JP5308024B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、より詳細には、分離した電荷蓄積層を有する半導体装置およびその製造方法に関する。
データの書き換えが可能で、電源をOFFしても記憶データを保持し続ける半導体装置である不揮発性メモリが広く利用されている。代表的な不揮発性メモリであるフラッシュメモリにおいては、メモリセルを構成するトランジスタが電荷蓄積層と呼ばれるフローティングゲートもしくは絶縁膜を有している。この電荷蓄積層に電荷を蓄積させることによりデータを記憶する。
近年、1メモリセルに記憶させることが可能なデータ量を増やす為に様々な方法が提案されている。例えば、ソース領域とドレイン領域とを切り替えて動作させて、1つのメモリセル内の電荷蓄積層に2つの電荷蓄積領域を形成する仮想接地型フラッシュメモリがある。これによれば、1メモリセルに2ビットのデータを記憶することが可能となる。
また、例えば、特許文献1によれば、メモリセル内の電荷蓄積層上に2つのゲート電極を設けることで、電荷蓄積層に2つの電荷蓄積領域を形成し、1メモリセルに2ビットのデータを記憶させる技術が開示されている。さらに、例えば、特許文献2によれば、ゲート電極の両端部下から側面にかけて、それぞれ分離した電荷蓄積層を有するフラッシュメモリが開示されている。
特開2006−24922号公報 特開2004−343014号公報
例えば、電荷蓄積層に導電膜を用いた仮想接地型フラッシュメモリの場合は、蓄積した電荷が電荷蓄積層内を移動するため、メモリセル内において電荷蓄積層をチャネル方向で分離させる必要がある。また、例えば、電荷蓄積層に絶縁膜を用いた仮想接地型フラッシュメモリの場合は、メモリセル内において電荷蓄積層がチャネル方向で分離されていないと、CBD(Complementary bit disturb)と呼ばれる、2つの電荷蓄積領域に蓄積された電荷が互いに干渉する影響が大きくなる。これにより、2つの電荷蓄積領域に蓄積された電荷の切り分けが難しくなる。
さらに、例えば、隣接するメモリセル間で電荷蓄積層が繋がっている場合は、電荷蓄積層に蓄積された電荷が、電荷蓄積層を移動することにより、隣接するメモリセルの閾値電圧に影響を及ぼす場合がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、メモリセル内においてチャネル方向で分離し、且つ隣接するメモリセル間で分離する電荷蓄積層を有する半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、溝部が延伸して設けられた半導体基板と、前記溝部の側面に設けられた第1絶縁膜と、前記溝部に埋め込まれるように設けられた、前記第1絶縁膜と異なる材料からなる第2絶縁膜と、前記半導体基板上方に設けられ、前記溝部に交差して延伸するワードラインと、前記ワードライン幅方向における中央部下の前記半導体基板上に設けられ、前記溝部で前記ワードライン延伸方向に分離する、前記第1絶縁膜と異なる材料からなるゲート絶縁膜と、前記ワードライン幅方向における両端部下の前記半導体基板上に前記ゲート絶縁膜を挟むように設けられ、前記溝部で前記ワードライン延伸方向に分離する電荷蓄積層と、を具備することを特徴とする半導体装置である。本発明によれば、メモリセル内においてチャネル方向で分離し、且つ隣接するメモリセル間でも分離する電荷蓄積層を得ることができる。さらに、自己整合的に形成された電荷蓄積層とワードラインとを得ることができる。
上記構成において、前記第1絶縁膜の上面は、前記電荷蓄積層の下面より下方に位置し、前記第1絶縁膜上には酸化膜が設けられていて、前記電荷蓄積層は前記酸化膜により分離されている構成とすることができる。
上記構成において、前記第1絶縁膜の上面は前記電荷蓄積層の上面より上方に位置し、前記電荷蓄積層は前記第1絶縁膜により分離されている構成とすることができる。
上記構成において、前記第2絶縁膜の上面は、前記電荷蓄積層の上面より上方に設けられている構成とすることができる。
上記構成において、前記電荷蓄積層は前記第1絶縁膜と異なる材料からなる構成とすることができる。
本発明は、半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板とに、延伸する溝部を形成する工程と、前記溝部の側面に前記ゲート絶縁膜と異なる材料からなる第1絶縁膜を形成する工程と、前記溝部に埋め込まれるように、前記第1絶縁膜と異なる材料からなる第2絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上に、前記溝部に交差して延伸するワードラインを形成する工程と、前記ワードライン幅方向における中央部下の前記半導体基板上に前記ゲート絶縁膜が残存するよう、前記ゲート絶縁膜を除去する工程と、前記ワードライン幅方向における両端部下の前記ゲート絶縁膜を除去した領域に電荷蓄積層を形成する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法である。本発明によれば、メモリセル内においてチャネル方向で分離し、且つ隣接するメモリセル間で分離する電荷蓄積層を形成することができる。さらに、電荷蓄積層とワードラインとは自己整合的に形成することができる。
上記構成において、前記電荷蓄積層が形成されるべき領域の側方に酸化膜を形成する工程を有する構成とすることができる。
上記構成において、前記酸化膜を形成する工程は、ラジカル酸化法もしくはプラズマ酸化法を用いて、前記酸化膜を形成する工程を含む構成とすることができる。
上記構成において、前記第1絶縁膜を形成する工程は、前記第1絶縁膜の上面が、前記電荷蓄積層が形成されるべき領域より上方になるよう、前記第1絶縁膜を形成する工程である構成とすることができる。
上記構成において、前記第2絶縁膜を形成する工程は、前記電荷蓄積層を形成する工程の後における前記第2絶縁膜の上面が、前記電荷蓄積層の上面より上方になるよう、前記第2絶縁膜を形成する工程を含む構成とすることができる。
本発明によれば、メモリセル内においてチャネル方向で分離し、且つ隣接するメモリセル間で分離する電荷蓄積層を、ワードラインと自己整合的に形成することができる。
以下、図面を参照に本発明の実施例を説明する。
図1(a)は実施例1に係るフラッシュメモリの上面図であり、図1(b)から図1(d)は図1(a)のB−B間からD−D間の断面図である。なお、図1(a)において、ワードライン18等を透視して電荷蓄積層22、ゲート絶縁膜28およびダミー層29を図示(図1(a)中の斜線部)している。
図1(a)を参照に、半導体基板10に溝部12が延伸して設けられている。溝部12の側面と底面とに第1絶縁膜14が設けられている。溝部12に埋め込まれるように第2絶縁膜16が設けられている。第2絶縁膜16が埋め込まれた溝部12はSTI領域としての機能を有する。半導体基板10上方に溝部12に交差して延伸するワードライン18が設けられている。ワードライン18はゲート電極としての機能を有する。溝部12間であって、ワードライン18幅方向における両側の半導体基板10内にソース領域およびドレイン領域である拡散領域30が設けられている。
図1(a)から図1(d)を参照に、第1絶縁膜14の上面は、電荷蓄積層22の上面より上方に位置している。ワードライン18幅方向における中央部下の半導体基板10上に、第1絶縁膜14と異なる材料からなるゲート絶縁膜28が設けられている。ゲート絶縁膜28は、第1絶縁膜14により、溝部12でワードライン18延伸方向に分離されている。ワードライン18幅方向における両端部下の半導体基板10上に、ゲート絶縁膜28を挟むように、トンネル絶縁膜20と電荷蓄積層22とトップ絶縁膜24とが順次形成されている。トンネル絶縁膜20と電荷蓄積層22とトップ絶縁膜24との積層膜26は、第1絶縁膜14により、溝部12でワードライン18延伸方向に分離されている。
ゲート絶縁膜28の上面と積層膜26の上面とは同一面に設けられている。積層膜26の上面と第1絶縁膜14の上面とは同一面に設けられている。つまり、ゲート絶縁膜28の上面と第1絶縁膜14の上面とは同一面に設けられている。また、ワードライン18幅方向における両端部下の第2絶縁膜16上には電荷蓄積層22と同じ材料からなるダミー層29が形成されている。
次に、図2(a)から図9(d)を用い、実施例1に係るフラッシュメモリの製造方法を説明する。図2(a)および図2(b)を参照に、p型シリコン基板である半導体基板10上に、熱酸化法を用いて、厚さが25nm程度の酸化シリコン膜からなるゲート絶縁膜28を形成する。ゲート絶縁膜28上に、CVD(化学気相成長)法を用いて、窒化シリコン膜からなるマスク層32を形成する。マスク層32上に延伸するように形成されたフォトレジスト(不図示)をマスクに、RIE(反応性イオンエッチング)法を用いて、マスク層32をエッチングする。フォトレジストを除去した後、マスク層32をマスクに、RIE法を用いて、ゲート絶縁膜28と半導体基板10とをエッチングする。これにより、ゲート絶縁膜28と半導体基板10とに、延伸する溝部12が形成される。溝部12の幅は50nm程度であり、深さは200nm程度である。
図3(a)および図3(b)を参照に、CVD法を用いて、厚さが10nm程度の窒化シリコン膜からなる第1絶縁膜14を全面堆積する。これにより、溝部12の側面と底面とに沿って第1絶縁膜14が形成される。
図4(a)および図4(b)を参照に、溝部12に埋め込まれるように、高密度プラズマCVD法を用いて、酸化シリコン膜からなる第2絶縁膜16を全面堆積する。その後、CMP(化学機械研磨)法を用いて、第1絶縁膜14の上面が露出するまで第2絶縁膜16を研磨する。
図5(a)および図5(b)を参照に、ゲート絶縁膜28の上面が露出するよう、第1絶縁膜14とマスク層32とを、RIE法もしくはウエットエッチング法によりエッチングする。これにより、マスク層32とマスク層32の上面および側面に形成された第1絶縁膜14とが除去され、ゲート絶縁膜28の上面と第1絶縁膜14の上面とは同一面になる。また、第2絶縁膜16はゲート絶縁膜28の上面より突出する。その後、CVD法を用いて、第2絶縁膜16を覆うようにゲート絶縁膜28上にポリシリコン膜からなる導電層34を形成する。
図6(a)から図6(c)を参照に、導電層34上に、溝部12に交差して延伸するように形成されたフォトレジスト(不図示)をマスクに、RIE法を用いて、導電層34をエッチングする。これにより、導電層34からなり溝部12に交差して延伸するワードライン18が形成される。ワードライン18の幅は110nm程度である。
図7(a)から図7(c)を参照に、ワードライン18をマスクに、RIE法を用いて、半導体基板10上面が露出するまでゲート絶縁膜28をエッチングする。これにより、ゲート絶縁膜28はワードライン18下にのみ残存する。また、ゲート絶縁膜28と第2絶縁膜16とは共に酸化シリコン膜からなるため、ゲート絶縁膜28のエッチングと同時に第2絶縁膜16もエッチングされる。なお、第1絶縁膜14はゲート絶縁膜28と異なる材料である窒化シリコン膜からなる。このため、第1絶縁膜14のエッチングレートは、ゲート絶縁膜28のエッチングレートに比べ非常に遅く、第1絶縁膜14はそのまま残存する。その後、ワードライン18と第1絶縁膜14と第2絶縁膜16とをマスクに、半導体基板10内に砒素をイオン注入する。これにより、溝部12間であって、ワードライン18幅方向における両側の半導体基板10内に、ソース領域およびドレイン領域である拡散領域30が形成される。
図8(a)から図8(d)を参照に、ワードライン18幅方向における中央部下にゲート絶縁膜28が残存するよう、フッ酸によるウエットエッチング法を用いて、ゲート絶縁膜28をエッチングする。これにより、ワードライン18幅方向における両端部下に、ゲート絶縁膜28が除去された領域であり、ワードライン18幅方向の側面から30nm程度の奥行きを有するアンダーカット部36aが形成される。よって、ワードライン18幅方向における中央部下には、幅が50nm程度のゲート絶縁膜28が残存する。また、第2絶縁膜16もフッ酸によるウエットエッチング法によりエッチングが進み、ワードライン18幅方向における両端部下に、第2絶縁膜16が除去された領域であるアンダーカット部36bが形成される。なお、第1絶縁膜14はゲート絶縁膜28と異なる材料である窒化シリコン膜からなるため、フッ酸によるウエットエッチング法ではエッチングがほとんど進まずにそのまま残存する。
図9(a)から図9(d)を参照に、熱酸化法を用いて、半導体基板10とワードライン18とを酸化させる。これにより、アンダーカット部36a内に酸化シリコン膜からなるトンネル絶縁膜20と酸化シリコン膜からなるトップ絶縁膜24とが形成される。トンネル絶縁膜20とトップ絶縁膜24との厚さは9nm程度である。また、アンダーカット部36b内にも第2酸化シリコン膜31が形成される。
その後、LP−CVD(減圧化学気相成長)法を用いて、ワードライン18を覆うように半導体基板10上にポリシリコン膜を形成する。LP−CVD法は回り込み特性に優れているため、アンダーカット部36a内とアンダーカット部36b内とにもポリシリコン膜が形成される。その後、熱酸化法を用いて、ポリシリコン膜を酸化させて酸化シリコン膜(不図示)にする。アンダーカット部36a内とアンダーカット部36b内とに形成されたポリシリコン膜は、奥まった領域にあり酸化が進み難いため、ポリシリコン膜のまま残存する。これにより、トンネル絶縁膜20とトップ絶縁膜24との間のアンダーカット部36a内に、厚さが7nm程度のポリシリコン膜からなる電荷蓄積層22が形成される。また、アンダーカット部36b内には、電荷蓄積層22と同じ材料であるポリシリコン膜からなるダミー層29が形成される。
実施例1の製造方法によれば、図2(a)および図2(b)のように、半導体基板10上にゲート絶縁膜28を形成した後、半導体基板10とゲート絶縁膜28とに、延伸する溝部12を形成する。図3(a)および図3(b)のように、溝部12の側面にゲート絶縁膜28と異なる材料からなる第1絶縁膜14を形成する。図4(a)および図4(b)のように、溝部12に埋め込まれるように第1絶縁膜と異なる材料からなる第2絶縁膜16を形成する。図6(a)から図6(c)のように、ゲート絶縁膜28上に、溝部12に交差して延伸するワードライン18を形成する。図8(a)から図8(d)のように、ワードライン18幅方向における中央部下の半導体基板10上に、ゲート絶縁膜28が残存するよう、ゲート絶縁膜28を除去する。図9(a)から図9(d)のように、ワードライン18幅方向における両端部下のゲート絶縁膜28を除去した領域に電荷蓄積層22を形成する。
前述したように、ゲート絶縁膜28と第1絶縁膜14とは異なる材料からなるため、図7(a)から図8(d)のように、ゲート絶縁膜28を除去する工程を実施しても、第1絶縁膜14はほとんど除去されずにそのまま残存する。よって、このような製造方法によれば、図1のように、半導体基板10に設けられた溝部12の側面に形成された第1絶縁膜14の上面は、電荷蓄積層22の上面より上方に形成される。したがって、ワードライン18幅方向における両端部下に形成された電荷蓄積層22は、第1絶縁膜14により、溝部12でワードライン18延伸方向に分離される。つまり、電荷蓄積層22は、ワードライン18延伸方向で隣接するメモリセル間で分離し、且つ、ワードライン18幅方向で隣接するメモリセル間でも分離する。さらに、ワードライン18幅方向における中央部下に、第1絶縁膜14により、ワードライン18延伸方向で分離されたゲート絶縁膜28が形成され、電荷蓄積層22はゲート絶縁膜28を挟むように形成される。つまり、メモリセル内において、電荷蓄積層22はチャネル方向で分離している。
このように、実施例1によれば、電荷蓄積層22は、メモリセル内においてチャネル方向で分離して形成される。このため、電荷蓄積層22にポリシリコン膜等の導電膜を用いた場合でも、1つのメモリセル内に2つの電荷蓄積領域を形成することができ、1メモリセルに2ビットのデータを記憶させることができる。電荷蓄積層22に導電膜を用いた場合は、絶縁膜を用いた場合に比べて、蓄積可能な電荷量を増大させることができる。また、例えば、電荷蓄積層22に絶縁膜を用いた場合は、メモリセル内において電荷蓄積層22がチャネル方向で分離されていなくとも、2つの電荷蓄積領域を形成することができる。しかしながら、電荷蓄積層22がチャネル方向で分離している場合は、CBDと呼ばれる、2つの電荷蓄積領域の電荷が互いに干渉する影響を抑制することができる。これにより、2つの電荷蓄積領域に蓄積された電荷の切り分けがより確実に行え、良好な特性を得ることができる。このため、電荷蓄積層22に絶縁膜を用いた場合でも、メモリセル内において電荷蓄積層22はチャネル方向で分離している場合が好ましい。特に、メモリセルの微細化が進み、チャネル長が短くなった場合に、このCBDを抑制する効果は大きくなる。
さらに、実施例1によれば、電荷蓄積層22は隣接するメモリセル間で分離されている。例えば、電荷蓄積層22が隣接するメモリセル間で繋がっている場合は、電荷蓄積層22に導電膜を用いると、電荷蓄積層22に蓄積された電荷は隣接するメモリセル間を移動し、隣接するメモリセルの閾値電圧に影響を及ぼす場合がある。また、例えば、電荷蓄積層22に絶縁膜を用いた場合でも、メモリセルの微細化が進み、メモリセルの間隔が狭くなると、隣接するメモリセルの閾値電圧に影響を及ぼす場合がある。しかしながら、実施例1によれば、電荷蓄積層22は隣接するメモリセル間で分離されている。このため、電荷蓄積層22に導電膜を用いた場合でも、絶縁膜を用いた場合でも、隣接するメモリセルの閾値電圧に与える影響を抑制することができる。よって、実施例1によれば、電荷蓄積層22に用いることのできる材料の選択肢を広げることができる。
また、図8(a)から図8(d)のように、ワードライン18幅方向における両端部下のゲート絶縁膜28を除去してアンダーカット部36aを形成する。そして、図9(a)から図9(d)のように、アンダーカット部36aに電荷蓄積層22を形成する。このような製造方法により、電荷蓄積層22とワードライン18とは自己整合的に形成することができる。
さらに、図1のように、電荷蓄積層22はワードライン18両端部下に形成されている。このため、特許文献2に係るフラッシュメモリのように、電荷蓄積層22がゲート電極の側面に形成されている場合に比べ、ワードライン18からの電界を意図したようにかけることができ、より効率よく電荷蓄積層22に電荷を蓄積させることができる。
さらに、図5(a)および図5(b)のように、第2絶縁膜16はゲート絶縁膜28の上面より突出するように形成する。これにより、図7(a)から図7(c)のように、半導体基板10の上面が露出するまでゲート絶縁膜28を除去し、その後、図8(a)から図8(d)のように、ワードライン18両端部下のゲート絶縁膜28を除去した場合でも、第2絶縁膜16の上面を半導体基板10の上面より上方にあるよう維持することができる。
さらに、図7(a)から図7(c)のように、ワードライン18をマスクに、RIE法等の異方性エッチングを用いて、半導体基板10上面が露出するまでゲート絶縁膜28をエッチングする第1のエッチング工程を行う。その後、図8(a)から図8(d)のように、フッ酸によるウエットエッチング法等の等方性エッチングを用いて、ワードライン18幅方向における両端部下のゲート絶縁膜28をエッチングする第2のエッチング工程を行う。このような製造方法により、ワードライン18幅方向における中央部下に、ゲート絶縁膜28を容易に残存させることができる。また、ワードライン18幅方向における両端部下の、ゲート絶縁膜28が除去された領域であるアンダーカット部36aの大きさを、所望の大きさにすることが容易にできる。
さらに、図2(a)および図2(b)のように、ゲート絶縁膜28上に形成されたマスク層32をマスクに、ゲート絶縁膜28と半導体基板10とに、溝部12を形成する。図3(a)および図3(b)のように、溝部12の側面を覆うように、第1絶縁膜14を全面堆積する。図5(a)および図5(b)のように、マスク層32の上面および側面に形成された第1絶縁膜14とマスク層32とを除去する。この製造方法によれば、第1絶縁膜14の上面は、ゲート絶縁膜28の上面と同一面になるように形成することができる。図9(a)から図9(d)のように、電荷蓄積層22は、ワードライン18両端部下のゲート絶縁膜28が除去された領域(アンダーカット部36a)に形成される。このため、第1絶縁膜14の上面を、ゲート絶縁膜28の上面と同一面にすることで、電荷蓄積層22を第1絶縁膜14により、ワードライン18延伸方向で分離させることを、より確実に行うことができる。
さらに、ゲート絶縁膜28と第2絶縁膜16とは共に酸化シリコン膜からなるため、図8(a)から図8(d)のように、ゲート絶縁膜28を除去してアンダーカット部36aを形成する工程と同時に、第2絶縁膜16も除去されてアンダーカット部36bが形成される。そして、図9(a)から図9(d)のように、アンダーカット部36aに電荷蓄積層22を形成する工程と同時に、アンダーカット部36bに、電荷蓄積層22と同じ材料からなるダミー層29が形成される。
実施例1において、第1絶縁膜14は窒化シリコン膜からなる場合を例に示したがこれに限られない。ゲート絶縁膜28を除去する際に、ゲート絶縁膜28のエッチングレートより遅いエッチングレートの材料からなる場合であれば、その他の材料からなる場合でもよい。この場合でも、第1絶縁膜14の上面を電荷蓄積層22の上面より上方になるよう形成することができる。
図10(a)は実施例2に係るフラッシュメモリの上面図であり、図10(b)から図10(d)は図10(a)のB−B間からD−D間の断面図である。図10(a)から図10(d)を参照に、第2絶縁膜16が第1絶縁膜14より突出して形成され、第2絶縁膜16の上面は、積層膜26の上面より上方に形成されている。このため、ダミー層29の下面は積層膜26の上面より上方に形成されている。つまり、電荷蓄積層22とダミー層29との間に、第1絶縁膜14と第2絶縁膜16(酸化シリコン膜)とが形成されている。その他の構成については、実施例1に係るフラッシュメモリと同じであり、図1(a)から図1(d)に示しているので、ここでは説明を省略する。
次に、図11(a)から図19(d)を用い、実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法を説明する。図11(a)および図11(b)を参照に、半導体基板10上に酸化シリコン膜からなるゲート絶縁膜28を形成する。ゲート絶縁膜28上に窒化シリコン膜からなるマスク層32を延伸するように形成する。ここで、マスク層32の厚さは、ゲート絶縁膜28の厚さより大きくする。マスク層32をマスクに、ゲート絶縁膜28と半導体基板10とをエッチングする。これにより、ゲート絶縁膜28と半導体基板10とに、延伸する溝部12が形成される。図12(a)および図12(b)を参照に、溝部12の側面と底面とに沿うように第1絶縁膜14を形成する。
図13(a)および図13(b)を参照に、溝部12に埋め込まれるように、酸化シリコン膜からなる第2絶縁膜16を形成する。図14(a)および図14(b)を参照に、ゲート絶縁膜28の上面が露出するよう、第1絶縁膜14とマスク層32とをエッチングする。その後、第2絶縁膜16を覆うようにゲート絶縁膜28上にポリシリコン膜からなる導電層34を形成する。マスク層32の厚さがゲート絶縁膜28の厚さより大きいため、ゲート絶縁膜28の上面より突出する第2絶縁膜16の突出量は、ゲート絶縁膜28の厚さより大きくなる。
図15(a)から図15(c)を参照に、導電層34上に延伸するように形成されたフォトレジスト(不図示)をマスクに、導電層34をエッチングして、溝部12に交差して延伸するワードライン18を形成する。図16(a)から図16(c)を参照に、ワードライン18をマスクに、半導体基板10上面が露出するまでゲート絶縁膜28をエッチングする。その後、ワードライン18と第1絶縁膜14と第2絶縁膜16とをマスクに、半導体基板10内に砒素をイオン注入して、拡散領域30を形成する。
図17(a)から図17(c)を参照に、フッ酸によるウエットエッチング法を用いて、ゲート絶縁膜28をエッチングし、ワードライン18幅方向における両端部下に、アンダーカット部36aを形成する。また同時に、第2絶縁膜16もエッチングが進み、ワードライン18幅方向における両端部下に、アンダーカット部36bが形成される。図18(a)から図18(c)を参照に、熱酸化法を用いて、半導体基板10とワードライン18とを酸化させて、アンダーカット部36a内にトンネル絶縁膜20とトップ絶縁膜24とを形成する。同時に、アンダーカット部36b内には第2酸化シリコン膜31が形成される。その後、アンダーカット部36a内にポリシリコン膜からなる電荷蓄積層22を形成する。同時に、アンダーカット部36b内には電荷蓄積層22と同じ材料からなるダミー層29が形成される。
実施例2によれば、図11(a)および図11(b)のように、マスク層32の厚さをゲート絶縁膜28の厚さより大きくする。これにより、図18(a)から図18(d)のように、アンダーカット部36a内に積層膜26を形成した後において、第2絶縁膜16の上面を積層膜26の上面より上方に形成することができる。つまり、ダミー層29の下面は電荷蓄積層22の上面より上方に形成される。よって、実施例2によれば、電荷蓄積層22とダミー層29との間に、第1絶縁膜14と第2絶縁膜16(酸化シリコン膜)とを形成することができる。
例えば、電荷蓄積層22に窒化シリコン膜を用いた場合、電荷蓄積層22と第1絶縁膜14とダミー層29とは全て同じ材料からなるため、電荷蓄積層22とダミー層29との間に第1絶縁膜14のみ形成されている場合は、電荷蓄積層22に蓄積された電荷が、第1絶縁膜14を介してダミー層29に移動することが考えられる。しかしながら、実施例2によれば、電荷蓄積層22とダミー層29との間には、第1絶縁膜14と第2絶縁膜16(酸化シリコン膜)とが形成されているため、電荷蓄積層22に、窒化シリコン膜を用いた場合でも、蓄積された電荷が移動することを抑制することができる。
このように、実施例2によれば、電荷蓄積層22にポリシリコン膜等の導電膜を用いた場合でも、第1絶縁膜14と同じ材料である窒化シリコン膜を用いた場合でも、電荷蓄積層22に蓄積された電荷が移動することを抑制することができる。
図19(a)は実施例3に係るフラッシュメモリの上面図であり、図19(b)から図19(d)は図19(a)のB−B間からD−D間の断面図である。図19(a)から図19(d)を参照に、第1絶縁膜14の上面が電荷蓄積層22の下面より下方に形成されている。第1絶縁膜14上であって、電荷蓄積層22とダミー層29との間に第1酸化シリコン膜33が形成されている。その他の構成については、実施例1と同じであり、図1(a)から図1(d)に示しているので、ここでは説明を省略する。
次に、図20(a)から図25(c)を用い、実施例3に係るフラッシュメモリの製造方法を説明する。まず、図2(a)から図4(b)で示した製造方法を行う。その後、図20(a)および図20(b)を参照に、ゲート絶縁膜28の上面が露出し、第1絶縁膜14の上面が、後述する電荷蓄積層22が形成される領域より下方になるよう、第1絶縁膜14とマスク層32とをエッチングする。その後、第2絶縁膜16を覆うようにゲート絶縁膜28上にポリシリコン膜からなる導電層34を形成する。
図21(a)から図21(c)を参照に、導電層34上に延伸するように形成されたフォトレジスト(不図示)をマスクに、導電層34をエッチングし、溝部12に交差して延伸するワードライン18を形成する。図22(a)から図22(c)を参照に、ワードライン18をマスクに、半導体基板10上面が露出するまでゲート絶縁膜28をエッチングする。その後、ワードライン18と第1絶縁膜14と第2絶縁膜16とをマスクに、半導体基板10内に砒素をイオン注入して、拡散領域30を形成する。
図23(a)から図23(c)を参照に、フッ酸によるウエットエッチング法を用いて、ゲート絶縁膜28をエッチングし、ワードライン18幅方向における両端部下に、アンダーカット部36aを形成する。同時に、第2絶縁膜16もエッチングが進み、ワードライン18幅方向における両端部下に、アンダーカット部36bが形成される。図24(a)から図24(c)を参照に、熱酸化法を用いて、半導体基板10とワードライン18とを酸化させて、アンダーカット部36a内にトンネル絶縁膜20とトップ絶縁膜24とを形成する。同時に、アンダーカット部36b内には第2酸化シリコン膜31が形成される。その後、アンダーカット部36a内にポリシリコン膜からなる電荷蓄積層22を形成する。同時に、アンダーカット部36b内にも電荷蓄積層22と同じ材料からなるダミー層29が形成される。
実施例3の製造方法によれば、図20(a)および図20(b)のように、第1絶縁膜14の上面が、電荷蓄積層22が形成されるべき領域より下方になるよう、第1絶縁膜14を除去する。そして、第1絶縁膜14が除去された領域に、導電層34を埋め込むように形成する。図24(a)から図24(d)のように、トンネル絶縁膜20とトップ絶縁膜24とを、熱酸化法で形成することで、第1絶縁膜14が除去された領域に埋め込まれた導電層34も酸化され、第1絶縁膜14上に第1酸化シリコン膜33が形成される。つまり、実施例3によれば、電荷蓄積層22の側方であって、電荷蓄積層22とダミー層29との間に第1酸化シリコン膜33を形成することができる。よって、電荷蓄積層22に、ポリシリコン膜を用いた場合でも、第1絶縁膜14と同じ材料である窒化シリコン膜を用いた場合でも、蓄積された電荷が移動することを抑制することができる。
実施例4に係るフラッシュメモリの製造方法は、まず、図2(a)から図8(d)で示した実施例1に係るフラッシュメモリと同じ工程を実施する。その後、図9(a)から図9(d)で示す製造工程において、ラジカル酸化法もしくはプラズマ酸化法を用い、半導体基板10とワードライン18とを酸化させて、アンダーカット部36a内にトンネル絶縁膜20とトップ絶縁膜24とを形成する。この際、ラジカル酸化法もしくはプラズマ酸化法は窒化シリコン膜も酸化され易いため、第1絶縁膜14も酸化が進み、第1酸化シリコン膜33が形成される。その後、アンダーカット部36a内に電荷蓄積層22を形成する。この際同時に、アンダーカット部36b内に電荷蓄積層22と同じ材料からなるダミー層29が形成される。
実施例4の製造方法のように、ラジカル酸化法もしくはプラズマ酸化法を用いて、トンネル絶縁膜20とトップ絶縁膜24とを形成することで、図25(a)から図25(d)のように、電荷蓄積層22の側方であって、電荷蓄積層22とダミー層29との間に第1酸化シリコン膜33を形成することができる。よって、電荷蓄積層22に、ポリシリコン膜を用いた場合でも、第1絶縁膜14と同じ材料である窒化シリコン膜を用いた場合でも、電荷蓄積層22に蓄積された電荷が移動することを抑制することができる。
実施例4の製造方法において、実施例1の製造方法を基にして、積層膜26を形成する際に、ラジカル酸化法もしくはプラズマ酸化法を用いる場合を例に示したが、これに限られない。実施例2の製造方法および実施例3の製造方法に、実施例4の製造方法を用いてもよい。また、ラジカル酸化法やプラズマ酸化法に限らず、シリコンと同時に窒化シリコン膜も酸化が進む酸化法であれば、その他の酸化法を用いることもできる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
図1(a)は実施例1に係るフラッシュメモリの上面図であり、図1(b)から図1(d)は図1(a)のB−B間からD−D間の断面図である。 図2(a)は実施例1に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その1)であり、図2(b)は図2(a)のB−B間の断面図である。 図3(a)は実施例1に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その2)であり、図3(b)は図3(a)のB−B間の断面図である。 図4(a)は実施例1に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その3)であり、図4(b)は図4(a)のB−B間の断面図である。 図5(a)は実施例1に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その4)であり、図5(b)は図5(a)のB−B間の断面図である。 図6(a)は実施例1に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その5)であり、図6(b)および図6(c)は図6(a)のB−B間およびC−C間の断面図である。 図7(a)は実施例1に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その6)であり、図7(b)および図7(c)は図7(a)のB−B間およびC−C間の断面図である。 図8(a)は実施例1に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その7)であり、図8(b)から図8(d)は図8(a)のB−B間からD−D間の断面図である。 図9(a)は実施例1に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その8)であり、図9(b)から図9(d)は図9(a)のB−B間からD−D間の断面図である。 図10(a)は実施例2に係るフラッシュメモリの上面図であり、図10(b)から図10(d)は図10(a)のB−B間からD−D間の断面図である。 図11(a)は実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その1)であり、図11(b)は図11(a)のB−B間の断面図である。 図12(a)は実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その2)であり、図12(b)は図12(a)のB−B間の断面図である。 図13(a)は実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その3)であり、図13(b)は図13(a)のB−B間の断面図である。 図14(a)は実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その4)であり、図14(b)は図14(a)のB−B間の断面図である。 図15(a)は実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その5)であり、図15(b)および図15(c)は図15(a)のB−B間およびC−C間の断面図である。 図16(a)は実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その6)であり、図16(b)および図16(c)は図16(a)のB−B間およびC−C間の断面図である。 図17(a)は実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その7)であり、図17(b)から図17(d)は図17(a)のB−B間からD−D間の断面図である。 図18(a)は実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その8)であり、図18(b)から図18(d)は図18(a)のB−B間からD−D間の断面図である。 図19(a)は実施例3に係るフラッシュメモリの上面図であり、図19(b)から図19(d)は図19(a)のB−B間からD−D間の断面図である。 図20(a)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その1)であり、図20(b)は図20(a)のB−B間の断面図である。 図21(a)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その2)であり、図21(b)および図21(c)は図21(a)のB−B間およびC−C間の断面図である。 図22(a)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その3)であり、図22(b)および図22(c)は図22(a)のB−B間およびC−C間の断面図である。 図23(a)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その4)であり、図23(b)から図23(d)は図23(a)のB−B間からD−D間の断面図である。 図24(a)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造方法を示す上面図(その5)であり、図24(b)から図24(d)は図24(a)のB−B間からD−D間の断面図である。 図25(a)は実施例4に係るフラッシュメモリの上面図であり、図25(b)から図25(d)は図25(a)のB−B間からD−D間の断面図である。
符号の説明
10 半導体基板
12 溝部
14 第1絶縁膜
16 第2絶縁膜
18 ワードライン
20 トンネル絶縁膜
22 電荷蓄積層
24 トップ絶縁膜
26 積層膜
28 ゲート絶縁膜
29 ダミー層
30 拡散領域
31 第2酸化シリコン膜
32 マスク層
33 第1酸化シリコン膜
34 導電層
36a アンダーカット部
36b アンダーカット部

Claims (6)

  1. 溝部が延伸して設けられた半導体基板と、
    前記溝部の側面に設けられた第1絶縁膜と、
    前記溝部に埋め込まれるように設けられた、前記第1絶縁膜と異なる材料からなる第2絶縁膜と、
    前記半導体基板上方に設けられた、前記溝部に交差して延伸するワードラインと、
    前記ワードライン幅方向における中央部下の前記半導体基板上に設けられ、前記溝部で前記ワードライン延伸方向に分離する、前記第1絶縁膜と異なる材料からなるゲート絶縁膜と、
    前記ワードライン幅方向における両端部下の前記半導体基板上に前記ゲート絶縁膜を挟むように設けられ、前記溝部で前記ワードライン延伸方向に分離する電荷蓄積層と、を具備し、
    前記第1絶縁膜の上面は前記電荷蓄積層の下面より下方に位置し、前記第1絶縁膜上に酸化膜が設けられ、前記電荷蓄積層は前記酸化膜により分離されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2絶縁膜の上面は前記電荷蓄積層の上面より上方に位置していることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記電荷蓄積層は前記第1絶縁膜と異なる材料からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板とに、延伸する溝部を形成する工程と、
    前記溝部の側面に前記ゲート絶縁膜と異なる材料からなる第1絶縁膜を形成する工程と、
    前記溝部に埋め込まれるように、前記第1絶縁膜と異なる材料からなる第2絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上に、前記溝部に交差して延伸するワードラインを形成する工程と、
    前記ワードライン幅方向における中央部下の前記半導体基板上に前記ゲート絶縁膜が残存するよう、前記ゲート絶縁膜を除去する工程と、
    前記ワードライン幅方向における両端部下の前記ゲート絶縁膜を除去した領域に、前記ワードラインの幅方向における両端部下の前記半導体基板上に前記ゲート絶縁膜を挟むとともに前記溝部で前記ワードラインの延伸方向に分離するように電荷蓄積層を形成する工程と、
    前記電荷蓄積層が形成されるべき領域の側方に酸化膜を形成する工程と、を有し、
    前記第1絶縁膜の上面は前記電荷蓄積層の下面より下方に位置し、前記酸化膜は前記第1絶縁膜上に形成され、前記電荷蓄積層は前記酸化膜により分離されていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記酸化膜を形成する工程は、ラジカル酸化法もしくはプラズマ酸化法を用いて、前記酸化膜を形成する工程を含むことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第2絶縁膜を形成する工程は、前記電荷蓄積層を形成する工程の後における前記第2絶縁膜の上面が前記電荷蓄積層の上面より上方に位置するよう、前記第2絶縁膜を形成する工程を含むことを特徴とする請求項4又は5に記載の半導体装置の製造方法。
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