JP5217458B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1にはリテーナを備えたコネクタが開示されている。このものは、端子金具を挿入可能なキャビティを有するハウジングと、ハウジングの側面からキャビティを横切って装着されるリテーナとを備えている。ハウジングのキャビティ内には、リテーナの装着部位より前方に、撓み可能なランスが突出して設けられており、このランスによってキャビティ内に正規挿入された端子金具が一次的に抜け止め係止されるようになっている。また、リテーナは、仮係止位置と本係止位置とに移動可能となっており、仮係止位置では、その抜止部がキャビティから退避することでキャビティ内への端子金具の挿入が許容され、本係止位置では、その抜止部がキャビティ内に進入して端子金具を二次的に抜け止め係止するようになっている。
特開2003−59590公報
上記のような端子金具の二重係止機構を備えたコネクタが多極になると、ハウジングを成形する際に各部位への樹脂の流動性が低下し、とくにキャビティ周りや小型のランスの成形が困難になるという事情がある。そのため、ランスをもたないハウジング本体とランスをもつランスハウジングとを別々に成形して、成形後、両者を一体に組み付けることが望まれる場合がある。しかしそうなると、ハウジング本体にリテーナの装着部位を確保した上、ハウジング本体の前面にランスハウジングを配置することになるため、前後長が長くなり、コネクタが大型になるという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ハウジング本体、リテーナ、及びランスハウジングを備えたコネクタの大型化を回避することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、端子金具を挿入可能なキャビティが高さ方向に複数段設けられ、前面側には収容凹部が前方へ開口して凹設されたブロック状のハウジング本体と、前記収容凹部の上下両壁を外側へ撓ませて前記収容凹部内へ前方から装着可能とされ、装着状態では前記ハウジング本体の前面側に位置しかつ前記キャビティと連通する端子収容孔が高さ方向に複数段設けられるとともに前記端子収容孔の内面に撓み可能に突出することで前記端子収容孔に収容される前記端子金具を一次的に係止するランスを有するランスハウジングと、前記ランスハウジングより後方に位置して前記ハウジング本体の側面から前記高さ方向と直交する幅方向に沿って装着され、前記端子金具の前記端子収容孔への挿入を許容する仮係止位置と、前記端子金具を二次的に係止する本係止位置とに移動可能とされる板状のリテーナとを備え、前記ランスハウジングの後面とリテーナの前面が互いに当接して配置され、前記ハウジング本体における前記収容凹部の前記上下両壁は、前記リテーナの位置決めを行うリテーナ位置決め手段と、前記ランスハウジングの位置決めを行うランスハウジング位置決め手段とを備え、前記ランスハウジングの後面と前記リテーナの前面のいずれか一方には前記リテーナの移動方向に沿って延びる案内溝が設けられ、他方には前記案内溝に嵌合可能な案内リブが設けられており、また、前記収容凹部の奥面と前記リテーナの後面のいずれか一方には前記案内溝が、他方には前記案内リブが設けられ、前記リテーナには、高さ方向に複数段の窓孔が前記キャビティと連通して設けられ、前記案内リブと前記案内溝が、前記端子収容孔を挟んだ前記高さ方向両側と前記窓孔を挟んだ高さ方向両側に設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
ランスハウジングの後面とリテーナの前面が互いに当接して配置されているから、ランスハウジングとリテーナとの間にハウジング本体の前端部が介在することはなく、その分、コネクタの前後長を短く縮められる。
また、リテーナがリテーナ位置決め手段によってハウジング本体に位置決めされ、ランスハウジングに位置決めされないから、万一、ランスハウジングがハウジング本体に対して正規の組付位置から位置ずれしていても、リテーナのハウジング本体への組付位置を正規位置に保てる。その結果、本係止位置にてリテーナを端子金具に対する係止位置に確実に正対させることができ、リテーナによる係止機能の信頼性を確保できる。
また、ランスハウジングがランスハウジング位置決め手段によってハウジング本体に位置決めされるから、ランスハウジングとリテーナが当接するという事情があっても、ランスハウジングがリテーナの移動に追従変位することはなく、リテーナの移動操作の安定性を確保できる。
さらに、リテーナの移動時に案内リブが案内溝に沿って摺動するから、リテーナの移動動作を円滑に行うことができるとともに、リテーナの組み付け後は、案内リブが案内溝に嵌合することで、リテーナとランスハウジングが位置ずれするのを防止できる。
また、リテーナがハウジング本体に位置決めされると、リテーナに追従してランスハウジングが位置決めされる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図18によって説明する。本実施形態のコネクタ10は、ハウジング本体11(本体部)、リテーナ50、ランスハウジング70、フロントホルダ90、スライド式のレバー110、端子金具130、及びシールリング140を備えて構成される。ハウジング本体11、リテーナ50、ランスハウジング70、フロントホルダ90、及びレバー110は合成樹脂製であり、端子金具130は導電金属製であり、シールリング140はゴム製である。また、ハウジング本体11、ランスハウジング70、及びフロントホルダ90によってコネクタハウジング150が構成されている。
ハウジング本体11は、図10ないし図12に示すように、全体として横長矩形状をなし、端子挿入部12とその周りを包囲する嵌合筒部13とを備え、端子挿入部12と嵌合筒部13との間は相手コネクタ200(雄型コネクタ)の相手コネクタハウジング210に設けられたフード部220が進入可能な嵌合空間14となっている。また、端子挿入部12の外面後端と嵌合筒部13の内面後端との間には連結部15が架設されている。
端子挿入部12には、後方から端子金具130を挿入可能なキャビティ16が設けられている。キャビティ16は、大型の端子金具130を挿入可能な大キャビティ16Aと、小型の端子金具130を挿入可能な小キャビティ16Bとからなり、大キャビティ16Aは端子挿入部12の幅方向両端部に上下一対ずつ配置され、小キャビティ16Bは端子挿入部12の幅方向中間部に多数配置されている。
また、端子挿入部12の前面の幅方向中間部にはランスハウジング70及びリテーナ50を収容可能な収容凹部17が断面矩形状に開口して設けられている。収容凹部17の奥面(底面)には小キャビティ16Bの前面が開口され、収容凹部17を挟んだ幅方向両側には大キャビティ16Aが配置されている。よって、小キャビティ16Bの前端は大キャビティ16Aの前端より後方へ控えて位置するようになっている。また、左右両側に位置する大キャビティ16Aのうち、一方側の内壁には、小キャビティ16Bの前端より前方に、フロントホルダ90のキャビティタワー95(後述する)が嵌合可能な上下一対のタワー組付窓18が設けられ、他方側の内壁には、小キャビティ16Bの前端より前方に、撓み可能な上下一対のランス19が突出して設けられている。なお、キャビティ16内に挿入される端子金具130は電線160の端末に接続されており、この電線160の端末にはシール栓170が嵌着され、このシール栓170がキャビティ16の内壁に密着することでハウジング本体11内のシールがとられている。
端子挿入部12の前面には、タワー組付窓18より上方に、収容凹部17の一角に連通する略水平なスリット部20が凹設されている。端子挿入部12における収容凹部17の奥面には、小キャビティ16Bが整列する間のデッドスペースに、十字形及び下向き突形をなす複数の嵌合リブ挿入孔21が幅方向に並んで設けられている。嵌合リブ挿入孔21は有底であってその内部に前方から嵌合リブ240が嵌合可能となっている。
端子挿入部12の外面と連結部15の前面が連なる部位には段差22が設けられ、端子挿入部12の外面のうち段差22より前方には環状のシールリング140が嵌着されている。シールリング140は両コネクタハウジング150,210の正規嵌合時にフード部220の前端開口縁に当接して両コネクタハウジング150,210間のシールをとるようになっている。
端子挿入部12の一方側の側面にはリテーナ挿入孔23が縦長スリット状に開口して設けられている。このリテーナ挿入孔23は大キャビティ16Aのタワー組付窓18を横切って配置され、その内側で収容凹部17の奥面側に連通している。また、収容凹部17の上下両内面には、リテーナ挿入孔23と連続する位置に、幅方向(リテーナ50の移動方向)に沿って延びるレール溝24が設けられている。このレール溝24には、リテーナ50の嵌合突部58(後述する)が抜け止め状態に嵌合可能となっている。レール溝24の溝面におけるリテーナ50の挿入方向終端部には、前後で対をなすリテーナ保持突起25(リテーナ位置決め手段)が設けられており、ここにリテーナ50が係止されることで、リテーナ50が仮係止位置と本係止位置とに保持されるようになっている。さらに、端子挿入部12における収容凹部17の奥面には、幅方向に沿って延びる第1案内リブ26が設けられている。第1案内リブ26は上下4段に分かれた小キャビティ16Bの間に位置して上下方向(高さ方向)に複数条配置されている。
端子挿入部12における収容凹部17の上下両内面には、ランスハウジング70を抜け止め保持するランスハウジングロック溝27(ランスハウジング位置決め手段)が設けられ、端子挿入部12における上下両外面には、フロントホルダ90を抜け止め保持するフロントホルダロック溝28が設けられている。ランスハウジングロック溝27とフロントホルダロック溝28は、互いに背合せ状に配置され、幅方向に長く延出する形態となっている。
嵌合筒部13は、図1に示すように、外板部29と内板部30と双方の前後両端を連ねる前後一対の閉止板部31からなり、外板部29は、上下両端に位置して平行に配置され、内板部30は、外板部29の内側に位置して端子挿入部12を全周に亘って包囲する筒状をなし、閉止板部31は正面視横長略方形の外縁形状をなしている。嵌合筒部13の上下両壁は、外板部29とこれに対向する内板部30との2重板構造とされ、そして、外板部29、内板部30、及び両閉止板部31によって包囲される内側は、レバー110の装着凹部32として構成され、外板部29と内板部30との間を通して嵌合筒部13の両端に開放されている。
装着凹部32のうち、内板部30の外面、外板部29の内面、及び両閉止板部31の内面によって包囲される空間はレバー110のアーム板112(後述する)を挿入可能なアーム板挿入空間33とされ、このアーム板挿入空間33によってアーム板112が4方に亘って包囲されるようになっている。
具体的には、外板部29は略水平な平面板状をなし、両閉止板部31の外縁4隅は外板部29と対応して外向きに角張る形状をなしている。一方、内板部30は、その上下両端の幅方向中間部で曲率の小さい弧を描くとともに幅方向両端部で曲率の小さい弧を描く形状をなし、そのコーナー部分(幅方向両端部)に、所定の円弧に沿った曲面34が形成されている。この曲面34を含む内板部30の両側外面(装着凹部32の内面)は、レバー110の操作板111が当接可能に対面する装着面35となっている。
内板部30の上下両端の幅方向中央部には、相手側のフォロアピン250が進入可能な上下一対のフォロアピン導入溝36が前面に開口するとともに両閉止板部31にも連通して設けられている。そして、内板部30の両側壁の一方には、リテーナ50の挿入を許容する縦長スリット状のリテーナ挿通孔37が貫通して設けられ、リテーナ挿通孔37はその内側で嵌合空間14を介してリテーナ挿入孔23に連通している。内板部30の両側壁の他方には、リテーナ保持突起25を成形する際に形成される上下一対の型抜き孔38がリテーナ挿通孔37と略対称に開口して設けられている。また、外板部29の幅方向両端縁には、円弧状の指逃し部39が切り欠いて設けられており、ここにレバー110を移動操作する作業者の指が進入可能となっている。
嵌合筒部13における装着凹部32の曲面34には、相手コネクタ200との嵌合時(両コネクタハウジング150,210の嵌合時)にコネクタハウジング150の嵌合姿勢が正規姿勢から傾いた不正姿勢をとっていた場合に、相手コネクタハウジング210の嵌合面(フード部220の奥面)に突成された嵌合リブ240と干渉することでそれ以上の嵌合動作を規制するこじり防止部40が突設されている。こじり防止部40は、装着凹部32の曲面34の前後方向中央部を覆いつつ外向きに角張るブロック状をなし、曲面34と対応する4隅にそれぞれ設けられている。こじり防止部40の外縁形状は閉止板部31の4隅部の形状と対応しており、こじり防止部40の外面は略水平に配置されてアーム板112の摺動面となり、こじり防止部40の内端はリテーナ挿通孔37と型抜き孔38の外縁を縁取っている。
また、こじり防止部40の前後方向中央部には、スリット状の溝部41が曲面34に到達する深さをもって切り込み形成され、ここにレバー110の中間リブ123(後述する)が進入可能となっている。溝部41の溝幅は嵌合リブ240の厚さより小さく設定されており、こじり嵌合されようとした場合に、溝部41内に嵌合リブ240が偶発的に入り込むことがないようにしてある。
続いてレバー110について説明する。レバー110は、図17に示すように、上下方向に沿って延びる操作板111とこの操作板111の両端から幅方向に平行に突出する上下一対のアーム板112からなり、全体として門型をなしている。レバー110は、装着凹部32の幅方向両側から組み付け可能とされ、周辺部品との干渉を回避する等の現場の状況に応じてその組み付け方向を互いに逆向きの2方向に入れ替え可能となっている。また、レバー110は、待機位置と嵌合位置との間を略水平にスライド移動可能となっている。操作板111には、側外方に大きく突出する摘み部113が設けられ、ここを摘み操作することでレバー110のスライド操作を容易に行うことができるようになっている。
アーム板112には、図4に示すように、相手側のフォロアピン250と係合可能なカム溝114が設けられている。カム溝114は、アーム板112を厚さ方向に貫通する形態であって、その入り口側に、前後方向に沿って延びることでフォロアピン250を導入可能な導入部115が設けられ、その奥側に、導入部115の終端から斜め奥方向に延びることでフォロアピン250との間にカム作用を発揮する作動部116が設けられている。また、作動部116の終端には嵌合完了後のスライド操作によっても嵌合を進行させない遊び部117が設けられている。カム溝114の内面においてアーム板112の厚さ方向内面側には、内側(板面方向と平行)に張り出す形態の溝縁部118が段付き状に設けられ、この溝縁部118にフォロアピン250の先端全周から張り出すフランジ部252が摺動することにより、フォロアピン250とカム溝114との係合状態が保持されるとともに嵌合抵抗に起因する両アーム板112の拡開動作が規制されるようになっている。
ここで、レバー110が待機位置にあるときには、レバー110のアーム板112の略先半部が装着凹部32内に浅く進入するようになっており、その状態で相手側のフォロアピン250がカム溝114の導入部115に進入することにより、両コネクタハウジング150,210が仮嵌合状態に至るようになっている。また、レバー110のアーム板112の略全体を装着凹部32内に深く進入させることにより、レバー110が嵌合位置に至るとともに、かかるレバー110の移動に伴うフォロアピン250とカム溝114の作動部116との係合によるカム作用によって両コネクタハウジング150,210が低操作力で正規嵌合状態に至るようになっている。なお、フォロアピン250の軸部251における径寸法はカム溝114の導入部115及び作動部116の幅寸法より小さく設定されている。
カム溝114の導入部115の終端には、レバー110が待機位置にあるときに、フォロアピン250と当接することでフォロアピン250が作動部116側へ移行するのを一時的に規制する突部119が設けられている。両コネクタハウジング150,210はこの突部119によって仮嵌合状態に保持されるようになっている。具体的には、突部119は、導入部115の幅方向両側の溝面において左右対称に対をなし、カム溝114の入り口(前端)から等距離をあけて配置されている。また、各突部119は、フォロアピン250の移動方向に沿って傾斜する案内斜面120を有するとともにその先端部が丸く切欠された形状をなしている。両突部119間の離間距離は対応するフォロアピン250の軸部251における径寸法より少し狭く形成され、ここをフォロアピン250が通過する際に、導入部115の両側におけるアーム板112が弾性的に開き変形するようになっている。
また、操作板111の内面には、図18に示すように、アーム板112の内面と連なる上下の両コーナー部分に、装着凹部32の曲面34に沿うようにして曲面状の補強部121が肉盛りして設けられている。この補強部121は、レバー110が単品状態にあるときにアーム板112の開き止めを行うものであって、正面視略四半円弧状をなしている。そして、補強部121の内面には、レバー110が嵌合位置にあるときに装着凹部32のこじり防止部40が進入する逃し部122が凹設され、さらに操作板111の前後方向中央部にて逃し部122を前後で区画する隔壁状の中間リブ123が設けられている。補強部121は逃し部122によって前側に位置する前側補強部121Fと後側に位置する後側補強部121Rに分割され、これら前側補強部121Fと後側補強部121Rはそれぞれほぼ同じ厚さをもって構成されている。中間リブ123は、前側補強部121Fと後側補強部121Rとの間のほぼ中央に位置し、双方と同じ大きさの正面視略四半円弧状をなすとともに、双方より薄い厚さをもって構成されている。この中間リブ123の厚さはこじり防止部40の溝部41の溝幅より少し小さく設定されている。なお、補強部121の露出面(前側補強部121Fの前面と後側補強部121Rの後面)には、図2に示すように、補強部121の内縁を円弧に仕切るとともに操作板111とアーム板112の連結部位を直角に連ねる形態の肉抜き部124が凹設されている。
アーム板112におけるカム溝114より後方には、幅方向に所定間隔をあけて先端側から順に第1レバーロック部125及び第2レバーロック部126が設けられている。両レバーロック部125,126は、アーム板112の先端側を基端として操作板111側がアーム板112の厚さ方向に撓み変形可能となっている。そして、両レバーロック部125,126は、アーム板112の厚さ方向内側に配置されており、アーム板112の厚さ方向外側に、両レバーロック部125,126の撓み領域が確保されている。装着凹部32の上下両端の内面には、両レバーロック部125,126と対応する位置に、レバーロック受部(図示せず)が設けられており、装着凹部32の浅い位置でレバーロック受部に第1レバーロック部125が弾性係止することにより、レバー110が待機位置に保持され、装着凹部32の深い位置でレバーロック受部に第2レバーロック部126が弾性係止することにより、レバー110が嵌合位置に保持されるようになっている。
続いて、ランスハウジング70について説明する。ランスハウジング70は、ハウジング本体11の前面側に配置され、図13ないし図15に示すように、板状であってハウジング本体11の収容凹部17の形状に対応する正面視横長矩形状をなしている。ランスハウジング70には、リテーナ50の窓孔51(後述する)を介して小キャビティ16Bと連通する端子収容孔71が小キャビティ16Bと対応する位置毎に設けられている。端子収容孔71の内面上端には、ランスハウジング70の厚さ範囲内で前方へ片持ち状に突出するランス19が設けられている。端子収容孔71に収容された端子金具130は、図9に示すように、その前部に設けられた角筒状の箱部131に切り起こされた被係止部132にランス19を引っ掛け係止することにより、端子収容孔71内に一次的に抜け止め係止されるようになっている。
ランスハウジング70には、図7に示すように、各段のランス19より上方に、幅方向に沿って配置された複数段のステー部72が配置され、このステー部72とランス19との間に、ランス19の撓み空間73が形成されている。ランス19の幅方向両側外方は開放部74として開放されており、この開放部74に、フロントホルダ90に設けられた複数の仕切り板98が端子収容孔71毎に進入可能となっている。仕切り板98は、ランスハウジング70の後端部に設けられた端子収容孔71の両側壁と連続し、もって端子金具130の両側を仕切る隔壁を構成するようになっている。なお、ランス19の幅方向中央部は、端子収容孔71の幅方向中央より一側に偏心しており、その偏心側と反対側に仕切り板98の挿入空間75が形成され、かつ、端子収容孔71の両側壁の端縁及びこれと対向するステー部72には、仕切り板98の挿入案内溝76が切り欠いて設けられている。
また、ランスハウジング70には、端子収容孔71及びランス19が整列する間のデッドスペースに、嵌合リブ240が挿通される嵌合リブ挿通孔77が十字形及び下向き突形に貫通して設けられている。そして、ランスハウジング70の上下両端には、ランスハウジングロック突部78が幅方向に延出して設けられている。ランスハウジング70の組み付け過程では、ランスハウジングロック突部78が収容凹部17の上下両壁を外側に撓ませながら収容凹部17内に進入し、ランスハウジング70の組み付け完了に伴い、ランスハウジングロック突部78がランスハウジングロック溝27に嵌って、収容凹部17の上下両壁における撓み状態が解消されるようになっている。
ランスハウジング70の後面には、幅方向に沿って延びる第2案内リブ79が設けられている。第2案内リブ79は、多段(2段以上)、詳細には上下4段に分かれた端子収容孔71の間に位置して上下方向(高さ方向)に複数条配置され、リテーナ50を挟んで第1案内リブ26と対向に位置している。ランスハウジング70の外縁一角には、側方向に突出する誤結防止リブ80が張り出して設けられている。この誤結防止リブ80は、図6に示すように、ランスハウジング70が正規の組み付け姿勢である場合にハウジング本体11のスリット部20内に嵌合される一方、ランスハウジング70が上下反転姿勢をとっている場合にハウジング本体11の前面に干渉してそれ以上の組み付け動作を規制し、もってランスハウジング70の誤組み付けを防止する役割をもっている。
また、ランスハウジング70の外面には周方向に間隔をあけて複数の突起81が設けられており、これら突起81によってランスハウジング70の外面と収容凹部17の内面との間の隙間が埋まるようになっている。具体的には、突起81は、図7に示すように、突出量の大きい本突起82と突出量の小さい補助突起83とからなり、本突起82がランスハウジング70の外縁4隅を区画する対角二辺のその4隅寄りの位置に配置され、補助突起83がランスハウジング70の外縁4隅から離れた辺上に配置されている。より具体的には、本突起82はランスハウジング70の隅部毎に2個ずつ計8個配置され、補助突起83は長辺(上下両外面)側ではその幅方向中央を含む位置に9個ずつ上下合せて18個配置されているとともに短辺(左右両側外面)側ではその上下方向中央を挟んだ両側に1個ずつ左右合せて4個配置されている。これら突起81はランスハウジング70の軸中心に対して点対称の位置関係にあり、本突起82が設けられている一群を挟んだ両側に補助突起83が配置されている。
また、本突起82は、先端尖鋭の突形状、詳細には断面2等辺三角形状をなし、前後方向に延びるとともにランスハウジング70の外面と収容凹部17の内面との間の予定間隔より大きい突出量をもって構成されている。一方、補助突起83は、本突起82よりも肉厚であって先端湾曲の断面略半球面形状をなし、前後方向に延びるとともにランスハウジング70の外面と収容凹部17の内面との間の予定間隔とほぼ同じ突出量をもって構成されている。よって、本突起82の先端部は収容凹部17の内面に押圧されて潰れることが予定されているが、補助突起83は収容凹部17の内面に当接するのみであって潰れることが予定されていない。
続いてリテーナ50について説明する。リテーナ50は、ハウジング本体11の前面側でかつランスハウジング70より後方に配置され、図9及び図16に示すように、ランスハウジング70より少し薄い厚さの板状であってハウジング本体11の収容凹部17の形状に対応する正面視横長矩形状をなしている。リテーナ50の後面はハウジング本体11の収容凹部17の奥面に当接し、リテーナ50の前面はランスハウジング70の前面に当接している。そして、このリテーナ50には、後方で小キャビティ16Bと連通するとともに前方で端子収容孔71と連通する窓孔51が設けられている。窓孔51は、幅方向に連通状態で延びるとともに各段毎に分かれて配置され、かつ、窓孔51の孔縁から突出する形態であって小キャビティ16B及び端子収容孔71と対応する位置毎に、端子金具130の抜け止めをなす複数の抜止部52が設けられている。かかるリテーナ50は、リテーナ挿通孔37とリテーナ挿入孔23を貫通して収容凹部17内に進入し、この収容凹部17内にて仮係止位置と本係止位置との間を幅方向に移動可能となっている。仮係止位置では、抜止部52が小キャビティ16B(詳細には小キャビティ16Bの前方と対応する位置)から退避することで端子金具130の端子収容孔71への挿入を許容し、本係止位置では、抜止部52が小キャビティ16B内に進入することで端子収容孔71に正規挿入された端子金具130の箱部131後端と対面して端子金具130を二次的に抜け止め係止するようになっている。
また、リテーナ50には、各段の窓孔51の間のデッドスペースに、相手側の嵌合リブ240を挿通可能な嵌合リブ通し孔53が十字形及び下向き突形に貫通して設けられている。この嵌合リブ通し孔53は、後方で嵌合リブ挿入孔21と連通し、前方で嵌合リブ挿通孔77と連通している。そして、リテーナ50の幅方向の一方端部には、フロントホルダ90のキャビティタワー95が嵌合可能な上下一対のタワー挿入孔54が設けられている。タワー挿入孔54を区画する部分はリテーナ50の操作部55とされ、リテーナ50の全幅は、操作部55が設けられる分、ランスハウジング70より側方に張り出している。この操作部55は組み付けによってハウジング本体11のリテーナ挿入孔23内に進入し、これにより、タワー挿入孔54がタワー組付窓18に連通するようになっている。なお、キャビティタワー95はタワー挿入孔54に遊挿されており、このキャビティタワー95がタワー挿入孔54を貫通した状態でリテーナ50が仮係止位置と本係止位置との間を移動可能となっている。
また、リテーナ50の後面には、各段の窓孔51を挟んだ上下位置に、ハウジング本体11の第1案内リブ26と係合可能な複数条の第1案内溝56が幅方向に延出して設けられている一方、リテーナ50の前面には、同じく各段の窓孔51を挟んだ上下位置に、ランスハウジング70の第2案内リブ79と係合可能な複数条の第2案内溝57が幅方向に延出して設けられている。第1案内溝56と第2案内溝57は背合せ状に位置しており、それぞれほぼ同じ高さ位置に配置されている。
リテーナ50の上下両端には、ハウジング本体11のレール溝24と係合可能な上下一対の嵌合突部58が幅方向に延出して設けられている。嵌合突部58にはレール溝24内に嵌合可能なレール突起59が設けられ、これらレール溝24とレール突起59が凹凸嵌合することにより、リテーナ50がハウジング本体11に抜け止め保持されるようになっている。また、嵌合突部58には、リテーナ50の挿入方向先端部に、その先端側から順に第1係止溝60と第2係止溝61が設けられている。第1係止溝60と第2係止溝61はそれぞれ前後一対ずつ設けられ、第1係止溝60がリテーナ保持突起25に弾性的に嵌合することでリテーナ50が仮係止位置に留め置かれ、第2係止溝61がリテーナ保持突起25に弾性的に嵌合することでリテーナ50が本係止位置に留め置かれるようになっている。
続いてフロントホルダ90について説明する。フロントホルダ90は、全体としてキャップ状をなし、図8及び図9に示すように、ランスハウジング70の前面に配置されてランス19の前方を覆う平板状の前壁部91と、前壁部91の周縁から後方に突出して端子挿入部12に外嵌される筒状の周壁部92とからなる。前壁部91には、ランスハウジング70の端子収容孔71と対応する位置毎に、相手コネクタ200に装着された雄端子金具230のタブ231を前方から受け入れ可能な複数のタブ挿通孔93が設けられている。また、前壁部91には、嵌合リブ240を挿入可能な嵌合リブ受入孔94が十字形及び下向き突形に貫通して設けられている。組み付け状態においては、前方から順に、嵌合リブ受入孔94、嵌合リブ挿通孔77、嵌合リブ通し孔53、嵌合リブ挿入孔21が連通状態で並んで位置するようになっている。
また、前壁部91には、その幅方向の一方端部から後方へ上下で対をなしつつ大きく突出するとともに前方へも小さく突出する角筒状のキャビティタワー95が設けられている。キャビティタワー95は、タワー組付窓18とタワー挿入孔54を貫通し、ハウジング本体11の大キャビティ16Aと連通する端子保持孔96を有している。端子保持孔96の内面には、大型の端子金具130を抜け止め係止するランス19が撓み可能に設けられている。また、前壁部91の後面には、その幅方向の他方端部に、ランス19を有する大キャビティ16Aの先端部を一括して収容可能な逃し窓97が設けられている。
そして、前壁部91の後面には、各タブ挿通孔93の側方に、複数の仕切り板98が後方へ突出して設けられている。仕切り板98は、厚さの薄い縦板形状をなし、組み付けによって端子収容孔71の両側壁とともに端子金具130間の隔壁を構成することにより、ランス19の幅寸法を大きく確保できるようになっている。周壁部92の上下両内面には、幅方向に間隔をあけて、複数のフロントホルダロック突部101が設けられており、このフロントホルダロック突部101がフロントホルダロック溝28に弾性的に嵌合することにより、フロントホルダ90がハウジング本体11に抜け止め保持されるようになっている。
次に、本実施形態のコネクタ10の作用を説明する。
コネクタ10を組み上げるにあたり、まずハウジング本体11の収容凹部17内に前方からランスハウジング70を嵌合させ、ランスハウジングロック突部78とランスハウジングロック溝27との係止作用によってランスハウジング70をハウジング本体11に位置決め状態で抜け止め保持する。ランスハウジング70の組み付けにより、図6及び図7に示すように、本突起82の先端部が収容凹部17の内面で押し潰されるとともに、補助突起83の先端部が収容凹部17の内面に当接し、もってランスハウジング70が軸周りに傾くことなく正規姿勢で組み付けられる。
続いて、リテーナ50を組み付け、もって窓孔51の部分をリテーナ挿通孔37からリテーナ挿入孔23を経て収容凹部17内に収容させるとともに、操作部55をリテーナ挿通孔37に収容させ、かつ、第1係止溝60とリテーナ保持突起25との係止作用によって、リテーナ50を仮係止位置に保持させる。リテーナ50の組み付けにより、リテーナ50の前面とランスハウジング70の後面が互いに当り合い、リテーナ50の後面とハウジング本体11の収容凹部17の奥面が互いに当り合うようになっている。次いで、フロントホルダ90を組み付け、前壁部91によってランスハウジング70の前面を覆うとともに、キャビティタワー95をタワー挿入孔54とタワー組付窓18に貫通させて大キャビティ16Aと連通させ、かつ、フロントホルダロック突部101とフロントホルダロック溝28との係止作用によってフロントホルダ90をハウジング本体11に位置決め状態で抜け止め保持する。フロントホルダ90に組み付けにより、端子挿入部12の幅方向中間部では、前方から順に、タブ挿通孔93、端子収容孔71、窓孔51、小キャビティ16Bが並んで位置することとなる。
フロントホルダ90の組み付け後、図9に示すように、キャビティ16内に後方から端子金具130を挿入する。このとき、小型の端子金具130の箱部131は、小キャビティ16Bから窓孔51を経て端子収容孔71内に収容されるとともに、タブ挿通孔93の後面孔縁に当接して前止めされ、かつ、ランス19によって一次的に抜け止め係止される。
また、上記した組み付け作業と前後してレバー110を組み付ける。組み付けに際し、両アーム板112を装着凹部32のアーム板挿入空間33に挿入し、装着凹部32の浅い位置で第1レバーロック部125をレバーロック受部に係止させることにより、レバー110を待機位置に保持させる。待機位置では、カム溝114の入り口がフォロアピン導入溝36と連通してハウジング本体11の前端に臨み、フォロアピン250を受け入れ可能な状態となる。また、端子挿入部12の外面にシールリング140を嵌着しておく。
全ての端子金具130を挿入したら、続いて、相手コネクタハウジング210のフード部220内にコネクタハウジング150を浅く嵌合させる。すると、図4に示すように、相手コネクタ200のフォロアピン250がカム溝114の入り口から導入部115内に進入し、さらにフォロアピン250が幅方向両側から一対の突部119とほぼ同じタイミングで当接することにより、いったん嵌合動作が規制されて両コネクタハウジング150,210が仮嵌合状態に留め置かれる。その状態で、レバー110の摘み部113を摘んで嵌合位置へ向かって押し込む。すると、図5に示すように、フォロアピン250が両突部119をほぼ同時に乗り越えて作動部116側に移行し、さらなるレバー110の押し込み操作により、フォロアピン250と作動部116の溝面とによるカム作用によって両コネクタハウジング150,210が正規嵌合状態に至るようになる。なお、両コネクタハウジング150,210が仮嵌合状態を解除する際、作業者にはフォロアピン250が両突部119を乗り越える際の抵抗に起因する操作フィーリングを得ることができる。
また、両コネクタハウジング150,210の嵌合過程では、フード部220がハウジング本体11の嵌合空間14に進入するとともに、嵌合リブ240が嵌合リブ受入孔94、嵌合リブ挿通孔77、嵌合リブ通し孔53、及び嵌合リブ挿入孔21を串刺し状態で貫通して行き、その嵌合動作が案内される。レバー110が嵌合位置に到達して両コネクタハウジング150,210が正規嵌合されると、シールリング140によって両コネクタハウジング150,210間のシールがとられるとともに、両端子金具130,230が正規深さで接続して互いの導通がとられる。また、レバー110の操作板111が装着凹部32の装着面35に当接するとともに、補強部121の逃し部122内に装着凹部32のこじり防止部40が嵌合状態で進入し、かつ、中間リブ123がこじり防止部40の溝部41内に進入して配置される。
ところで、フード部220内に突出するタブ231は嵌合リブ240によって保護状態に置かれているため、コネクタハウジング150の嵌合姿勢が正規姿勢から傾いていると、通常、ハウジング本体11の前端、詳細には嵌合筒部13の前端隅部と嵌合リブ240が干渉してタブ231の変形は阻止される。しかし、コネクタハウジング150が正規姿勢から傾き、かつ装着凹部32の曲面34に沿って嵌合リブ240が進入可能な位置関係にある不正姿勢をとっている場合に、仮にこじり防止部40が設けられていないと、図3の参考図で示すように、嵌合リブ240が誤って装着凹部32内に進入し、嵌合筒部13の前端隅部とタブ231が干渉してタブ231が変形するおそれがある。しかるに本実施形態においては、装着凹部32の曲面34にこじり防止部40が設けられているため、コネクタハウジング150が不正姿勢をとっていると、図2に示すように、嵌合リブ240が装着凹部32内に進入する前にこじり防止部40と干渉することとなり、こじりが発生するのを確実に阻止できるようになっている。
以上説明したことから明らかなように本実施形態によれば、次の効果を奏し得る。
操作板111がアーム板112と連なるコーナー部分に補強部121が設けられているから、レバー110の強度が高められる。一方、補強部121と対応して装着凹部32の装着面35に曲面34が形成されるため、コネクタハウジング150の両端コーナー部分に、曲面34に沿った凹みが生じ、コネクタハウジング150が不正姿勢をとって嵌合されようとすると、この凹みに嵌合リブ240等の相手側コネクタの突出部分が進入して、端子金具130がこじられて変形するおそれがある。しかし本実施形態によれば、装着凹部32の曲面34にこじり防止部40が突設されているため、上記のような凹みが生じることはなく、コネクタ嵌合時におけるこじりを防止できる。しかも、補強部121にこじり防止部40が進入可能な逃し部122が凹設されているから、こじり防止部40によって補強部121全体が喪失されるのを回避でき、レバー110の強度が低下するのを阻止できる。また、こじり防止部40がハウジング本体11の内側に設けられているため、ハウジング本体11の外側に設けたときに生じるコネクタの大型化を防止することができる。
また、こじり防止部40には溝部41が設けられ、補強部121の逃し部122には溝部41内に進入可能な中間リブ123が設けられているから、この中間リブ123と補強部121によってレバー110の強度が低下するのを確実に阻止できる。
また、溝部41の溝幅が相手側の嵌合リブ240の肉厚より小さくなっているから、溝部41内に誤って嵌合リブ240が入り込むことはなく、コネクタ嵌合時におけるこじりをより確実に防止できる。
また、突部119がカム溝114の両側の溝面に対をなし、夫々、カム溝114の入り口から等距離をあけて配置されているから、両突部119がフォロアピン250とほぼ同じタイミングで当接し、フォロアピン250に対してその両側から略均等な押圧力を付与することができる。その結果、両コネクタハウジング150,210の嵌合姿勢が正規姿勢に保たれ、両コネクタハウジング150,210が斜め嵌合されるのを防止できる。また、突部119がカム溝114の両側の溝面に対をなしているから、片側の溝面のみに設けられるよりも夫々の突部119の突出量を小さく抑えることができ、突部119の先端が潰れるのを阻止できる。
また、ハウジング本体11の収容凹部17にランスハウジング70が収容されると、ランスハウジング70の外面と収容凹部17の内面との間で本突起82が潰れた状態で配置されるから、両面間の隙間が埋められてがた付きが防止される。そして、本突起82とは別に突出量の小さい補助突起83が設けられ、この補助突起83の先端が対向する相手側の収容凹部17の内面と当接可能に配置されるから、本突起82の潰れ量がこの本突起82と補助突起83の高さ寸法の差で規定されることとなり、本突起82の潰れ量にばらつきが生じるのを回避できる。しかも、補助突起83の潰れは予定されていないから、組み付け荷重の増加が抑えられて、作業性が良好となる。
また、本突起82と補助突起83が互いに離間して配置されているから、本突起82が潰れたときに、その潰れかすを本突起82と補助突起83との間に逃すことができる。この場合、本突起82と補助突起83との間には潰しかすを逃がすだけの十分な隙間があるため、潰しかすが補助突起83に付着することはない。したがって、潰しかすの補助突起83への付着が原因となって、補助突起83と本突起82との高さ寸法の差が変化してしまうことがない。
また、本突起82が収容凹部17及びランスハウジング70における四つの隅部の近傍でかつこの四つの隅部を挟む位置に配置されているから、成形時に反り等の影響を受け難く寸法精度を出し易い隅部において、がた付きが抑えられ、がた付き抑制の精度及び信頼性が高められる。もっとも、本突起82は四つの隅部のうちの少なくとも一つの隅部の近傍でかつこの隅部を挟む位置に配置されていればよい。
また、本突起82と補助突起83は、ランスハウジング70の周方向の全体に亘って設置されている必要はない。例えば、ランスハウジング70の上下方向のがた付きをなくしたい場合には本突起82と補助突起83はランスハウジング70の上下両面のみに設置され、ランスハウジング70の左右方向のがた付きをなくしたい場合には本突起82と補助突起83はランスハウジング70の左右両面のみに設置されるものであってもよい。また例えば、ランスハウジング70の上方へのがた付きをなくしたい場合には本突起82と補助突起83はランスハウジング70の上面のみに設置され、ランスハウジング70の右方へのがた付きをなくしたい場合には本突起82と補助突起83はランスハウジング70の右面のみに設置されるものであってもよい。要は、本突起82と補助突起83は、ランスハウジング70の外面と収容凹部17の内面との間の隙間を埋めたいとするがた詰め要求方向と対向する面のみに設置されていればよい。こうすると、がた付きが確実に抑えられるものありながら、組み付け荷重の増加がより小さく抑えられる。
また、仮に、ランスハウジング70の外面と収容凹部17の内面との間に別部品を有する等の理由により両面間の距離が遠くなる隙間領域と、両面間の距離が近い近接領域とが形成され、つまり両面間の距離が一様でない場合には、本突起82と補助突起83は近接領域に設置されていることが好ましい。組み付け荷重の増加がより小さく抑えられるのに加え、本突起82と補助突起83の各突出量も小さく抑えられるからである。
また、ハウジング本体11とランスハウジング70との間のがた付きが本突起82及び補助突起83によって抑えられるから、ランスハウジング70に収容される端子金具130のアライメントの狂いを防止できる。
また、ランスハウジング70の後面とリテーナ50の前面が互いに当接して配置されているから、ランスハウジング70とリテーナ50との間にハウジング本体11の前端部が介在することはなく、その分、コネクタ10の前後長を短く縮められる。
また、リテーナ50がリテーナ保持突起25によってハウジング本体11に位置決めされ、ランスハウジング70に位置決めされないから、万一、ランスハウジング70がハウジング本体11に対して正規の組付位置から位置ずれしていても、リテーナ50のハウジング本体11への組付位置を正規位置に保てる。その結果、本係止位置にてリテーナ50の抜止部52を端子金具130の箱部131の後端に確実に正対させることができ、リテーナ50による係止機能の信頼性を確保できる。
また、ランスハウジング70がランスハウジングロック溝27によってハウジング本体11に位置決めされるから、ランスハウジング70とリテーナ50が当接するという事情があっても、ランスハウジング70がリテーナ50の移動に追従変位することはなく、リテーナ50の移動操作の安定性を確保できる。
また、リテーナ50の移動時にランスハウジング70の第2案内リブ79がリテーナ50の第2案内溝57に沿って摺動するから、リテーナ50の移動操作を円滑に行うことができるとともに、リテーナ50の組み付け後は、第2案内リブ79が第2案内溝57に嵌合することで、リテーナ50とランスハウジング70が位置ずれするのを防止できる。
また、リテーナ50の移動時にハウジング本体11の第1案内リブ26がリテーナ50の第1案内溝56に沿って摺動するから、リテーナ50の移動操作をより円滑に行うことができるとともに、リテーナ50の組み付け後は、第1案内リブ26が第1案内溝56に嵌合することで、リテーナ50とハウジング本体11が位置ずれするのを防止できる。またこのようにリテーナ50がハウジング本体11に位置決めされると、リテーナ50に追従してランスハウジング70が位置決めされる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図19ないし図21によって説明する。実施形態2では、カム溝114の導入部115の形状が実施形態1と異なるが、その他は実施形態1と同様である。したがって、実施形態1と構造上の同一部位には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
レバー110のカム溝114には、導入部115の幅方向両側の溝面に、前後方向に直線状に延びる内面を有する一対のストレート受部127が溝幅を狭める方向に肉盛りして設けられている。両ストレート受部127の間は、長さ方向(前後方向)の全長に亘って一定距離に保たれている。このストレート受部127は、カム溝114の深さ方向手前側に配置され、カム溝114の入り口から離間した端部に、一対の突部119が内向きに突出して設けられている。両突部119はカム溝114の入り口から等距離をあけて配置され、その形状等は実施形態1と同様である。
一方、相手側のフォロアピン250は、円柱状の軸部251とその先端全周から周方向に張り出すフランジ部252とからなり(この点は実施形態1も同様)、さらにフランジ部252の直下方に、幅方向両端部を抉ることで前後方向に直線状に延びる外面を有する首状のストレート部256が設けられている。ストレート部256の幅寸法は両ストレート受部127の離間距離にほぼ等しく設定されている。
したがって、両コネクタハウジング150,210が浅く嵌合されて仮嵌合状態に至ると、フォロアピン250がカム溝114の導入部115内に進入するが、このとき、ストレート部256とストレート受部127が嵌合方向に沿って直線状に当り合うことにより、両コネクタハウジング150,210の嵌合姿勢が軸部251周りに回動して傾くのを防止できる。また、レバー110の嵌合位置へのスライド操作によってフォロアピン250が両突部119を乗り越える際、ストレート部256とストレート受部127が互いに摺接することでフォロアピン250の移動案内がなされるとともに、ストレート部256が両突部119と摺動して両側から略均等な押圧力を付与されるから、このときにコネクタハウジング150の嵌合姿勢が傾くのを有効に阻止できる。すなわち、カム溝114の導入部115から突部119の間にストレート受部127を設けることにより、フォロアピン250がカム溝114に挿入されて、突部119に接する間のコネクタ嵌合方向に沿った直線状の挿入軌跡を設けることができる。この挿入軌跡は、コネクタ嵌合(フォロアピン250のカム溝114への挿入)スタート時にのみ作用する。
<実施形態3>
図22及び図23は本発明の実施形態3を示す。
実施形態3では、実施形態2と違って、ストレート受部127がカム溝114の深さ方向奥側に配置され、ストレート部256がフランジ部252から離れた軸部251の高さ方向中央部に配置されている。その他は、実施形態2と同様である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)こじり防止部は、両コネクタハウジングのこじり嵌合を防止できれば、その形状は任意である。
(2)こじり防止部から溝部を省略するとともに、補強部から中間リブを省略してもよい。
(3)突起(本突起と補助突起)は収容凹部の内面に設けられてもよい。
(4)突起(本突起と補助突起)はランスハウジングの外面と収容凹部の内面の両方に混在していてもよい。
(5)突起(本突起と補助突起)はフロントホルダの内面と端子挿入部の外面の少なくともいずれか一方に設けられていてもよい。
(6)アウタハウジングの収容凹部にインナハウジングが収容されるコネクタの構成である場合、突起(本突起と補助突起)は、アウタハウジングの収容凹部の内面とインナハウジングの外面の少なくともいずれか一方に設けられていてもよい。
(7)突起(本突起と補助突起)が係合する相手側面は平面ではなく、この突起を嵌合可能な溝状をなしていてもよい。これにより、突起が位置決め状態で保持される。
(8)コネクタハウジングからフロントホルダを省略してもよい。
(9)ハウジング本体とランスハウジングは、雄端子金具を装着可能な雄側コネクタハウジングを構成するものであってもよい。
(10)レバーは、雄端子金具を装着可能な雄側コネクタハウジングに装着されてもよい。
(11)実施形態2及び実施形態3では、ストレート受部がカム溝の深さ方向の全体に亘って配置され、ストレート部が軸部の高さ方向の全体に亘って配置されるものであってもよい。
(12)カム溝は有底溝として構成されてもよい。
(13)本発明は、非防水タイプのコネクタにも適用可能である。
本発明の実施形態1において、コネクタハウジングの斜視図 コネクタハウジングが不正姿勢をとっている場合に、こじり防止部によってこじりが防止された状態を示す正面図 コネクタハウジングが不正姿勢をとっている場合に、こじりが発生する状態を示す参考図 フォロアピンがカム溝の導入部され、両コネクタハウジングが仮嵌合状態に留め置かれた状態を示す要部破断平面図 フォロアピンが突部を乗り越え、仮嵌合状態が解除された状態を示す要部破断平面図 ハウジング本体の収容凹部にランスハウジングを嵌め入れた状態を示す正面図 図6のA部拡大図 コネクタの正面図 図8のB−B断面図 ハウジング本体の縦断面図 ハウジング本体の横断面図 ハウジング本体の側面図 ランスハウジングの正面図 ランスハウジングの背面図 ランスハウジングの側面図 リテーナの正面図 レバーの縦断面図 レバーの側面図 実施形態2において、フォロアピンがカム溝の導入部され、両コネクタハウジングが仮嵌合状態に留め置かれた状態を示す要部破断平面図 フォロアピンが突部を乗り越え、仮嵌合状態が解除された状態を示す要部破断平面図 フォロアピンを拡大した相手コネクタハウジングの正面図 実施形態3において、フォロアピンが突部を乗り越え、仮嵌合状態が解除された状態を示す要部拡大平面図 フォロアピンの拡大正面図
符号の説明
10…コネクタ
11…ハウジング本体
13…嵌合筒部
16…キャビティ
17…収容凹部
19…ランス
25…リテーナ保持突起
26…第1案内リブ
27…ランスハウジングロック溝
32…装着凹部
34…曲面
35…装着面
40…こじり防止部
41…溝部
50…リテーナ
52…抜止部
56…第1案内溝
57…第2案内溝
70…ランスハウジング
71…端子収容孔
79…第2案内リブ
81…突起
82…本突起
83…補助突起
90…フロントホルダ
110…レバー
111…操作板
112…アーム板
114…カム溝
115…導入部
119…突部
121…補強部
122…逃し部
123…中間リブ
130…端子金具
150…コネクタハウジング
200…相手コネクタ
210…相手コネクタハウジング
220…フード部
230…雄端子金具
231…タブ
250…フォロアピン
251…軸部

Claims (1)

  1. 端子金具を挿入可能なキャビティが高さ方向に複数段設けられ、前面側には収容凹部が前方へ開口して凹設されたブロック状のハウジング本体と、
    前記収容凹部の上下両壁を外側へ撓ませて前記収容凹部内へ前方から装着可能とされ、装着状態では前記ハウジング本体の前面側に位置しかつ前記キャビティと連通する端子収容孔が高さ方向に複数段設けられるとともに前記端子収容孔の内面に撓み可能に突出することで前記端子収容孔に収容される前記端子金具を一次的に係止するランスを有するランスハウジングと、
    前記収容凹部内において前記ランスハウジングより後方に位置して前記ハウジング本体の側面から前記高さ方向と直交する幅方向に沿って装着され、前記端子金具の前記端子収容孔への挿入を許容する仮係止位置と、前記端子金具を二次的に係止する本係止位置とに移動可能とされる板状のリテーナとを備え、
    前記ランスハウジングの後面とリテーナの前面が互いに当接して配置され、
    前記ハウジング本体における前記収容凹部の前記上下両壁は、前記リテーナの位置決めを行うリテーナ位置決め手段と、前記ランスハウジングの位置決めを行うランスハウジング位置決め手段とを備え、
    前記ランスハウジングの後面と前記リテーナの前面のいずれか一方には前記リテーナの移動方向に沿って延びる案内溝が設けられ、他方には前記案内溝に嵌合可能な案内リブが設けられており、また、前記収容凹部の奥面と前記リテーナの後面のいずれか一方には前記案内溝が、他方には前記案内リブが設けられ、
    前記リテーナには、高さ方向に複数段の窓孔が前記キャビティと連通して設けられ、
    前記案内リブと前記案内溝が、前記端子収容孔を挟んだ前記高さ方向両側と前記窓孔を挟んだ高さ方向両側に設けられていることを特徴とするコネクタ。
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