JP3573692B2 - スキャンパス回路、スキャンパス回路の生成方法、および、そのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

スキャンパス回路、スキャンパス回路の生成方法、および、そのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスキャンパス回路に関し、特に、テストモード時にスキャンシフト動作とキャプチャ動作とを交互に行うスキャンパス回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のスキャンパス回路は、順序回路におけるフリップフロップをスキャンフリップフロップと呼ばれるものに置き換えることでスキャンパスを構成し、テストパタン生成が困難である順序回路をテストパタン生成が容易な組み合わせ回路化してテストを行うために用いられている。
【0003】
このスキャンパス回路において、スキャンパスを構成する複数のスキャンフリップフロップは、通常動作モード時に、組み合わせ回路の入力信号または出力信号を出力または入力するフリップフロップとしてそれぞれ動作し、テストモード時に、スキャンイネーブル信号に対応してスキャンパスとしてスキャンシフト動作およびキャプチャ動作を交互にそれぞれ行う。このとき、スキャンシフト動作により、全てのスキャンフリップフロップのデータが外部からスキャンインされて直接設定され、同時に、全てのスキャンフリップフロップに設定されていたデータが外部にスキャンアウトされて直接観測される。また、キャプチャ動作により、スキャンフリップフロップは、1クロックサイクル動作し、スキャンシフト動作によりスキャンインされたデータを組み合わせ回路の入力信号とし且つ組み合わせ回路の出力信号をデータ入力して取り込む。
【0004】
このようなスキャンパス回路において、一般的に、スキャンシフト動作中のスキャンフリップフロップのデータにより、スキャンフリップフロップのセット/リセット信号がアクティブとなり、キャプチャ動作により設定されたデータがスキャンシフト動作中に破壊されることを防ぐ必要があり、また、キャプチャ動作中においても、キャプチャ動作によりスキャンフリップフロップが取り込んだデータにより、スキャンフリップフロップのセット/リセット信号が非同期にアクティブとなり、キャプチャ動作により設定されたデータが破壊されることを防ぐ必要があり、テストモード時には、スキャンフリップフロップのセット/リセット信号を常にインアクティブにする必要がある。
【0005】
このため、スキャンパス回路を利用する場合、記録媒体に記録されたスキャンパス回路およびテストパタンの生成用プログラムをコンピュータに実行させることにより、スキャンフリップフロップのセット/リセット端子を自動認識して、テストモード時にスキャンフリップフロップのセット/リセット信号をインアクティブ値に固定するゲート回路を挿入するツールが用意され、このツールによりゲート回路が挿入されたスキャンパス回路に対し、スキャンシフト動作により外部から設定したデータを元にしたテストパタンの自動生成が行われている。
【0006】
また、上述した従来のスキャンパス回路と異なる他の従来例として、キャプチャ動作によりスキャンフリップフロップが取り込んだ後のデータが他の影響を受けないようにして、スキャンフリップフロップのセット/リセット信号部のテストをするスキャンパス回路が提案されている。たとえば、図8は、特許番号第2550837号に開示されているスキャンパス回路を示すブロック図であり、図9は、この従来のスキャンパス回路の動作例を示すタイミング図である。
【0007】
図8を参照すると、この従来のスキャンパス回路は、制御信号生成回路70,スキャンスキャンフリップフロップ71,72と、ゲート回路73〜74,インバータ75,リセット信号生成回路76とを備える。
【0008】
制御信号生成回路70は、クロック信号,テストモード信号,スキャンイネーブル信号を入力し、図9に示されるように、テストモード時に3つのタイミング信号CL1,CL2,CTLを生成し、テストモード時にスキャンスキャンフリップフロップ71,72またはゲート回路73〜74を制御している。タイミング信号CL1,CL2は、立ち上がりタイミングがそれぞれ分離され、スキャンスキャンフリップフロップ71,72のデータ取り込みタイミングまたはデータ出力タイミングをそれぞれ示し、タイミング信号CTLは、キャプチャ動作時のタイミング信号CL1の立ち上がり前後のみ“1”になり、他の期間は全て“0”である。
【0009】
スキャンフリップフロップ71,72は、出力端子またはデータ入力端子に図示の組み合わせ回路76以外のテスト対象組み合わせ回路を出力端子またはデータ入力端子に接続し、通常動作モード時に、その入力信号または出力信号を出力または入力するフリップフロップとして、クロック信号と同相のタイミング信号CL1でそれぞれ動作し、テストモード時には、スキャンイネーブル信号に対応してスキャンパスとしてスキャンシフト動作およびキャプチャ動作を交互にそれぞれ行い、2つのタイミング信号CL1,CL2で動作し、タイミング信号CL1でデータを取り込み、取り込んだデータをタイミング信号CL2で出力する。
【0010】
ゲート回路73〜74は、スキャンフリップフロップ71,72のリセット端子を自動認識する自動生成ツールによりリセット信号生成回路76とスキャンフリップフロップ71,72との間に挿入されたゲート回路であり、リセット信号生成回路76の出力を入力しタイミング信号CTLによりゲート制御し、スキャンフリップフロップ71,72に出力する。また、インバータ75はタイミング信号CTLを反転出力する。
【0011】
リセット信号生成回路76は、テスト対象の組み合わせ回路であり、スキャンフリップフロップ71,72のリセット信号を生成し、ゲート回路73〜74に出力する。
【0012】
この従来のスキャンパス回路では、タイミング信号CTLまたはその反転信号を入力するゲート回路73〜74により、スキャンフリップフロップ71,72のリセット信号が、キャプチャ動作時のタイミング信号CL1の立ち上がり前後のみアクティブになり、スキャンシフト動作中はインアクティブになり、キャプチャ動作中のデータ出力のタイミング信号CL2でインアクティブになる。このため、テストモード時に、キャプチャ動作によりスキャンフリップフロップが取り込んだ後のデータが他の影響を受けないで、スキャンフリップフロップのセット/リセット部をテストすることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の一般的なスキャンパス回路において、テストモード時には、スキャンフリップフロップのセット/リセット端子に繋がっている組み合わせ回路からの信号は、インアクティブ値に固定する信号によって遮断され、スキャンフリップフロップのセット/リセット端子、およびセット/リセット端子に繋がっている組み合わせ回路のテストが不可能である。また、近年の回路の大規模化に伴い、スキャンパス回路ではテストが不可能な箇所も増え、その不可能となる箇所をテストするために手作業にてテストパタンを作成する工数が膨大となり、テストパタンを自動生成することが要求されている。
【0014】
また、この要求に応えるために、図8に示した従来のスキャンパス回路のように、キャプチャ動作によりスキャンフリップフロップが取り込んだ後のデータが他の影響を受けないで、スキャンフリップフロップのセット/リセット部のテストをすることが提案された。
【0015】
しかし、図8に示した従来のスキャンパス回路では、異なる位相の2相クロック信号により動作するスキャンフリップフロップを必要とし、単相クロック信号により動作するスキャンフリップフロップと比較して、スキャンパス回路の面積オーバーヘッドが大きくなるという欠点がある。また、テストモード時に、スキャンフリップフロップが2クロックサイクル単位で動作し、テスト時間が長いという問題もある。
【0016】
したがって、本発明の目的は、手作業にてテストパタンを作成する工数を削減し、且つ、スキャンパス回路の面積オーバーヘッドを小さくし、テスト時間を短縮することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明は、テストモード時にスキャンイネーブル信号に対応してスキャンパスとしてスキャンシフト動作およびキャプチャ動作を交互にそれぞれ行う複数のスキャンフリップフロップを備えるスキャンパス回路において、スキャンシフト動作時にスキャンフリップフロップの出力を取り込みキャプチャ動作時に保持し組み合わせ回路の入力信号として出力するレベルラッチを備えている。
【0018】
また、スキャンフリップフロップ間の出力端子とセット端子またはリセット端子との間に、前記レベルラッチ,前記組み合わせ回路と、この組み合わせ回路の出力を入力しキャプチャ動作時にゲート出力するゲート回路とを備えている。
【0019】
また、互いに位相の異なるクロック信号によりそれぞれ動作するスキャンフリップフロップ間の出力端子とデータ入力端子との間に、前記レベルラッチ,前記組み合わせ回路を備えている。
【0020】
また、テストモード時を示すテストモード信号および前記スキャンイネーブル信号に対応して前記レベルラッチのラッチイネーブル信号を生成するラッチイネーブル信号生成回路を備えている。
【0021】
また、前記ラッチイネーブル信号生成回路が、複数の前記レベルラッチを制御している。
【0022】
また、前記ラッチイネーブル信号生成回路が、前記スキャンイネーブル信号を入力し反転するインバータと、このインバータの出力および前記テストモード信号を入力し前記ラッチイネーブル信号を出力するゲート回路とを備えている。
【0023】
また、本発明は、テストモード時にスキャンイネーブル信号に対応してスキャンパスとしてスキャンシフト動作およびキャプチャ動作を交互にそれぞれ行う複数のスキャンフリップフロップを備えるスキャンパス回路の生成方法において、組み合わせ回路とスキャンフリップフロップのセット端子またはリセット端子との間に、前記組み合わせ回路の出力を入力しキャプチャ動作時にゲート出力するゲート回路をそれぞれ挿入し、挿入されたゲート回路に出力する前記組み合わせ回路の入力信号をそれぞれトレースし、これら入力信号を出力するスキャンフリップフロップをそれぞれリストアップし、リストアップされたスキャンフリップフロップと前記組み合わせ回路との間に、スキャンシフト動作時にスキャンフリップフロップの出力を取り込みキャプチャ動作時に保持し前記組み合わせ回路の入力信号として出力するレベルラッチをそれぞれ挿入し、これらレベルラッチのラッチイネーブル信号を生成するラッチイネーブル信号生成回路を挿入している。
【0024】
また、本発明は、テストモード時にスキャンイネーブル信号に対応してスキャンパスとしてスキャンシフト動作およびキャプチャ動作を交互にそれぞれ行う複数のスキャンフリップフロップを備えるスキャンパス回路の生成方法において、組み合わせ回路の入力信号をそれぞれトレースし、前記組み合わせ回路の出力信号をデータ入力するスキャンフリップフロップと異なる位相のクロック信号で動作し前記入力信号を出力するスキャンフリップフロップをそれぞれリストアップし、リストアップされたスキャンフリップフロップと前記組み合わせ回路との間に、スキャンシフト動作時にスキャンフリップフロップの出力を取り込みキャプチャ動作時に保持し前記組み合わせ回路の入力信号として出力するレベルラッチをそれぞれ挿入し、これらレベルラッチのラッチイネーブル信号を生成するラッチイネーブル信号生成回路を挿入している。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について図面を参照して説明する。図1は、本発明のスキャンパス回路の実施形態1を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施形態のスキャンパス回路は、組み合わせ回路20,インバータ21,ゲート回路22〜23,スキャンフリップフロップ30〜32,レベルラッチ41,ラッチイネーブル信号生成回路42とを備える。
【0026】
組み合わせ回路20は、テストモード時におけるテスト対象回路であり、レベルラッチ41の出力を入力してスキャンフリップフロップ31,32のリセット信号またはその反転信号を生成し、ゲート回路22,23に出力する。また、この組み合わせ回路20の入力信号は、被テスト回路によっては複数となる。
【0027】
インバータ21はスキャンイネーブル信号を反転出力し、ゲート回路22〜23は、組み合わせ回路20の出力を入力し、テストモード時のスキャンシフト動作およびキャプチャ動作を制御するスキャンイネーブル信号に対応してスキャンシフト動作時にインアクティブに固定しスキャンシフト動作時にゲート出力し、スキャンフリップフロップ31,32のリセット端子に出力する。このゲート回路22〜23は、スキャンパス回路を利用する場合、記録媒体に記録されたスキャンパス回路およびテストパタンの生成用プログラムをコンピュータに実行させることにより、スキャンフリップフロップのセット信号またはリセット信号をインアクティブ制御するため、スキャンフリップフロップのセット/リセット端子を自動認識して、挿入される。
【0028】
スキャンフリップフロップ30〜32は、出力端子またはデータ入力端子に図示の組み合わせ回路20以外のテスト対象組み合わせ回路を出力端子またはデータ入力端子に接続し、通常動作モード時に、その入力信号または出力信号を出力または入力するフリップフロップとしてそれぞれ動作し、テストモード時に、スキャンイネーブル信号に対応してスキャンパスとしてスキャンシフト動作およびキャプチャ動作を交互にそれぞれ行う。また、通常動作モード時も、テストモード時も、単相のクロック信号で動作する。ここで、スキャンフリップフロップ31,32は、リセットの極性の異なった2つのスキャンフリップフロップ例として示し、スキャンフリップフロップ30,31,32の内部構成または各端子機能などについては、当業者に周知であり、その詳細な説明は省略する。
【0029】
レベルラッチ41は、スキャンフリップフロップ30の出力を入力し、ラッチイネーブル信号により制御され、スキャンシフト動作時にスキャンフリップフロップの出力を取り込み、キャプチャ動作時に保持し、組み合わせ回路20の入力信号として出力する。この実施形態では、ラッチイネーブル信号が“1”の時は、入力端子に伝搬された信号をそのまま出力端子に出力し、“0”の時は、入力端子に伝搬された信号を出力端子に出力せずに、ラッチイネーブル信号に“1”が設定されていた時に伝搬させていた信号を出力端子に出力する。
【0030】
ラッチイネーブル信号生成回路42は、テストモード時を示すテストモード信号およびスキャンイネーブル信号に対応して、レベルラッチ41を制御するラッチイネーブル信号を生成する。さらに、このラッチイネーブル信号生成回路42は、インバータ43,ゲート回路44からなり、インバータ43は、スキャンイネーブル信号を入力し反転し、ゲート回路44は、インバータ43の出力およびテストモード信号を入力しラッチイネーブル信号を出力する。
【0031】
図2は、このラッチイネーブル信号生成回路42の入出力を説明するための説明図であり、テストモード信号,スキャンイネーブル信号が共に“0”または“1”であるとき、ラッチイネーブル信号は“1”となり、テストモード信号,スキャンイネーブル信号がが“1”,“0”であるとき、ラッチイネーブル信号は“0”となる。尚、テストモード信号,スキャンイネーブル信号が“0”,“1”となる入力組み合わせは許容されていない。
【0032】
図3は、本実施形態のスキャンパス回路の動作例を示すタイミング図である。次に、図3を参照して、本実施形態のスキャンパス回路の動作について説明する。
【0033】
図3に示されるように、このスキャンパス回路は、図2に示したテストモード信号,スキャンイネーブル信号の入力組み合わせにより制御される。
【0034】
テストモード信号,スキャンイネーブル信号が共に“0”である場合、スキャンパス回路は通常動作モードになり実装時の動作を行う。このとき、ラッチイネーブル信号は“1”となるため、スキャンフリップフロップ30から出力された信号がそのままレベルラッチ41の出力端子に伝搬され、後段の組み合わせ回路20に伝搬される。そして、ゲート回路22〜23は、スキャンイネーブル信号が“0”であることから、組み合わせ回路20からの信号をインアクティブ固定とせず、そのまま、スキャンフリップフロップ31,32のリセット端子R,RBに伝搬する。このため、本発明を適用しても、適用する以前の動作に影響を与えずに動作できる。
【0035】
次に、テストモード信号,スキャンイネーブル信号が“1”,“1”である場合、スキャンパス回路はテストモードになりスキャンシフト動作を行う。すなわち、クロック信号の立ち上がり変化の時点で、スキャンフリップフロップ30,31,32はスキャンイン端子から信号を取り込み出力端子にシフト出力する。
【0036】
このとき、ラッチイネーブル信号は“1”となり、スキャンフリップフロップ30から出力された信号がそのままレベルラッチ41の出力端子に伝搬され、後段の組み合わせ回路20に伝搬される。しかし、ゲート回路22,23は、スキャンイネーブル信号が“1”であることから、組み合わせ回路20からの信号をインアクティブ値“0”,“1”に固定し、スキャンフリップフロップ31,32のリセット端子R,RBに出力する。このため、キャプチャ動作によりスキャンフリップフロップ31,32に設定されたデータがシフト動作中に破壊されることを防止できる。
【0037】
次に、テストモード信号が“1”であり、スキャンイネーブル信号が1クロックサイクル期間“0”である場合、スキャンパス回路はテストモードになりキャプチャ動作を行う。すなわち、クロック信号の立ち上がり変化の時点でスキャンフリップフロップ30,31,32はデータ入力端子から信号を取り込む。
【0038】
このとき、ラッチイネーブル信号は“0”となり、キャプチャ動作に移る前のスキャンシフト動作時にスキャンフリップフロップ30に設定されたデータが、キャプチャ動作中レベルラッチ41に保持され、後段の組み合わせ回路20に伝搬し、この組み合わせ回路20からの信号が、キャプチャ動作時にインアクティブにマスクされることがなく、スキャンフリップフロップ31,32のリセット端子R,RBまで伝搬されるため、スキャンフリップフロップ31,32のリセット端子R,RB自身、およびリセット端子R,RBに繋がっている組み合わせ回路20のテストも可能となる。
【0039】
また、このキャプチャ動作自身によりスキャンフリップフロップ30に取り込まれたデータは、レベルラッチ41により後段の組み合わせ回路20に伝搬されず、キャプチャ動作時に、スキャンフリップフロップ31,32のリセット信号が非同期に生成されることを防止できる。
【0040】
上述のように、本実施形態のスキャンパス回路では、スキャンシフト動作時にスキャンフリップフロップに設定されたデータにより、スキャンフリップフロップのリセット端子自身、およびリセット端子に繋がっている組み合わせ回路を安定してテストでき、手作業にてテストパタンを作成する工数が削減されて、テスト費用が削減され、スキャンパステストの品質も向上する。また、スキャンフリップフロップが単相のクロック信号で動作し、スキャンパス回路の面積オーバーヘッドが小さくなり、テスト時間が短縮する。
【0041】
図4は、図1に示した実施形態1のスキャンパス回路の変形例を示すブロック図である。この変形例のスキャンパス回路は、図1に示したスキャンパス回路と比較すると、複数のレベルラッチ41を備え、組み合わせ回路20が複数のレベルラッチ41の出力を入力信号とし、レベルラッチイネーブル信号生成回路42が複数のレベルラッチ41を制御する点のみが異なる。各ブロックの構成および動作は、図1に示したスキャンパス回路と同じであるので、重複説明を省略する。
【0042】
この変形例のスキャンパス回路のように、複数のレベルラッチ41に対し、レベルラッチイネーブル信号生成回路42は、全体で1つでよく、スキャンパス回路の面積オーバーヘッドを少なくできる。
【0043】
なお、上述した実施形態1のスキャンパス回路またはその変形例では、スキャンフリップフロップ31,32がリセット端子付きである場合を示し説明したが、スキャンフリップフロップ31,32がセット端子付きである場合も、スキャンフリップフロップ31,32のセット端子自身、およびセット端子に繋がっている組み合わせ回路のテストも可能となることは明らかである。
【0044】
上述した実施形態1のスキャンパス回路およびテストパタンは、スキャンパス回路を利用する場合、記録媒体に記録されたスキャンパス回路およびテストパタンの生成用プログラムをコンピュータに実行させることにより、自動生成される。次に、このスキャンパス回路およびテストパタンの生成方法について図面を参照し説明する。図5は、上述した実施形態1のスキャンパス回路およびそのテストパタンの生成方法における手順例を示す流れ図である。
【0045】
まず、ステップA1で、回路内部のスキャンフリップフロップのセット/リセット端子をそれぞれトレースし、組み合わせ回路とスキャンフリップフロップのセット端子/リセット端子との間に、スキャンシフト動作時にインアクティブ値に固定するゲート回路をそれぞれ挿入する。
【0046】
ステップA2で、挿入された各ゲート回路に出力する組み合わせ回路の全入力信号をトレースし、これら入力信号を出力するスキャンフリップフロップをそれぞれリストアップする。ステップA3で、リストアップした各スキャンフリップフロップと後段の組み合わせ回路との間にレベルラッチをそれぞれ挿入し、ラッチイネーブル信号生成回路を挿入する。これらレベルラッチ,ラッチイネーブル信号生成回路は、予め用意して挿入しても良いし、ソフトマクロ化して挿入しても良い。
【0047】
その後、ステップA4で、レベルラッチ,ラッチイネーブル信号生成回路が挿入されたスキャンパス回路に対しテストパタン自動生成を行う。ここで、レベルラッチ41の役割は、通常動作モード時では入力端子に伝搬された信号をそのまま出力端子に出力し、テストモード時のキャプチャ動作の間に、シフト動作によりスキャンフリップフロップ30に設定された値を保持することである。このため、ATPG実行時は、レベルラッチ41をバッファモデルに置き換えてパタン生成を行う。このバッファモデルの置き換えは、既存のATPGツールにて行われ、また、レベルラッチ41のラッチイネーブル信号については、テストモード信号とスキャンイネーブル信号を入力信号とするため、新たに制御用パタンを追加する必要はない。
【0048】
従来、スキャンテストにて、スキャンフリップフロップのセット端子自身、およびセット端子に繋がっている組み合わせ回路をテストするため、手作業にてテストパタンを作成する工数が必要であった。しかし、本実施形態のスキャンパス回路およびテストパタンの自動生成により、ゲート回路21〜23,レベルラッチ41,ラッチイネーブル信号生成回路42が挿入されたスキャンパス回路が生成され、そのテストパタンが生成される。このため、手作業にてテストパタンを作成する工数が削減されて、テスト費用が削減され、スキャンテストの品質も向上する。
【0049】
図6は、本発明のスキャンパス回路の実施形態2を示すブロック図である。図6を参照すると、本実施形態のスキャンパス回路は、組み合わせ回路20,スキャンフリップフロップ30および34,レベルラッチ41,ラッチイネーブル信号生成回路42とを備える。図1に示したスキャンパス回路と比較すると、組み合わせ回路20,スキャンフリップフロップ34以外の各ブロック30,41,42の構成および動作は、図1に示したスキャンパス回路と同じであるので、重複説明を省略する。
【0050】
組み合わせ回路20は、テストモード時におけるテスト対象回路であり、レベルラッチ41の出力を入力してスキャンフリップフロップ34のデータ入力端子に出力に出力する。
【0051】
スキャンフリップフロップ34は、組み合わせ回路20の出力信号をデータ入力端子にデータ入力し、スキャンフリップフロップ30と異なり、クロック信号の立ち下がり変化の時点でフリップフロップ動作する。
【0052】
図7は、本実施形態のスキャンパス回路の動作例を示すタイミング図である。次に、図7を参照して、本実施形態のスキャンパス回路の動作について説明する。
【0053】
図7に示されるように、このスキャンパス回路は、図2に示したテストモード信号,スキャンイネーブル信号の入力組み合わせにより制御される。
【0054】
テストモード信号,スキャンイネーブル信号が共に“0”である場合、スキャンパス回路は通常動作モードになり実装時の動作を行う。このとき、ラッチイネーブル信号は“1”となるため、クロック信号の立ち上がり変化の時点でスキャンフリップフロップ30から出力された信号がそのままレベルラッチ41の出力端子に伝搬され、後段の組み合わせ回路20に伝搬され、スキャンフリップフロップ34のデータ入力端子に伝搬され、スキャンフリップフロップ34はクロック信号の立ち下がり変化の時点でフリップフロップ動作する。このため、本発明を適用しても、適用する以前の動作に影響を与えずに動作できる。
【0055】
次に、テストモード信号,スキャンイネーブル信号が“1”,“1”である場合、スキャンパス回路はテストモードになりスキャンシフト動作を行う。すなわち、スキャンフリップフロップ30は、クロック信号の立ち上がり変化の時点で、スキャンイン端子から信号を取り込み出力端子にシフト出力し、スキャンフリップフロップ34は、クロック信号の立ちさがり変化の時点で、スキャンイン端子から信号を取り込み出力端子にシフト出力する。
【0056】
このとき、ラッチイネーブル信号は“1”となり、クロック信号の立ち上がり変化の時点で、スキャンフリップフロップ30から出力された信号がそのままレベルラッチ41の出力端子に伝搬され、後段の組み合わせ回路20に伝搬され、組み合わせ回路20からの信号がスキャンフリップフロップ34のデータ入力端子に出力される。しかし、スキャンフリップフロップ34は、クロック信号の立ちさがり変化の時点で、データ入力端子から入力せず、キャプチャ動作によりスキャンフリップフロップ34に設定されたデータがシフト動作中に破壊されることはない。
【0057】
次に、テストモード信号が“1”であり、スキャンイネーブル信号が1クロックサイクル期間“0”である場合、スキャンパス回路はテストモードになりキャプチャ動作を行う。すなわち、クロック信号の立ち上がり変化の時点でスキャンフリップフロップ30はデータ入力端子から信号を取り込む。このとき、ラッチイネーブル信号は“0”であり、スキャンフリップフロップ30に取り込まれたデータは、レベルラッチ41により後段の組み合わせ回路20に伝搬されず、キャプチャ動作に移る前のスキャンシフト動作時にスキャンフリップフロップ30に設定されたデータが、キャプチャ動作中レベルラッチ41に保持され、後段の組み合わせ回路20に伝搬し、この組み合わせ回路20からの信号が、スキャンフリップフロップ34のデータ入力端子に伝搬され、クロック信号の立ち下がり変化の時点で、スキャンフリップフロップ34は、データ入力端子から信号を取り込み、組み合わせ回路20のテストも可能となる。
【0058】
従来は、スキャンフリップフロップ30,34のように、互いに位相の異なるクロック信号で動作するスキャンフリップフロップ間の組み合わせ回路をスキャンパステストすることが不可能であった。しかし、本実施形態のスキャンパス回路では、レベルラッチの挿入により、互いに位相の異なるクロック信号で動作するスキャンフリップフロップ間の組み合わせ回路も、スキャンパステストが可能となり、手作業にてテストパタンを作成する工数がさらに削減される。
【0059】
なお、本実施形態のスキャンパス回路およびそのテストパタンの自動生成が、たとえば、組み合わせ回路の入力信号をそれぞれトレースし、組み合わせ回路の出力信号をデータ入力するスキャンフリップフロップと異なる位相のクロック信号で動作し入力信号を出力するスキャンフリップフロップをそれぞれリストアップし、リストアップされた各スキャンフリップフロップと組み合わせ回路との間にレベルラッチをそれぞれ挿入し、ラッチイネーブル信号生成回路を挿入することにより、実現できることは明らかである。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるスキャンパス回路は、レベルラッチの挿入により、スキャンフリップフロップのリセット端子自身、およびリセット端子に繋がっている組み合わせ回路を安定してスキャンパステストでき、手作業にてテストパタンを作成する工数が削減され、且つ、スキャンパス回路の面積オーバーヘッドが小さくなり、テスト時間が短縮する。
【0061】
また、従来、互いに位相の異なるクロック信号で動作するスキャンフリップフロップ間の組み合わせ回路をスキャンパステストすることが不可能であったが、本発明のスキャンパス回路では、レベルラッチの挿入により、スキャンパステストが可能となり、手作業にてテストパタンを作成する工数がさらに削減される。
【0062】
さらには、手作業にてテストパタンを作成する工数が大きく削減されるため、テスト費用が大きく削減され、スキャンパステストの品質も著しく向上するなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスキャンパス回路の実施形態1を示すブロック図である。
【図2】図1のスキャンパス回路におけるラッチイネーブル信号生成回路42の入出力を説明するための説明図である。
【図3】図1のスキャンパス回路の動作例を示すタイミング図である。
【図4】図1のスキャンパス回路の変形例を示すブロック図である。
【図5】実施形態1のスキャンパス回路およびそのテストパタンの生成方法における手順例を示す流れ図である。
【図6】本発明のスキャンパス回路の実施形態2を示すブロック図である。
【図7】図6のスキャンパス回路の動作例を示すタイミング図である。
【図8】従来のスキャンパス回路の例を示すブロック図である。
【図9】図8のスキャンパス回路の動作例を示すタイミング図である。
【符号の説明】
20 組み合わせ回路
21,43,75 インバータ
22〜23,44,73〜74 ゲート回路
30〜32,34,71〜72 スキャンフリップフロップ
41 レベルラッチ
42 ラッチイネーブル信号生成回路
70 制御信号生成回路
76 リセット信号生成回路
A1〜A4 ステップ

Claims (10)

  1. テストモード時にスキャンイネーブル信号に対応してスキャンパスとしてスキャンシフト動作およびキャプチャ動作を交互にそれぞれ行う複数のスキャンフリップフロップを備えるスキャンパス回路において、スキャンシフト動作時にスキャンフリップフロップの出力を取り込みキャプチャ動作時に保持し組み合わせ回路の入力信号として出力するレベルラッチを備えることを特徴とするスキャンパス回路。
  2. スキャンフリップフロップ間の出力端子とセット端子またはリセット端子との間に、前記レベルラッチ,前記組み合わせ回路と、この組み合わせ回路の出力を入力しキャプチャ動作時にゲート出力するゲート回路とを備える、請求項1記載のスキャンパス回路。
  3. 互いに位相の異なるクロック信号によりそれぞれ動作するスキャンフリップフロップ間の出力端子とデータ入力端子との間に、前記レベルラッチ,前記組み合わせ回路を備える、請求項1記載のスキャンパス回路。
  4. テストモード時を示すテストモード信号および前記スキャンイネーブル信号に対応して前記レベルラッチのラッチイネーブル信号を生成するラッチイネーブル信号生成回路を備える、請求項2,3記載のスキャンパス回路。
  5. 前記ラッチイネーブル信号生成回路が、複数の前記レベルラッチを制御する、請求項4記載のスキャンパス回路。
  6. 前記ラッチイネーブル信号生成回路が、前記スキャンイネーブル信号を入力し反転するインバータと、このインバータの出力および前記テストモード信号を入力し前記ラッチイネーブル信号を出力するゲート回路とを備える請求項4または5記載のスキャンパス回路。
  7. ストモード時にスキャンイネーブル信号に対応してスキャンパスとしてスキャンシフト動作およびキャプチャ動作を交互にそれぞれ行う複数のスキャンフリップフロップを備えるスキャンパス回路の生成方法において、スキャンフリップフロップのセット端子またはリセット端子をそれぞれトレースし、組み合わせ回路とスキャンフリップフロップのセット端子またはリセット端子との間に、前記組み合わせ回路の出力を入力しキャプチャ動作時にゲート出力するゲート回路をそれぞれ挿入し、挿入された各ゲート回路に出力する前記組み合わせ回路の入力信号をそれぞれトレースし、これら入力信号を出力するスキャンフリップフロップをそれぞれリストアップし、リストアップされた各スキャンフリップフロップと前記組み合わせ回路との間に、スキャンシフト動作時にスキャンフリップフロップの出力を取り込みキャプチャ動作時に保持し前記組み合わせ回路の入力信号として出力するレベルラッチをそれぞれ挿入し、これらレベルラッチのラッチイネーブル信号を生成するラッチイネーブル信号生成回路を挿入することを特徴とする、スキャンパス回路の生成方法。
  8. ストモード時にスキャンイネーブル信号に対応してスキャンパスとしてスキャンシフト動作およびキャプチャ動作を交互にそれぞれ行う複数のスキャンフリップフロップを備えるスキャンパス回路の生成方法において、組み合わせ回路の入力信号をそれぞれトレースし、前記組み合わせ回路の出力信号をデータ入力するスキャンフリップフロップと異なる位相のクロック信号で動作し前記入力信号を出力するスキャンフリップフロップをそれぞれリストアップし、リストアップされた各スキャンフリップフロップと前記組み合わせ回路との間に、スキャンシフト動作時にスキャンフリップフロップの出力を取り込みキャプチャ動作時に保持し前記組み合わせ回路の入力信号として出力するレベルラッチをそれぞれ挿入し、これらレベルラッチのラッチイネーブル信号を生成するラッチイネーブル信号生成回路を挿入することを特徴とする、スキャンパス回路の生成方法。
  9. ストモード時にスキャンイネーブル信号に対応してスキャンパスとしてスキャンシフト動作およびキャプチャ動作を交互にそれぞれ行う複数のスキャンフリップフロップを備えるスキャンパス回路の生成処理をコンピュータに実行させる、スキャンパス回路の生成用プログラムを記録した記録媒体において、スキャンフリップフロップのセット端子またはリセット端子をそれぞれトレースし、組み合わせ回路とスキャンフリップフロップのセット端子またはリセット端子との間に、前記組み合わせ回路の出力を入力しキャプチャ動作時にゲート出力するゲート回路をそれぞれ挿入し、挿入された各ゲート回路に出力する前記組み合わせ回路の入力信号をそれぞれトレースし、これら入力信号を出力するスキャンフリップフロップをそれぞれリストアップし、リストアップされた各スキャンフリップフロップと前記組み合わせ回路との間に、スキャンシフト動作時にスキャンフリップフロップの出力を取り込みキャプチャ動作時に保持し前記組み合わせ回路の入力信号として出力するレベルラッチをそれぞれ挿入し、これらレベルラッチのラッチイネーブル信号を生成するラッチイネーブル信号生成回路を挿入することを特徴とする、スキャンパス回路の生成用プログラムを記録した記録媒体。
  10. ストモード時にスキャンイネーブル信号に対応してスキャンパスとしてスキャンシフト動作およびキャプチャ動作を交互にそれぞれ行う複数のスキャンフリップフロップを備えるスキャンパス回路の生成処理をコンピュータに実行させる、スキャンパス回路の生成用プログラムを記録した記録媒体において、組み合わせ回路の入力信号をそれぞれトレースし、前記組み合わせ回路の出力信号をデータ入力するスキャンフリップフロップと異なる位相のクロック信号で動作し前記入力信号を出力するスキャンフリップフロップをそれぞれリストアップし、リストアップされた各スキャンフリップフロップと前記組み合わせ回路との間に、スキャンシフト動作時にスキャンフリップフロップの出力を取り込みキャプチャ動作時に保持し前記組み合わせ回路の入力信号として出力するレベルラッチをそれぞれ挿入し、これらレベルラッチのラッチイネーブル信号を生成するラッチイネーブル信号生成回路を挿入することを特徴とする、スキャンパス回路の生成用プログラムを記録した記録媒体。
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