JP2005129172A - ハードディスクドライブの衝撃保護装置 - Google Patents

ハードディスクドライブの衝撃保護装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005129172A
JP2005129172A JP2003365207A JP2003365207A JP2005129172A JP 2005129172 A JP2005129172 A JP 2005129172A JP 2003365207 A JP2003365207 A JP 2003365207A JP 2003365207 A JP2003365207 A JP 2003365207A JP 2005129172 A JP2005129172 A JP 2005129172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impact
head
hard disk
hdd
disk drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003365207A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005129172A5 (ja
Inventor
Toyoji Yoshida
豊司 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003365207A priority Critical patent/JP2005129172A/ja
Priority to US10/864,328 priority patent/US7199969B2/en
Publication of JP2005129172A publication Critical patent/JP2005129172A/ja
Publication of JP2005129172A5 publication Critical patent/JP2005129172A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/08Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/04Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions
    • G11B19/041Detection or prevention of read or write errors
    • G11B19/043Detection or prevention of read or write errors by detecting a free-fall condition
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/12Raising and lowering; Back-spacing or forward-spacing along track; Returning to starting position otherwise than during transducing operation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks

Abstract

【課題】 衝撃緩衝材の経年変化による影響および動作時と非作時の耐衝撃性能差を低減すると共に、迅速且つ正確にヘッドスラップ予兆を検出して、ヘッドを緊急待避させる衝撃保護装置を提供する。
【解決手段】 外部から与えられる衝撃力からハードディスクドライブ(1)を保護する衝撃保護装置において、無重力センサ(5)はハードディスクドライブ(1)が無重力状態にあるか否かを検出して無重力検出信号(Sul)を生成し、ヘッドスラップ兆候検出器(4)は無重力検出信号(Sul)に基づいて、ハードディスク(1)が無重力状態にあると判断される場合には、ハードディスクに対してヘッドを待避させる信号(Sul)を出力する。
【選択図】 図1




Description

本発明は、ハードディスクドライブの衝撃保護装置に関し、さらに詳述すれば、ハードディスクが搭載された機器の落下時の衝撃から当該ハードディスクを保護する衝撃緩衝装置に関する。
ハードディスクドライブ(以下「HDD」と略称する)は、高速で回転するディスクの表面から所定の離間距離を保つヘッドロード状態で磁気ヘッドを移動させて目的の記録位置にデータを記録或いは再生する装置である。HDDの記録密度向上のためディスク表面とヘッドスライダー面と間の浮上スペーシング量は、年々小さくなる傾向にある。
そのために、HDDの動作中に、特にディスクの記録面に対して垂直な方向に暴力的な衝撃力が加わると、ヘッドスライダーがスペーシング量以上に変位してディスク表面を叩くヘッドスラップと呼ばれる現象が起こり易い。ヘッドスラップは、ディスクの記録表面或いはヘッドの物理的損傷を招き、少なくともディスクの損傷部に対するデータの記録再生ができなくなる。最悪の場合には、ディスクの全記録面が使用不可、つまりHDDが損壊する。
HDDがデスクトップコンピュータに代表される据え置き型の機器に搭載されて使用される場合には、ヘッドスラップを招くような暴力的な衝撃力がHDDに加わることは希である。一方、ノート型パーソナルコンピュータ(以降、「ノートPC」と略称する)に代表される可搬型の機器に搭載されるHDDはそのような暴力的な衝撃力に曝されていると言っても過言ではない。つまり、ノートPC等はその可搬性ゆえに、ユーザが容易に持ち運んだり移動させたりできる。そのような運搬や移動時に、ユーザが誤って、ノートPCを硬質の部材に打ち当てたり、落下させてしまい易い。ノートPC等は可搬性を確保するために、軽量且つコンパクトに作成されているため、そのような衝撃力が内蔵されているHDDにも容易に伝わってしまい、結果HDDの損壊に至ってしまう。
そのために、近年ノートPC等に内蔵される小型のHDDにおいては、特に動作時の耐衝撃性を増すためにヘッド待避機構が装備されている。例えば、2.5インチHDDにおいては、非動作時或いは、動作時であっても一定時間アクセス要求が無いアイドル状態時には、ヘッドアクチエータをディスクから離れた位置に設けられたランプ(Ramp)と呼ばれる櫛形の退避用部品中に移動させる。その位置で、ヘッドアクチュエータはボイスコイルモータ磁石ヨーク下部のマグネットラッチ構造でロックされるヘッドアンロード動作によって、ヘッドはディスクから離間した位置に待避させる。結果、上述のディスクの記録面に対して垂直に働く暴力的な衝撃力によるヘッド或いはディスク表面の物理的損傷が回避される。
上述のヘッド待避機構では、HDDの動作モードの変化に応じて、ヘッドをアンロードさせて、HDDの耐衝撃性を変化させている。つまり、動作モード的にHDDのディスクの記録面上にヘッドを位置させる必要が無い場合には、ヘッドをディスクから待避させて、ヘッドスラップの発生を未然に防止している。それゆえに、記録或いは再生時にはヘッドをディスクの記録面上に位置させる必要があるので、ヘッドの待避は行われない。いわば、HDDの動作モードの変化に応じて、同一の大きさの衝撃力に対するHDDの耐性が大きくなるように制御して、HDDの対衝撃保護を図っている。
それ故に、ディスクへのアクセス動作中(HDDの動作時)は当然の事ながら、アクセスの直後(HDDの非動作時)は、ヘッドはヘッドロード状態に在るので、垂直方向の暴力的な衝撃力が加えられると、ヘッドスラップが生じてヘッド或いはディスクが損傷する。つまり、HDDの動作モードの変化タイミングでのヘッドアンロードでは、突発的に生じる暴力的な衝撃力に対して適正に対応できない。
図5に、HDDに装着されて、HDD動作モードの変化タイミングとは関係なく一定の衝撃緩衝機能を有して、HDDを暴力的な衝撃力から保護する衝撃緩衝構造体(特許文献1)の一例を示す。衝撃緩衝構造体SUは、弾性を有する特殊ゴム(Rubber)やウレタン系スポンジなどの衝撃緩衝材でHDD1の一部或いは全体を包みこみ、HDD1にかかる衝撃を緩和する。なお、衝撃緩衝構造体SUに用いられている衝撃緩衝材52は、ノートPCが落下して地面等に衝突した際に生じる衝撃力が搭載されているHDD1に伝わる衝撃作用時間を延ばすことによって、衝撃加速度波形の波高値を低減させる。このような衝撃緩衝材を用いたHDD1の保護構造は、ノートPCに限らず、HDD1を搭載の小型軽量MP3記録再生装置等の機器にも採用されている。
このような衝撃緩衝構造体が備える衝撃緩衝特性は、保護対象であるHDD1の耐衝撃性能に応じて決定される。HDD1の耐衝撃性能を示す装置スペックは、動作時/非動作時の2つの状態に対して耐衝撃値を規定している。2.5インチHDDの耐衝撃スペックの一例を述べると、動作時の耐衝撃スペック(X/Y/Z方向)は「200G(作用時間2msec)」であり、非動作時の耐衝撃スペック(X/Y/Z方向)は「800G(作用時間1msec)」である。
X/Y/Z方向とは、ディスクの記録面を規定する2方向(X/Y)と、同記録に垂直な方向(Z)を意味する。また、ディスクに伝わる衝撃力は正弦半波の衝撃波形を有する。この装置スペックを満たすHDD1は、動作時には、X、Y、およびZのそれぞれ方向に働く800Gの正弦半波の衝撃力に1msecの期間だけ耐えることができる。さらに、同HDDは動作時には200Gの正弦半波の衝撃力に2msecの期間だけ耐えることができる。
つまり、HDD1を衝撃から保護するためには、衝撃緩衝構造体SUには、HDD1の動作時に200G以上の衝撃力がHDD1に加わらないように衝撃力を緩衝し、非動作時には800G以上の衝撃力がHDDに加わらないように衝撃力を緩衝する機能が求められる。この点に関して、高さ90cmからノートPCを落下させた時に、HDD1には最大で500Gの衝撃力しか印加されないような緩衝構造が用いられている場合を例として述べる。つまり、非動作時耐衝撃スペックは800Gであるので、非動作時のHDD1は500Gの衝撃力に300Gの余裕をもって耐えることができる。
しかしながら、動作時の耐衝撃スペックは200Gであり、500Gの衝撃力に対しては、300Gも耐衝撃性が不足している。よって、ヘッドロード状態にある動作時のHDD1に対して500Gの衝撃力が加わると、ヘッドスラップ現象による物理的損傷が発生する。つまり、この衝撃構造体は、ノートPCに搭載された状態の動作時のHDDを90cmの落下衝撃から保護できない。
図4に示すように、動作時90cm動作落下に耐えるようにするには200G以下に衝撃を抑制するよう緩衝材を増量する、若しくは弾性係数を大きくする必要がある。しかしながら、非動作時および動作時の何れの場合においても満足する耐衝撃緩衝構造を設計することは非常に難しい。
一方、HDDを内蔵したノートPCが自然落下する際に生じる衝撃波形は、装置スペックで想定されている正弦半波では無く、作用時間の短いパルス波形や周期の長い繰り返しパルス波形となる。このような衝撃波形の多様性は、ノートPCのキャビネット(筐体)の材質や剛性、さらにHDDを取り付ける構造に起因する。それゆえに、実際に発生する衝撃波形が複雑になる程、HDDを搭載した機器を実際に落下させる製品落下試験を繰り返し行い、試験結果に基づいて取り付け構造および衝撃緩衝材を選定することが重要である。
さらに所望の緩衝効果を発揮させるためには、衝撃緩衝材には予め所定の圧力で圧縮させた状態で使用される。そのため、経年変化による衝撃緩衝材の弾性の劣化が懸念される。さらに、経年変化は衝撃緩衝材の体積の減少も招く。つまり、弾性の劣化と体積の減少の結果、衝撃緩衝材は当初に設定された所望の緩衝効果が損なわれる。
所望の緩衝効果を維持するためには、弾性劣化、体積減少、および緩衝効果の低下などを引き起こす経年変化量を予め想定して、想定される変化量に相当する量の衝撃緩衝材を余分に使用して衝撃緩衝構造体を制作しておく必要がある。しかしこのように、経年変化を打ち消すための量の衝撃緩衝材を余分に用いることは、可搬性が重視されるノートPCの小型軽量化設計に対する大きな阻害要因である。
上述のように、衝撃緩衝材を用いたHDDの耐衝撃性能向上技術における問題点は、以下の2種類に大別できる。第1の問題点は、衝撃緩衝材の経年変化による緩衝性能低下を予め想定して、想定した緩衝性能低下を相殺できるだけの体積を追加する必要があることである。そのためには、HDDを搭載する機器の内部にこの追加された緩衝材を収納するためのスペースが必要である。結果、機器の小型化および軽量化が損なわれる。
第2の問題点は、その差が大きな動作時および非動作時のそれぞれにおける要求スペック値を満たせる衝撃緩衝効果を発揮できる材料は無いか、或いは実用化されておらず、入手できない。そのために、動作時用と非動作時要に、それぞれ弾性係数の異なる材料を複数使用する必要がある。そのために、衝撃緩衝構造体の構造が複雑になる。
さらに、上述のヘッド待避機構における動作時(ヘッドのディスクへのアクセス中およびその直後)のヘッドスラップの発生を回避するために加速度センサを用いる方法(特許文献2)が提案されている。これは、HDDに加速度センサを内蔵させ、予め設定された加速度を検知すると、HDDの動作モードに関係なく、ヘッドをアンロードするよう緊急待避させるものである。つまり、従来のヘッド待避機構においては、動作モードというHDDへのヘッドのディスク記録面へのアクセス状態に応じてアンロードされるのに対して、この方法はHDDの動きを加速度として捉えて、さらに捉えた加速度の大きさをヘッドスラップの予兆として捉えて避難させる分だけ、ヘッドの待避タイミングが遅れる確率を低減させている。
特開2000−148300号公報 特開2003−263853号公報
しかしながら、自然落下中にHDDにかかる加速度は、実際には、1Gから0Gへと変化するが、加速度センサではこのような微小な加速度の変化量を検出することは不可能に近い。そのために、加速度センサが検出した加速度変化量を増幅するために増幅回路等の信号処理回路を必要とする。また、増幅の有無に関わらず本来検出される加速度変化量が微少なために、HDDが落下状態であると判定するための閾値も小さくせざるをえない。しかし、判定閾値を下げ過ぎると、HDD自体が発生する或いは外部から伝わってくる振動なども、HDDの落下と誤検出されてしまう。そのような誤検出を防止するために、特殊な信号処理技術を要する。
このように、上述のHDDの動作モードに基づくヘッド待避機構、HDDの加速度の変化に基づくヘッド待避機構、および衝撃緩衝材を用いた衝撃緩衝構造体の何れにも、ノートPCや情報端末などの可搬性の機器に搭載されるHDDの衝撃保護の用途には問題がある。それぞれに固有の問題点を補完し合う衝撃保護装置を構成するには、衝撃緩衝構造体と加速度センサによるヘッドスラップ予兆検出に基づくヘッドの緊急待避機構の組み合わせが好ましい。
しかしながら、この組み合わせに置いても、動作時と非動作時で600Gもの差を単独で吸収できるような衝撃緩衝材は見つかっていない。さらに複数の衝撃緩衝材で、600Gの差を吸収できる衝撃緩衝構造体を構成するには非常に難しく、また構成できたとしても複雑且つ大型および重量を有するために、保護対象であるHDDと共に小型化および軽量化が重要な可搬性の機器に用いることはできない。また、経年変化による衝撃緩衝材の衝撃緩衝性の劣化に起因する問題も解消できない。さらに、加速度センサではHDDのヘッドスラップ予兆を迅速且つ正確に検出できないことに起因する問題の解決は不可能であることは明らかである。
よって、本発明は、衝撃緩衝材を用いた衝撃緩衝構造体とヘッドスラップ予兆検出に基づく緊急待避機構を組み合わせたハードディスクの衝撃保護装置であって、衝撃緩衝材の経年変化による影響を低減し、さらに動作時と非動作時の耐衝撃性能差を低減し、さらに迅速且つ正確にヘッドスラップ予兆を検出して、ヘッドを緊急待避させる衝撃保護装置を提供することを目的とする。
外部から与えられる衝撃力からハードディスクドライブを保護する衝撃保護装置であって、ハードディスクドライブが無重力状態にあるか否かを検出して無重力検出信号を生成する無重力センサと、前記無重力検出信号に基づいて、前記ハードディスクが無重力状態にあると判断される場合には、当該ハードディスクに対してヘッドを待避させる信号を出力するヘッドスラップ防止手段とを備える衝撃保護装置。
本発明にかかるハードディスク衝撃保護装置においては、無重力センサによるヘッドスラップ予兆検出に基づく迅速かつ正確な緊急待避機構と衝撃緩衝材を用いた衝撃緩衝構造体とを組み合わせることによって、より少ない衝撃緩衝材で経年変化および、ハードディスクの動作時および非動作時の耐衝撃保護要求の差を吸収できる。結果、よりコンパクトかつ軽量が求められる可搬性機器に搭載されるハードディスクの保護を可能とする。
図1に、本発明にかかるハードディスク衝撃保護装置がノートPCに組み込まれている一例を示す。HDD1は、HDDパック2の内部に衝撃緩衝材3(図示せず)で覆われて実装されており、HDDパック2が、ヘッドスラップ兆候検出器4と共にノートPC100に搭載されている。なお、衝撃緩衝材3は低硬度且つ低反発な特性を有し、HDD1を包み込むようにはめ込んだ状態で当該ハードディスクを保持すると共に衝撃から保護する。
図2に示すように、ヘッドスラップ兆候検出器4は、無重力センサ5を使って緊急アンロード信号Sulを生成して、HDD1に出力する。ローパスフィルタ(LPF)8は、無重力センサ5の感度方向に振動が加わった際に、擬似的に落下時と同様の加速度が生じることで継続的に検知して緊急アンロード信号Sulを送信する、チャタリング防止のために設けられている。なお、無重力センサ5は内部に、浮動子の両端がそれぞれ異なる端子に接触するように載置されている。なお浮動子は外部から振動等の力が加えられれば、端子から容易に離脱するように構成されている。つまり、無重力センサ5は加速度センサのように、自身に加えられた加速度を検出するのではなく、浮動子が端子から離脱して空中に浮かんでいる状態の時に、浮動子と端子とで構成されている回路が切断されたことをもって、無重力状態であることを検知する機能を有している。
まず、本発明におけるHDDのヘッドスラップ兆候検出の原理について説明する。自然落下の検出原理について説明する。ヘッドスラップ兆候は、無重力センサ5によってHDD1が無重力状態になったことの検知をもってなされる。つまり、一般に物体が自然落下する際には、物体の位置に関係なく重力加速度g(9.8m/s^2)が常時作用している。初速度0で外部からの拘束を失った物体が高さh[m]の位置から真直ぐに自然落下する場合の落下時間t[sec]は空気抵抗を無視すれば次式(1)に従って算出できる。
t=√(2h/g) ・・・・ 式(1)
図3に、重力センサの電気特性を示す。同図にいて、折れ線L1は、時刻t0〜時刻t1の間は、高さhの位置で静止しているHDD1と重力センサが時刻t1で自然落下を開始し、時刻t4で終了する際にHDDと重力センサに作用する加速度の時間的変化を表している。また、折れ線L2は、時刻t0から時刻t4の間に、無重力センサ5から出力される緊急アンロード信号Sulの電圧値の時間的変化を表している。
時刻t0においては、HDD1も無重力センサ5も静止しているので、HDD1に取り付けられた無重力センサ5はONのままである。よって、無重力センサ5の端子間電圧0Vが緊急アンロード信号Sulとして出力される。
時刻t1において、無重力センサ5が取り付けられたHDD1が自然落下を開始する。よって、無重力センサ5も引き続きONのままである。よって、同時刻における緊急アンロード信号Sulの電圧レベルも同様にゼロのままである。
時刻t2においては、HDD1と無重力センサ5は加速度(x+α)で自然落下している。同時刻において、無重力センサ5は、無重力状態を検知すると共に、OFFになる。結果、無重力センサ5のセンサ間電圧Eが緊急アンロード信号Sulとして出力される。
時刻t3においては、HDD1と無重力センサ5は加速度(x−α)で自然落下している。なお、同時刻において、無重力センサ5は無重力状態を検知せずに、ONに戻る。結果、緊急アンロード信号Sulの電圧レベルもゼロに戻る。
つまり、無重力センサ5の落下加速度が(x+α)になった時点で、無重力センサ5の内部の浮動子が浮遊して内部端子から離脱することで無重力状態が検知される。そして、無重力センサ5は落下加速度が(x−α)で移動なった時点で、浮遊していた浮動子が復帰して内部端子に接続することで無重力状態から有重力状態に戻ったことが検知される。
無重力センサ5がOFFの期間(時刻t2〜時刻t3)は、電源電圧Eがセンサ端子間電圧として緊急アンロード信号Sulとして出力される。このセンサ端子間電圧Eをそのまま緊急アンロード信号Sulとして出力される。従って自然落下が開始されてから時間Δt=t2−t1後に緊急アンロード信号Sulが送信されるHDD1に対して出力される。
HDD1は、緊急アンロード信号Sulに応答して、以下の手順でヘッドアンロード動作を行う。処理P1において、ハイレベルの緊急アンロード信号Sulである緊急アンロード信号Sulを受信すると、HDD1は実行中のプロセスを一時中断する。つまり、データ転送処理を実施していた場合であれば、バッファ内部のデータを処理すると共に、ホストに対しては転送中断要求を行ない、Busyステータス状態を保持する。
処理P2において、さらに、中断前のプロセス情報を全てワークメモリー上に一時退避させた後、ヘッドアクチエータの緊急アンロード処理を行う。
処理P3において、処理P2より一定時間の経過後に、退避したプロセス情報をリストアしてホスト要求処理を継続する。
なお、上記処理P1と処理P2の実行に要する緊急退避時間をtxと定義すると物体が落下してから地面に到達するまでΔt+tx以上の時間が必要である。
従って式(1)より、次式(2)および次式(3)が求められる。
√(2h/g)>Δt+tx ・・・・(2)
即ち、 h>0.5g(Δt+tx)^2 ・・・・(3)
これは、式(3)を満足する高さからでしか緊急アンロード動作による衝撃回避は不可能であることを意味する。
次に、Δt=80msecの無重力センサ5を使用したときの高度下限h0を求める。HDD1側のプロセス中断に要する時間(処理P1)は、ディスク書き込み動作が問題になる。つまりデータバッファ内部にホストから転送されたデータをディスクに書き込み終了させてから緊急退避動作に以降させることはデータ信頼性を確保させる意味で重要となり、これに要する時間がほぼ支配的となる。
次に、処理P1に要する時間の試算について説明する。HDD1としては、2.5インチのディスクが1枚で、2ヘッド構成の容量20GB容量のものを想定する。なお、内部転送レートは160〜290Mb/sec、データバッファ容量は2048KB(リード・ライト用容量は等分割)、ディスク回転速度は4200回転/分(平均回転待ち時間=7msec)、最内周ゾーン物理セクタ数は400セクタ/トラック、1トラックシーク時間は2msec、そしてセクタ容量は512Bと設定する。
なお、リード時はデータ転送を一時中断しても、記録済データの破壊は起こり得ない。ライトキャッシング中のデータがフルに貯まっていたと仮定し、全データをディスクに書き込むのに要する時間を計算する。最内周ゾーンでライト動作している場合が、最も時間を要するので、ライトバッファフル容量1MB(2000セクタ分)を書き込む際、書き込みトラック数は2000/400=5トラック、最内周の内部転送レートは160Mb/sec(20MB/sec)である。よって、400セクタ分書き込みには、512×8(bit)×400÷160E6=10.2msecで、ディスク1回転に必要な時間は14msec以内であることから、1回転で1トラック分のデータ書き込みができる。従って書き込み時間だけで、5×14msec=70msecを必要とする。
また、2ヘッド構成のため、隣接トラックシークが2回発生するのと、トラック更新時に、目的セクタにヘッドが到達する時間に平均回転待ち時間7msec×5回を加算して、最内周ゾーンで1MBデータ書き込み所要時間を求める。つまり、
最内周ゾーンで1MBデータ書き込み所要時間=(1MBデータ書き込み時間) +(隣接トラックシーク時間)×2[回]
+(平均回転待ち時間)×5[回]
=70+2×2+7×5
=109msec
が求まる。
次に、処理P2に要する時間の資産について説明する。最内周ゾーンからヘッドをアンロード処理する時間は、通常最大50msec程度と知られている。従って、HDD緊急退避時間tx=109+50=159msecが求められる。よって式(3)にもとづいて、下限高度である高度下限値h0を求める。
高度下限値h0=0.5×9.8×(80E−3+159E−3)^2
=約0.28[m]
となる。よって、この高度下限値h0(約0.28[m])より低い位置からから落下した場合は、無重力センサは効果を発揮しない。
しかし、上述の衝撃緩衝材を用いた衝撃緩衝構造を採用すると、約30cmの高さから落下させても、HDDに加わる衝撃加速度は約100Gであるので、高度下限値h0以下の高さ領域では、衝撃緩衝材によって無重力センサによる緊急待避機能を補うことができる。
上述の計算は、ヘッドがアンロード退避地点から最も遠方にある最内周データゾーンに位置している状態で、緊急アンロード処理に最も時間を要するライト動作中断を想定してこの方式が有効に働くための高度下限値h0wをワーストケースとして規定した。しかしヘッドが最外周にあるとき、つまり緊急退避に要する時間が最も小さくなるベストケースについて、高度下限値h0bを試算してみる。最近のHDDは容量が大きく、実使用においても最外周から中周にかけてのデータゾーンにアクセスする頻度が高いと推測される。
最内周ヘッドポジションからの緊急アンロード動作(最外周ゾーンからの緊急アンロード時)に要する緊急待避時間計算において、上述の最内周ヘッドポジションからの緊急退避時間計算と異なる計算要素は以下の部分である。つまり、内部転送レートは160Mbit/secから290Mbit/secに変更され、1トラック当たりのセクタ数は400から720に変更され、そして処理P2に要する時間は50msecから30msecに変更されている。
従って、再内周ヘッドポジションからの緊急アンロード時と同様に、バッファ内にキャッシングしている1MBのライトデータを書き込むことを想定する。720セクタ書き込みに要する時間は、512×8bit×720÷290E6=10.17msecで1回転14msec以内であるため、1MB=2000セクタ分のデータ書き込みには2000÷720=約2.8トラック分データを書き込むため、1トラックシークが1回と回転待ち3回を加算して求める。
最外周データ書き込み時間 =(1MBデータ書き込み時間)
+(隣接トラックシーク時間)×1[回]
+(平均回転待ち時間)×3[回]
=(2.8×14)+2+7×3
=62.2msec
が求まる。
さらに、処理P2に要する時間30msecを追加して
tx=62.2+30=92.2msecが求まる。
また、式(3)より最外周からのヘッド緊急退避の場合、高度下限値h1は以下の如く求められる。
高度下限値h1 = 0.5×9.8×(80E−3+92.2E−3)^2
= 約0.15[m]
上述のように、本発明にかかる無重力センサを利用する緊急ヘッド退避方法において対応可能なHDDの落下高度の下限位置はヘッド位置に依存する。
つまり、高度下限値範囲Δh=h0−h1
=0.28−0.15
=0.13[m]
の高度余裕が生じる。この高度余裕により、用いる衝撃緩衝材の体積を減らすと共に衝撃緩衝構造も簡素化できる。前記課題解決に有効な手段になり得る。また、無重力センサの感度を調整して、Δtを小さくすることによって、高度下限値範囲Δhを増加させることができる。結果、衝撃緩衝材の選定範囲も広がる。
ヘッド退避により、HDDの耐衝撃性能を動作時にも200Gから非動作時800G相当まで引き上げることが出来るのが本技術の最大の効果であるが、以上のように衝撃緩衝材の経年変化見合いの初期増量を行わなくて済む効果も大きい。
一方落下高さ上限は衝撃緩衝材の性能で決定し、より弾性係数の大きい材料を採用することで高度上限値を引き上げることができる。また、複数の無重力センサを使用することで底面方向だけでなく、前後左右方向の落下に対しても緊急ヘッド退避により動作時耐衝撃性能を向上できる。
なお、本発明にかかるHDD1は、上述のように、動作モードに関わらず、より具体的にはデータの書き込み動作中あるいはデータの読み出し動作中であっても、緊急アンロード信号Sulを受信すると、実行中の動作を中断してヘッドを緊急退避できるように構成される。これは、上述の従来のヘッド待避機構が装備されているHDDはインタフェース信号によってヘッドを緊急退避させる機能を有していない。それ故に、このようなHDDに本発明を適用すると、緊急アンロード信号Sulに応答して電源を切断して緊急アンロード動作で実現するしか方法がない。
しかしながら、書き込み動作中に電源が切断されるとデータの消失が発生して以降機能的な動作障害が発生する恐れがある。それ故に、本発明におけるHDD1は、緊急アンロード信号Sul信号を受信した時に、電源を切断せずに現在処理中の動作を中断して、緊急ヘッド退避処理および、その後に中断した処理の再開ができるよう構成されている必要がある。なお、このようなHDDは、公知の技術を用いて容易に実現できるのでこれ以上の説明は省く。
本発明は、ノート型パーソナルコンピュータや小型軽量のMP3再生器等の可搬性の情報機器に搭載されるハードディスクドライブの耐衝撃保護に適用できる。
本発明にかかるハードディスク保護装置をノート型パーソナルコンピュータに組み込む状態を示す部分分解斜視図 図1に示したヘッドスラップ兆候検出器の構成を示すブロック図 図1に示したハードディスクドライブの落下状態と、図2に示したヘッドスラップ兆候検出器から出力される緊急アンロード信号との関係の説明図 ハードディスクドライブの動作時と非動作時における衝撃保護要求を満たすべき衝撃緩衝材の特性の説明図 衝撃緩衝材を構成されるハードディスクドライブの衝撃緩衝構造体を示す斜視図
符号の説明
1 ハードディスクドライブ
2 ハードディスクドライブパック
4 ヘッドスラップ兆候検出器
5 無重力センサ
100 ノート型パーソナルコンピュータ

Claims (4)

  1. 外部から与えられる衝撃力からハードディスクドライブを保護する衝撃保護装置であって、
    ハードディスクドライブが無重力状態にあるか否かを検出して無重力検出信号を生成する無重力センサと、
    前記無重力検出信号に基づいて、前記ハードディスクが無重力状態にあると判断される場合には、当該ハードディスクに対してヘッドを待避させる信号を出力するヘッドスラップ防止手段とを備える衝撃保護装置。
  2. 前記無重力センサは、前記ハードディスクドライブに対して自由に動ける固定されていない1つの浮動子と、
    当該ハードディスクドライブに対して固定されている2つの端子とを備え、
    前記浮動子は有重力時には前記2つの端子を接続するように位置し、無重力時に当該2つの端子の接続を断つように移動することを特徴とする請求項1に記載の衝撃保護装置。
  3. 前記ハードディスクドライブは、データ読み出し動作および書き込み動作の何れを実行中であっても、前記無重力検出信号に応答して、実行中の動作を中断して、ヘッドを緊急退避させることを特徴とする請求項1に記載の衝撃保護装置。
  4. 低硬度かつ低反発性な特性を有し、前記ハードディスクドライブを包み込むようにはめ込んだ状態で、当該ハードディスクドライブを保持すると共に衝撃から保護する衝撃吸収保持体をさらに備える、請求項1に記載の衝撃保護装置。

JP2003365207A 2003-10-24 2003-10-24 ハードディスクドライブの衝撃保護装置 Pending JP2005129172A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003365207A JP2005129172A (ja) 2003-10-24 2003-10-24 ハードディスクドライブの衝撃保護装置
US10/864,328 US7199969B2 (en) 2003-10-24 2004-06-10 Shock protection cushioning apparatus for protecting a hard disk drive from a shock by utilizing a zero-gravity sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003365207A JP2005129172A (ja) 2003-10-24 2003-10-24 ハードディスクドライブの衝撃保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005129172A true JP2005129172A (ja) 2005-05-19
JP2005129172A5 JP2005129172A5 (ja) 2006-07-06

Family

ID=34510157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003365207A Pending JP2005129172A (ja) 2003-10-24 2003-10-24 ハードディスクドライブの衝撃保護装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7199969B2 (ja)
JP (1) JP2005129172A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006337505A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Sony Corp 音楽再生装置および処理制御方法
JP2009061609A (ja) * 2007-09-04 2009-03-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2009528523A (ja) * 2006-02-28 2009-08-06 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 自由落下を識別するための方法および装置

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3961480B2 (ja) * 2003-12-26 2007-08-22 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 磁気ディスク装置の保護機構、これを備えたコンピュータシステム、磁気ディスク装置制御方法及びプログラム
JP2005346741A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Toshiba Corp ディスク記憶装置及び同装置に適用される緊急ヘッド退避制御回路
US7310196B1 (en) * 2004-12-02 2007-12-18 Maxtor Corporation Parking a transducer responsive to a park signal
JP2006351118A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Toshiba Corp ディスクドライブ装置、電子機器およびディスク制御方法
JP4438733B2 (ja) * 2005-10-26 2010-03-24 ソニー株式会社 電子機器および電子機器制御方法
US7733595B2 (en) * 2006-01-06 2010-06-08 Lucas Andrew A Hard disk drive with external sensor interface, system for use thereof and method
US7430452B2 (en) * 2006-01-17 2008-09-30 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Apparatus, system, and method for selectivity protecting a motion sensitive component in a computerized device
KR100734322B1 (ko) * 2006-06-27 2007-07-02 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브의 기록 제어 방법 및 이에 적합한장치
US7821741B2 (en) * 2006-12-27 2010-10-26 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands, B.V. Disk drive head stack assembly interacting with movement guide for preventing head from contacting the disk during read/write operations
US7865253B2 (en) * 2007-04-16 2011-01-04 International Business Machines Corporation System and method for detecting shakes and percussive impacts and for protecting portable electronic devices when pre-specified shake patterns and percussive impact levels are detected
US20090021858A1 (en) * 2007-07-17 2009-01-22 Guoyi Fu Hard Disk Drive Protection System Based on Adaptive Thresholding
US7905155B2 (en) * 2008-04-02 2011-03-15 Seagate Technology Llc Multi-axis test apparatus
JP2009266301A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ディスク・ドライブ装置及びディスク・ドライブ装置において落下検知に応じたアンロードを制御する方法
US20100020445A1 (en) * 2008-07-25 2010-01-28 Brian Thornton Operational-shock performance in a disk drive by maintaining servo signal
US8089733B2 (en) * 2009-01-09 2012-01-03 Seagate Technology Head-slap mitigation in a data storage device
JP5244200B2 (ja) * 2011-01-19 2013-07-24 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 利便性に優れたセキュリティ機能を備える携帯端末装置およびアクセスの制御方法
US9076471B1 (en) * 2013-07-31 2015-07-07 Western Digital Technologies, Inc. Fall detection scheme using FFS

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5982573A (en) * 1993-12-15 1999-11-09 Hewlett-Packard Company Disk drive and method for minimizing shock-induced damage
JP3408771B2 (ja) 1998-03-13 2003-05-19 松下電器産業株式会社 衝撃吸収保持体および衝撃吸収保持体を有する情報処理装置
WO2001057854A2 (en) * 2000-02-07 2001-08-09 Seagate Technology Llc Rotational acceleration correction in a disc drive
JP2002048812A (ja) * 2000-06-29 2002-02-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 衝撃測定装置および衝撃測定方法
JP2003263853A (ja) 2003-04-11 2003-09-19 Tokyo Electron Ltd ハードディスク装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006337505A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Sony Corp 音楽再生装置および処理制御方法
JP2009528523A (ja) * 2006-02-28 2009-08-06 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 自由落下を識別するための方法および装置
US8245573B2 (en) 2006-02-28 2012-08-21 Robert Bosch Gmbh Method and device for identifying the free fall
JP2009061609A (ja) * 2007-09-04 2009-03-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20050088773A1 (en) 2005-04-28
US7199969B2 (en) 2007-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005129172A (ja) ハードディスクドライブの衝撃保護装置
KR100255286B1 (ko) 주변 환경에 대해서 최적화된 스핀들 속도를 가지는 디스크 드라이브
US6603620B1 (en) Mobile device comprising a disk storage system protected by a motion detector
US6771449B1 (en) Falling sensor and the information processing device making use of it
JP2007115309A (ja) 磁気ディスク装置
JP2006031924A (ja) ハードディスクドライブの衝撃保護方法,ハードディスクドライブ,ハードディスクドライブの耐衝撃性の改善方法,及びハードディスクドライブの衝撃防止装置
US20030002183A1 (en) Head contact detector
JP2008299979A (ja) 磁気ヘッドの再生素子の損傷予測診断ならびに、記録データの保護動作を実施する制御回路。
US20060215299A1 (en) Shock-resistant magnetic storage medium for a portable electronic device
US20070291400A1 (en) Storage device with a power-off protective reflex function
JP2008108291A (ja) ディスク・ドライブ装置及びそのヘッド退避方法
JP2002190173A (ja) ディスク記憶装置及びヘッド衝突回避方法
EP1564727B1 (en) Method for controlling movement of head in data storage device and disk drive employing the method
JPH08221886A (ja) データ記録装置
JP4581610B2 (ja) 携帯型機器
US7548390B2 (en) HDD write control method and apparatus
JP7400404B2 (ja) 記録再生装置
US20050259352A1 (en) Bumper device for data storage apparatus
KR20060095375A (ko) 하드디스크 보호장치를 갖는 이동통신단말기 및 그 제어방법
JP2005158185A (ja) 衝撃緩衝構造体
JP2000099182A (ja) 衝撃からの保護機能付きノ―ト型パソコン
KR100594288B1 (ko) 완충재 및 이를 구비한 하드 디스크 드라이브
JP2006019007A (ja) 読み取り・書き込みメディアデバイスの保護構造及びその方法
KR100650517B1 (ko) 휴대용 전자장치를 위한 내충격 자기저장매체
KR20080025589A (ko) 컴퓨터 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060523

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081016

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081209