JP2006165114A - 半導体素子の実装方法及び実装構造、装置 - Google Patents

半導体素子の実装方法及び実装構造、装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006165114A
JP2006165114A JP2004351631A JP2004351631A JP2006165114A JP 2006165114 A JP2006165114 A JP 2006165114A JP 2004351631 A JP2004351631 A JP 2004351631A JP 2004351631 A JP2004351631 A JP 2004351631A JP 2006165114 A JP2006165114 A JP 2006165114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor element
metal
metal chassis
mounting
circuit board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004351631A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Murao
洋二 村尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2004351631A priority Critical patent/JP2006165114A/ja
Publication of JP2006165114A publication Critical patent/JP2006165114A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Abstract

【課題】特殊な基板や半導体素子の使用を不要とし、基板厚みにかかわらず適用可能で、放熱性、高周波接地特性に優れ、不具合、破損等での交換が容易な半導体素子の実装方法及び実装構造を提供する。
【解決手段】凸部を有する金属シャーシ2と、当該凸部に対応する位置の表裏を貫通する開口部7と上面の配線パターンを有し、前記凸形状が嵌入され金属シャーシ2に配置された基板3と、前記金属シャーシ2の凸部の上面に放熱用電極5が搭載され、リード線4が前記配線パターンと接続された基板表面実装型のプラスチック樹脂モールドパッケージの半導体素子1とで構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体素子の実装に関し、特に裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子の実装方法及び実装構造、装置に関する。
携帯電話等の無線通信システムで使用されるマイクロ波用半導体素子においては、高性能化と低価格化が同時に要求され、高性能化の結果として、素子の高出力化と小型化が進み半導体素子の電力密度は極めて高くなってきている。また、価格低減のため表面実装タイプのプラスチック樹脂モールドパッケージも使用されおり、近年では数W〜10W程度の電力を消費する半導体素子にもこのパッケージが採用されてきている。
特に、この種パッケージの半導体素子の表面実装においては、高出力化、小型化及び高電力化による熱的、電気的な問題への対策として、温度による長期信頼性を考慮して放熱性を良くするために部品裏面に放熱用の電極を設けることが知られている(非特許文献1参照)。
図11はプラスチックモールドパッケージを採用する半導体素子の裏面構造を示す図である。半導体素子1は内部に半導体チップが収容され、樹脂のモールディング等により構成された略立方体の形状を有し、該半導体素子の側部に設けられた電気信号の入出力端子用のリード4と、半導体素子1の裏面に設けられた放熱用途とグラウンド用の電極を兼ねる放熱用電極(裏面電極ともいう)5と、を備える。
図12は従来例の基板を利用した前記半導体素子の実装方法を示す図であり、図13は該基板の構成を示す図である。図12に示すように、半導体素子1は基板103に搭載する際、素子の裏面電極5を半田等により固着する。ここで図13に示すように、基板103には半田等により半導体素子1が固着される部分にスルーホール8を設け基板裏面への放熱パスを確保し、基板103自体をアルミ等の金属シャーシ102に搭載することで、放熱が促進されるように構成されている(非特許文献2参照)。
また、図14は、他の従来例であり半導体製造工程で裏面に導電箔でなる放熱用外部電極を形成した半導体装置(素子)の実装構造を示す図である。
半導体装置(素子)100の裏面に半田を含む電気的な接続用外部電極110と、前記半導体装置と熱的に結合した導電箔で形成された放熱用外部電極111が露出し、前記放熱用外部電極111は前記接続用外部電極110よりも突出した構造でなり、フレキシブル基板112に設けた開口を介してAL、セラミック等の支持部材113に固着板114等で固着した構造を有する(特許文献1参照)。
図15は、図14に示す従来例の半導体装置の製造工程を示す図である。この半導体装置は導電箔100aをベースとする工程(a)から電極110、111の形成工程(h)等を含む一連の工程を経て製作される。
「agere systems」AGRB03GM 3W,100MHz-2.1GHz,N-Channel E-Mode.Lateral MPSFET November 2004[平成16年11月29日検索] インターネットURL:http://www.agere.com/telecom/docs/DS04259.pdf 「Mounting Considerations for Medium Power Surface Mount RF Devices」John Tobias,Manager of Mechanical Engineering ;Jake Ruden, Mechanical Engineer ; Richard Woodbum, Directer of Application Engineering ; WJ Communications[平成16年11月29日検索] インターネットURL:http://www.wj.com/pdf/techpubs/new%20mounting.pdf 特開2003−37221号公報
図12に示すような半導体素子1の実装方法によれば、基板裏面への放熱パスが確保できるから基板103を金属シャーシ102に搭載することで放熱が促進されるが、かかる実装方法を採用してもスルーホール部8には熱抵抗があるため、金属シャーシ102と半導体素子1の裏面電極5の間に20°C以上の温度上昇が生じることも珍しくなく、放熱不足による半導体素子1の温度上昇を抑制するため、更にスルーホール8に放熱用材料を充填した特殊な基板が使用されることもある。
しかし、放熱用材料を充填した特殊な基板は通常の基板に比べて高価であり、かかる基板の使用は望ましくない。
また、半導体素子を基板に実装した装置によりマイクロ波帯以上の高周波を扱う場合、半導体素子部分を含めて高周波的なグラウンドを十分に確保することが必要である。
一般に、基板上の金属パターンは、基板裏面の全面に設けた金属パターンを高周波的なグラウンドとするマイクロストリップラインを形成する。図13に示す従来の基板103では、高周波信号は基板上の金属パターン106を伝搬する際に、裏面全面に設けられた金属パターン9を高周波的なグラウンドとして伝搬する。
このため、図12に示す実装構造では良好なグラウンドを確保できない。つまり、同図で高周波信号は基板上の金属パターン106を伝搬して半導体素子1に入力し、半導体素子1の内部を伝達して基板上の金属パターン106へ出力し、さらに基板上の金属パターン106を伝搬する。従って、基板上の金属パターン106を伝搬する際のグラウンドと、半導体素子1内を伝搬する際のグラウンドとは共通化されていないので、半導体素子1と基板上の電極との境界で信号のロスが生じ、効率の良い伝送は行えない。
部品裏面に放熱用電極5を有するプラスチックモールドパッケージでは、裏面電極5が高周波的なグラウンド端子を兼ねる場合が多い。この場合、半導体素子1内ではその裏面電極5を高周波的なグラウンドとして伝搬する。ここで高周波信号が基板−半導体素子間で効率良く伝搬していくには、裏面電極5と基板裏面の金属パターン9を高周波的に同電位にすることが必要である。
しかし、図12に示すごとく基板上にプラスチックモールドパッケージを搭載する構成の場合、部品裏面の電極5と基板裏面の金属パターン9は、部品搭載部に設けられた基板のスルーホール8により接続されており、このような接続方法では、スルーホール8は高周波的にインダクタ成分として機能し、部品の裏面電極5と基板裏面の金属パターン5を同電位にすることは困難であった。そのため基板−半導体素子間で10%程度の伝送損失が生じることも珍しくない。
一方、図14に示す半導体装置の実装方法(特許文献1)によれば、半導体装置から突出した導電箔でなる放熱用外部電極111により支持部材113へ固着板114等を介し放熱が可能であるが、このように突出した特定形状の放熱用外部電極111を形成した半導体装置は、半導体製造工程で製作する必要があり、かかる半導体装置は特注となり多大なコストアップにつながるのみならず、厚手の基板への適用は不可能であるという問題がある。
つまり、この半導体装置の実装時には基板厚みは半導体装置の放熱用外部電極111の大きさで決まるが、基板厚みが異なる場合は利用できず新たな仕様の半導体装置の特注が必要になる。特に、高周波回路等への適用においては、伝送損失等の特性とコストとのトレードオフにより製品毎に基板厚が異なることはよくあることであり、この場合に半導体装置の放熱用電極をその都度変更する必要があり、部品(パッケージ材料)としての品種が増大しコストアップにも繋がる。
これは、前記半導体装置の製造には、図15に示すように、シート上のCU箔等の導電箔100aを導電パターン用に用意する工程(a)、導電箔上にレジストPRを形成し、パターニングする工程(b)、ホトレジストを介して導電箔をエッチングし分離溝を形成する工程(c)、分離溝等を被覆する熱硬化性樹脂層100bを被覆する工程(d)、熱硬化性樹脂層100bのレーザエッチング工程(e)、導電被膜100cの形成工程(f)、半導体素子100の搭載と配線工程(g)、導電箔100aをエッチングして接続用外部電極110と放熱用外電極111の形成工程(g)を含む半導体装置の製造工程を必要とするものであり、放熱用外電極の厚みの変更は半導体装置のベースとなる導電箔からして変更する必要であり、特に基板が厚い場合には前記処理工程での製作は事実上不可能となる。
また、前述の何れの半導体素子(装置)による実装構造においても、一旦半導体素子(装置)を半田等により基板に固着してしまうと、部品不具合、破損等により部品を交換しなければならない場合、部品裏面の固着部の半田等を溶かすために、基板ごと高温にしなければならないから、当該半導体素子の周辺に配置された他の電子部品をも高温に曝され、周辺電子部品の劣化が懸念されるという問題がある。
更に、半導体素子(装置)の装着及び交換上等での前述した作業性の悪さや特性への影響は、携帯電話の基地局等、回路規模の大きな装置では基板の寸法がA4版程度にもなるため極めて大きな問題となる。
(目的)
本発明の主な目的は、特殊な基板や半導体素子の使用を不要とし、基板の厚みにかかわらず適用可能で放熱性、高周波接地特性に優れた半導体素子の実装方法及び実装構造、装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、伝送損失が少ない半導体素子の実装方法及び実装構造、装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、実装に加え、不具合、破損等での交換が容易な半導体素子の実装方法及び実装構造、装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、基板の寸法にかかわらず適用可能で、且つ作業性がよい半導体素子の実装方法及び実装構造、装置を提供することにある。
本発明の半導体素子の実装方法は、裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子の実装方法であって、前記表面実装型半導体素子の放熱用電極を、開口部を有する回路基板が搭載され、前記開口部に嵌入する凸部が形成された金属シャーシに、前記凸部の上面において半田等の熱的かつ電気的に低抵抗な材料により直接固着することを特徴とし、前記金属シャーシの凸部は、前記回路基板の厚みと同じの高さとし、前記金属シャーシと一体に形成すること、又は前記金属シャーシの上面に金属ブロックのねじ留めにより形成することを特徴とする。
本発明の半導体素子の実装方法は、裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子の実装方法であって、前記表面実装型半導体素子の放熱用電極を金属ブロックに半田等の熱的かつ電気的に低抵抗な材料により直接固着し、前記金属ブロックと開口部を有する回路基板を搭載する金属シャーシと、前記開口部を介してねじ留めすることを特徴とし、前記金属ブロックは、前記回路基板の厚みと同じの高さにすることを特徴とする。また、前記表面実装型半導体素子の信号の入出力端子を前記回路基板の上面に設けた金属パターンと接続することを特徴とし、前記回路基板上の金属パターンは、前記金属シャーシを高周波グラウンドとする高周波伝送用のマイクロスリップラインを形成することを特徴とする。
本発明の半導体素子の実装構造は、裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子の実装構造であって、上面に凸部を有する金属シャーシと、前記金属シャーシの上面に搭載され前記凸部を嵌入した開口部を有する回路基板と、前記金属シャーシの凸部に前記表面実装型半導体素子の放熱用電極を半田等の熱的かつ電気的に低抵抗な材料により直接固着した前記表面実装型半導体素子と、を備えることを特徴とし、前記金属シャーシの凸部は、前記金属シャーシと一体成形により構成されていること、又は、前記金属シャーシの上面にねじ留めした金属ブロックにより構成されていることを特徴とし、回路基板の厚みと略同一の高さでなることを特徴とする。また、前記表面実装型半導体素子の信号の入出力端子は、前記回路基板の上面に設けた金属パターンと接続したことを特徴とし、前記回路基板上の金属パターンは、前記金属シャーシを高周波グラウンドとする高周波伝送用のマイクロスリップラインを形成することを特徴とする。
本発明の金属シャーシは、開口部を有する回路基板が搭載され、裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子が前記開口部において半田等により固着される金属シャーシであって、回路基板の厚みに対応する高さを有し、前記回路基板の開口部に嵌入され、前記表面実装型半導体素子の放熱用電極と固着される、凸部が上面に形成されたことを特徴とする。
本発明の金属ブロックは、開口部を有する回路基板が搭載された金属シャーシに対し、前記開口部において裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子を実装するための金属ブロックであって、前記回路基板の厚みに対応する高さを有するとともに、上面が表面実装型半導体素子の放熱用電極が半田等により固着され、下面が金属シャーシにねじ留めにより固着されるねじ穴を有することを特徴とする。
本発明の回路基板は、上面に凸部が形成された金属シャーシに搭載され、前記金属シャーシに裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子を実装するための回路基板であって、前記金属シャーシの前記凸部が嵌入される開口部を有するとともに、前記凸部の高さに対応する厚みを有することを特徴とし、又は、前記金属シャーシの前記金属ブロックが嵌入される開口部を有するとともに、前記金属ブロックの高さに対応する厚みを有することを特徴とする。
より具体的には、本発明の実装構造は、放熱性、高周波接地特性に優れ、基板厚にかかわらず適用可能な表面実装型半導体素子の実装構造に関し、凸形状を有する金属シャーシ2と、当該凸形状の部分に対応する位置の表裏を貫通する開口部7と上面の配線パターンを有し、前記凸形状が嵌挿され金属シャーシ2に配置された基板3と、前記金属シャーシ2の凸形状の上面に放熱用電極が搭載され、リード線4が前記配線パターンと接続された基板表面実装型のプラスチック樹脂モールドパッケージの半導体素子1と、で構成される。
特に、金属シャーシ2の凸形状の部分に金属表面と基板の部品搭載面を同一面位置とし、半導体素子1の放熱用電極5は金属シャーシ2に直接半田等の熱的かつ電気的に低抵抗の材料により固着される。
基板3に半導体素子1の放熱用電極部5に対応する開口部7を設け、その部分は金属シャーシ2を凸形状にして金属表面と基板の部品搭載面を同一面位置とする。裏面に放熱用電極5を有する基板表面実装型のプラスチック樹脂モールドパッケージの半導体素子1は前記基板3の開口部7を介してその放熱用電極5を金属シャーシ2に直接半田等により固着される。
本発明の実装方法は、金属シャーシ2に基板3を搭載し、その基板3上に、裏面に放熱用電極5を有する基板表面実装型のプラスチック樹脂モールドパッケージの半導体素子1を実装する方法に関し、基板3には信号が伝達するパターンの裏面には金属パターンを設けず、半導体素子1の放熱用電極部5に対する開口部7を設け、その部分は金属シャーシ2を凸形状にして又は金属ブロックを搭載して金属表面と基板の部品搭載面を同一面位置とし、半導体素子1の放熱用電極5をプリント基板ではなく開口部7において直接半田等の熱的かつ電気的に低抵抗の材料により固着する(図1、2、5、6)。
本発明による半導体素子の実装は基板の寸法にかかわらず適用可能であり、半導体素子の実装時に加え交換時等の作業性においても良好な実装方法及び実装構造が実現できる。例えば、マイクロ波以上の高周波回路への適用においては、伝送損失等の特性とコストのトレードオフで製品毎に基板厚が異なる場合があるため、基板厚が異なるケースがあるが、本発明の場合半導体素子の製作工程での特注による仕様変更ではないのでコストアップを生じることがない。
具体的には、本発明においても基板厚みを変えると金属シャーシの凸部高さ、又は金属ブロックの高さを変更する必要があるが、一般に、金属シャーシ及び金属ブロックは平面度の確保やねじ穴の加工等のために切削工程があり、凸部の高さの変更自体は従来からある切削工程のなかで削る量を変更するだけで済むので、新たな工程は不要で従来工法からのコストアップは最小限に抑えることができる。また、半導体素子の製作工程の利用では不可能な厚い回路基板への適用も同様の理由によりローコストで実現可能である。
また、本発明で凸部を備える金属シャーシ、金属ブロックを使用することにより、部品不具合、破損等での部品の交換が容易であり、マイクロ波回路への適用も容易な半導体素子の実装方法及び実装構造が実現される。
本発明によれば、半導体素子1の発熱は金属シャーシ2側に直接放熱されるため、半導体素子1の裏面の放熱用電極5の温度は金属シャーシ2の温度と同様となり、半導体素子の温度上昇を抑制することができ、実装した半導体素子の寿命を延長することが可能である。例えば基板のスルーホールを利用した放熱では、半導体素子と金属シャーシとの温度差は20°C程度にもなりうる。半導体素子の温度と長期寿命の関係として一般的なアレニウスモデルを適用すると、この温度差は故障原因の活性化エネルギーを1とした場合、その寿命は1/5程度となるが、本発明では金属シャーシの温度と程度にできるから前記放熱方法に比べ5倍程度の寿命延長も可能となる。
更に本発明によれば、半導体素子1の裏面電極5と金属シャーシ2とは半田等により固着されるため、高周波的に半導体素子1の裏面電極5と金属シャーシ2は同電位となり、例えば基板3の金属パターンがマイクロストリップラインの場合、金属シャーシ2が高周波的なグラウンドとなる。つまり、半導体素子の高周波グラウンドと基板上のマイクロストリップラインの高周波グラウンドはどちらも金属シャーシとなり、高周波信号が半導体素子内から基板上の金属パターン6に伝達する際に高周波グラウンドの不連続性はなくなり、効率良い信号伝送が達成される。
また、本発明では高周波グラウンド用の金属パターンが不要であるから、前記放熱及び伝送損失の効果に加え、基板の製作コストも抑制でき高周波接地特性に優れた半導体素子の実装方法及び実装構造が実現できる。
(実施の形態1)
(構成の説明)
図1は本発明の半導体素子の実装方法等の一実施の形態を示す断面図であり、図2は回路基板(基板)の構成を示す図である。同図に示すように、本実施の形態の半導体素子の実装構造は、上面に凸部2aを有する金属シャーシ2と、前記凸部2aが挿入される開口部7を有する基板3と、前記凸部2a及び基板3上に搭載した裏面に放熱用電極5を有する表面実装型半導体素子(半導体素子)1により構成される。以下、半導体素子1、基板3及び金属シャーシ2について詳細に説明する。
半導体素子1は図11に示す構成を有しており、内部に半導体チップが収容し樹脂のモールディング等により構成された略立方体の形状でなり、該半導体素子1の側部に設けられた電気信号の入出力端子のリード4と、半導体素子1の裏面に設けられ、該裏面よりやや小さい面積の放熱用途とグラウンド用の電極を兼ねる放熱用電極5とから構成される。
図2に示すように、基板3は裏面(下面)にアース用の金属パターンが設けられておらず、表面(上面)に配線等の金属パターン6が形成された絶縁基板でなり、搭載する半導体素子1の裏面電極5に対応する部分に開口部7が設けられている。従って、例えば高周波信号を扱う場合、基板上面の金属パターン6の高周波グラウンドは金属シャーシ2となる。
金属シャーシ2は、上面の基板3の開口部7に対応する位置に金属シャーシと一体に製作された凸部2aが形成され、該凸部の高さは基板3の厚み(基板3と金属パターンの全体の厚み)を有し、該凸部2aは上面が基板3の部品搭載面と同一面位置になり、半導体素子1の裏面電極5が半田等の熱的かつ電気的に低抵抗の材料により固着できるような凸形状でなる。前記凸部2aの上面側から見た形状は、前記基板3の開口部7に寸法を合わせ、前記開口部7に収容可能な形状、例えばほぼ一致する形状を有する。
以上の半導体素子1、基板3及び金属シャーシ2の構成により、本実施の形態においては、基板3は金属シャーシ2への取り付け時に前記凸部2aが前記開口部7に収まり、前記凸部2aの上面と基板3の実装面とは同一面の位置となる高さ関係で半導体素子1が搭載される。半導体素子1は裏面電極5が金属シャーシ2に直接半田等の熱的、電気的に低抵抗の材料により固着され、半導体素子1のリード電極4は基板上の金属パターン6に半田づけされることにより固着される。
以上のような本実施の形態の実装構造によりマイクロ波等の高周波信号を扱う場合には、基板3は半導体素子1の実装面側の金属パターン6と金属シャーシ2とにより、基板3上を伝搬する高周波信号のグラウンドは金属シャーシ2としてマイクロストリップラインが形成される。
(動作の説明)
図3は本実施の形態1の半導体素子の実装工程を示す図である。同図に示すように、本実施の形態の金属シャーシ2については、平板等でなる金属板を用意し(図3(a))、シャーシ切削工程で凸部に相当する箇所を残す切削により、表面に搭載する基板厚みの高さの凸部2aを形成して金属シャーシ2を製作する(図3(b))。また、金属シャーシ2に搭載する基板については、上面にのみ高周波ストリップライン6等の金属パターンを形成した基板を用意し(図3(c))、前記金属シャーシ2の凸部2aの位置及び同凸部2aの形状に合わせて表裏に通じる開口部7を形成して基板3を製作する(図3(d))。
次に、金属シャーシ2の上部に、前記凸部2aが開口部7に嵌入するように基板3を搭載し(図3(e))、半導体素子1を裏面の放熱用電極5と前記凸部2aの上面とを半田等により固着し、更に半導体素子1の信号の入出力用のリード4と基板3の上面の金属パターン6とを半田により電気的に接続する(図3(f))。以上により実装が完了する。
図4は半導体素子で発生した熱の伝導及び信号の伝搬動作を示す図である。本実施の形態の半導体素子1内部で生じた発熱は、図4(a)に示すように半導体素子1の裏面の放熱用電極5に熱伝導し、更に金属シャーシ2に熱伝導して直接放熱される。また、高周波信号は図4(b)に示すように金属シャーシ2をグラウンドとして基板上の金属パターン6を伝搬して半導体素子1のリード4を通じて半導体素子1に入力し、半導体素子1内部を金属シャーシ2をグラウンドとして伝搬して半導体素子1のリード4を通じて金属パターン6に出力し、更に、基板3上の金属パターン6を金属シャーシ2をグラウンドとして伝搬する。基板3上の伝搬も半導体素子1内の伝搬も金属シャーシ2が信号のグラウンドであり共通である。
従って、本発明による実装方法によれば、裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子を簡単で僅かな工程により金属シャーシとその表面の基板上に実装できるとともに、不具合、破損等により半導体素子1を交換しなければならない場合でも当該箇所半導体素子を含む凸部を中心とする加熱により容易に交換が可能である。また、半導体素子1で発生した熱は金属シャーシ2に直接放熱される実装構造を実現でき、半導体素子1の裏面電極5の温度は金属シャーシ2の温度と同じとなり半導体素子1の温度上昇を抑制できる。また、半導体素子1と基板3上の金属パターン6の間の入出力における高周波信号の伝達において、高周波グラウンドの不連続がないので、伝送損失が低減され高い伝送効率が実現される。
(実施の形態2)
図5は本発明の他の実施の形態2を示す半導体素子を含む断面図である。本実施の形態では、金属シャーシ11と、該金属シャーシ11とは独立した金属ブロック10と、基板3と、半導体素子1とから構成される。
図6は半導体素子1を金属ブロック10に搭載した状態を示す上面及び側面図である。金属ブロック10は厚みが基板3の厚み又は基板の厚みと配線パターンの厚みと一致するとともに、ほぼ立方体形状でなる半導体素子1の上面の短辺側の長さと一致し、長辺側の長さより長い寸法の各面が長方形の立方体形状でなり、かつ長手の両端側に取り付け用の穴13が設けられた形状でなり、半導体素子1とは放熱用電極5と固着される。また、本実施の形態の基板3は前記立方体形状の金属ブロック10を収容可能な長方形の開口を備える。
図7は、本実施の形態2の半導体素子の実装工程を示す図である。同図に示すように、本実施の形態の金属シャーシ2については、平板等でなる金属板に搭載する金属ブロックのねじ留め位置にねじ穴を開口して金属シャーシ2(図示しない)として用意し、金属シャーシ2に搭載する基板については、上面にのみ高周波ストリップライン6等の金属パターンを形成した基板を用意し(図7(a))、前記金属ブロックの搭載位置及びその形状に合わせて表裏に通じる開口部7を形成して基板3を製作する(図7(b))。次に前記金属シャーシ2の上部に開口部7を位置決めして基板3を搭載する(図7(c))。
一方、基板3の厚みと一致する厚みの平板等にねじ穴を開口した立方体形状の金属ブロック10を製作し(図7(d))、裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子1(図7(e))の放熱用電極5を当該金属ブロック10の上面に半田により電気的に接続する(図7(f))。
次に、基板3の開口部7から露出する金属シャーシ2の上面に、前記半導体素子1を搭載した金属ブロック10を当該開口部7に収容されるように搭載し、金属ブロック10のねじ留め穴13から金属シャーシ11のねじ穴にねじ12を螺合して固着し、更に半導体素子1の信号の入出力用のリード4と基板3の上面の金属パターン6とを半田により電気的に接続する(図7(e))。以上の各工程により実装が完了する。
図8は、本実施の形態2の半導体素子の他の実装工程を示す図である。本例では図7に示す開口部7を有する基板3を金属シャーシ11に搭載する工程(c)に代え、金属シャーシ11に金属ブロック10をねじ12により固着する工程(c)〜(e)とし、金属シャーシ11に該金属シャーシ11と別体の金属ブロック10による凸部を形成した後、開口部7を有する基板3を開口部7に前記凸部が嵌入するように搭載する手順を採用したものである。
本実施の形態2においても、裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子を簡単な工程により金属シャーシとその表面の基板上に実装できるとともに、先に述べた実施の形態と同等の熱的、電気的効果が得られる。本実施の形態2では、特に、金属ブロック10はねじ留め穴13から金属シャーシ11のねじ穴に、ねじ12の螺合により取り付けることから、部品不具合、破損等により半導体素子1を交換しなければならない場合でも、図6に示す金属ブロックごと交換することが可能であり、また、金属ブロックごと高温にすることにより半導体素子を交換することが可能であり、作業性が著しく改善される。
(他の実施の形態)
以上説明した実施の形態においては、半導体素子を金属シャーシに取り付けるための基板の開口部は基板に対する穴状の開口とすることは勿論のこと、基板の端部に切り欠き状の開口とすることが可能であることは明らかである。
また、凸部を有する金属シャーシとして、当該凸部を金属シャーシと一体構造に構成したり、金属ブロックを接着又は溶接したり、ねじ止めしておく等の方法で構成することができる。
さらに、基板3の開口部7の大きさ及び形状としては、半導体素子の裏面形状に対応する大きさ、形状と略一致するように設定する他に各種の変更が可能である。
図9は実施の形態1における基板3と凸部の形状の構成例を示す図である。基板3の開口部7を半導体装置1の裏面形状より大きくし、金属シャーシ2の凸部2aを対応する大きさにすることにより半導体装置1のリード4での不連続をより改善することが可能であり(図9(a))、半導体素子1の裏面形状、大きさに対応する大きさとしたり、放熱用電極5の形状、大きさに対応する大きさ、形状とすることも可能である。その際、金属シャーシ2の凸部2aの側面に傾斜をもたせることもできる(図9(a)、(b))。何れの場合にも本発明の放熱効果を実現可能であることは明らかである。
図10は実施の形態2における基板3と凸部の形状の構成例を示す図である。同様に基板3の開口部7及び金属ブロックの大きさを半導体装置1の形状より大きくすることが可能である(図10(a))。図10(b)〜(e)は、金属ブロック10と半導体素子1のみの結合状態を半導体素子1の上面がわからみた図であり、金属ブロック10は上部が平坦なねじ12により半導体素子1の下部で金属シャーシ11に固着している。金属ブロックの大きさを半導体素子1の形状より大きくた構成例(図10(b))、金属ブロックの大きさを半導体素子1の形状より小さくした構成例(図10(c))、金属ブロックの大きさと半導体素子1の形状を同じにし側部に傾斜を設けた構成例(図10(c))及び金属ブロックの大きさを半導体素子1の形状より小さくし側部に傾斜を設けた構成例(図10(d))を示している。基板3はそれぞれに対応する大きさの開口部を形成し、又は、開口部には対応する傾斜を形成することができる。また、金属シャーシの凸部又は金属ブロックのそれぞれの上面までの高さは、基板の上面と同一面にするのが好適であるが、半導体素子の入出力端子の位置等の関係から、それより低くすることも可能であることは明らかである。
携帯電話基地局装置等の高出力半導体が使用される分野に加えて、携帯電話端末や家電など半導体の小型化、高集積化が要求される各種の分野に適用可能である。
本発明の半導体素子の実装方法等の一実施の形態を示す断面図である。 本発明の回路基板(基板)の構成を示す図である。 本実施の形態1の半導体素子の実装工程を示す図である。 半導体素子で発生した熱の伝導及び信号の伝搬動作を示す図である。 本発明の他の実施の形態2を示す半導体素子を含む断面図である。 半導体素子1を金属ブロック10に搭載した状態を示す上面及び側面図である。 本実施の形態2の半導体素子の実装工程を示す図である。 本実施の形態2の半導体素子の他の実装工程を示す図である。 実施の形態1における基板3と凸部の形状の構成例を示す図である。 実施の形態2における基板3と凸部の形状の構成例を示す図である。 プラスチックモールドパッケージを採用する半導体素子の裏面構造を示す図である。 従来例の基板を利用した前記半導体素子の実装方法を示す図であり、 従来例の基板の構成を示す図である。 他の従来例であり半導体製造工程で裏面に導電箔でなる放熱用外部電極を形成した半導体装置(素子)の実装構造を示す図である。 従来例の半導体装置の製造工程を示す図である。
符号の説明
1 半導体素子
2 金属シャーシ
2a 凸部(凸形状)
3 基板
4 リード(電極)
5 放熱用電極
6 金属パターン(高周波信号の伝送用)
7 基板の開口部
8 基板のスルーホール
9 基板の裏面の金属パターン
10 金属ブロック
11 金属ブロック10をねじ留めできる金属シャーシ
12 金属ブロック10を金属シャーシ11にねじ留めするねじ
13 金属ブロック10に設けられたねじ穴
102 従来例の金属シャーシ
103 従来例の基板
110 接続用外部電極
111 放熱用外部電極

Claims (18)

  1. 裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子の実装方法であって、
    前記表面実装型半導体素子の放熱用電極を、開口部を有する回路基板が搭載され、前記開口部に嵌入する凸部が形成された金属シャーシに、前記凸部の上面において半田等の熱的かつ電気的に低抵抗な材料により直接固着することを特徴とする半導体素子の実装方法。
  2. 前記金属シャーシの凸部は、前記回路基板の厚みと同じの高さにすることを特徴とする請求項1記載の半導体素子の実装方法。
  3. 前記金属シャーシの凸部は、前記金属シャーシと一体に形成することを特徴とする請求項1又は2記載の半導体素子の実装方法。
  4. 前記金属シャーシの凸部は、前記金属シャーシの上面に金属ブロックのねじ留めにより形成することを特徴とする請求項1又は2記載の半導体素子の実装方法。
  5. 裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子の実装方法であって、
    前記表面実装型半導体素子の放熱用電極を金属ブロックに半田等の熱的かつ電気的に低抵抗な材料により直接固着し、前記金属ブロックと開口部を有する回路基板を搭載する金属シャーシと、前記開口部を介してねじ留めすることを特徴とする半導体素子の実装方法。
  6. 前記金属ブロックは、前記回路基板の厚みと同じの高さにすることを特徴とする請求項5記載の半導体素子の実装方法。
  7. 前記表面実装型半導体素子の信号の入出力端子を前記回路基板の上面に設けた金属パターンと接続することを特徴とする請求項1ないし6の何れかの請求項記載の半導体素子の実装方法。
  8. 前記回路基板上の金属パターンは、前記金属シャーシを高周波グラウンドとする高周波伝送用のマイクロスリップラインを形成することを特徴とする請求項7記載の半導体素子の実装方法。
  9. 裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子の実装構造であって、
    上面に凸部を有する金属シャーシと、前記金属シャーシの上面に搭載され前記凸部を嵌入した開口部を有する回路基板と、前記金属シャーシの凸部に前記表面実装型半導体素子の放熱用電極を半田等の熱的かつ電気的に低抵抗な材料により直接固着した前記表面実装型半導体素子と、を備えることを特徴とする半導体素子の実装構造。
  10. 前記金属シャーシの凸部は、前記金属シャーシと一体成形により構成されていることを特徴とする請求項9記載の半導体素子の実装構造。
  11. 前記金属シャーシの凸部は、前記金属シャーシの上面にねじ留めした金属ブロックにより構成されていることを特徴とする請求項9記載の半導体素子の実装構造。
  12. 前記金属シャーシの凸部は、回路基板の厚みと略同一の高さでなることを特徴とする請求項9ないし11の何れかの請求項記載の半導体素子の実装構造。
  13. 前記表面実装型半導体素子の信号の入出力端子は、前記回路基板の上面に設けた金属パターンと接続したことを特徴とする請求項9ないし12の何れかの請求項記載の半導体素子の実装構造。
  14. 前記回路基板上の金属パターンは、前記金属シャーシを高周波グラウンドとする高周波伝送用のマイクロスリップラインを形成することを特徴とする請求項13記載の半導体素子の実装構造。
  15. 開口部を有する回路基板が搭載され、裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子が前記開口部において半田等により固着される金属シャーシであって、
    回路基板の厚みに対応する高さを有し、前記回路基板の開口部に嵌入され、前記表面実装型半導体素子の放熱用電極と固着される、凸部が上面に形成されたことを特徴とする金属シャーシ。
  16. 開口部を有する回路基板が搭載された金属シャーシに対し、前記開口部において裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子を実装するための金属ブロックであって、
    前記回路基板の厚みに対応する高さを有するとともに、上面が表面実装型半導体素子の放熱用電極が半田等により固着され、下面が金属シャーシにねじ留めにより固着されるねじ穴を有することを特徴とする金属ブロック。
  17. 上面に凸部が形成された金属シャーシに搭載され、前記金属シャーシに裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子を実装するための回路基板であって、
    前記金属シャーシの前記凸部が嵌入される開口部を有するとともに、前記凸部の高さに対応する厚みを有することを特徴とする回路基板。
  18. 上面に金属ブロックがねじ留めされた金属シャーシに搭載され、前記金属シャーシに裏面に放熱用電極を有する表面実装型半導体素子を実装するための回路基板であって、
    前記金属シャーシの前記金属ブロックが嵌入される開口部を有するとともに、前記金属ブロックの高さに対応する厚みを有することを特徴とする回路基板。
JP2004351631A 2004-12-03 2004-12-03 半導体素子の実装方法及び実装構造、装置 Pending JP2006165114A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004351631A JP2006165114A (ja) 2004-12-03 2004-12-03 半導体素子の実装方法及び実装構造、装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004351631A JP2006165114A (ja) 2004-12-03 2004-12-03 半導体素子の実装方法及び実装構造、装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006165114A true JP2006165114A (ja) 2006-06-22

Family

ID=36666801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004351631A Pending JP2006165114A (ja) 2004-12-03 2004-12-03 半導体素子の実装方法及び実装構造、装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006165114A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009152505A (ja) * 2007-12-24 2009-07-09 Denso Corp 半導体モジュールの実装構造
JP2011181787A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Hitachi Automotive Systems Ltd パワー系半導体装置
JP2012089869A (ja) * 2008-12-01 2012-05-10 Kuei-Fang Chen 放熱台
KR101142036B1 (ko) 2011-04-20 2012-05-17 안복만 다층 인쇄회로기판 및 그 제조방법
KR101154644B1 (ko) * 2010-09-29 2012-06-08 엘지이노텍 주식회사 방열회로기판 및 그의 제조 방법
KR101175093B1 (ko) 2011-01-04 2012-08-21 이명희 금속기판의 실장방법
KR101208414B1 (ko) * 2011-04-18 2012-12-05 주식회사 이노플렉스 전자부품 실장용 인쇄회로기판 원자재와 그 제조방법 및 이를 이용한 인쇄회로기판 제조방법
KR101215078B1 (ko) 2011-04-27 2012-12-24 주식회사 알.에프.텍 인쇄회로기판 및 그의 제조방법
CN103607843A (zh) * 2013-11-19 2014-02-26 深圳安信卓科技有限公司 功率放大器的固定装置及方法
US20140091443A1 (en) * 2012-09-28 2014-04-03 Stmicroelectronics Pte Ltd Surface mount package for a semiconductor integrated device, related assembly and manufacturing process
US9844142B2 (en) 2010-07-20 2017-12-12 Lg Innotek Co., Ltd. Radiant heat circuit board and method for manufacturing the same
CN114631400A (zh) * 2019-10-28 2022-06-14 株式会社自动网络技术研究所 带传热构件的基板以及带传热构件的基板的制造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62219801A (ja) * 1986-03-20 1987-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超高周波回路装置
JPH03201701A (ja) * 1989-12-28 1991-09-03 Sharp Corp マイクロ波装置
JPH10135749A (ja) * 1996-10-29 1998-05-22 Nec Corp 高周波帯増幅器
JP2001274285A (ja) * 2000-03-28 2001-10-05 Hitachi Kokusai Electric Inc リード端子
JP2001284490A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Hitachi Kokusai Electric Inc 高周波接地構造

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62219801A (ja) * 1986-03-20 1987-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超高周波回路装置
JPH03201701A (ja) * 1989-12-28 1991-09-03 Sharp Corp マイクロ波装置
JPH10135749A (ja) * 1996-10-29 1998-05-22 Nec Corp 高周波帯増幅器
JP2001274285A (ja) * 2000-03-28 2001-10-05 Hitachi Kokusai Electric Inc リード端子
JP2001284490A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Hitachi Kokusai Electric Inc 高周波接地構造

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009152505A (ja) * 2007-12-24 2009-07-09 Denso Corp 半導体モジュールの実装構造
JP4492695B2 (ja) * 2007-12-24 2010-06-30 株式会社デンソー 半導体モジュールの実装構造
JP2012089869A (ja) * 2008-12-01 2012-05-10 Kuei-Fang Chen 放熱台
JP2011181787A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Hitachi Automotive Systems Ltd パワー系半導体装置
US9844142B2 (en) 2010-07-20 2017-12-12 Lg Innotek Co., Ltd. Radiant heat circuit board and method for manufacturing the same
KR101154644B1 (ko) * 2010-09-29 2012-06-08 엘지이노텍 주식회사 방열회로기판 및 그의 제조 방법
KR101175093B1 (ko) 2011-01-04 2012-08-21 이명희 금속기판의 실장방법
KR101208414B1 (ko) * 2011-04-18 2012-12-05 주식회사 이노플렉스 전자부품 실장용 인쇄회로기판 원자재와 그 제조방법 및 이를 이용한 인쇄회로기판 제조방법
KR101142036B1 (ko) 2011-04-20 2012-05-17 안복만 다층 인쇄회로기판 및 그 제조방법
KR101215078B1 (ko) 2011-04-27 2012-12-24 주식회사 알.에프.텍 인쇄회로기판 및 그의 제조방법
US20140091443A1 (en) * 2012-09-28 2014-04-03 Stmicroelectronics Pte Ltd Surface mount package for a semiconductor integrated device, related assembly and manufacturing process
US9257372B2 (en) * 2012-09-28 2016-02-09 STMicroelectronics (Mala) Ltd Surface mount package for a semiconductor integrated device, related assembly and manufacturing process
CN103607843A (zh) * 2013-11-19 2014-02-26 深圳安信卓科技有限公司 功率放大器的固定装置及方法
CN114631400A (zh) * 2019-10-28 2022-06-14 株式会社自动网络技术研究所 带传热构件的基板以及带传热构件的基板的制造方法
CN114631400B (zh) * 2019-10-28 2024-03-26 株式会社自动网络技术研究所 带传热构件的基板以及带传热构件的基板的制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5106519B2 (ja) 熱伝導基板及びその電子部品実装方法
JP6516011B2 (ja) 無線機
EP3053187B1 (en) High power rf circuit
JP6139585B2 (ja) 高周波モジュール及びマイクロ波送受信装置
JP4028474B2 (ja) 高周波モジュール
US20080029881A1 (en) Circuit board with cooling function
JP2006165114A (ja) 半導体素子の実装方法及び実装構造、装置
EP1671524B1 (en) Electrical circuit apparatus and method for assembling same
JP2005311230A (ja) 回路モジュールおよびこの回路モジュールを用いた回路装置
JP2003204244A (ja) Sawフィルタ
KR101115403B1 (ko) 발광 장치
JP2008125038A (ja) 高周波用基板構造及び高周波用パッケージ
JP4507986B2 (ja) 部品内蔵モジュールの製造方法
CN107750478B (zh) 无埋块rf功率放大器
JP4411506B2 (ja) 光通信器
JP5721359B2 (ja) 半導体装置用基体、およびそれを備えた半導体装置
JP4770518B2 (ja) 高出力増幅器
JP2001257415A (ja) 光半導体装置
JP2014170834A (ja) パワー半導体の放熱構造およびこれを用いたオーディオ装置
JP7161629B1 (ja) 部品内蔵基板、及びその製造方法
JP5515755B2 (ja) 放熱多層基板、電子装置及び放熱多層基板の製造方法
JP2014127589A (ja) 素子収納用パッケージおよび実装構造体
JP2006237073A (ja) 電子回路ユニット
JP2003234215A (ja) 電子装置
JPH1065287A (ja) 回路基板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070911

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20090702

A977 Report on retrieval

Effective date: 20091209

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091215

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100413

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02