JP2005123031A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】本係止時におけるリテーナをガタ止めし、リテーナの前面板の剛性を向上しながら、リテーナ自体の寸法安定性に優れると共に、係止アームの反りを防止することができる、電気コネクタを提供する。
【解決手段】電気コネクタ1は、ハウジング10の前面から挿入され、仮係止位置と本係止位置とでハウジング10に係止されるリテーナ30を備えている。リテーナ30は、コンタクト挿通孔32を有する前面板31と、前面板31の上下両端近傍から後方に延びる係止アーム33a,33b,35を有する。リテーナ30は、前面板31の後面側中央において長手方向に延びると共に後方に突出する突条38を有し、かつ、前面板31の前面側中央であって突条38と対応する位置において長手方向に延びる凹溝39を有している。ハウジング10は、リテーナ30が本係止位置に位置するときに突条38と嵌合する凹溝43を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ハウジングの前面から挿入され、コンタクトのハウジングへの挿入を可能とする仮係止位置とコンタクトの抜け止めを保証する本係止位置とでハウジングに係止されるリテーナを備えた電気コネクタに関する。
ハウジングの前面から挿入されるリテーナ、いわゆる前差しのリテーナを備えた電気コネクタとして、従来、例えば、図9及び図10に示すものが知られている(特許文献1参照)。
この図9及び図10に示した電気コネクタ101は、絶縁性のハウジング110と、ハウジング110に収容される複数のコンタクト120と、ハウジング110の前面から挿入され、コンタクト120を二重係止するリテーナ130とを備えている。
ハウジング110の内部には、コタクト120を収容するための複数のコンタクト収容キャビティ111が上下2列状に形成されている。各コンタクト収容キャビティ111にはコンタクト120を係止するためのハウジングランス112が設けられている。また、ハウジング110の左右両側壁は、ハウジング110の上壁及び下壁からそれぞれ上下に突出する突出壁部分113を有し、各突出壁部分113には前後方向略中央部(図10における左右方向略中央部)に仮係止段部114が形成されている。さらに、ハウジング110の上壁及び下壁の後部のそれぞれには、本係止用孔115が形成されている。また、上下列のコンタクト収容キャビティ111の間には、これらコンタクト収容キャビティ111間を仕切る仕切り壁116が形成され、この仕切り壁116の前端にはV溝117が形成されている。
各コンタクト120は、ハウジングランス112に係止される略箱形のリセプタクル部121と、リセプタクル部121から後方に延び、電線Wに圧着接続される電線接続部122とを備えている。
また、リテーナ130は、ハウジング110の前面からハウジング110内に挿入されるよう構成され、コンタクト120のコンタクト収容キャビティ111内への挿入を可能とする仮係止位置とコンタクト120の二重係止を行なう本係止位置とでハウジング110に係止されるようになっている。リテーナ130は、ハウジング110の前面を覆うように長手方向(図9における左右方向)に延びる矩形平板状の前面板131と、前面板131の上下両端近傍からそれぞれ後方に延びる複数の係止アーム133,134を備えている。リテーナ130は、絶縁性の合成樹脂を成形することによって形成される。前面板131には、コンタクト収容キャビティ111に対応する位置に複数のコンタクト挿通孔132が形成されている。また、上側の各係止アーム133の外側の側縁には、前後方向のやや後方側よりに仮係止突起133aが突出形成されると共に、各係止アーム133の後端上面に本係止突起133bが突出形成されている。更に、下側の係止アーム134の外側の側縁には、前後方向のやや後方側よりに仮係止突起134aが突出形成されると共に、係止アーム133の後端下面に本係止突起134bが突出形成されている。そして、前面板131の後面側中央には、長手方向に延びる複数の支持部135が後方に向けて突出形成されている。各支持部135の後端はV字形に形成されている。
そして、リテーナ130が仮係止位置にあるときには、リテーナ130の仮係止突起133a,134aがハウジング110の仮係止段部114の後側に係止されてリテーナ130の抜け止めがなされる。また、リテーナ130が本係止位置にあるときには、図10に示すように、リテーナ130の本係止突起133b、134bがハウジング110の本係止用孔115に係止されてリテーナ130の抜け止めがなされる。この本係止位置では、リテーナ130の上側の係止アーム133がハウジングランス112の上方に位置してハウジングランス112の上方への移動を規制し上列のコンタクト110の二重係止を行なう。また、リテーナ130の下側の係止アーム134がハウジングランス112の下方に位置してハウジングランス112の下方への移動を規制し下列のコンタクト110の二重係止を行なう。更に、リテーナ130の本係止位置では、図10に示すように、支持部135の後端一部がハウジング110のV溝117に入り込んでリテーナ130の上下方向のガタを止めると共に、コンタクト120を係止するハウジング110の第2係止アーム118の内方への撓みを防止する。
特許第3101203号公報
しかしながら、この従来の電気コネクタ101にあっては、以下の問題点があった。
即ち、リテーナ130の前面板131の後面から後方に突出する支持部135を設けることによって本係止時におけるリテーナ130のガタ止めを行なうことができると共に、リテーナ130の前面板131の剛性を高めることができる。しかし、前記支持部135が、後方に向けて比較的厚い状態で突出している。このため、リテーナ130を成形した状態でのリテーナ130の寸法安定性が悪く、また、リテーナ130の前面板131の上下両端近傍から延びる係止アーム133,134の反りを回避することができなかった。
従って、本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、本係止時におけるリテーナをガタ止めし、リテーナの前面板の剛性を向上しながら、リテーナ自体の寸法安定性に優れると共に、係止アームの反りを防止することができる、電気コネクタを提供することにある。
上記問題を解決するため、本発明のうち請求項1に係る電気コネクタは、絶縁性のハウジングと、該ハウジングに収容されるコンタクトと、前記ハウジングの前面から挿入され、前記コンタクトの前記ハウジングへの挿入を可能とする仮係止位置と前記コンタクトの抜け止めを保証する本係止位置とで前記ハウジングに係止されるリテーナとを備え、該リテーナが、コンタクト挿通孔を有する前面板と、該前面板の上下両端近傍から後方に延びる係止アームを有する電気コネクタにおいて、前記リテーナが、前記前面板の後面側中央において長手方向に延びると共に後方に突出する突条を有し、かつ、前記前面板の前面側中央であって前記突条と対応する位置において長手方向に延びる凹溝を有し、前記ハウジングが、前記リテーナが本係止位置に位置するときに前記突条と嵌合する凹溝を有することを特徴としている。
本発明のうち請求項1に係る電気コネクタによれば、リテーナが、前面板の後面側中央において長手方向に延びると共に後方に突出する突条を有するので、リテーナの前面板の剛性を向上させることができる。また、ハウジングが、前記リテーナが本係止位置に位置するときに前記突条と嵌合する凹溝を有するので、本係止時におけるリテーナをガタ止めすることができる。更に、リテーナが、前記前面板の前面側中央であって前記突条と対応する位置において長手方向に延びる凹溝を有するので、突条近傍の肉厚を略均一にすることができ、成形後におけるリテーナ自体の寸法安定性に優れると共に、係止アームの反りを防止することができる。
次に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る電気コネクタにおいてリテーナが仮係止位置にある状態を示し、(A)は斜視図、(B)は(A)の1B−1B線に沿う断面図、(C)は(A)の1C−1C線に沿う断面図である。但し、図1(B)においてはコンタクトを図示していない。図2は本発明に係る電気コネクタにおいてリテーナが本係止位置にある状態を示し、(A)は斜視図、(B)は(A)の2B−2B線に沿う断面図、(C)は(A)の2C−2C線に沿う断面図である。但し、図2(B)においてはコンタクトを図示していない。図3はハウジングを前方斜め上側から見た斜視図である。図4はハウジングを後方斜め上方から見た斜視図である。図5はリテーナを前方斜め上方から見た斜視図である。図6はリテーナを後方斜め上方から見た斜視図である。図7はリテーナを後方斜め下方から見た斜視図である。図8は図7とは別の角度からリテーナを後方斜め下方から見た斜視図である。
図1及び図2において、電気コネクタ1は、絶縁性のハウジング10と、このハウジング10に上下2列状に収容された複数のコンタクト20と、コンタクト20の抜け止めを保証するためのリテーナ30とを備えている。
ハウジング10は、絶縁性の合成樹脂を成形することによって略矩形形状に形成され、内部にコンタクト20を収容する複数のコンタクト収容キャビティ11を左右方向(図1(A)における左右方向)に上下2列状に有している。各コンタクト収容キャビティ11は、図3に示すように、ハウジング10の前方側(図1(C)、図2(C)における左方側、図3における前方側)に開口している。そして、各コンタクト収容キャビティ11には、コンタクト20を係止するためのハウジングランス12が設けられている。上列のコンタクト収容キャビティ11に設けられたハウジングランス12は、ハウジング10の上壁から斜め前方に延びるように形成され、その一方、下列のコンタクト収容キャビティ11に設けられたハウジングランス12は、ハウジング10の下壁から斜め前方に延びるように形成されている。
また、ハウジング10の上壁及び下壁には、左右方向において各コンタクト収容キャビティ11に対応する位置に前後方向に延びる複数の第1細長開口13がそれぞれ形成されている。各第1細長開口13の幅は、各コンタクト収容キャビティ11よりも狭い。そして、上列のハウジングランス12の上方には、ハウジングランス12の撓みを許容するとともにリテーナ30の後述する上側規制片33aの進入を許容する空間14が第1細長開口13に連通するように形成されている。また、下列のハウジングランス12の下方にも、ハウジングランス12の撓みを許容するとともにリテーナ30の後述する下側規制片33bの進入を許容する空間14が第1細長開口13に連通するように形成されている。各空間14はハウジング10の前方側に開口している。また、各コンタクト収容キャビティ11のハウジングランス12の前方側には、空間14に連通するとともにハウジング10の前方側に開口するスリット15が形成されている。また、ハウジング10の上壁であって、最左端とその隣の第1細長開口13の間及び最右端とその隣の第1細長開口13の間には、前後方向に延びる第2細長開口17がそれぞれ形成されている。そして、第2細長開口17の下方には、リテーナ30の後述する本係止アーム35の進入を許容する空間18が第2細長開口17に連通するように形成されている。前述した空間14とこの空間18とは互いに連通している。また、ハウジング10の上壁には、相手コネクタ(図示せず)との嵌合時に、相手コネクタとロックするロック突起16が形成されている。
また、ハウジング10の上列及び下列のコンタクト収容キャビティ11間には、これら上列及び下列のコンタクト収容キャビティ11を仕切る中央仕切り壁40が形成されている。さらに、隣接する上列のコンタクト収容キャビティ11間には、図3によく示すように、キャビティ仕切り壁41が形成され、そして、隣接する下列のコンタクト収容キャビティ11間には、キャビティ仕切り壁42が形成されている。両方のキャビティ仕切り壁41,42は、図1(B)及び図3に示すように、中央仕切り壁40よりも前方に突出し、これら両キャビティ仕切り壁41,42の突出した部分間で凹溝43を画定している。
また、各コンタクト20は、金属板を打抜き及び曲げ加工することによって形成され、ハウジングランス12に係止される略箱形のリセプタクル部21と、リセプタクル部21から後方に延び、ワイヤハーネスの電線(図示せず)に圧着接続される電線接続部22とを備えている。リセプタクル部21内には、相手の雄型コンタクト(図示せず)との弾性接触片23が設けられている。
更に、リテーナ30は、ハウジング10の前面から挿入され、コンタクト20のハウジング10への挿入を可能とする仮係止位置(図1参照)と、コンタクト20の抜け止めを保証する本係止位置(図2参照)とでハウジング10に係止されるようになっている。リテーナ30は、ハウジング10の前面を覆うように長手方向(図1(A)における左右方向)に延びる矩形平板状の前面板31と、前面板31の上下両端近傍からそれぞれ後方に延びる複数の上側規制片33a及び下側規制片33bとを備えている。
各上側規制片33aは、本係止時にハウジングランス12の上方に形成された空間14内に進入してハウジングランス12の上方への移動を規制し上列のコンタクト20の抜け止めを保証する。また、各下側規制片33bは、本係止時にハウジングランス12の下方に形成された空間14内に進入してハウジングランス12の下方への移動を規制し下列のコンタクト20の抜け止めを保証する。前面板31には、各コンタクト収容キャビティ11に対応する位置に上下2列状の複数のコンタクト挿通孔32が形成されている。また、図1(C)及び図5乃至図7によく示すように、長手方向最両端に位置する上側規制片33a及び下側規制片33bの後端には、リテーナ30が仮係止位置にあるときに、リテーナ30の前方への引き抜きを防止する仮係止突起34がそれぞれ形成されている。長手方向最両端に位置する上側規制片33a及び下側規制片33bは、仮係止アームを構成する。また、各上側規制片33aには、上列のスリット15に進入して上列のコンタクト20のリセプタクル部21の上方への移動を規制する1対の規制片37が突出形成されている。また、各下側規制片33bにも、下列のスリット15に進入して下列のコンタクト20のリセプタクル部21の下方への移動を規制する1対の規制片37が突出形成されている。
また、最左端とその隣の上側規制片33aの間及び最右端とその隣の上側規制片33aの間には、本係止アーム35が形成されている。各本係止アーム35は、本係止時に第2細長開口17の下方に形成された空間18に進入するよう構成されている。各本係止アーム35の前後方向のやや後方よりには、図1(B)及び図2(B)に示すように、リテーナ30が仮係止位置にあるときにリテーナ30の後方への押し込みを防止し、リテーナ30が本係止位置にあるときにリテーナ30の前方への引き抜きを防止する本係止突起36が突出形成されている。本係止突起36は、図2(B)に示すように、リテーナ30が本係止位置にあるときに第2細長開口17を介してハウジング10の上面から露出するようになっている。上述した仮係止アームと本係止アーム35とにより請求項1に規定した「係止アーム」を構成する。
また、図2(B)に示すように、ハウジング10の空間18の下方には、リテーナ30が本係止位置にあるときに本係止突起36近傍の本係止アーム35の背面側を支持する支持部19aが形成されている。そして、ハウジング10の支持部19aよりも前方には、リテーナ30が仮係止位置から本係止位置に移動する際にリテーナ30の本係止アーム35の撓みを許容する撓み許容空間19bが形成されている。
更に、リテーナ30は、前面板31の後面側中央において長手方向に延びると共に後方に突出する突条38を有し、かつ、前面板31の前面側中央であって突条38と対応する位置において長手方向に延びる凹溝39を有している。突条38は、図1(B)、図1(C)に示すように、横断面形状が後方に向けて先細となる台形で形成され、凹溝39もこの突条38の形状と対応して横断面形状が後方に向けて先細となる台形で形成されている。突条38の高さは長手方向に沿って一定であり、凹溝39の深さも長手方向に沿って一定である。また、ハウジング10に形成された凹溝43は、図2(B)に示すように、リテーナ30が本係止位置に位置するときに突条38と嵌合するようになっている。このように、リテーナ30が、前面板31の後面側中央において長手方向に延びると共に後方に突出する突条38を有するので、リテーナ30の前面板の剛性を向上させることができる。また、リテーナ30が、前面板31の前面側中央であって突条38と対応する位置において長手方向に延びる凹溝39を有するので、突条38近傍の肉厚を略均一にすることができ、成形後におけるリテーナ30自体の寸法安定性に優れると共に、前面板31から延びる全ての上側規制片33a、下側規制片33b、及び本係止アーム35の反りを防止することができる。
次に、図1及び図2を参照して電気コネクタ1の組立方法について説明する。
プラグコネクタ1の組立において、先ず、図1に示すように、リテーナ30をハウジング10の前面から挿入し、リテーナ30を仮係止位置に位置させる。このとき、上側規制片33a及び下側規制片33bの後端に形成された仮係止突起34が第1細長開口13の前縁に当接することによりリテーナ30の前方への引き抜きが防止され、本係止突起36がハウジング10の上壁の前縁に当接することによりリテーナ30の後方への押し込みが防止される。
次いで、電線を接続した各コンタクト20をハウジング10の後方側から各コンタクト収容キャビティ11内に挿入する。これにより、ハウジングランス12がコンタクト20のリセプタクル部21の後側に位置し、コンタクト20が一次係止されてコンタクト20の抜け止めがなされる。
次いで、仮係止位置にあるリテーナ30を後方に押圧し、図2に示すように、リテーナ30を本係止位置に位置させる。このとき、リテーナ30の本係止アーム35が第2細長開口17の下方に形成された空間18に進入し、本係止突起36が第2細長開口17の前縁に当接することによりリテーナ30の前方への引き抜きが防止される。また、この本係止時には、リテーナ30の上側規制片33aが、ハウジングランス12の上方に形成された空間14内に進入してハウジングランス12の上方への移動を規制し上列のコンタクト20の抜け止めを保証する。また、リテーナ30の下側規制片33bが、ハウジングランス12の下方に形成された空間14内に進入してハウジングランス12の下方への移動を規制し下列のコンタクト20の抜け止めを保証する。これにより、電気コネクタ1の組立は完了する。
そして、リテーナ30が本係止位置にあるときには、リテーナ30に設けられた突条38が、図2(B)に示すように、ハウジング10に形成された凹溝43に嵌合するので、本係止時におけるリテーナ30をガタ止めすることができる。
なお、リテーナ30を仮係止位置から本係止位置へ移動させるときには、リテーナ30の前面板31を後方側へ指で押圧することにより行なう。この際に、リテーナ30の前面板31に形成された凹溝39は指の滑り止めとして機能する。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行なうことができる。
例えば、突条38は、前面板31から後方に突出する形状であれば、必ずしも、横断面形状が後方に向けて先細となる台形で形成される必要はない。また、凹溝39も、突条と対応する位置において形成されるものであれば、必ずしも、横断面形状が後方に向けて先細となる台形で形成される必要はない。また、突条38の高さは長手方向に沿って一定である必要はなく、凹溝39の深さも長手方向に沿って一定である必要はない。
本発明に係る電気コネクタにおいてリテーナが仮係止位置にある状態を示し、(A)は斜視図、(B)は(A)の1B−1B線に沿う断面図、(C)は(A)の1C−1C線に沿う断面図である。但し、図1(B)においてはコンタクトを図示していない。 本発明に係る電気コネクタにおいてリテーナが本係止位置にある状態を示し、(A)は斜視図、(B)は(A)の2B−2B線に沿う断面図、(C)は(A)の2C−2C線に沿う断面図である。但し、図2(B)においてはコンタクトを図示していない。 ハウジングを前方斜め上側から見た斜視図である。 ハウジングを後方斜め上方から見た斜視図である。 リテーナを前方斜め上方から見た斜視図である。 リテーナを後方斜め上方から見た斜視図である。 リテーナを後方斜め下方から見た斜視図である。 図7とは別の角度からリテーナを後方斜め下方から見た斜視図である。 従来例の電気コネクタの斜視図である。 図9に示した電気コネクタの断面図である。
符号の説明
1 電気コネクタ
10 ハウジング
20 コンタクト
30 リテーナ
31 前面板
32 コンタクト挿通孔
33a 上側規制片(係止アーム)
33b 下側規制片(係止アーム)
35 本係止アーム(係止アーム)
38 突条
39 リテーナの凹溝
43 ハウジングの凹溝

Claims (1)

  1. 絶縁性のハウジングと、該ハウジングに収容されるコンタクトと、前記ハウジングの前面から挿入され、前記コンタクトの前記ハウジングへの挿入を可能とする仮係止位置と前記コンタクトの抜け止めを保証する本係止位置とで前記ハウジングに係止されるリテーナとを備え、該リテーナが、コンタクト挿通孔を有する前面板と、該前面板の上下両端近傍から後方に延びる係止アームを有する電気コネクタにおいて、
    前記リテーナが、前記前面板の後面側中央において長手方向に延びると共に後方に突出する突条を有し、かつ、前記前面板の前面側中央であって前記突条と対応する位置において長手方向に延びる凹溝を有し、
    前記ハウジングが、前記リテーナが本係止位置に位置するときに前記突条と嵌合する凹溝を有することを特徴とする電気コネクタ。
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