JP2005157138A - 記録装置および記録装置の消耗部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 消耗部品が複数の記録装置に装着された場合に、どの記録装置においてどのくらい消耗部品が消耗されたかの情報を提供して、ユーザーによる消耗部品の管理の利便性を高めること。
【解決手段】 複数の記録装置に装着可能なトナーカートリッジ301に不揮発性メモリ311を備え、その不揮発性メモリ311に、トナーカートリッジ301を装着する複数の記録装置のシリアルナンバーと、それぞれの記録装置によるトナーの消費量に関する情報を記憶させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、記録装置および記録装置の消耗部品に関し、さらに詳細には、記録媒体に画像を記録可能な記録装置、および複数の記録装置に対して装着可能な消耗部品に関するものである。
記録装置に装着される消耗部品(例えば、インクやトナーなどを収容するカートリッジ形態の消耗部品)の寿命を正確に検出して管理する方式としては、例えば、特許文献1に記載のものが提案されている。
一方、近年においては記録装置の普及が著しく、また使用されるインク等の消耗部品の種類も多くなってきている。例えば、インクやトナー等の色については、従来の標準色の他に、特色と呼ばれる特殊な色(金色、銀色、白色、など)のものが各メーカーから提供されている。ユーザーは、必要に応じて、これらの特色のインクやトナー用のカートリッジ(以下、「特色カートリッジ」ともいう)を記録装置に装着して使用する。
これらの特色のインクやトナーは、一般に標準色のものに比べて高価であり、また特殊な記録効果を得る必要時にのみ使用されることが多く、それらの特色カートリッジが常時記録装置に装着されることは少ない。そのため、そのような特色カートリッジを装着可能な複数の記録装置を用いるオフィスや企業においては、特色カートリッジを貸し借りして複数の記録装置に必要に応じて装着し使用する場合が多い。このように、特色カートリッジを貸し借りすることによって、消耗部品としての特色のインクやトナーにかかる経費の削減が可能となる。
また、特許文献2の図6に示されるような管理情報をトナーカートリッジが持ち、同文献の図8のような在庫管理情報を画像形成装置本体側で持つものもあった。
特開2001−166649号公報 特開2002−108148号公報
しかし、特許文献1に記載されているような消耗部品の寿命を管理する方式では、消耗部品を複数の記録装置に装着されることが想定されておらず、ユーザーは、どの記録装置においてどのくらいインクやトナーを消費したかまでは判別することができなかった。
そのため、例えば、所有部署が異なる複数の記録装置に対して消耗部品が装着された場合に、それぞれの部署において消耗部品の所要経費を正確に清算することができなかった。
本発明の目的は、消耗部品が複数の記録装置に装着された場合に、どの記録装置においてどのくらい消耗部品が消耗されたかの情報を提供して、ユーザーによる消耗部品の管理の利便性を高めることができる記録装置および記録装置の消耗部品を提供することにある。
本発明の記録装置は、複数の記録装置に対して装着可能な消耗部品を用いて、記録媒体に画像を記録可能な記録装置において、前記消耗部品に、当該消耗部品の使用状況に関する情報を記憶可能な記憶手段を備え、前記記録装置に、当該記録装置の識別情報と当該記録装置による前記消耗部品の消耗量に関する消耗情報を、前記消耗部品の使用状況に関する情報として前記記憶手段に記憶させる制御手段を備えることを特徴とする。
本発明の記録装置の消耗部品は、記録媒体に画像を記録可能な複数の記録装置に対して装着可能な消耗部品であって、当該消耗部品の使用状況に関する情報を記憶可能な記憶手段を備え、前記使用状況に関する情報として、当該消耗部品を装着する前記複数の記録装置の識別情報と、前記複数の記録装置のそれぞれによる当該消耗部品の消耗量に関する消耗情報と、を含むことを特徴とする。
本発明は、複数の記録装置に装着可能な消耗部品に記憶手段を備え、その記憶手段に、消耗部品を装着する複数の記録装置の識別情報と、それぞれの記録装置による消耗部品の消耗量に関する消耗情報を記憶させることにより、どの記録装置においてどのくらい消耗部品が消耗されたかの情報を提供して、ユーザーによる消耗部品の管理の利便性を高めることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態における記録装置の概略構成図である。本例の記録装置は、電子写真プロセス方式の記録装置としての適用例である。
1は、静電潜像を形成するための感光ドラム、2は、感光ドラム1を一様に帯電させるための帯電ローラ、5は、レーザビームを感光ドラム1上で走査するための光学ユニットである。6は、光学ユニット5から発せされたレーザビーム、3は、レーザビーム6により感光ドラム1上に形成された静電潜像をトナーによって現像するための現像機、4は、感光ドラム1上のトナー像を所定の用紙(記録媒体)に転写する転写ローラ帯電器である。7は、用紙上のトナーを溶融して用紙に定着させる定着器、8は、記録する用紙を積載しておくための標準カセット、9は、標準カセット8から用紙をピックアップする標準カセット給紙ローラである。10は手差しトレイ、11は手差し給紙ローラ、12は、用紙を機外に排出するための排出ローラである。13は、搬送されてきた用紙の記録のための先端レジストをとるためのレジストセンサ、14は、定着器7から用紙が正常に排出したことを確認するための排紙センサ、15は、標準カセット8における用紙の有無を検出するセンサ、16は、手差し用の用紙の有無を検出するためのセンサである。301は、感光ドラム、帯電ローラ2、現像器3、およびトナーを含むトナーカートリッジであり、プリンタ本体に対して着脱可能とされている。311は、後述するワンチップの不揮発性メモリであり、トナーカートリッジ301に搭載されている。
図2は、図1の記録装置における制御系の概略構成を説明するブロック図である。
プリンタコントローラ101は、通信インタフェース手段を介して図示しないホストコンピュータに接続されており、ホストコンピュータとの通信により画像データを受信し、しかる後、受信した画像データを記録装置にて記録可能な画像信号に展開、変換を行う。201はプリンタエンジン制御部であり、プリンタコントローラ101が送出する画像信号を受信し、電子写真プロセスを制御して記録紙に画像を形成する。301は、記録装置に装着される前述のトナーカートリッジである。トナーカートリッジ301には、書換え可能な不揮発性メモリ311が内蔵されており、トナーカートリッジ301が記録装置に装着されることにより、不揮発性メモリ311とプリンタエンジン制御部201との通信が非接触で行われて、不揮発性メモリ311に対してのデータの書込みおよび読出しが行われる。
以下、不揮発性メモリ311とプリンタエンジン制御部201との通信が非接触で行われる仕組みについて説明する。
プリンタエンジン制御部201には、プログラムにより電子写真プロセスを制御するためのCPU221が備えられている。さらにプリンタエンジン制御部201には、書込み/読出し駆動回路211およびRFインタフェース回路212が備えられており、コイル状のアンテナ401が接続されている。一方、トナーカートリッジ301にもコイル状のアンテナ403が備えられている。そのアンテナ403は、RFインタフェース回路312を介して不揮発性メモリ311に接続され、トナーカートリッジ301が記録装置に装着されたときにアンテナ401と対向する。これらのアンテナ401、403間の電磁結合により通信が行われる。
プリンタ制御部201側のアンテナ401に、所定の変調がかけられた電流を流すことにより磁場を発生させる。これにより、トナーカートリッジ301側に接続されているアンテナ403に起電力が発生し、その起電力を電源として不揮発性メモリ311を動作させる。このとき、プリンタエンジン制御部201側のアンテナ401に流れる電流は、キャリア周波数に対して所定の変調度により振幅変調が施されており、その変調により、データ信号を不揮発性メモリ311に対して伝送する。不揮発性メモリ311は受信したデータ信号に基づき、データの読出しまたは書込みを行う。読出しに際しては、不揮発性メモリ311より読み出したデータに基づき、接続されているアンテナ403のコイルのインピーダンスをデジタル的に切り替え変化させて、負荷変調を行う。このインピーダンスの変化により、プリンタエンジン制御部201側のアンテナ401のコイルとの電磁結合係数に変化が生じるため、プリンタ制御部201側のRFインタフェース回路212にて検出復調することにより、第1の読出し書込み駆動回路211を介して不揮発性メモリ311の内容を受信することができる。
プリンタエンジン制御部201のCPU221は、第1の書込み/読出し駆動回路211に接続されている。その書込み/読出し駆動回路211は、シリアル通信機能を有しており、RFインタフェース回路212とシリアル通信結合されている。すなわち、CPU221は、第1の書込み/読出し駆動回路211を介して、不揮発性メモリ311へのデータの書込みおよび読出しを行うことができる。
213は第2の読出し/書込み駆動回路であり、第2のRFインタフェース回路214を介して、アンテナ405に接続されている。アンテナ405は、記録装置筐体の外装部に近い位置に設けられており、トナーカートリッジ301を記録装置に装着しなくても、トナーカートリッジ301内の不揮発性メモリ311からデータの読出しが可能である。
トナーカートリッジ301の現像器3内のトナーの残量は、トナーの収容部に衝撃を与えたときの反応を圧電素子Sによって検知することによって、アナログ的に検出される。プリンタエンジン制御部201には、CPU221に接続されるトナー残量検出部215が備わっており、圧電素子Sによって検出されたトナー残量のアナログ値をアナログ・デジタル変換し、変換後のデジタル的なトナー残量がCPU221に読み取られる。トナーの残量の検知方法は、圧電素子Sを用いた方法のみに限定されず、種々の検知方法を用いることができる。
次に、本例におけるCPU221の動作について説明する。図3は、不揮発性メモリ311のメモリマップ、図4は、トナーカートリッジ301の装着時におけるCPU221の動作手順を説明するためのフローチャートである。
トナーカートリッジ301が記録装置に装着されると、CPU221は、不揮発性メモリ311内のデータを読み出す。(ステップS501)。その不揮発性メモリ311から読み出された情報に基づいて、記録装置に装着されたトナーカートリッジ301が未使用のカートリッジであるか否かを判定する(ステップS502)。不揮発性メモリ311には、後述するように、それが備わるトナーカートリッジ301を装着した記録装置のシリアルナンバー(シリアルNo.)が書き込まれるようになっており、そのシリアルナンバーから、トナーカートリッジ301が以前に記録装置に装着されたものであるか否かを判定することができる。そのシリアルナンバーが書き込まれていないときは、トナーカートリッジ301が未使用のものであると判定することができる。
トナーカートリッジ301が未使用のものであるときは、ステップS504において、そのトナーカートリッジ301の不揮発性メモリ311のメモリマップ(図3参照)に、そのトナーカートリッジ301を装着した現在の記録装置のシリアルナンバーをデータDt−aとして書き込むと共に、トナーカートリッジ301の装着時のトナー残量および現在のトナー残量をデータDt−bおよびDt−cとして書き込む。それらのデータDt−bおよびDt−cは”100%”とする。さらに、次のステップS505において、トナーカートリッジ301の履歴を管理するための項目として、そのトナーカートリッジ301を最初に装着した現在の記録装置を第1の記録装置として、その記録装置のシリアルナンバーをデータD1−aとして書き込むと共に、トナーの使用量をデータD1−bとして書き込む。その使用量D1−bは”0%”とする。データDt−a,Dt−b,Dt−c,D1−bは後述するように更新する。
一方、トナーカートリッジ301が未使用でないとき、つまり不揮発性メモリ311に記録装置のシリアルナンバーが書き込まれているときは、その不揮発性メモリ311のメモリマップから、トナーカートリッジ301が現在の記録装置に装着された履歴があるか否かを判定する(ステップS502)。トナーカートリッジ301が現在の記録装置に装着された履歴がないときとしては、例えば、使用中のトナーカートリッジ301を他部署から借りるなどして装着した場合などが想定され、またトナーカートリッジ301が現在の記録装置に装着された履歴があるときは、以前に装着して使用したトナーカートリッジ301を再度装着したときである。
トナーカートリッジ301が未使用ではなく、かつ現在の記録装置に装着された履歴がないときは、ステップS506に進み、圧電素子Sからの検出信号に基づいてトナーの残量を検出する。それから、現在装着中の記録装置のシリアルナンバーをデータDt−aとして書き込むと共に、トナーカートリッジ301の装着時のトナー残量および現在のトナー残量をデータDt−bおよびDt−cとして書き込む(ステップS507)。それらのデータDt−bおよびDt−cとしては、ステップS506におけるトナー残量の検出量を書き込む。さらに、履歴を管理する項目として、現在の記録装置のシリアルナンバーとトナーの使用量を書き込む(ステップS508)。そのトナーの使用量は”0%”とする。トナーカートリッジ301を装着する現在の記録装置が2番目の記録装置の場合には、そのトナーカートリッジ301を2番目に装着した記録装置として、現在の記録装置のシリアルナンバーをデータD2−aとして、またトナーの使用量をデータD2−bとして書き込む。トナーカートリッジ301が装着される現在の記録装置が3・・・n番目の記録装置の場合には、同様に、その記録装置のシリアルナンバーがデータD3−a・・・Dn−aとして、またトナーの使用量がデータD3−b・・・Dn−bとして書き込まれる。記録装置毎のデータD2−b,D3−b・・・Dn−bは、後述するように更新する。
また、トナーカートリッジ301が未使用ではなく、かつ現在の記録装置に装着された履歴があるときは、ステップS509に進み、圧電素子Sからの検出信号に基づいてトナーの残量を検出する。それから、現在装着中の記録装置のシリアルナンバーをデータDt−aとして書き込むと共に、トナーカートリッジ301の装着時のトナー残量および現在のトナー残量をデータDt−bおよびDt−cとして書き込む(ステップS510)。それらのデータDt−bおよびDt−cとしては、ステップS506におけるトナー残量の検出量を書き込む。
また、記録装置においては、トナーカートリッジ内の消耗品としてのトナーの残量を把握するために、定常的に所定のタイミング等にて、不揮発性メモリ311に書き込まれた情報を定期的に更新する。図5は、このような情報の更新時におけるCPU221の動作を説明するためのフローチャートである。
図5において、まずCPU221は、現在装着中のトナーカートリッジ301における不揮発性メモリ311に書き込まれたデータを読み出す(ステップS601)。また、CPU221は、圧電素子Sからの検出信号に基づいて、トナーカートリッジ301におけるトナーの残量を検出する(ステップS602)。
CPU221は、これらの情報に基づいて、不揮発性メモリ311の前回の情報更新時から、こんかいの情報更新時までの間に使用されたトナーカートリッジ301内のトナーの使用量を算出する(ステップS603)。すなわち、データDt−bとして書き込まれている装着時のトナー残量R1と、ステップS602にて検出したトナー残量R2とに基づき、下式(1)によってトナーの使用量Atを算出する。
R1−R2=At ・・・(1)
そして、現在トナーカートリッジ301を装着している記録装置のシリアルナンバーをデータDt−aとして書き込むと共に、ステップS602にて検出したトナー残量R1をデータDt−bおよびDt−cとして書き込む(ステップS604)。
その後、ステップS603にて算出したトナーの使用量Atがいずれの記録装置において使用されたか分であるかに応じて、それを使用した記録装置における現在までのトナーの積算使用量を算出して(ステップS605)、不揮発性メモリ311に書き込み更新する(ステップS606)。
すなわち、現時点にてトナーカートリッジ301を装着している記録装置(以下、「本記録装置」ともいう)おける図5の処理の1回目の実行時には、ステップS603にて算出したトナーの使用量Atは、そのトナーカートリッジ301を前回装着していた先の記録装置(以下、「先の記録装置」ともいう)において使用された量となる。つまり、先の記録装置において、図5の処理を最後に実行した後の記録動作によって、使用量At分のトナーが使用されたことになる。そのため、本記録装置において図5の処理の1回目の実行時には、不揮発性メモリ311に記憶されているトナーカートリッジ301の使用履歴情報から先の記録装置を特定し、先の記録装置におけるトナーの使用量として、ステップS603にて算出したトナーの使用量Atを加算して、先の記録装置の現在までのトナーの積算使用量を算出する(ステップS605)。そして、そのトナーの積算使用量を不揮発性メモリ311に書き込み更新する(ステップS606)。例えば、先の記録装置が第2の記録装置の場合には、その記録装置によるトナーの使用量のデータD2−bに使用量Atを加算して更新する。
一方、本記録装置における図5の処理の2回目以降の実行時には、本記録装置によるトナーの使用量として、ステップS603にて算出したトナーの使用量Atを加算して、本記録装置の現在までのトナーの使用量を算出する(ステップS605)。本記録装置が過去に使用したトナーの使用量は、不揮発性メモリ311において、本記録装置のシリアルナンバーに対応するブロックに書き込まれている。例えば、本記録装置が第3の記録装置の場合には、本記録装置が過去使用したトナーの使用量がデータD3−bとして不揮発性メモリ311に書き込まれている。そのデータD3−bとしては、前述したように、当初は”0%”が書き込まれており、それに今回の使用量Atを加えることによって、本記録装置が現在までに使用したトナーの積算使用量が算出される。そして、そのトナーの積算使用量を不揮発性メモリ311に書き込み更新する(ステップS606)。例えば、本記録装置が第3の記録装置の場合には、本記録装置の現在までのトナーの使用量のデータD3−bに使用量Atを加算して更新する。
このような図5の処理は、例えば、トナーカートリッジ301が記録装置に装着されて図4の処理を実行した後に自動的に実行し、その後、所定のタイミングで繰り返し実行することができる。図5の処理の実行タイミングは、記録装置における記録動作の終了直後に実行することが好ましく、またトナーカートリッジ301内のトナーの残量がなくなったときに自動的に実行してもよい。
第2の読出し/書込み駆動回路213は、前述したように、トナーカートリッジ301を記録装置に装着しなくても、そのトナーカートリッジ301内の不揮発性メモリ311から、アンテナ403を通してデータの読出しが可能である。この読み出し/書込み駆動回路213は、CPU221に接続されている操作部202の操作から指示を受けことにより、不揮発性メモリ311内のデータを読み出す。その読み出したデータの内、少なくとも、そのトナーカートリッジ301を使用した記録装置のシリアルナンバーのデータD1−a,D2−a・・・Dn−aと、それらの記録装置毎のトナーの使用量のデータD1−b,D2−b・・・Dn−b、つまりトナーカートリッジ301の使用履歴情報を本記録装置の記録機能により記録する。また、不揮発性メモリ311の記憶情報は、表示部222に表示することもできる。
以上のようにして、トナーカートリッジの使用履歴情報を管理することにより、複数の記録装置に対してトナーカートリッジが装着された場合に、そのトナーカートリッジのトナーがどの記録置によって、どのくらい使用されたかという情報を提供することができる。
また、トナーカートリッジにおけるトナーの使用量の情報は、トナーカートリッジが記録装置に装着されている状態であっても、操作部202の操作によって記憶させることができる。また、不揮発性メモリの記憶情報は、記録装置に接続されているコンピュータからの指示によって記録したり、表示したり、そのコンピュータに取り込むこともできる。
(他の実施形態)
本発明は、消耗品としてのトナーを収容するトナーカートリッジに対してのみならず、記録装置において消費される種々の消耗品を収容して、複数の記録装置に対して装着可能な多様なカートリッジに対しても適用することができる。その他のカートリッジとしては、例えば、液体などのインクを収容するインクカートリッジ、記録媒体に対する画像の記録に前後して記録媒体に付与するための処理液を収容するカートリッジ、および紙などの記録媒体を収容するカートリッジを挙げることができる。
さらに本発明は、このようなカートリッジ形態の消耗部品のみに限定されず、種々の形態の消耗部品に対しても広く適用することができる。
本発明の一実施形態の記録装置の概略構成図である。 図1の記録装置における制御系のブロック構成図である。 図1のトナーカートリッジに備わるメモリの説明図である。 図1の記録装置におけるトナーカートリッジ装着時の処理を説明するためのフローチャートである。 図1の記録装置における情報更新処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
101 プリンタコントローラ
201 プリンタエンジン制御部
211 第1の読出し書込み駆動回路
213 第2の読出し書込み駆動回路
301 トナーカートリッジ(消耗部品)
311 不揮発性メモリ(記憶手段)
401 アンテナ
405 第2のアンテナ
T トナー(消耗品)

Claims (20)

  1. 複数の記録装置に対して装着可能な消耗部品を用いて、記録媒体に画像を記録可能な記録装置において、
    前記消耗部品に、当該消耗部品の使用状況に関する情報を記憶可能な記憶手段を備え、
    前記記録装置に、当該記録装置の識別情報と当該記録装置による前記消耗部品の消耗量に関する消耗情報を、前記消耗部品の使用状況に関する情報として前記記憶手段に記憶させる制御手段を備える
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 前記制御手段は、当該記録装置による前記消耗部品の消耗量に応じて、前記記憶手段に記憶されている当該記録装置による前記消耗部品の消耗情報を更新することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記消耗部品の残りの使用可能量を検知する検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記検知手段によって検出される残りの使用可能量の変化に基づいて、当該記録装置による前記消耗部品の消耗量を算出する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記制御手段は、前記検知手段によって検出された残りの使用可能量に関する情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 前記消耗部品が当該記録装置に装着されたときに前記記憶手段と前記制御手段との間の通信回路を形成する通信手段、および/または前記消耗部品が当該記録装置の近傍に位置したときに前記記憶手段と前記制御手段との間の通信回路を形成する通信手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の記録装置。
  6. 前記通信手段は、前記制御手段と前記記憶手段との間の通信回路を非接触に形成することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記制御手段は、出力指示信号に基づいて、前記記憶手段の記憶情報を記録させる記録制御部を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の記録装置。
  8. 前記記憶手段の記憶情報を表示可能な表示手段を備え、
    前記制御手段は、出力指示信号に基づいて、前記記憶手段の記憶情報を前記表示手段に表示させる表示制御部を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の記録装置。
  9. 前記制御手段は、出力指示信号に基づいて、前記記憶手段の記憶情報を外部に出力することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の記録装置。
  10. 前記出力指示信号を出力可能な操作手段を備えることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の記録装置。
  11. 前記出力指示信号を外部から入力する入力手段を備えることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の記録装置。
  12. 前記消耗部品は、記録装置にて消費される消耗品を収容し、かつ複数の記録装置に対して装着可能なカートリッジ形態であることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の記録装置。
  13. 前記消耗品は、少なくともトナー、インク、または記録媒体のいずれかであることを特徴とする請求項12に記載の記録装置。
  14. 記録媒体に画像を記録可能な複数の記録装置に対して装着可能な消耗部品であって、
    当該消耗部品の使用状況に関する情報を記憶可能な記憶手段を備え、
    前記使用状況に関する情報として、当該消耗部品を装着する前記複数の記録装置の識別情報と、前記複数の記録装置のそれぞれによる当該消耗部品の消耗量に関する消耗情報と、を含む
    ことを特徴とする記録装置の消耗部品。
  15. 前記消耗情報は、対応する前記記録装置による当該消耗部品の消費量に応じて更新可能であることを特徴とする請求項14に記載の記録装置の消耗部品。
  16. 前記使用状況に関する情報として、当該消耗部品の残りの使用可能量に関する情報を含むことを特徴とする請求項14または15に記載の記録装置の消耗部品。
  17. 前記記録装置に装着されたときに該記録装置と前記記憶手段との間の通信回路を形成する通信手段、および/または前記記録装置の近傍に位置したときに該記録装置と前記記憶手段との間の通信回路を形成する通信手段を備えることを特徴とする請求項14から16のいずれかに記載の記録装置の消耗部品。
  18. 前記通信手段は、前記制御手段と前記記憶手段との間の通信回路を非接触に形成することを特徴とする請求項17に記載の記録装置の消耗部品。
  19. 前記記録装置にて消費される消耗品を収容し、かつ前記複数の記録装置に対して装着可能なカートリッジ形態であることを特徴とする請求項14から18のいずれかに記載の記録装置の消耗部品。
  20. 前記消耗品は、少なくともトナー、インク、または記録媒体のいずれかであることを特徴とする請求項19に記載の記録装置の消耗部品。
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