JP2005146655A - 物品収納什器における上扉の施錠装置 - Google Patents
物品収納什器における上扉の施錠装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005146655A JP2005146655A JP2003385773A JP2003385773A JP2005146655A JP 2005146655 A JP2005146655 A JP 2005146655A JP 2003385773 A JP2003385773 A JP 2003385773A JP 2003385773 A JP2003385773 A JP 2003385773A JP 2005146655 A JP2005146655 A JP 2005146655A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- upper door
- plate
- lock
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Drawers Of Furniture (AREA)
Abstract
【解決手段】上扉8の下面に、閉扉時に筐体に設けた係止部54aと係脱しうる係止爪53aと当接片52bとを備えるロック部材47を枢着し、筐体に、その内側に配設した錠の施解錠操作に連動して上下動し、施錠時に当接片52bを押動して、係止爪53aを係止部54aに係合させるようにした作動部材46を設ける。
【選択図】図5
Description
特許文献2に記載のワゴンでは、上扉の施錠装置は設けられていないが、上記のような施錠装置を用いて上扉を施錠しようとした際には、上記と同様の問題が生じる。
(1)上面が開口された筐体の上部に、上扉を、前記開口を開閉しうるように設けてなる物品収納什器において、前記上扉の下面に、閉扉時に筐体に設けた係止部と係脱しうる係止爪と当接片とを備えるロック部材を枢着し、前記筐体に、その内側に配設した錠の施解錠操作に連動して上下動し、施錠時に前記当接片を押動して、前記係止爪を係止部に係合させるようにした作動部材を設ける。
また、上扉やその近傍に上扉用の錠を別途設ける必要がないので、それに要する費用を抑えることができるとともに、錠が露出して見栄えが悪くなるのを防止しうる。
図1は、本発明を適用した物品収納什器、すなわちワゴンの正面図、図2は、同じく、一方の側板を取外して示す側面図、図3は、同じく、図2より、ガイドレールと引出しを取外した状態の側面図である。
また、一方の回動板(53)の上部に短寸の内向きの当接片(52b)を連設した片側用のロック部材を、作動板(46)を配設した方の側板(4)の内面のみに設けてもよい。
昇降部材(61)が上限に位置しているとき、作動片(65)は、図8に示すように、前面板(11a)の側端の内向片(86)の下部に穿設された方形をなす係合孔(87)の上端部の直前に位置している。
操作ハンドル(16)の左右方向の中央部には、図8及び図10に示すように、前面板(11a)の上部の凹状をなす手掛け部(15)の底部を貫通して、前面板(11a)の後面の下方に延出する前後2枚重ねの連動板(105)の上端が固着され、その上端部の左右両側部の前後両面は、前面板(11a)の後面に固着した支持板(106)の後面にねじ止めされた合成樹脂製の左右1対の2又状のガイド板(107)(107)により、上下に摺動自在に保持されている。
上下の引出し(11)(12)を筐体(7)内に押し入れると、それらの前面板(11a)(12a)の後部の内向片(86)に穿設された各係合孔(87)に、第1ロックアーム(31)と第2ロックアーム(32)が、図5に示す傾斜状態で進入するとともに、上部引出し用の1個のラッチ(97)と下部引出し用の左右1対のラッチ(97)も、それと対向する係合孔(87)に進入してそれらに自動的に係合する。
すると、第2施錠機構(121)と一体をなす下部の作動杆(114)の内方への移動が阻止され、ラッチ解除機構(112)全体の作動がロックされることにより、それと連係している下部引出し(12)の操作ハンドル(16)の下方への操作が不能となる。
すなわち、施錠解除状態で上部の引出し(11)の操作ハンドル(16)を押動すると、連動板(105)を介して、ラッチ解除レバー(98)の側端部が上向きに回動させられ、図11に示すように、ラッチ(97)の係止爪(99)が押し上げられて係合孔(87)より離脱することにより、引出し(11)を引き出すことができる。
この際には、上述と同様のロック部材(47)を、シャッタ状扉の下面に設ければよい。
さらに、ダイヤル錠(91)に代えて、シリンダ錠その他の錠を用いることもできる。
(2)キャスタ
(3)底板
(4)側板
(5)後板
(6)物品載置板
(7)筐体
(8)上扉
(8a)上部閉塞板
(8b)前部閉塞板
(8c)下向折曲片
(9)把手
(10)上面板
(11)(12)引出し
(11a)(12a)前面板
(13)(14)ガイド部材
(15)手掛け部
(15a)上向片
(16)操作ハンドル
(17)裏板
(18)手掛け部
(18a)(18b)下向片
(19)手掛け空間
(20)ストッパ板
(21)扉支持ブラケット
(22)ブラケット
(23)ロータリダンパ
(24)ガイド溝
(25)ガイド板
(26)ステー
(27)スライドピン
(28)ピン
(29)施解錠装置
(30)昇降杆
(31)第1ロックアーム
(32)第2ロックアーム
(33)上扉施解錠装置
(34)長孔
(35)ガイド部材
(35a)鍔部
(36)ブラケット
(37)ねじ
(38)保持片
(39)嵌合孔
(40)枢軸
(41)補強杆
(42)係止爪
(43)作動部
(44)作動片
(44a)内向片
(45)作動片
(45a)内向片
(46)作動板(作動部材)
(47)ロック部材
(48)長孔
(49)ブラケット
(50)下向突片
(51)クッション材
(52)当接板
(52a)下向片
(52b)後向当接片
(53)回動板
(53a)係止爪
(54)係止金具
(54a)内向片(係止部)
(55)ブラケット
(56)ピン(枢軸)
(57)第1施錠機構
(58)ガイド溝
(59)凹部
(60)ガイド部材
(61)昇降部材
(62)内向摺動片
(63)基板
(64)水平片
(65)作動片
(65a)傾斜片
(66)下向片
(67)嵌合孔
(68)スライダ
(69)ブラケット
(69a)前向コ字状部
(70)(80)通孔
(81)皿ねじ
(82)めねじ孔
(83)係止片
(84)係止孔
(85)引張りコイルばね
(86)内向片
(87)係合孔
(89)弾性係止金具
(89a)底板
(89b)前板
(89c)上板
(89d)下向き折曲片
(90)係合溝
(91)ダイヤル錠(錠)
(92)施錠レバー
(93)ケーシング
(94)回動軸
(95)第1ラッチ装置
(96)枢軸
(97)ラッチ
(98)ラッチ解除レバー
(98a)上向突片
(99)係止爪
(99a)傾斜作動面
(100)係止ピン
(101)ばね受け片
(102)圧縮コイルばね
(103)ブラケット
(104)枢軸
(105)連動板
(105a)係止部
(105b)押圧片
(106)支持板
(107)ガイド板
(108)溝付ガイドローラ
(109)引張りコイルばね
(110)ストッパ片
(111)第2ラッチ装置
(112)ラッチ解除機構
(113)(114)作動杆
(113a)(114a)作動片
(115)ブラケット
(116)連結片
(117)作動レバー
(117a)(117b)レバー片
(118)枢軸
(119)ねじりばね
(120)係止突片
(121)第2施錠機構
(121a)係止溝
(122)連動板
(122a)係止部
(123)ブラケット
(123a)係止片
(124)ストッパ板
(124a)前向片
(125)枢軸
(126)押動ローラ
Claims (7)
- 上面が開口された筐体の上部に、上扉を、前記開口を開閉しうるように設けてなる物品収納什器において、前記上扉の下面に、閉扉時に筐体に設けた係止部と係脱しうる係止爪と当接片とを備えるロック部材を枢着し、前記筐体に、その内側に配設した錠の施解錠操作に連動して上下動し、施錠時に前記当接片を押動して、前記係止爪を係止部に係合させるようにした作動部材を設けたことを特徴とする物品収納什器における上扉の施錠装置。
- ロック部材が、左右方向に長い板状の当接片の両端に、それぞれが係止爪を備える左右1対の回動板を連設したものよりなり、左右の回動板を、上扉の下面に、左右方向の軸をもって枢着し、かつ左右の係止爪に対応する筐体の左右の内側面に、係止部をそれぞれ設けた請求項1記載の物品収納什器における上扉の施錠装置。
- 係止爪が係止部から離脱する方向に当接片を付勢する付勢手段を設けた請求項1または2記載の物品収納什器における上扉の施錠装置。
- 係止爪が係止部から離脱する方向にロック部材が自重により回動するように、ロック部材をその重心から外れた部位で上扉に枢着することにより、付勢手段とした請求項3記載の物品収納什器における上扉の施錠装置。
- 錠と作動部材との間の連係機構の途中に、前記作動部材にロック部材の回動抵抗より大きい下向きの力が作用したとき、弾性収縮するようにした弾性体を設けた請求項1〜4のいずれかに記載の物品収納什器における上扉の施錠装置。
- 筐体における作動部材の下方に、錠の施解錠操作に連動して上下動する昇降杆を設け、該昇降杆と作動部材とを、それらの間に弾性体を挟んで互いに連係した請求項5記載の物品収納什器における上扉の施錠装置。
- 弾性体をゴム系のクッション材よりなるものとした請求項5または6記載の物品収納什器における上扉の施錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003385773A JP4441235B2 (ja) | 2003-11-14 | 2003-11-14 | 物品収納什器における上扉の施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003385773A JP4441235B2 (ja) | 2003-11-14 | 2003-11-14 | 物品収納什器における上扉の施錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005146655A true JP2005146655A (ja) | 2005-06-09 |
JP4441235B2 JP4441235B2 (ja) | 2010-03-31 |
Family
ID=34693717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003385773A Expired - Fee Related JP4441235B2 (ja) | 2003-11-14 | 2003-11-14 | 物品収納什器における上扉の施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4441235B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114374039A (zh) * | 2021-12-25 | 2022-04-19 | 张春丽 | 一种防震的新能源电池箱 |
CN118449030A (zh) * | 2024-04-19 | 2024-08-06 | 江苏东浩电力设备有限公司 | 一种可智能化调控的交流低压配电柜 |
-
2003
- 2003-11-14 JP JP2003385773A patent/JP4441235B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114374039A (zh) * | 2021-12-25 | 2022-04-19 | 张春丽 | 一种防震的新能源电池箱 |
CN114374039B (zh) * | 2021-12-25 | 2023-12-15 | 深圳市一益智能装备制造有限公司 | 一种防震的新能源电池箱 |
CN118449030A (zh) * | 2024-04-19 | 2024-08-06 | 江苏东浩电力设备有限公司 | 一种可智能化调控的交流低压配电柜 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4441235B2 (ja) | 2010-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7318632B2 (en) | Storage cabinet with latching mechanism | |
JP5595896B2 (ja) | 昇降収納装置 | |
JP4441236B2 (ja) | 物品収納什器の施解錠装置 | |
JP4441235B2 (ja) | 物品収納什器における上扉の施錠装置 | |
EP2592210B1 (en) | Locking assembly for windows or doors | |
JPH08184236A (ja) | セキュリティボックスの施錠装置 | |
JP2005146656A (ja) | 物品収納什器のラッチ装置 | |
US6283513B1 (en) | Locking device for a two-door unit of swinging type | |
JP3508974B2 (ja) | キャビネットにおける開閉扉及び抽斗の選択式ロック装置 | |
JP2007169912A (ja) | 引違い引戸構造 | |
JP4307963B2 (ja) | 家具におけるラッチ装置 | |
JP2002059953A (ja) | 箱装置 | |
JP5132942B2 (ja) | キャビネット | |
JP2019107265A (ja) | 家具におけるハンドルケース | |
JP4464795B2 (ja) | 両開き扉付収納装置 | |
JP3957984B2 (ja) | 食器洗い機の扉開閉装置 | |
JP4514076B2 (ja) | 鎌錠 | |
JP4727082B2 (ja) | 家具におけるラッチ装置 | |
JP3980368B2 (ja) | 引出しのラッチ装置 | |
JP4874926B2 (ja) | ラッチ装置及びこれを備えたキャビネット | |
JP4417018B2 (ja) | 可動天板を備える机 | |
JP4127167B2 (ja) | 吊戸棚 | |
JP2005314888A (ja) | 扉の開扉操作装置 | |
JP6644252B2 (ja) | 引戸の引手装置 | |
JPH08284511A (ja) | 家具用扉のロック装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061031 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090331 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090707 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090903 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091222 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100108 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140115 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |