、34、34e、34f...帯状突部、34a、34b...帯状セグメント、35...支持パッド、36,36a、36b...辺

Claims (8)

  1. 表示部と、
    表示部の外周部を覆い、この表示部が格納保持する略矩形箱形形状の第1筐体と、
    電子機器と、
    その内に前記電子機器を保持する構造を備え、前記第1筐体を折り畳で前記表示部を閉じることが可能に前記第1筐体が取り付けられている略矩形箱形状の第2筐体であって、この第2筐体に一体的に成形されている四隅角部は、前記第2筐体の辺部に対して外方に張り出すようにスロープ部を介して辺部に連接され、その内が空洞化されている膨出部に形成され、この膨出部と辺部との間の距離は、所定の落下高さからの制動距離以上に定められ、前記表示部が閉じられた状態においても、前記膨出部が前記第1筐体の辺部よりも外方に突出している第2の筐体と、
    を具備することを特徴とする携帯型電子装置。
  2. 前記膨出部は、前記第1筐体の辺部の板厚とは異なる板厚を有することを特徴とする請求項1記載の携帯型電子装置。
  3. 前記スロープ部には、少なくとも1つの貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載の携帯型電子装置。
  4. 表示部と、
    表示部の外周部を覆い、この表示部が格納保持する略矩形箱形形状の第1筐体と、
    外部衝撃に対して保護すべき機械的な精密機構を有する電子機器と、
    略平坦な底面を備え、その内に前記電子機器を保持する構造を備え、前記第1筐体を折り畳で前記表示部を閉じることが可能に前記第1筐体が取り付けられている略矩形箱形状の第2筐体であって、この第2筐体に一体的に成形されている四隅角部は、前記第2筐体の辺部に対して外方に張り出すようにスロープ部を介して辺部に連接され、その内が空洞化されている膨出部に形成され、この膨出部と辺部との間の距離は、所定の落下高さからの制動距離以上に定められ、前記表示部が閉じられた状態においても、前記膨出部が前記第1筐体の辺部よりも外方に突出し、前記電子機器を前記底面に平面投影して定められ、互いに対向辺を有する前記底面の投影領域外で近接し、その対向辺に沿って夫々延出し、前記底面から突出する1対の帯状突部が前記底面に設けられている第2の筐体と、
    を具備することを特徴とする携帯型電子装置。
  5. 前記投影領域の略幾何学的中心を通る基準線に関して前記帯状突部が略対称に配置されることを特徴とする請求項4記載の携帯型電子装置。
  6. 前記帯状突部は、前記筐体に一体成型されて設けられることを特徴とする請求項4記載の携帯型電子装置。
  7. 前記帯状突部は、前記筐体とは別体として設けられ、前記筐体に固定されていることを特徴とする請求項4記載の携帯型電子装置。
  8. 前記帯状突部は、前記投影領域の互いに対向する辺の長さと略同一或いはそれ以上の長さを有することを特徴とする請求項1記載の携帯型電子装置。
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