JP2015156278A - 防水コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴム栓によるキャビティに対するシール性を確保する。
【解決手段】端子金具20が、コネクタハウジング40に設けられたキャビティ41M内に後方から挿入されて抜け止めされて収容されるとともに、ゴム栓30がキャビティ41Mの後端部に嵌着されてシールされるようにした防水コネクタであって、コネクタハウジング40が、端子金具20における接続部21が挿通可能でかつ同接続部21に係止するランス65が設けられた前側キャビティ41MFが形成された前側端子収容部64と、同前側端子収容部64の後側に配されゴム栓30が緊密に嵌合可能な後側キャビティ41MRが形成された後側端子収容部50と、を備えて構成され、後側キャビティ41MRの後縁には、ゴム栓30に設けられた被係止部36に係止して抜け止めする係止部80が全周に亘って形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、個室防水形式の防水コネクタに関する。
従来、個室防水形式の防水コネクタの一例として、以下のようなものが知られている。このものは、相手端子と接続される接続部の後方にワイヤバレルとインシュレーションバレルとが設けられ、電線における芯線の端末がワイヤバレルに圧着されるとともに、電線における絶縁被覆の端末にゴム栓が嵌装されて同ゴム栓に設けられた取付筒並びに絶縁被覆の端末に対してインシュレーションバレルが圧着されてなる端子金具が具備され、この端子金具が、コネクタハウジングに設けられたキャビティ内に後方から挿入されて抜け止めされて収容されるとともに、ゴム栓がキャビティの後端部に嵌着されてシールされる構造となっている。このような防水コネクタは、下記特許文献1に記載されている。
特開平10−50381号公報
上記のような防水コネクタでは、相手コネクタと嵌合された際にキャビティ内が密閉された状態となるため、特に当該防水コネクタが高温雰囲気に晒される箇所に配設されると、配設箇所の温度上昇に伴ってキャビティ内の気圧(以下、内圧)が上昇し、同内圧が加わることによって、インシュレーションバレルで圧着された取付筒が伸びつつ、あるいは取付筒がインシュレーションバレルから擦り抜けるようにしてゴム栓がキャビティの後方に押し出され、シール性が低下することが懸念される。このような懸念は、ゴム栓が比較的大型であり、それに伴いキャビティの内容積が大きくなるほど増す傾向にある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、ゴム栓によるキャビティに対するシール性を確保するところにある。
本発明は、相手端子と接続される接続部の後方にはワイヤバレルとインシュレーションバレルとが設けられ、電線における芯線の端末が前記ワイヤバレルに圧着されるとともに、電線における絶縁被覆の端末にゴム栓が嵌装されて前記ゴム栓に設けられた取付筒並びに絶縁被覆の端末に対して前記インシュレーションバレルが圧着された端子金具が具備され、この端子金具が、コネクタハウジングに設けられたキャビティ内に後方から挿入されて抜け止めされて収容されるとともに、前記ゴム栓が前記キャビティの後端部に嵌着されてシールされるようにした防水コネクタであって、前記コネクタハウジングが、前記端子金具における前記接続部が挿通可能でかつ前記接続部に係止するランスが設けられた前側キャビティが形成された前側端子収容部と、前記前側端子収容部の後側に配され前記ゴム栓が緊密に嵌合可能な後側キャビティが形成された後側端子収容部と、を備えて構成され、前記後側キャビティの後縁には、前記ゴム栓に設けられた被係止部に係止して抜け止めする係止部が全周に亘って形成されているところに特徴を有する。
防水コネクタの配設箇所が温度上昇することに伴いキャビティの内圧が上昇すると、ゴム栓に対してキャビティの後方に押し出すような力が作用するが、後側キャビティの後縁に設けられた係止部が被係止部に係止することでゴム栓が後方に移動することが防止され、すなわちゴム栓が正規の嵌着位置に留められる。その結果、キャビティに対するシール性が確保される。
また、以下のような構成としてもよい。
(1)前記ゴム栓の前記被係止部が、前記係止部に当接可能な前記ゴム栓の後端面の周縁部である。
(2)前記ゴム栓の前記被係止部が、前記係止部に嵌合可能な前記ゴム栓の後端部の外周面に周設された被係止溝である。
本発明によれば、ゴム栓によるキャビティに対するシール性を確保することができる。
本発明の実施形態1に係る防水コネクタの正面図 図1のX−X線で切断した防水コネクタの分解断面図 ハウジングに中端子を収容する動作を示す縦断面図 中端子が収容された状態の縦断面図 図4の部分拡大図 実施形態2に係るハウジングに中端子を収容する動作を示す縦断面図 中端子が収容された状態の縦断面図 図7の部分拡大図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。
この実施形態では、大きさを異にする複数種の端子金具をコネクタハウジング40(以下、単にハウジング40)内に収容してなるハイブリッド型の防水コネクタCを例示している。
端子金具は大中小の3種類が備えられており、図1に示すように、ハウジング40における左右両端部に設けられた計4個の大キャビティ41Lに大端子(図示せず)が、上段の大キャビティ41Lの内側に2個ずつ並んで設けられた計4個の中キャビティ41Mに中端子20(図3参照)が、ハウジング40の中央領域に3段に亘って形成された多数の小キャビティ41Sに小端子(図示せず)が挿入されて収容されるようになっている。
本発明に係るキャビティのシール構造は、3種類のキャビティ41L,41M,41Sのうち中キャビティ41Mに適用されている。小キャビティ41Sについては、内圧が上昇しても比較的低く留まること、また、大キャビティ41Lについては、内圧が大きくなる可能性があるが、それ以上にインシュレーションバレルによるゴム栓の固着力や、大キャビティ41Lの内周との摩擦力等により、ゴム栓が後方に押し出される懸念が少なく、本実施形態では適用されていない。したがって以下では、中キャビティ41Mを中心に説明する。
中キャビティ41Mに収容される中端子20は、図3に示すように、電線10の端末にゴム栓30とともに取り付けられている。
中端子20は雌型端子であって、図示しない相手端子(雄型端子)と接続される略角筒形をなす接続部21の後方に、ワイヤバレル22とインシュレーションバレル23とが形成された構造である。
ゴム栓30は、電線10を緊密に挿通可能な中心孔を有し、中キャビティ41Mにおける後側キャビティ41MRに緊密に嵌合可能な短寸で肉厚の円筒状に形成されている。ゴム栓30の外周には、前後2条のリップ31が周設されているとともに、ゴム栓30の前面には、電線10を挿通可能な取付筒32が同心に連設され、取付筒32の先端には係止鍔33が形成されている。
ゴム栓30の後端面35は、軸線と直交した平坦な円形面として形成されている。
電線10は、撚り線からなる芯線11の外周が絶縁被覆12で覆われた被覆電線であって、電線10の端末にゴム栓30が先通しされた状態において、絶縁被覆12の端末が所定長さ除去されすなわち皮剥きされ、芯線11の端末が露出された端末処理が施される。
このような電線10における露出した芯線11の端末に、中端子20のワイヤバレル22が圧着されるとともに、絶縁被覆12の残った端末とそこに被せられたゴム栓30の取付筒32に亘ってインシュレーションバレル23が圧着されることにより、図3に示すように、電線10の端末に中端子20とゴム栓30とが固着されている。
なお図示はしないが、大端子と小端子も、相応の径を有する電線の端末に、相応の径を有するゴム栓とともに固着されている。
次にハウジング40の構造について、中キャビティ41Mの形成部分を中心に説明する。ハウジング40は合成樹脂製であって、図1及び図3に示すように、全体としては正面視で横長のブロック状に形成されており、一部既述したように、大中小のキャビティ41L,41H,41Sが設けられた端子収容部43と、同端子収容部43の外周を囲むように形成された前面開口のフード部44とを備えて構成されている。上記の端子収容部43はさらに、図2に示すように収容部本体45と、同収容部本体45に対して前方から装着される別体のフロントホルダ60と、側方から装着される別体のリテーナ70とから構成されている。
上記した収容部本体45は、図1に示すように、左右両側部が、大キャビティ41Lが形成された側方本体46で、中央部が、中キャビティ41Mと小キャビティ41Sが配される中央本体47となっている。
より詳細には、図2に示すように、中央本体47の後半部における中キャビティ41Mの形成領域50(同図の上側領域:本発明の「後側端子収容部」に相当)には、上記したゴム栓30が緊密に嵌合される後側キャビティ41MRが形成されている。
中央本体47の前半部における中キャビティ41Mの形成領域には、後記するフロントホルダ60に設けられた端子収容筒64(本発明の「前側端子収容部」に相当)が嵌合される嵌合受け部52が形成されている。
なお、中央本体47の後半部における小キャビティ41Sの形成領域には、電線の端末において小端子の後方に設けられたゴム栓(図示せず)が緊密に嵌着される後側キャビティ41SRが設けられているとともに、前半部には、小端子の接続部が収容される前側キャビティ41SFの後部が形成されている。
フロントホルダ60は合成樹脂製であって、図2に示すように、概ね収容部本体45の前半部の外周に嵌着可能な筒部61の前面に、中央本体47の前面に配される前壁62が設けられたキャップ形に形成されている。このフロントホルダ60は、収容部本体45の外周面に嵌着されたシールリング55の外れ止めとしての機能も果たすようになっている。
フロントホルダ60は詳細には、図2に示すように、中キャビティ41Mの形成領域(同図の上側領域)に、上記した端子収容筒64が前壁62を貫通するように形成されている。同端子収容筒64の内部に、中端子20における接続部21が収容可能な前側キャビティ41MFが設けられている。前側キャビティ41MFの天井面には、中端子20の接続部21のランス孔25(図3参照)に弾性的に嵌って係止するランス65が形成されている。
なお、フロントホルダ60における小キャビティ41Sの形成領域では、前壁62が肉厚とされ、その裏面側に、小端子の接続部の前端側が収容される前側キャビティ41SFの前部41SFfと、ハウジング40の小キャビティ41Sの前方に前側キャビティ41SFの後部41SFrが形成されている。
フロントホルダ60は、収容部本体45の前半部の外周に前方から嵌合されると、図3に示すように、筒部61の内面に形成されたロック突部66が、中央本体47の外面に形成されたロック凹部67に嵌ることで、一体的に結合される。このようにフロントホルダ60が一体結合されることで、端子収容部43が形成される。同端子収容部43には、図3の上部側において、後側キャビティ41MRと前側キャビティ41MFとが前後に配されて、中端子20が挿入される中キャビティ41Mが構成されるようになっている。
なお、下部側では、同じように、後側キャビティ41SRと前側キャビティ41SFとが前後に配されて、小端子が挿入される小キャビティ41Sが構成される。
端子収容部43には、リテーナ挿入孔56が各キャビティ41L,41M,41Sを横切るようにして貫通形成されており、フード部44の一方の側壁を貫通したリテーナ70が、同リテーナ挿入孔56に挿入されるようになっている。同リテーナ70は、各キャビティ41L,41M,41Sの位置に対応して形成された係止突部71が、同キャビティ41L,41M,41Sの側方に退避して対応する中端子20等の端子金具の挿入を許容する仮保持位置から、係止突部71がキャビティ41L,41M,41S内に進入して挿入された端子金具に二次係止する本保持位置に向けて押し込み可能となっている。
フード部44の上下の壁面にはレバー収容室44Aが形成されている。レバー収容室44Aには、カム溝を設けたスライドレバー75が左右方向(図3における紙面の表裏方向)の摺動自由に装着されており、同スライドレバー75のカム溝と相手コネクタに設けられたフォロワピン(図示せず)とを係合した状態において、スライドレバー75を摺動させることに伴うカム作用(倍力作用)によって、当該防水コネクタCに対して相手コネクタを嵌合または離脱させるようになっている。
相手コネクタが正規に嵌合された状態では、同相手コネクタに設けられた相手フード部が、フード部44の内面と端子収容部43の外面との間に、シールリング55を弾縮しつつ進入するようになっている。
さて本実施形態では、中キャビティ41Mを構成する後側キャビティ41MRの後縁に、環形をなす係止部80が全周に亘って形成されている。同係止部80は、中端子20とともに電線10の端末に固着されたゴム栓30が後側キャビティ41MR内に正規量嵌合された場合に、同ゴム栓30の後端面35の周縁部36に係止可能となっている。したがって本実施形態では、ゴム栓30の後端面35の周縁部36が、本発明の「被係止部」に相当する。
上記の係止部80は、図5に示すように、前面側が垂直に切り立った係止面81であり、後面側が、テーパ状のガイド面82とされている。
なお、中キャビティ41Mを構成するに当たり、中端子20の接続部21を収容するランス65は、図2に示すように、フロントホルダ60に設けられているから、後側キャビティ41MRについては、前面を開口した形態で収容部本体45を成形することができる。したがって、後側キャビティ41MRの後縁に係止部80を形成するに際し、前記係止部80を成形型で容易に成形することができる。
次に、本実施形態の作用及び効果を説明する。
ハウジング40では、図3に示すように、収容部本体45の前方からフロントホルダ60が装着されて一体化され、またリテーナ70が仮保持位置に装着される。
この状態で、同図の矢線に示すように、中端子20が対応する中キャビティ41Mに後方から挿入される。中端子20は、後側キャビティ41MRからリテーナ70を通り、接続部21がランス65を弾性撓みさせつつ前側キャビティ41MFに押し込まれる。正規位置まで押し込まれると、図4に示すように、ランス65が復元変位して接続部21のランス孔25に嵌り、中端子20は一次係止された形態で中キャビティ41M内に収容される。
この間に、ゴム栓30が、後側キャビティ41MRの後縁に設けられた係止部80のガイド面82で誘い込まれ、かつリップ31並びに後端部が弾縮されつつ後側キャビティ41MRに押し込まれ、上記のように中端子20の挿入が完了したところで、ゴム栓30の後端面35が係止部80を通過することにより、図4,5に示すように、係止部80の係止面81がゴム栓30の後端面35の周縁部36に当接して抜け止めされる。それとともに、リップ31が後側キャビティ41MRの内面の全周に亘って弾性的に密着し、中キャビティ41Mがシールされる。
大端子と小端子も同様に大キャビティ41Lと小キャビティ41Sに収容され、ゴム栓により各キャビティ41L,41Sの後端部がシールされる。そののち、リテーナ70が本保持位置に押し込まれることにより、中端子20を初め、大端子と小端子とがそれぞれ二重係止された状態となる。これにより、防水コネクタCの組み立てが完了する。
このように組み立てられた防水コネクタCが、図示しない相手コネクタと初期嵌合され、スライドレバー75の操作により互いに引き寄せられて正規嵌合される。このとき、ハウジング40と相手ハウジング間が、シールリング55でシールされる。
ここで、防水コネクタCが高温雰囲気に晒される箇所に配設されていると、同配設箇所の温度上昇に伴って各キャビティ41L,41M,41Sの内圧が上昇し、特に中キャビティ41Mにおいて、上昇した内圧を受けてゴム栓30が後方に押し出されることが懸念される。
しかしながら、図5に示すように、ゴム栓30の後端面35の周縁部36が、後側キャビティ41MRの後縁に設けられた係止部80に係止されることで、ゴム栓30が後方に移動することが防止され、すなわちゴム栓30が正規の嵌着位置に留められる。その結果、中キャビティ41Mに対するシール性が確保されるところとなる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図6ないし図8によって説明する。この実施形態2では、電線10の端末に中端子20とともに固着されるゴム栓30Aの形状に変更が加えられれている。
中端子20並びにハウジング40の構造は、上記実施形態1と同様であって、同一符号を付すことで改めての説明は省略する。
この実施形態2のゴム栓30Aは、図6に示すように、実施形態1のゴム栓30と比較して後端部38が延ばされ、その後端部38におけるリップ31の形成領域に寄った位置の外周に、中キャビティ41Mを構成する後側キャビティ41MRの後縁に設けられた係止部80が嵌る係止溝39が、全周に亘って形成されている。したがって実施形態2においては、ゴム栓30の後端部38に周設された係止溝39が、本発明の「被係止部」に相当する。
この実施形態2では、図6の矢線に示すように、中端子20がゴム栓30Aともども中キャビティ41Mに挿入され、図7に示すように、中端子20が正規位置まで押し込まれてランス65で抜け止めされたところで、図8に示すように、ゴム栓30Aの係止溝39に対して係止部80が嵌って抜け止めされる。
そのため、中キャビティ41Mの内圧が上昇してゴム栓30Aに対して後方に押し出すような力が作用したとしても、後側キャビティ41MRの後縁に設けられた係止部80が、ゴム栓30Aの後端部38に周設された係止溝39に嵌って係止されることで、ゴム栓30Aが後方に移動することが防止される。同様に、ゴム栓30Aが正規の嵌着位置に留められ、中キャビティ41Mに対するシール性が確保される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、複数種の端子金具を混在させてハウジングに収容するハイブリッド形式のコネクタを例示したが、単一種の端子金具を収容する形式のコネクタにも、本発明は同様に適用することができる。
(2)上記実施形態でスライドレバーを備えたコネクタを例示したが、回動式レバーを備えたコネクタ、さらにはレバーを備えない形式のコネクタにも、本発明は同様に適用可能である。
(3)本発明は、雄端子をハウジングに収容した雄側のコネクタにも適用することができる。
C…防水コネクタ
10…電線
11…芯線
12…絶縁被覆
20…中端子(端子金具)
21…接続部
22…ワイヤバレル
23…インシュレーションバレル
30,30A…ゴム栓
31…リップ
32…取付筒
35…(ゴム栓30の)後端面
36…(後端面35の)の周縁部(被係止部)
38…(ゴム栓30Aの)後端部
39…係止溝(被係止部)
40…コネクタハウジング
41M…中キャビティ(キャビティ)
41MF…前側キャビティ
41MR…後側キャビティ
50…(中キャビティ41Mの)形成領域(後側端子収容部)
60…フロントホルダ
64…端子収容筒(前側端子収容部)
65…ランス
80…係止部

Claims (3)

  1. 相手端子と接続される接続部の後方にはワイヤバレルとインシュレーションバレルとが設けられ、電線における芯線の端末が前記ワイヤバレルに圧着されるとともに、電線における絶縁被覆の端末にゴム栓が嵌装されて前記ゴム栓に設けられた取付筒並びに絶縁被覆の端末に対して前記インシュレーションバレルが圧着された端子金具が具備され、
    この端子金具が、コネクタハウジングに設けられたキャビティ内に後方から挿入されて抜け止めされて収容されるとともに、前記ゴム栓が前記キャビティの後端部に嵌着されてシールされるようにした防水コネクタであって、
    前記コネクタハウジングが、前記端子金具における前記接続部が挿通可能でかつ前記接続部に係止するランスが設けられた前側キャビティが形成された前側端子収容部と、
    前記前側端子収容部の後側に配され前記ゴム栓が緊密に嵌合可能な後側キャビティが形成された後側端子収容部と、を備えて構成され、
    前記後側キャビティの後縁には、前記ゴム栓に設けられた被係止部に係止して抜け止めする係止部が全周に亘って形成されていることを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記ゴム栓の前記被係止部が、前記係止部に当接可能な前記ゴム栓の後端面の周縁部であることを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。
  3. 前記ゴム栓の前記被係止部が、前記係止部に嵌合可能な前記ゴム栓の後端部の外周面に周設された被係止溝であることを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。
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