JP2005091310A - デバッグ回路 - Google Patents

デバッグ回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2005091310A
JP2005091310A JP2003328803A JP2003328803A JP2005091310A JP 2005091310 A JP2005091310 A JP 2005091310A JP 2003328803 A JP2003328803 A JP 2003328803A JP 2003328803 A JP2003328803 A JP 2003328803A JP 2005091310 A JP2005091310 A JP 2005091310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
output
circuit
signal
lsi
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003328803A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4242741B2 (ja
Inventor
Yasushi Ueda
泰志 上田
Makoto Okazaki
誠 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003328803A priority Critical patent/JP4242741B2/ja
Priority to US10/939,406 priority patent/US20050066232A1/en
Priority to KR1020040074467A priority patent/KR100657077B1/ko
Priority to CNA2009101401431A priority patent/CN101604274A/zh
Priority to CNB200410079702XA priority patent/CN100568006C/zh
Priority to TW093128126A priority patent/TWI252321B/zh
Publication of JP2005091310A publication Critical patent/JP2005091310A/ja
Priority to KR1020060071537A priority patent/KR100950612B1/ko
Priority to US12/194,698 priority patent/US20080313517A1/en
Priority to US12/194,708 priority patent/US20080313499A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4242741B2 publication Critical patent/JP4242741B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/28Error detection; Error correction; Monitoring by checking the correct order of processing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/22Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
    • G06F11/24Marginal checking or other specified testing methods not covered by G06F11/26, e.g. race tests
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/31705Debugging aspects, e.g. using test circuits for debugging, using dedicated debugging test circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

【課題】 LSIを装置基板に実装して機能評価する際の動作不具合が発生した場合、その原因解析は、内部回路の動作を詳細に把握できない為、非常に困難であり、この問題を解決するデバッグ回路を提供する。
【解決手段】 変換ブロック140において、選択ブロック120より出力された不具合の原因解明に有効と考えられる複数の内部信号を、タイミング生成ブロック130から出力された信号でラッチし、シリアルデータに変換して出力ブロック150に出力することで、少ない外部ピンでLSI内部の複数の信号を観測可能となり、LSIの動作不具合の解析を速やかにかつ確実に実行できる構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明はデバッグ回路、特にLSI(大規模集積回路)の論理回路の動作不具合時のLSIの論理回路のタイミングをデバッグする回路に関する。
LSIは、一般に極めて多数の回路が高密度に集積されている為に、設計試作段階で各回路が正常に動作するのみならず、回路相互間の動作も保証する必要がある。特に、これら回路への信号路には不可避的に伝播遅延等を伴うので、信号のタイミングのばらつきにより動作異常(不具合)を生じる場合がある。不具合が生じた場合には、デバッグを行い、その原因を究明して、解決する必要がある。従来のLSIの動作不具合のデバッグ技法としては、プログラムの手順とLSIの外部端子をロジックアナライザ等の測定器による波形観測から得られる限られた情報に基づき、内部状態を推定し、その状態が論理的に設計データに当てはまるか否か判断する。また、LSIの内部タイミング信号をあらかじめ複数の選択回路に入力しておき、LSI外部よりレジスタ設定されたレジスタの値をデコードして複数の選択回路に入力することにより、所望の信号を外部端子から直接観測できるような回路も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−259441号公報(第1−4頁、第1図)
しかしながら、前記従来の技術にあっては、前者の場合には、LSIの内部状態を少ない情報に基づいて推定/仮定しなければならない為に、LSIの動作不具合の原因究明に多くの時間がかかるという問題があった。また、後者の場合、LSI内部の信号を直接外部に出力するため、原因を解析するためには多くの専用外部ピンが必要になるという問題があった。さらに、内部タイミング信号には高速に動作している信号が多いため、LSI外部で観測するためには、その速度に対応した計測器が必要となる問題もあった。また、内部タイミング信号単体では問題の解析を開始するためのトリガを発生出来ない場合があるという問題もあった。
本発明は、上記のような従来問題を解決するためになされたもので、選択回路及びLSI外部から書き換え可能なレジスタを備えて、論理回路内部のパラレル信号を効率良く選択し、さらにシリアル信号に変換することにより、少ない外部ピンでLSI内部の複数の状態を観測することのできるデバッグ回路を提供することを目的とする。
また、本発明は、選択された論理回路の内部信号について演算処理を行いデータを出力することにより、設計段階で想定していないタイミングのトリガ信号を解析時に生成することのできるデバッグ回路を提供することを目的とする。
また、本発明は、選択された論理回路の内部の高速信号の変化点を検出して、該信号を反転させ、又は該信号のパルス幅を変更することにより、高速に変化する信号を比較的容易に取り込んで観測することのできるデバッグ回路を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、選択された論理回路の内部信号を、レジスタより設定された値と比較し、その結果をLSI外部に出力することにより、LSI内部の異常データ解析を可能にすることのできるデバッグ回路を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のデバッグ回路は、所望の論理機能を実現する論理回路を含むLSIの機能をデバッグするデバッグ回路において、前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号から、所定の信号を選択して出力する選択ブロックと、前記論理回路から出力される複数の基準信号から、所定の基準信号を選択するタイミング生成ブロックと、前記選択ブロックで選択された所定の信号を、前記タイミング生成ブロックから出力される基準信号のタイミングでパラレルシリアル変換し、変換したシリアル信号を出力する変換ブロックと、前記変換ブロックから出力されたシリアル信号を外部に出力する出力ブロックとを備えることを特徴とするものである。
これにより、パラレル信号をシリアル信号に変換して出力できるため、少ない外部ピンで非常に多くのLSI内部状態を観測することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
また、本発明の請求項2に記載のデバッグ回路は、請求項1に記載のデバッグ回路において、前記タイミング生成ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、前記論理回路から出力される複数の基準信号の選択を行うことを特徴とするものである。
これにより、LSIが動作中においても自由に前記タイミング生成ブロックの出力信号を変更することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項3に記載のデバッグ回路は、請求項1に記載のデバッグ回路において、前記変換ブロックは、前記シリアル信号を出力するタイミングに同期して、ストローブ信号を出力することを特徴とするものである。
これにより、シリアルデータの有効範囲を容易に判断することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項4に記載のデバッグ回路は、請求項1に記載のデバッグ回路において、前記変換ブロックは、前記シリアル信号の前に、又は後ろに、又は前及び後に、所定の基準信号を付加して出力することを特徴とするものである。
これにより、シリアルデータの有効範囲を容易に判断することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項5に記載のデバッグ回路は、請求項1に記載のデバッグ回路において、前記変換ブロックは、前記選択ブロックから出力される信号から、所定の信号を選択する選択回路を備え、前記選択回路で選択された信号のみをパラレルシリアル変換して前記出力ブロックに出力し、前記選択された信号以外の信号をそのまま前記出力ブロックに出力することを特徴とするものである。
これにより、例えば、詳細なタイミングをデバッグする信号と、状態をデバッグする信号とを切り分けて出力するも可能となり、少ない外部ピンでLSI内部の複数の状態を観測することができ、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項6に記載のデバッグ回路は、請求項5に記載のデバッグ回路において、前記変換ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタをさらに備え、前記選択回路は、前記レジスタの値をもとに、前記選択ブロックから出力される信号の選択を行うことを特徴とするものである。
これにより、LSIが動作中においても自由に前記変換ブロックの出力信号を変更することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項7に記載のデバッグ回路は、所望の論理機能を実現する論理回路を含むLSIの機能をデバッグするデバッグ回路において、前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号から、所定の信号を選択して出力する選択ブロックと、前記選択ブロックで選択された所定の信号を論理演算し、その結果をトリガ信号として出力するトリガ信号生成ブロックと、前記選択ブロックで選択された所定の信号、及び前記トリガ信号を外部に出力する出力ブロックと、を備えることを特徴とするものである。
これにより、設計段階で予め想定していなかったタイミングのトリガ信号を生成することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項8に記載のデバッグ回路は、請求項7に記載のデバッグ回路において、前記選択ブロックは、複数のLSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記複数のレジスタの値をもとに、前記トリガ信号生成ブロックに出力する信号と、前記出力ブロックに出力する信号と、をそれぞれ個別に選択して出力することを特徴とするものである。
これにより、トリガ信号生成に使用した信号、及びそれ以外の信号をLSI外部に出力することも可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項9に記載のデバッグ回路は、請求項7に記載のデバッグ回路において、前記トリガ信号生成ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、予め定められた論理演算パターンの内のーつを選択して論理演算を行うことを特徴とするものである。
これにより、LSIが動作中においても自由に前記トリガ信号生成ブロックの論理演算方法を変更することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項10に記載のデバッグ回路は、所望の論理機能を実現する論理回路を含むLSIの機能をデバッグするデバッグ回路において、前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号から、所定の信号を選択して出力する選択ブロックと、前記選択ブロックで選択された所定の信号毎に変化点を検出し、検出した変化点で前記所定の信号を反転させ出力する変化点反転ブロックと、前記変化点反転ブロックで変換された所定の信号を外部に出力する出力ブロックと、を備えることを特徴とするものである。
これにより、高速に変化する信号を比較的容易に取り込むことが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項11に記載のデバッグ回路は、請求項10に記載のデバッグ回路において、前記変化点反転ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、前記選択ブロックで選択された所定の信号毎に、変化点として検出するエッジの種類を変更することを特徴とするものである。
これにより、解析を行いたいエッジを自由に選択することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項12に記載のデバッグ回路は、請求項10に記載のデバッグ回路において、前記変化点反転ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、該変化点反転ブロックにおける反転機能の実行をオン/オフすることを特徴とするものである。
これにより、変化点を解析する必要の有無を信号毎に選択することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項13に記載のデバッグ回路は、所望の論理機能を実現する論理回路を含むLSIの機能をデバッグするデバッグ回路において、前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号から、所定の信号を選択して出力する選択ブロックと、前記選択ブロックで選択された所定の信号毎に変化点を検出し、検出した変化点で前記所定の信号のパルス幅を変更するパルス幅変更ブロックと、前記パルス幅変更ブロックで変換された所定の信号を外部に出力する出力ブロックと、を備えることを特徴とするものである。
これにより、高速に変化する信号を比較的容易に取り込むことが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項14に記載のデバッグ回路は、請求項13に記載のデバッグ回路において、前記パルス幅変更ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、前記選択ブロックで選択された所定の信号毎に、変化点として検出するエッジの種類を変更することを特徴とするものである。
これにより、解析を行いたいエッジを自由に選択することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項15に記載のデバッグ回路は、請求項13に記載のデバッグ回路において、前記パルス幅変更ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、前記所定の信号毎のパルス幅の変化量を変更することを特徴とするものである。
これにより、解析に使用する計測器の分解能に合わせた信号処理が可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項16に記載のデバッグ回路は、請求項13に記載のデバッグ回路において、前記パルス幅変更ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、該パルス幅変更ブロックにおけるパルス幅変更機能の実行をオン/オフするものである。
これにより、変化点を解析する必要の有無を信号毎に選択することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項17に記載のデバッグ回路は、所望の論理機能を実現する論理回路を含むLSIの機能をデバッグするデバッグ回路において、前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号から、所定の信号を選択して出力する選択ブロックと、前記選択ブロックで選択された所定の信号のレベルを判別し、その結果を出力する信号レベル判別ブロックと、前記選択ブロックで選択された所定の信号、及び前記レベル判別結果を外部に出力する出力ブロックと、を備えることを特徴とするものである。
これにより、内部データバスやアドレスバスのような複数の信号の異常状態を検出することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項18に記載のデバッグ回路は、請求項17に記載のデバッグ回路において、前記選択ブロックは、複数のLSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記複数のレジスタの値をもとに、前記信号レベル判別ブロックに出力する信号と、外部に出力する信号と、をそれぞれ個別に選択して出力することを特徴とするものである。
これにより、信号レベル判別に使用した信号と、別の信号との両方をLSI外部に出力することも可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項19に記載のデバッグ回路は、請求項17に記載のデバッグ回路において、前記信号レベル判別ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、該信号レベル判別ブロックの判別するレベルの値を変更することを特徴とするものである。
これにより、自由に前記信号レベル判別ブロックの判別するレベル値を変更することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項20に記載のデバッグ回路は、請求項1、請求項7、請求項10、請求項13、請求項17のいずれかに記載のデバッグ回路において、前記選択ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号の選択を行うことを特徴とするものである。
これにより、LSIが動作中においても自由に前記選択ブロックの出力信号を変更することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項21に記載のデバッグ回路は、請求項1、請求項7、請求項10、請求項13、請求項17のいずれかに記載のデバッグ回路において、前記論理回路は、LSI外部から書き換え可能なレジスタと、前記レジスタの値に応じて、複数のタイミング信号、複数の状態信号、又は複数の基準信号の選択を行う選択回路と、を備えたことを特徴とするものである。
これにより、LSIが動作中においても自由に前記論理回路の出力信号を変更することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項22に記載のデバッグ回路は、請求項1、請求項7、請求項10、請求項13、請求項17のいずれかに記載のデバッグ回路において、前記出力ブロックは、デバッグ専用端子を用いて出力を行うことを特徴とするものである。
これにより、LSIが実装された基板上であっても何の工夫もなくデバックを行うことが可能となる。
本発明の請求項23に記載のデバッグ回路は、請求項1、請求項7、請求項10、請求項13、請求項17のいずれかに記載のデバッグ回路において、前記出力ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記出力ブロックが、前記レジスタの値をデコードすることによりLSIの既存の出力端子を用いて出力を行うことを特徴とするものである。
これにより、デバッグ専用の外部ピンを削除することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明に係るデバッグ回路によれば、所望の論理機能を実現する論理回路を含むLSIの機能をデバッグするデバッグ回路において、前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号から、所定の信号を選択して出力する選択ブロックと、前記論理回路から出力される複数の基準信号から、所定の基準信号を選択するタイミング生成ブロックと、前記選択ブロックで選択された所定の信号を、前記タイミング生成ブロックから出力される基準信号のタイミングでパラレルシリアル変換し、変換したシリアル信号を出力する変換ブロックと、前記変換ブロックから出力されたシリアル信号を外部に出力する出力ブロックとを備えるようにしたので、論理回路の複数の内部タイミング信号、状態信号、又は基準信号を効率よく選択して、デバッグ時の効率を向上させると同時に、パラシリ変換することにより、少ない外部ピンで非常に多くの論理回路の内部信号を観測することができる効果が得られる。
また、本発明に係るデバッグ回路によれば、選択ブロックから出力された複数の信号を論理演算回路をもって論理演算し、トリガ信号を出力するトリガ信号生成回路を備えるようにしたので、設計段階で予め想定していなかったタイミングのトリガ信号を、デバッグに必要なときに、簡単に発生することができる効果が得られる。
また、本発明に係るデバッグ回路によれば、選択ブロックで選択された複数の信号のそれぞれに対して、対応する信号処理回路をもって該信号の変化点を検出し、信号を反転させる変化点反転ブロックを備えるようにしたので、高速に変化する信号を比較的に容易に取り込むことにより、高速な信号でも観測できることとなり、デバッグ効率を大幅に改善することができる効果が得られる。
また、本発明に係るデバッグ回路によれば、選択ブロックで選択された複数の信号のそれぞれに対して、対応する信号処理回路をもって該信号の変化点を検出し、信号のパルス幅を引き伸ばすパルス幅変更ブロックを備えるようにしたので、高速に変化する信号を比較的に容易に取り込むことにより、高速な信号でも観測できることとなり、デバッグ効率を大幅に改善することができる効果が得られる。
また、本発明に係るデバッグ回路によれば、LSI外部から書き換え可能なレジスタの保持している値と、選択ブロックで選択された複数の信号のレベルとを比較しその結果をLSI外部に出力する信号レベル判別ブロックを備えるようにしたので、非常に少ない出力端子で、LSI内部のデータバスやアドレスバスのような複数の信号の異常状態の検出を可能にする上、LSI動作中においても、前記レジスタの値の変更によって、比較基準値を自由に変更できるため、デバッグ効率を一層上げることができる効果が得られる。
即ち、本発明のデバッグ回路によれば、ターゲットとなる装置に実装されたLSIにおいて、その内部回路から出力される内部タイミングや内部状態をLSI外部から確認し、LSI設計の検証時の論理シミュレーションにおけるデバッグの漏れを装置評価時に迅速に発見することができる。これにより、LSIの評価の為の工数を削減し、LSI開発にかかる開発時間を短縮することが可能となる。また、LSI評価時に検出されず、実際の使用環境の中で発生し得る潜在的なバグ解析をも可能にするデバッグ回路を提供することが可能となる。
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態1)
以下に、本発明の実施の形態1によるデバッグ回路を、図1を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1によるデバッグ回路の構成を示すブロック図である。図1において、100は本発明のデバッグ回路を含んだLSI、110はLSIの主機能を実現する論理回路、111は論理回路110内部に設けられている、LSI外部より書き換え可能なレジスタ、112〜117は論理回路110内部の複数のタイミング信号群あるいは複数の状態信号群から所定の信号群を選択する選択回路、118は論理回路110内部の複数の基準信号群から所定の信号群を選択する選択回路、120は論理回路110から出力された信号群から所定の信号を選択する選択ブロック、121はLSI外部より書き換え可能なレジスタ、122〜127は論理回路110から出力された信号群から所定の信号を選択する選択回路、130は論理回路110から出力された基準信号群から所定の基準信号を選択するタイミング生成ブロック、131はLSI外部より書き換え可能なレジスタ、132は論理回路110から出力された基準信号群から所定の基準信号を選択する選択回路、140は選択ブロック120から出力されたパラレルデータをタイミング生成ブロック130から出力されたタイミングでシリアルデータに変換する変換ブロック、141はLSI外部より書き換え可能なレジスタ、142は選択ブロック120から入力された信号群から所定の信号を選択する選択回路、143は選択回路142から出力されたパラレルデータをタイミング生成ブロック130から出力されたタイミングでシリアルデータに変換するパラシリ変換回路、150は変換ブロック140から出力された信号をLSI外部に出力する出力ブロックである。
このように、本実施の形態1によるデバッグ回路は、LSIの論理回路内に設けられている論理回路110内部の複数のタイミング信号群、状態信号群、基準信号群から所定の信号群を選択する選択回路群112〜118及びレジスタ111と、選択回路群122〜127及びレジスタ121を有する選択ブロック120と、選択回路132及びレジスタ131を有するタイミング生成ブロック130と、レジスタ141、選択回路142、及びパラシリ変換回路143を有する変換ブロック140と、出力ブロック150とによって構成されている。
次に、上記のように構成されている本実施の形態1によるデバッグ回路の動作を、図1を参照しながら詳細に説明する。
論理回路110は、LSI100の主機能を実現する回路である。不具合が発生した場合、LSIの設計者は、LSIの設計時に論理回路110が正常に動作しないときに備えて、その不具合の解析、原因究明に有効と考えられる論理回路110の内部タイミング信号あるいは状態信号を予め複数選択して、選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続する。また、原因解明に有効と考えられる複数の内部タイミング信号あるいは状態信号を取り込むための基準信号を予め複数選択しておいて、タイミング生成ブロック130の選択回路132に接続する。
通常の論理回路は、複数の動作条件と複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号から動作が決定されるため、動作条件とタイミング信号あるいは状態信号の組合せが無数に存在し得る。しかしながら、LSIの論理回路設計者は、限られた時間の中で、この無数に存在し得る動作条件の回路検証を、ある動作の回路検証に代表させて論理回路の検証を行う為、LSIの論理回路設計者が想定していない動作条件があると、不具合が出現することがある。この傾向は、LSIの回路規模が大きくなればなる程、そのLSIの動作が複雑となる為、このような不具合の出現が顕著になる。
この課題を解決するために、本実施の形態1では、論理回路110の内部にも選択回路群112〜118、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ111を設け、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号群を選択可能にして、より多くの信号を効率よく選択することが可能となる。たとえば、論理回路110の機能ブロック毎に選択回路を設けたり、設計者毎に選択回路を設けることにより、論理回路110の中で機能ブロック毎、あるいは設計者毎に選択ブロック120に接続する複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号、及びタイミング生成ブロック130に接続する複数の基準信号を選択可能にして、デバッグ時の効率を向上させることが可能となる。
本実施の形態1では、選択ブロック120に接続された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を、選択回路群122〜127に接続するにあたっては、選択回路112の出力を選択回路122の入力に、選択回路113〜117のそれぞれの出力を選択回路123〜127の入力に接続しているが、どのような接続形態で選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続してもデバッグ回路を実現することは可能である。選択回路群122〜127は、さらにLSI外部から書き換え可能なレジスタ121の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号を選択して、変換ブロック140に接続することができる。
タイミング生成ブロック130に接続された選択回路118の複数の基準信号出力を、選択回路132に接続する。選択回路132は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ131の値によってその値をデコードすることにより選択回路の出力信号を選択して、変換ブロック140に接続する。
変換ブロック140は、パラシリ変換回路143において、選択ブロック120の選択回路群122〜127の出力信号の内、選択回路142で選択された信号を、タイミング生成ブロック130の選択回路132の出力信号でラッチし、ラッチしたデータを特定の順番でシリアルデータに変換して出力ブロック150に出力する。なお、デバッグ時に解析を容易にするために、出力ブロック150にデータを送出する際に、送出データに同期してストローブ信号を出力することも可能である。また、出力ブロック150にデータを送出する際に、送出データの前、又は後、又は前後ともに予め決めてあった基準信号を付加してデータを送出することも可能である。これにより送出データの有効範囲を容易に判断することが可能となる。
また、変換ブロック140において、選択ブロック120の選択回路群122〜127の出力信号の内、高速で変化する信号と、低速で変化する信号とを選択回路142で選択し、低速で変化する信号をパラシリ変換回路143に入力してパラレルシリアル変換し、高速で変化する信号をそのまま出力ブロック150に出力することも可能である。これにより、詳細なタイミングをデバッグする信号と、状態をデバッグする信号とを切り分けて少ない出力信号でLSI内部の複数の状態を観測することが可能となる。さらにLSI外部から書き換え可能なレジスタ141の値によってその値をデコードすることにより、選択ブロック120の選択回路群122〜127の出力信号を、パラシリ変換回路143に出力する信号と、そのまま出力ブロック150に出力する信号とに選択回路142で選択して出力することも可能である。
出力ブロック150は、変換ブロック140より出力されたデータ、又はストローブ信号をLSI100の外部に出力する。なお、この本実施の形態1では、外部出力ピンをデバッグ専用ピンの例で説明したが、LSI外部から書き換え可能なレジスタ151(図示しない)を備え、その値によってLSI100の既存のピンにマルチプレクスしてデータ、又はストローブ信号を出力することも可能である。
出力ブロック150より出力されたデータ、又はストローブ信号をロジックアナライザ等の測定器を使用して観測することにより、デバッグを行う。問題のある、即ち不具合の原因となる内部タイミング信号、あるいは状態信号が判明するまで、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121、131、141へ書込む値を順次変えてデバッグを行う。これにより、LSI100の内部タイミング信号、あるいは状態信号の動作不具合のデバッグを簡単に実現することができる。
このように、本実施の形態1によるデバッグ回路では、LSIの論理回路内に配置されている論理回路の内部信号を選択して出力する選択回路群112〜118、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ111と、前記選択回路群112〜117からの出力信号を選択して出力する選択回路群122〜127、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ121を有する選択ブロック120と、前記選択回路118からの出力信号を選択して出力する選択回路132、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ131を有するタイミング生成ブロック130と、前記選択回路群122〜127からの出力信号を選択して出力する選択回路142、前記選択回路142からの出力信号を変換するパラシリ変換回路143、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ141を有する変換ブロック140と、前記変換ブロック140の出力信号をLSI外部へ出力する出力ブロック150とを備えるようにしたので、論理回路の複数の内部タイミング信号、状態信号、又は基準信号を効率よく選択して、デバッグ時の効率を向上させると同時に、パラシリ変換することにより、少ない外部ピンで非常に多くの論理回路の内部信号を観測することができる。
また、出力信号に基準信号を付加して出力し、あるいは同期してストローブ信号を出力することにより、送出データの有効範囲を容易に判断することができる。
また、変換ブロックにおいて、例えば低速で変化する信号をパラシリ変換信号として、その他の信号をそのままLSI外部に出力する信号として選択する選択回路を備えたので、詳細なタイミングをデバッグする信号と、状態をデバッグする信号とを切り分けて、少ない出力信号でLSI内部の複数の状態を観測することが可能となる。
また、論理回路110、選択ブロック120、タイミング生成回路130、及び変換ブロック140にLSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121、131、141を設けるようにしたので、該レジスタの保持している値をデコードすることにより、LSIが動作中においても自由に当該回路又はブロックの出力信号を変更することができる。
さらに、本実施の形態1のデバッグ回路をLSIの専用出力ピンで実現しているため、LSIが実装された基板上であっても何の工夫もなくデバッグが可能である。また、出力ブロックに、LSI外部から書き換え可能なレジスタを設けるようにすれば、該レジスタの保持している値をデコードすることにより、LSI既存の出力端子を用いて出力することもできる。これにより、デバッグ専用端子を設けなくてもデバッグが可能となり、デバッグ専用の外部ピンを削減することができる。
(実施の形態2)
以下に、本発明の実施の形態2によるデバッグ回路を、図2を用いて説明する。
図2は、本実施の形態2によるデバッグ回路の構成を示すブロック図である。図2において、160は選択ブロック120から入力されたデータを論理演算してトリガ信号を生成するトリガ信号生成ブロック、161はLSI外部より書き換え可能なレジスタ、162は選択ブロック120から出力されたデータを論理演算する論理演算回路である。本実施の形態2によるデバッグ回路のその他の構成成分は、前述の実施の形態1によるデバッグ回路の構成成分と同様なため、同様な符号を付してその説明を省略する。
次に、上記のような構成を有する本実施の形態2によるデバッグ回路の動作を、図2を参照しながら詳細に説明する。
論理回路110は、LSI100の主機能を実現する回路である。不具合が発生した場合、LSIの設計者は、LSIの設計時に論理回路110が正常に動作しないときに備えて、その不具合の解析、原因究明に有効と考えられる論理回路110の内部タイミング信号あるいは状態信号を予め複数選択して、選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続する。
通常の論理回路は、複数の動作条件と複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号から動作が決定されるため、動作条件とタイミング信号あるいは状態信号の組合せが無数に存在し得る。しかしながら、LSIの論理回路設計者は、限られた時間の中で、この無数に存在し得る動作条件の回路検証を、ある動作の回路検証に代表させて論理回路の検証を行う為、LSIの論理回路設計者が想定していない動作条件があると、不具合が出現することがある。この傾向は、LSIの回路規模が大きくなればなる程、そのLSIの動作が複雑となる為、このような不具合の出現が顕著になる。
この課題を解決するために、本実施の形態2では、論理回路110の内部にも選択回路群112〜117、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ111を設け、レジスタ111の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号群を選択可能にして、より多くの信号を効率よく選択することが可能となる。たとえば、論理回路110の機能ブロック毎に選択回路を設けたり、設計者毎に選択回路を設けることにより、論理回路110の中で機能ブロック毎、あるいは設計者毎に選択ブロック120に接続する複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を選択可能にして、デバッグ時の効率を向上させることが可能となる。
本実施の形態2では、選択ブロック120に接続された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を、選択回路群122〜127に接続するにあたっては、選択回路112の出力を選択回路122の入力に、選択回路113〜117のそれぞれの出力を選択回路123〜127の入力に接続しているが、どのような接続形態で選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続してもデバッグ回路を実現することは可能である。選択回路群122〜127は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ121の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号を選択して、トリガ信号生成ブロック160、あるいは出力ブロック150に接続する。また、本実施の形態2で示しているように、デバッグを容易にするために選択回路群122〜127の出力信号をLSI外部から書き換え可能なレジスタ121の値によってその値をデコードすることにより複数本出力できるようにして、トリガ信号生成ブロック160に入力した複数の信号とは別の信号を出力ブロック150に接続することも可能である。
トリガ信号生成ブロック160において、選択ブロック120より出力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号は論理演算回路162に入力される。論理演算回路162は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ161の値によってその値をデコードすることにより、入力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を予め決定してあった論理式に基づいて論理演算を行う。たとえば、論理演算回路162に入力される信号が、A、B、C、D、E、レジスタ161の値を0から7の範囲で設定できるとすると、レジスタ161の値が0のとき“A&B”、レジスタ161の値が1のとき“A&B&C”、レジスタ161の値が2のとき“A&B&C&D”、レジスタ161の値が3のとき“A&B&C&D&E”、レジスタ161の値が4のとき“A|B”、レジスタ161の値が5のとき“A|B|C”、レジスタ161の値が6のとき“A|B|C|D”、レジスタ161の値が7のとき“A|B|C|D|E”というように論理式を予め論理演算回路162に設計しておくことにより、選択回路のレジス夕111、121の値を変更して所望の信号を論理演算回路162に入力して、デバッグに必要なトリガ信号を容易に発生することが可能になる。なお、論理演算されたトリガ信号は、出力ブロック150に入力され、LSI外部に出力される。
出力ブロック150は、トリガ信号生成ブロック160より出力されたトリガ信号と、選択ブロック120より出力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号をLSI100の外部に出力する。なお、本実施の形態2では、外部出力ピンをデバッグ専用ピンの例で説明したが、LSI外部から書き換え可能なレジスタ151(図示しない)を備え、その値によってLSI100の既存のピンにマルチプレクスしてトリガ信号、あるいは複数のタイミング信号、あるいは複数の状態信号を出力することも可能である。
出力ブロック150より出力されたトリガ信号、あるいは複数のタイミング信号、あるいは複数の状態信号をロジックアナライザ等の測定器を使用して観測することにより、デバッグを行う。問題のある、即ち不具合の原因となる内部タイミング信号あるいは状態信号が判明するまで、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121、161へ書込む値を順次変えてデバッグを行う。これにより、LSI100の内部タイミング信号あるいは状態信号の動作不具合のデバッグを簡単に実現することができる。
このように本実施の形態2によるデバッグ回路では、選択ブロック122〜127から出力された複数の信号を論理演算回路162をもって論理演算し、トリガ信号を出力するトリガ信号生成ブロック160を備えるようにしたので、設計段階で予め想定していなかったタイミングのトリガ信号を、デバッグに必要なときに、簡単に発生することができる。
また、トリガ信号生成ブロック160にLSI外部から書き換え可能なレジスタ161を設けたので、そのレジスタの保持している値をデコードすることにより、LSI動作中においても予め設定してあった論理演算のパターンのうち1つを自由に選択して演算を行うことができ、デバッグに必要なトリガ信号を生成することができる。
また、選択ブロックにも、LSI外部から書き換え可能なレジスタを設けることで、該レジスタの保持している値をデコードすることにより、LSI動作中においても、出力信号を選択して、それぞれトリガ信号生成回路、又は出力ブロックに出力することができる。
または、前記選択ブロックに、LSI外部から書き換え可能なレジスタを複数設け、選択ブロックの選択回路が複数本の出力信号を出力できるようにし、上記複数のレジスタの保持している値をデコードすることにより、トリガ信号生成回路に入力した複数の信号とは、異なる別の信号を出力ブロックに出力することもできる。
(実施の形態3)
以下に、本発明の実施の形態3によるデバッグ回路を、図3を用いて説明する。
図3は、本実施の形態3によるデバッグ回路の構成を示すブロック図である。図3において、170は選択ブロック120から出力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号の変化点を検出して信号処理を行う変化点反転ブロック、171はLSI外部より書き換え可能なレジスタ、172〜177は選択ブロック120の選択回路群122〜127から出力された信号から変化点を検出して信号処理を行う信号処理回路である。本実施の形態3によるデバッグ回路のその他の構成成分は、前述の実施の形態1によるデバッグ回路の構成成分と同様なため、同様な符号を付してその説明を省略する。
次に、上記のような構成を有する本実施の形態3によるデバッグ回路の動作を、図1を参照しながら詳細に説明する。
論理回路110は、LSI100の主機能を実現する回路である。不具合が発生した場合、LSIの設計者は、LSIの設計時に論理回路110が正常に動作しないときに備えて、その不具合の解析、原因究明に有効と考えられる論理回路110の内部タイミング信号、あるいは状態信号を予め複数選択して、選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続する。
通常の論理回路は、複数の動作条件と複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号から動作が決定されるため、動作条件とタイミング信号あるいは状態信号の組合せが無数に存在し得る。しかしながら、LSIの論理回路設計者は、限られた時間の中で、この無数に存在し得る動作条件の回路検証を、ある動作の回路検証に代表させて論理回路の検証を行う為、LSIの論理回路設計者が想定していない動作条件があると、不具合が出現することがある。この傾向は、LSIの回路規模が大きくなればなる程、そのLSIの動作が複雑となる為に、このような不具合の出現が顕著になる。
この問題を解決するために、本実施の形態3では、論理回路110の内部にも選択回路群112〜117、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ111を設け、レジスタ111の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号群を選択可能にして、より多くの信号を効率よく選択することが可能となる。たとえば、論理回路110の機能ブロック毎に選択回路を設けたり、設計者毎に選択回路を設けることにより論理回路110の中で機能ブロック毎、あるいは設計者毎に選択ブロック120に接続する複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を選択可能にして、デバッグ時の効率を向上させることが可能となる。
本実施の形態3では、選択ブロック120に接続された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を、選択回路群122〜127に接続するにあたっては、選択回路112の出力を選択回路122の入力に、選択回路113〜117のそれぞれの出力を選択回路123〜127の入力に接続しているが、どのような接続形態で選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続してもデバッグ回路を実現することは可能である。選択回路群122〜127は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ121の値によってその値をデコードすることにより、各選択回路の出力信号を選択して、変化点反転ブロック170に接続する。
変化点反転ブロック170は、選択ブロック120の選択回路群122〜127から出力された信号を信号処理回路群172〜177の対応する信号処理回路に入力する。信号が入力された信号処理回路群172〜177は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ171の値によってその値をデコードすることにより、立ち上がりエッジで、あるいは立ち下がりエッジで、あるいは両エッジで出力信号の変化点を検出し、反転させて出力ブロック150に出力する。これらの設定は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ171によって、各信号処理回路毎に設定可能であり、また個別に機能をオン/オフすることも可能である。
出力ブロック150は、変化点反転ブロック170より出力された信号をLSI100の外部に出力する。なお、本実施の形態3では、外部出力ピンをデバッグ専用ピンの例で説明したが、LSI外部から書き換え可能なレジスタ151(図示しない)を備え、その値によってLSI100の既存のピンにマルチプレクスして信号を出力することも可能である。
出力ブロック150より出力された信号をロジックアナライザ等の測定器を使用して観測することにより、デバッグを行う。問題のある、即ち不具合の原因となる内部タイミング信号あるいは状態信号が判明するまで、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121、171へ書込む値を順次変えてデバッグを行う。これにより、LSI100の内部タイミング信号あるいは状態信号の動作不具合のデバッグを簡単に実現することができる。
このように、本実施の形態3によるデバッグ回路では、選択ブロック120で選択された複数の信号のそれぞれに対して、対応する信号処理回路群172〜177をもって該信号の変化点を検出し、信号を反転させる変化点反転ブロック170を備えるようにしたので、高速に変化する信号を比較的に容易に取り込むことにより、高速な信号でも観測できることとなり、デバッグ効率を大幅に改善することができる。
また、変化点反転ブロック170にLSI外部から書き換え可能なレジスタ171を設け、該レジスタの保持している値をデコードすることにより、LSI動作中にも、立ち上がりエッジ、立下りエッジ、又は両方のエッジのいずれかを解析を行いたいエッジとして自由に選択して信号の変化点を検出することができる。又は、該レジスタの保持している値をデコードすることにより、反転機能の実行をオン/オフにして、変化点を解析する必要の有無を信号ごとに選択することもできる。
(実施の形態4)
以下に、本発明の実施の形態4によるデバッグ回路を、図4を用いて説明する。
図4は、本実施の形態4によるデバッグ回路の構成を示すブロック図である。図4において、180は選択ブロック120から出力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号の変化点を検出して信号処理を行うパルス幅変更ブロック、181はLSI外部より書き換え可能なレジスタ、182〜187は選択ブロック120の選択回路群122〜127から出力された信号から変化点を検出して信号処理を行う信号処理回路である。本実施の形態4によるデバッグ回路のその他の構成成分は、前述の実施の形態1によるデバッグ回路の構成成分と同様なため、同様な符号を付してその説明を省略する。
次に、上記のような構成を有する本実施の形態4によるデバッグ回路の動作を、図4を参照しながら詳細に説明する。
論理回路110は、LSI100の主機能を実現する回路である。不具合が発生した場合、LSIの設計者は、LSIの設計時に論理回路110が正常に動作しないときに備えて、その不具合の解析、原因究明に有効と考えられる論理回路110の内部タイミング信号あるいは状態信号を予め複数選択して、選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続する。
通常の論理回路は、複数の動作条件と複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号から動作が決定されるため、動作条件とタイミング信号あるいは状態信号の組合せが無数に存在し得る。しかしながら、LSIの論理回路設計者は、限られた時間の中で、この無数に存在し得る動作条件の回路検証を、ある動作の回路検証に代表させて論理回路の検証を行う為、LSIの論理回路設計者が想定していない動作条件があると、不具合が出現することがある。この傾向は、LSIの回路規模が大きくなればなる程、そのLSIの動作が複雑となる為、このような不具合の出現が顕著になる。
この問題を解決するために、本実施の形態4では、論理回路110の内部にも選択回路群112〜117、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ111を設け、レジスタ111の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号群を選択可能にして、より多くの信号を効率よく選択することが可能となる。たとえば、論理回路110の機能ブロック毎に選択回路を設けたり、設計者毎に選択回路を設けることにより、論理回路110の中で機能ブロック毎、あるいは設計者毎に選択ブロック120に接続する複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を選択可能にして、デバッグ時の効率を向上させることが可能となる。
なお、本実施の形態4では、選択ブロック120に接続された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を、選択回路群122〜127に接続するにあたっては、選択回路112の出力を選択回路122の入力に、選択回路113〜117のそれぞれの出力を選択回路123〜127の入力に接続しているが、どのような接続形態で選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続してもデバッグ回路を実現することは可能である。選択回路群122〜127は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ121の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号を選択して、パルス幅変更ブロック180に接続する。
パルス幅変更ブロック180は、選択ブロック120の選択回路群122〜127から出力された信号を信号処理回路群182〜187の対応する信号処理回路に入力する。信号の入力された信号処理回路群182〜187は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ181の値によってその値をデコードすることにより、立ち上がりエッジで、あるいは立ち下がりエッジで、あるいは両エッジで信号の変化点を検出し、パルス幅を変更させて出力ブロック150に出力する。これらの設定は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ181によって、各信号処理回路毎に設定可能であり、個別に機能をオン/オフすることも可能である。また、変更するパルス幅の変化量も設定することが可能である。
出力ブロック150は、パルス幅変更ブロック180より出力された信号をLSI100の外部に出力する。なお、本実施の形態4では、外部出力ピンをデバッグ専用ピンの例で説明したが、LSI外部から書き換え可能なレジスタ151(図示しない)を備え、その値によってLSI100の既存のピンにマルチプレクスして信号を出力することも可能である。
出力ブロック150より出力された信号をロジックアナライザ等の測定器を使用して観測することにより、デバッグを行う。問題のある、即ち不具合の原因となる内部タイミング信号あるいは状態信号が判明するまで、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121、181へ書込む値を順次変えてデバッグを行う。これにより、LSI100の内部タイミング信号あるいは状態信号の動作不具合のデバッグを簡単に実現することができる。
このように、本実施の形態4によるデバッグ回路では、選択ブロック120で選択された複数の信号のそれぞれに対して、対応する信号処理回路群182〜187をもって該信号の変化点を検出し、信号のパルス幅を引き伸ばすパルス幅変更ブロック180を備えるようにしたので、高速に変化する信号を比較的に容易に取り込むことにより、高速な信号でも観測できることとなり、デバッグ効率を大幅に改善することができる。
また、パルス幅変更ブロックにLSI外部から書き換え可能なレジスタ181を設け、該レジスタの保持している値をデコードすることにより、LSI動作中にも、立ち上がりエッジ、又は立下りエッジ、又は両方のいずれかを解析を行いたいエッジとして自由に選択して信号の変化点を検出することができる。又、該レジスタの保持している値をデコードすることにより、パルス幅の変更量を自由に選択して、解析に使用する計測器の分解能に合わせた信号処理が可能となる。さらに、該レジスタの保持している値をデコードすることにより、パルス幅変更機能の実行をオン/オフにして、変化点を解析する必要の有無を信号ごとに選択することもできる。
(実施の形態5)
以下に、本発明の実施の形態5によるデバッグ回路を、図5を用いて説明する。
図5は、本実施の形態5によるデバッグ回路の構成を示すブロック図である。図5において、190は選択ブロック120から入力された信号のレベルと設定された値とを比較判別する信号レベル判別ブロック、191はLSI外部より書き換え可能なレジスタ、192は選択ブロック120から入力された信号レベルとレジスタ191で設定された値とを比較判別するレベル判別回路である。本実施の形態5によるデバッグ回路のその他の構成成分は、前述の実施の形態1によるデバッグ回路の構成成分と同様なため、同様な符号を付してその説明を省略する。
次に、上記のような構成を有する本実施の形態5によるデバッグ回路の動作を、図5を参照しながら詳細に説明する。
論理回路110は、LSI100の主機能を実現する回路である。不具合が発生した場合、LSIの設計者は、LSIの設計時に論理回路110が正常に動作しないときに備えて、その不具合の解析、原因究明に有効と考えられる論理回路110の内部タイミング信号あるいは状態信号を予め複数選択して、選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続する。
通常の論理回路は、複数の動作条件と複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号から動作が決定されるため、動作条件とタイミング信号あるいは状態信号の組合せが無数に存在し得る。しかしながら、LSIの論理回路設計者は、限られた時間の中で、この無数に存在し得る動作条件の回路検証を、ある動作の回路検証に代表させて論理回路の検証を行う為、LSIの論理回路設計者が想定していない動作条件があると、不具合が出現することがある。この傾向は、LSIの回路規模が大きくなればなる程、そのLSIの動作が複雑となる為、このような不具合の出現が顕著になる。
この問題を解決するために、本実施の形態5では、論理回路110の内部にも選択回路群112〜117、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ111とを設け、レジスタ111の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号群を選択可能にして、より多くの信号を効率よく選択することが可能となる。たとえば、論理回路110の機能ブロック毎に選択回路を設けたり、設計者毎に選択回路を設けることにより、論理回路110の中で機能ブロック毎、あるいは設計者毎に選択ブロック120に接続する複数のタイミング信号、あるいは複数の状態信号を選択可能にして、デバッグ時の効率を向上させることが可能となる。
本実施の形態5では、選択ブロック120に接続された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を、選択回路群122〜127に接続するにあたっては、選択回路112の出力を選択回路122の入力に、選択回路113〜117のそれぞれの出力を選択回路123〜127の入力に接続しているが、どのような接続形態で選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続してもデバッグ回路を実現することは可能である。選択回路群122〜127は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ121の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号を選択して、信号レベル判別ブロック190、あるいは出力ブロック150に接続する。本実施の形態5で示しているように、デバッグを容易にするために、選択回路群122〜127の出力信号を、LSI外部から書き換え可能なレジスタ121の値によってその値をデコードすることにより複数本出力できるようにして、信号レベル判別ブロック190に入力した複数の信号とは別の信号を出力ブロック150に接続することも可能である。
信号レベル判別ブロック190において、選択ブロック120より出力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号はレベル判別回路192に入力される。レベル判別回路192は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ191で設定された値と、入力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号のレベルとを比較判別し、レベル判別結果信号を出力ブロック150に出力する。なお、ここでは、選択回路122〜127からの出力にそれぞれ対応するレジスタ191の値と、選択回路122〜127からの出力値とがすべて一致する場合には、“1”を、それ以外の場合には “0”をレベル判別結果信号として出力ブロック150に出力するようにする。具体的には、例えば、レジスタの値が“101101” (LSB側から選択回路122、123、124、125、126、127と対応する)であった場合に、選択回路122の出力が“1”、選択回路123の出力が“1”、選択回路124の出力が“0”、選択回路125の出力が“1”、選択回路126の出力が“1”、選択回路127の出力が“0”であったとすると、レジスタ191の値と、選択回路122〜127からの出力値とが一致していないため、“0”がレベル判別結果信号として出力ブロック150に出力される。なお、レジスタ111、121の値を変更して所望の信号を信号レベル判定回路192に入力し、レジスタ191の値を所望の値に変更することにより、デバッグに必要な信号を容易に発生することが可能になる。レベル判定されたレベル判別結果信号は、出力ブロック150に入力され、LSI外部に出力される。
出力ブロック150は、信号レベル判定ブロック190より出力されたレベル判別結果信号と、選択ブロック120より出力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号とをLSI100の外部に出力する。なお、本実施の形態5では、外部出力ピンをデバッグ専用ピンの例で説明したが、LSI外部から書き換え可能なレジスタ151(図示しない)を備え、その値によってLSI100の既存のピンにマルチプレクスしてレベル判別結果信号、あるいは複数のタイミング信号又は複数の状態信号を出力することも可能である。
出力ブロック150より出力されたレベル判別結果信号、あるいは複数のタイミング信号又は複数の状態信号をロジックアナライザ等の測定器を使用して観測することにより、デバッグを行う。問題のある、即ち不具合の原因となる内部タイミング信号あるいは状態信号が判明するまで、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121、191へ書込む値を順次変えてデバッグを行う。これにより、LSI100の内部タイミング信号あるいは状態信号の動作不具合のデバッグを簡単に実現することができる。
このように、本実施の形態5によるデバッグ回路では、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121、191の保持している値と、選択ブロック120で選択された複数の信号のレベルとを比較しその結果をLSI外部に出力する信号レベル判別ブロック190を備えるようにしたので、非常に少ない出力端子で、LSI内部のデータバスやアドレスバスのような複数の信号の異常状態の検出を可能にする上、LSI動作中においても、前記レジスタの値の変更によって、比較基準値を自由に変更できるため、デバッグ効率を一層上げることができる。
また、選択ブロックにおいても、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備えたので、該レジスタの保持している値をデコードすることにより、選択ブロックの各選択回路の出力信号を選択して、それぞれ信号レベル判別ブロック、あるいは出力ブロックに接続することができる。又は、前記レジスタの保持している値をデコードすることにより、前記選択回路を複数本の出力信号を出力できるよう構成にして、信号レベル判別ブロックに入力した複数の信号とは、別の信号を出力ブロックに接続することもできるため、デバッグ効率を一層上げることができる。
本発明にかかるデバッグ回路は、ターゲットとなる装置に実装されたLSIにおいて、その内部回路から出力される内部タイミングや内部状態をLSI外部から確認し、LSI設計の検証時の論理シミュレーションにおけるデバッグの漏れを装置評価時に迅速に発見する効果を有するものであり、LSIの評価の為の工数を削減し、LSI開発にかかる開発時間を短縮することができ、また、LSI評価時に検出されず、実際の使用環境の中で発生し得る潜在的なバグ解析をも可能にするデバッグ回路として有用であり、特にLSI(大規模集積回路)の論理回路の動作不具合時のLSIの論理回路のタイミングを解析する手法として有用である。
本発明の実施の形態1によるデバッグ回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2によるデバッグ回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3によるデバッグ回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4によるデバッグ回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態5によるデバッグ回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 LSI
110 論理回路
111、121、131、141、151、161、171、181、191 レジスタ
112〜118、122〜127、132、142 選択回路
120 選択ブロック
130 タイミング生成ブロック
140 変換ブロック
143 パラシリ変換回路
150 出力ブロック
160 トリガ信号生成ブロック
162 論理演算回路
170 変化点反転ブロック
172〜177、182〜187 信号処理回路
180 パルス幅変更ブロック
190 信号レベル判別ブロック
192 レベル判別回路

Claims (23)

  1. 所望の論理機能を実現する論理回路を含むLSIの機能をデバッグするデバッグ回路において、
    前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号から、所定の信号を選択して出力する選択ブロックと、
    前記論理回路から出力される複数の基準信号から、所定の基準信号を選択するタイミング生成ブロックと、
    前記選択ブロックで選択された所定の信号を、前記タイミング生成ブロックから出力される基準信号のタイミングでパラレルシリアル変換し、変換したシリアル信号を出力する変換ブロックと、
    前記変換ブロックから出力されたシリアル信号を外部に出力する出力ブロックと、を備える、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  2. 請求項1に記載のデバッグ回路において、
    前記タイミング生成ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、前記論理回路から出力される複数の基準信号の選択を行う、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  3. 請求項1に記載のデバッグ回路において、
    前記変換ブロックは、前記シリアル信号を出力するタイミングに同期して、ストローブ信号を出力する、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  4. 請求項1に記載のデバッグ回路において、
    前記変換ブロックは、前記シリアル信号の前に、又は後ろに、又は前及び後に、所定の基準信号を付加して出力する、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  5. 請求項1に記載のデバッグ回路において、
    前記変換ブロックは、
    前記選択ブロックから出力される信号から、所定の信号を選択する選択回路を備え、
    前記選択回路で選択された信号のみをパラレルシリアル変換して前記出力ブロックに出力し、前記選択された信号以外の信号をそのまま前記出力ブロックに出力する、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  6. 請求項5に記載のデバッグ回路において、
    前記変換ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタをさらに備え、
    前記選択回路は、前記レジスタの値をもとに、前記選択ブロックから出力される信号の選択を行う、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  7. 所望の論理機能を実現する論理回路を含むLSIの機能をデバッグするデバッグ回路において、
    前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号から、所定の信号を選択して出力する選択ブロックと、
    前記選択ブロックで選択された所定の信号を論理演算し、その結果をトリガ信号として出力するトリガ信号生成ブロックと、
    前記選択ブロックで選択された所定の信号、及び前記トリガ信号を外部に出力する出力ブロックと、を備える、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  8. 請求項7に記載のデバッグ回路において、
    前記選択ブロックは、複数のLSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記複数のレジスタの値をもとに、前記トリガ信号生成ブロックに出力する信号と、前記出力ブロックに出力する信号と、をそれぞれ個別に選択して出力する、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  9. 請求項7に記載のデバッグ回路において、
    前記トリガ信号生成ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、予め定められた論理演算パターンの内のーつを選択して論理演算を行う、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  10. 所望の論理機能を実現する論理回路を含むLSIの機能をデバッグするデバッグ回路において、
    前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号から、所定の信号を選択して出力する選択ブロックと、
    前記選択ブロックで選択された所定の信号毎に変化点を検出し、検出した変化点で前記所定の信号を反転させ出力する変化点反転ブロックと、
    前記変化点反転ブロックで変換された所定の信号を外部に出力する出力ブロックと、を備える、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  11. 請求項10に記載のデバッグ回路において、
    前記変化点反転ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、前記選択ブロックで選択された所定の信号毎に、変化点として検出するエッジの種類を変更する、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  12. 請求項10に記載のデバッグ回路において、
    前記変化点反転ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、該変化点反転ブロックにおける反転機能の実行をオン/オフする、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  13. 所望の論理機能を実現する論理回路を含むLSIの機能をデバッグするデバッグ回路において、
    前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号から、所定の信号を選択して出力する選択ブロックと、
    前記選択ブロックで選択された所定の信号毎に変化点を検出し、検出した変化点で前記所定の信号のパルス幅を変更するパルス幅変更ブロックと、
    前記パルス幅変更ブロックで変換された所定の信号を外部に出力する出力ブロックと、を備える、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  14. 請求項13に記載のデバッグ回路において、
    前記パルス幅変更ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、前記選択ブロックで選択された所定の信号毎に、変化点として検出するエッジの種類を変更する、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  15. 請求項13に記載のデバッグ回路において、
    前記パルス幅変更ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、前記所定の信号毎のパルス幅の変化量を変更する、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  16. 請求項13に記載のデバッグ回路において、
    前記パルス幅変更ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、該パルス幅変更ブロックにおけるパルス幅変更機能の実行をオン/オフする、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  17. 所望の論理機能を実現する論理回路を含むLSIの機能をデバッグするデバッグ回路において、
    前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号から、所定の信号を選択して出力する選択ブロックと、
    前記選択ブロックで選択された所定の信号のレベルを判別し、その結果を出力する信号レベル判別ブロックと、
    前記選択ブロックで選択された所定の信号、及び前記レベル判別結果を外部に出力する出力ブロックと、を備える、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  18. 請求項17に記載のデバッグ回路において、
    前記選択ブロックは、複数のLSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記複数のレジスタの値をもとに、前記信号レベル判別ブロックに出力する信号と、外部に出力する信号と、をそれぞれ個別に選択して出力する、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  19. 請求項17に記載のデバッグ回路において、
    前記信号レベル判別ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、該信号レベル判別ブロックの判別するレベルの値を変更する、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  20. 請求項1、請求項7、請求項10、請求項13、請求項17のいずれかに記載のデバッグ回路において、
    前記選択ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号の選択を行う、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  21. 請求項1、請求項7、請求項10、請求項13、請求項17のいずれかに記載のデバッグ回路において、
    前記論理回路は、
    LSI外部から書き換え可能なレジスタと、
    前記レジスタの値に応じて、複数のタイミング信号、複数の状態信号、又は複数の基準信号の選択を行う選択回路と、を備えた、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  22. 請求項1、請求項7、請求項10、請求項13、請求項17のいずれかに記載のデバッグ回路において、
    前記出力ブロックは、デバッグ専用端子を用いて出力を行う、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
  23. 請求項1、請求項7、請求項10、請求項13、請求項17のいずれかに記載のデバッグ回路において、
    前記出力ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、
    前記出力ブロックが、前記レジスタの値をデコードすることによりLSIの既存の出力端子を用いて出力を行う、
    ことを特徴とするデバッグ回路。
JP2003328803A 2003-09-19 2003-09-19 デバッグ用信号処理回路 Expired - Fee Related JP4242741B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003328803A JP4242741B2 (ja) 2003-09-19 2003-09-19 デバッグ用信号処理回路
US10/939,406 US20050066232A1 (en) 2003-09-19 2004-09-14 Debug circuit
CNA2009101401431A CN101604274A (zh) 2003-09-19 2004-09-17 调试电路
CNB200410079702XA CN100568006C (zh) 2003-09-19 2004-09-17 调试电路
KR1020040074467A KR100657077B1 (ko) 2003-09-19 2004-09-17 디버그 회로
TW093128126A TWI252321B (en) 2003-09-19 2004-09-17 Debug circuit
KR1020060071537A KR100950612B1 (ko) 2003-09-19 2006-07-28 디버그 회로
US12/194,698 US20080313517A1 (en) 2003-09-19 2008-08-20 Debug circuit
US12/194,708 US20080313499A1 (en) 2003-09-19 2008-08-20 Debug circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003328803A JP4242741B2 (ja) 2003-09-19 2003-09-19 デバッグ用信号処理回路

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008008670A Division JP2008170443A (ja) 2008-01-18 2008-01-18 デバッグ用信号処理回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005091310A true JP2005091310A (ja) 2005-04-07
JP4242741B2 JP4242741B2 (ja) 2009-03-25

Family

ID=34308831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003328803A Expired - Fee Related JP4242741B2 (ja) 2003-09-19 2003-09-19 デバッグ用信号処理回路

Country Status (5)

Country Link
US (3) US20050066232A1 (ja)
JP (1) JP4242741B2 (ja)
KR (2) KR100657077B1 (ja)
CN (2) CN101604274A (ja)
TW (1) TWI252321B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170443A (ja) * 2008-01-18 2008-07-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd デバッグ用信号処理回路
JP2008225804A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 半導体集積回路
JP2010032468A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Fujitsu Ltd 集積回路及びそのモニタ信号出力方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100849208B1 (ko) * 2006-10-24 2008-07-31 삼성전자주식회사 링 오실레이터를 구비하는 테스트 회로 및 테스트 방법
CN102236067B (zh) * 2010-04-22 2015-07-01 上海华虹集成电路有限责任公司 实现芯片功能故障快速调试定位的方法及其调试电路
CN102236066B (zh) * 2010-04-22 2015-07-01 上海华虹集成电路有限责任公司 实现芯片功能故障快速调试定位的方法及调试电路
CN102236065B (zh) * 2010-04-22 2015-07-01 上海华虹集成电路有限责任公司 芯片功能故障快速调试定位的方法及调试电路
GB2520724A (en) * 2013-11-29 2015-06-03 St Microelectronics Res & Dev Debug circuitry
US9804991B2 (en) 2015-03-03 2017-10-31 Qualcomm Incorporated High-frequency signal observations in electronic systems

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6570944B2 (en) * 2001-06-25 2003-05-27 Rambus Inc. Apparatus for data recovery in a synchronous chip-to-chip system
US5247292A (en) * 1987-09-30 1993-09-21 Nakamura Kiki Engineering Co. Ltd. Sensor signal transmission system
JP2723232B2 (ja) * 1987-09-30 1998-03-09 黒田精工株式会社 並列のセンサ信号の直列伝送方式
JPH0773219B2 (ja) * 1988-06-16 1995-08-02 富士通株式会社 並直列変換装置
CN1171094C (zh) * 1989-01-27 2004-10-13 松下电器产业株式会社 集成电路内部信号监控设备
JPH04350737A (ja) * 1991-05-29 1992-12-04 Nec Corp マイクロコンピュータ
JP3267401B2 (ja) * 1993-08-05 2002-03-18 株式会社東芝 半導体集積回路
US5455540A (en) * 1994-10-26 1995-10-03 Cypress Semiconductor Corp. Modified bang-bang phase detector with ternary output
US5717695A (en) * 1995-12-04 1998-02-10 Silicon Graphics, Inc. Output pin for selectively outputting one of a plurality of signals internal to a semiconductor chip according to a programmable register for diagnostics
JPH09319727A (ja) * 1996-05-31 1997-12-12 Hitachi Ltd データプロセッサ及びデータ処理システム
US5771240A (en) * 1996-11-14 1998-06-23 Hewlett-Packard Company Test systems for obtaining a sample-on-the-fly event trace for an integrated circuit with an integrated debug trigger apparatus and an external pulse pin
US5751735A (en) * 1996-11-14 1998-05-12 Hewlett-Packard Company Integrated debug trigger method and apparatus for an integrated circuit
JPH11122232A (ja) * 1997-10-17 1999-04-30 Fujitsu Ltd 位相検出回路及び位相検出回路を用いたタイミング抽出回路
JP2898957B1 (ja) * 1998-03-12 1999-06-02 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 位相比較回路
US6158030A (en) * 1998-08-21 2000-12-05 Micron Technology, Inc. System and method for aligning output signals in massively parallel testers and other electronic devices
US6218869B1 (en) * 1998-11-25 2001-04-17 Philips Electronics North America Corp. Pulse detector with double resolution
JP2000259441A (ja) 1999-03-09 2000-09-22 Nec Eng Ltd デバッグ回路
US6137850A (en) * 1999-08-18 2000-10-24 Hughes Electronics Corporation Digital bit synchronizer for low transition densities
JP4310878B2 (ja) * 2000-02-10 2009-08-12 ソニー株式会社 バスエミュレーション装置
US20020089348A1 (en) * 2000-10-02 2002-07-11 Martin Langhammer Programmable logic integrated circuit devices including dedicated processor components
JP4712183B2 (ja) * 2000-11-30 2011-06-29 富士通セミコンダクター株式会社 同期型半導体装置、及び試験システム
JP3708493B2 (ja) * 2001-05-18 2005-10-19 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント デバッグシステム、半導体集積回路、半導体集積回路のデバッグ方法、半導体集積回路のデバッグプログラム、及び半導体集積回路のデバッグプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4437881B2 (ja) * 2001-06-22 2010-03-24 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 デバッグサポートユニットを有するマイクロコントローラ
DE10214304B4 (de) * 2002-03-28 2004-10-21 Infineon Technologies Ag Verfahren und Vorrichtung zur Erzeugung zweier Signale mit einem vorbestimmten Abstand sich entsprechender Signalflanken zueinander
US7092472B2 (en) * 2003-09-16 2006-08-15 Rambus Inc. Data-level clock recovery

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008225804A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 半導体集積回路
JP2008170443A (ja) * 2008-01-18 2008-07-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd デバッグ用信号処理回路
JP2010032468A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Fujitsu Ltd 集積回路及びそのモニタ信号出力方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20080313499A1 (en) 2008-12-18
CN101604274A (zh) 2009-12-16
CN100568006C (zh) 2009-12-09
KR20060092182A (ko) 2006-08-22
TWI252321B (en) 2006-04-01
TW200521457A (en) 2005-07-01
KR20050028830A (ko) 2005-03-23
US20050066232A1 (en) 2005-03-24
JP4242741B2 (ja) 2009-03-25
US20080313517A1 (en) 2008-12-18
KR100657077B1 (ko) 2006-12-12
CN1598608A (zh) 2005-03-23
KR100950612B1 (ko) 2010-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080313517A1 (en) Debug circuit
US10657207B1 (en) Inter-cell bridge defect diagnosis
JP2003332443A (ja) 半導体集積回路とその設計支援装置およびテスト方法
JP2006220515A (ja) Jtag試験方式
US7228262B2 (en) Semiconductor integrated circuit verification system
JP4636989B2 (ja) 遅延解析装置、遅延解析方法、遅延解析プログラム、および記録媒体
US7168004B2 (en) Technique for testability of semiconductor integrated circuit
JP5292164B2 (ja) 故障診断方法および故障診断システム
US20220043062A1 (en) Bidirectional scan cells for single-path reversible scan chains
JP2008170443A (ja) デバッグ用信号処理回路
JP2005257366A (ja) 半導体回路装置及び半導体回路に関するスキャンテスト方法
US20050160336A1 (en) Semiconductor LSI circuit with scan circuit, scan circuit system, scanning test system and method
US20060001434A1 (en) Method of inspecting actual speed of semiconductor integrated circuit
JP4650928B2 (ja) スキャンフリップフロップ回路とこれを用いたスキャンテスト回路およびテスト設計手法
JPWO2008120389A1 (ja) メモリテスト回路、半導体集積回路およびメモリテスト方法
JP3573692B2 (ja) スキャンパス回路、スキャンパス回路の生成方法、および、そのプログラムを記録した記録媒体
JP5796404B2 (ja) 半導体回路及びテスト方法
JP2000259441A (ja) デバッグ回路
JP2008209210A (ja) テストパターン自動生成方法およびテストパターン自動生成プログラム
KR100345673B1 (ko) 자기 진단 가능한 집적 회로
JP2006064607A (ja) Icテスタ
JP2005140710A (ja) テストパターン生成方法
JP2006258654A (ja) テストシステム
JPH06347520A (ja) 遅延テスト方法
JP2007071713A (ja) 半導体集積回路の試験方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081225

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees