JP5405737B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置およびその製造方法に関し、特に、溝部の両側に電荷蓄積層を有する半導体装置およびその製造方法に関する。
近年、電源を切ってもデータ保持が可能な半導体装置である不揮発性メモリが広く利用されている。代表的な不揮発性メモリであるフラッシュメモリにおいては、メモリセルを構成するトランジスタが電荷蓄積層と呼ばれるフローティングゲートまたは絶縁膜を有している。電荷蓄積層に電荷を蓄積させることにより、データを記憶する。絶縁膜を電荷蓄積層とするフラッシュメモリとして、ONO(酸化膜/窒化膜/酸化膜)膜中のトラップ層に電荷を蓄積するSONOS(Silicon Oxide Nitride Oxide silicon)型構造を有するフラッシュメモリがある。
さらに、半導体基板内に形成されたソース領域およびドレイン領域を切り替えることにより、1つのメモリセル内のONO膜に複数ビットの情報を記憶する仮想接地型フラッシュメモリが実用化されている。仮想接地型フラッシュメモリにおいては、ONO膜内の複数のビットが干渉するCBD(Complementary bit disturb)を回避するため、実効チャネル長をある程度長くすることが求められる。このため、微細化が容易ではないという課題がある。そこで、半導体基板内に溝部を設け、溝部の両側面にONO膜を形成したフラッシュメモリが開発されている。チャネルは溝部に沿って形成されるため、CBDを抑制しかつ微細化を行うことができる。
図1(a)から図1(c)は、特許文献1に記載されたフラッシュメモリの製造方法を示す断面図である。図1(a)を参照に、半導体基板10内にビットラインである拡散領域14を形成する。半導体基板10内に溝部12を形成する。これにより、拡散領域14間に溝部12が形成される。溝部12内面および半導体基板10上にトンネル絶縁膜22およびトラップ層24を形成する。図1(b)を参照に、トラップ層24を異方性エッチングすることにより、半導体基板10上および溝部12の底部のトラップ層24が除去され、溝部12の両側面にトラップ層24が残存する。図1(c)を参照に、溝部12内および半導体基板10上にトップ絶縁膜26を形成する。これにより、溝部12の両側面にONO膜20が形成される。溝部12内を埋め込むようにゲート電極を兼ねるワードライン30を形成する。
特表2005−517301号公報
特許文献1の発明によれば、溝部12の底部のトラップ層24が除去されているため、溝部12の内面が湾曲した底部において、トラップ層24に電荷が蓄積されてしまうことを抑制することができる。
しかしながら、特許文献1の発明においては、図1(b)のように、トラップ層24を異方性エッチングする。このため、トラップ層24にダメージが導入されてしまう。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、トラップ層に導入されるダメージを抑制することを目的とする。
本発明は、溝部が設けられた半導体基板と、前記溝部内面を覆うトンネル絶縁膜と、前記溝部上部の内面のトンネル絶縁膜に接して設けられたトラップ層と、トラップ層に接して設けられたトップ絶縁膜と、前記溝部に埋め込まれ、前記溝部下部においては前記トンネル絶縁膜と接し、前記溝部上部においては前記トップ絶縁膜に接して設けられたゲート電極と、を具備し、前記トラップ層および前記トップ絶縁膜は、前記溝部下部と前記溝部上部との間において、前記溝部両側からそれぞれ前記ゲート電極に埋め込まれるように延在し突出していることを特徴とする半導体装置である。本発明に係る半導体装置を製造する際に、トラップ層が、溝部内のトラップ層を分離するためのエッチングに晒されないため、トラップ層にダメージが導入させることを抑制することができる。
上記構成において、突出した前記トラップ層および前記トップ絶縁膜は前記溝部側面から上方に突出している構成とすることができる。
上記構成において、突出した前記トラップ層および前記トップ絶縁膜は前記溝部側面から水平に突出している構成とすることができる。
上記構成において、前記溝部の両側の半導体基板内に拡散領域が形成されている構成とすることができる。
本発明は、半導体基板に溝部を形成する工程と、前記溝部内面を覆うトンネル絶縁膜を形成する工程と、前記溝部下部において前記トンネル絶縁膜に接し、前記溝部上部において前記トンネル絶縁膜が露出するように、前記溝部内に第1導電層を形成する工程と、前記溝部上部に接し、かつ前記第1導電層上にトラップ層およびトップ絶縁膜を順に形成する工程と、前記第1導電層上に形成された前記トラップ層および前記トップ絶縁膜の前記溝部幅方向中央部を除去する工程と、前記溝部幅方向中央部の前記第1導電層上、前記トップ絶縁膜上に第2導電層を形成する工程と、前記第1導電層および前記第2導電層からゲート電極を形成する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法である。本発明によれば、溝部内のトラップ層を分離する際に、トラップ層がエッチングに晒されないため、トラップ層にダメージが導入させることを抑制することができる。
上記構成において、前記第1導電層を形成する工程は、前記溝部幅方向中央部においては、前記第1導電層の上面が、前記半導体基板の上面より高くなるように前記第1導電層を形成する工程である構成とすることができる。
上記構成において、前記溝部内の前記トンネル絶縁膜全体に接し、前記半導体基板の上面より高く第3導電層を形成する工程を有し、前記第1導電層を形成する工程は、前記第3導電層をエッチングする工程を含む構成とすることができる。
上記構成において、前記第3導電層をエッチングする工程は、前記第3導電層を等方性エッチングする工程である構成とすることができる。
上記構成において、前記第3導電層を形成する工程は、前記溝部を形成する第1マスク層と同じマスクを用い前記第3導電層を形成する工程である構成とすることができる。
上記構成において、前記第3導電層上に、前記溝部により画定された第2マスク層を形成する工程を有し、前記第3導電層をエッチングする工程は、前記第2マスクを用い前記第3導電層をエッチングする工程である構成とすることができる。この構成によれば、第1導電層の高さを調整することができる。
上記構成において、前記第1導電層上に形成された前記トップ絶縁膜上に第4導電層を形成する工程を有し、前記トラップ層および前記トップ絶縁膜の前記溝部幅方向中央部を除去する工程は、前記第4導電層と、前記溝部幅方向中央部の前記トラップ層および前記トップ絶縁膜と、前記溝部幅方向中央部の前記第1導電層と、を研磨する工程を含む構成とすることができる。この構成によれば、トラップ層がエッチングに晒されないため、トラップ層にダメージが導入することをより抑制することができる。
上記構成において、前記第2導電層を形成する工程は、前記第1導電層および前記第4導電層上に第5導電層を形成する工程と、前記第4導電層と前記第5導電層とより前記第2導電層を形成する工程と、を含む構成とすることができる。
上記構成において、前記第1導電層を形成する工程は、前記第1導電層の上面が、前記半導体基板の上面より低くなるように前記第1導電層を形成する工程である構成とすることができる。
上記構成において、前記溝部上部の前記溝部両側に設けられた前記トップ絶縁膜の側壁にそれぞれ第6導電層を形成する工程を有し、前記トラップ層および前記トップ絶縁膜の前記溝部幅方向中央部を除去する工程は、前記第6導電層をマスクに前記トラップ層および前記トップ絶縁膜を除去する工程を含む構成とすることができる。この構成によれば、トラップ層がエッチングに晒されないため、トラップ層にダメージが導入することをより抑制することができる。
上記構成において、前記第6導電層の間に第7導電層を形成する工程を有し、前記第2導電層を形成する工程は、前記第6導電層および前記第7導電層上に第5導電層を形成する工程と、前記第6導電層と前記第7導電層と前記第5導電層とより前記第2導電層を形成する工程と、を含む構成とすることができる。
上記構成において、前記溝部を形成する工程は、素子分離溝を形成する工程を含む構成とすることができる。この構成によれば、製造工程を簡略化させることができる。
本発明によれば、溝部内のトラップ層を分離する際に、トラップ層がエッチングに晒されないため、トラップ層にダメージが導入させることを抑制することができる。
以下、図面を参照に本発明の実施例について説明する。
図2は、実施例1に係るフラッシュメモリの平面図(ビットライン、溝部、ワードラインを図示)である。半導体基板10内にビットラインである拡散領域14が設けられている。拡散領域14の間の半導体基板10に溝部12が形成されている。半導体基板10上に拡散領域14の延在方向に交差するようにワードライン30が延在している。
図3(a)から図6を参照に、実施例1に係るフラッシュメモリの製造方法について説明する。図3(a)を参照に、p型シリコン半導体基板(または半導体基板内のp型領域)10上に例えば膜厚が約5nmの酸化シリコン膜28を形成する。酸化シリコン膜28上に例えば膜厚が約100nmの窒化シリコン膜からなる第1マスク層50をCVD(Chemical Vapor Deposition)法を用い形成する。第1マスク層50に例えば幅が約120nmの開口部を形成する。第1マスク層50をマスクに酸化シリコン膜28および半導体基板10をエッチングする。これにより、半導体基板10に例えば深さが100nmのU字状の溝部12を形成する。
図3(b)を参照に、溝部12の内面を覆うように熱酸化法を用い膜厚が約5nmの酸化シリコン膜からなるトンネル絶縁膜22を形成する。図3(c)を参照に、溝部12および第1マスク層50の開口部を埋め込むように、第1マスク層50上に膜厚が約100nmのアモルファスシリコン膜(またはポリシリコン膜)からなる第3導電層31を形成する。CMP(Chemical Mechanical Polish)法を用い、第1マスク層50の上面が露出するように第3導電層31を研磨する。これにより、溝部12と第1マスク層50の開口部とに第3導電層31が埋め込まれ、第1マスク層50と第3導電層31との上面は平坦になる。
図4(a)を参照に、燐酸等を用い第1マスク層50を除去する。図4(b)を参照に、第3導電層31を約40nm等方性エッチングする。等方性エッチングとしては、例えばHFを0.5%含むHNO溶液を用いたウェットエッチングを用いる。このエッチングでは、アモルファスシリコン膜のエッチングレートは約250nm/分である。また、等方性エッチングとしてCFとOとを用いたドライエッチングを用いる。このエッチングでは、アモルファスシリコン膜のエッチングレートは約400nm/分である。いずれのエッチングにおいても、アモリファスシリコンの酸化シリコン(SiO)膜に対する選択比を40以上とすることができる。これにより、トンネル絶縁膜22はほとんどエッチングされず第3導電層31を等方的にエッチングすることができる。このエッチングの際は、半導体基板10は酸化シリコン膜28およびトンネル絶縁膜22で覆われているため、シリコンからなる第3導電層31のみがエッチングされ、半導体基板10はエッチングされない。
上記エッチングにより、第3導電層31の上面62が約40nmエッチングされ、半導体基板10の上面から第3導電層31の上面62までの高さh1は約60nmとなる。溝部12の側面において第3導電層31が深さh2として約40nmエッチングされ、第3導電層31の両側は幅w1として約40nmエッチングされる。これにより、第3導電層31の突起の幅W2は約40nmとなる。このように、第3導電層31を等方性エッチングすることにより、第1導電層32が形成される。溝部12幅方向中央部においては、第1導電層32の上面が、半導体基板10の上面より高くなり、かつ、溝部12の下部12aにおいてトンネル絶縁膜22に接し、溝部12の上部12bにおいてトンネル絶縁膜22が露出するように、溝部12内に第1導電層32が形成される。
図4(c)を参照に、第1導電層32上、溝部12の上部12b上、および半導体基板10上に、窒化シリコン膜からなり膜厚が約5nmのトラップ層24と酸化シリコン膜からなり膜厚が約10nmのトップ絶縁膜26とを形成する。このように、溝部12の上部12bにトンネル絶縁膜22を介し接し、かつ第1導電層32上に、トラップ層24およびトップ絶縁膜26を順に形成する。これにより、溝部12の上部12bの両側にはトンネル絶縁膜22、トラップ層24およびトップ絶縁膜26からなるONO膜20が形成される。
図5(a)を参照に、例えば、矢印のように注入エネルギーが50keV、ドーズ量が2×1015cm−3の条件で砒素をイオン注入する。これにより、溝部12両側の半導体基板10内に深さが約15nmのn型拡散領域14が形成される。n型拡散領域14はビットラインであり、図2のように溝部12の延在方向に延在する。拡散領域14の幅は例えば70nmである。なお、拡散領域14を形成するための熱処理は、砒素の拡散を抑制するため900℃以下で行うことが好ましい。
図5(b)を参照に、トップ絶縁膜26上に例えば膜厚が100nmのアモルファスシリコン膜からなる第4導電層33を形成する。図5(c)を参照に、第4導電層33をCMP法を用い研磨する。第4導電層33の研磨は、まず第1導電層32上面のトップ絶縁膜26またはトラップ層24をエンドポイントとして行う。次に、第1導電層32および第4導電層33を約30nm研磨する。これにより、トラップ層24およびトップ絶縁膜26の溝部12幅方向中央部が除去される。また、半導体基板10からの高さh3が約30nmで第1導電層32と第4導電層34との上面が平坦となる。また、第1導電層32と第4導電層34との間にトラップ層24およびトップ絶縁膜26からなる突起60が形成される。
図6を参照に、第1導電層32および第4導電層34上に、膜厚が約200nmのポリシリコン膜からなる第5導電層35を形成する。これにより、第4導電層34と第5導電層35とより第2導電層36が形成される。溝部12幅方向中央部の第1導電層32上と、溝部12の上部12bの側面に形成されたトップ絶縁膜26横と、突起60のトップ絶縁膜26上とに接するように第2導電層36が形成される。
図2を参照に、第2導電層36および第1導電層32をエッチングすることにより、ビットラインである拡散領域14に交差するワードライン30を第2導電層36および第1導電層32から形成する。ワードライン30の幅は例えば80nmあり、ワードライン30間隔は例えば40nmである。ワードライン30はゲート電極を兼ねている。すなわち、図6の溝部12内では、ワードライン30はゲート電極として機能する。
実施例1においては、図4(b)のように、溝部下部12aにおいてトンネル絶縁膜22に接し、溝部上部12bにおいてトンネル絶縁膜22が露出するように、溝部12内に第1導電層32を形成する。図4(c)のように溝部上部12bに接し、かつ第1導電層32上にトラップ層24およびトップ絶縁膜26を順に形成する。図5(c)のように、第1導電層32上に形成されたトラップ層24およびトップ絶縁膜26の溝部12幅方向中央部を除去する。図6のように、溝部12幅方向中央部の第1導電層32上およびトップ絶縁膜26上に第2導電層36を形成する。図2のように、第1導電層32および第2導電層36からワードライン30を形成する。
このような工程により、図6のように、溝部上部12bの両側の内面のトンネル絶縁膜22に接してトラップ層24が設けられ、トラップ層24に接してトップ絶縁膜26が設けられる。よって、溝部上部12bの両側内面に設けられたONO膜20にそれぞれ1ビットを記憶することができる。一方、溝部下部12aの内面にはトンネル絶縁膜22が設けられ、トラップ層24およびトップ絶縁膜26は設けられない。よって、ビット間のCBDを抑制することができる。さらに、溝部12内のトラップ層24を分離する際に、トラップ層24がエッチングに晒されないため、トラップ層24にダメージが導入させることを抑制することができる。
また、図5(b)のように、第1導電層32上に形成されたトップ絶縁膜26上に第4導電層34となる第4導電層33を形成する。図5(c)のように、第4導電層34と、溝部12幅方向中央部のトラップ層24およびトップ絶縁膜26と、溝部12幅方向中央部の第1導電層32と、を研磨することにより、溝部12幅方向中央部のトラップ層24およびトップ絶縁膜26を除去する。このように、トラップ層24およびトップ絶縁膜26がエッチングに晒されないため、トラップ層24にダメージが導入することを抑制することができる。
図4(b)のように、溝部12幅方向中央部においては、第1導電層32の上面が、半導体基板10の上面より高くなるように第1導電層32を形成する。これにより、図5(c)のように、第1導電層32上に形成されたトラップ層24を第1導電層32の研磨により分離することができる。
図4(a)のように、溝部12内のトンネル絶縁膜22全体に接し、半導体基板10の上面より高く第3導電層31を形成する。図4(b)のように、第3導電層31を等方性エッチングする。これにより、第1導電層32の上面が、半導体基板10の上面より高くなり、かつ、溝部12の下部12aにおいてトンネル絶縁膜22に接し、溝部12の上部12bにおいてトンネル絶縁膜22が露出するように、溝部12内に第1導電層32を形成することができる。
図6のように、第1導電層32および第4導電層34上に第5導電層35を形成することにより、第2導電層36を形成することができる。
上記製造方法により実施例1に係るフラッシュメモリにおいては、ゲート電極を兼ねるワードライン30は、溝部下部12aではトンネル絶縁膜22と接し、溝部上部12bではトップ絶縁膜26に接して設けられる。また、トラップ層24およびトップ絶縁膜26は、溝部下部12aと溝部上部12bとの間において、溝部12両側からそれぞれゲート電極を兼ねるワードライン30に埋め込まれるように延在し突出している。
また、突出したトラップ層24およびトップ絶縁膜26は溝部12側面から上方に突出している。
実施例2は、第1導電層32を形成する際に、第2マスク層を用いる例である。図7(a)から図8(b)を参照に、実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法について説明する。図7(a)を参照に、実施例1の図3(c)までの工程を行う。半導体基板10から第1マスク層50および第3導電層31の上面までの高さh4は約50nmとする。図7(b)を参照に、第3導電層31の上面を熱酸化し膜厚が約20nmの第2マスク層52を形成する。このとき、窒化シリコン膜である第1マスク層50の上面はほとんど酸化されない。よって、第2マスク層52は第3導電層31上に選択的に形成することができる。
図8(a)を参照に、第1マスク層50を除去する。図8(b)を参照に、第2マスク層52をマスクに第3導電層31を等方性エッチングする。これにより、第3導電層31より第1導電層32を形成することができる。その後、第2マスク層52を除去する。実施例1の図4(c)から図6の工程を行う。以上により実施例1に係るフラッシュメモリが完成する。
実施例2によれば、図7(b)のように、第3導電層31上に、溝部12により画定された第2マスク層52を形成する。図8(b)のように、第2マスク層52を用い第3導電層31をエッチングすることにより第1導電層32を形成する。これにより、第1導電層32の高さは第3導電層31の高さで規定されるため、第1導電層32の高さh4と溝部上部12bの高さh2とを独立に制御することができる。
図9(a)から図11(c)を参照に、実施例3に係るフラッシュメモリの製造工程を説明する。図9(a)を参照に、実施例1の図3(a)から図3(c)の工程を行う。第1マスク層50の膜厚は約50nmとする。図9(b)を参照に、第3導電層31を約100nmドライエッチングする。これにより、溝部上部12bの第3導電層31は除去され、溝部下部12aに第3導電層31が残存し第1導電層32aが形成される。第1導電層32aの上面は半導体基板10の上面に対しほぼ水平に形成される。図9(c)を参照に、溝部12の両側面のトンネル絶縁膜22横および第1導電層32a上にトラップ層24およびトップ絶縁膜26を形成する。
図10(a)を参照に、トップ絶縁膜26上に、アモルファスシリコンからなり膜厚が約20nmの導電層37を形成する。図10(b)を参照に、導電層37を異方性エッチングし、溝部上部12bの両側壁として第6導電層38を形成する。図10(c)を参照に、第6導電層38をマスクに、溝部12幅方向中央部のトラップ層24およびトップ絶縁膜26を除去する。これにより、第1導電層32上にトラップ層24およびトップ絶縁膜26の突起64が形成される。第6導電層38の間を埋め込み第1マスク層50上に、アモルファスシリコンからなる第7導電層40を形成する。第1マスク層50の上面が露出するまでCMP法を用い第7導電層40を研磨する。第1マスク層50を燐酸等を用い除去する。
図11(a)を参照に、矢印のようにイオン注入法を用い、溝部12両側にビットラインである拡散領域14を形成する。図11(b)を参照に、第6導電層38、第7導電層40および拡散領域14上にCVD法を用い酸化シリコン膜66を形成する。CMP法を用い第6導電層38および第7導電層40が露出するまで酸化シリコン膜66を研磨する。図11(c)を参照に、第6導電層38、第7導電層40および酸化シリコン膜66上にポリシリコンからなる第5導電層35を形成する。第6導電層38、第7導電層40および第5導電層35から第2導電層36aを形成する。実施例1と同様に、第2導電層36aは、溝部12幅方向中央部の第3導電層31上と、溝部12の上部12bの側面に形成されたトップ絶縁膜26横と、突起64のトップ絶縁膜26上とに接するように第2導電層36が形成される。第1導電層32aと第2導電層36aとから、ビットラインに交差するワードライン30を形成される。以上により実施例3に係るフラッシュメモリが完成する。
このような工程により、図11(c)のように、溝部上部12bの両側の内面のトンネル絶縁膜22に接してトラップ層24が設けられている。よって、溝部上部12bの両側内面に設けられたONO膜20にそれぞれ1ビットを記憶することができる。一方、溝部下部12aの内面にはトンネル絶縁膜22が設けられ、トラップ層24およびトップ絶縁膜26は設けられない。よって、ビット間のCBDを抑制することができる。さらに、図10(b)および図10(c)のように、溝部12内のトラップ層24を分離する際に、トラップ層24がエッチングに晒されないため、トラップ層24にダメージが導入させることを抑制することができる。
実施例3では、実施例1と異なり、図9(b)のように、第1導電層32aの上面が、半導体基板10の上面より低くなるように第1導電層32aを形成する。このため、実施例1のように、研磨することにより、溝部12中央部のトラップ層24およびトップ絶縁膜26を除去することは難しい。そこで、図10(b)のように、溝部上部12bの溝部12両側に設けられたトップ絶縁膜26の側壁として第6導電層38を形成する。図10(c)のように、第6導電層38をマスクに、溝部12幅方向中央部のトラップ層24およびトップ絶縁膜26を除去する。このように、第6導電層38がトップ絶縁膜26に接した状態で、エッチングを行うため、トラップ層24にダメージが導入されることを抑制することができる。
また、図10(c)のように、第6導電層38の間に第7導電層40を形成する。図11(c)のように、第6導電層38および第7導電層40上に第5導電層35を形成することにより、第6導電層38と第7導電層40と第5導電層35とより第2導電層36aを形成する。このように、図10(c)においてマスクとして用いた第6導電層38を除去せずゲート電極の一部とすることにより、図10(c)以降の工程においても、トラップ層24およびトップ絶縁膜26が第6導電層38により保護される。よって、トラップ層24にダメージが導入されることをより抑制することができる。
実施例3に係るフラッシュメモリによれば、実施例1と異なり、ゲート電極に突出したトラップ層24およびトップ絶縁膜26は溝部12側面から半導体基板10の上面に対し水平に突出している。
実施例4は、溝部と素子分離溝とを同時に形成する例である。図12(a)から図14(b)を用い実施例4に係るフラッシュメモリの製造方法について説明する。各図において右側はメモリセル領域80を示し、左側は周辺領域70の素子分離領域周辺を示している。なお、周辺領域70とは、メモリセルへのデータの書き込み、消去等を行うための周辺回路が形成されている領域である。周辺回路はMOSトランジスタで構成されている。
図12(a)を参照に、実施例1の図3(c)までの工程を行う。このとき、メモリセル領域80において溝部12を第1マスク層50をマスクに形成するのと同時に、周辺領域70に第1マスク層50をマスクに素子分離溝72を形成する。素子分離溝72は周辺回路を構成するMOSトランジスタ間を素子分離するための溝である。溝部12内と素子分離溝72内とに第3導電層31を同時に形成する。第1マスク層50および第3導電層31上に例えば膜厚が約10nmの酸化シリコン膜54をCVD法を用い形成する。図12(b)を参照に、メモリセル領域80上にフォトレジスト56を形成し、周辺領域の酸化シリコン膜54を除去する。図12(c)を参照に、周辺領域70において、素子分離溝72内の第3導電層31およびトンネル絶縁膜22を選択的に除去する。フォトレジスト56および酸化シリコン膜54を除去する。素子分離溝72を埋め込みかつ第1マスク層50および第3導電層31上に酸化シリコン膜を形成する。CMP法を用い、第1マスク層50および第3導電層31の上面が露出するように酸化シリコン膜を研磨する。これにより、素子分離溝72内に酸化シリコン膜が埋め込まれ、素子分離絶縁膜74が形成される。
図13(a)を参照に、実施例1の図4(a)および図4(b)の工程を行い、第3導電層31から第1導電層32を形成する。図4(b)に相当する工程において、周辺領域70の半導体基板10は酸化シリコン膜28および素子分離絶縁膜74に覆われているため、第3導電層31のみがエッチングされる。図13(b)を参照に、図4(c)および図5(a)と同じ工程を行い、半導体基板10、第1導電層32および素子分離絶縁膜74上にトラップ層24およびトップ絶縁膜26を形成する。メモリセル領域80内に溝部12両側の半導体基板10内に拡散領域14を形成する。図13(c)を参照に、図5(b)と同じ工程を行い、トップ絶縁膜26上に第4導電層33を形成する。
図14(a)を参照に、図5(c)と同じ工程を行い、第4導電層33を研磨する。これにより、第4導電層33より第4導電層34が形成され、第4導電層34と第1導電層32との間に突起60が形成される。図14(b)を参照に、周辺領域70における第4導電層34およびトップ絶縁膜26およびトラップ層24を選択的に除去する。周辺領域70においてゲート絶縁膜(不図示)を形成する。メモリセル領域80において、図6と同じ工程を行い、第5導電層35を形成する。このとき周辺領域70においてもゲート電極となるべき第5導電層35が形成される。メモリセル領域80において、ゲート電極を兼ねるワードライン30の形成と同時に周辺領域においてゲート電極(不図示)を形成する。その後、メモリセル領域80および周辺領域70において周知の工程を行うことにより、実施例4に係るフラッシュメモリが完成する。
実施例4によれば、溝部12を形成する工程は、素子分離溝72を形成する工程を含んでいる。これにより、周辺領域70とメモリセル領域80との製造工程の整合性がよく、製造工程を簡略化させることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
図1(a)から図1(c)は特許文献1に記載の半導体装置の製造工程と示す断面図である。 図2は実施例1に係るフラッシュメモリの上面図である。 図3(a)から図3(c)は実施例1に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その1)であり、図2のA−A断面に相当する図である。 図4(a)から図4(c)は実施例1に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その2)であり、図2のA−A断面に相当する図である。 図5(a)から図5(c)は実施例1に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その3)であり、図2のA−A断面に相当する図である。 図6は実施例1に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その4)であり、図2のA−A断面に相当する図である。 図7(a)および図7(b)は実施例2に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その1)であり、図2のA−A断面に相当する図である。 図8(a)および図8(b)は実施例2に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その2)であり、図2のA−A断面に相当する図である。 図9(a)から図9(c)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その1)であり、図2のA−A断面に相当する図である。 図10(a)から図10(c)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その2)であり、図2のA−A断面に相当する図である。 図11(a)から図11(c)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その3)であり、図2のA−A断面に相当する図である。 図12(a)から図12(c)は実施例4に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その1)であり、図2のA−A断面に相当する図である。 図13(a)から図13(c)は実施例4に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その2)であり、図2のA−A断面に相当する図である。 図14(a)および図14(b)は実施例4に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その3)であり、図2のA−A断面に相当する図である。
符号の説明
10 半導体基板
12 溝部
14 拡散領域
20 ONO膜
22 トンネル絶縁膜
24 トラップ層
26 トップ絶縁膜
30 ワードライン
31 第3導電層
32 第1導電層
34 第4導電層
35 第5導電層
36 第2導電層
38 第6導電層
40 第7導電層
50 第1マスク
52 第2マスク
70 周辺領域
72 素子分離溝
80 メモリセル領域

Claims (16)

  1. 溝部が設けられた半導体基板と、
    前記溝部内面を覆うトンネル絶縁膜と、
    前記溝部上部の内面のトンネル絶縁膜に接して設けられたトラップ層と、トラップ層に接して設けられたトップ絶縁膜と、
    前記溝部に埋め込まれ、前記溝部下部においては前記トンネル絶縁膜と接し、前記溝部上部においては前記トップ絶縁膜に接して設けられたゲート電極と、を具備し、
    前記トラップ層および前記トップ絶縁膜の端部は、前記溝部下部と前記溝部上部との間において、前記溝部両側からそれぞれ前記ゲート電極に埋め込まれるように突出していることを特徴とする半導体装置。
  2. 突出した前記トラップ層および前記トップ絶縁膜は前記溝部側面から上方に突出していることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 突出した前記トラップ層および前記トップ絶縁膜は前記溝部側面から水平に突出していることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記溝部の両側の半導体基板内に拡散領域が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の半導体装置。
  5. 半導体基板に溝部を形成する工程と、
    前記溝部内面を覆うトンネル絶縁膜を形成する工程と、
    前記溝部下部において前記トンネル絶縁膜に接し、前記溝部上部において前記トンネル絶縁膜が露出するように、前記溝部内に第1導電層を形成する工程と、
    前記溝部上部に接し、かつ前記第1導電層上にトラップ層およびトップ絶縁膜を順に形成する工程と、
    前記第1導電層上に形成された前記トラップ層および前記トップ絶縁膜の前記溝部幅方向中央部を除去する工程であって、前記除去により形成された前記トラップ層および前記トップ絶縁膜の端部は、前記溝部下部と前記溝部上部との間において、前記溝部両側からそれぞれ突出している、工程と、
    前記溝部幅方向中央部の前記第1導電層上方の前記トップ絶縁膜上に第2導電層を形成する工程と、
    前記第1導電層および前記第2導電層からゲート電極を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1導電層を形成する工程は、前記溝部幅方向中央部においては、前記第1導電層の上面が、前記半導体基板の上面より高くなるように前記第1導電層を形成する工程であることを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記溝部内の前記トンネル絶縁膜全体に接し、前記半導体基板の上面より高く第3導電層を形成する工程を有し、
    前記第1導電層を形成する工程は、前記第3導電層をエッチングする工程を含むことを特徴とする請求項6記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第3導電層をエッチングする工程は、前記第3導電層を等方性エッチングする工程であることを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第3導電層を形成する工程は、前記溝部を形成する第1マスク層と同じマスクを用い前記第3導電層を形成する工程であることを特徴とする請求項7または8記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第3導電層上に、前記溝部により画定された第2マスク層を形成する工程を有し、
    前記第3導電層をエッチングする工程は、前記第2マスクを用い前記第3導電層をエッチングする工程であることを特徴とする請求項7から9のいずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記第1導電層上に形成された前記トップ絶縁膜上に第4導電層を形成する工程を有し、
    前記トラップ層および前記トップ絶縁膜の前記溝部幅方向中央部を除去する工程は、前記第4導電層と、前記溝部幅方向中央部の前記トラップ層および前記トップ絶縁膜と、前記溝部幅方向中央部の前記第1導電層と、を研磨する工程を含むことを特徴とする請求項6から10のいずれか一項記載の半導体装置の製造方法
  12. 前記第2導電層を形成する工程は、前記第1導電層および前記第4導電層上に第5導電層を形成する工程と、前記第4導電層と前記第5導電層とより前記第2導電層を形成する工程と、を含むことを特徴とする請求項11記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記第1導電層を形成する工程は、前記第1導電層の上面が、前記半導体基板の上面より低くなるように前記第1導電層を形成する工程であることを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記溝部上部の前記溝部両側に設けられた前記トップ絶縁膜の側壁にそれぞれ第6導電層を形成する工程を有し、
    前記トラップ層および前記トップ絶縁膜の前記溝部幅方向中央部を除去する工程は、前記第6導電層をマスクに前記トラップ層および前記トップ絶縁膜を除去する工程を含むことを特徴とする請求項13記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記第6導電層の間に第7導電層を形成する工程を有し、
    前記第2導電層を形成する工程は、前記第6導電層および前記第7導電層上に第5導電層を形成する工程と、前記第6導電層と前記第7導電層と前記第5導電層とより前記第2導電層を形成する工程と、を含むことを特徴とする請求項14載の半導体装置の製造方法。
  16. 前記溝部を形成する工程は、素子分離溝を形成する工程を含むことを特徴とする請求項5から15のいずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
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