JP2005116964A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 データ保持特性を向上し、かつメモリセルを微細化することが可能となる半導体記憶装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 半導体記憶装置は、主表面を有するシリコン基板1と、該主表面に開口するようにシリコン基板1に形成されたトレンチ6と、トレンチ6上に形成されたメモリセルとを備える。メモリセルは、トレンチ6の一方の側壁上に形成された第1記憶保持部7aと、トレンチ6の他方の側壁上に形成された第2記憶保持部7bと、トレンチ6の両側に形成された不純物拡散層2と、第1と第2記憶保持部7a,7bを覆うようにトレンチ6内から不純物拡散層2上に延在するように形成されたゲート電極5とを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体記憶装置およびその製造方法に関し、特に、電荷保持用の絶縁膜への電荷注入によりデータの記憶を行なう半導体記憶装置およびその製造方法に関する。
従来から、電荷保持用の絶縁膜への電荷注入によりデータの記憶を行なう半導体記憶装置は知られている。該半導体記憶装置は、たとえば分離絶縁膜間のシリコン基板上に形成されたシリコン酸化膜、シリコン窒化膜およびシリコン酸化膜の積層構造と、該積層構造上のゲート電極と、上記積層構造の両側にソース/ドレインとなる1組の不純物領域とを含むメモリセルを有する。
メモリセルは、1組の不純物領域の近傍に、上記の積層構造の一部で形成される2つの記憶保持領域を有しており、該記憶保持領域にホットエレクトロンを注入することによりデータの書込を行なう。このとき、1つのメモリセルにおける2つの記憶保持領域にそれぞれホットエレクトロンを注入してデータの記憶を行なうことができるので、1つのメモリセルで2ビット分のデータの記憶を行なうことができる。
しかし、上記のメモリセルでは2つの記憶保持領域がシリコン窒化膜を介して接続されているので、シリコン窒化膜中のホール伝導により、記憶保持領域に蓄積された電荷が打ち消され、データの保持特性が低下するという問題があった。
この問題を解決可能な半導体装置として、たとえば特開2002−237540号公報に記載の半導体装置がある。該文献に記載の半導体装置では、FET(Field Effect Transistor)のゲート電極の側面上に形成された3層構造の絶縁膜の中央の層にキャリアをトラップして情報を記憶するので、上述のようなホール伝導によるデータ保持特性の低下を阻止することができる。
特開2002−237540号公報
しかし、特開2002−237540号公報に記載の半導体装置では、ゲート電極の側面上から基板上に3層構造の絶縁膜を形成し、さらにその上にサイドウォールスペーサを形成しているので、メモリセルの横方向(基板の主表面と平行な方向)の幅が大きくなってしまう。そのため、メモリセルが大型化するという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、データ保持特性を向上し、かつメモリセルを微細化することが容易となる半導体記憶装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体記憶装置は、主表面を有する第1導電型の半導体基板(第1導電型のウェルを含む)と、該主表面に開口するように半導体基板に形成されたトレンチと、トレンチ上に形成されたメモリセルとを備える。メモリセルは、トレンチの一方の側壁上に形成された第1記憶保持部と、トレンチの他方の側壁上に形成された第2記憶保持部と、トレンチの両側に形成された第2導電型の第1と第2不純物拡散層と、第1と第2記憶保持部を覆うようにトレンチ内から第1と第2不純物拡散層上に延在するように形成されたゲート電極とを有する。
上記のようにトレンチの一方の側壁上に第1記憶保持部を形成し、トレンチの他方の側壁上に第2記憶保持部を形成しているので、1つのメモリセルに2ビット分のデータを記憶することができる。また記憶保持部をトレンチの一方の側壁上と他方の側壁上とに分離して設けているので、ホール伝導などにより記憶保持部に蓄積された電荷が打ち消されるのを阻止することができる。それにより、良好なデータ保持特性を有する半導体記憶装置が得られる。さらに、トレンチ内に記憶保持部を形成しているので、メモリセルの横方向(基板の主表面と平行な方向)における広がりを抑制することができ、メモリセルを微細化することが可能となる。
以下、図1〜図23を用いて、本発明の実施の形態における半導体記憶装置およびその製造方法について説明する。
本実施の形態における半導体記憶装置は、たとえばNROM(Nitride Read Only Memory)型メモリなどの不揮発性半導体記憶装置であり、複数のメモリセル(メモリセルトランジスタ)が形成されるメモリセルアレイと、メモリセルの動作制御を行なう周辺回路が形成される周辺回路部とを有する。メモリセルは、電荷保持絶縁膜を有し、該電荷保持絶縁膜への電荷の注入によりデータを記憶する。
(実施の形態1)
図1に、本実施の形態1におけるメモリセルアレイの部分平面図を示し、図2に、図1におけるII−II線断面図を示し、図3に1つのメモリセルの断面図を示す。
図1に示すように、メモリセルのソース/ドレイン領域となる複数の不純物拡散層2が縦方向に延在し、該不純物拡散層2の延在方向と直交する横方向にゲート電極5が延在する。このゲート電極5の直下に記憶保持部となる1対の積層膜3を形成する。該積層膜3は、不純物拡散層2間に形成されるトレンチの側壁上に形成され、ゲート電極5の延在方にも、不純物拡散層2の延在方向(トレンチの延在方向)にも分離絶縁膜を介して断続的に形成される。したがって、各メモリセルは、独立した1組の積層膜3、つまり独立した1組の記憶保持部を有する。
図2に示すように、p型(第1導電型)のシリコン基板(半導体基板)1の主表面に開口するようにトレンチ6を形成する。なお、シリコン基板の主表面にp型ウェルを形成し、該p型ウェルの表面に開口するようにトレンチ6を形成してもよい。
トレンチ6の両側に位置するシリコン基板1の表面にn型(第2導電型)の不純物拡散層2が形成され、トレンチ6は、該不純物拡散層2と平行な方向に延在する。この不純物拡散層2の導電型は、シリコン基板1またはウェルの導電型と異なるものであればよく、たとえばn型のシリコン基板1またはウェルを採用した場合には、p型の不純物拡散層2を形成すればよい。
トレンチ6において互いに対向する1対の側壁上に、積層膜3をそれぞれ形成する。積層膜3は、それぞれ第1シリコン酸化膜(ボトム酸化膜:第1酸化膜)3aと、シリコン窒化膜3bと、第2シリコン酸化膜(トップ酸化膜:第2酸化膜)3cとを積層したONO膜で形成される。この積層膜3が、電荷保持絶縁膜あるいは電荷捕獲膜(電荷を捕獲するトラップを有する膜)として機能する。
積層膜3間に位置するトレンチ6の底面近傍の領域は、メモリセルのチャネル領域の中央部に対応する。このトレンチ6の底面上に、シリコン酸化膜などで構成されるゲート酸化膜(ゲート絶縁膜)8を形成する。また、不純物拡散層2上にも、ゲート電極5と不純物拡散層2間を電気的に分離するシリコン酸化膜4などの絶縁膜を形成する。このシリコン酸化膜4上と、積層膜3上と、ゲート酸化膜8上とに延在するようにゲート電極5を形成する。
図3に示すように、メモリセルは、トレンチ6上に形成され、トレンチ6の一方の側壁上に形成された第1記憶保持部7aと、トレンチ6の他方の側壁上に形成された第2記憶保持部7bと、トレンチ6の両側に形成された1対の不純物拡散層2と、ゲート酸化膜8およびシリコン酸化膜4と、第1と第2記憶保持部7a,7bを覆うようにトレンチ6内から不純物拡散層2上に延在するように形成されたゲート電極5とを有する。第1と第2記憶保持部7a,7bは、それぞれ積層膜3の一部で構成される。より詳しくは、第1と第2記憶保持部7a,7bは、主にシリコン窒化膜3bで構成される。該シリコン窒化膜3bによって第1と第2記憶保持部7a,7bは接続されておらず、第1と第2記憶保持部7a,7b内のシリコン窒化膜3bはゲート酸化膜8によって分離された状態となっている。
次に、メモリセルへのデータの書込み動作について説明する。
まず、第1記憶保持部7aにデータを書込むには、該第1記憶保持部7a側に位置する不純物拡散層2に3〜5V程度の電圧を印加し、ゲート電極5に5〜10V程度の電圧を印加し、第2記憶保持部7b側に位置する不純物拡散層2と、シリコン基板1またはウェルとを接地レベルとする。それにより、第1記憶保持部7a近傍にホットエレクトロンを発生させることができ、該ホットエレクトロンを、第1および第2シリコン酸化膜3a,3bとシリコン窒化膜3bとの界面近傍のトラップ準位に注入して捕獲することができる。
他方、第2記憶保持部7bにデータを書込むには、該第2記憶保持部7b側に位置する不純物拡散層2に3〜5V程度の電圧を印加し、ゲート電極5に5〜10V程度の電圧を印加し、第1記憶保持部7a側に位置する不純物拡散層2と、シリコン基板1またはウェルとを接地レベルとする。それにより、第2記憶保持部7b近傍にホットエレクトロンを発生させることができ、該ホットエレクトロンを、第1および第2シリコン酸化膜3a,3bとシリコン窒化膜3bとの界面近傍のトラップ準位に注入して捕獲することができる。以上のようにしてメモリセルへのデータの書込みを行なうことができる。
次に、データの読出し動作について説明する。
第1記憶保持部7aにデータが書込まれているか否か、つまり第1記憶保持部7aに電子が注入されているか否かを読み出すには、第1記憶保持部7a側の不純物拡散層2をソース、第2記憶保持部7b側の不純物拡散層2をドレインとしてデータの読出しを行なう。
第1記憶保持部7aに電子が注入されている場合には、この電子のためにメモリセルの駆動能力が低下し、メモリセルの閾値電圧が相対的に高くなる。それに対し、第1記憶保持部7aに電子が注入されていない場合には、メモリセルの駆動能力が低下しないので、メモリセルの閾値電圧が相対的に低くなる。この特性を利用して、第1記憶保持部7aにデータが書込まれているか否かの判定を行なうことができる。
他方、第2記憶保持部7bにデータが書込まれているか否かを読み出すには、第2記憶保持部7b側の不純物拡散層2をソース、第1記憶保持部7a側の不純物拡散層2をドレインとしてデータの読出しを行なう。
この場合も、第2記憶保持部7bに電子が注入されている場合には、この電子のためにメモリセルの駆動能力が低下し、メモリセルの閾値電圧が相対的に高くなるのに対し、第2記憶保持部7bに電子が注入されていない場合には、メモリセルの駆動能力が低下しないので、メモリセルの閾値電圧が相対的に低くなる。この特性を利用して、第2記憶保持部7bにデータが書込まれているか否かの判定を行なうことができる。
メモリセルに記憶したデータを消去するには、不純物拡散層2に3〜7V程度の電圧を印加し、ゲート電極5に−5〜−10V程度の負電圧を印加する。それにより、記憶保持部に捕獲されていた電子の引抜きあるいは記憶保持部へのホールの注入を行なうことができ、メモリセルに記憶したデータを消去することができる。
以上のように、1つのメモリセルに2つの独立(たとえば分離)した記憶保持部を設けることで、1つのメモリセルで2ビット分のデータを記憶することができる。また記憶保持部を互いに独立させることで、記憶保持部におけるホール伝導などにり、蓄積された電荷が相互に打消し合うのを抑制することができる。それにより、良好なデータ保持特性を有する半導体記憶装置が得られる。
さらに、トレンチ内に記憶保持部を形成しているので、メモリセルの横方向(基板の主表面と平行な方向)における広がりを抑制することができ、メモリセルを微細化することが可能となる。また、トレンチに沿って3次元的にメモリセルのチャネルを形成することができるので、パンチスルー耐性を向上しながらメモリセルの微細化を行なうことができる。
次に、図4〜図8を用いて、本実施の形態1における半導体記憶装置の製造方法について説明する。
図4に示すように、p型シリコン基板1(またはp型ウェル)の主表面上に、熱酸化法などにより、不純物導入時のダメージおよび汚染防止用のシリコン酸化膜9を5〜30nm程度の厚さで形成する。その後、イオン注入法などにより、n型の不純物を0.1〜5×1015/cm程度メモリセルアレイ内のシリコン基板全面に導入する。それにより、不純物拡散層2を形成する。
次に、図5に示すように、シリコン酸化膜9上に写真製版技術を用いてレジストパターン10を形成し、該レジストパターン10をマスクとしてシリコン酸化膜9とシリコン基板1とをエッチングする。それにより、不純物拡散層2を貫通してシリコン基板1の主表面に開口するように複数のトレンチ6を形成しながら、トレンチ6の両側に自己整合的に不純物拡散層2を残すことができる。
レジストパターン10を除去した後、図6に示すように、熱酸化法などにより、トレンチ6の表面および不純物拡散層2の表面上に1〜5nm程度の厚みの第1シリコン酸化膜3aを形成し、該第1シリコン酸化膜3a上に、CVD(Chemical Vapor Deposition)法などにより、3〜10nm程度の厚みのシリコン窒化膜3bを堆積する。続いて、シリコン窒化膜3bの表面を熱酸化することでシリコン窒化膜3b表面上に0.5〜5nm程度の厚みの熱酸化膜を形成するか、CVD法などにより2〜8nm程度の厚みの酸化膜をシリコン窒化膜3b表面上に堆積する。それにより、シリコン窒化膜3b表面上に第2シリコン酸化膜3cを形成することができ、該第2シリコン酸化膜3c、シリコン窒化膜3bおよび第1シリコン酸化膜3aで構成されるONO膜を形成することができる。
次に、図7に示すように、異方性ドライエッチングによりONO膜をエッチバックすることにより、不純物拡散層2の表面上およびトレンチ6底部のONO膜を除去してトレンチ6の底面の一部および不純物拡散層2を露出させ、トレンチ6の側壁上にONO膜を残余させる。それにより、トレンチ6において互いに対向する側壁上にONO膜で構成される1組の積層膜3を形成することができる。
次に、熱酸化法などにより、シリコン基板1の主表面(不純物拡散層2の表面)上とトレンチ6の底部とにシリコン酸化膜を形成する。それにより、図8に示すように、シリコン酸化膜4とゲート酸化膜8とを形成することができる。このとき、不純物拡散層2には比較的高濃度の不純物が導入されているので、シリコン酸化膜4の厚みがゲート酸化膜8の厚みよりも厚くなっている。
次に、シリコン酸化膜4上、ゲート酸化膜8上および積層膜3上に、CVD法などによりゲート電極材料となるポリシリコンなどの導電膜を堆積する。該導電膜をエッチングすることにより、不純物拡散層2と直交する方向に延びる短冊状の導電膜パターンを形成する。それにより、ゲート電極5を形成することができる。その後、ゲート電極5間にp型不純物を導入することにより、素子分離領域を形成する。
上記のようにしてゲート電極5を形成した後も、トレンチ6の側壁に沿ってシリコン窒化膜3bが連続的に残存するので、隣り合うゲート電極5下のONO膜(積層膜)は、シリコン窒化膜3bを介して互いに接続された状態となっている。
そこで、ゲート電極5の形成後に、ゲート電極5間のシリコン窒化膜3bを、高温ウェット酸化(たとえばISSG(In-situ Stream Generation))などによって酸化し、シリコン酸化膜化する。それにより、各メモリセルの記憶保持部間がシリコン窒化膜3bによって接続されるのを回避することができ、ホール伝導による蓄積電荷の消失を阻止することができる。なお、シリコン窒化膜3bをトレンチ6の側壁に沿う方向に選択的に酸化する工程は、ゲート電極5の形成前に行なってもよい。
その後、CVD法などによりゲート電極5を覆うように層間絶縁膜を堆積し、該層間絶縁膜にコンタクトホールを形成し、該コンタクトホール内および/または層間絶縁膜上にCVD法などにより導電膜を堆積し、エッチングなどにより導電膜をパターニングすることにより配線パターンを形成する。必要に応じてこれらの工程を繰り返し、多層配線構造を形成する。そして、最終的にデバイスの表面に保護膜を形成し、該保護膜に外部接続端子部を開口することにより、前工程処理が完了する。
上述のように、本実施の形態1における半導体記憶装置の製造方法では、トレンチ6の両側壁に選択的に電荷保持膜となる積層膜(ONO膜)3を形成することができるので、データ保持特性の良好な半導体記憶装置が得られる。また、ソース/ドレイン領域となる不純物拡散層2に対し自己整合的に積層膜3を形成することができるので、メモリセルの微細化も可能となる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について図9〜図12を用いて説明する。
本実施の形態2における半導体記憶装置の構造は、実施の形態1の場合とほぼ同様であるので、実施の形態1の場合と同様の効果が得られる。
次に、本実施の形態2における半導体記憶装置の製造方法について説明する。
上述の実施の形態1では、メモリセルアレイ全面に形成した不純物拡散層2を貫通するようにシリコン基板1をエッチングすることによりトレンチ6を形成したが、本実施の形態2では、シリコン基板1の主表面に選択的に不純物拡散層2を形成した後にトレンチ6を形成する。本実施の形態2の場合も、実施の形態1の場合と同様の効果を期待できる。
以下、本実施の形態2における半導体記憶装置の製造方法について図を参照しながら説明する。
まず図9に示すように、p型シリコン基板1(またはp型ウェル)の主表面上に、熱酸化法などにより、不純物導入時のダメージおよび汚染防止用のシリコン酸化膜9を5〜30nm程度の厚さで形成する。その後、シリコン酸化膜9上に写真製版技術を用いてレジストパターン11を形成し、該レジストパターン11をマスクとして、イオン注入法などにより、n型の不純物を0.1〜5×1015/cm程度シリコン基板1の主表面に導入する。それにより、不純物拡散層2を形成する。
レジストパターン11を除去した後、750℃〜950℃程度の比較的低温で熱酸化処理を行なう。それにより、図10に示すように、メモリセルアレイ内のシリコン基板1の主表面全面上にシリコン酸化膜(絶縁膜)4aを形成する。このとき、不純物拡散層2の表面は増速酸化されるので、不純物拡散層2間に位置するシリコン基板1の主表面上の酸化膜と比較して、不純物拡散層2の表面上に厚い酸化膜が自己整合的に形成される。つまり、不純物拡散層2上に相対的に厚い酸化膜(第1酸化膜)を形成し、不純物拡散層2間に位置するシリコン基板1の主表面上に相対的に薄い酸化膜(第2酸化膜)を形成することができる。
次に、ウェットエッチング法またはドライエッチング法により、不純物拡散層2間に位置するシリコン基板1の主表面上のシリコン酸化膜4aを除去する。それにより、図11に示すように、不純物拡散層2間に位置するシリコン基板1の主表面が露出させながら、不純物拡散層2の表面上にシリコン酸化膜4aを残すことができる。
次に、図12に示すように、不純物拡散層2の表面上のシリコン酸化膜4aをマスクとして、不純物拡散層2間に位置するシリコン基板1をドライエッチング法によりエッチングする。それにより、不純物拡散層2に対し自己整合的に複数のトレンチ6を形成するとともにトレンチ6の両側に不純物拡散層2を残すことができる。
次に、図13に示すように、熱酸化法などにより、トレンチ6の表面上およびシリコン酸化膜4a上に1〜5nm程度の厚みの第1シリコン酸化膜3aを形成し、該第1シリコン酸化膜3a上に、CVD法などにより、3〜10nm程度の厚みのシリコン窒化膜3bを堆積する。続いて、シリコン窒化膜3bの表面を熱酸化することでシリコン窒化膜3b表面上に0.5〜5nm程度の厚みの熱酸化膜を形成するか、CVD法などにより2〜8nm程度の厚みの酸化膜をシリコン窒化膜3b表面上に堆積する。それにより、シリコン窒化膜3b表面上に第2シリコン酸化膜3cを形成することができ、該第2シリコン酸化膜3c、シリコン窒化膜3bおよび第1シリコン酸化膜3aで構成されるONO膜を形成することができる。
次に、図14に示すように、異方性ドライエッチングによりONO膜をエッチバックすることにより、シリコン酸化膜4aの表面上およびトレンチ6底部のONO膜を除去してトレンチ6の底面の一部およびシリコン酸化膜4aを露出させ、トレンチ6の側壁上にONO膜を残余させる。それにより、トレンチ6において互いに対向する側壁上にONO膜で構成される1組の積層膜3を形成することができる。
これ以降は、実施の形態1の場合と同様の工程を経て本実施の形態における半導体記憶装置を製造することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について、図15〜図19を用いて説明する。
図15に、本実施の形態3における半導体記憶装置の部分断面図を示す。図15に示すように、積層膜3をトレンチ6の側壁上から底面上に延在させている。つまり、第1と第2記憶保持部を、トレンチ6の側壁上から底面上に延在させている。それにより、メモリセルのチャネルに占める電荷保持膜(記憶保持部)の面積が増大するので、メモリセルの電流値のON/OFF比が大きくなり、データの読出しが容易となる。
次に、本実施の形態3における半導体記憶装置の製造方法について図16〜図19を用いて説明する。
実施の形態1と同様の工程を経てシリコン窒化膜3bまでを形成する。このシリコン窒化膜3b上に、図16に示すように、CVD法などにより20〜200nm程度の厚みの第2シリコン酸化膜3c1を堆積する。該第2シリコン酸化膜3c1の厚みは、第1シリコン酸化膜3aやシリコン窒化膜3bの厚みよりも厚い(たとえば10倍以上程度)。
次に、異方性ドライエッチングにより、第2シリコン酸化膜3c1、シリコン窒化膜3bおよび第1シリコン酸化膜3aで構成されるONO膜をエッチバックする。それにより、図17に示すように、不純物拡散層2の表面およびトレンチ6の底面の一部を露出させる。このとき、第2シリコン酸化膜3c1を厚く形成しているので、シリコン窒化膜3b上に第2シリコン酸化膜3c1で構成されるサイドウォールスペーサを形成することができる。また、サイドウォールスペーサ下に屈曲形状の第1シリコン酸化膜3aおよびシリコン窒化膜3bを残余させることができ、トレンチ6の底面上に第1シリコン酸化膜3aおよびシリコン窒化膜3bを延在させることができる。
次に、図18に示すように、弗酸系水溶液を用いたウェットエッチングによってサイドウォールスペーサを除去する。その後、熱酸化法などにより、トレンチ6の底面上、シリコン窒化膜3b上および不純物拡散層2上に酸化膜を形成する。それにより、図19に示すように、トレンチ6の底面上のゲート酸化膜8、シリコン窒化膜3b上の第2シリコン酸化膜3cおよび不純物拡散層2上のシリコン酸化膜4を同時に形成することができる。その結果、トレンチ6において互いに対向する側壁上からトレンチ6の底面上に延在するようにONO膜で構成される1組の積層膜3を形成することができる。
これ以降は、実施の形態1の場合と同様の工程を経て本実施の形態における半導体記憶装置を製造することができる。
(実施の形態4)
次に、図20〜図23を用いて、本発明の実施の形態4について説明する。
本実施の形態4は、実施の形態2の製造方法と実施の形態3の製造方法とを組合せたものである。本実施の形態4における半導体記憶装置の構造は、実施の形態3の場合とほぼ同様であるので、本実施の形態4における半導体記憶装置によれば実施の形態3の場合と同様の効果が得られる。
次に、本実施の形態4における半導体記憶装置の製造方法について説明する。
まず、実施の形態2と同様の工程を経てシリコン窒化膜3bまでを形成する。このシリコン窒化膜3b上に、図20に示すように、CVD法などにより20〜200nm程度の厚みの第2シリコン酸化膜3c1を堆積する。該第2シリコン酸化膜3c1の厚みは、第1シリコン酸化膜3aやシリコン窒化膜3bの厚みよりも厚い。
次に、異方性ドライエッチングにより、第2シリコン酸化膜3c1、シリコン窒化膜3bおよび第1シリコン酸化膜3aで構成されるONO膜をエッチバックする。それにより、図21に示すように、シリコン酸化膜4aの表面およびトレンチ6の底面の一部を露出させる。このとき、第2シリコン酸化膜3c1を厚く形成しているので、シリコン窒化膜3b上に第2シリコン酸化膜3c1で構成されるサイドウォールスペーサを形成することができる。また、サイドウォールスペーサ下に屈曲形状の第1シリコン酸化膜3aおよびシリコン窒化膜3bを残余させることができ、トレンチ6の底面上に第1シリコン酸化膜3aおよびシリコン窒化膜3bを延在させることができる。
次に、図22に示すように、弗酸系水溶液を用いたウェットエッチングによってサイドウォールスペーサを除去する。その後、図23に示すように、熱酸化法などにより、トレンチ6の底面上にゲート酸化膜(ゲート絶縁膜)8と、シリコン窒化膜3b上に第2シリコン酸化膜3cとを同時に形成することができる。その結果、トレンチ6において互いに対向する側壁上からトレンチ6の底面上に延在するようにONO膜で構成される1組の積層膜3を形成することができる。
これ以降は、実施の形態1〜3の場合と同様の工程を経て本実施の形態における半導体記憶装置を製造することができる。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
本発明は、電荷保持用の絶縁膜への電荷注入によりデータの記憶を行なう半導体記憶装置に適用される。
本発明の実施の形態1における半導体記憶装置の部分平面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態1における半導体記憶装置のメモリセルの断面図である。 本発明の実施の形態1における半導体記憶装置の製造工程の第1工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1における半導体記憶装置の製造工程の第2工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1における半導体記憶装置の製造工程の第3工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1における半導体記憶装置の製造工程の第4工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1における半導体記憶装置の製造工程の第5工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2における半導体記憶装置の製造工程の第1工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2における半導体記憶装置の製造工程の第2工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2における半導体記憶装置の製造工程の第3工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2における半導体記憶装置の製造工程の第4工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2における半導体記憶装置の製造工程の第5工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2における半導体記憶装置の製造工程の第6工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態3における半導体記憶装置の部分断面図である。 本発明の実施の形態3における半導体記憶装置の製造工程の特徴的な第1工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態3における半導体記憶装置の製造工程の特徴的な第2工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態3における半導体記憶装置の製造工程の特徴的な第3工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態3における半導体記憶装置の製造工程の特徴的な第4工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態4における半導体記憶装置の製造工程の特徴的な第1工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態4における半導体記憶装置の製造工程の特徴的な第2工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態4における半導体記憶装置の製造工程の特徴的な第3工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態4における半導体記憶装置の製造工程の特徴的な第4工程を示す断面図である。
符号の説明
1 シリコン基板、2 不純物拡散層、3 積層膜、3a 第1シリコン酸化膜、3b シリコン窒化膜、3c,3c1 第2シリコン酸化膜、4,4a,9 シリコン酸化膜、5 ゲート電極、6 トレンチ、7a 第1記憶保持部、7b 第2記憶保持部、8 ゲート酸化膜、10,11 レジストパターン。

Claims (8)

  1. 主表面を有する第1導電型の半導体基板と、
    前記主表面に開口するように前記半導体基板に形成されたトレンチと、
    前記トレンチ上に形成されたメモリセルとを備え、
    前記メモリセルは、
    前記トレンチの一方の側壁上に形成された第1記憶保持部と、
    前記トレンチの他方の側壁上に形成された第2記憶保持部と、
    前記トレンチの両側に形成された第2導電型の第1と第2不純物拡散層と、
    前記第1と第2記憶保持部を覆うように前記トレンチ内から前記第1と第2不純物拡散層上に延在するように形成されたゲート電極とを有する、半導体記憶装置。
  2. 前記第1と第2記憶保持部は、前記トレンチの側壁上から底面上に延在する、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 主表面を有する第1導電型の半導体基板と、
    前記主表面に開口するように前記半導体基板に形成されたトレンチと、
    前記トレンチ上に間隔をあけて形成された第1と第2メモリセルとを備え、
    前記第1メモリセルは、
    前記トレンチの一方の側壁上に形成された第1記憶保持部と、
    前記トレンチの他方の側壁上に形成された第2記憶保持部と、
    前記第1と第2記憶保持部の両側に形成された第2導電型の第1と第2不純物拡散層と、
    前記第1と第2記憶保持部を覆うように前記トレンチ内から前記第1と第2不純物拡散層上に延在するように形成された第1ゲート電極とを有し、
    前記第2メモリセルは、
    前記トレンチの一方の側壁上に前記第1記憶保持部との間に分離絶縁膜を介在して形成された第3記憶保持部と、
    前記トレンチの他方の側壁上に前記第2記憶保持部との間に分離絶縁膜を介在して形成された第4記憶保持部と、
    前記第3と第4記憶保持部の両側に形成された第2導電型の第3と第4不純物拡散層と、
    前記第3と第4記憶保持部を覆うように前記トレンチ内から前記第3と第4不純物拡散層上に延在するように形成された第2ゲート電極とを有する、半導体記憶装置。
  4. 第1導電型の半導体基板の主表面に第2導電型の不純物拡散層を形成する工程と、
    前記不純物拡散層を貫通し、前記主表面に開口するように前記半導体基板にトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチ内から前記不純物拡散層上に延在するように第1酸化膜、窒化膜、第2酸化膜を順に形成する工程と、
    前記第2酸化膜、前記窒化膜および前記第1酸化膜を選択的にエッチングすることにより、前記トレンチの底面の一部および前記不純物拡散層を露出させる一方で、前記トレンチの側壁上に前記第1酸化膜、前記窒化膜および前記第2酸化膜の積層膜を残す工程と、
    露出した前記トレンチの底面の一部および前記不純物拡散層上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜上および前記積層膜上にゲート電極を形成する工程と、
    を備えた、半導体記憶装置の製造方法。
  5. 前記第2酸化膜を、前記第1酸化膜および前記窒化膜よりも厚く形成し、
    前記第2酸化膜、前記窒化膜および前記第1酸化膜をエッチングする工程は、前記窒化膜および前記第1酸化膜を前記トレンチの底面上に延在させるとともに、前記窒化膜上に前記第2酸化膜で構成されるサイドウォールスペーサを形成する工程を含み、
    前記サイドウォールスペーサを除去する工程をさらに備えた、請求項4に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  6. 第1導電型の半導体基板の主表面に複数の第2導電型の不純物拡散層を選択的に形成する工程と、
    前記主表面全面を酸化することにより、前記不純物拡散層上に相対的に厚い第1酸化膜を形成し、前記不純物拡散層間に位置する前記主表面上に相対的に薄い第2酸化膜を形成する工程と、
    前記第2酸化膜を除去することにより、前記不純物拡散層間に位置する前記主表面を露出させる工程と、
    前記第1酸化膜をマスクとして前記不純物拡散層間に位置する前記主表面をエッチングすることにより、トレンチを形成する工程と、
    前記トレンチ内および前記第1酸化膜上に第3酸化膜、窒化膜、第4酸化膜を順に形成する工程と、
    前記第4酸化膜、前記窒化膜および前記第3酸化膜を選択的にエッチングすることにより、前記トレンチの底面の一部および前記第1酸化膜を露出させる一方で、前記トレンチの側壁上に前記第3酸化膜、前記窒化膜および前記第4酸化膜の積層膜を残す工程と、
    前記トレンチの底面の一部上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜上、前記積層膜上および前記第1酸化膜上にゲート電極を形成する工程と、
    を備えた、半導体記憶装置の製造方法。
  7. 前記第4酸化膜を、前記第3酸化膜および前記窒化膜よりも厚く形成し、
    前記第4酸化膜、前記窒化膜および前記第3酸化膜をエッチングする工程は、前記窒化膜および前記第3酸化膜を前記トレンチの底面上に延在させるとともに、前記窒化膜上に前記第4酸化膜で構成されるサイドウォールスペーサを形成する工程を含み、
    前記サイドウォールスペーサを除去する工程をさらに備えた、請求項6に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  8. 前記窒化膜を選択的に酸化することにより、前記トレンチの側壁に沿って断続的に前記積層膜を残す工程をさらに備えた、請求項4から請求項7のいずれかに記載の半導体記憶装置の製造方法。
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