JP2005151790A - Dcモータのコイル温度推定方法、dcモータ制御方法およびそれらの装置 - Google Patents

Dcモータのコイル温度推定方法、dcモータ制御方法およびそれらの装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005151790A
JP2005151790A JP2004004905A JP2004004905A JP2005151790A JP 2005151790 A JP2005151790 A JP 2005151790A JP 2004004905 A JP2004004905 A JP 2004004905A JP 2004004905 A JP2004004905 A JP 2004004905A JP 2005151790 A JP2005151790 A JP 2005151790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
coil
coil temperature
temperature
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004004905A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4501433B2 (ja
Inventor
Takeshi Hiwada
武史 桧皮
Satoshi Ishikawa
諭 石川
Yasuto Yanagida
靖人 柳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2004004905A priority Critical patent/JP4501433B2/ja
Priority to EP04792822.1A priority patent/EP1677411A4/en
Priority to US10/576,769 priority patent/US7265954B2/en
Priority to PCT/JP2004/015680 priority patent/WO2005041397A1/ja
Publication of JP2005151790A publication Critical patent/JP2005151790A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4501433B2 publication Critical patent/JP4501433B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • H02P6/16Circuit arrangements for detecting position
    • H02P6/18Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements
    • H02P6/182Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements using back-emf in windings
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K7/00Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/14Estimation or adaptation of motor parameters, e.g. rotor time constant, flux, speed, current or voltage
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/60Controlling or determining the temperature of the motor or of the drive
    • H02P29/64Controlling or determining the temperature of the winding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】 コストアップを招くことなく、正確にブラシレスDCモータのコイル温度を推定する。
【解決手段】 モータ電流、およびモータ電圧を用いてブラシレスDCモータのコイルの抵抗を算出し、コイルの抵抗温度特性を用いてコイル温度を推定する。さらに複数のデュ−ティを用いて、デュ−ティ差と電流差を用いてコイル抵抗を算出する方法も含まれる。また、ロータ位置を検出し、その位置からインダクタンスを算出し、このインダクタンスに対応させてコイル抵抗から算出されたコイル温度を補正する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、温度センサを用いることなく、DCモータのコイル温度を推定する方法、推定されたコイル温度に基づくDCモータ制御方法、およびそれらの装置に関する。
従来から、空気調和装置においては、モータにより駆動される圧縮機を有しているため、油が希釈して焼付きなどの原因になるというような不都合の発生を防止することが必要であり、このため、予熱運転をどこまで行うかの指標として圧縮機の内部温度を検出することが必要になる。
そして、この要求を実現するために、圧縮機の内部に熱電対などを挿入して内部温度を測定すると大幅なコストアップを招くので、圧縮機の吐出管温度を検出し、この温度から圧縮機の内部温度を推定することが提案され、実用に供されている。
圧縮機の吐出管温度から圧縮機の内部温度を推定する方法を採用した場合には、停止時の予熱運転時などには温度推定誤差が大きくなってしまうという不都合がある。
この不都合を解消するために、サーミスタを設けて直接に圧縮機の胴体温度を測定することが考えられるが、この場合には、コストアップを招いてしまうことになる。
モータにより駆動される他の装置においても同様の不都合がある。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、コストアップを招くことなく、正確にDCモータのコイル温度を推定することができる方法およびその装置を提供することを第1の目的とし、推定された温度に基づいてDCモータを制御する方法およびその装置を提供することを第2の目的としている。
請求項1のDCモータのコイル温度推定方法は、インバータの出力をDCモータに供給するモータ駆動システムにおいて、モータ電流、およびモータ電圧を用いてDCモータのコイルの抵抗を算出し、コイルの抵抗温度特性を用いてコイル温度を推定する方法である。
請求項2のDCモータのコイル温度推定方法は、複数のデューティーを用いて、デューティー差と電流差とを用いてDCモータのコイルの抵抗を算出する方法である。
請求項3のDCモータのコイル温度推定方法は、固定座標系を採用し、電気角を一定に設定して電圧を印加する方法である。
請求項4のDCモータのコイル温度推定方法は、少なくとも0.5秒以上同一デューティーを保持する方法である。
請求項5のDCモータのコイル温度推定方法は、シャント抵抗を用いてモータ電流を検出し、DCモータの運転中よりも低いキャリア周波数でコイルの抵抗を算出する方法である。
請求項6のDCモータのコイル温度推定方法は、前記DCモータとして圧縮機のケーシングの内部に設けられて圧縮機を駆動するものを採用する方法である。
請求項7のDCモータ制御方法は、請求項1から請求項6の何れかの方法により推定されたコイル温度に基づいて、DCモータの温度を所定温度にする方法である。
請求項8のDCモータ制御方法は、請求項1から請求項6の何れかの方法により推定されたコイル温度に基づいて、DCモータの起動までの時間間隔を設定する方法である。
請求項9のDCモータ制御方法は、請求項1から請求項6の何れかの方法により推定されたコイル温度に基づいて、DCモータの運転制御方法を設定する方法である。
請求項10のDCモータのコイル温度推定装置は、インバータの出力をDCモータに供給するモータ駆動システムにおいて、モータ電流、およびモータ電圧を用いてDCモータのコイルの抵抗を算出し、コイルの抵抗温度特性を用いてコイル温度を推定するコイル温度推定手段を含むものである。
請求項11のDCモータのコイル温度推定装置は、前記コイル温度推定手段として、複数のデューティーを用いて、デューティー差と電流差とを用いてDCモータのコイルの抵抗を算出するものを採用するものである。
請求項12のDCモータのコイル温度推定装置は、前記コイル温度推定手段として、固定座標系を採用し、電気角を一定に設定して電圧を印加するものを採用するものである。
請求項13のDCモータのコイル温度推定装置は、前記コイル温度推定手段として、少なくとも0.5秒以上同一デューティーを保持するものを採用するものである。
請求項14のDCモータのコイル温度推定装置は、前記コイル温度推定手段として、シャント抵抗を用いてモータ電流を検出し、DCモータの運転中よりも低いキャリア周波数でコイルの抵抗を算出するものを採用するものである。
請求項15のDCモータのコイル温度推定装置は、前記DCモータとして、圧縮機のケーシングの内部に設けられて圧縮機を駆動するものを採用するものである。
請求項16のDCモータ制御装置は、請求項10から請求項15の何れかの装置により推定されたコイル温度に基づいて、DCモータの温度を所定温度にする制御手段を含むものである。
請求項17のDCモータ制御装置は、請求項10から請求項15の何れかの装置により推定されたコイル温度に基づいて、DCモータの起動までの時間間隔を設定する制御手段を含むものである。
請求項18のDCモータ制御装置は、請求項10から請求項15の何れかの装置により推定されたコイル温度に基づいて、DCモータの運転制御方法を設定する制御手段を含むものである。
請求項19のDCモータのコイル温度推定方法は、インバータに含まれるトランジスタ、ダイオードによる電圧降下を補正してコイルの抵抗を算出する方法である。
請求項20のDCモータのコイル温度推定方法は、キャリブレーションにより得られる値を用いてコイル温度を推定するに当たって、電源線の抵抗値に基づく補正を行う方法である
請求項21のDCモータのコイル温度推定方法は、DCモータのロータ位置を検出し、検出されたロータ位置からインダクタンスを算出し、算出したインダクタンスに対応させて、コイルの抵抗から算出されたコイル温度を補正する方法である。
請求項22のDCモータのコイル温度推定方法は、前記モータ電流の検出を、ON時間もしくはOFF時間の中央で行う方法である。
請求項23のDCモータのコイル温度推定方法は、前記モータ電流の検出を、PAM回路を用いて所定電圧を出力している状態において行う方法である。
請求項24のDCモータのコイル温度推定装置は、前記コイル温度推定手段として、インバータに含まれるトランジスタ、ダイオードによる電圧降下を補正してコイルの抵抗を算出し、コイルの抵抗からコイルの温度を推定するものを採用するものである。
請求項25のDCモータのコイル温度推定装置は、前記コイル温度推定手段として、キャリブレーションにより得られる値を用いてコイル温度を推定するに当たって、電源線の抵抗値に基づく補正を行うものを採用するものである。
請求項26のDCモータのコイル温度推定装置は、前記コイル温度推定手段として、DCモータのロータ位置を検出し、検出されたロータ位置からインダクタンスを算出し、算出したインダクタンスに対応させて、コイルの抵抗から算出されたコイル温度を補正するものを採用するものである。
請求項27のDCモータのコイル温度推定装置は、前記コイル温度推定手段として、前記モータ電流の検出を、ON時間もしくはOFF時間の中央で行うものを採用するものである。
請求項28のDCモータのコイル温度推定装置は、前記コイル温度推定手段として、前記モータ電流の検出を、PAM回路を用いて所定電圧を出力している状態において行うものを採用するものである。
請求項1の発明は、温度センサを用いることなく、コイル温度を高精度に推定することができるという特有の効果を奏する。
請求項2の発明は、ゼロ点を通る保証がない場合でも、抵抗を正確に算出することができ、ひいては、コイル温度の推定精度を高めることができるという特有の効果を奏する。
請求項3の発明は、演算誤差を少なくすることができるほか、請求項1または請求項2と同様の効果を奏する。
請求項4の発明は、平均化処理などにより精度を高めることができるほか、請求項2と同様の効果を奏する。
請求項5の発明は、算出精度を高めることができるほか、請求項1から請求項4の何れかと同様の効果を奏する。
請求項6の発明は、圧縮機の内部温度を推定することができるほか、請求項1から請求項5の何れかと同様の効果を奏する。
請求項7の発明は、起動前にDCモータの温度を正確に所定温度にすべくDCモータを制御することができるという特有の効果を奏する。
請求項8の発明は、DCモータを起動するためのリトライ用に時間間隔を正確に設定することができるという特有の効果を奏する。
請求項9の発明は、DCモータを起動するためのリトライ用に運転制御方法を設定することができるという特有の効果を奏する。
請求項10の発明は、温度センサを用いることなく、コイル温度を高精度に推定することができるという特有の効果を奏する。
請求項11の発明は、ゼロ点を通る保証がない場合でも、抵抗を正確に算出することができ、ひいては、コイル温度の推定精度を高めることができるという特有の効果を奏する。
請求項12の発明は、演算誤差を少なくすることができるほか、請求項10または請求項11と同様の効果を奏する。
請求項13の発明は、平均化処理などにより精度を高めることができるほか、請求項11と同様の効果を奏する。
請求項14の発明は、算出精度を高めることができるほか、請求項10から請求項13の何れかと同様の効果を奏する。
請求項15の発明は、圧縮機の内部温度を推定することができるほか、請求項10から請求項14の何れかと同様の効果を奏する。
請求項16の発明は、起動前にDCモータの温度を正確に所定温度にすべくDCモータを制御することができるという特有の効果を奏する。
請求項17の発明は、DCモータを起動するためのリトライ用に時間間隔を正確に設定することができるという特有の効果を奏する。
請求項18の発明は、DCモータを起動するためのリトライ用に運転制御方法を設定することができるという特有の効果を奏する。
請求項19の発明は、推定精度を高めることができるほか、請求項1から請求項6の何れかと同様の効果を奏する。
請求項20の発明は、推定精度を高めることができるほか、請求項1と同様の効果を奏する。
請求項21の発明は、推定精度を高めることができるほか、請求項19と同様の効果を奏する。
請求項22の発明は、平均電流を検出していない場合であっても電流検出の精度低下を抑制することができるほか、請求項1から請求項6の何れかと同様の効果を奏する。
請求項23の発明は、チョッピング音をなくすることができるほか、請求項1から請求項6の何れかと同様の効果を奏する。
請求項24の発明は、推定精度を高めることができるほか、請求項10から請求項15の何れかと同様の効果を奏する。
請求項25の発明は、推定精度を高めることができるほか、請求項10と同様の効果を奏する。
請求項26の発明は、推定精度を高めることができるほか、請求項24と同様の効果を奏する。
請求項27の発明は、平均電流を検出していない場合であっても電流検出の精度低下を抑制することができるほか、請求項10から請求項15の何れかと同様の効果を奏する。
請求項28の発明は、チョッピング音をなくすることができるほか、請求項10から請求項15の何れかと同様の効果を奏する。
以下、添付図面を参照して、この発明のDCモータのコイル温度推定方法、DCモータ制御方法およびそれらの装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1はDCモータ駆動装置を概略的に示すブロック図である。
このDCモータ駆動装置は、3相交流電源1を入力とするコンバータ2と、コンバータ2の直流出力を入力とするインバータ3と、インバータ3の交流出力が供給されるDCモータ4と、DCモータ4の回転子の磁極位置を基準としてインバータ3を制御するインバータ制御部5とを有している。そして、DCモータ4のコイル温度を推定する温度推定部6を有している。
図2はインバータ制御部5の他の構成を示すブロック図である。
このインバータ制御部5は、インバータ3の直流側の電流と、インバータ3の直流側の電圧の分圧電圧とを入力として、インバータ3の各スイッチングトランジスタを制御するPWM指令を出力する。より具体的には、DCモータの運動は電流、電圧、回転角度、機器定数からなるdq軸モデルで記述されるので、このモデルをもとに、実測電流、電圧、機器定数から回転角度を算出することができ、その角度に応じたPWM指令を出力してインバータ3に供給することにより、DCモータを効率よく駆動することができる。したがって、この場合には、DCモータ4の回転子の磁極位置を受け取る必要がない。
図3は温度推定部6における処理の一例を説明するフローチャートである。
ステップSP1において、インバータ3を制御して直流電流を出力してDCモータ4に供給し、ステップSP2において、直流電流値を測定し、ステップSP3において、既知の直流電圧値と測定した直流電流値とからDCモータ4のコイル抵抗値を算出し、ステップSP4において、算出されたコイル抵抗値と予め測定されている抵抗温度特性とから温度を算出する。
具体的には、例えば図4に示すように、インバータ3のu相の+側のスイッチングトランジスタとv相の−側のスイッチングトランジスタとをオンにしてDCモータ4の、Y結線されたu相コイルおよびv相コイルに直流電流を供給する。
この場合に、DCモータ4の回転子が回転しないように直流電流を設定することが好ましい。
このように直流電流が設定されれば、例えばオームの法則に基づく演算を行ってコイル抵抗値(2相分のコイルが直列接続された抵抗値)を算出することができ、算出されたコイル抵抗値(具体的には、算出されたコイル抵抗値の1/2)を予め測定されている抵抗温度特性に適用することによって、コイル温度を得ることができる。
以上の説明は、電圧電流特性がゼロ点を通るとの仮定に基づいている。しかし、実際には、電圧電流特性がゼロ点を通るとは限らず、ゼロ点を通らない場合には、上述のようにしてコイル抵抗値を算出すると誤差を含むことになってしまう。
このような不都合の発生を未然に防止するためには、例えば図5に示すように、デューティー比を変化させて、各デューティー比に対応させて直流電流値を測定する。そして、測定された複数の直流電流値と対応する電圧値(例えば、V0×デューティー比)とに基づいて電圧電流特性を得、得られた電圧電流特性の傾きをコイル抵抗として算出する(図6参照)。次いで、算出されたコイル抵抗を予め得られている抵抗温度特性に適用することにより正確なコイル温度を得ることができる(図7参照)。
図8は上記の処理を行なうための温度推定部6の構成を示すブロック図である。
この温度制御部6は、図5に示すように電流、電圧をステップ状に変化させて得られる電流の変化量ΔIおよび電圧の変化量ΔVを入力としてΔV/ΔIの演算を行って抵抗値Rを算出する抵抗値算出部6aと、算出された抵抗値Rを入力として、予め設定された温度―抵抗特性を用いて温度を得、推定温度として出力する温度テーブル6bとを有している。
また、これらの場合において、各デューティー比の継続時間を0.5秒以上に設定することが好ましく、平均化処理を施すことによって、直流電流値の精度を高めることができる。
さらに、前記の場合において、電圧の印加を回転座標系で行うこと、固定座標系で行うことが可能であるが、固定座標系で、しかも電気角一定で行うことが好ましく、座標変換などに起因する演算誤差を少なくすることができる。
また、騒音の観点からみれば、キャリア周波数を上げる方が騒音を小さくできるので、キャリア周波数を上げることが好ましく、具体的には、1000Hz以上にすることが好ましい。
さらにまた、前記の場合において、直流電流の検出をシャント抵抗を用いて行うことが可能であるが、この場合には、DCモータ4の運転中よりも低いキャリア周波数を採用して直流電流の検出(推定)を行うことにより、直流電流の検出精度を向上させることができる。
さらに説明すると、一般に空調機で使われているようなDCモータの仕様では、高効率狙いのため、抵抗値は非常に小さくなっている。そのため、抵抗値測定では非常にデューティーの小さな条件となる。したがって、シャント抵抗での電流測定では、最小時間制限にかからないようにキャリア周波数を下げる必要があり、DCモータ4の運転中よりも低いキャリア周波数を採用して直流電流の検出(推定)を行うことにより、直流電流の検出精度を向上させることができる。
ただし、騒音の観点からみれば、キャリア周波数を上げる方が騒音を小さくできるので、シャント抵抗での電流測定に代えてDCCTを用いる電流測定を採用することが好ましく、キャリア周波数を上げて騒音を小さくすることができる。
例えば、図9中(A)に対して、デューティーを一定に保持したままでキャリア周波数を1/5にすれば、図9中(B)に示すように、ON時間が長くなり、最小制限幅以上になる。
次いで、直流電流値の測定のシミュレーションの一例を説明する。
T周期において、例えば図10に示すように、u相電圧、v相電圧、w相電圧を設定すれば、これらの設定電圧に応じて電流をオンにすることができる。ここで、電流がオンの期間についてみれば、u相電圧がオフ、v相電圧がオンであり、w相電圧がオンとオフとである。
そして、T/2周期分の電流波形は、例えば図11に示すように、電流がオンの期間に電流値が増加し、他の期間に電流値が徐々に減少する波形となる。
したがって、T/2周期分の電流波形に基づく平均値を算出することにより、直流電流の測定値を得ることができる。
また、上記のコイル抵抗の算出においては、ダイオード、スイッチングトランジスタにおける電圧降下を無視しているが、これらの電圧降下を考慮することによって、コイル抵抗の算出精度を高めることができる。
さらに、上記のDCモータ4が、圧縮機のケーシングの内部に収容されて圧縮機を駆動するものである場合には、コイル温度が圧縮機の内部温度とほぼ等しいことを考慮すれば、簡単に圧縮機の内部温度を得ることができる。
図12は温度推定値(温度実測値)を用いてモータ温度を所定温度(目標温度)に制御するための構成を示すブロック図であり、目標温度と実測温度との差を算出する減算部71と、算出された差温度を入力としてPI制御またはオンオフ制御を行なってW指令(ワット指令)を出力する制御部72と、W指令を入力として動作することにより熱量を発生するヒータ73と、ヒータ73により昇温されるDCモータ74とを有している。
したがって、DCモータ74の温度を目標温度にすることができる。
図13は圧縮機停止時におけるモータ温度の制御方法を説明するフローチャートである。
ステップSP1において、実測温度が閾値よりも低いか否かを判定し、実測温度が閾値よりも低いと判定された場合には、ステップSP2において、ヒータをオンにし(ヒータに通電し)、ステップSP3において、一定時間が経過すれば、再びステップSP1の判定を行なう。
ステップSP1において、実測温度が閾値以上であると判定された場合には、再びステップSP1の判定を行なう。
したがって、DCモータの温度を閾値に制御することができる。
図14は圧縮機停止から再起動までの処理の一例を説明するフローチャートである。
ステップSP1において、実測温度が閾値よりも低いか否かを判定し、ステップSP1の判定において、実測温度が閾値より高いと判定された場合、吐出管温度目標値上限を低下させ、もしくは、再起動までのタイミングを設定し、再起動を行う。
ステップSP1の判定において、実測温度が閾値よりも低いと判定された場合には、ステップSP2において、圧縮機の吐出管温度目標値上限を低下させ、ステップSP3において、再起動を行う。
したがって、例えば、異常加熱によって圧縮機が停止した場合には、圧縮機の吐出管温度目標値上限を低下させることにより運転エリアを狭くして、異常加熱が発生しないようにし、この状態で再起動することができる。
また、圧縮機が吐出管温度異常で停止した場合には、DCモータのコイル温度を測定することにより、圧縮機の内部が異常加熱で危険な状態か否かを判断することができるので、判断結果に応じて再起動までのタイミングを設定することにより、異常加熱での損傷を回避することができる。
図15は、トランジスタ、ダイオードの電圧降下を補正する処理の一例を説明するフローチャートである。
ステップSP1において、例えば、図16に示すように、インバータのV相の上アームのトランジスタ、およびU相の下アームのトランジスタを導通させてDCモータの固定子巻線に通電し、この状態において電流値を計測する。
ステップSP2において、計測した電流値、および図17中に(A)(B)で示す定格特性を用いてトランジスタ、ダイオードの電圧降下Vt、Vdを算出する。
ステップSP3において、DC電圧にデューティー比を乗算して補正前の電圧V0を算出する。
ステップSP4において、補正前の電圧V0からトランジスタ、ダイオードの電圧降下Vt、Vdを減算してインバータの出力電圧を算出する。
以上のようにして、正確なインバータ出力電圧が得られた後は、上述のようにコイル抵抗を精度よく算出し、ひいてはコイル温度を精度よく推定することができる。
また、測定された(あるいは算出された)コイル抵抗値Rからコイル温度Tを算出する場合には、キャリブレーションによって決まる定数a、bを用いてT=a×R+bの演算を行えばよい。
ここで、キャリブレーション時の温度をt0、キャリブレーション時の測定抵抗値をRt0、機種毎に異なる定数をα、電源線の抵抗値(カタログ値、測定値など)をβとした場合には、
a={1/(Rt0−β)}{(1/α)+(t0−20)}
b=t0−a×Rt0
を採用することが好ましく、電源線の抵抗値の影響を補正して、温度推定精度を高めることができる。
図18はインダクタンス値を補正して温度推定を行う処理の一例を説明するフローチャートである。
ステップSP1において、従来公知の方法を採用してDCモータのロータ位置を検出する。
ステップSP2において、検出したロータ位置から、従来公知の方法を採用して温度検知に使用する相のインダクタンスLを算出する。
ステップSP3において、図19に示すような、インダクタンスLと算出温度との関係を用いて、予めインダクタンスLによる温度補正値ΔTを求めておき、抵抗値のみから求めた温度をT0とするとき、T0+ΔTの演算を行って温度を算出する。
ロータの内部に永久磁石を埋め込んでなるDCモータ、SRMモータなどでは、インダクタンスLが大きくなると電流振幅が小さくなり、インダクタンスLが小さくなると電流振幅が大きくなるように、インダクタンスLが電流値に影響を及ぼし、定格特性上の動作点が変動した状態になるので、上述のように補正処理を行うことにより、温度推定精度を高めることができる。
さらに、上記の電流値の検出に当たっては、例えば、図20に示すように、ON時間もしくはOFF時間の中央(例えば、ON時間の1/2の時点もしくはOFF時間の1/2の時点)で電流測定を行うことが好ましい。
この電流測定の測定は、平均電流を測定していない場合に有効であり、電流測定のばらつきを大幅に抑制することができる。
さらにまた、図21に示すように、PAM回路を用いて5V程度の電圧を出力することによって、インバータのトランジスタのスイッチングを行うことなく電流測定を行うことが好ましく、チョッピング音の発生を防止することができる。
DCモータ駆動装置を概略的に示すブロック図である。 インバータ制御部の他の構成を示すブロック図である。 温度推定部6における処理の一例を説明するフローチャートである。 直流電流供給の一例を示す図である。 デューティー比を変化させて、各デューティー比に対応させて直流電流値を測定することを説明する図である。 測定された複数の直流電流値と対応する電圧値とに基づいて電圧電流特性を得、得られた電圧電流特性の傾きをコイル抵抗として算出することを説明する図である。 算出されたコイル抵抗を予め得られている抵抗温度特性に適用することにより正確なコイル温度を得ることを説明する図である。 温度推定部の構成を示すブロック図である。 デューティーを変化させることなくキャリア周波数を1/5にした状態を示す波形図である。 直流電流値の測定のシミュレーションのために電流をオンにすることを説明する図である。 直流電流波形を示す図である。 温度推定値(温度実測値)を用いてモータ温度を所定温度(目標温度)に制御するための構成を示すブロック図である。 圧縮機停止時におけるモータ温度の制御方法を説明するフローチャートである。 圧縮機停止から再起動までの処理の一例を説明するフローチャートである。 トランジスタ、ダイオードの電圧降下を補正する処理を説明するフローチャートである。 電流経路の一例を示す図である。 トランジスタ、ダイオードの定格特性の一例を示す図である。 ロータ位置により定まるインダクタンスに基づく温度補正を説明するフローチャートである。 インダクタンスと算出温度との関係の一例を示す図である。 コイル温度測定時の電流波形の一例を示す図である。 PAM回路を用いるモータ駆動装置の一例を示す電気回路図である。
符号の説明
3 インバータ 4 DCモータ
6 温度推定部

Claims (28)

  1. インバータの出力をDCモータに供給するモータ駆動システムにおいて、
    モータ電流、およびモータ電圧を用いてDCモータのコイルの抵抗を算出し、コイルの抵抗温度特性を用いてコイル温度を推定することを特徴とするDCモータのコイル温度推定方法。
  2. 複数のデューティーを用いて、デューティー差と電流差とを用いてDCモータのコイルの抵抗を算出する請求項1に記載のDCモータのコイル温度推定方法。
  3. 固定座標系を採用し、電気角を一定に設定して電圧を印加する請求項1または請求項2に記載のDCモータのコイル温度推定方法。
  4. 少なくとも0.5秒以上同一デューティーを保持する請求項2に記載のDCモータのコイル温度推定方法。
  5. シャント抵抗を用いてモータ電流を検出し、DCモータの運転中よりも低いキャリア周波数でコイルの抵抗を算出する請求項1から請求項4の何れかに記載のDCモータのコイル温度推定方法。
  6. 前記DCモータは、圧縮機のケーシングの内部に設けられて圧縮機を駆動するものである請求項1から請求項5の何れかに記載のDCモータのコイル温度推定方法。
  7. 請求項1から請求項6の何れかの方法により推定されたコイル温度に基づいて、DCモータの温度を所定温度にすることを特徴とするDCモータ制御方法。
  8. 請求項1から請求項6の何れかの方法により推定されたコイル温度に基づいて、DCモータの起動までの時間間隔を設定することを特徴とするDCモータ制御方法。
  9. 請求項1から請求項6の何れかの方法により推定されたコイル温度に基づいて、DCモータの運転制御方法を設定することを特徴とするDCモータ制御方法。
  10. インバータ(3)の出力をDCモータ(4)に供給するモータ駆動システムにおいて、
    モータ電流、およびモータ電圧を用いてDCモータ(4)のコイルの抵抗を算出し、コイルの抵抗温度特性を用いてコイル温度を推定するコイル温度推定手段(6)を含むことを特徴とするDCモータのコイル温度推定装置。
  11. 前記コイル温度推定手段(6)は、複数のデューティーを用いて、デューティー差と電流差とを用いてDCモータ(4)のコイルの抵抗を算出するものである請求項10に記載のDCモータのコイル温度推定装置。
  12. 前記コイル温度推定手段(6)は、固定座標系を採用し、電気角を一定に設定して電圧を印加するものである請求項10または請求項11に記載のDCモータのコイル温度推定装置。
  13. 前記コイル温度推定手段(6)は、少なくとも0.5秒以上同一デューティーを保持するものである請求項11に記載のDCモータのコイル温度推定装置。
  14. 前記コイル温度推定手段(6)は、シャント抵抗を用いてモータ電流を検出し、DCモータの運転中よりも低いキャリア周波数でコイルの抵抗を算出するものである請求項10から請求項13の何れかに記載のDCモータのコイル温度推定装置。
  15. 前記DCモータ(4)は圧縮機のケーシングの内部に設けられて圧縮機を駆動するものである請求項10から請求項14の何れかに記載のDCモータのコイル温度推定装置。
  16. 請求項10から請求項15の何れかの装置により推定されたコイル温度に基づいて、DCモータの温度を所定温度にする制御手段を含むことを特徴とするDCモータ制御装置。
  17. 請求項10から請求項15の何れかの装置により推定されたコイル温度に基づいて、DCモータの起動までの時間間隔を設定する制御手段を含むことを特徴とするDCモータ制御装置。
  18. 請求項10から請求項15の何れかの装置により推定されたコイル温度に基づいて、DCモータの運転制御方法を設定する制御手段を含むことを特徴とするDCモータ制御装置。
  19. インバータに含まれるトランジスタ、ダイオードによる電圧降下を補正してコイルの抵抗を算出する請求項1から請求項6の何れかに記載のDCモータのコイル温度推定方法。
  20. キャリブレーションにより得られる値を用いてコイル温度を推定するに当たって、電源線の抵抗値に基づく補正を行う請求項1に記載のDCモータのコイル温度推定方法。
  21. DCモータのロータ位置を検出し、検出されたロータ位置からインダクタンスを算出し、算出したインダクタンスに対応させて、コイルの抵抗から算出されたコイル温度を補正する請求項19に記載のDCモータのコイル温度推定方法。
  22. 前記モータ電流の検出を、ON時間もしくはOFF時間の中央で行う請求項1から請求項6の何れかに記載のDCモータのコイル温度推定方法。
  23. 前記モータ電流の検出を、PAM回路を用いて所定電圧を出力している状態において行う請求項1から請求項6の何れかに記載のDCモータのコイル温度推定方法。
  24. 前記コイル温度推定手段(6)は、インバータに含まれるトランジスタ、ダイオードによる電圧降下を補正してコイルの抵抗を算出し、コイルの抵抗からコイルの温度を推定するものである請求項10から請求項15の何れかに記載のDCモータのコイル温度推定装置。
  25. 前記コイル温度推定手段(6)は、キャリブレーションにより得られる値を用いてコイル温度を推定するに当たって、電源線の抵抗値に基づく補正を行うものである請求項10に記載のDCモータのコイル温度推定装置。
  26. 前記コイル温度推定手段(6)は、DCモータのロータ位置を検出し、検出されたロータ位置からインダクタンスを算出し、算出したインダクタンスに対応させて、コイルの抵抗から算出されたコイル温度を補正するものである請求項10に記載のDCモータのコイル温度推定装置。
  27. 前記コイル温度推定手段(6)は、前記モータ電流の検出を、ON時間もしくはOFF時間の中央で行うものである請求項10から請求項15の何れかに記載のDCモータのコイル温度推定装置。
  28. 前記コイル温度推定手段(6)は、前記モータ電流の検出を、PAM回路を用いて所定電圧を出力している状態において行うものである請求項10から請求項15の何れかに記載のDCモータのコイル温度推定装置。




JP2004004905A 2003-10-24 2004-01-13 Dcモータのコイル温度推定方法およびその装置 Expired - Fee Related JP4501433B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004004905A JP4501433B2 (ja) 2003-10-24 2004-01-13 Dcモータのコイル温度推定方法およびその装置
EP04792822.1A EP1677411A4 (en) 2003-10-24 2004-10-22 METHOD FOR ESTIMATING DIRECT CURRENT MOTOR COIL TEMPERATURE, DIRECT CURRENT MOTOR CONTROL METHOD, AND DEVICES THEREFOR
US10/576,769 US7265954B2 (en) 2003-10-24 2004-10-22 Method for estimating DC motor coil temperature, DC motor control method and their devices
PCT/JP2004/015680 WO2005041397A1 (ja) 2003-10-24 2004-10-22 Dcモータのコイル温度推定方法、dcモータ制御方法およびそれらの装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003365130 2003-10-24
JP2004004905A JP4501433B2 (ja) 2003-10-24 2004-01-13 Dcモータのコイル温度推定方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005151790A true JP2005151790A (ja) 2005-06-09
JP4501433B2 JP4501433B2 (ja) 2010-07-14

Family

ID=34525450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004004905A Expired - Fee Related JP4501433B2 (ja) 2003-10-24 2004-01-13 Dcモータのコイル温度推定方法およびその装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7265954B2 (ja)
EP (1) EP1677411A4 (ja)
JP (1) JP4501433B2 (ja)
WO (1) WO2005041397A1 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006613A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 永久磁石式回転電機の制御装置および永久磁石式回転電機の温度推定方法
EP2080633A1 (en) 2005-01-28 2009-07-22 Oji Paper Co., Ltd. Ink-jet recording material.
DE102009004167A1 (de) 2008-04-17 2009-10-22 Mitsubishi Electric Corp. Steuervorrichtung für ein Getriebe
DE102009022474A1 (de) 2008-11-20 2010-05-27 Mitsubishi Electric Corp. Steuervorrichtung für Automatikgetriebe
JP2012122689A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2014117153A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Nidec Sr Drives Ltd 電気機械における抵抗の推定
WO2015011945A1 (ja) * 2013-07-23 2015-01-29 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 駆動装置
JP2015043682A (ja) * 2013-07-23 2015-03-05 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 駆動装置
WO2016185924A1 (ja) * 2015-05-20 2016-11-24 三菱電機株式会社 電力変換装置およびこれを適用した車両駆動システム
US9531309B2 (en) 2013-07-23 2016-12-27 Aisin Aw Co., Ltd. Drive device
US9634590B2 (en) 2013-07-23 2017-04-25 Aisin Aw Co., Ltd. Drive device
KR20200045847A (ko) * 2018-10-23 2020-05-06 주식회사 만도 모터 제어 장치 및 모터 제어 방법

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004056998A1 (de) * 2004-11-25 2006-06-08 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zur Variation eines Nennstroms
US8604803B2 (en) 2006-05-19 2013-12-10 Pratt & Whitney Canada Corp. System and method for monitoring temperature inside electric machines
US7825621B2 (en) * 2007-08-28 2010-11-02 Rockwell Automation Technologies, Inc. Junction temperature reduction for three phase inverters modules
DE102008000784A1 (de) * 2008-03-20 2009-09-24 Robert Bosch Gmbh Elektromotor mit einer Temperaturerfassung und Verfahren zur Erfassung einer Temperatur in einem Elektromotor
CN101953025A (zh) * 2008-04-14 2011-01-19 株式会社村田制作所 无线ic器件、电子设备以及无线ic器件的谐振频率调整方法
FR2933550B1 (fr) * 2008-07-01 2012-10-12 Schneider Toshiba Inverter Europe Sas Procede de determination des inductances d'une machine synchrone a aimants permanents
US7791328B2 (en) 2008-07-03 2010-09-07 Emerson Electric Co. Method and system for calibrating a motor control circuit to improve temperature measurement in an electrical motor
GB2473803A (en) * 2009-07-02 2011-03-30 Pg Drives Technology Ltd Prevention of motor overload by calculation of motor resitance and temperature
NZ588233A (en) * 2010-09-28 2011-06-30 Dynamic Controls Dynamically adjusting a compensation term based on a stored profile for a motor
JP5603807B2 (ja) * 2011-03-07 2014-10-08 Ntn株式会社 電気自動車用駆動モータの診断装置および診断方法並びに電気自動車用駆動モータの診断装置を備えた電気自動車
JP2012202252A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Sanyo Electric Co Ltd スクロール圧縮装置
DE102011077237A1 (de) * 2011-06-08 2012-12-13 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Bestimmen einer Temperatur von Kraftstoff in einem Kraftstofftank
US9166518B2 (en) * 2011-06-27 2015-10-20 GM Global Technology Operations LLC Rotor temperature estimation for an electric vehicle
FR2977412B1 (fr) * 2011-06-30 2014-06-13 Schneider Toshiba Inverter Procede de commande mis en oeuvre dans un variateur de vitesse pour le prechauffage d'un moteur electrique
US8662620B2 (en) 2011-11-21 2014-03-04 Xerox Corporation Indirect temperature monitoring for thermal control of a motor in a printer
GB2503670B (en) 2012-07-03 2014-12-10 Dyson Technology Ltd Method of preheating a brushless motor
GB2503671B (en) 2012-07-03 2014-12-17 Dyson Technology Ltd Control of a brushless motor
DE102012021020A1 (de) * 2012-10-26 2014-04-30 Diehl Ako Stiftung & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Bestimmen einer Betriebstemperatur eines Elektromotors
CN103813236A (zh) 2012-11-07 2014-05-21 飞兆半导体公司 扬声器保护的相关方法及装置
CN103904977A (zh) * 2014-03-26 2014-07-02 哈尔滨工程大学 一种pwm驱动电机系统共模干扰噪声源阻抗的估算方法
DE102014005706B4 (de) * 2014-04-22 2023-02-02 Diehl Ako Stiftung & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben eines Elektromotors
US9236828B1 (en) 2014-07-03 2016-01-12 Rockwell Automation Technologies, Inc. Methods and power conversion system control apparatus to control IGBT junction temperature at low speed
CN104158463B (zh) * 2014-09-05 2016-03-30 南车株洲电力机车研究所有限公司 一种永磁同步电机的转子温度监测方法及系统
US9318976B1 (en) 2014-10-30 2016-04-19 Rockwell Automation Technologies, Inc. Adjustable PWM method to increase low speed starting torque and inverter voltage measurement accuracy
WO2016162940A1 (ja) * 2015-04-07 2016-10-13 日産自動車株式会社 非接触受電装置の温度推定装置及び温度推定方法
US9568704B1 (en) 2015-08-17 2017-02-14 Apple Inc. Temperature based control of voice coil motor
US9807528B1 (en) * 2015-09-21 2017-10-31 Apple Inc. Electronic devices and method for thermal monitoring of an electro-mechanical actuator
US9932701B2 (en) 2015-12-29 2018-04-03 Whirlpool Corporation Laundry appliances using search coils to identify motors and their rotors in order to self-tune control of the motor
JP6477578B2 (ja) * 2016-04-20 2019-03-06 トヨタ自動車株式会社 モータ温度推定装置
EP3490138A4 (en) * 2016-07-21 2020-01-01 Nidec Corporation MOTOR MODULE, MOTOR CONTROL DEVICE, TEMPERATURE ESTIMATION DEVICE AND METHOD
WO2018209655A1 (en) 2017-05-18 2018-11-22 General Electric Company System and method for estimating motor temperature of a pitch system of a wind turbine
JP6279192B1 (ja) * 2017-07-28 2018-02-14 三菱電機株式会社 インバータ装置およびインバータ装置の異常検出方法
FR3075514B1 (fr) * 2017-12-18 2020-10-23 Somfy Activites Sa Procede d’estimation de la temperature interne d’une machine tournante , unite electronique de controle, actionneur et dispositif domotique associes
DE102018117262A1 (de) * 2018-07-17 2020-01-23 Ebm-Papst Mulfingen Gmbh & Co. Kg Motorenidentifikation
US10784797B1 (en) 2019-06-19 2020-09-22 Rockwell Automation Technologies, Inc. Bootstrap charging by PWM control
HUE056841T2 (hu) * 2019-10-31 2022-03-28 Vaf Gmbh Villamos melegítõ berendezés egy legalább egy tekercset tartalmazó alkotórészhez, valamint eljárás egy ilyen jellegû melegítõ berendezés üzemeltetésére
US11336206B2 (en) 2020-09-23 2022-05-17 Rockwell Automation Technoligies, Inc. Switching frequency and PWM control to extend power converter lifetime

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH048192A (ja) * 1990-04-25 1992-01-13 Hitachi Ltd 電動機の抵抗値測定方法とその装置および電気車の制御方法とその装置
JP2004004875A (ja) * 2003-06-03 2004-01-08 Sharp Corp 液晶表示パネル

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61180592A (ja) * 1985-02-05 1986-08-13 Mitsubishi Electric Corp 査導電動機の制御装置
DE3706659A1 (de) * 1987-03-02 1988-09-15 Heidelberger Druckmasch Ag Einrichtung zum erfassen der wicklungstemperatur eines insbesondere buerstenlosen gleichstrommotors
JPH01248927A (ja) 1988-03-29 1989-10-04 Aisin Seiki Co Ltd Pwm制御モータの異常検出装置
US5510687A (en) * 1994-04-29 1996-04-23 Allen-Bradley Company, Inc. Electric motor controller with temperature protection
US5539601A (en) * 1994-05-12 1996-07-23 Siemens Energy & Automation, Inc. Apparatus and method for thermal protection of electric motors
EP0900710B1 (en) * 1997-09-05 2002-06-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Electric power steering controller
JP3297371B2 (ja) * 1998-03-12 2002-07-02 株式会社東芝 電気車の制御装置
JP3715136B2 (ja) * 1999-06-03 2005-11-09 トヨタ自動車株式会社 電動パワーステアリング装置
JP4816838B2 (ja) 2000-07-13 2011-11-16 株式会社安川電機 誘導電動機のベクトル制御装置
JP3502040B2 (ja) * 2000-12-27 2004-03-02 本田技研工業株式会社 ブラシレスdcモータの定数検出装置およびブラシレスdcモータの制御装置およびブラシレスdcモータの定数検出用プログラム
JP3511018B2 (ja) * 2001-05-18 2004-03-29 松下電器産業株式会社 リニアコンプレッサ駆動装置
JP2002367307A (ja) 2001-06-13 2002-12-20 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置
JP4232358B2 (ja) * 2001-06-26 2009-03-04 ダイキン工業株式会社 予熱発生機構
JP4391719B2 (ja) * 2002-03-20 2009-12-24 トヨタ自動車株式会社 モータ温度推定装置およびモータ制御装置
JP4023249B2 (ja) * 2002-07-25 2007-12-19 ダイキン工業株式会社 圧縮機内部状態推定装置及び空気調和装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH048192A (ja) * 1990-04-25 1992-01-13 Hitachi Ltd 電動機の抵抗値測定方法とその装置および電気車の制御方法とその装置
JP2004004875A (ja) * 2003-06-03 2004-01-08 Sharp Corp 液晶表示パネル

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2080633A1 (en) 2005-01-28 2009-07-22 Oji Paper Co., Ltd. Ink-jet recording material.
JP2007006613A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 永久磁石式回転電機の制御装置および永久磁石式回転電機の温度推定方法
DE102009004167B4 (de) * 2008-04-17 2016-03-31 Mitsubishi Electric Corp. Steuervorrichtung für ein Getriebe
DE102009004167A1 (de) 2008-04-17 2009-10-22 Mitsubishi Electric Corp. Steuervorrichtung für ein Getriebe
JP2009257490A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Mitsubishi Electric Corp 変速機の制御装置
JP4598100B2 (ja) * 2008-04-17 2010-12-15 三菱電機株式会社 変速機の制御装置
US8219290B2 (en) 2008-04-17 2012-07-10 Mitsubishi Electric Corporation Control apparatus for transmission
DE102009022474A1 (de) 2008-11-20 2010-05-27 Mitsubishi Electric Corp. Steuervorrichtung für Automatikgetriebe
US8229635B2 (en) 2008-11-20 2012-07-24 Mitsubishi Electric Corporation Control device of automatic transmission
DE102009022474B4 (de) * 2008-11-20 2014-06-05 Mitsubishi Electric Corp. Steuervorrichtung für Automatikgetriebe
JP2012122689A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2014117153A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Nidec Sr Drives Ltd 電気機械における抵抗の推定
JP2015043682A (ja) * 2013-07-23 2015-03-05 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 駆動装置
CN105340169A (zh) * 2013-07-23 2016-02-17 爱信艾达株式会社 驱动装置
WO2015011945A1 (ja) * 2013-07-23 2015-01-29 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 駆動装置
US9531309B2 (en) 2013-07-23 2016-12-27 Aisin Aw Co., Ltd. Drive device
US9634589B2 (en) 2013-07-23 2017-04-25 Aisin Aw Co., Ltd. Drive device
US9634590B2 (en) 2013-07-23 2017-04-25 Aisin Aw Co., Ltd. Drive device
WO2016185924A1 (ja) * 2015-05-20 2016-11-24 三菱電機株式会社 電力変換装置およびこれを適用した車両駆動システム
JP6045765B1 (ja) * 2015-05-20 2016-12-14 三菱電機株式会社 電力変換装置およびこれを適用した車両駆動システム
KR20200045847A (ko) * 2018-10-23 2020-05-06 주식회사 만도 모터 제어 장치 및 모터 제어 방법
KR102569255B1 (ko) * 2018-10-23 2023-08-23 에이치엘만도 주식회사 모터 제어 장치 및 모터 제어 방법

Also Published As

Publication number Publication date
EP1677411A4 (en) 2016-05-25
EP1677411A1 (en) 2006-07-05
US7265954B2 (en) 2007-09-04
WO2005041397A1 (ja) 2005-05-06
US20070070560A1 (en) 2007-03-29
JP4501433B2 (ja) 2010-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4501433B2 (ja) Dcモータのコイル温度推定方法およびその装置
US8525508B2 (en) Method for calibrating a motor control circuit to improve temperature measurement in an electrical motor
KR101341874B1 (ko) 모터 파라미터를 추정, 관리 및 진단하기 위한 제어기 및 방법
JP4100442B2 (ja) モータ駆動制御装置ならびにモータの駆動制御システム
KR101312328B1 (ko) 제어 각도 사이의 트랜지션용 제어기 및 방법
KR101386939B1 (ko) 가변 버스 전압에 의한 역률 보정
KR101678323B1 (ko) 모터 구동 제어 장치
CN107645264B (zh) 控制电路、驱动电路以及控制压缩机的电动机的方法
JP6217369B2 (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
US9461576B2 (en) Fan motor drive device and blower device
JP2008029193A (ja) 同期電動機のパラメータ調整方法およびその方法を使用する可変速駆動装置
JP2006304561A (ja) 車両用発電制御装置
JP6296566B2 (ja) モータ駆動制御装置
US20180159456A1 (en) Motor drive control device and control method thereof
JP2009077503A (ja) 電動機の制御装置,空気調和機の制御装置
JP2009261080A (ja) インバータ装置およびそれを搭載した風量一定換気送風装置
JP6651188B1 (ja) 電動機の減磁検出方法
JP2008172948A (ja) ブラシレスモータの制御装置
KR20080058070A (ko) 비엘디씨 모터의 제어 방법 및 그 장치
JP4352860B2 (ja) 電動機の制御装置
JP2014007916A (ja) モータ制御装置
JP2005218275A (ja) モータのコイル温度検出装置
JP2016127759A (ja) 回転電機制御装置
JP2005185071A (ja) 単相誘導電動機の回転速度制御装置
JP2003348872A (ja) 単相誘導電動機の回転速度制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20061030

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061225

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100330

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100412

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4501433

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees