JP3960430B2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP3960430B2
JP3960430B2 JP2003356654A JP2003356654A JP3960430B2 JP 3960430 B2 JP3960430 B2 JP 3960430B2 JP 2003356654 A JP2003356654 A JP 2003356654A JP 2003356654 A JP2003356654 A JP 2003356654A JP 3960430 B2 JP3960430 B2 JP 3960430B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
contact
retainer
locking position
electrical connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003356654A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005123029A (ja
Inventor
哲也 佐川
安正 相田
知昭 梶井
亮 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Tyco Electronics Japan GK
Original Assignee
Tyco Electronics AMP KK
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tyco Electronics AMP KK, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Tyco Electronics AMP KK
Priority to JP2003356654A priority Critical patent/JP3960430B2/ja
Priority to US10/953,634 priority patent/US7014511B2/en
Priority to TW093130092A priority patent/TWI325666B/zh
Priority to EP04104951A priority patent/EP1524727A1/en
Priority to CN200410088051.0A priority patent/CN1607699A/zh
Publication of JP2005123029A publication Critical patent/JP2005123029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3960430B2 publication Critical patent/JP3960430B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4364Insertion of locking piece from the front
    • H01R13/4365Insertion of locking piece from the front comprising a temporary and a final locking position
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2201/00Connectors or connections adapted for particular applications
    • H01R2201/20Connectors or connections adapted for particular applications for testing or measuring purposes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S439/00Electrical connectors
    • Y10S439/912Electrical connectors with testing means

Description

本発明は、コンタクト、例えば自動車のワイヤハーネスの電線に接続されたコンタクトをハウジングに収容した電気コネクタに関する。
従来、ワイヤハーネスの電線にはコンタクトが接続され、この電線に接続されたコンタクトはハウジング内に収容されるようになっている。ハウジングに収容されたコンタクトは、例えばハウジングに設けられたハウジングランスによりハウジングから抜け出さないように係止されている。
ここで、ワイヤハーネスは多数の電線、コンタクト等から構成されているので、ワイヤハーネスの誤配線を防止したり、あるいはコンタクトと電線との接続不良を防止したりするために電気コネクタの導通検査が必要となっている。
従来、この電気コネクタの導通検査方法として、例えば、図11に示す導通検査方法が知られている(特許文献1参照)。
図11において、電気コネクタ101は、絶縁性のハウジング110と、このハウジング101に上下2列状に収容された複数のコンタクト120と、コンタクト120を係止するためのリアホルダ130とを備えている。コンタクト120は、リアホルダ130に係止される係止部121と、係止部121から前方(図11(A)における左方)に延びる雄型の接触部122と、係止部121から後方に延び、ワイヤハーネスの電線140に圧着接続される電線接続部123とを備えている。リアホルダ130は、ハウジング110の後端側から挿入され、コンタクト120のハウジング110への挿入を可能とする仮係止位置(図11(A)参照)と、コンタクト120を本係止する本係止位置(図11(C)参照)とでハウジング110に係止されるようになっている。ハウジング110の内部には、コタクト120を収容するための複数のコンタクト収容孔111が上下2列状に形成されている。そして、ハウジング110の上壁112には、上列のコンタクト収容孔111と外部を連通する孔部114が形成され、ハウジング110の底壁113には、下列のコンタクト収容孔111に連通する孔部115が形成されている。そして、これら孔部114,115は、リアホルダ130が仮係止位置にあるときに、導通検査具151,152の接点153,154がコンタクト120の係止部121に接触可能な位置に形成されている。
そして、この電気コネクタ101において、導通検査を行なう場合には、図11(A)に示すように、先ず、リアホルダ130の仮係止位置においてコンタクト120をハウジング110のコンタクト収容孔111に収容し、導通検査具151,152をハウジング110の上下にそれぞれ配置する。次いで、図11(B)に示すように、導通検査具151,152を閉じて、接点153,154をハウジング110の孔部114,115にそれぞれ挿通するようにして導通検査具151,152をハウジング110に組み付ける。これにより、接点153,154がコンタクト120の係止部121にそれぞれ接触し、導通検査が可能になるので、導通検査具151,152に接続してある必要な検出回路を介してハーネス回路の検査を行なう。そして、導通検査を終了した後に、図11(C)に示すように押込治具160によりリアホルダ130を所定の力で押込み、リアホルダ130が本係止位置でハウジング110に係止されるのである。
このように、図11に示す導通検査方法にあっては、ハウジング110の上壁112及び下壁113に形成した孔部114,115を介して導通検査具151,152の接点153,154をコンタクト120に接触させるので、導通検査具をハウジング110の前部の開口からハウジング110内に挿入する必要がなくなるのである。
また、電気コネクタの導通検査方法として、例えば、図12に示す導通検査方法も知られている(特許文献2参照)。
図12において、電気コネクタ201は、絶縁性のハウジング210と、このハウジング201に1列状に収容された複数のコンタクト220と、リテーナ230とを備えている。ハウジング210の内部には、コンタクト220を収容するための複数のコンタクト収容キャビティ211が1列状に形成され、各コンタクト収容キャビティ211にはコンタクト220を係止するためのハウジングランス212が設けられている。各ハウジングランス212の下方(図12において下方)には、ハウジングランス212の撓みを許容する空間213が形成されている。また、ハウジング210における各コンタクト収容キャビティ211の前端部(図12における左端部)の天井壁には挿入溝214が形成されている。また、コンタクト220は、ハウジングランス212に係止される略箱形のリセプタクル部221と、ワイヤハーネスの電線240に圧着接続される電線接続部222とを備えている。リセプタクル部221内には相手コンタクト(図示せず)との弾性接触部223が設けられている。さらに、リテーナ230は、ハウジング210の前側から挿入されるよう構成され、ハウジングランス212の下方に形成された空間213内に進入してハウジングランス212の下方への移動を規制する規制片231を備えている。リテーナ230の上面の前縁には、ハウジング210に形成された挿入溝214と連通する切欠溝232が形成されている。また、切欠溝232の奥面は下り勾配の傾斜面233とされている。
電気コネクタ201の組立においては、コンタクト220がハウジングランス212を撓め変形させつつコンタクト収容キャビティ211内に後方から挿入され、コンタクト220が所定位置まで押し込まれるとハウジングランス212が復元変形して抜け止め状態に一次係止される。このとき、コンタクト220のリセプタクル部221の前端側の上面が挿入溝214の直下に臨んだ状態となる。すべてのコンタクト220の挿入が完了したら、ハウジング210の前方からリテーナ230が被せられて押し込まれ、リテーナがハウジング210に係止される。これにより、規制片231がハウジングランス212の下方に形成された空間213に進入し、コンタクト220の抜け止め状態を保証する。
そして、組立が完了した電気コネクタ201において、導通検査を行なう場合には、図12に示すように、導通プローブ250が先端を下に向けた斜め姿勢で前方から挿入され、リテーナ230の切欠溝232を通り、斜め姿勢のまま挿入溝214に差し込まれ、コンタクト220のリセプタクル部221の上面に当てられる。これにより、導通検査が行なわれるのである。
このように、図12に示す導通検査方法にあっては、導通プローブ250をコンタクト220における比較的剛性の高いリセプタクル部221の上面に当てるようにしたので、コンタクト220の変形、特に接触部223の変形を極力抑えることができることになる。
特開2000−182743号公報 特開2001−110526号公報
ところで、電気コネクタの導通検査はハーネスメーカや電気コネクタを使用する自動車メーカー等で行なわれているが、リテーナがコンタクトのハウジングへの挿入を可能とする仮係止位置にある場合と、本係止位置にある場合のいずれかの場合を選択して行いたいという要求がある。
しかしながら、図11に示す導通検査方法にあっては、導通検査がリアホルダ130が仮係止位置にあるときに行なわれているが、本係止位置にある場合には導通検査を行なうことができない。
一方、図12に示す導通検査方法にあっては、リテーナ230が本係止位置であるときに導通検査が行なわれているが、リテーナ230自体が仮係止位置にあるときについての開示はなく、リテーナ230が仮係止位置にある場合には導通検査を行なうことができない。
従って、本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、リテーナがコンタクトのハウジングへの挿入を可能とする仮係止位置にある場合と、本係止位置にある場合のいずれの場合でも、導通検査を行なうことができる電気コネクタを提供することにある。
上記問題を解決するため、本発明の求項1に係る電気コネクタは、絶縁性のハウジングと、該ハウジングに収容されるコンタクトと、前記ハウジングの前面から挿入され、前記コンタクトの前記ハウジングへの挿入を可能とする仮係止位置と前記コンタクトの抜け止めを保証する本係止位置とで前記ハウジングに係止されるリテーナとを備え、前記ハウジングに、前記リテーナが前記仮係止位置にあるときに導通プローブを前記コンタクトにアクセス可能とする第1開口を形成した電気コネクタにおいて、記リテーナに、リテーナが前記本係止位置にあるときに導通プローブを前記コンタクトにアクセス可能とする、前記リテーナの移動方向に対して直交する方向に沿った内壁を有する第2開口を形成したことを特徴としている。
本発明の求項1に係る電気コネクタによれば、ハウジングに、リテーナが仮係止位置にあるときに導通プローブをコンタクトにアクセス可能とする第1開口を形成すると共に、前記リテーナに、前記リテーナが前記本係止位置にあるときに導通プローブを前記コンタクトにアクセス可能とする、前記リテーナの移動方向に対して直交する方向に沿った内壁を有する第2開口を形成したので、リテーナがコンタクトのハウジングへの挿入を可能とする仮係止位置にある場合と、コンタクトの抜け止めを保証する本係止位置にある場合のいずれの場合でも、導通検査を行うことができる。
次に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る電気コネクタにおいてリテーナが仮係止位置にある状態を示し、(A)は平面図、(B)は(A)の1B−1B線に沿う断面図である。図2は本発明に係る電気コネクタにおいてリテーナが本係止位置にある状態を示し、(A)は平面図、(B)は(A)の2B−2B線に沿う断面図である。図3はハウジングを前方斜め上側から見た斜視図である。図4はハウジングを後方斜め上方から見た斜視図である。図5はハウジングを後方斜め下方から見た斜視図である。図6はリテーナを前方斜め上方から見た斜視図である。図7はリテーナを後方斜め上方から見た斜視図である。図8はリテーナを後方斜め下方から見た斜視図である。
図1及び図2において、電気コネクタ1は、絶縁性のハウジング10と、このハウジング10に上下2列状に収容された複数のコンタクト20と、コンタクト20の抜け止めを保証するためのリテーナ30とを備えている。
ハウジング10は、絶縁性の合成樹脂を成形することによって略矩形形状に形成され、内部にコンタクト20を収容する複数のコンタクト収容キャビティ11を左右方向(図1(A)における左右方向)に上下2列状に有している。各コンタクト収容キャビティ11は、図3に示すように、ハウジング10の前方側(図1(B)、図2(B)における左方側、図3における前方側)に開口している。そして、各コンタクト収容キャビティ11には、コンタクト20を係止するためのハウジングランス12が設けられている。上列のコンタクト収容キャビティ11に設けられたハウジングランス12は、ハウジング10の上壁から斜め前方に延びるように形成され、その一方、下列のコンタクト収容キャビティ11に設けられたハウジングランス12は、ハウジング10の下壁から斜め前方に延びるように形成されている。
また、ハウジング10の上壁及び下壁には、左右方向において各コンタクト収容キャビティ11に対応する位置に前後方向に延びる複数の第1細長開口13がそれぞれ形成されている。各第1細長開口13の幅は、各コンタクト収容キャビティ11よりも狭い。そして、上列のハウジングランス12の上方には、ハウジングランス12の撓みを許容するとともにリテーナ30の後述する上側規制片33aの進入を許容する空間14が第1細長開口13に連通するように形成されている。また、下列のハウジングランス12の下方にも、ハウジングランス12の撓みを許容するとともにリテーナ30の後述する下側規制片33bの進入を許容する空間14が第1細長開口13に連通するように形成されている。各空間14はハウジング10の前方側に開口している。また、各コンタクト収容キャビティ11のハウジングランス12の前方側には、空間14に連通するとともにハウジング10の前方側に開口するスリット15が形成されている。また、ハウジング10の上壁であって、最左端とその隣の第1細長開口13の間及び最右端とその隣の第1細長開口13の間には、前後方向に延びる第2細長開口17がそれぞれ形成されている。そして、第2細長開口17の下方には、リテーナ30の後述する係止片35の進入を許容する空間18が第2細長開口17に連通するように形成されている。前述した空間14とこの空間18とは互いに連通している。また、ハウジング10の上壁には、相手コネクタ(図示せず)との嵌合時に、相手コネクタとロックするロック突起16が形成されている。
また、各コンタクト20は、金属板を打抜き及び曲げ加工することによって形成され、ハウジングランス12に係止される略箱形のリセプタクル部21と、リセプタクル部21から後方に延び、ワイヤハーネスの電線W(図10参照)に圧着接続される電線接続部22とを備えている。リセプタクル部21内には、相手コンタクト(図示せず)との弾性接触片23が設けられている。
更に、リテーナ30は、ハウジング10の前面から挿入され、コンタクト20のハウジング10への挿入を可能とする仮係止位置(図1参照)と、コンタクト20の抜け止めを保証する本係止位置(図2参照)とでハウジング10に係止されるようになっている。リテーナ30は、ハウジング10の前面を覆うように長手方向(図1(A)における左右方向)に延びる矩形平板状の基板部31と、基板部31の上下両端からそれぞれ後方に延びる複数対の上側規制片33a及び下側規制片33bとを備えている。
各上側規制片33aは、本係止時にハウジングランス12の上方に形成された空間14内に進入してハウジングランス12の上方への移動を規制し上列のコンタクト20の抜け止めを保証する。また、各下側規制片33bは、本係止時にハウジングランス12の下方に形成された空間14内に進入してハウジングランス12の下方への移動を規制し下列のコンタクト20の抜け止めを保証する。基板部31には、各コンタクト収容キャビティ11に対応する位置に上下2列状の複数の相手コンタクト挿通孔32が形成されている。また、図1(B)及び図6乃至図8によく示すように、長手方向最両端に位置する上側規制片33a及び下側規制片33bの後端には、リテーナ30が仮係止位置にあるときに、リテーナ30の前方への抜け止めを行なう仮係止突起34がそれぞれ形成されている。また、最左端とその隣の上側規制片33aの間及び最右端とその隣の上側規制片33aの間には、本係止時に第2細長開口17の下方に形成された空間に進入する係止片35がそれぞれ形成されている。各係止片35には、リテーナ30が仮係止位置にあるときにリテーナ30の後方への押し込みを防止し、リテーナ30が本係止位置にあるときにリテーナ30の前方への抜け止めを行なう本係止突起36が形成されている。また、各上側規制片33aには、上列のスリット15に進入して上列のコンタクト20のリセプタクル部21の上方への移動を規制する1対の規制片37が突出形成されている。また、各下側規制片33bにも、下列のスリット15に進入して下列のコンタクト20のリセプタクル部21の下方への移動を規制する1対の規制片37が突出形成されている。また、リテーナ30の上側規制片33a及び下側規制片33bの前縁には、リテーナ30が本係止位置にあるときに、後述する導通検査具51,52の導通プローブ53,54をコンタクト20にアクセス可能とする第2開口38が形成されている。
次に、電気コネクタ1の組立方法について説明する。図9はリテーナ30が仮係止位置にあるときの導通検査の方法を示す断面図、図10はリテーナ30が本係止位置にあるときの導通検査の方法を示す断面図である。
電気コネクタ1の組立において、先ず、図1に示すように、リテーナ30をハウジング10の前面から挿入し、リテーナ30を仮係止位置に位置させる。このとき、上側規制片33a及び下側規制片33bの後端に形成された仮係止突起34が第1細長開口13の前縁に当接することによりリテーナ30の前方への抜け止めが達成され、本係止突起36がハウジング10の上壁の前縁に当接することによりリテーナ30の後方への押し込みが防止される。
次いで、電線Wを接続した各コンタクト20をハウジング10の後方側から各コンタクト収容キャビティ11内に挿入する。これにより、ハウジングランス12がコンタクト20のリセプタクル部21の後側に位置し、コンタクト20が一次係止されてコンタクト20の抜け止めがなされる。
リテーナ30が仮係止位置にあるときには、リテーナ30の上側規制片33aの後端は、図1(B)に示すように、ハウジングランス12の前端に対して所定間隔を開けて前方の位置にあるので、コンタクト20を収容した状態では、第1細長開口13、空間14及びスリット15を通って導通プローブ40(図9参照)がコンタクト20のリセプタクル部21の外壁にアクセス可能となっている。第1細長開口13、空間14及びスリット15で請求項1に規定した「第1開口」を構成する。
このため、リテーナ30が仮係止位置にあるときに、コンタクト20をコンタクト収容キャビティ1内に収容した後、図9に示すように、導通プローブ40をハウジング10の上方から第1細長開口13、空間14及びスリット15を介して上列のコンタクト20のリセプタクル部21の外壁に接触させて導通検査を行なうことができる。また、図示はしないが、導通プローブ40をハウジング10の下方から第1細長開口13、空間14及びスリット15を介して下列のコンタクト20のリセプタクル部21の外壁に接触させて導通検査を行なうことができる。
そして、仮係止位置にあるリテーナ30を後方に押圧し、図2に示すように、リテーナ30を本係止位置に位置させる。このとき、リテーナ30の係止片35が第2細長開口17の下方に形成された空間に進入し、本係止突起36が第2細長開口17の前縁に当接することによりリテーナ30の前方への抜け止めがなされる。また、この本係止時には、リテーナ30の上側規制片33aが、ハウジングランス12の上方に形成された空間14内に進入してハウジングランス12の上方への移動を規制し上列のコンタクト20の抜け止めを保証する。また、リテーナ30の下側規制片33bが、ハウジングランス12の下方に形成された空間14内に進入してハウジングランス12の下方への移動を規制し下列のコンタクト20の抜け止めを保証する。これにより、電気コネクタ1の組立は完了する。このとき、リテーナ30の上側規制片33a及び下側規制片33bの後端は、それぞれ図2に示すように、ハウジングランス12の上方あるいは下方の位置にあるので、スリット15が上方から見て閉鎖されることになる。
そして、組立が完了した電気コネクタ1において、導通検査を行なう場合には、図10(a)に示すように、先ず、導通検査具51,52をハウジング10の上下にそれぞれ配置する。次いで、図10(b)に示すように、導通検査具51,52を閉じて、導通プローブ53,54をリテーナ30に形成された第2開口38にそれぞれ挿通するようにして導通検査具51,52をハウジング10に組み付ける。これにより、導通プローブ53,54がコンタクト20のリセプタクル部21の外壁にそれぞれ接触し、導通検査が可能になる。
このように、本実施形態の電気コネクタ1にあっては、ハウジング10に、リテーナ30が仮係止位置にあるときに導通プローブ40をコンタクト20にアクセス可能とする第1細長開口13、空間14及びスリット15を形成してあるので、リテーナ30が仮係止位置にある場合に導通検査を行なうことができる。また、リテーナ30に、リテーナ30が本係止位置にあるときに導通プローブ53,54をコンタクト20にアクセス可能とする第2開口38を形成したので、リテーナ30が本係止位置にある場合においても、導通検査を行なうことができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行なうことができる。
例えば、リテーナ30が仮係止位置にあるときに導通プローブ40をコンタクト20にアクセス可能とする開口をハウジング10に形成するものであれば、第1細長開口13、空間14及びスリット15によって第1開口を構成する必要はない。
本発明に係る電気コネクタにおいてリテーナが仮係止位置にある状態を示し、(A)は平面図、(B)は(A)の1B−1B線に沿う断面図である。 本発明に係る電気コネクタにおいてリテーナが本係止位置にある状態を示し、(A)は平面図、(B)は(A)の2B−2B線に沿う断面図である。 ハウジングを前方斜め上側から見た斜視図である。 ハウジングを後方斜め上方から見た斜視図である。 ハウジングを後方斜め下方から見た斜視図である。 リテーナを前方斜め上方から見た斜視図である。 リテーナを後方斜め上方から見た斜視図である。 リテーナを後方斜め下方から見た斜視図である。 リテーナが仮係止位置にあるときの導通検査の方法を示す断面図である。 リテーナが本係止位置にあるときの導通検査の方法を示す断面図である。 従来例の導通検査方法を示す断面図である。 従来の他の例の導通検査方法を示す断面図である。
符号の説明
1 電気コネクタ
10 ハウジング
13 第1細長開口(第1開口)
14 空間(第1開口)
15 スリット(第1開口)
20 コンタクト
30 リテーナ
38 第2開口
40 導通プローブ
53,54 導通プローブ

Claims (1)

  1. 絶縁性のハウジングと、該ハウジングに収容されるコンタクトと、前記ハウジングの前面から挿入され、前記コンタクトの前記ハウジングへの挿入を可能とする仮係止位置と前記コンタクトの抜け止めを保証する本係止位置とで前記ハウジングに係止されるリテーナとを備え、前記ハウジングに、前記リテーナが前記仮係止位置にあるときに導通プローブを前記コンタクトにアクセス可能とする第1開口を形成した電気コネクタにおいて、
    記リテーナに、リテーナが前記本係止位置にあるときに導通プローブを前記コンタクトにアクセス可能とする、前記リテーナの移動方向に対して直交する方向に沿った内壁を有する第2開口を形成したことを特徴とする電気コネクタ。
JP2003356654A 2003-10-16 2003-10-16 電気コネクタ Expired - Lifetime JP3960430B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003356654A JP3960430B2 (ja) 2003-10-16 2003-10-16 電気コネクタ
US10/953,634 US7014511B2 (en) 2003-10-16 2004-09-29 Electrical connector
TW093130092A TWI325666B (en) 2003-10-16 2004-10-05 Electrical connector
EP04104951A EP1524727A1 (en) 2003-10-16 2004-10-08 Electrical connector
CN200410088051.0A CN1607699A (zh) 2003-10-16 2004-10-15 一种电连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003356654A JP3960430B2 (ja) 2003-10-16 2003-10-16 電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005123029A JP2005123029A (ja) 2005-05-12
JP3960430B2 true JP3960430B2 (ja) 2007-08-15

Family

ID=34373603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003356654A Expired - Lifetime JP3960430B2 (ja) 2003-10-16 2003-10-16 電気コネクタ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7014511B2 (ja)
EP (1) EP1524727A1 (ja)
JP (1) JP3960430B2 (ja)
CN (1) CN1607699A (ja)
TW (1) TWI325666B (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE20208632U1 (de) * 2002-06-04 2003-10-16 Bosch Gmbh Robert Sekundärverriegelung einer Steckverbindung auf zwei Ebenen
JP3960430B2 (ja) * 2003-10-16 2007-08-15 タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 電気コネクタ
JP4554376B2 (ja) * 2005-01-14 2010-09-29 矢崎総業株式会社 コネクタ
US7347709B2 (en) * 2006-02-09 2008-03-25 Delphi Technologies, Inc. Connector assembly having a securing member
US7563145B2 (en) * 2006-04-22 2009-07-21 Hirschmann Automotive Gmbh Plug-type connector having a contact chamber for a contact partner and a test slot in the contact chamber
JP4900026B2 (ja) * 2007-05-08 2012-03-21 住友電装株式会社 コネクタ
JP2008287898A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Mitsubishi Cable Ind Ltd コネクタ
JP2009123373A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP4963287B2 (ja) * 2007-11-16 2012-06-27 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP5217458B2 (ja) * 2008-01-29 2013-06-19 住友電装株式会社 コネクタ
US20090247011A1 (en) * 2008-03-27 2009-10-01 John Mark Myer Connector assembly having primary and secondary locking features
JP5576675B2 (ja) * 2010-02-23 2014-08-20 パナソニック株式会社 給電制御装置
JP5607446B2 (ja) * 2010-07-20 2014-10-15 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP5598346B2 (ja) * 2011-01-17 2014-10-01 住友電装株式会社 コネクタ
JP2012216343A (ja) 2011-03-31 2012-11-08 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
US8651901B2 (en) * 2011-05-04 2014-02-18 Tyco Electronics Corporation Electrical connector having terminal position assurance
EP2826101B8 (en) * 2012-03-16 2019-01-16 Aptiv Technologies Limited Electrical connector
JP6193060B2 (ja) * 2013-09-02 2017-09-06 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 レバー式電気コネクタ
JP6372026B2 (ja) * 2014-11-05 2018-08-15 ヒロセ電機株式会社 電気コネクタ
JP6475669B2 (ja) * 2016-07-13 2019-02-27 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP2018181787A (ja) * 2017-04-21 2018-11-15 住友電装株式会社 コネクタ
DE102017118136A1 (de) * 2017-08-09 2019-02-14 Te Connectivity Germany Gmbh Verbindergehäuse für einen elektrischen Verbinder
JP6850356B2 (ja) * 2017-08-31 2021-03-31 矢崎総業株式会社 コネクタ
CN107656171B (zh) * 2017-09-08 2020-06-02 上海锡明光电科技有限公司 保险丝插接状态检测方法和设备

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2670601B2 (ja) * 1993-09-16 1997-10-29 モレックス インコーポレーテッド 電気コネクタハウジングへの端子及びスペーサの取付方法及びその為のスペーサを有する電気コネクタ
JPH08334542A (ja) * 1995-06-08 1996-12-17 Yazaki Corp コネクタ検査具およびコネクタ
JP3529019B2 (ja) 1997-10-24 2004-05-24 矢崎総業株式会社 ホルダ付コネクタ
JP3542710B2 (ja) * 1998-02-20 2004-07-14 矢崎総業株式会社 コネクタ
US6062906A (en) 1998-08-31 2000-05-16 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Electrical connector and retaining member therefor
JP3936964B2 (ja) 1998-12-18 2007-06-27 三菱電線工業株式会社 電気コネクタの端子導通検査装置
EP1148591B1 (en) * 1998-12-18 2006-08-02 Mitsubishi Cable Industries, Ltd. Electric connector
JP3534239B2 (ja) 1999-10-05 2004-06-07 住友電装株式会社 コネクタ
JP2001257023A (ja) * 2000-03-14 2001-09-21 Yazaki Corp コネクタ
JP3846624B2 (ja) * 2001-10-16 2006-11-15 住友電装株式会社 ジョイントコネクタ
JP3960430B2 (ja) * 2003-10-16 2007-08-15 タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 電気コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005123029A (ja) 2005-05-12
US7014511B2 (en) 2006-03-21
EP1524727A1 (en) 2005-04-20
CN1607699A (zh) 2005-04-20
TWI325666B (en) 2010-06-01
US20050085126A1 (en) 2005-04-21
TW200520330A (en) 2005-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3960430B2 (ja) 電気コネクタ
JP4926836B2 (ja) コネクタ
US8678866B2 (en) Lance of a connector having two contact portions
JP3999186B2 (ja) 電気コネクタ
EP1923962B1 (en) A connector and method of preassembling it
JP3872054B2 (ja) 電気コネクタ
EP1689041B1 (en) A connector, a connector testing apparatus and method
US20070202753A1 (en) Joint connector
JP3960431B2 (ja) 電気コネクタ
JP2001155810A (ja) コネクタ
EP1801925B1 (en) A connector
US6354867B1 (en) Female electrical connector
JP5682061B2 (ja) コネクタ
US7695325B2 (en) Connector
EP1626462A2 (en) Electrical connector
JP3842774B2 (ja) コネクタ
JP2010123488A (ja) 二重係止コネクタ
JP3256782B2 (ja) ロック機構付コネクタ
JP4076691B2 (ja) 二重係止コネクタ
JP3567753B2 (ja) コネクタ
CN112952410B (zh) 连接器
JP2005183340A (ja) ジョイントコネクタ
JP4089604B2 (ja) コネクタ
JP2007207647A (ja) 電気的接続装置
JP4070704B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3960430

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120525

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130525

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term