JP2005119403A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. シートベルトを巻取るスプールと、このスプールを回転させる回転トルクを発生するモータと、オンに設定されたとき、前記モータの回転トルクを前記スプールに伝達する動力伝達経路を接続し、かつオフに設定されたとき、前記動力伝達経路を遮断するクラッチ機構とを少なくとも備えているシートベルトリトラクタにおいて、
   クラッチ機構の遮断を検出するクラッチ機構オフ検出手段と、このクラッチ機構オフ検出手段からのクラッチ機構遮断の検出信号に基づいて前記モータの駆動を停止するモータ制御装置とを備えていることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
2. 前記クラッチ機構オフ検出手段は、前記モータのモータ電流を検出するモータ電流検出手段であり、前記モータ制御装置は前記モータ電流検出手段のモータ電流検出信号が設定値となったと判断したとき、前記モータの駆動を停止することを特徴とする請求項１記載のシートベルトリトラクタ。
3. 前記クラッチ機構は、動力伝達経路を接続するクラッチオン位置と動力伝達経路を遮断するクラッチオフ位置との間で移動可能であるとともに、前記モータに接続されているモータ側ギヤに常時噛合するクラッチギヤを備えており、
   前記クラッチギヤがクラッチオフ位置となったとき、このクラッチギヤの回転を停止するクラッチギヤ停止保持手段を備えていることを特徴とする請求項２記載のシートベルトリトラクタ。
4. 前記クラッチギヤ停止保持手段は、前記クラッチギヤが噛合可能な歯で形成されていることを特徴とする請求項３記載のシートベルトリトラクタ。
5. 前記クラッチ機構は、動力伝達経路を接続するクラッチオン位置と動力伝達経路を遮断するクラッチオフ位置との間で移動可能であるとともに、前記モータに接続されているモータ側ギヤに常時噛合するクラッチギヤを備えており、
   前記クラッチギヤがクラッチオフ位置となったとき、このクラッチギヤの回転に抵抗を付加する抵抗付加手段を備えていることを特徴とする請求項２記載のシートベルトリトラクタ。
6. シートベルトを引出し可能に巻き取るとともに、車両に大きな減速度が作用した緊急時に前記シートベルトの引出しを阻止するシートベルトリトラクタを備え、前記シートベルトリトラクタから引き出されたシートベルトにより乗員を拘束するシートベルト装置において、
   前記シートベルトリトラクタは、請求項１ないし５のいずれか１記載のシートベルトリトラクタであることを特徴とするシートベルト装置。