JP2005158185A - 衝撃緩衝構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 限られた体積で、それぞれ異なる保証状態に対応する2種類の大きさの衝撃に対して、効果的にハードディスクを保護できる衝撃緩衝構造体を提供することを目的とする。
【解決手段】 応力を受けて歪むことによって衝撃応力を吸収する衝撃緩衝材によって構成される衝撃緩衝構造体(SA)は、第1の大きさの応力歪特性(AL)を有する第1の衝撃緩衝材(CAL)と、前記第1の応力歪特性(AL)よりも大きな第2の応力歪特性(AH)を有する第2の衝撃緩衝材(CAH)とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外的衝撃による影響を受け易い装置を保持して、衝撃を吸収して当該装置を衝撃から保護する衝撃緩衝構造体に関し、さらに詳述すれば、ノートブック型コンピュータに組み込まれるハードディスク装置などの衝撃に対して脆弱な装置の保護に用いられる衝撃緩衝構造体に関する。
近年、高性能化と大容量化と共に、軽量化、小型化、および薄型化が進んだノートパソコンのような情報処理装置が広く実用化されている。高性能化と大容量化の要求を満たすために、より高密度かつ高精度のハードディスク装置(以降、「ハードディスク」)が記憶装置として、情報処理装置に内蔵されている。記憶容量を拡張或いは記憶情報の機密保持のために、この様なハードディスクを、情報処理装置から随時着脱する機会も増えている。さらに、取り外されたハードディスクは、それ自体で携帯されたり、個別に保管される。
その結果、情報処理装置の携帯時には、情報処理装置を経由して加わる衝撃や振動によって、情報処理装置内に保持されている記憶装置が損傷する。また、それ自体で携帯されているハードディスクには、情報処理装置内に保持された場合と異なり、衝撃や振動が直接加わるため、ハードディスクはより大きな損傷を被ることになる。また、保管中のハードディスクであっても、保管場所の環境によっては、予期せぬ衝撃や振動によって損傷を受けることが多い。
この様な事態をさけるために、情報処理装置内に保持或いは非保持に関わらず、ハードディスクに及ぼされる衝撃や振動を抑えて、ハードディスクの損傷を防止する工夫が種々なされてきている。
このような情報処理装置は、その優れた携帯性のおかげで、屋内外を問わず広く使用されている。そのような使用形態においては、使用場所や使用状態が不定でもある。それ故に、運搬中に誤って情報処理装置を硬質性の物にぶつけたり、テーブルなどに乱暴に置いたり、また使用中或いは非使用中に関わらずテーブルから落としてしまったりすることがある。このような事態においては、情報処理装置を経由して伝わる衝撃或いは振動によって、内部に保持されている記憶装置であるハードディスクが損傷する。
このような、外部から加えられた衝撃或いは振動を吸収して、ハードディスクを保護する衝撃緩衝構造体が種々提案されている((特許文献1)、(特許文献2)、(特許文献3)、(特許文献4)、(特許文献5)、(特許文献6))。これらの、衝撃緩衝構造体の形状は、それぞれ異なるものの、基本的な構造は、クッション材として機能する弾性体で構成されたジャケットでハードディスクの外周部を包み込み、外部から加えられた衝撃を自身が変形することで吸収緩和する点で共通である。
以下に、図14、図15、図16および図17を参照して、上述の従来の衝撃緩衝構造体の共通的な構造およびそれを用いた情報処理装置について説明する。
図14に、従来の共通的な構造の衝撃緩衝構造体で保持されたハードディスクが組み込まれた情報処理装置を示す。なお、同図においては、視認性のために、情報処理装置Dppのハードディスク格納部1cの開閉蓋Lを開けた状態を表している。情報処理装置Dppには、筐体1の概ね上半部にはキーボード4が配置され、下半部には、ハードディスクなどの着脱の必要のある部品の格納部1cが設けられている。格納部1cには、主回路基板2および、ハードディスクを衝撃緩衝構造体で保持したハードディスクユニットSUが格納されている。なお、ハードディスクユニットSUは信号ケーブル6によって、主回路基板2に自由に可動な構造にて接続されている。そして、格納部1cの上面には、開閉蓋Lが取り付けられている。更に、筐体1の上端部には、表示部5が開閉自在に取り付けられている。
図15に、ハードディスクユニットSUの構造を示す。ハードディスクユニットSUは、ハードディスク3、衝撃緩衝構造体51、およびカバー52によって構成されている。衝撃緩衝構造体51は、低硬度および低反発性を有する素材によって、ハードディスク3の形状に合わせた形状の凹部51cを有する箱型容器状に成形されている。カバー52は、衝撃緩衝構造体51と同じ素材によって平板状に成形されている。
ハードディスクユニットSUは、衝撃緩衝構造体51の凹部51cにハードディスク3を収容し、その上からカバー52を凹部51cに嵌合させてハードディスク3を押さえつけて構成される。なお、ハードディスク3の信号ケーブル6は、前述のように、主回路基板2と接続できるように、衝撃緩衝構造体51とカバー52の間から、ハードディスクユニットSUの外部にはみ出させておく。
図16に、情報処理装置Dppが側面方向から衝撃を受けたときのハードディスクユニットSUの状態を示す。情報処理装置Dppの筐体1に対して、矢印Faの方向から衝撃が加わると、ハードディスク3には、Fa方向と反対であるFr方向に動かそうとする力が生じる。しかし、衝撃緩衝構造体51及びカバー52は低硬度かつ低反発性を有する素材で構成されているので、ハードディスク3がFr方向に動くにつれて、ハードディスク3の側面3aの近傍部分の衝撃緩衝構造体51が変形して、ハードディスク3に働く衝撃力を吸収する。このような変形によって、ハードディスク3の衝撃による損傷の防止を図る。
なお、ハードディスク3を容量の拡張や機密保護のため筐体1から取り外して携帯または保管する場合は、ハードディスクユニットSUとしてでも良く、また、衝撃緩衝構造体51及びカバー52からハードディスク3を取り出し単独で取り扱っても良い。
特開2000−148300号公報 特開2001−148186号公報 特開2001−236136号公報 特開2002−358140号公報 特開2003−051183号公報 特開2002−173665号公報
上述のように、従来の、衝撃緩衝構造体においては、衝撃によって移動するハードディスク3に当接する衝撃緩衝構造体51の部分が変形して、ハードディスク3に働く衝撃力を一定の割合で吸収する。しかしながら、ハードディスク3の耐えられる衝撃力は、その稼働状態によって異なる。つまり、情報処理装置の使用中であっても、ハードディスクが動作時である場合と非動作時の場合では、ハードディスクの耐衝撃力性は異なる。ハードディスクの非動作時には、磁気ヘッドは非記録面上に待機しているので、比較的大きな衝撃力がハードディスクに加わっても耐えることができる。一方、ハードディスクが動作時には、磁気ヘッドはプラターの上に位置しているので、小さな衝撃によってもハードディスクは破損してしまう。よって、衝撃緩衝構造体が吸収するべき衝撃の大きさは、ハードディスクの動作時および非動作時によって大きく異なる。
図17を参照して、吸収すべき衝撃力の大きさと、衝撃緩衝構造体の求められる衝撃吸収特性について説明する。図17において、横軸はハードディスクに働く衝撃に対応するハードディスクの落下高さを示し、縦軸はハードディスクの安全が保証されるべき衝撃値Gを示している。曲線L1はハードディスクが非稼働時の安全が保証されるべき衝撃値の変化を示し、曲線L2はハードディスクの稼働時の安全が保証されるべき衝撃値の変化を示している。
いま、ハードディスクが動作時には、最大60cmの高さからの落下時の衝撃から耐えることを保証するとする。そして、ハードディスクが非動作時には、最大80cmの高さからの落下時の衝撃から耐えることを保証するとする。図17から、60cmの高さからの落下時の衝撃は約200Gであり、80cmの高さからの落下時の衝撃は約700Gである。
図17を参照して説明したように、ハードディスクの動作時と非動作時では、吸収すべき衝撃値は約200Gと約700Gと大きく異なる。衝撃吸収体は、自身が変形して衝撃を吸収するので、対衝撃吸収変形率が一定であれば、衝撃の大きに比例して収縮変形しなければならない。しかしながら、情報処理装置の軽量化、小型化、および薄型化を満足させるためには、ハードディスクを衝撃から保護する衝撃緩衝構造体もコンパクトにする必要があり、収縮変形量も制限されている。そのような収縮変形量が制限されている環境下で、ハードディスクの非動作時の保証衝撃である大きな衝撃値を吸収するには、対衝撃変形量を小さくする必要がある。この場合、衝撃吸収体はより硬質なものを選ぶ必要がある。しかし、大きな衝撃値を吸収するための硬質の衝撃吸収体は、ハードディスクの稼働時の保証衝撃である小さな衝撃値を反射してしまい、うまく吸収できない。このように、従来の衝撃吸収体では、スペースの限られた環境下で、大きさの異なる2種類の衝撃値に対して、効果的にハードディスクを保護できない。
それゆえに、本発明は、限られた体積で、それぞれ異なる保証状態に対応する2種類の大きさの衝撃に対して、効果的にハードディスクを保護できる衝撃緩衝構造体を提供することを目的とする。
応力を受けて歪むことによって衝撃応力を吸収する衝撃緩衝材によって構成される衝撃緩衝構造体であって、第1の大きさの応力歪特性を有する第1の衝撃緩衝材と、前記第1の応力歪特性よりも大きな第2の応力歪特性を有する第2の衝撃緩衝材とを備えた、衝撃緩衝構造体。
上述のように、本発明に係る衝撃緩衝構造体は、限られた体積でそれぞれ異なる保証状態に対応する2種類の大きさの衝撃に対して、効果的にハードディスクを保護できる。
先ず、図9を参照して、本発明に係る衝撃緩衝構造体の概念について説明する。図9において、縦軸は衝撃吸収用緩衝材に作用する衝撃応力(Kfg/mm2 )を示し、横軸は衝撃応力に対する衝撃吸収用緩衝材の歪み量(%)を示し、曲線CLは小衝撃力吸収用緩衝材の応力−歪特性を示し、曲線CHは大衝撃力吸収用緩衝材の応力−歪特性を示す。
このように、同一の体積の衝撃吸収体であっても、少しの衝撃応力に対しても大きく歪むことで、動作時のハードディスクを小さな衝撃から保護でき、一方、大きな衝撃応力に対しても小さく歪むことによって、非動作時のハードディスクを大きな衝撃から保護できる。
一般に、理想的な緩衝材および緩衝構造は、衝撃応力に対して、常に70%程度の歪を自ら特性応答して、変態可能であることが知られている。この約70%の歪を、緩衝材の有効衝撃緩衝範囲Raと呼ぶ。そして、有効衝撃緩衝範囲Raで吸収できる衝撃応力の範囲を、有効緩衝応力Saと呼ぶ。この観点から、小衝撃吸収特性CLを有する軟質衝撃吸収材ALの有効緩衝応力Saは約0.04kgf/mm2 であり、大衝撃吸収特性CHを有する硬質衝撃吸収材AHの有効緩衝応力Saは約0.19kgf/mm2 である。なお、軟質衝撃吸収材ALおよび硬質衝撃吸収材AHの有効緩衝応力Saをそれぞれ、低有効緩衝応力SaLと高有効緩衝応力SaHと識別する。
しかしながら、約0.04kgf/mm2 以下の衝撃応力には、言うまでもなく軟質衝撃吸収材ALが適している。よって、本発明においては、稼働時のハードディスクに対する小さな衝撃に対しては軟質衝撃吸収材ALで対応し、それより大きな衝撃に対しては硬質衝撃吸収材AHで対応するように、軟質衝撃吸収材ALと硬質衝撃吸収材AHを組み合わせて衝撃緩衝構造体を構成する。
(第1の実施形態)
図1および図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係る衝撃緩衝構造体について説明する。図1において、矢印Fgは、衝撃緩衝構造体SA1に作用する衝撃応力の方向を示している。衝撃緩衝構造体SA1は、軟質衝撃吸収材ALで構成された立方体CAL1と、硬質衝撃吸収材AHで構成された立方体CAH1で構成されている。図2において、2つの点線は、それぞれ図9に示した小衝撃吸収特性CLと大衝撃吸収特性CHを示している。そして、実線C1は、衝撃緩衝構造体SA1の衝撃吸収特性を示している。
つまり、衝撃緩衝構造体SA1においては、約0.04Kgf/mm2 以下の衝撃応力に対しては、小衝撃吸収特性CLの軟質衝撃吸収材ALを適用して、約0.04Kgf/mm2 以上0.19Kgf/mm2 以下の衝撃応力に対しては大衝撃吸収特性CHの軟質衝撃吸収材ALを適用するものである。なお、約55%の歪みにおいて、衝撃緩衝構造体SA1の衝撃吸収特性C1は、小衝撃吸収特性CLから大衝撃吸収特性CHに急激に変化している。これは、立方体CAL1と立方体CAH1が互いに平面で接合されているからである。つまり、衝撃緩衝構造体SA1は、0.04Kgf/mm2 までの衝撃は、立方体CAL1で柔軟に受け止めて、それ以上の衝撃力は立方体CAH1でしっかりと受け止めるべく構成されている。
なお、立方体CAL1の衝撃応力方向Fgに対して概ね平行な厚さTL1と、立方体CAH1の衝撃応力方向Fgに対して概ね平行な厚さTH1とは、それぞれ、衝撃緩衝構造体SA1が用いられる空間の大きさと、立方体CAH1と立方体CAL1の歪量に基づいて適正に決定される。なお、上述の約55%におけるように、衝撃緩衝構造体SAの衝撃吸収特性Cが小衝撃吸収特性CLと大衝撃吸収特性CHの間で変化する領域を、衝撃吸収特性遷移領域RTと呼ぶ。なお、衝撃緩衝構造体SA1の厚さTは、TL1とTH1の和である。
(第2の実施形態)
図3および図4を参照して、本発明の第2の実施形態に係る衝撃緩衝構造体について説明する。図3において、衝撃緩衝構造体SA2は、軟質衝撃吸収材ALで構成された立体CAL2と、硬質衝撃吸収材AHで構成された立体CAH2で構成されている。立体CAH2は、上述の立方体CAH1と同じ大きさであるが、立体CAL2および立体CAH2は共に楔型に形成されている。立体CAL2の短辺の長さTL2aおよび長辺の長さTL2bは、好ましくは、それぞれ、次式(1)および(2)で表される。
TL2a=TL1−TH1/2 ・・・・ (1)
TL2b=TL1+TH1/2 ・・・・ (2)
立体CAH2の長辺の長さTH2aおよび短辺の長さTH2bは、好ましくは、それぞれ、次式(3)および(4)で表される。
TH2a=T−TL2a ・・・・ (3)
TH2b=T−TL2b ・・・・ (4)
図4に、衝撃緩衝構造体SA2の衝撃吸収特性C2を示す。このように、第1の実施形態に係る衝撃緩衝構造体SA1に比べて、衝撃緩衝構造体SA2の衝撃吸収特性C2は、衝撃吸収特性遷移領域RTにおいて衝撃吸収特性C1よりも、なだらかに変化させることができる。なお、衝撃吸収特性遷移領域RTにおける衝撃吸収特性C1をなだらかにさせるためには、必ずしも上式(1)、(2)、(3)、および(4)の関係を満たす必要はなく、各軟質衝撃吸収体の応力−歪み特性と衝撃吸収特性遷移点の設定に基づいて適切に決めることができる。
(第3の実施形態)
図5および図6を参照して、本発明の第3の実施形態に係る衝撃緩衝構造体について説明する。図5において、衝撃緩衝構造体SA3は、上述の衝撃緩衝構造体SA2と同様に軟質衝撃吸収材ALで構成された立体CAL3と、硬質衝撃吸収材AHで構成された立体CAH3で構成されている。立体CAH3および立体CAL3は、上述の立体CAH2および立体CAL3との接合面が曲面状に構成されている。詳述すれば、立体CAH3の接合面が凹状に、立体CAL3の接合面が凸状に構成されている。
立体CAL3の短辺の長さTL3aおよび長辺の長さTL3bは、好ましくは、それぞれ、次式(5)および(6)で表される。
TL3a≦TL1−TH1/2 ・・・・ (5)
TL3b=TL1+TH1/2 ・・・・ (6)
立体CAH3の長辺の長さTH3aおよび短辺の長さTH3bは、好ましくは、それぞれ、次式(7)および(8)で表される。
TH3a=T−TL3a ・・・・ (7)
TH3b=T−TL3b ・・・・ (8)
図6に、衝撃緩衝構造体SA3の衝撃吸収特性C3を示す。このように、第2の実施形態に係る衝撃緩衝構造体SA2に比べて、衝撃吸収特性遷移領域RTにおいて衝撃緩衝構造体SA3の衝撃吸収特性C3は、小衝撃吸収特性CLから大衝撃吸収特性CHによりなだらかに変化している。なお、上式(5)、(6)、(7)、および(8)で表した関係以外にも、各軟質衝撃吸収体の応力−歪み特性と衝撃吸収特性遷移点の設定に基づいて適切に決めることができる。
(第4および第5の実施形態)
図7および図8を参照して、本発明の第4および第5の実施形態に係る衝撃緩衝構造体について説明する。
図7に示すように、第4の実施形態に係る衝撃緩衝構造体SA4は、軟質衝撃吸収材ALで構成された立方体CAL4と、硬質衝撃吸収材AHで構成された立体CAH3rが平行に並べて構成されている。好ましくは、立方体CAL4は、衝撃緩衝構造体SA1と同じ大きさであり、立体CAH3rは立体CAH3に類似している。このように構成することによって、衝撃吸収特性遷移領域RTにおいて立方体CAL4と硬質衝撃吸収材CAH3rが同時に歪むことによって、さらになめらかな衝撃吸収特性C4(図示せず)を得られる。
図8に示すように、第5の実施形態に係る衝撃緩衝構造体SA5は、軟質衝撃吸収材ALで構成された立体CAL5と、硬質衝撃吸収材AHで構成された立体CAH5で構成されている。立体CAL5は、衝撃応力方向Fgに垂直な面が台形状に構成されている。さらに、立体CAH5も、衝撃応力方向Fgに垂直な面が台形状に構成されている。この結果、衝撃緩衝構造体SA5の衝撃吸収特性C5(図示せず)は、さらに滑らかなになる。
以下に、図10、図11、図12、図13、および図14を参照して、上述の本発明に係る衝撃緩衝構造体SAの用い方について簡単に説明する。図10を参照して、図3に示した衝撃緩衝構造体SA2でハードディスク3に働く衝撃の吸収について説明する。同図においては、衝撃緩衝構造体SA2は、硬質衝撃吸収材AHで構成された立体CAH2がハードディスク3に接し、軟質衝撃吸収材ALが構成された立体CAL2で例えばノート型パーソナルコンピュータの筐体に接するように用いられている。これは、緩衝材受け面積(つまり、衝撃緩衝構造体SA2の一面)より小さな面積でハードディスク3を受け止めて、ハードディスク3にはたらく衝撃緩衝する場合に適した用い方である。つまり、立体CAH2は硬質が故に、ハードディスク3を部分的に受け止めている状態であっても、立体CAH2の全体が変形してハードディスク3から受ける衝撃を立体CAH2の全体で受け止め吸収できる。そして、立体CAL2は立体CAH2との接合面の全体で立体CAH2を受け止めることによって、立体CAH2および立体CAL2それぞれの能力をすべて利用して、ハードディスク3に加えられた衝撃を緩衝できる。結果、立体CAH2と立体CAL2の接合面での衝撃段差を小さく抑えることができ、スムーズな2段衝撃緩衝性能が得られる。
逆に、立体CAL2がハードディスク3に接し、立体CAH2が筐体に接するように用いられる場合を考える。この場合、立体CAL2は、部分当たりしているハードディスク3によって、局部的に変形してしまう。結果、立体CAH2に対しても、接合面の全面で衝撃を伝えることができず、局部当たりでの衝撃を伝達することになる。結果、立体CAL2と立体CAH2の接合面でも衝撃が発生する。それでなくても、立体CAL2は軟質衝撃吸収材であるので、吸収できる衝撃の大きさは立体CAH2に比べて小さい。それに加えて、部分変形のために、さらに衝撃吸収能力が減少する。つまり、立体CAL2自体の衝撃緩衝能力を100%発揮できないという事態に加えて、衝撃緩衝構造体SA2の全体としても衝撃緩衝能力を100%発揮できない。
図11に、図10と同様に、本発明に係る衝撃緩衝構造体SAでハードディスク3にはたらく衝撃の吸収について説明する。但し、本例においては、図10で示した衝撃緩衝構造体SA2の立体CAH2の上に、さらに立体CAH2よりも硬度の大きな硬質衝撃吸収材質で構成される立体SCHが設けられている。つまり、立体SCHがハードディスク3に接している。そして、立体SCHは立体CAH2に接合され、立体CAH2は立体CAL2に接合されて、衝撃緩衝構造体SA2Hが構成されている。結果、ハードディスク3に加えられる衝撃を、立体SCH、立体CAH2、および立体CAL2のそれぞれの衝撃吸収能力を100%使って吸収できる。さらに、吸収された衝撃は、立体SCH、立体CAH2、および立体CAL2のそれぞれの接合面の全面を介して互いに伝達される。よって、衝撃緩衝構造体SA2Hの全体としても衝撃緩衝能力を100%発揮できると共に、衝撃を3段階でスムーズに緩衝できるので、ハードディスク3に対する衝撃をより緩和できる。
図10および図11においては、衝撃緩衝構造体SA2および衝撃緩衝構造体SA2Hを例に説明して、本発明に係る衝撃緩衝構造体SAであれば全て同様に硬質材側を衝撃緩衝対象物に接するように用い、軟質材側を筐体などの保持手段側に接するように用いれば、同様の効果が得られることは言うまでもない。そのような例として、図12に、図8に示した衝撃緩衝構造体SA5を用いた様子を示している。
さらに、図13に、図10、図11、および図12を参照して節めいた衝撃緩衝構造体SAを、ハードディスク3を格納する衝撃緩衝容器Cの内部に取り付けた様子を示している。同図に示すように、衝撃緩衝構造体SAは衝撃緩衝容器Cの四隅に取り付けられる。そして、衝撃緩衝構造体SAのハードディスク3に接する側には硬質の立体CAHが配置され、衝撃緩衝容器Cに接する側には軟質の立体CALが配置されている。なお、このように構成された衝撃緩衝容器Cの内部に、二点鎖線でしめされるようにハードディスク3が収容される。このように構成された衝撃緩衝容器Cによって、外部から加えられる衝撃はスムーズに多段的に吸収される。
ノートパソコンに代表される携帯型情報装置に内蔵されて用いられるハードディスク等の衝撃に対して脆弱な製品の対衝撃保護に用いることができる。
本発明の第1の実施形態に係る衝撃緩衝構造体の構造を示す斜視図 図1に示した衝撃緩衝構造体の衝撃吸収特性を示す図 本発明の第2の実施形態に係る衝撃緩衝構造体の構造を示す斜視図 図3に示した衝撃緩衝構造体の衝撃吸収特性を示す図 本発明の第3の実施形態に係る衝撃緩衝構造体の構造を示す斜視図 図5に示した衝撃緩衝構造体の衝撃吸収特性を示す図 本発明の第4の実施形態に係る衝撃緩衝構造体の構造を示す斜視図 本発明の第5の実施形態に係る衝撃緩衝構造体の構造を示す斜視図 本発明に係る衝撃緩衝体の概念の説明図 図3に示した衝撃緩衝構造体の用い方の説明図 図3に示した衝撃緩衝構造体の変形例の用い方の説明図 図8に示した衝撃緩衝構造体の変形例の用い方の説明図 本発明に係る衝撃緩衝構造体を組み合わせた構造体の用い方の説明図 従来の衝撃緩衝構造体が装着されたハードディスクが情報処理装置に組み込まれている様子を示す斜視図 図14に示す衝撃緩衝構造体とハードディスクを示す展開図 図14に示した、衝撃緩衝構造体によって、ハードディスクに加わった衝撃が吸収される様子を示す模式図 衝撃緩衝構造体が吸収すべき2種類の衝撃吸収特性を表す図
符号の説明
SA1、SA2、SA3、SA4、SA5、SA2H 衝撃緩衝構造体
CAL1,CAL4 立方体
CAL2、CAL3、AL5、CAH1、CAH2、CAH3、CAH3r、CAH5 立体
Fg 衝撃部
Dpp 情報処理装置
1 筐体
1c ハードディスク格納部
2 主回路基板
3 ハードディスク
3a ハードディスク側面
4 キーボード
5 表示部
6 信号ケーブル
L 開閉蓋
Su ハードディスクユニット
51 衝撃緩衝構造体
51c 衝撃緩衝構造体凹部
52 カバー
C 衝撃緩衝容器
Fa 衝撃方向
Fr ハードディスク移動方向
Fs ハードディスク移動方向

Claims (10)

  1. 応力を受けて歪むことによって衝撃応力を吸収する衝撃緩衝材によって構成される衝撃緩衝構造体であって、
    第1の大きさの応力歪特性を有する第1の衝撃緩衝材と、
    前記第1の応力歪特性よりも有効緩衝応力の大きな第2の応力歪特性を有する第2の衝撃緩衝材とを備えた、衝撃緩衝構造体。
  2. 前記第1の衝撃緩衝材と前記第2の衝撃緩衝材は、同時に衝撃応力を受けるように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の衝撃緩衝構造体。
  3. 前記第1の衝撃緩衝材は、吸収すべき衝撃応力の作用する方向に、第1の所定長だけ延在する立体形状に構成されており、
    前記第2の衝撃緩衝材は、吸収すべき衝撃応力の作用する方向に、第1の所定長より短い第2の所定長だけ延在する立体形状に構成されており、
    前記第1の衝撃緩衝材と前記第2の衝撃緩衝材は、互いに、衝撃応力の作用方向に概ね垂直な面にて接合されていることを特徴とする、請求項2に記載の衝撃緩衝構造体。
  4. 前記第1の衝撃緩衝材は、吸収すべき衝撃応力の作用する方向に対して概ね垂直な平面を底面とする楔形状に構成されており、
    前記第2の衝撃緩衝材は、吸収すべき衝撃応力の作用する方向に対して概ね垂直な平面を底面とする楔形状に構成されており、
    前記第1の衝撃緩衝材と前記第2の衝撃緩衝材は、互いに、前記底面に対して所定の角度を有する斜面にて接合されていることを特徴とする、請求項2に記載の衝撃緩衝構造体。
  5. 前記第1の衝撃緩衝材は、前記第2の衝撃緩衝材よりも、前記衝撃応力の作用する方向の長さが長いことを特徴とする、請求項4に記載の衝撃緩衝構造体。
  6. 前記第1の衝撃緩衝材の斜面は凸状の円筒曲面であり、
    前記第2の衝撃緩衝材の斜面は凹状の円筒曲面であることを特徴とする、請求項4に記載の衝撃緩衝構造体。
  7. 前記第1の衝撃緩衝材は、前記第2の衝撃緩衝材より先に、衝撃応力を受けるように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の衝撃緩衝構造体。
  8. 前記第1の衝撃緩衝材は、吸収すべき衝撃応力の作用する方向に、第1の所定長だけ延在する立体形状に構成されており、
    前記第2の衝撃緩衝材は、吸収すべき衝撃応力の作用する方向に、第1の所定長より短い第2の所定長だけ延在する立体形状に構成されており、
    前記第1の衝撃緩衝材と前記第2の衝撃緩衝材は、互いに、衝撃応力の作用方向に概ね平行な面にて接合されていることを特徴とする、請求項7に記載の衝撃緩衝構造体。
  9. 前記第1の衝撃緩衝材は立方体状に構成されており、
    前記第2の衝撃緩衝材の衝撃応力を受ける面は、凹状の円筒曲面に構成されていることを特徴とする請求項8に記載の衝撃緩衝構造体。
  10. 前記第1の衝撃緩衝材の前記接合面に対向する面は当該接合面より小面債であり、
    前記第2の前記第2の衝撃緩衝材の前記接合面に対向する面は当該接合面より小面積であることを特徴とする、請求項3に記載の衝撃緩衝構造体。


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