JP2007335787A - 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007335787A
JP2007335787A JP2006168537A JP2006168537A JP2007335787A JP 2007335787 A JP2007335787 A JP 2007335787A JP 2006168537 A JP2006168537 A JP 2006168537A JP 2006168537 A JP2006168537 A JP 2006168537A JP 2007335787 A JP2007335787 A JP 2007335787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate electrode
memory cell
film
memory device
semiconductor memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006168537A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4817980B2 (ja
Inventor
Hideki Sugiyama
秀樹 杉山
Hideki Hara
英樹 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2006168537A priority Critical patent/JP4817980B2/ja
Priority to US11/812,325 priority patent/US20070296021A1/en
Publication of JP2007335787A publication Critical patent/JP2007335787A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4817980B2 publication Critical patent/JP4817980B2/ja
Priority to US13/324,614 priority patent/US8815675B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B43/00EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators
    • H10B43/30EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by the memory core region
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

【課題】良好な裏打ちを形成可能な不揮発性半導体記憶装置の製造方法を提供する。
【解決手段】(a)半導体基板20上の第1メモリセルトランジスタの第1ゲート電極30と第2メモリセルトランジスタの第3ゲート電極30とを覆うように絶縁膜28、ゲート膜29及びハードマスク膜を積層する工程と、(b)ハードマスク膜をエッチングし、凹部Pの底部及び側面を覆うハードマスク層25を形成する工程と、(c)ゲート膜29をエッチバックし、第1メモリセルトランジスタの第2ゲート電極32、第2メモリセルトランジスタの第4ゲート電極32、及びハードマスク層25下に接続層35をそれぞれ形成する工程と、(d)第2絶縁膜28及びハードマスク層25をエッチバックし、第1ゲート電極30、第3ゲート電極30及び接続層35の上部を露出させ、凹部Pの側面のハードマスク層37を残す工程とを具備する不揮発性半導体記憶装置の製造方法を用いる。
【選択図】図9

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の製造方法に関する。
MONOS構造(Metal−Oxide−Nitride−Oxide構造)の不揮発性メモリセルに代表されるように、ワードゲート電極の側壁にコントロールゲート電極が形成される不揮発性メモリのセル構造が知られている。例えば、特許文献1に、twinMONOS構造のフラッシュメモリのセル構造が開示されている。図1は、特許文献1に開示されたtwinMONOS構造のメモリセルの構成を示す断面図である。メモリセル101は、ソース/ドレイン拡散層144と、ワードゲート絶縁膜126と、ワードゲート電極130と、コントロールゲート電極132と、ONO(Oxide Nitride Oxide film:酸化物−窒化物−酸化物膜)積層膜131と、サイドウォール絶縁膜142と、シリサイド層149、150と、LDD拡散層138とを具備する。
ソース/ドレイン拡散層144は、半導体基板120の表面に形成されている。ワードゲート絶縁膜126は、ソース/ドレイン拡散層144に挟まれたチャネル領域上に形成されている。ワードゲート電極130は、そのチャネル領域上にワードゲート絶縁膜126を介して形成されている。コントロールゲート電極132は、ワードゲート電極130の両側面にONO積層膜131を介して形成されている。ONO積層膜131は、ワードゲート電極130とコントロールゲート電極132との間、及びコントロールゲート電極132とチャネル領域との間に形成されている。サイドウォール絶縁膜142は、ワードゲート電極130の両側面に、コントロールゲート電極132を覆うように形成されている。シリサイド層149、150は、それぞれワードゲート電極130及びソース/ドレイン拡散層144の上部に形成されている。LDD拡散層138は、サイドウォール絶縁膜142直下のチャネル領域に形成されている。
メモリセル101a、101bは、メモリセル101の延長線上にあり、メモリセル構造をしている。しかし、メモリセル101と上部の金属配線とのコンタクトを取るために素子分離領域123上に設けられている。このようなコンタクトを設けるのは、コントロールゲート電極132が、ワードゲート電極130の側壁に形成されるという構造的な要因と、ポリシリコンを用いるという材質的な要因とから配線抵抗が高いため、低抵抗の金属配線で「裏打ち」することで全体として配線抵抗を下げる必要があるからである。メモリセル101a及びメモリセル101bは、隣接する互いのコントロールゲート電極132が、製造時に分離されず、そのまま接続層135で接続されている。これにより、コントロールゲート電極132は、接続層135、その上部のシリサイド層151及びコンタクト154を介して、上部の金属配線(裏打ち配線)と接続される。一方、メモリセル101aは、そのワードゲート電極130がシリサイド層149及びコンタクト156を介して、上部の金属配線(裏打ち配線)と接続される。
特開2002−353346号公報(claiming priority to U.S. Provisional Patent Application serial No.60/278,622)
特許文献1では、その製造方法の詳細を示していないが、技術的な常識から以下のような製造工程と含むと考えられる。図2は、従来のtwinMONOS構造のメモリセルの製造工程の一部を示す断面図である。図2(a)を参照して、メモリセル101が形成されるメモリセル領域には、半導体基板120上に、ワードゲート絶縁膜126とワードゲート電極130が形成されている。メモリセル101a、101bが形成される裏打ち領域には、半導体基板120の素子分離領域123上に、ワードゲート絶縁膜126とワードゲート電極130が形成されている。その後、半導体基板120とワードゲート電極130表面を覆うようにONO積層膜128及びポリシリコン膜129が形成される。次に、裏打ち領域において、隣り合うワードゲート電極130の間のポリシリコン膜129の谷間にハードマスク125が形成される。ハードマスク125は、酸化シリコンに例示される。
図2(b)を参照して、ポリシリコン膜129をエッチバックして、ワードゲート電極130の側面近傍以外のポリシリコン膜129を除去する。これにより、コントロールゲート電極132が形成される。このとき、裏打ち領域において、隣り合うコントロールゲート電極132間のポリシリコン膜129は、ハードマスク125に保護されているので除去されず、接続層135となる。その後、ワードゲート電極130及びコントロールゲート電極132をマスクに用いて、エッチングによりONO積層膜128をONO積層膜131に成形する。これにより、ワードゲート電極130とコントロールゲート電極132との間、及び半導体基板120とコントロールゲート電極132との間にONO積層膜131が形成される。また、裏打ち領域において、隣り合うコントロールゲート電極132間のONO積層膜128は、接続層135で保護されているので除去されず、ONO積層膜139となる。ハードマスク125は、ONO積層膜128のエッチングにより除去される。
図3は、図2(b)におけるコントロールゲート電極132の近傍を拡大した断面図である。上記製造工程において、ポリシリコン膜129をエッチングするとき、コントロールゲート電極132と接続層135との間におけるハードマスク125の端部付近にキンク160が発生する。これは、ポリシリコン膜129をエッチングするとき、コントロールゲート電極132となる部分と接続層135となる部分との境界が十分に保護されていないため、エッチングが進行するからである。このようなキンク160は、コントロールゲート電極132と接続層135との接続を、著しく高抵抗にし、最悪の場合には断線することになる。そうなると、コントロールゲート電極132を金属配線に接続することで全体として配線抵抗を下げるという裏打ちの機能が発揮されないことになる。
ハードマスク125の膜厚を相対的に厚くすることで、キンク160の発生を抑制することはできるが、ONO積層膜128のエッチング後でも、厚膜のハードマスク125は残ってしまう。ハードマスク125が少しでも残ってしまうと、後の工程で接続層135をシリサイド化することができなくなる。その結果、特別な工程を追加してハードマスク125を完全に除去しなければ、接続層135とコンタクト154との抵抗が増加してしまう。コントロールゲート電極間に延在させたポリシリコン膜と、コントロールゲート電極との間のキンクの発生を防止し、良好な裏打ちを形成することが可能な技術が可能な技術が望まれる。
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の不揮発性半導体記憶装置の製造方法は、(a)半導体基板(20)上の第1領域上に第1絶縁層(26)を介して形成された第1メモリセルトランジスタ(1a)の第1ゲート電極(30)と、第2領域上に第1絶縁層(26)を介して形成された第2メモリセルトランジスタ(1b)の第3ゲート電極(30)とを覆うように第2絶縁膜(28)、ゲート膜(29)及びハードマスク膜(24)を積層する工程と、(b)ハードマスク膜(24)をエッチングして、第1ゲート電極(30)と第3ゲート電極(30)との間におけるゲート膜(29)で形成された凹部(P)の底部及び側面を覆う第1ハードマスク層(25)を形成する工程と、(c)ゲート膜(29)をエッチバックして、第1領域上に第1メモリセルトランジスタ(1a)の第2ゲート電極(32)を、第2領域上に第2メモリセルトランジスタ(1b)の第4ゲート電極(32)を、及び第1ハードマスク層(25)下に第2ゲート電極(32)と第4ゲート電極(32)とを接続する接続層(35)をそれぞれ形成する工程と、(d)第2絶縁膜(28)及び凹部(P)の底部を覆う第1ハードマスク層(25)をエッチバックして、それぞれ第1ゲート電極(30)及び第3ゲート電極(30)の上部を露出させ、接続層(35)の上部を露出させて凹部の側面を覆う第1ハードマスク層(37)を残す工程とを具備する。
本発明では、(b)工程で、第1ゲート電極(30)と第3ゲート電極(30)との間におけるゲート膜(29)で形成された凹部(P)の底部及び側面を覆う第1ハードマスク層(25)を形成する。この第1ハードマスク層(25)は、膜厚としては薄いが、凹部(P)の底部だけでなく、底部から立ち上がった側壁(凹部(P)の側面を覆う部分=突起部(37))を有している。この突起部(37)は、(c)工程のエッチバックのときゲート膜(29)に対して、第1ハードマスク層(25)の膜厚が厚くなったことと同様の効果をもたらす。すなわち、突起部(37)とゲート膜(29)との接触領域が広くなるため、第2ゲート電極(32)及び第4ゲート電極(32)となる部分と接続層(35)となる部分との境界でのエッチングが進み難くなる。その結果、当該領域でのエッチングによるキンク(160)の発生を防止することができる。加えて、第1ハードマスク層(25)の膜厚は相対的に薄いままでよいので、(d)工程において、第2絶縁膜(28)のエッチバックと同時に、接続層(35)上部を露出させることができる。それにより、後の工程で接続層(35)をシリサイド化することも可能となる。なお、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、不揮発性メモリを搭載した不揮発性メモリ混載半導体装置を含む。
本発明により、第2ゲート電極と第4ゲート電極との間に延在させた接続層と、第2ゲート電極及び第4ゲート電極との間のキンクの発生を防止し、良好な裏打ちを形成することが可能となる。
以下、本発明の不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の製造方法の実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。図4は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の実施の形態の構成を示す断面図である。本図において、一点鎖線の左側は不揮発性半導体記憶装置10のメモリセル領域3を示し、メモリセル1を例示している。一点鎖線の右側は不揮発性半導体記憶装置10のは裏打ち領域4を示し、メモリセル1a、1bを例示している。メモリセル領域3及び裏打ち領域4は、同一の半導体基板20上に形成されている。
メモリセル1は、ソース/ドレイン拡散層44と、ワードゲート絶縁膜26と、ワードゲート電極30と、コントロールゲート電極32と、ONO(Oxide Nitride Oxide film:酸化物−窒化物−酸化物膜)積層膜31と、サイドウォール絶縁膜42と、シリサイド層49、50と、LDD拡散層38とを具備する。
ソース/ドレイン拡散層44は、半導体基板20の表面に形成されている。ソース/ドレイン拡散層44のドーパントはAs又はPに例示される。ワードゲート絶縁膜26は、ソース/ドレイン拡散層44に挟まれたチャネル領域上に形成されている。酸化シリコンに例示される。ワードゲート電極30は、そのチャネル領域上にワードゲート絶縁膜26を介して形成されている。ポリシリコンに例示される。コントロールゲート電極32は、ワードゲート電極30の両側面にONO積層膜31を介して形成されている。ポリシリコンに例示される。ONO積層膜31は、ワードゲート電極30とコントロールゲート電極32との間、及びコントロールゲート電極32とチャネル領域との間に形成されている。酸化シリコン、窒化シリコン及び酸化シリコンの積層膜に例示される。サイドウォール絶縁膜42は、ワードゲート電極30の両側面に、コントロールゲート電極32を覆うように形成されている。酸化シリコンの単層膜や酸化シリコン、窒化シリコン及び酸化シリコンの積層膜に例示される。シリサイド層49、50は、それぞれワードゲート電極30及びソース/ドレイン拡散層44の上部に形成されている。コバルトシリサイドに例示される。LDD拡散層38は、サイドウォール絶縁膜42直下のチャネル領域に形成されている。ドーパントはAs又はPに例示される。隣り合うメモリセル1のコントロールゲート電極32同士は、それぞれ絶縁層で囲まれ互いに絶縁されている。ソース/ドレイン拡散層44は、シリサイド層50及びコンタクト52を介してビット線に接続されている。
メモリセル1a、1bは、メモリセル1の延長線上にあり、基本的にはメモリセル1と同様の構造を有している。例えば、メモリセル1a、1bのワードゲート電極30及びコントロールゲート電極32は、それぞれメモリセル1のワードゲート電極30及びコントロールゲート電極32の延長線上にあり、一体である。しかし、「裏打ち」用にメモリセル1と上部の金属配線とのコンタクトを取るために素子分離領域23上に設けられている。そのため、メモリセル1a及びメモリセル1bは、メモリセルとしては動作しない。
メモリセル1a及びメモリセル1bは、隣接する互いのコントロールゲート電極32が、製造時に分離されず、そのまま接続層35で接続されている。接続層35は、コントロールゲート電極32と同じ材質であり、ポリシリコンに例示される。これにより、メモリセル1a及びメモリセル1bの両者のコントロールゲート電極32は、裏打ちコンタクト構造としての接続層35、その上部のシリサイド層51及びコンタクト54を介して、上部の金属配線(裏打ち配線)と接続されている。
メモリセル1a及びメモリセル1bは、その接続層35の両端の各々上に突起部37が形成されている。突起部37は、酸化シリコンや窒化シリコンに例示される。この突起部37があることにより、後述の製造方法において、接続層35とコントロールゲート電極32との境界にキンクが形成されることを防止することができる。コントロールゲート電極32の上面及び側面は、サイドウォール絶縁膜42に完全に覆われていることがより好ましい。
図5は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の実施の形態の構成を示す上面図である。図4におけるメモリセル領域3及び裏打ち領域4は、例えば、それぞれ図中のBB’断面及びAA’断面を示している。
不揮発性半導体記憶装置10は、複数のワードゲート電極30と、複数のコントロールゲート電極32とを備えている。複数のワードゲート電極30の各々は、メモリセル領域3及び裏打ち領域4において、X方向へ延伸する。複数のコントロールゲート電極32の各々は、メモリセル領域3及び裏打ち領域4において、ONO積層膜31を介してワードゲート電極30の両側に沿ってX方向へ延伸する。
メモリセル領域3において、半導体基板(20)には、表面領域を電気的に分離する、Y方向へ伸びる複数の素子分離領域23’が形成されている。メモリセル1は、素子分離領域23’で挟まれ、一つのワードゲート電極30とその両側のコントロールゲート電極32とその近傍の領域(ソース/ドレイン拡散層)とを含んだ領域である。例えば、図中の四角の枠で囲んだ領域である。コンタクト52は、ビット線(図示されず)に接続されている。
裏打ち領域4において、半導体基板(20)には、表面領域に素子分離領域23が形成されている。接続層35は、隣接するコントロールゲート電極32を接続しながら、飛び飛びでY方向へ延伸している。接続層35は、シリサイド層(51)及びコンタクト54と共にコントロールゲート電極用の裏打ちコンタクト構造として、上部の裏打ち配線(金属配線)に接続されている。また、ワードゲート電極30上には、シリサイド層(49)及びコンタクト55で構成されるワードゲート電極用の裏打ちコンタクト構造が形成されている。
図6は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の実施の形態の構成を示す斜視図である。図5における裏打ちコンタクト構造の周辺を示している。素子分離領域23上に、裏打ちコンタクト構造としての接続層35、シリサイド層51およびコンタクト54が順に形成されている。裏打ちコンタクト構造は、隣り合うコントロールゲート電極32同士を結合し、電気的に接続している。
次に、図4を参照して、不揮発性半導体記憶装置の実施の形態の動作について説明する。まず、メモリセル1への情報の書き込み動作について説明する。ワードゲート電極30に約1Vの正電位を印加し、書き込みを行う側(以下「選択側」という)のコントロールゲート電極32に約6Vの正電位を印加し、このコントロールゲート電極32と対をなす書き込みを行わない側(以下「非選択側」という)のコントロールゲート電極32に約3Vの正電位を印加し、選択側のソース/ドレイン拡散層44に約5Vの正電位を印加し、非選択側のソース/ドレイン拡散層44に約0Vを印加する。する。これにより、チャネル領域において発生したホットエレクトロンが、選択側のONO積層膜31の室化膜中に注入される。これをCHE(Channel Hot Electron:チャネル熱電子)注入という。これにより、データが書き込まれる。
次に、メモリセル1に書き込んだ情報の消去動作について説明する。ワードゲート電極30に約0Vを印加し、選択側のコントロールゲート電極32に約−3Vの負電位を印加し、非選択側のコントロールゲート電極32に約2Vの正電位を印加し、選択側のソース/ドレイン拡散層44に約5Vの正電位を印加する。これにより、バンド間トンネルによりホール・エレクトロンペアが発生し、このホール又はこのホールに衝突されて発生したホールが加速きれてホットホールとなり、選択側のONO積層膜31の窒化膜中に注入される。これにより、ONO積層膜31の窒化膜中に蓄積きれていた負電荷が打ち消され、データが消去される。
次に、メモリセル1に書き込んだ情報の読み出し動作について説明する。ワードゲート電極30に約2Vの正電位を印加し、選択側のコントロールゲート電極32に約2Vの正電位を印加し、非選択側のコントロールゲート電極32に約3Vの正電位を印加し、選択側のソース/ドレイン拡散層44に約0Vを印加し、非選択側のソース/ドレイン拡散層44に約1.5Vを印加する。この状態で、メモリセル1のしきい値を検出する。選択側のONO積層膜31に負電荷が蓄積されていれば、負電荷が蓄積されていない場合よりもしきい値が増加するため、しきい値を検出することにより、選択側のONO積層膜31に書き込まれた情報を読み出すことができる。図4に示すメモリセル1においては、ワードゲート電極30の両側に1ビットずつの2ビットの情報を記録することができる。
上記各動作において、コントロールゲート電極32に関わる電圧の印加、それに伴う電流の流れは、既述のコントロールゲート電極用の裏打ちコンタクト構造を介して行われる。同様に、ワードゲート電極30に関わる電圧の印加、それに伴う電流の流れは、既述のワードゲート電極用の裏打ちコンタクト構造を介して行われる。
次に、本発明の不揮発性半導体記憶装置の製造方法の実施の形態について説明する。図7〜図10は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の製造方法の実施の形態における各工程を示す断面図である。各図において、一点鎖線の左側はメモリセル領域3を示し、メモリセル1の製造過程を示している。メモリセル領域3は、例えば、図5のBB’断面に対応する。一点鎖線の右側は裏打ち領域4を示し、メモリセル1a、1bの製造過程を示している。裏打ち領域4は、例えば、図5のAA’断面に対応する。
図7(a)を参照して、p型シリコンの半導体基板20の表面の所定の領域に、 従来のSTI(shallow trench isolation)法により、裏打ち領域4に素子分離領域23を、メモリセル領域3に素子分離領域23’(図示されず)をそれぞれ形成する。半導体基板20の表面に、熱酸化処理により、ゲート絶縁膜22を形成する。ゲート絶縁膜22の膜厚は、例えば、10nmである。その後、そのゲート絶縁膜22を覆うように、ポリシリコン膜21をCVD法により形成する。ポリシリコン膜21は、メモリセル1、1a、1bのワードゲート電極30となる。ポリシリコン膜21の膜厚は、例えば、200nmである。
図7(b)を参照して、フォトリソグラフィー及びドライエッチングにより、ポリシリコン膜21をエッチングしてワードゲート電極30を形成する。ワードゲート電極30のない部分はゲート絶縁膜22の表面が露出する。
図7(c)を参照して、ワードゲート電極30をマスクに用いて、そのエッチングによりゲート絶縁膜22をワードゲート絶縁膜26に成形する。それにより、ワードゲート電極30直下にワードゲート絶縁膜26が形成される。ワードゲート電極30のない部分は半導体基板20の表面(素子分離領域23、23’を含む)が露出する。
図8(a)を参照して、半導体基板20とワードゲート電極30の表面を覆うように酸化シリコン、窒化シリコン及び酸化シリコンをこの順に積層する。酸化シリコンの形成には酸化法又はCVD法が、窒化シリコンの形成にはCVD法がそれぞれ用いられる。それにより、電荷蓄積層としてのONO積層膜28が形成される。その後、ONO積層膜28を覆うようにポリシリコン膜29をCVD法により形成する。ポリシリコン膜29は、後に、コントロールゲート電極32となる。
図8(b)を参照して、ポリシリコン膜29を覆うように酸化シリコン膜24をCVD法により形成する。この酸化シリコン膜24は、その一部が後に突起部37となる。その後、ワードゲート電極30間におけるポリシリコン膜29及び酸化シリコン膜24で形成された凹部Pの内部に、所定の膜厚の有機膜33を形成する。例えば、ARC(Antireflective Coating)膜である。
図8(c)を参照して、酸化シリコン膜24をエッチバックして、凹部Pの底部及び側面を覆う略U字形状のハードマスク層25を形成する。このハードマスク層25における凹部Pの側面を覆う部分(ハードマスク層25の側壁部)が後に突起部37となる。このように、有機膜33の厚みにより、ハードマスク層25の膜厚とは独立して、突起部37の高さ(ハードマスク層35の側壁部の高さ)を制御することができる。すなわち、ハードマスク層25の高さと膜厚とを互いに独立して、設定することができる。その後、有機膜33を除去した後、裏打ち領域4をレジスト34で覆う。
図9(a)を参照して、メモリセル領域3のハードマスク層25をエッチバックして、メモリセル領域3のハードマスク層25を除去する。その後、裏打ち領域4のレジスト34を除去する。これにより、メモリセル領域3において、ポリシリコン膜29の凹部Pの表面が露出する。一方、裏打ち領域4において、ポリシリコン膜29の凹部P上にはハードマスク層25が残る。
図9(b)を参照して、ポリシリコン膜29をエッチバックして、ワードゲート電極30の側面近傍以外のポリシリコン膜29を除去する。これにより、メモリセル領域3において、ワードゲート電極30の側面にONO積層膜28を介してコントロールゲート電極32が形成される。一方、裏打ち領域4において、ワードゲート電極30の側面にONO積層膜28を介してコントロールゲート電極32が形成され、ハードマスク層25の下部に隣り合うコントロールゲート電極32を接続する接続層35が形成される。このポリシリコン膜29をエッチバックする際に、ハードマスク層25の側壁とワードゲート電極30の側壁との間に非常に狭い溝が形成されるので、コントロールゲート電極32となる部分と接続層35となる部分との境界でのエッチングの進行が抑制され、当該領域でのキンクの発生を防止することができる。
図9(c)を参照して、ONO積層膜28及びハードマスク層25をエッチバックして、露出したONO積層膜28及びハードマスク層25の一部を除去する。これにより、ワードゲート電極30の表面が露出する。ワードゲート電極30とコントロールゲート電極32との間、及び半導体基板20とコントロールゲート電極32との間にONO積層膜31が形成される。加えて、裏打ち領域4において、ハードマスク層35のうち凹部Pの底部の部分(ハードマスク層25の水平部)は除去されて、接続層35の両端を除く表面が露出する。ハードマスク層35の側壁部は残存し、突起部37となる。接続層35の下部には、ONO積層膜39が残存する。このとき、ハードマスク層25の膜厚は相対的に薄いままなので、ONO積層膜28のエッチバックと同時に、特別な工程を追加することなく、ハードマスク層25の水平部を除去することができる。
図10(a)を参照して、メモリセル領域3において、ワードゲート電極30、ONO積層膜31及びコントロールゲート電極32をマスクとして、例えば、砒素(As)のようなn型不純物を半導体基板20に注入する。それにより、メモリセル領域3の半導体基板20の表面におけるワードゲート電極30、ONO積層膜31及びコントロールゲート電極32の直下の領域と素子分離領域(23’)とを除く領域に、自己整合的にLDD拡散層38が形成される。一方、裏打ち領域4においては、イオン注入を行わない。
図10(b)を参照して、半導体基板20の表面、ワードゲート電極30、ONO積層膜31、コントロールゲート電極32、接続層35及び突起部37を覆うように、酸化シリコンに例示されるサイドウォール絶縁膜40をCVD法で形成する。半導体基板20の全面がサイドウォール絶縁膜40に覆われる。
図10(c)を参照して、サイドウォール絶縁膜40をエッチバックし、ワードゲート電極30の側面にサイドウォール絶縁膜42を形成する。このとき、ワードゲート電極30の上部及び接続層35の中央の上部は、露出している。ただし、コントロールゲート32の側面及び上部は、サイドウォール絶縁膜42に覆われている。
図4を参照して、メモリセル領域3において、ワードゲート電極30及びサイドウォール絶縁膜42をそれぞれマスクとして、例えば、砒素(As)のようなn型不純物を半導体基板20に注入する。それにより、メモリセル領域3の半導体基板20の表面におけるワードゲート電極30及びサイドウォール42の直下の領域と素子分離領域(23’)とを除く領域に、自己整合的にソース/ドレイン拡散層44が形成される。その後、半導体基板20の全面にコバルト膜をスパッタ法により形成し、熱処理を行う。この熱処理により、メモリセル領域3ではワードゲート電極30の上部及びソース/ドレイン拡散層44の表面側がシリサイド化され、それぞれシリサイド層49、50となる。裏打ち領域4ではワードゲート電極30の上部及び接続層35の表面側がシリサイド化され、それぞれシリサイド層49、51となる。このとき、コントロールゲート電極32は、サイドウォール42に覆われているので、シリサイド化されない。その後、シリサイド層以外のコバルト膜をエッチングにより除去する。
上記製造工程により、不揮発性半導体記憶装置が製造される。
本発明では、裏打ち領域4における隣り合うワードゲート電極30間において、ポリシリコン膜29で形成された凹部Pの底部及び側面を覆うようにハードマスク層25を形成する(図8(c))。このハードマスク層25は、膜厚としては薄いが、凹部Pの底部(ハードマスク層25水平部)だけでなく、底部から立ち上がった側壁(凹部Pの側面を覆う部分すなわちハードマスク層25側壁部)としての突起部37を有している。この突起部37は、ポリシリコン膜29のエッチバックのとき(図9(b))、ポリシリコン膜29に対して、ハードマスク層25の膜厚が厚くなったことと同様の効果をもたらす。すなわち、突起部37とワードゲート電極30の側壁との間に溝が形成されるため、その溝部分に形成される、コントロールゲート電極32となる部分でのエッチングが進み難くなる。その結果、当該領域でのエッチングによるキンク(図3におけるキンク160)の発生を防止することができる。加えて、ハードマスク層25の膜厚は相対的に薄いままでよいので、ONO積層膜28のエッチバックと同時に、接続層35上部を露出させることができる(図9(c))。それにより、特別な工程を追加することなく、後の工程で接続層35の上部をシリサイド化することも可能となる(図4)。これは、図8(c)で説明したように、本願の製造方法では、ハードマスク層25の高さと膜厚とを互いに独立して設定することができるからである。
本発明では、隣り合うコントロールゲート電極32間に延在させた接続層35と、コントロールゲート電極32との間のキンクの発生を防止することで、接続層35とコントロールゲート電極32との間の導通を確実に取ることができる。また、別の工程を追加することなく、接続層35とコンタクト54との接続部分をシリサイド化することができる。これらにより、良好な裏打ちを形成することが可能となる。
図1は、特許文献1に開示されたtwinMONOS構造のメモリセルの構成を示す断面図である。 図2は、従来のtwinMONOS構造のメモリセルの製造工程の一部を示す断面図である。 図3は、図2(b)におけるコントロールゲート電極132の近傍を拡大した断面図である。 図4は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の実施の形態の構成を示す断面図である。 図5は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の実施の形態の構成を示す上面図である。 図6は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の実施の形態の構成を示す斜視図である。 図7は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の製造方法の実施の形態における各工程を示す断面図である。 図8は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の製造方法の実施の形態における各工程を示す断面図である。 図9は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の製造方法の実施の形態における各工程を示す断面図である。 図10は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の製造方法の実施の形態における各工程を示す断面図である。
符号の説明
1、1a、1b メモリセル
3 メモリセル領域
4 裏打ち領域
20 半導体基板
21、29 ポリシリコン膜
22、35 ゲート絶縁膜
23、23’ 素子分離領域
24 NSG膜
25 ハードマスク層
26 ワードゲート絶縁膜
27 レジスト
28、31、39 ONO積層膜
30 ワードゲート電極
32 コントロールゲート電極
33 有機膜
35 接続層
38 LDD拡散層
40 サイドウォール絶縁膜
42 サイドウォール絶縁膜
44 ソース/ドレイン拡散層
49、50、51 シリサイド層
52、54、55 コンタクト

Claims (12)

  1. (a)半導体基板上の第1領域上に第1絶縁層を介して形成された第1メモリセルトランジスタの第1ゲート電極と、第2領域上に前記第1絶縁層を介して形成された第2メモリセルトランジスタの第3ゲート電極とを覆うように第2絶縁膜、ゲート膜及びハードマスク膜を積層する工程と、
    (b)前記ハードマスク膜をエッチングして、前記第1ゲート電極と前記第3ゲート電極との間における前記ゲート膜で形成された凹部の底部及び側面を覆う第1ハードマスク層を形成する工程と、
    (c)前記ゲート膜をエッチバックして、前記第1領域上に前記第1メモリセルトランジスタの第2ゲート電極を、前記第2領域上に前記第2メモリセルトランジスタの第4ゲート電極を、及び前記第1ハードマスク層下に前記第2ゲート電極と前記第4ゲート電極とを接続する接続層をそれぞれ形成する工程と、
    (d)前記第2絶縁膜及び前記凹部の底部を覆う前記第1ハードマスク層をエッチバックして、それぞれ前記第1ゲート電極及び前記第3ゲート電極の上部を露出させ、前記接続層の上部を露出させて前記凹部の側面を覆う前記第1ハードマスク層を残す工程と
    を具備する
    不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、
    (e)前記接続層の上部をシリサイド化する工程を更に具備する
    不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、
    (f)前記第1メモリセルトランジスタ及び前記第2メモリセルトランジスタにサイドウォール絶縁膜を形成する工程を更に具備する
    不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、
    (g)前記半導体基板の表面部の前記第1領域及び前記第2領域に素子分離領域を形成する工程を更に具備する
    不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、
    前記(a)工程は、
    (a1)前記半導体基板上の第3領域上に前記第1絶縁層を介して形成された第3メモリセルトランジスタの第5ゲート電極と、第4領域上に前記第1絶縁層を介して形成された第4メモリセルトランジスタの第7ゲート電極とを覆うように前記第2絶縁膜、前記ゲート膜及び前記ハードマスク膜を積層する工程を備え、
    前記(b)工程は、
    (b1)前記ハードマスク膜をエッチングして、前記第5ゲート電極と前記第7ゲート電極との間における前記ゲート膜で形成された前記凹部の底部及び側面を覆う第2ハードマスク層を形成する工程を備え、
    前記(c)工程は、
    (c1)前記第2ハードマスク層をエッチングで除去する工程と、
    (c2)前記ゲート膜をエッチバックして、前記第3領域上に前記第3メモリセルトランジスタの第6ゲート電極を、及び前記第4領域上に前記第2メモリセルトランジスタの第8ゲート電極をそれぞれ形成する工程を備え、
    前記(d)工程は、
    (d1)前記第2絶縁膜をエッチバックして、それぞれ前記第5ゲート電極及び前記第7ゲート電極の上部を露出させる工程を備え、
    前記第6ゲート電極と前記第8ゲート電極とは、互いに絶縁されており、
    前記第1ゲート電極と前記第5ゲート電極、前記第2ゲート電極と前記第6ゲート電極、前記第3ゲート電極と前記第7ゲート電極、及び、前記第4ゲート電極と前記第8ゲート電極は、それぞれ一体である
    不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、
    前記(c)工程は、
    (c3)前記ゲート膜をエッチバックして、前記第1ゲート電極について対向する二側面に二つの前記第2ゲート電極を形成し、前記第3ゲート電極について対向する二側面に二つの前記第4ゲート電極を形成する工程を備える
    不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  7. 第1チャネル領域上方に形成された第1ゲート電極と、前記第1ゲート電極の側面に絶縁層を介して形成された第2ゲート電極とを備える第1メモリセルトランジスタと、
    第2チャネル領域上方に形成された第3ゲート電極と、前記第3ゲート電極の側面に絶縁層を介して形成され前記第2ゲート電極と対向する第4ゲート電極とを備える第2メモリセルトランジスタと、
    前記第2ゲート電極と前記第4ゲート電極とに結合する接続層と、
    前記接続層の両端の各々上に形成された突起部と、
    前記接続層上に形成され、金属配線と結合するコンタクトと
    を具備する
    不揮発性半導体記憶装置。
  8. 請求項7に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記接続層は、前記コンタクトとの結合部分にシリサイド層を備える
    不揮発性半導体記憶装置。
  9. 請求項7又は8に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記第2ゲート電極の上面及び側面と前記第2ゲート電極側の前記突起部とは、前記第1ゲート電極のサイドウォール絶縁膜で覆われ、
    前記第4ゲート電極の上面及び側面と前記第4ゲート電極側の前記突起部とは、前記第3ゲート電極のサイドウォール絶縁膜で覆われている
    不揮発性半導体記憶装置。
  10. 請求項7乃至9のいずれか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記第1メモリセルトランジスタと前記第2メモリセルトランジスタとは、素子分離領域上に形成されている
    不揮発性半導体記憶装置。
  11. 請求項7乃至10のいずれか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    第3チャネル領域上方に形成された第5ゲート電極と、前記第5ゲート電極の側面に絶縁層を介して形成された第6ゲート電極とを備える第3メモリセルトランジスタと、
    第4チャネル領域上方に形成された第7ゲート電極と、前記第7ゲート電極の側面に絶縁層を介して形成され前記第6ゲート電極と対向する第8ゲート電極とを備える第3メモリセルトランジスタと
    を更に具備し、
    前記第6ゲート電極と前記第8ゲート電極とは、互いに絶縁されており、
    前記第1ゲート電極と前記第5ゲート電極、前記第2ゲート電極と前記第6ゲート電極、前記第3ゲート電極と前記第7ゲート電極、及び、前記第4ゲート電極と前記第8ゲート電極は、それぞれ一体である
    を具備する
    不揮発性半導体記憶装置。
  12. 請求項7乃至11のいずれか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記第1メモリセルトランジスタは、前記第1ゲート電極を挟んで二つの前記第2ゲート電極を備え、
    前記第2メモリセルトランジスタは、前記第3ゲート電極を挟んで二つの前記第4ゲート電極を備える
    不揮発性半導体記憶装置。
JP2006168537A 2006-06-19 2006-06-19 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の製造方法 Active JP4817980B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006168537A JP4817980B2 (ja) 2006-06-19 2006-06-19 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の製造方法
US11/812,325 US20070296021A1 (en) 2006-06-19 2007-06-18 Nonvolatile semiconductor memory with backing wirings and manufacturing method thereof
US13/324,614 US8815675B2 (en) 2006-06-19 2011-12-13 Method of manufacturing nonvolatile semiconductor memory with backing wirings

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006168537A JP4817980B2 (ja) 2006-06-19 2006-06-19 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007335787A true JP2007335787A (ja) 2007-12-27
JP4817980B2 JP4817980B2 (ja) 2011-11-16

Family

ID=38872772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006168537A Active JP4817980B2 (ja) 2006-06-19 2006-06-19 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (2) US20070296021A1 (ja)
JP (1) JP4817980B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010147077A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Renesas Electronics Corp 半導体装置
JP2011222938A (ja) * 2009-10-28 2011-11-04 Renesas Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法
US8847301B2 (en) 2011-03-24 2014-09-30 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device and method for manufacturing semiconductor device

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013045837A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
US9390927B2 (en) * 2013-08-16 2016-07-12 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Contact formation for split gate flash memory
JP6518485B2 (ja) 2015-03-30 2019-05-22 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置の製造方法
US10600802B2 (en) 2018-03-07 2020-03-24 Sandisk Technologies Llc Multi-tier memory device with rounded top part of joint structure and methods of making the same

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353346A (ja) * 2001-03-26 2002-12-06 Halo Lsi Inc 裏打ちtwinmonosメモリアレイにおける配線の裏打ち方法および選択方法
JP2006049737A (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Renesas Technology Corp 半導体装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1172856A1 (en) * 2000-07-03 2002-01-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Nonvolatile semiconductor memory device and method for fabricating the same

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353346A (ja) * 2001-03-26 2002-12-06 Halo Lsi Inc 裏打ちtwinmonosメモリアレイにおける配線の裏打ち方法および選択方法
JP2006049737A (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Renesas Technology Corp 半導体装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010147077A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Renesas Electronics Corp 半導体装置
JP2011222938A (ja) * 2009-10-28 2011-11-04 Renesas Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法
US8847301B2 (en) 2011-03-24 2014-09-30 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device and method for manufacturing semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
JP4817980B2 (ja) 2011-11-16
US20070296021A1 (en) 2007-12-27
US20120083112A1 (en) 2012-04-05
US8815675B2 (en) 2014-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5191633B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4758625B2 (ja) 半導体装置
JP3967193B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
TWI408800B (zh) 非揮發性記憶體單元及其製造方法
JP4818061B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ
JP2006108620A (ja) 導電性側壁スペーサを有する不揮発性メモリ装置及びその製造方法
JP2004014783A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US20100044773A1 (en) Semiconductor memory device
TW201907565A (zh) 半導體裝置
JP4817980B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の製造方法
JP5486884B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置、及びその製造方法
JP4405489B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ
JP2009289949A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2009212399A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP2005026696A (ja) Eeprom素子およびその製造方法
JP2008166528A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4758951B2 (ja) 半導体装置
JP2007158093A (ja) 不揮発性半導体メモリデバイス及びその製造方法
JPWO2006035503A1 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JPH08186183A (ja) 不揮発性半導体メモリ装置およびその製造方法
JP2006324274A (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
JP2010135561A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2006332098A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2007067043A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US20060081891A1 (en) Nonvolatile semiconductor memory capable of storing data of two bits or more per cell

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110830

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110830

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4817980

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350