JP2005158792A - 高周波モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 放熱効率のよい高周波モジュールを提供する。
【解決手段】 高周波モジュール1は、絶縁基板5と、絶縁基板5の主表面上に形成され、高周波回路と電気的に接続され、高周波信号を伝達する上層めっきパターン8B(信号線)と、絶縁基板5の主表面上に実装され、上層めっきパターン8Bに接続される実装部品6(電子部品)と、絶縁基板5の裏面上に金属放熱板4(放熱プレート)と、上層めっきパターン8Bの下の絶縁基板5に設けられたホールパターン11(伝熱部材)とを備える。ホールパターン11は、絶縁基板5内に一端を有するホール11A内に形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、高周波モジュールに関し、特に、放熱板上の絶縁基板に電子部品を実装した高周波モジュールに関する。
無線通信に用いる携帯用または車載用のデバイスに搭載する高出力の高周波電力モジュール(以下、高周波モジュールとする)においては、金属放熱板上にダイボンドされた高周波増幅素子に、たとえば整合回路などが接続される。上記の回路は、放熱板上に設置され、その上面に回路パターン形成された絶縁基板と、該絶縁基板に実装されるコンデンサおよびコイルなどの実装部品とによって構成される。
昨今、高周波モジュールのさらなる高出力化が要求され、これに伴い、高周波モジュールには、従来よりも高い放熱効率が要求されている。
図18は、従来の高周波モジュールの一例を示した正面断面図である。
図18を参照して、高周波モジュール101は、金属放熱板104上に下層めっきパターン109を介して設けられた絶縁基板105と、絶縁基板105上に上層めっきパターン108A,108B(信号線)を介して設けられた実装部品106とを備える。なお、実装部品106と上層めっきパターン108A,108Bとは、はんだ107を介して接続されている。また、金属放熱板104は、接地線と接続されている。
図19は、従来の高周波モジュールの他の例を示した正面断面図である。
図19を参照して、高周波モジュール101は、実装部品106と上層めっきパターン108Aとの接合部(図19中のα3部)近傍の絶縁基板105内に、金属放熱板104上の下層めっきパターン109に達するスルーホールパターン110を備える。
なお、図19において、上層めっきパターン108A(グランド線)は、電気的に接地線と接続されるべきパターンであり、上層めっきパターン108B(信号線)は、電気的に信号ラインと接続されるべきパターンである。
スルーホールパターン110を設置することによって、上層めっきパターン108Aは、電気的に接地線と接続されることになる。ここで、上層めっきパターン108Bは、電気的に信号ラインと接続される必要があるため、実装部品106と上層めっきパターン108Bとの接合部(図19中のα4部)近傍の絶縁基板105内に、スルーホールパターン110を設けることはできない。
なお、その他の事項については、図18と同様であるので、ここでは説明を省略する。
ところで、特開平9−252168号公報(従来例1)において、金属基板上に絶縁層を設け、その絶縁層上に高周波回路を組付け、その高周波回路の発熱を伴う素子を設置する部分においては絶縁層を薄膜に形成し、発熱しない素子などを設置する部分においては、絶縁膜を所望のインピーダンス特性を得ることができる厚さとした高周波増幅器が開示されている。
一方、特許第3101179号公報(従来例2)において、ガラスエポキシ基板と、ガラスエポキシ基板の内部に形成される放熱用銅箔層と、ガラスエポキシ基板の表面に形成され、スイッチング素子の裏面が接続される表面銅箔層と、表面銅箔層から放熱用銅箔層に通じるスルーホールとを備えたスイッチング素子の放熱構造が開示されている。
他方、特開2001−156406公報(従来例3)において、窒化ケイ素を主成分とするセラミックスからなる絶縁基板の一方の表面に配線回路層が設けられ、他方の表面に放熱板が貼付されてなる窒化ケイ素配線基板であって、絶縁基板の他方の表面側に、銅を主成分とする導体が充填された複数のビア導体が配設されたビア形成層を設け、ビア形成層と放熱板とを熱的に接続し、絶縁基板におけるビア形成層の厚みを絶縁基板全体の30パーセントから80パーセントとした窒化ケイ素配線基板が開示されている。
また、特開2001−68878号公報(従来例4)において、基板上に電子回路を構成し、導体で接続した装置において、電子回路の発熱部の周辺に金属コアを配置したことを特徴とする制御装置が開示されている。
特開平9−252168号公報 特許第3101179号公報 特開2001−156406号公報 特開2001−68878号公報
上記のような高周波モジュールにおいては、以下のような問題があった。
図18に示す構造において、実装部品106とはんだ107との接合部(図18中のα1,α2部)で生じた熱は、図18中の破線矢印のように、絶縁基板105を介して放熱金属板104に伝導される。一般に、絶縁基板105の熱伝導率は、金属に比べて小さいため、この構造においては、十分な放熱効率を得ることができない場合がある。
これに対し、図19に示す構造において、α3部で生じた熱は、図19中の実線矢印のように、スルーホールパターン110を介して放熱金属板104に伝導される、スルーホールパターン110の熱伝導率は、絶縁基板105に比べて大きく、この部分の放熱効率は十分に確保されている。
しかしながら、図19中のα4部で生じた熱は、図19中の破線矢印のように、絶縁基板105を介して放熱金属板104に伝導される。上述したように、絶縁基板105の熱伝導率が小さいため、この部分においては、十分な放熱効率を得ることができない場合がある。
高周波モジュール101の放熱効率の向上のため、絶縁基板105を薄く形成することが考えられる。しかしながら、絶縁基板105が極端に薄いと、絶縁基板105上に形成されるマイクロストリップラインの配線幅が狭くなり、該マイクロストリップラインを含む回路の利得が低減され、高周波モジュール101の出力端子から期待する電力を得ることが困難になる場合がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、放熱効率のよい高周波モジュールを提供することにある。
本発明に係る高周波モジュールは、1つの局面では、絶縁基板と、絶縁基板の主表面上に形成され、高周波回路と電気的に接続され、高周波信号を伝達する信号線と、絶縁基板の主表面上に実装され、信号線に接続される電子部品と、絶縁基板の裏面上に放熱プレートと、信号線の下の絶縁基板に設けられ、絶縁基板内に一端を有するホール内に充填された伝熱部材とを備える。
本構成により、電子部品において発生した熱を、伝熱部材を介して効率よく放熱プレートに伝達することができる。
伝熱部材は、絶縁基板内のホールの端部に、該絶縁基板の主表面と平行な方向に延在する板状部を有することが好ましい。
これにより、熱抵抗の低減に寄与する伝熱部材の面積を大きくすることができるので、この放熱経路における熱抵抗をさらに小さくすることができる。
絶縁基板の主表面から放熱プレートに達するスルーホール内に導体部を備え、導体部は電子部品と放熱プレートとを電気的に接続することが好ましい。
本構成により、電子部品において発生した熱を、導体部を介して効率よく放熱プレートに伝達することができる。
上記ホール間の間隔が、スルーホール間の間隔より小さいことが好ましい。
これにより、伝熱部材を介した放熱経路の放熱効率を向上させることができる。
本発明に係る高周波モジュールは、他の局面では、絶縁基板と、絶縁基板の主表面上に形成され、高周波回路と電気的に接続され、高周波信号を伝達する信号線と、絶縁基板の主表面上に実装され、信号線に接続される電子部品と、絶縁基板の裏面上に放熱プレートと、信号線の下の絶縁基板内に設けられた伝熱部材とを備える。
この局面においても、電子部品において発生した熱を、伝熱部材を介して効率よく放熱プレートに伝達することができる。
本発明に係る高周波モジュールは、さらに他の局面では、絶縁基板と、絶縁基板の主表面上に形成され、高周波回路と電気的に接続され、高周波信号を伝達する信号線と、絶縁基板の主表面上に実装され、信号線に接続される電子部品と、絶縁基板の裏面上に放熱プレートと、信号線の下の絶縁基板に設けられ、絶縁基板内に一端を有するホール内に充填された伝熱部材と、信号線上に設けられた金属ブロックとを備える。
本発明に係る高周波モジュールは、さらに他の局面では、絶縁基板と、絶縁基板の主表面上に形成され、高周波回路と電気的に接続され、高周波信号を伝達する信号線と、絶縁基板の主表面上に実装され、絶縁基板の主表面上に立設された信号線に接続される電極部を有する電子部品と、絶縁基板の裏面上に放熱プレートと、電極の側面をその高さ方向に覆うように信号線上に設置された金属ブロックとを備える。
金属ブロックを設けることにより、電子部品において発生した熱を、絶縁基板上の信号線に確実に伝達することができる。この結果、この経路の放熱効率が向上する。
本発明によれば、電子部品において発生した熱を、絶縁基板の裏面に設置された金属板に効率よく伝えることができる。
以下に、本発明に基づく高周波モジュールの実施の形態(実施の形態1から実施の形態3)について、図1から図17を用いて説明する。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係る高周波モジュールの概略を示した上面図である。
図1を参照して、高周波モジュール1は、金属放熱板4上にダイボンドされた高周波増幅素子2と、金属放熱板上にはんだを用いて貼付された絶縁基板5と、絶縁基板5上に実装された実装部品6とを備える。
金属放熱板4としては、たとえば銅などが用いられる。絶縁基板5と実装部品6とは、たとえば整合回路やバイアス回路などの回路を形成する。実装部品6としては、たとえばコンデンサ、コイルおよび抵抗などが用いられる。また、絶縁基板5としては、典型的にはガラスエポキシ樹脂基板などが用いられる。ガラスエポキシ樹脂を用いることにより、高周波モジュールの製作コストを低減することができる。なお、ガラスエポキシ樹脂基板に代わり、たとえば熱硬化性PPO(Poly Phenylene Oxide)樹脂や、セラミック基板などが使用可能である。
高周波モジュール1は、たとえば携帯用または車載用の無線機などに組み込まれる。無線機は、典型的には移動局であり、高周波モジュール1は、無線機内部で空中線に電波を発射するのに最も近い送信増幅器の役割を担う。
送信増幅器に要求される電気的性能として、たとえば負荷変動に対する頑強性(負荷変動特性)が挙げられる。負荷変動特性は、高周波モジュールの動作時に、公称出力抵抗(たとえば50Ω程度)に整合しない負荷を高周波モジュールの高周波出力端子3Bに与え、高周波モジュール1が性能劣化したり破壊に至らないかなどを調べる試験(負荷変動試験)を行なうことにより評価される。
この負荷変動試験の際に、絶縁基板5上の実装部品6が発熱するが、実装部品6の性能劣化や、信頼性の低下を抑制する観点から、上記の熱を効率よく放熱することが好ましい。なお、負荷変動試験は、実装部品6を発熱させる要因の一例であって、実装部品6の発熱は、負荷変動試験以外の要因(たとえば通常の使用時の通電など)によっても生じる。
ところで、高周波増幅素子2は、大きな発熱源ではあるが、金属放熱板4にダイボンドされているため、十分な放熱特性を有する。これに対し、熱伝導率の低い絶縁基板5上に実装される実装部品6は、十分な放熱特性を得ることができない。
図1において、高周波入力端子3A側の領域(図1中のB部領域)内に位置する実装部品6の発熱量は比較的小さく、高周波出力端子3B側の領域(図1中のA部領域)内に位置する実装部品6の発熱量は比較的大きい。したがって、A部領域において、特に放熱効率向上を図る必要がある。
後述する各実施の形態に係る高周波モジュール1は、実装部品6において発生した熱を金属放熱板4に伝導させやすい構成を有する。これにより、高周波モジュール1の信頼性を高めることができる。
(実施の形態1)
図2は、実施の形態1に係る高周波モジュールを示した正面断面図である。
図3は、図2におけるIII−III断面図であり、図4は、図2におけるIV−IV断面図であり、図5は、図2におけるV−V断面図である。なお、図2は、図3におけるII−II断面を示している。なお、後述する各図においては、説明の便宜上、図1と比較して、絶縁基板5上の実装部品6を大きく表示している。
図2から図5を参照して、高周波モジュール1は、金属放熱板4上に下層めっきパターン9を介して設けられた絶縁基板5と、絶縁基板5上に上層めっきパターン8A,8Bを介して設けられた実装部品6とを備える。なお、実装部品6と上層めっきパターン8A,8Bとは、はんだ7を介して接続されている。また、金属放熱板4は、接地線と接続されている。
高周波モジュール1には、実装部品6と上層めっきパターン8Aとの接合部近傍の絶縁基板5内に、金属放熱板4上の下層めっきパターン9に達するスルーホール10Aが設けられ、スルーホール10A内には、スルーホールパターン10が設けられている。
なお、図2から図5において、上層めっきパターン8Aは、電気的に接地線と接続されるべきパターンであり、上層めっきパターン8Bは、電気的に信号線と接続されるべきパターンである。
スルーホールパターン10を設置することによって、上層めっきパターン8Aは、電気的に接地線と接続されることになる。ここで、上層めっきパターン8Bは、電気的に信号ラインと接続される必要があるため、実装部品6と上層めっきパターン8Bとの接合部近傍の絶縁基板5内に、スルーホールパターン10を設けることはできない。
上記の構成において、実装部品6と上層めっきパターン8Aとの接続部において発生した熱は、スルーホールパターン10を介して、下層めっきパターン9および金属放熱板4に伝導される。スルーホールパターン10は、金属を含むので、この経路における熱抵抗は十分に小さい。
一方、実装部品6と上層めっきパターン8Bとの接続部において発生した熱の放熱経路が問題となる。上述したように、絶縁基板5の全厚みを介して、この熱を金属放熱板4に伝導する場合、絶縁基板5の熱伝導率が小さいため、この経路における熱抵抗が大きくなる。
これに対し、絶縁基板5として、比較的熱伝導率の大きなものを用いることが考えられる。このような絶縁基板としては、たとえばセラミックス製のものなどが挙げられる。しかしながら、このような材料は、一般に比較的高価であり、コストの面で不利である。
そこで、本実施の形態においては、絶縁基板5として比較的コストが低いガラスエポキシ樹脂基板を用いた上で、実装部品6と上層めっきパターン8Bとの接続部近傍の絶縁基板5にホール11Aを設け、ホール11A内にホールパターン11を設けている。
ホールパターン11を設けることにより、実装部品6と上層めっきパターン8Bとの接続部において発生した熱の放熱経路に介在する絶縁基板の厚みが小さくなる。これにより、この放熱経路における熱抵抗を小さくすることができる。
スルーホールパターン10およびホールパターン11は、たとえば銅などの熱伝導性のよい材料を用いて形成される。
スルーホールパターン10およびホールパターン11は、典型的には、熱伝導性を考慮して、それぞれスルーホール10Aおよびホール11A内に充填されているが、たとえばスルーホール10Aおよびホール11Aの外周面にのみ設けられていてもよい。また、ここでいう充填とは、パターン10,11の熱伝導性を向上させ得る程度の充填を意味し、若干のボイドを有する場合も含むと解すべきである。
上述した構成について換言すると以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係る高周波モジュール1は、絶縁基板5と、絶縁基板5の主表面上に形成され、高周波回路と電気的に接続され、高周波信号を伝達する上層めっきパターン8B(信号線)と、絶縁基板5の主表面上に実装され、上層めっきパターン8Bに接続される実装部品6(電子部品)と、絶縁基板5の裏面上に金属放熱板4(放熱プレート)と、上層めっきパターン8Bの下の絶縁基板5に設けられたホールパターン11(伝熱部材)とを備える。ホールパターン11は、絶縁基板5内に一端を有するホール11A内に形成されている。
本構成により、高周波回路と実装部品6との間において発生した熱を、ホールパターン11を介して効率よく金属放熱板4に伝達することができる。
絶縁基板5の主表面から金属放熱板4に達するスルーホール10A内にスルーホールパターン10(導体部)を備え、スルーホールパターン10は実装部品6と金属放熱板4とを電気的に接続している。
本構成により、実装部品6において発生した熱を、スルーホールパターン10を介して効率よく金属放熱板4に伝達することができる。
ホールパターン11が伝熱部材として効率よく機能するために、ホールパターン11をある程度以上の密度で設けることが好ましい。本実施の形態においては、ホール11A間の間隔は、スルーホール10A間の間隔より小さい。これにより、ホールパターン11を介した放熱経路の放熱効率を向上させることができる。なお、ホール(スルーホール10Aおよびホール11A)間の間隔とは、隣り合うそれぞれのホールの中心間の間隔を意味する。
(実施の形態2)
図6は、実施の形態2に係る高周波モジュールを示した正面断面図である。
図6を参照して、本実施の形態に係る高周波モジュール1は、実施の形態1に係る高周波モジュールの変形例であって、伝熱部材として、絶縁基板5内のホール11Aの端部に、絶縁基板5の主表面と平行な方向に延在する内層めっきパターン12(板状部)を有する点で、実施の形態1と異なる。
図7は、図6におけるVII−VII断面図であり、図8は、図6におけるVIII−VIII断面図である。なお、図5は、図6におけるV−V断面である。
図7を参照して、本実施の形態においては、実施の形態1と比較して、ホールパターン11間の間隔が大きい。
図8を参照して、内層めっきパターン12は、ホールパターン11よりも、図8中の上下および左右方向の幅が大きい。また、内層めっきパターン12は、複数のホールパターン11を覆うように形成されている。
なお、V−V断面については、実施の形態1と同様である。
上記のような内層めっきパターン12を備えることで、放熱金属板4に対向する伝熱部材の面積を大きくすることができる。したがって、この伝熱部材を介する放熱経路における熱抵抗を、内層めっきパターン12の面積に応じて小さくすることができる。
ここで、内層めっきパターン12の形成方法の一例について、図22を用いて説明する。まず、絶縁基板5Aにホール11Aに対応する貫通孔を設け、その基板の両面に銅めっき処理を施した後、エッチング処理を行なう。これにより、絶縁基板5Aの両面には、それぞれ上層めっきパターン8A,8Bに対応するパターンと、内層めっきパターン12に対応するパターンとが形成され、ホール11A内には、ホールパターン11が形成される。
次に、絶縁基板5A,5Bを、接着層500を介して貼り合わせ、両基板を接着する。接着層500は、絶縁性の接着剤を熱硬化させることにより形成され、絶縁基板5A,5Bよりも厚みが小さく、内層めっきパターン12よりも厚みが大きい。
さらに、貼り合わされた絶縁基板5(5A,5B)にスルーホール10Aに対応する貫通孔を設ける。その後、絶縁基板5B側の表面に銅めっき処理を施し、該表面にエッチング処理を施すことにより下層めっきパターン9を形成する。そして、上層および下層めっきパターン8A,8B,9に表面研磨を施す。以上の工程を経て、図22に示すように、内層めっきパターン12を有する絶縁基板が形成される。
なお、図6および後述する図9から図12に示す内層パターン12(12A,12B)は、上記と同様の方法により形成されるが、これらの図面においては、図示および説明の便宜上、接着層500を絶縁基板5A,5B,5Cに含め、接着層500の図示を省略している。
以上、本実施の形態に係る高周波モジュール1の構成について説明したが、その他の事項については、実施の形態1と同様であるので、ここでは説明を省略する。
次に、本実施の形態に係る高周波モジュールの構成による効果について説明する。
図20は、熱抵抗計算に適用するモデルを示す図であり、図21は、図20におけるXXI−XXI断面図である。
図20を参照して、厚みtの熱伝導材50上に、長辺の長さがa、短辺の長さがbの熱源80を設置する。
図21を参照して、本モデルにおいては、熱源80の熱は、45°の角度で広がりながら伝達される。なお、このモデルは、IC(Integrated Circuit)などの熱抵抗の計算において、一般に広く用いられているモデルである。
図20,21に示すモデルにおいて、熱抵抗R(K/W)は、以下の近似式(式1)により求められる。
=(1/λ)×(1/2(a−b))×ln(a(b+2t)/b(a+2t))
ここで、λ(W/mK)は熱伝導材50の熱伝導率である。なお、この近似式については、たとえば、福田益美・平地康剛共著、「GaAs電界効果トランジスタの基礎」(電子情報通信学会編)などに記載されている。
次に、上述した熱抵抗算出モデルを用いて、図6に示す構造のホールパターン11および内層めっきパターン12を介した放熱経路における熱抵抗を算出する。
図6に示す構造においては、絶縁基板5Bが熱伝導材50に相当し、内層めっきパターン12が熱源80に相当する。図6に示す構造における材質および大きさなどに関する諸元は表1に示す通りである。
Figure 2005158792
表1の各値を上述した熱抵抗を求める近似式に代入すると、Rは約41(K/W)となる。
これに対し、図18および図19に示す従来の構造においては、絶縁基板105が熱伝導材50に相当し、上層めっきパターン108Bが熱源80に相当する。図18および図19に示す構造における材質および大きさなどに関する諸元は表2に示す通りである。
Figure 2005158792
表2の各値を上述した熱抵抗を求める近似式に代入すると、Rは約177(K/W)となる。
このように、本実施の形態に係る高周波モジュールにおいては、実装部品6の信号線近傍で発生した熱を金属放熱板4に伝達するまでの放熱経路における熱抵抗が、従来の構造に比べて小さいことが分かる。
なお、図6において、上層めっきパターン8Bから内層めっきパターン12に達するまでの放熱経路における熱抵抗は、絶縁基板5を介した放熱経路と比較して十分に小さい。したがって、上述した熱抵抗の計算において、この部分の熱抵抗は考慮しなくともよい。
また、図6のような構造を適用することで、内層めっきパターン12と下層めっきパターン9との間に寄生キャパシタンスが形成される。このキャパシタンスが大きいと、絶縁基板5の主表面上に形成される高周波整合回路などに影響を及ぼす場合がある。
本実施の形態に係る高周波モジュールにおいては、実装部品6として容量を設ける場合の、そのコンデンサの容量は、上記の寄生キャパシタンスに比べて十分に大きい。具体的には、絶縁基板上のコンデンサの容量が、たとえば200(pF)程度であるのに対し、内層めっきパターン12と下層めっきパターン9との間に形成される寄生キャパシタンスは、たとえば2.4(pF)程度である。なお、従来の構造(図18,19を参照)において上層めっきパターン8Bと下層めっきパターン9との間に形成される寄生キャパシタンスは、たとえば0.4(pF)程度である。
このように、本実施の形態においては、上記の寄生キャパシタンス量はほとんど無視できるレベルである。
図9から図12は、本実施の形態に係る高周波モジュールの変形例を示した正面断面図である。
図9を参照して、ホールパターン11は、上層めっきパターン8Bの下部に設けられ、絶縁基板5の裏面から絶縁基板5の主表面近傍に達する。また、ホールパターン11と上層めっきパターン8Bとが対向する部分に、内層めっきパターン12が設けられている。
図10を参照して、ホールパターン11は、上層めっきパターン8A,8Bの下部に設けられ、絶縁基板5の主表面から絶縁基板5の裏面近傍に達する。また、ホールパターン11と下層めっきパターン9とが対向する部分に、内層めっきパターン12が設けられている。
図11を参照して、ホールパターン11は、絶縁基板5の全域にわたって設けられ、絶縁基板5の裏面から絶縁基板5の主表面近傍に達する。また、ホールパターン11と絶縁基板5の主表面との間に、内層めっきパターン12が設けられている。
なお、図9から図11において、絶縁基板5は、絶縁基板5A,5Bからなり、図12において、絶縁基板5は、絶縁基板5A,5B,5Cからなる。このような絶縁基板5の形成方法については、上述したとおりであるので、ここでは説明を省略する。
図12を参照して、ホールパターン11は、上層めっきパターン8Bの下部に設けられ、絶縁基板5の主表面近傍から絶縁基板5の裏面近傍に達する。また、ホールパターン11と上層めっきパターン8Bおよび下層めっきパターン9とが対向する部分に、それぞれ内層めっきパターン12が設けられている。
図9から図12に示す構造においても、上記と同様に、実装部品6において発生した熱を、効率よく金属放熱板4に伝達することができる。
(実施の形態3)
図13は、実施の形態3に係る高周波モジュールを示した正面断面図である。また、図14は、図13におけるXIV−XIV断面図である。
図13,14を参照して、本実施の形態に係る高周波モジュールは、絶縁基板5と、絶縁基板5の主表面上に形成され、高周波回路と電気的に接続され、高周波信号を伝達する上層めっきパターン8A,8B(信号線)と、絶縁基板5の主表面上に実装され、絶縁基板5の主表面上に立設された上層めっきパターン8A,8Bに接続される電極6A,6B(電極部)を有する実装部品6(電子部品)と、絶縁基板5の裏面上に放熱金属板4(放熱プレート)と、電極6A,6Bの側面をその高さ方向(図13における上下方向)に覆うように上層めっきパターン8A,8B上に設置された金属ブロック13とを備える。
金属ブロック13としては、たとえば銅などが使用可能である。なお、電極6A,6Bの側面とは、図13中の左右方向における電極6A,6Bの端面を意味する。
図13,14に示す構造において金属ブロック13を設置しない場合、電極部6A,6Bにおいて発生した熱は、はんだ7を介して上層めっきパターン8A,8Bに伝達し、その後、放熱金属板4に向かって、絶縁基板5内を伝達する。したがって、はんだ7と上層めっきパターン8A,8Bとの接触面積が、この放熱経路における熱抵抗に影響する。
この構成において、はんだ7とともに金属ブロック13を設けることにより、はんだ7および金属ブロック13を介して上層めっきパターン8A,8Bに伝熱することが可能となる。金属ブロック13と上層めっきパターン8A,8Bとの接触面積は、はんだ7と上層めっきパターン8A,8Bとの接触面積よりも安定して確保しやすい。したがって、実装部品6において発生した熱を、絶縁基板5上の上層めっきパターン8A,8Bに確実に伝達することができる。この結果、この経路の放熱効率が向上する。
図15,図16,図17は、本実施の形態に係る高周波モジュールの変形例を示した正面断面図である。
図15を参照して、金属ブロック13の断面は、たとえばL字形状であってもよい。
図16を参照して、金属ブロック13を、上述した実施の形態1に係る高周波モジュールに適用してもよい。
図16に示す構造について換言すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係る高周波モジュールの変形例は、絶縁基板5と、絶縁基板5の主表面上に形成され、高周波回路と電気的に接続され、高周波信号を伝達する上層めっきパターン8B(信号線)と、絶縁基板5の主表面上に実装され、上層めっきパターン8Bに接続される実装部品6(電子部品)と、絶縁基板5の裏面上に金属放熱板4(放熱プレート)と、上層めっきパターン8Bの下の絶縁基板5に設けられ、絶縁基板5内に一端を有するホール内に充填されたホールパターン11(伝熱部材)とを備え、実装部品6の電極6A,6Bは、それぞれ上層めっきパターン8A,8Bに接続され、上層めっきパターン8A上に金属ブロック13Aが設置され、上層めっきパターン8B上に金属ブロック13Bが設置される。上層めっきパターン8Aは、スルーホールパターン10を介して下層めっきパターン9と接続されている。下層めっきパターン9は、金属放熱板4を介して接地線と接続されている。
なお、本実施の形態において、上層めっきパターン8A上に設置される金属ブロック13Aについては必須の構成ではなく、上層めっきパターン8B(信号線)上に設置される金属ブロック13Bのみを有する構造であってもよい。
図17を参照して、金属ブロック13(13A,13B)の高さは、電極6A,6Bの高さよりも大きくてもよい。ここで、金属ブロック13および電極6A,6Bの高さとは、図17中の上下方向におけるそれらの長さを意味する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、上述した各実施の形態の特徴部分を適宜組み合わせることは当初から予定されている。また、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1から実施の形態3に係る高周波モジュールの概略を示した上面図である。 本発明の実施の形態1に係る高周波モジュールを示した正面断面図である。 図2におけるIII−III断面図である。 図2におけるIV−IV断面図である。 図2,図6におけるV−V断面図である。 本発明の実施の形態2に係る高周波モジュールを示した正面断面図である。 図6におけるVII−VII断面図である。 図6におけるVIII−VIII断面図である。 本発明の実施の形態2に係る高周波モジュールの変形例を示した正面断面図である。 本発明の実施の形態2に係る高周波モジュールの他の変形例を示した正面断面図である。 本発明の実施の形態2に係る高周波モジュールのさらに他の変形例を示した正面断面図である。 本発明の実施の形態2に係る高周波モジュールのさらに他の変形例を示した正面断面図である。 本発明の実施の形態3に係る高周波モジュールを示した正面断面図である。 図13におけるXIV−XIV断面図である。 本発明の実施の形態3に係る高周波モジュールの変形例を示した正面断面図である。 本発明の実施の形態3に係る高周波モジュールの他の変形例を示した正面断面図である。 本発明の実施の形態3に係る高周波モジュールのさらに他の変形例を示した正面断面図である。 従来の高周波モジュールの一例を示した正面断面図である。 従来の高周波モジュールの他の例を示した正面断面図である。 熱抵抗計算に適用するモデルを示す図である。 図20におけるXXI−XXI断面図である。 内層めっきパターンが形成された絶縁基板を示す断面図である。
符号の説明
1,101 高周波モジュール、2 高周波増幅素子、3A 高周波入力端子、3B 高周波出力端子、4,104 金属放熱板、5,5A,5B,5C,105 絶縁基板、6,106 実装部品、6A,6B 電極、7,107 はんだ、8A,8B,108A,108B 上層めっきパターン、9,109 下層めっきパターン、10,110 スルーホールパターン、10A スルーホール、11 ホールパターン、11A ホール、12,12A,12B 内層めっきパターン、13,13A,13B 金属ブロック、50 熱伝導材、80 熱源、500 接着層。

Claims (7)

  1. 絶縁基板と、
    前記絶縁基板の主表面上に形成され、高周波回路と電気的に接続され、高周波信号を伝達する信号線と、
    前記絶縁基板の主表面上に実装され、前記信号線に接続される電子部品と、
    前記絶縁基板の裏面上に放熱プレートと、
    前記信号線の下の前記絶縁基板に設けられ、前記絶縁基板内に一端を有するホール内に充填された伝熱部材とを備えた高周波モジュール。
  2. 前記伝熱部材は、前記絶縁基板内の前記ホールの端部に、該絶縁基板の主表面と平行な方向に延在する板状部を有する、請求項1に記載の高周波モジュール。
  3. 前記絶縁基板の主表面から前記放熱プレートに達するスルーホール内に導体部を備え、
    前記導体部は前記電子部品と前記放熱プレートとを電気的に接続する、請求項1または請求項2に記載の高周波モジュール。
  4. 前記ホール間の間隔が、前記スルーホール間の間隔より小さい、請求項3に記載の高周波モジュール。
  5. 絶縁基板と、
    前記絶縁基板の主表面上に形成され、高周波回路と電気的に接続され、高周波信号を伝達する信号線と、
    前記絶縁基板の主表面上に実装され、前記信号線に接続される電子部品と、
    前記絶縁基板の裏面上に放熱プレートと、
    前記信号線の下の前記絶縁基板内に設けられた伝熱部材とを備えた高周波モジュール。
  6. 絶縁基板と、
    前記絶縁基板の主表面上に形成され、高周波回路と電気的に接続され、高周波信号を伝達する信号線と、
    前記絶縁基板の主表面上に実装され、前記信号線に接続される電子部品と、
    前記絶縁基板の裏面上に放熱プレートと、
    前記信号線の下の前記絶縁基板に設けられ、前記絶縁基板内に一端を有するホール内に充填された伝熱部材と、
    前記信号線上に設けられた金属ブロックとを備えた高周波モジュール。
  7. 絶縁基板と、
    前記絶縁基板の主表面上に形成され、高周波回路と電気的に接続され、高周波信号を伝達する信号線と、
    前記絶縁基板の主表面上に実装され、前記絶縁基板の主表面上に立設された前記信号線に接続される電極部を有する電子部品と、
    前記絶縁基板の裏面上に放熱プレートと、
    前記電極の側面をその高さ方向に覆うように前記信号線上に設置された金属ブロックとを備えた高周波モジュール。
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